説明

発光機能付きヘルス保護具

【課題】 各種の異なる波長を持つ動力光を放射することが可能であり、人体に対して各種の波長を持つ動力光は治療効果を有し、且つ発光素子が人体のツボに対応するので、使用者の健康状態を向上することができる発光機能付きヘルス保護具を提供する。
【解決手段】 適当な箇所に回路基板が設置され、且つ特定の波長を持つ光を放射し該回路基板と電気的に連結する発光素子が少なくとも一つ最適な位置に設けられてなり、該回路基板は電源とスイッチとに電気的に連結されてなることを特徴とする発光機能付きヘルス保護具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光機能付きヘルス保護具に係り、特に、発光ダイオードがヘルス保護具の内部の適当な箇所に設置され、発光ダイオードから放射する各種の異なる波長を持つ動力光を利用して、使用者の健康状態を向上できる発光機能付きヘルス保護具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の一般の保護具は、運動時に人体の関節などを保護したり、人体の不正姿勢を矯正したりするためのものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の一般の保護具を着用すると、運動時に人体の関節などを保護したり、人体の不正姿勢を矯正したりする機能を有するが、使用者の使用欲を呼び出すことができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記欠点を解決するためになされた本願の発明は、適当な箇所に該回路基板が設置され、且つ特定の波長を持つ光を放射し回路基板と電気的に連結する発光素子が少なくとも一つ最適な位置に設けられてなり、該記回路基板は電源とスイッチとに電気的に連結されてなることを特徴とする発光機能付きヘルス保護具であることを要旨としている。
【0005】
本願の発明では、前記発光素子が、無機発光ダイオード又は有機発光ダイオードであることを特徴とする上記の発光機能付きヘルス保護具であることを要旨としている。
【0006】
本願の発明では、前記発光素子が、藍色、赤色、白色、赤外光及びその他の動力光から選ばれる、各種の異なる波長を持つ動力光を放射することができることを特徴とする上記の発光機能付きヘルス保護具であることを要旨としている。
【0007】
本願の発明では、前記発光素子が、パルス式発光素子又は連続波式発光素子であることを特徴とする上記の発光機能付きヘルス保護具であることを要旨としている。
【0008】
本願の発明では、上記の発光機能付きヘルス保護具の発光素子が人体のツボに対応して設置されることを特徴とする発光機能付きヘルス保護具の使用方法であることを要旨としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る発光機能付きヘルス保護具によれば、次のような効果を奏する。
(イ)本発明に係る発光素子12は、堅実で小型化で省エネであり、保護具10内に設置することが容易である。従って、保護具10は、製造が容易であり、耐用性が高くて故障率が低い。
【0010】
(ロ)本発明に係る発光素子12は、各種の異なる波長を持つ動力光を放射することが可能であり、人体に対して各種の波長を持つ動力光は治療効果を有し、且つ発光素子12が人体のツボに対応するので、使用者の健康状態を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0012】
本発明に係る発光機能付きヘルス保護具10は、図1に示すように、適当な箇所で回路基板11が設置され、且つ保護具の最適な位置に、特定の波長を持つ光を放射し回路基板11と電気的に連結する発光素子12が少なくとも一つ設けてあり、前記回路基板11は電源13とスイッチ14とに電気的に連結し、また、保護具10の端縁には着用を便利にするためのマジックテープ15が設けてある。
【0013】
これにより、発光機能付きヘルス保護具10を使用するときには、スイッチ14によって、電源13と回路基板11とを電気的に連結する状態にし、なお、前記電源13は、電池でもよいし、太陽電池でもよいし、圧電材料でもよく、また、前記発光素子12は、無機発光ダイオードでもよいし、有機発光ダイオードでもよく、なお、発光素子12は人体のツボに対応して設置され、発光素子12は各種の異なる波長を持つ動力光を放射することができ、また、発光素子12は、パルス式でもよいし、連続波式でもよい。
【0014】
発光素子12から放射される光線により、人体の細胞の成長速度は5倍になり、その光線は、例えば藍色や赤色や白色や赤外光やその他の動力光である。
【0015】
また、紫外線発光ダイオードを保護具10内に設置すると、乾癬や湿疹や尿毒性痒い症などを治療する効果を有する。
【0016】
赤光発光ダイオードを保護具10内に設置すると、血液循環が促進され、筋肉や骨の神経痛を解消でき、細胞の機能が調節され、免疫機能が向上される。
【0017】
また、参考として、450nmの青光が関節炎などを治療でき、赤光が偏頭痛を抑制でき、白光が季節性鬱病などを治療でき、紫外線が脱臭効果を有し、815nmの赤光は、外傷の治癒を加速させる効果を有し、レーザーの代わりに、癌を治療する効果をも有する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の発光機能付きヘルス保護具の斜視図である。
【図2】本発明の発光機能付きヘルス保護具の回路基板の回路概略図である。
【符号の説明】
【0019】
10 保護具
11 回路基板
12 発光素子
13 電源
14 スイッチ
15 マジックテープ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
適当な箇所に回路基板が設置され、且つ特定の波長を持つ光を放射し該回路基板と電気的に連結する発光素子が少なくとも一つ最適な位置に設けられてなり、該回路基板が電源とスイッチに電気的に連結されてなることを特徴とする発光機能付きヘルス保護具。
【請求項2】
前記発光素子が、無機発光ダイオード又は有機発光ダイオードであることを特徴とする、請求項1記載の発光機能付きヘルス保護具。
【請求項3】
前記発光素子が、藍色、赤色、白色、赤外光及びその他の動力光から選ばれる、各種の異なる波長を持つ動力光を放射することができるものであること特徴とする、請求項1又は2に記載の発光機能付きヘルス保護具。
【請求項4】
前記発光素子が、パルス式発光素子又は連続波式発光素子であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の発光機能付きヘルス保護具。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかに記載の発光機能付きヘルス保護具の発光素子が人体のツボに対応して設置されることを特徴とする発光機能付きヘルス保護具の使用方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−334180(P2006−334180A)
【公開日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−163388(P2005−163388)
【出願日】平成17年6月3日(2005.6.3)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
【出願人】(505174633)長庚大学 (7)
【Fターム(参考)】