説明

生命危機検知装置

【課題】人やペットが生命の危機に関わる可能性がある状態であるか否かを監視する装置を提供する。
【解決手段】赤外線の変化量を検知するセンサから検出した変化量に変化があった場合人やペットが存在すると判断し、赤外線の量を検知するセンサから検出した赤外線の量が所定の値以下になるまで当該の人やペットが存在し続けると判断し経過時間を監視し、経過時間が所定の時間を超えた時に当該の人やペットが生命の危機に関わる可能性がある状態であると判断し、更に人やペットが存在すると判断している間二酸化炭素濃度を検知するセンサからの二酸化炭素濃度を監視し、二酸化炭素濃度が所定の濃度以下になった時に当該の人やペットが生命の危機に関わる可能性がある状態であると判断することを特徴とする装置である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人やペットが生命の危機に関わる可能性がある状態であるか否かを監視する装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、人やペットの状態を監視する装置は存在していた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
解決しようとする問題点は以下の通りである。
(イ)人やペットに対して非接触による方法で、生命の危機に関わる可能性がある状態であるか否かを判断することが困難である。
(ロ)人やペットに対して1つのセンサによる方法では、生命の危機に関わる可能性がある状態であるか否かを判断することが困難である。
(ハ)人やペットが生命の危機に関わる可能性がある状態であるか否かを判断するのに時間を要する。
(ニ)人やペットが生命の危機に関わる可能性がある状態であるか否かの判断の精度が低い。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
赤外線の変化量を検知するセンサから検出した変化量に変化があった場合人やペットが存在すると判断し、赤外線の量を検知するセンサから検出した赤外線の量が所定の値以下になるまで当該の人やペットが存在し続けると判断し経過時間を監視し、経過時間が所定の時間を超えた時に当該の人やペットが生命の危機に関わる可能性がある状態であると判断することを特徴とする装置である。
【0005】
更に前記の赤外線の変化量を検知するセンサと赤外線の量を検知するセンサからの検出値から人やペットが存在すると判断している間、二酸化炭素濃度を検知するセンサからの二酸化炭素濃度を監視し、二酸化炭素濃度が所定の濃度以下になった時に当該の人やペットが生命の危機に関わる可能性がある状態であると判断することを特徴とする装置である。
【発明の効果】
【0006】
人やペットに対して非接触による方法で、生命の危機に関わる可能性がある状態であるか否かを短時間に高い精度で判断することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】図1は人やペットとセンサ類を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)人やペット(1)が存在している。
(ロ)赤外線の変化量を検知するセンサ(2)と赤外線の量を検知するセンサ(3)が置かれている。
(ハ)更に、二酸化炭素濃度を検知するセンサ(4)が置かれている。
以上の構成よりなっている。
【0009】
赤外線の変化量を検知するセンサ(2)と赤外線の量を検知するセンサ(3)から検出した情報から人やペット(1)が存在していると判断している間経過時間を監視し、経過時間が所定の時間を超えた時に人やペット(1)の生命の危機に関わる可能性がある状態であると判断する。
【0010】
赤外線の変化量を検知するセンサ(2)と赤外線の量を検知するセンサ(3)から検出した情報から人やペット(1)が存在していることを認識している間二酸化炭素濃度を検知するセンサー(4)から検出した二酸化炭素濃度を監視し、二酸化炭素濃度が所定の濃度以下になった時に生命の危機に関わる可能性がある状態であると判断する。
【符号の説明】
【0011】
1 は人やペット
2 は赤外線の変化量を検知するセンサ
3 は赤外線の量を検知センサ
4 は二酸化炭素濃度を検知するセンサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
赤外線の変化量を検知するセンサから検出した変化量に変化があった場合人やペットが存在すると判断し、赤外線の量を検知するセンサから検出した赤外線の量が所定の値以下になるまで経過時間を監視し、経過時間が所定の時間を超えた時に当該の人やペットが生命の危機に関わる可能性がある状態であると判断することを特徴とする装置。
【請求項2】
請求項1記載において、人やペットが存在すると判断している間、二酸化炭素濃度を検知するセンサからの二酸化炭素濃度を監視し、二酸化炭素濃度が所定の濃度以下になった時に当該の人やペットが生命の危機に関わる可能性がある状態であると判断することを特徴とする装置。

【図1】
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【公開番号】特開2012−73989(P2012−73989A)
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−234035(P2010−234035)
【出願日】平成22年9月29日(2010.9.29)
【出願人】(509295583)
【Fターム(参考)】