説明

産業人材の継続的能力開発システム

【課題】学生・求職者・社員は、企業の要求するスキル等を備えた人材像へとスキルアップを確実に図れ、産業人材が生涯にわたって継続的に教育を受けられる環境を構築する。
【解決手段】人材管理データベースサーバ装置2とスキルデータベースサーバ装置3、アプリケーションサーバ装置4、Webサーバ装置5とからなり、人材管理データベース装置2には、学習履歴情報テーブル20と、個人基本情報テーブル21及び、学習に応じた個人評価情報テーブル22が備わる。スキルデータベースサーバ装置3には、必要スキルを習得するための情報が記録される必要知識情報テーブル30と、履修した講座の内容に対する達成度評価の情報が記録される履修結果情報テーブル31、講座情報テーブル32が備わる。学習履歴検索手段41は、端末機7からの学習履歴情報Rの検索要求に応答して、学習履歴情報テーブル20から検索対象の学習履歴情報Rが送信自在である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、産業人材の継続的能力開発システムに関し、さらに言えば、企業や社会が求める人材を目指して、産業人材が生涯にわたって継続的に教育を受けられる環境を構築する産業人材の継続的能力開発システムの技術分野に属するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、情報化・グローバル化に伴う急激な社会構造の変化と価値の多様化が進むと共に、技術の高精度化や高信頼化・ハイスピード化も求められてきている。このような中で、企業や社会が求める人材像や価値観は変化してきているにも拘わらず、雇用・就労環境のミスマッチが生じている。
【0003】
ここで、前記背景の下、例えば特開2002−133048号公報には、人材管理サーバに、人材派遣業者への就職の内定期間にある者に関する情報である内定者情報と、前記人材派遣業者の被雇用者であって派遣社員として登録されている者に関する情報である派遣社員情報と、過去に前記派遣社員であった者に関する情報である退職後情報と、を記憶するとともに、前記人材管理サーバは、前記派遣社員であった者については、前記被雇用者でなくなった後も、前記退職後情報を更新することにより、その状況を把握できるようになっていることを特徴とする人材管理システムが開示されている。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の産業人材の継続的能力開発システムの構成ブロック図を含む説明図である。
【図2】人材管理データベースサーバ装置とスキルデータベースサーバ装置への入力データの一実施形態を示した説明図である。
【図3】本継続的能力開発システムのメインメニュー画面を示した説明図である。
【図4】本継続的能力開発システムの個人履修情報画面の一実施形態を示した説明図である。
【図5】本継続的能力開発システムの異なる個人履修情報画面の一実施形態を示した説明図である。
【図6】本継続的能力開発システムの異なる個人履修情報画面の一実施形態を示した説明図である。
【図7】本継続的能力開発システムのキャリア情報画面の一実施形態を示した説明図である。
【図8】本継続的能力開発システムのスキルマトリックス画面の一実施形態を示した説明図である。
【図9】本継続的能力開発システムの講座情報照会画面の一実施形態を示した説明図である。
【図10】本継続的能力開発システムの求人情報画面の一実施形態を示した説明図である。
【図11】本継続的能力開発システムの査定(融資)情報画面の一実施形態を示した説明図である。
【図12】本継続的能力開発システムの初期登録処理を示した業務フロー図である。
【図13】本継続的能力開発システムの講座情報の登録処理を示した業務フロー図である。
【図14】本継続的能力開発システムの学習の立て方を示した業務フロー図である。
【図15】本継続的能力開発システムの受講結果達成度評価の確認処理を示した業務フロー図である。
【図16】本継続的能力開発システムの人材の検索処理を示した業務フロー図である。
【図17】本継続的能力開発システムの人材の情報提供処理を示した業務フロー図である。
【図18】本継続的能力開発システムの学習履歴に基づく融資処理を示した業務フロー図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0038】
本発明の産業人材の継続的能力開発システムの好適な実施形態を、以下図面にしたがって説明する。なお、本請求項1〜12記載の発明に関する実施の形態は共通しているので、以下のとおり一括して説明する。
【0039】
図1は、本発明の産業人材の継続的能力開発システムの基本的な構成を示している。この継続的能力開発システムは、端末機7からの照会に応じてインターネット1に接続自在な学生や社会人等の産業人材Pの継続的能力開発に関するコンピュータシステムである。
【0040】
前記端末機7での照会に際して、接触型ICカード60や非接触型ICカード61、USB接続型ICカード62、非接触ICチップ内蔵型の携帯電話機72等により、本人確認する形態で好適に実施される。すなわち、端末機7で読取り可能な前記のICカード60、61、62(又はICチップ内蔵型携帯電話機72)を当該端末機7に接続し、パスワードやIDコード等を入力して、本人であることが確認された後、下記の人材管理データベース装置2やスキルデータベースサーバ装置3にアクセスできるものである。なお、前記端末機7としては、パーソナルコンピュータ70のほか、携帯端末機71、携帯電話機72、ゲーム装置73を広く含む。端末機7には表示部8(ディスプレイ)が備え付けられている。
【0041】
本システムの基本構成は、前記図1に示したように、学生や社会人といった産業人材Pの個人情報に関するデータベースを記録管理する人材管理データベースサーバ装置2と、産業人材Pのスキルに関するデータベースを記録管理するスキルデータベースサーバ装置3と、学習履歴の管理業務を行なうアプリケーションサーバ装置4と、インターネット1に接続するファイヤーウォールを含むWebサーバ装置5の機能ブロックから成る。これら機能ブロックは、ハードウェアとソフトウェアとの組み合せからなり、ハードウェア的にはコンピュータのCPUをはじめとする各素子と、ソフトウェア的にはデータ処理機能のあるプログラムとの組み合せによって実現されている。
【0042】
前記の人材管理データベース装置2には、産業人材たる学生や社会人Pの学習の履歴が記録される学習履歴情報テーブル20と、個人の基本情報が記録される個人基本情報テーブル21及び、学習に応じた個人の評価が記録される個人評価情報テーブル22が備えられている。前記の個人基本情報テーブル21には、氏名・住所・学歴・職歴等が記録され、個人評価情報テーブル22には、学歴の評価・職歴の評価・業種の評価・資格の評価等が記録される。
【0043】
また、前記スキルデータベースサーバ装置3には、必要なスキルを習得するための研修モデルがレベル単位に記録される必要知識情報テーブル30と、履修した講座の内容に対する達成度評価の情報が記録される履修結果情報テーブル31及び、体系化された講座の情報が記録される講座情報テーブル32が備えられている。講座情報テーブル32は、講座の明細情報のほか実施情報・テスト情報・提供機関情報等が記録される。
【0044】
さらに、このスキルデータベースサーバ装置3には、職種毎の情報が記録される職業情報テーブル33と、教育機関Tの情報が記録される教育機関情報テーブル34が備えられている。また、職種に応じた年収9が提示される年収情報データベース35が備えられており、その職種毎の年収9の情報が、後述する融資供給者Yによる融資額9aの決定に供される。加えて、企業Tが必要とする産業人材Pのスキルと当該スキルに対応する金額9が提示される求人情報テーブル36が備えられている。
【0045】
なお、上記の人材管理データベース装置2とスキルデータベースサーバ装置3の各テーブルに入力される情報源としては、図2に示したような「企業」、「学生」(21)、「受講」(20)、「成績」(22)や、「講座・講義」(32)、「教育機関」(34)、「知識」、「職種毎必要知識」(30)、「職種」(33)・・・といった情報が、端末機7を通じて入力される。
【0046】
次に、前記アプリケーションサーバ装置4には、学習管理手段40と学習履歴検索手段41、行動予測送信手段42、及び利用者登録手段43、講座情報送信手段44、並びに求人情報検索手段45、将来性予測送信手段46が備えられている。前記の利用者登録手段43は、産業人材たる学生や社会人Pが行う端末機7からの利用申込要求信号に応答して、個人基本情報テーブル21に利用者登録する。また、講座情報送信手段44は、端末機7からの講座情報の検索要求に応答して、講座情報テーブル32に記録されている講座の情報から学生・社会人P等が必要とされる講座情報を、個人基本情報テーブル21に記録されている情報から読み出して送信するものである。
【0047】
学習管理手段40は、端末機7からの学習単位の評価情報の保管要求に応答して評価情報の送信を受付け、前記必要知識情報テーブル30に保管されている体系化された必要知識項目と、産業人材Pの個人基本情報テーブル21と学習履歴情報テーブル20の情報より成る産業人材Pの学習レベルに応じた達成度を前記個人評価情報テーブル22と履修結果情報テーブル31に記録するものである。
【0048】
そして、学習履歴検索手段41は、端末機7からの学習履歴情報Rの検索要求に応答して、前記学習履歴情報テーブル20から検索対象の学習履歴情報Rを、産業人材Pの個人評価情報テーブル22の内容と結合させて読み出し送信するように構成されている。
【0049】
行動予測送信手段42は、端末機7からの行動予測の検索要求に応答して、必要知識情報テーブル30と履修結果情報テーブル31と講座情報テーブル32、及び個人基本情報テーブル21と個人評価情報テーブル22の各情報を結合させモデル化した行動予測情報を読み出して送信するものである。
【0050】
求人情報検索手段45は、端末機7からの求人情報の検索要求に応答して、前記求人情報テーブル36から検索対象の求人情報を、必要知識情報テーブル30や履修結果情報テーブル31の内容と結合させて送信自在となっている。
【0051】
将来性予測送信手段46は、端末機7からの将来性予測の検索要求に応答して、スキルデータベースサーバ装置3の必要知識情報テーブル30と求人情報テーブル36と人材管理データベースサーバ装置2の個人基本情報テーブル21の各情報を結合させモデル化した将来性予測情報を送信するように構成されているものである。
【0052】
なお、前記のように記録管理されるデータは、常に最新のデータとして人材管理データベースサーバ装置2とスキルデータベースサーバ装置3に記録管理される。
【0053】
そして、前記必要知識情報テーブル30では、職種・専門分野や専攻・学年単位のスキルを習得するための研修モデルたる研修ロードマップがレベル単位に記録され、その内容を端末機7からの照会に応じて当該端末機7に接続された表示部8にマトリックス形式Mで表示させることができる(図4、図5、図8参照)。
【0054】
以下に、上述した当該産業人材の継続的能力開発システムを産業人材たる学生や社会人Pが端末機7を操作して学習履歴等を表示させて検索・閲覧する方法を、表示部8に表示される操作結果画面を用いて説明する(図3〜図10)。人事担当者(教育機関)Tの操作結果画面も同様に実施される。また、本システムは、学習履歴等に基づいて融資を行うことができるものである(図11)が、後述する。
【0055】
学生Pは、ICカード60(61、62)(「学習履歴カード」ということがある。)を、端末機7に接続して、WWWブラウザを起動してインターネット1に接続し、「産業人材育成システム」と表示された本システムのホームページにアクセスする。図示を省略したログイン画面で、予め登録されているID(後述)を取得する。そうすると、図3に示したメインメニュー画面8Aが表示される。
【0056】
図3のメインメニュー画面8Aでは、学生・社会人P(産業人材)である「○○○○さん」(仮称)の「個人履修情報」80と「キャリア情報」81、「スキルマトリックス」82、「講座情報照会」83の4つの項目が選択自在に表示されている。
【0057】
前記図3のメインメニュー画面8Aで、「個人履修情報」80を選択すると、図4の表示画面8Bが表示され、学生Pは、自分の現状のスキルを把握することができる。すなわち、キャリアレベルmが「レベル2」と設定されている現況下で、職種a(図示例では「QAスペシャリスト」)や専門分野b(図示例では「組み込みシステム開発」)のサブカテゴリーc、コンポーネントdに応じた学ぶべき知識項目eが下段の講座一覧fや知識項目概要n(図5参照)と共に自動的に表示される。また、学生Pの必要レベルgが星印の数の多少で表示され、且つスキル習熟度kがパーセンテージでグラフ表示されるので、自分の現状のスキルを簡便且つ迅速に把握できる。よって、学生Pの個人特有の「弱み強み」を一目で確認することができ、当該情報により必要なスキルとのギャップを確認し目的を達成するための学習計画を立てることが可能となる。
【0058】
図4の下方に表示された講座一覧fは、同図の上方図示例で、選択した符号hの項目、すなわちサブカテゴリーcが「電子回路・設計等」、コンポーネントdが「電子回路」、知識項目eが「半導体の基礎」における当該知識項目eに関連する講座の一覧が表示されているものである。それには、講座名f−1、提供機関f−2、講座形態f−3、パーセンテージ表示の受講結果f−4などが表示され、これにより学生Pは自分の補強すべきウィークポイントを把握することができる。そして、この講座一覧fの中から所望する講座の項目を選択することにより、講座の申し込み画面(図示は省略)で所望講座を申し込むことができる。
【0059】
また、図5に示した表示画面8Cの下段では、前記符号hで示した項目の知識項目eの概要を知ることができる。例えば、符号n−1で示した「新生半導体と不純物半導体」や、符号n−2で示した「基本的な半導体素子の動作や特性。また増幅回路や発信回路・・・」のように、該当項目hの知識項目eの内容が詳細に表示される。
【0060】
さらに、図6に示した表示画面8Dにより、自分の学習履歴Rを確認することができる。つまり、これまでに受講した講座の受講年月日や、講座名f―1、提供機関f−2、受講形態f−3と、点数で表示される成績f−5や、A・B・C・Dで表示される評価f−6を講座単位で確認することができる。そして、同図6の下段の「章ごとの成績」jによって、より詳細に学習履歴を知ることができる。同下段図では、上段に表示された符号hに係る「電子回路の基礎」f−1の講座における章ごとの成績が、事前テスト成績、受講中テスト成績、事後テスト成績の3段階で、各々正解率のパーセンテージ表示で示される。例えば、符号j−1のように「第4章 ネットワークサービス 60%→88%→100%」や、符号j−2のように「第11章 バックアップとリカバリ 60%→88%→100%」と表示されており、学習計画をしっかりと立てることができる。
【0061】
図7は、上記図3の表示画面8Aで「キャリア情報」81を選択した一表示画面8Eを示している。各業種の職種aがスキル習熟度kを示すグラフ付で表示される。職種aごとに、経験年数pや経験機関qと、スキル習熟度kが上段に示され、下段左には履修スキル情報s、下段右にはキャリア情報rが各々示されている。図示例の履修スキル情報sでは、上段のスキルaが「QAスペシャリスト」の場合のスキル情報が、必要なレベル値に対する達成レベル値として、数値等で表示されている。キャリア情報rでは、同じく「QAスペシャリスト」aの場合のキャリアとして、勤務社名、経験年数、スキルの内容が示されており、学生Pはこれによって業種ごとの経験を確認でき、またどのような職種aに対応可能か否かを確認することができる。
【0062】
図8は、図3の表示画面8Aで「スキルマトリックス」82の項目を選択した結果表示された「スキルマトリックス」の一表示画面8Fを示している。この「スキルマトリックス」では、縦軸に職種a、横軸に知識項目eが表示されており、それぞれの必要なスキルレベルを星印wの数の多少で表示しているので、目指したい職種単位の必要な知識項目eを一目で確認することができる。具体的には、同図において、コンポーネントdが「電子回路」で、サブカテゴリーd’が「電子回路・設計」のスキルマトリックスが掲げられている。そして、職種aと専門分野tに対応した知識項目eの重要度が星印wで表示されている。
【0063】
図9は、上記図3の表示画面8Aで「講座情報照会」83を選択した一表示画面8Gを示している。「スキル項目」uとして、「サブカテゴリー」「コンポーネント」「知識項目」の検索内容を各々選択し、「人材項目」として、「職種」「専門分野」「キャリアレベル」の検索内容を各々選択し、「その他」yとして、「提供機関」等の検索内容を選択した後、中央の「検索」iの項目を選択して検索する。すると、同図下段のような講座情報の一覧表でなる検索結果情報zが表示される。したがって、前記図4のように表示される講座一覧fからの講座申し込みとは別に、この検索結果情報zで示された講座情報の中から、学生Pは自分に最適な講座を確実に見つけ出すことができる。そして、図示を省略した該当講座の申し込み画面で、必要な講座を申し込んで実際に受講することにより、効率よくスキルギャップを埋めることができる。また、受講後の情報は学習履歴情報Rに反映され(図4、図6参照)、学生Pは講座単位の学習達成度を確認することができる。
【0064】
次に、人材担当者(企業)T用の操作画面について説明する(図示は省略)。この場合、前記学生P用の操作画面における「キャリア情報」81が「部門情報」とされる。その部門情報としては、各部署毎の平均スキル習熟度がパーセンテージで表示されると共に、社員個人(P)のスキル習熟度がやはりパーセンテージで表示されるので、個別的な習熟度を正確に知ることができる。前記図7に示したキャリア情報の画面8Eでは、業種毎のすべてと職種aがスキル習熟度kを示すグラフ付で表示されるので、対象の業務に対しての社員個人(P)のキャリアを、一目で確認することができる。かくして、人材担当者Tは、講座単位の学習者の達成度や必要な産業人材Pを確認することができる。そして、人材担当者Tは、本システムを利用して、スキルマトリックスにより職種単位・知識項目単位に産業人材Pを検索できる(後述参照)。
【0065】
図10は、異なる態様の求人情報の表示画面8Hを示している。企業Tの人材担当者による求人情報が求人情報テーブル36に記録されているので、学生や社会人P(産業人材)の学習履歴とスキルデータをマトリックス形式表示Mで確認でき、最適な形で求人情報を取得することができる。すなわち、検索する者は、当該表示画面8Hの上方に表示された項目を入力する。「業種」Aの項目を入力するには右端のプルダウンメニューから選択して埋めることができ、隣りの「職種」aの項目も同様に埋める。また、「必要知識」A−2の項目や「場所」(企業所在地)A−4の項目も、各右端のプルダウンメニューから選択して埋めることができる。そして、「年齢」A−3の条件では適合する年齢の上限と下限の数字を入力する。最後に、「年収」9の項目で、希望する年収の上限と下限の数字を入力する。しかる後、検索のボタンi−2を押下する。そうすると、例えば50件がヒットした図示例のように、該当する業種A、職種aの企業名T、その場所A−4、年齢A−3と年収9が一覧表示される。
【0066】
かかるデータにより、産業人材Pは、企業Tが求める職種a単位毎の年収9等の重要情報を知ることができる。また、企業Tは自社及び他社の有効な求人情報を入手でき、銀行等の融資供給者Yにとっては、現在の各企業Tが求めている産業人材Pの前記職種aに応じた希望年齢A−3、場所A−4、年収9等の情報を効率よく把握できる。
【0067】
図11は、査定情報の表示画面8Jを示している。例えば、融資供給者Yは、当該表示画面8Jの上方に表示された項目を入力する。すなわち、「業種」A、「職種」a、「場所」A−4、「年齢」A−3の項目に、産業人材Pが提出してきた融資申込書のデータを入力する。そして、「表示」のボタンi−3を押下すると、年収9が表示される。年収9は平均年収のほか、最低年収と最高年収も併記される。また、同図々示例の下方にあるように、特定の業種Aにおける職種aに応じた年収9も棒グラフで表示されると共に、特定の業種Aにおける職種aに応じた求人の割合がパーセンテージで表示される。
したがって、この表示画面8Jにより銀行等の融資供給者Yは、対応している企業Tのデータや、現在のスキルレベル、学習に必要な費用9のデータを確認して産業人材Pの将来性を予測し、融資の可否や融資額9aの決定に当たっての有力な判断材料とすることができる。
【0068】
つまり、融資供給者Yは、年収のシミュレーションができる。敷衍すれば、本システムを利用して、まず産業人材Pは自己の学習履歴Rに基づき融資申請を銀行等に行う。銀行等の融資供給者Y(査定者)は、査定に当たり、産業人材Pが提出してきた当該融資申込書のスキルデータを当該表示画面8Jで入力することにより、推定年収9や産業人材Pの需要等がグラフを用いた分り易い形でシミュレーション結果として表示される。このように将来の年収9の推移等がシミュレートされることで、産業人材Pの将来の収入9を見越して査定を行うことができる。また、表示画面8Jのダウンロードのボタンを押下すると、当該検索結果データが簡単にダウンロードされ、融資査定の資料に添付して社内稟議に供することができる。
【0069】
次に、本発明の産業人材の継続的能力開発業務の流れを、図12〜図18に示す業務フロー図に基づいて説明する。
【0070】
図12は、初期登録処理を示している。
【0071】
<学生・社会人>
まず、産業人材Pである学生又は社会人は、取得している個人の受講ID等を、端末機7を利用して、本システムの人材管理データベースサーバ装置2の個人基本情報テーブル21に登録する(S100)。
【0072】
ここではある講座を受講する受講者を例とする。当該受講者たる学生Pが本システムにアクセスするには、端末機7で本産業人材の継続的能力開発システムを起動させた後、接触型ICカード60(又は非接触型ICカード60、USB接続型ICカード62)やICチップ内蔵型の携帯電話72による個人認証を端末機7で行ない、ログインする(S101)。なお、前記各種ICカード60・・・は、本システムによって学習履歴を記録することも可能なため、前記の通り「学習履歴カード」ともいう。
【0073】
個人情報を登録する画面が表れたら、プロフィールを入力して登録する(S102)。当該プロフィールは、人材管理データベースサーバ装置2の個人基本情報テーブル21にデータ登録されると共に、下記のステップ202にてキャリア情報登録にも供される。また、既得知識やスキルに関するアンケートに答えた情報(S103)は、下記のステップ203にて「ポートフォリオ登録」に供される。
【0074】
<人事担当者・教育機関>
企業の人事担当者や教育機関Tは、予めステップ200のように、本システムにアクセスし、上述した「スキルマトリックス」の情報を、スキルデータベースサーバ装置3の必要知識情報テーブル32に登録すると共に、当該企業や教育機関Tの情報は、職業情報テーブル33や教育機関情報テーブル34に反映される。また、前記学生等の学習履歴カード60の内容を確認しつつ、図示を省略した学習履歴情報テーブル20に登録する。また、評価企業情報や人事担当者情報等を登録する。
【0075】
評価者である人事担当者Tは、端末機7で本システムを起動させた後、「管理者カード」たる前記各種ICカード60(60、62)等による個人認証を端末機7で行ない、ログインする(S201)。ログインしたら、前記学生Pが個人情報としてプロフィール入力した情報に基く「キャリア情報登録」の項目が表れ、そこで学生Pのスキルを評価し、そのスキル評価をデータ登録する(S202)。また、前記学生Pのアンケート結果を基にポートフォリオ登録し(S203)、そして、キャリアレベル職種設定を行う(S204)。当該キャリアレベル設定のデータは、個人評価情報テーブル22に反映される。
【0076】
<システム管理者>
システム管理者Kは、ログインした後(S301)、前記人事担当者Tの企業を登録し(S302)、管理者登録として人事担当者Tの登録を行う(S303)。
【0077】
図13は、講座情報の登録処理を示している。
【0078】
<人事担当者・教育機関>
講座提供者たる教育機関Tは、前記のように、端末機7で本システムを起動させた後、各種ICカードの管理者カード60(61、62)よる個人認証を行ってログインする(S205)。ステップ206では、講座データに基づき、講座の詳細情報として講師の情報や習得できる知識等を、スキルデータベースサーバ装置3の講座情報テーブル32にてデータ登録する(S206)。また、講座が実施される日にち等の情報も同じく講座情報テーブル32にて登録する(S207)。
【0079】
図14は、学習計画の立て方とポートフォリオの入力処理を示している。
【0080】
<学生・社会人>
各種ICカードの学習履歴カード60(61、62)よる個人認証を行ってログインした学生・社会人P(S104)は、ステップ105で、必要知識情報テーブル30から供されるデータを基に学ぶべき項目を確認する。すなわち、前記スキルマトリックスにより、目標の職種や知識を選択する(S105)。つづくステップ106では、研修ロードマップ画面に知識項目単位のスキルの習熟度が表示されて、現在のスキルレベルを確認する(S106)。
【0081】
そうしたら、個人評価情報テーブル24から表示されるスキル習熟度グラフ等より、自分の不足している知識を確認し(S107)、その不足している知識を補う講座を検索する(S108)。その講座情報は、講座情報テーブル32から供される。講座情報はゲーム装置73等でも見ることができ、学生・社会人Pはその講座情報で選択した所望の講座を受講する(S109)。受講した結果は、前記個人評価情報テーブル22に記録され、学習履歴情報テーブル20に反映されると共に、下記人事担当者(教育機関)Tのポートフォリオに登録される(S209)。
【0082】
<人事担当者・教育機関>
管理者カード60(61、62)よる個人認証を行ってログインした評価者たる人事担当者・教育機関T(S208)は、前記の学生・社会人Pが受講した講座の情報が学習履歴情報テーブル20から与えられ、人事担当者・教育機関Tはポートフォリオの登録をする(S209)と、そのデータは履修結果情報テーブル31にデータ登録される。また、ステップ210で、人事担当者・教育機関Tはキャリアレベルを設定し(S210)、その情報は、個人評価情報テーブル22にデータ登録される。
【0083】
図15は、受講結果・達成度評価の確認処理を示している。
【0084】
<学生・社会人>
学習履歴カード60(61、62)よる個人認証を行ってログインした学生・社会人P(S110)は、学習履歴情報テーブル20、個人評価情報テーブル22、個人職歴テーブル21の各データに基き、ステップ111では研修ロードマップの画面で知識単位の習熟度を確認する(S111)。ステップ112の履修情報の画面では、受講結果を確認し(S112)、ステップ113のキャリア情報の画面では、現在のキャリア評価を確認する(S113)。そして、必要に応じ、前記確認した個人のデータを学習履歴証明書90等として、証明書発行装置9により発行する。証明書発行装置9は、インターネット1を介して当該産業人材の継続的能力開発システムにアクセス可能で、人材管理データベース装置2で記録管理される学習履歴情報テーブル20に基づいて各種証明書90等を発行するものであり、学校構内や店舗等に設置可能である。
【0085】
<人事担当者・教育機関>
管理者カード60(61、62)よる個人認証を行ってログインした人事担当者T(S211)は、学習履歴情報テーブル20、個人評価情報テーブル22、個人職歴テーブル21からデータ送信される個人評価の画面で、受講者(学生P等)の達成度を確認し(S212)、講座評価の画面で、講座単位の成果を確認する(S213)。また、ステップ214では、講師評価の画面で、講師単位の達成度を確認する。具体的には、成績情報、研究成果のスキル標準への反映、講習の最適化、講師人材の学内外での活用、就職活動支援の充実、教員の評価等である。この講師評価と前記の講座評価は、履修結果情報テーブル31に蓄積されているデータが反映される。
【0086】
図16は、人材の検索処理を示している。
【0087】
<人事担当者・教育機関>
管理者カード60(61、62)よる個人認証を行ってログインした人事担当者T(S215)は、学習履歴情報テーブル20と個人基本情報テーブル21、個人学歴テーブル22及び、必要知識情報テーブル30からデータ送信される学習者一覧の画面で、受講者が習得している知識や対応可能な職務より人材(産業人材P)を検索する(S216)。正確に検索できる結果、採用応募者の実務能力判定が容易で、適正な実務能力判定による人事考課に資する。また、社員への明確なキャリアプランが提示でき、人事ローテーションの円滑化・適正化も図られる。
【0088】
次に、人事担当者Tは、研修ロードマップの画面で、受講者の知識単位の習熟度を確認し(S217)、履修情報の画面で受講結果を確認し(S218)、更にキャリア情報の画面で、現在のキャリア評価を確認することができる(S219)。
【0089】
図17は、人材の情報提供処理と、その情報提供に基づく融資供給者による融資情報提供処理を示している。
【0090】
まず、情報提供処理について説明する。蓄積された情報からの指標等につきシミュレーションとして情報提供するものである。
【0091】
<システム管理者>
システム管理者Kは、スキルデータベースサーバ装置3の必要知識情報テーブル30、履修結果情報テーブル31、講座情報テーブル32、職業情報テーブル33、年収情報テーブル35に各々蓄積されているデータから、情報提供の画面で、職種単位の学習方法や年収等の求人情報等を提供するべくデータ登録する(S300)。
【0092】
<学生・社会人>
学生・社会人Pは、パーソナルコンピュータ70やゲーム機73といった端末機を利用して、本システムにアクセスし、前記情報提供のデータと共に個人基本情報テーブル21と個人評価情報テーブル22のデータが反映されたポータルサイト画面で、求人情報や年収・希望する職業に見合った学習計画等のシミュレーションを行なうことができる(S114)。
【0093】
次に、前記の情報提供に基づく融資情報提供処理について説明する。蓄積された情報からの指標等を融資シミュレーションに活用し情報提供するものである。
【0094】
<融資供給者>
銀行等の融資供給者Yは、パーソナルコンピュータ70等の端末機7を利用して、本システムにアクセスし、前記のスキルデータベースサーバ装置3の必要知識情報テーブル30や履修結果情報テーブル31、講座情報テーブル32、職業情報テーブル33、年収情報テーブル35に蓄積されているデータ内容を基に、学生・社会人(産業人材)Pの年収等を予測し、その将来性を取り込んだ形で融資を審査する(S400)。
【0095】
その結果、融資が可能と判断した場合、産業人材Pへ融資情報を提供し、産業人材Pが当該融資を受諾すると、融資供給者Yは、資金9aを産業人材Pへ供給して融資する(S401)。かくしてこの資金9aにより、産業人材Pは更なる教育に投資して職種のレベルアップを図り、年収を上げることができる。
【0096】
図18は、産業人材が自分の学習履歴に基づき融資を受ける処理手順を示している。
【0097】
<人事担当者・教育機関>
まず、管理者カード60(61、62)よる個人認証を行ってログインした人事担当者T(S220)は、必要とする人材情報を求人情報テーブル36に登録する求人登録を行う(S221)。
【0098】
<学生・社会人>
学習履歴カード60(61、62)よる個人認証を行ってログインし本システムにアクセスする(S114)。次に、学生・社会人Pは、知識単位の習熟度に応じて記録された上記の研修ロードマップ画面(図4、図5等)や、キャリア情報画面(図7)、学習履歴情報画面(図4、図6等)を照会し(S115)、今まで学習してきた情報を取得する。その際、証明書発行装置9により学習履歴証明書90等として発行する形態が好適である。そして、学生・社会人Pは、前記ステップ115で取得した自己の学習履歴情報を添付して、銀行等の融資供給者Yへ融資申請を行う(S116)。
【0099】
<融資供給者>
融資供給者Yは、前記融資申請書を受領したら、添付された学生・社会人Pの研修ロードマップや、キャリア情報、ポートフォリオを確認し(S402)、審査する。当該融資審査において、融資供給者Yは本システムにアクセスし、自ら融資申請者Pの学習履歴等の情報を入手すると共に、将来予測のシミュレーションを行って融資の判断材料とする。
すなわち、管理者カード60(61、62)よる個人認証を行ってログインした融資担当者Y(S403)は、現在企業Tが登録している求人情報画面8H(図10)等を照会し、現在の職種毎の年収9等の情報を取得する。次に、融資担当者Yは、融資申請を行った学生・社会人Pの前記研修ロードマップや、キャリア情報、ポートフォリオを確認して融資査定を行うと共に(S404)、学生・社会人Pの実績と将来の年収等をグラフや表で表示した査定シミュレーション結果(図11参照)を得て融資査定を行う(S405)。これらの情報を基に融資担当者Yは、融資について社内で稟議を上げて承認を伺い(S406)、承認がされ融資と融資額9aが決定したら融資を行う(S407)。
【0100】
かくして、融資供給者Yは、融資申請した産業人材Pへ資金9aを供給して融資し(S407)、資金調達を受けた学生・社会人P(S117)は、前記同様、当該資金9aを基に更なる教育に投資して職種のレベルアップを実現し、年収を上げる等の資金9aの有効利用を図ることができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末機からの照会に応じてインターネットに接続自在な産業人材の継続的能力開発に関するコンピュータシステムであって、
産業人材の個人情報に関するデータベースを記録管理する人材管理データベースサーバ装置と、産業人材のスキルに関するデータベースを記録管理するスキルデータベースサーバ装置と、学習履歴の管理業務を行なうアプリケーションサーバ装置と、インターネットに接続するWebサーバ装置とからなり、前記人材管理データベース装置には、学習の履歴が記録される学習履歴情報テーブルと、個人の基本情報が記録される個人基本情報テーブル及び、学習に応じた個人の評価が記録される個人評価情報テーブルが備えられ、前記スキルデータベースサーバ装置には、必要なスキルを習得するための情報が記録される必要知識情報テーブルと、履修した講座の内容に対する達成度評価の情報が記録される履修結果情報テーブル及び、体系化された講座の情報が記録される講座情報テーブルが備えられており、前記アプリケーションサーバ装置には、学習管理手段と学習履歴検索手段が備えられ、前記学習管理手段は、端末機からの学習単位の評価情報の保管要求に応答して評価情報の送信を受付け、前記必要知識情報テーブルに保管されている体系化された必要知識項目と、産業人材の個人基本情報テーブルと学習履歴情報テーブルの情報より成る産業人材の学習レベルに応じた達成度を前記個人評価情報テーブルと履修結果情報テーブルに記録自在であり、前記学習履歴検索手段は、端末機からの学習履歴情報の検索要求に応答して、前記学習履歴情報テーブルから検索対象の学習履歴情報を、前記個人評価情報テーブルの内容と結合させて送信自在に構成されていることを特徴とする、産業人材の継続的能力開発システム。
【請求項2】
スキルデータベースサーバ装置には、企業が必要とする産業人材のスキルと当該スキルに対応する金額が提示される求人情報テーブルが備えられていると共に、アプリケーションサーバ装置には、求人情報検索手段が備えられ、前記求人情報検索手段は、端末機からの求人情報の検索要求に応答して、前記求人情報テーブルから検索対象の求人情報を、必要知識情報テーブルや履修結果情報テーブルの内容と結合させて送信自在に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載した産業人材の継続的能力開発システム。
【請求項3】
スキルデータベースサーバ装置の必要知識情報テーブルには、職種・専門分野や専攻・学年単位のスキルを習得するための研修モデルたる研修ロードマップがレベル単位に記録され、その内容が端末機からの照会に応じてマトリックス形式で表示されることを特徴とする、請求項1又は2に記載した産業人材の継続的能力開発システム。
【請求項4】
アプリケーションサーバ装置には、端末機からの行動予測の検索要求に応答して、スキルデータベースサーバ装置の必要知識情報テーブルと講座情報テーブルと履修結果情報テーブルの各情報を結合させモデル化した行動予測情報を送信自在な行動予測送信手段が備えられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載した産業人材の継続的能力開発システム。
【請求項5】
スキルデータベースサーバ装置の必要知識情報テーブルや履修結果情報テーブルの内容を基に、産業人材が融資供給者への融資申請を行うことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載した産業人材の継続的能力開発システム。
【請求項6】
スキルデータベースサーバ装置の必要知識情報テーブルや履修結果情報テーブルの内容を基に、融資供給者が産業人材への融資を決定自在に構成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載した産業人材の継続的能力開発システム。
【請求項7】
スキルデータベースサーバ装置には、職種毎の情報が記録される職業情報テーブルと、職種に応じた年収が提示される年収情報データベースが備えられており、前記職種毎の年収の情報が、融資供給者による融資額の決定に供されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載した産業人材の継続的能力開発システム。
【請求項8】
アプリケーションサーバ装置には、端末機からの将来性予測の検索要求に応答して、スキルデータベースサーバ装置の必要知識情報テーブルと求人情報テーブルと人材管理データベースサーバ装置の個人基本情報テーブルの各情報を結合させモデル化した将来性予測情報を送信自在な将来性予測送信手段が備えられていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載した産業人材の継続的能力開発システム。
【請求項9】
アプリケーションサーバ装置の将来性予測送信手段により送信された情報により、融資のシミュレーションが可能であることを特徴とする、請求項8に記載した産業人材の継続的能力開発システム。
【請求項10】
端末機での照会に際して、接触型ICカード又は非接触型ICカード又はUSB接続型ICカード若しくはICチップ内蔵型携帯電話機により本人確認された後、人材管理データベース装置及びスキルデータベースサーバ装置にアクセス自在に構成されていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載した産業人材の継続的能力開発システム。
【請求項11】
端末機は、パーソナルコンピュータ、携帯端末機、携帯電話機、ゲーム装置を含むことを特徴とする、請求項1又は2又は3又は4又は8又は10に記載した産業人材の継続的能力開発システム。
【請求項12】
端末機から人材管理データベースサーバ装置とスキルデータベースサーバ装置に記録管理される情報は、常に最新の情報であることを特徴とする、請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は10又は11に記載した産業人材の継続的能力開発システム。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2009−230744(P2009−230744A)
【公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−18457(P2009−18457)
【出願日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【出願人】(506375314)株式会社 トムス (2)
【Fターム(参考)】