説明

画像形成システム

【課題】画像形成装置80への設定項目が増加し、入力が煩雑になっている。
【解決手段】画像形成システムは、画像形成装置80と上位装置10を有し、上位装置10は、サービススタイル識別情報51を含んでいるサービス属性情報50を入力するサービス属性情報入力部22と、各サービス設定値72からなるサービススタイルを複数有するサービススタイルテーブル20と、サービススタイル識別情報51に基づいてサービススタイルの1つを選択するサービススタイル展開部21を有している。上位装置10は、サービススタイル識別情報51を含むサービス属性情報50が入力されたならば、サービススタイル展開部21によってサービススタイルを選択し、各サービス設定値72とサービス属性情報50とを画像形成装置80に送信する。画像形成装置80は、各サービス設定値72とサービス属性情報50を受信すると共に記憶し動作に反映する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置と上位装置とを備えた画像形成システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成システムでは、上位装置からネットワークを介して画像形成装置を設定する技術が知られている。
【0003】
特許文献1には、管理者が画像形成装置や画像形成装置のオプションを設置又は設定変更する際に、管理者識別情報の入力を省力化できる技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−72500号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の画像形成システムでは、以下(1)〜(2)の課題があった。
【0006】
(1) 近年の画像形成装置の機能の増加やオプションの増加により、設定項目が増加している。よって、設定項目の入力が煩雑になり、入力時間や入力の訓練時間が増加し、高スペックの上位装置が求められるようになった。更に、設定項目が正しく設定されているか否か、いつ設定が画像形成装置に反映されたのかが判りづらくなった。
【0007】
(2) 画像形成装置の知識をもたない人が不用意に操作し、意図しない設定に変更される虞があった。更に、画像形成装置の設定を秘匿したいという要望があった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の画像形成システムは、画像形成装置と、通信路を介して前記画像形成装置に通信可能に接続された上位装置とを有する画像形成システムにおいて、前記上位装置は、サービス識別情報を含んでいるサービス属性情報を入力するサービス属性情報入力部と、各サービス設定値からなるサービススタイルを複数有するサービススタイルテーブル部と、前記サービス識別情報に基づいて、前記サービススタイルのうちの1つを選択するサービススタイル展開部とを有し、前記画像形成装置は、前記サービス属性情報を記憶するサービス属性情報記憶部と、前記各サービス設定値を記憶するサービス設定値記憶部とを有し、前記上位装置は、前記サービス識別情報を含む前記サービス属性情報が入力されたならば、前記サービススタイル展開部によって前記サービススタイルを選択し、前記サービススタイルに於ける前記各サービス設定値と前記サービス属性情報とを前記画像形成装置に送信し、前記画像形成装置は、前記各サービス設定値と前記サービス属性情報を受信すると共に記憶し、動作に反映することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の画像形成システムによれば、次の(A)〜(B)のような効果がある。
(A) 上位装置に、サービススタイルテーブルとサービススタイル展開部を設けている。これにより、画像形成装置への一連の各サービス設定値を一度に設定可能である。
【0010】
(B) 画像形成装置は、各サービス設定値とサービス属性情報が設定されたならば、印刷出力、電子メール送信、又は上位装置に送信して画面表示する。これにより、ユーザはサービススタイルの設定完了後すぐさま確認が可能であると共に、画像形成装置の設定が予期せずに変更された場合でも、変更された設定項目と変更時期の特定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1は、本発明の実施例1の画像形成システムを示す概略の構成図である。
【図2】図2は、本発明の実施例1におけるサービス属性情報設定画面を示す図である。
【図3】図3は、本発明の実施例1におけるサービススタイルテーブルを示す図である。
【図4】図4は、本発明の実施例1における上位装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】図5は、本発明の実施例2における画像形成システム(第1の上位装置)を示す概略の構成図である。
【図6】図6は、本発明の実施例2における画像形成システム(第2の上位装置)を示す概略の構成図である。
【図7】図7は、本発明の実施例2におけるサービスコンフィグ出力先と有効期限の設定画面を示す図である。
【図8】図8は、本発明の実施例2におけるサービスコンフィグファイルを示す概略の構成図である。
【図9】図9は、本発明の実施例2におけるサービスコンフィグファイル設定画面を示す図である。
【図10】図10は、本発明の実施例2における第1の上位装置の動作を示すフローチャートである。
【図11】図11は、本発明の実施例2における第2の上位装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
【実施例1】
【0013】
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1の画像形成システムを示す概略の構成図である。
【0014】
本実施例1の画像形成システムは、上位装置10と画像形成装置80とを有し、両者は通信路を介して相互に通信可能に接続されている。
【0015】
上位装置10は、制御部11と、GUI(Graphical User Interface)部12と、認証部13と、設定部14と、通信部15と、サービススタイルテーブル20と、サービススタイル展開部21と、サービス属性情報入力部22とを有している。
【0016】
制御部11は、上位装置10の全体制御を行う。GUI部12は、操作画面を表示する画面部と、ユーザの入力を受け付ける入力部を有している。認証部13は、例えば、入力されたユーザIDとパスワードによって画像形成システムの使用者の認証を行う。設定部14は、画像形成装置80に対して設定する情報を一時的に記憶する。通信部15は、画像形成装置80と通信回線を介してデータを送受信する。後述する図3に示すサービススタイルテーブル20は、サービススタイル識別情報51とサービス設定値72(=72−1〜72−m)との対応関係を示している。
【0017】
サービススタイル展開部21は、サービススタイル識別情報51から、後述する図3に示すサービス設定値72を決定する。サービス属性情報入力部22は、サービスを維持管理するために必要なサービス属性情報50を、後述する図2に示すサービス属性情報設定画面を介して入力する。
【0018】
画像形成装置80は、サービス属性情報記憶部81と、サービス設定値記憶部82と、サービス情報出力部83と、電子メール送信部88と、画像形成部89とを備えている。
【0019】
サービス属性情報記憶部81は、サービス属性情報入力部22によって入力された、後述する図2に示すサービス属性情報50を記憶する。サービス設定値記憶部82は、サービススタイル展開部21によって決定された、後述する図3に示すサービス設定値72を記憶する。サービス情報出力部83は、サービス属性情報記憶部81及びサービス設定値記憶部82に係る情報を画像形成部89によって印刷するか、上位装置10に送信してGUI部12に画面表示するか、又は電子メール送信部88によって電子メールによって予め指定された宛先に送信する。電子メール送信部88は、図示しない通信回線を介し、予め定められた宛先に電子メールを送信する。画像形成部89は、記録媒体に画像を形成する。
【0020】
図2は、本発明の実施例1におけるサービス属性情報設定画面を示す図である。
サービス属性情報設定画面は、サービス属性情報50を入力する画面であり、サービススタイル識別情報51の入力領域と、管理者識別情報52の入力領域と、提供者識別情報53の入力領域と、所有者識別情報54の入力領域と、使用者識別情報55の入力領域と、画像形成装置識別情報56と、地域情報57の入力領域と、グループ情報58の入力領域と、管理装置識別情報59の入力領域と、出力先指定情報60の選択メニューと、OKボタンと、キャンセルボタンとを有している。
【0021】
サービススタイル識別情報51は、サービススタイルを識別する情報である。管理者識別情報52は、サービスを管理する管理者を識別する情報である。提供者識別情報53は、サービスを提供する提供者を識別する情報である。所有者識別情報54は、画像形成装置80の所有者を識別する情報である。使用者識別情報55は、画像形成装置80の使用者を識別する情報である。画像形成装置識別情報56は、画像形成装置80を識別する情報である。地域情報57は、画像形成装置80の設置場所を特定する情報である。グループ情報58は、画像形成装置80が、どの集団に属しているかを示す情報である。管理装置識別情報59は、画像処理装置の管理を行う管理装置を特定する情報である。出力先指定情報60は、サービス属性情報50及び、後述する図3に示すサービス設定値72を印刷するか、画面に表示するか、又は電子メール送信するかを決定する情報である。ユーザがサービス属性情報50の入力領域をすべて入力してOKボタンをクリックすると、サービス属性情報設定画面は消え、サービス属性情報50が入力される。ユーザがキャンセルボタンをクリックすると、サービス属性情報設定画面は消え、入力された内容はキャンセルされる。
【0022】
図3は、本発明の実施例1におけるサービススタイルテーブルを示す図である。
サービススタイルテーブル20は、サービススタイル識別情報51と複数のサービス設定値72との対応関係を示している。サービス設定値72−1は、表示言語を示している。サービス設定値72−2は、レイアウトを示している。サービス設定値72−3は、表示部のカーソルの点滅間隔を示している。以降、統計レポートを示すサービス設定値72−mまでを有している。サービススタイル識別情報51によって、サービス設定値72−1〜72−mの設定値の組み合わせが選択される。
【0023】
(実施例1の動作)
図4は、本発明の実施例1における上位装置の動作を示すフローチャートである。
【0024】
処理が開始すると、上位装置10の認証部13は、ステップS1において、IDとパスワードの入力画面を表示し、ステップS2においてIDとパスワードの入力が完了するまで待つ。ステップS3において、認証が成功したならばステップS4の処理を行い、認証が失敗したならば図4の処理を終了する。
【0025】
ステップS4において、上位装置10は、GUI部12に図2に示すサービス属性情報設定画面を表示し、ステップS5において、サービス属性情報50の入力が完了するまで待つ。
【0026】
ステップS6において、上位装置10のサービススタイル展開部21は、入力されたサービススタイル識別情報51に基づいて、サービス設定値72をサービススタイルテーブル20から得て、設定部14に記憶する。
【0027】
ステップS7において、上位装置10は、入力されたサービス属性情報50を、設定部14に記憶する。
【0028】
ステップS8において、上位装置10の通信部15は、設定部14に格納されたサービス設定値72及びサービス属性情報50を画像形成装置80に送信する。画像形成装置80は、受信したサービス設定値72をサービス設定値記憶部82に記憶し、受信したサービス属性情報50をサービス属性情報記憶部81に記憶する。ステップS9において、上位装置10は、画像形成装置80に設定を反映するよう指示し、画像形成装置80は、サービス設定値記憶部82に記憶されているサービス設定値72を反映させる。
【0029】
ステップS10において、画像形成装置80のサービス情報出力部83は、出力先指定情報60に基づき、サービス属性情報記憶部81に記憶されているサービス属性情報50及びサービス設定値記憶部82に記憶されているサービス設定値72の出力先指定情報60を判断する。出力先指定情報60にプリンタが指定されていたならば、ステップS11において画像形成部89によって記録媒体に印刷し、図4の処理を終了する。出力先指定情報60に画面が指定されていたならば、ステップS12において上位装置10に送信してGUI部12に画面出力するよう指示し、図4の処理を終了する。出力先指定情報60に電子メールが指定されていたならば、電子メール送信部88によって予め指定された宛先に電子メール送信し、図4の処理を終了する。
【0030】
操作者は、出力されたサービス属性情報50とサービス設定値72とを確認することによって、画像形成装置80に反映されている設定を知ることができる。
【0031】
(実施例1の効果)
本実施例1の画像形成システムによれば、次の(A)〜(D)のような効果がある。
【0032】
(A) 上位装置10に、サービススタイルテーブル20と、サービススタイル展開部21を設けている。これにより、画像形成装置80への一連のサービススタイル識別情報51を一度に設定可能となる。
【0033】
(B) 画像形成装置80のサービス情報出力部83は、サービス属性情報50及びサービス設定値72が設定されたならば、印刷、画面表示、及び電子メール送信する。これにより、ユーザはサービススタイルの設定完了後すぐさま確認が可能であると共に、画像形成装置80の設定が予期せずに変更された場合でも、変更された設定項目と変更時期の特定が可能となる。
【0034】
(C) 上位装置10に認証部13を設けている。これにより、上位装置10を使用して画像形成装置80のサービススタイルの設定及び変更が行える者は、権限を有する者だけに限定可能である。
【実施例2】
【0035】
(実施例2の構成)
図5は、本発明の実施例2における画像形成システム(第1の上位装置)を示す概略の構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0036】
本実施例2における画像形成システムは、実施例1の上位装置10とは異なる第1の上位装置10Aと、実施例1の画像形成装置80とは異なる画像形成装置80Aを有し、両者は通信路を介して相互に通信可能に接続されている。
【0037】
本実施例2の第1の上位装置10Aは、実施例1の上位装置10の構成に加えて、更に、確認部16と、サービススタイル照合部23と、ハッシュ生成記憶部24と、暗号化記憶部25と、サービスコンフィグ出力部26とを有し、それぞれ制御部11とバスを介して接続されている。
【0038】
確認部16は、GUI部12に確認画面を表示し、入力部によってOK/NGの入力を受け付ける。サービススタイル照合部23は、サービススタイル識別情報51におけるサービススタイルテーブル20の各設定が、画像形成装置80Aのサービスケーパビリティ情報85における各設定の許容範囲に入っているか否かを照合する。
【0039】
ハッシュ生成記憶部24は、設定部14に記憶されたサービス属性情報50とサービス設定値72から、後述する図8に示すハッシュ情報64を生成して記憶する。本実施例2のハッシュ生成記憶部24は、例えばサービス設定値72のバイナリデータを128ビット毎に区切って数値化し、それぞれの数値を加算するチェックサム法で計算してハッシュ情報64を得るが、それ以外のハッシュ関数であってもよい。
【0040】
暗号化記憶部25は、設定部14に記憶されたサービス属性情報50とサービス設定値72を暗号化し、後述する図8に示す暗号化設定情報63を生成して記憶する。暗号化の方式は、例えば、AES(Advanced Encryption Standard)、DES(Data Encryption Standard)、RC4(Rivest Cipher 4)、RSA暗号、楕円曲線暗号等である。
【0041】
サービスコンフィグ出力部26は、後述する図7に示す出力先61と有効期限62に基づいて、後述する図8に示すサービスコンフィグファイル70を出力する。
【0042】
本実施例2の画像形成装置80Aは、実施例1の画像形成装置80の構成に加えて、サービス情報履歴部84とサービスケーパビリティ情報85とを有している。
【0043】
サービス情報履歴部84は、サービス属性情報記憶部81及びサービス設定値記憶部82の情報の履歴を記憶する。サービスケーパビリティ情報85は、画像形成装置80Aのサービス設定値72に係る設定項目の許容範囲を記憶する。本実施例2では、サービスケーパビリティ情報85は、予め画像形成装置80Aに登録されている。
【0044】
図6は、本発明の実施例2における画像形成システム(第2の上位装置)を示す概略の構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0045】
本実施例2における画像形成システムは、実施例1の上位装置10とは異なる第2の上位装置10Bと、実施例1の画像形成装置80とは異なる画像形成装置80Aを有し、両者は通信路を介して相互に通信可能に接続されている。
【0046】
本実施例2の第2の上位装置10Bは、実施例1の上位装置10と同様な制御部11と、GUI部12と、認証部13と、設定部14と、通信部15を有しており、更に、確認部16と、サービスコンフィグ入力部30と、復号化記憶部31と、ハッシュチェック部32と、期限チェック部33と、サービスコンフィグ削除部34とを有し、それぞれ制御部11とバスを介して接続されている。
【0047】
確認部16は、第1の上位装置10Aの確認部16と同様の機能を有している。サービスコンフィグ入力部30は、第1の上位装置10Aのサービスコンフィグ出力部26が出力した、後述する図8に示すサービスコンフィグファイル70を読み込む。具体的には、後述する図9に示す設定画面によって、操作者が入力先71を指定し、後述する図8に示すサービスコンフィグファイル70を読み込む。
【0048】
復号化記憶部31は、暗号化記憶部25によって暗号化された情報から原情報を復号化する機能を有している。復号化記憶部31は、サービスコンフィグ入力部30が読み込んだサービスコンフィグファイル70から暗号化設定情報63を読み込んで復号化し、復号化設定情報を生成し記憶する。
【0049】
ハッシュチェック部32は、後述する図8に示すサービスコンフィグファイル70を、サービスコンフィグ入力部30が読み込んだのち、第2のハッシュ値であるハッシュ情報64を特定し、復号化記憶部31が記憶した復号化設定情報からハッシュ生成記憶部24と同一のハッシュ関数によって第1のハッシュ値を算出し、ハッシュ情報64と一致するか否かを判定する。
【0050】
期限チェック部33は、後述する図8に示すサービスコンフィグファイル70を、サービスコンフィグ入力部30が読み込んで有効期限62を特定し、現在の日時と比較する。期限を越えている場合には無効と判断し、期限内の場合には有効と判断する。
【0051】
図7は、本発明の実施例2におけるサービスコンフィグ出力先と有効期限の設定画面を示す図である。
【0052】
サービスコンフィグ出力先61は、例えばファイルパス情報である。図7には、Qドライブ直下の”MachineA_1.dat”のファイル名を有するファイルパス情報が示されている。有効期限62は、年月日の情報である。図7には、2015年1月8日の有効期限62が示されている。サービスコンフィグ出力先61と有効期限62とを入力してOKボタンをクリックすると、設定画面が消えて出力先61と有効期限62が入力される。キャンセルボタンをクリックすると、設定画面が消えて入力した内容はキャンセルされる。図7に示すサービスコンフィグ出力先61と有効期限62の設定画面は、サービス設定値72及び/又はサービス属性情報50に有効期限62を設定する有効期限設定部である。
【0053】
図8は、本発明の実施例2におけるサービスコンフィグファイルを示す概略の構成図である。
【0054】
サービスコンフィグファイル70は、暗号化設定情報63と、ハッシュ情報64と、有効期限62とを有している。暗号化設定情報63は、暗号化記憶部25によって暗号化されたサービス属性情報50とサービス設定値72とを有している。
【0055】
図9は、本発明の実施例2におけるサービスコンフィグファイル設定画面を示す図である。
【0056】
入力先71は、サービスコンフィグファイル70を示す情報であり、例えばファイルパス情報である。図9には、Qドライブ直下の”MachineA_1.dat”のファイル名を有するファイルパス情報が示されている。OKボタンがクリックされたならば、第2の上位装置10Bは、入力先71の情報に基づき、サービスコンフィグファイル70を読み込み、キャンセルボタンがクリックされたならば、入力先71の入力はキャンセルされる。
【0057】
(実施例2の動作)
図10は、本発明の実施例2における第1の上位装置の動作を示すフローチャートであり、実施例1を示す図4中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0058】
処理が開始したのち、ステップS1〜S5の処理は、実施例1のステップS1〜S5の処理と同様である。ステップS5Aにおいて、第1の上位装置10Aのサービススタイル照合部23は、サービススタイル識別情報51におけるサービススタイルテーブル20の各設定が、画像形成装置80Aのサービスケーパビリティ情報85における各設定の許容範囲に入っているか否かを照合する。不一致の場合には、ステップS5の処理に戻り、一致した場合にはステップS6の処理を行う。以降、ステップS6〜S13の処理は、実施例1のステップS6〜S13の処理と同様である。
【0059】
ステップS14において、第1の上位装置10Aの確認部16は、ステップS11〜13における出力内容の確認画面を表示し、OK/NGいずれかの入力を促す。ステップS15において、OKが入力されたならばステップS16において、サービスコンフィグ出力部26は、図8に示すサービスコンフィグファイル70を出力し、図10の処理を終了する。NGが入力されたならばステップS17において、画像形成装置80Aに後退を指示し、図10の処理を終了する。画像形成装置80Aは、後退の指示を受けたならば、サービス情報履歴部84に保存された変更前の状態をサービス設定値記憶部82及びサービス属性情報記憶部81に設定し、サービス設定値記憶部82の設定値を画像形成装置80Aに反映する。
【0060】
図11は、本発明の実施例2における第2の上位装置の動作を示すフローチャートであり、実施例1を示す図4中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0061】
処理が開始すると、ステップS21において、第2の上位装置10Bは、図9に示すサービスコンフィグファイル設定画面を表示し、ステップS22において設定が完了するまで待つ。
【0062】
ステップS23において、サービスコンフィグ入力部30は、指定されたサービスコンフィグファイル70を読込み、ステップS24において、復号化記憶部31は、サービスコンフィグファイル70の暗号化設定情報63を復号化し、復号化設定情報を記憶する。
【0063】
ステップS25において、ハッシュチェック部32は、復号化記憶部31の復号化設定情報からハッシュ値を算出し、ハッシュ情報64と一致するか否かを判定する。不一致ならばステップS22の処理に戻り、一致したならばステップS26の処理を行う。
【0064】
ステップS26において、期限チェック部33は、サービスコンフィグファイル70の有効期限62と、現在の日時とを比較する。現在の日時が有効期限62を越えている場合には、無効と判断してステップS27の処理を行い、現在の日時が期限内の場合には、有効と判断してステップS30の処理を行う。
【0065】
ステップS27において、認証部13は、ユーザIDとパスワードを入力する画面を表示し、ステップS28において入力が完了するまで待つ。ステップS29において、ユーザIDとパスワードによる操作者認証が成功したならば、ステップS30の処理を行う。認証が失敗した場合は、図11の処理を終了する。
【0066】
ステップS30において、第2の上位装置10Bは、復号化記憶部31に記憶された復号化設定情報を設定部14に記憶する。
【0067】
ステップS8〜ステップS13の処理は、実施例1のステップS8〜S13の処理と同様である。
【0068】
ステップS14において、ステップS11〜13における出力内容の確認画面を表示し、OK/NGいずれかの入力を促す。OKが入力されたならば、ステップS16Aにおいて、サービスコンフィグ削除部34は、サービスコンフィグファイル70を削除し、図11の処理を終了する。NGが入力されたならばステップS17において、画像形成装置80Aに後退を指示し、図11の処理を終了する。画像形成装置80Aは、後退の指示を受けたならば、サービス情報履歴部84に保存された変更前の状態をサービス設定値記憶部82及びサービス属性情報記憶部81に設定し、サービス設定値記憶部82の設定値を画像形成装置80Aに反映する。
【0069】
(実施例2の効果)
本実施例2の画像形成システムは、実施例1の画像形成システムの効果に加えて、以下(E)〜(L)の効果を有している。
【0070】
(E) 第1の上位装置10Aの他に、第2の上位装置10Bを設け、第2の上位装置10Bはサービススタイルテーブル20を有さない構成としている。よって、第2の上位装置10Bは、サービスの追加のたびに発生するサービススタイルテーブル20の更新の影響を受けず、且つ第1の上位装置10Aよりもメモリリソースの少ない装置で実現可能である。
【0071】
(F) サービス設定値72やサービス属性情報50をサービスコンフィグファイル70に記録するようにしたので、画像形成装置80Aの交換や初期化後の再設定のときのサービス属性情報50の入力を省略可能である。
【0072】
(G) 画像形成装置80Aにサービスケーパビリティ情報85を設け、第1の上位装置10Aのサービススタイル照合部23が、サービス設定値72の許容範囲内か否かを判定するようにしたので、サービススタイル識別情報51の誤入力を防止可能である。
【0073】
(H) 画像形成装置80Aにサービス情報履歴部84を設けている。これにより、操作者が画像形成装置80Aの設定を誤った場合でも、容易に直前の状態に戻すことができる。
【0074】
(I) 第1の上位装置10Aに、ハッシュ生成記憶部24を設け、第2の上位装置10Bに、ハッシュチェック部32を設けている。これにより、誤ってサービスコンフィグファイル70ではない別種ファイルの指定を防止可能である。
【0075】
(J) 第1の上位装置10Aに、暗号化記憶部25を設け、第2の上位装置10Bに、復号化記憶部31を設けている。これにより、サービスコンフィグファイル70の内容の漏洩を防止可能である。
【0076】
(K) 第1の上位装置10Aのサービスコンフィグ出力部26によって、サービスコンフィグファイル70に有効期限62を設定し、第2の上位装置10Bに、期限チェック部33を設けて有効期限62を現在の日時と比較している。これにより、製品ライフサイクルを考慮した有効期限62を設定可能であり、且つ製品ライフサイクルを過ぎた場合でも、権限のある者は設定可能である。
【0077】
(L) 第2の上位装置10Bに、サービスコンフィグ削除部34を設け、設定の完了したサービスコンフィグファイル70を自動的に削除するようにしている。これにより、画像形成システムのストレージに不要となったサービスコンフィグファイル70が蓄積されることがなくなる。
【0078】
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。
【0079】
(a) 実施例1の上位装置10や、実施例2の第1の上位装置10A及び第2の上位装置10Bは、コンピュータ及びアプリケーションソフトウェアによっても実現可能である。
【0080】
(b) 実施例2では、第1の上位装置10Aにサービススタイル照合部23を設けたが、第2の上位装置10Bにサービススタイル照合部23を設け、サービスコンフィグファイル70の指定誤りを検出してもよい。これによって、サービスコンフィグファイル70の指定ミスを防止可能という効果を奏する。
【0081】
(c) 実施例2では、第2の上位装置10Bに、サービスコンフィグ削除部34を設け、設定の完了したサービスコンフィグファイル70を自動的に削除するようにしたが、削除のかわりに他のフォルダへ移動するように実装してもよい。
【符号の説明】
【0082】
10 上位装置
10A 第1の上位装置
10B 第2の上位装置
20 サービススタイルテーブル
21 サービススタイル展開部
22 サービス属性情報入力部
23 サービススタイル照合部
24 ハッシュ生成記憶部
25 暗号化記憶部
26 サービスコンフィグ出力部
30 サービスコンフィグ入力部
31 復号化記憶部
32 ハッシュチェック部
33 期限チェック部
34 サービスコンフィグ削除部
50 サービス属性情報
51 サービススタイル識別情報
62 有効期限
63 暗号化設定情報
64 ハッシュ情報
70 サービスコンフィグファイル
71 入力先
72 サービス設定値
80,80A 画像形成装置
81 サービス属性情報記憶部
82 サービス設定値記憶部
83 サービス情報出力部
84 サービス情報履歴部
85 サービスケーパビリティ情報
88 電子メール送信部
89 画像形成部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置と、通信路を介して前記画像形成装置に通信可能に接続された上位装置とを有する画像形成システムにおいて、
前記上位装置は、
サービス識別情報を含んでいるサービス属性情報を入力するサービス属性情報入力部と、
各サービス設定値からなるサービススタイルを複数有するサービススタイルテーブル部と、
前記サービス識別情報に基づいて、前記サービススタイルのうちの1つを選択するサービススタイル展開部とを有し、
前記画像形成装置は、
前記サービス属性情報を記憶するサービス属性情報記憶部と、
前記各サービス設定値を記憶するサービス設定値記憶部とを有し、
前記上位装置は、前記サービス識別情報を含む前記サービス属性情報が入力されたならば、前記サービススタイル展開部によって前記サービススタイルを選択し、前記サービススタイルに於ける前記各サービス設定値と前記サービス属性情報とを前記画像形成装置に送信し、
前記画像形成装置は、前記各サービス設定値と前記サービス属性情報を受信すると共に記憶し、動作に反映することを特徴とする画像形成システム。
【請求項2】
前記画像形成装置は、更に情報を印刷する画像形成部を有し、
前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報を受信すると共に、前記画像形成部によって前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報を印刷出力することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記画像形成装置は、更に情報を電子メールで送信する電子メール送信部を有し、
前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報を受信すると共に、前記電子メール送信部によって前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報を電子メール送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記上位装置は、更に情報を画面に表示する画面部を有し、
前記画像形成装置は、前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報を受信して反映すると共に前記上位装置に送信し、前記画面部に表示させることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記画像形成装置は、更に、
直近に送信された前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報の履歴を記憶するサービス情報履歴部を有し、
前記上位装置は、更に、確認画面を表示してOK/NGの入力を受け付ける確認部を有し、
前記サービススタイルに於ける前記各サービス設定値と前記サービス属性情報とを前記画像形成装置に送信したのちに前記確認画面を表示し、前記NGが入力されたならば前記画像形成装置に、直近の前記履歴に係る前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報に戻すことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
【請求項6】
請求項5記載の画像形成装置は、更に、
前記各サービス設定値と前記サービス属性情報とをコンフィグファイルに出力するサービスコンフィグ出力部を有し、
前記サービススタイルに於ける前記各サービス設定値と前記サービス属性情報とを前記画像形成装置に送信したのちに前記確認画面を表示し、前記OKが入力されたならば前記各サービス設定値と前記サービス属性情報とを前記コンフィグファイルに出力することを特徴とする画像形成システム。
【請求項7】
前記画像形成装置は、更に、
前記サービススタイルに於ける前記各サービス設定値の許容範囲を示すサービスケーパビリティ情報を有し、
前記上位装置は、更に、
前記サービススタイルに於ける前記各サービス設定値が前記画像形成装置の許容範囲に入るか否かを照合するサービススタイル照合部を有し、
前記上位装置は、前記サービス識別情報を含む前記サービス属性情報が入力されたならば、前記画像形成装置の前記サービスケーパビリティ情報から前記各サービス設定値の許容範囲を取得し、前記サービススタイルに於ける前記各サービス設定値が許容範囲に入らない場合には、前記サービス識別情報を含む前記サービス属性情報を再び入力させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記上位装置は、更に、
操作者の認証情報を入力して判断する認証部とを有し、
前記上位装置は、前記認証部によって前記認証情報が正しいと判断したときに、前記サービス属性情報入力部によって前記サービス識別情報を有する前記サービス属性情報を入力させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成システム。
【請求項9】
画像形成装置と、通信路を介して前記画像形成装置に通信可能に接続された第1の上位装置と第2の上位装置とを有する画像形成システムにおいて、
前記第1の上位装置は、
サービス識別情報を有するサービス属性情報を入力するサービス属性情報入力部と、
各サービス設定値からなるサービススタイルを複数有するサービススタイルテーブル部と、
前記サービス識別情報に基づいて、前記サービススタイルのうちの1つを選択するサービススタイル展開部と、
前記各サービス設定値と前記サービス属性情報とをコンフィグファイルに出力するサービスコンフィグ出力部とを有し、
前記第2の上位装置は、
前記コンフィグファイルを入力し、前記各サービス設定値と前記サービス属性情報とを特定するサービスコンフィグ入力部とを有し、
前記画像形成装置は、
前記サービス属性情報を記憶するサービス属性情報記憶部と、
前記各サービス設定値を記憶するサービス設定値記憶部とを有し、
前記第1の上位装置は、前記サービス識別情報を含む前記サービス属性情報が入力されたならば、前記サービススタイル展開部によって前記サービススタイルを選択し、前記サービススタイルに於ける前記各サービス設定値と前記サービス属性情報とを前記画像形成装置に送信すると共に前記コンフィグファイルに出力し、
前記第2の上位装置は、前記コンフィグファイルが入力されたならば、前記各サービス設定値と前記サービス属性情報とを特定して前記画像形成装置に送信し、
前記画像形成装置は、前記第1の上位装置又は前記第2の上位装置から、前記各サービス設定値と前記サービス属性情報を受信すると共に記憶し、動作に反映することを特徴とする画像形成システム。
【請求項10】
前記第2の上位装置は、更に情報を画面に表示する画面部を有し、
前記画像形成装置は、前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報を受信して反映すると共に前記第2の上位装置に送信し、前記画面部に表示させることを特徴とする請求項9記載の画像形成システム。
【請求項11】
前記画像形成装置は、更に、
前記サービススタイルに於ける前記各サービス設定値の許容範囲を示すサービスケーパビリティ情報を有し、
前記第2の上位装置は、更に、
前記各サービス設定値が前記画像形成装置の許容範囲に入るか否かを照合するサービススタイル照合部を有し、
前記第2の上位装置は、前記コンフィグファイルが入力されたならば、前記サービスケーパビリティ情報から前記各サービス設定値の許容範囲を取得し、前記コンフィグファイルの前記各サービス設定値が許容範囲に入らない場合には、前記コンフィグファイルを再び入力させることを特徴とする請求項9又は10記載の画像形成システム。
【請求項12】
前記第1の上位装置は、更に、
前記サービススタイルに於ける前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報の第1のハッシュ値を計算するハッシュ生成部と、
前記各サービス設定値と前記サービス属性情報と前記第1のハッシュ値とを前記コンフィグファイルに出力するサービスコンフィグ出力部とを有し、
前記第2の上位装置は、更に、
前記サービススタイルに於ける前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報から第2のハッシュ値を計算するハッシュチェック部と、
前記コンフィグファイルから前記サービススタイルに於ける前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報と前記第1のハッシュ値を特定するサービスコンフィグ入力部とを有し、
前記第2の上位装置は、前記コンフィグファイルが入力されたならば、前記ハッシュチェック部によって前記第2のハッシュ値を計算して前記第1のハッシュ値と照合し、両ハッシュ値が一致したならば前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報を前記画像形成装置に送信するが、前記両ハッシュ値が一致しなかったならば、前記コンフィグファイルの再入力を促すことを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の画像形成システム。
【請求項13】
前記第1の上位装置は、更に、
前記サービススタイルに於ける前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報を暗号化する暗号化部と、
前記各サービス設定値と前記サービス属性情報とを暗号化して前記コンフィグファイルに出力するサービスコンフィグ出力部とを有し、
前記第2の上位装置は、更に
前記コンフィグファイルが有している暗号を復号化する復号化部を有し、
前記第2の上位装置は、前記コンフィグファイルが入力されたならば復号処理を行い、前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報を特定することを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の画像形成システム。
【請求項14】
前記画像形成装置は、更に、
直近に送信された前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報の履歴を記憶するサービス情報履歴部を有し、
前記第2の上位装置は、更に
確認画面を表示してOK/NGの入力を受け付ける確認部を有し、
前記コンフィグファイルが入力され、前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報を特定して前記画像形成装置に送信したのちに前記確認画面を表示し、前記NGが入力されたならば前記画像形成装置に、直近の前記履歴に係る前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報に戻すことを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の画像形成システム。
【請求項15】
前記第2の上位装置は、更に
前記コンフィグファイルを削除するサービスコンフィグ削除部を有し、
前記コンフィグファイルが入力され、前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報を特定して前記画像形成装置に送信したのちに前記確認画面を表示し、前記OKが入力されたならば前記コンフィグファイルを削除することを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の画像形成システム。
【請求項16】
前記第1の上位装置は、更に、
前記各サービス設定値及び/又は前記サービス属性情報に有効期限を設定する有効期限設定部を有し、
前記第2の上位装置は、前記有効期限が期限内か否かをチェックする期限チェック部と、
操作者の認証情報を判断する認証部とを有し、
前記第2の上位装置は、
前記コンフィグファイルが入力されたならば、前記有効期限内か否かをチェックし、期限内ではなく、且つ前記認証部によって前記認証情報が正しいと判断したときには前記コンフィグファイルの入力を受け付けることを特徴とする請求項9〜15のいずれか1項に記載の画像形成システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−73829(P2012−73829A)
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−218259(P2010−218259)
【出願日】平成22年9月29日(2010.9.29)
【出願人】(591044164)株式会社沖データ (2,444)
【Fターム(参考)】