説明

発光風船

【課題】
発光が長時間持続し、風船を安定して支持することができる発光風船を提供する。
【解決手段】
発光風船10は、2枚の合成樹脂フィルム12を重ね合わせて周縁を熱溶着され、光が透過し易い部分11aと光が透過しにくい部分11bとが設けられた風船本体11と、前記2枚の合成樹脂フィルムに挟まれて、その一端を前記風船本体に挿入され、他端を前記風船本体の外部に突出させて溶着されることにより、前記風船本体に取付けられたガス注入用バルブ30と、前記2枚の合成樹脂フィルムに挟まれて、その底部を前記風船本体内に挿入され、その入口部を前記風船本体の外部に突出させて溶着されることにより、前記風船本体に取付けられたポケット20とを備えており、ポケット内に配置された発光ダイオード50の電線51が、前記ポケット内に挿入固定されたパイプスティック40を通して外部に取出されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、膨らませた風船の周面に、光が透過しやすい部分と光が透過しにくい部分とからなる模様を設け、風船内部に配置した発光体によって上記模様を光により浮き上がらせるようにした発光風船に関する。
【背景技術】
【0002】
このような発光風船としては、例えば、本発明者により提案された下記特許文献1に記載されたものが知られている。この発光風船は、2枚の合成樹脂フィルムを重ね合わせて周縁を熱溶着され、光が透過し易い部分と光が透過しにくい部分とが設けられた風船本体と、前記2枚の合成樹脂フィルムに挟まれて、その一端を前記風船本体に挿入され、他端を前記風船本体の外部に突出させて溶着されることにより、前記風船本体に取付けられたガス注入用バルブと、前記2枚の合成樹脂フィルムに挟まれて、その底部を前記風船本体内に挿入され、その入口部を前記風船本体の外部に突出させて溶着されることにより、前記風船本体に取付けられたポケットと、前記ポケット内に配置される発光体とを備えている。また、上記発光体として、例えば化学発光体や、ペンライトを用いることが記載されている。
【0003】
一方、下記特許文献2には、所要形状をなす風船部と、この風船部の空気注入口内に挿入された空気注入用筒体と、前記空気注入用筒体の先端部でかつ前記風船部に位置する逆止弁と、前記空気注入用筒体及び前記空気注入口の外周に配置され、断面形状がほぼY形をなす保持体と、前記保持体の貫通孔と、前記保持体の軸方向に沿って形成されたスリットとを備え、前記空気注入口が前記空気注入用筒体と前記保持体とにより挟持されて、前記風船部が前記空気注入用筒体及び前記保持体によって支持されるように構成された風船装置が開示されている。
【0004】
特許文献2に示されるように、従来のスティック付きフィルム風船は、その逆止弁に空気注入用筒体をなすパイプスティックの先端部が挿入され、このスティック及び逆止弁の外周に風船受具を配置して、風船をスティックと風船受具とで支持すると共に、上記スティックを空気注入用筒体として利用するようにしている。
【特許文献1】特開2000−75826号公報
【特許文献2】実公平5−33197号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の発光風船において、発光体として化学発光体を用いた場合には、明るさが弱く、かつ、発光が長時間持続しないという問題があった。また、ペンライトのようなものを挿入した場合には、フィルム風船に比べてペンライトが重過ぎて、フィルム風船を安定して支持することが困難であった。
【0006】
また、上記特許文献2に示されるように、従来のスティック付きフィルム風船では、スティックの先端部が逆止弁に挿入されて固定されており、スティックは空気注入用筒体を兼ねるものと考えられており、スティックを空気注入以外の用途に用いるという発想がなされたことはなかった。
【0007】
したがって、本発明の目的は、発光が長時間持続し、風船を安定して支持することができるようにした発光風船を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は、2枚の合成樹脂フィルムを重ね合わせて周縁を熱溶着され、光が透過し易い部分と光が透過しにくい部分とが設けられた風船本体と、
前記2枚の合成樹脂フィルムに挟まれて、その一端を前記風船本体に挿入され、他端を前記風船本体の外部に突出させて溶着されることにより、前記風船本体に取付けられたガス注入用バルブと、
前記2枚の合成樹脂フィルムに挟まれて、その底部を前記風船本体内に挿入され、その入口部を前記風船本体の外部に突出させて溶着されることにより、前記風船本体に取付けられたポケットと、
前記ポケット内に配置される発光体とを備えた発光風船において、
前記ポケット内にその先端部を挿入されて、該ポケットに固着されたパイプスティックと、
前記ポケット内に収容された、前記発光体をなす発光ダイオードと、
一端が前記発光ダイオードに接続され、他端が前記スティックを通して外部に取出された電線と、
この電線の他端が接続された電源装置とを有していることを特徴とする発光風船を提供するものである。
【0009】
本発明によれば、ポケット内に発光ダイオードを配置すると共に、先端部をポケットに挿入されたパイプスティックを通して、ポケット内に配置された発光ダイオードに接続された電線を外部に取出し、電源装置に接続するようにしたので、フィルム風船内には比較的軽量の発光ダイオードだけを配置すればよく、フィルム風船を安定して容易に支持することができる。
【0010】
また、風船外部に設けられる電源装置により、風船内部に配置された発光ダイオードを発光させるようにしたので、比較的明るい光で長時間にわたって風船本体を光らせることができ、発光風船の意匠効果を高めて、長時間にわたって楽しむことができる。更に、スティックを通して電線を取出すようにしたので、外観も良好となる。
【0011】
本発明の好ましい態様によれば、前記スティックの先端部が挿入された前記ポケットの外周に受具が取付けられ、前記風船本体がこの受具によって支持される。これによれば、風船本体を、スティックの先端部と、該先端部に装着された受具とによって、より安定して支持することができる。
【0012】
本発明の更に好ましい態様によれば、前記スティックの他端は、支持台に支持されており、この支持台内に前記電源装置が内蔵されている。これによれば、支持台内に電源装置が内蔵されることにより、支持台の質量が重くなるので、スティック及び風船本体をより安定して支持することができると共に、電線や電源装置が外部から見えないので、外観をより良好にすることができる。また、電源装置が一体化されるので、全体をコンパクトにすることができる。
【0013】
本発明の更に好ましい態様によれば、前記発光ダイオード及び前記電源装置は、前記発光ダイオードを経時的に色を変えながら点滅させるものである。これによれば、色を変えながら点滅する光によって、意匠効果をより高めることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、フィルム風船を安定して容易に支持することができる。また、比較的明るい光で長時間にわたって風船本体を光らせることができ、発光風船の意匠効果を高めて、長時間にわたって楽しむことができる。更に、外観も良好となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図1〜3には、本発明による発光風船の一実施形態が示されている。
【0016】
この発光風船10は、合成樹脂フィルムからなる風船本体11を有している。風船本体11は、図3に示すように、2枚の合成樹脂フィルム12を重ね合わせ、所定形状、例えば円形等の形状に裁断し、それらの周縁部12aを熱溶着することにより形成されている。なお、周縁部12aを熱溶着するとき、後述するポケット20やガス注入用バルブ30を一緒に熱溶着する。合成樹脂フィルム12の材質としては、従来よりこの種の風船に用いられているもの、例えばポリエチレン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール、エチレンビニルアルコール重合体等が好ましく用いられる。合成樹脂フィルム12には、塗料による印刷や、金属蒸着が施されていてもよく、更には金属箔がラミネートされていてもよい。
【0017】
そして、合成樹脂フィルム12からなる風船本体11には、光が透過し易い部分11aと、光が透過しにくい部分11bとが設けられている。光が透過し易い部分は、例えば透明又は半透明の合成樹脂フィルムのみの部分からなり、光が透過しにくい部分は、例えば金属蒸着層、金属箔層、塗膜印刷層等が施された部分からなる。この実施形態では、光が透過し易い部分11aを目と口の形状にしてハローウィンお化けの顔のような模様としている。
【0018】
なお、上記光が透過し易い部分11aと、光が透過しにくい部分11bは、例えば次のような方法で形成することができる。すなわち、合成樹脂フィルム12は、例えば、熱溶着性を有する材質のポリエチレンフィルムと、その外側に積層されたポリアミドフィルムと、その更に外側に形成されたアルミ蒸着層と、更にその外側に印刷されたマスキング層とからなっている。そして、マスキング層は、エッチング液に浸食されない樹脂層からなり、光が透過しにくい部分11bにのみ塗布されている。
【0019】
そして、合成樹脂フィルム12表面をアルミニウムに対して溶解性を有するエッチング液で処理することにより、マスキング層が形成された部分以外のアルミ蒸着層を溶解して除去する。この結果、マスキング層が形成されていない部分は、アルミ蒸着層が除去されて光が透過しやすい部分11aとなり、マスキング層が形成されている部分は、アルミ蒸着層が残って光が透過しにくい部分11bとなる。
【0020】
この合成樹脂フィルム12の場合は、2枚のフィルムを重ね合わせて周縁を熱溶着する際、熱溶着性を有するポリエチレンフィルムを内側どうしにする。また、光が透過し易い部分11aは、完全な透明であるよりも、半透明の方が、光が拡散されてむらがなくなるので、より美しいデザインとなる。このため、ポリエチレンフィルム又はポリアミドフィルムは、例えば乳白色等に着色されていることが好ましい。なお、ポリエチレンフィルム、ポリアミドフィルムの代わりに、前述したような各種の合成樹脂フィルムを用いることができるが、最も内側のフィルムは、熱溶着性のある材質であることが必要である。
【0021】
ポケット20は、図3に示すように、例えばポリエチレンのような熱溶着性のある合成樹脂フィルム21を後述する発光ダイオード50が十分に収納できる内径及び長さの長方形等に裁断して2枚重ね合わせ、両側部20a、20b及び底部20cを熱溶着して、入口部20dが開口した袋状に形成されている。ポケット20は、底部20cが風船本体11内に入り、入口部20dが風船本体11の外部に突出するように、2枚の合成樹脂フィルム12の間に挟んでおいて、風船本体11を構成する2枚の合成樹脂フィルム12の周縁部を熱溶着するとき、合成樹脂フィルム12の下縁部に同時に熱溶着する。その場合、入口部20dまで熱溶着して閉塞されてしまわないように、合成樹脂フィルム21、22の内面中央に熱溶着を阻止する塗膜等を形成しておく。
【0022】
この結果、ポケット20は、2枚の合成樹脂フィルム12に挟まれて、その底部20cを風船本体11内に挿入され、その入口部20dを風船本体11の外部に突出させて、風船本体11に対して気密的に取付けられる。したがって、風船本体11にガスを注入したとき、ポケット20の取付け部からガス漏れすることはなく、しかもポケット20の入口部20dは外気に開放されていて、発光ダイオード50を挿入できるようになっている。
【0023】
風船本体11の上縁部に取付けられたガス注入用バルブ30は、図3に示すように、ポリエチレンのような熱溶着性のある合成樹脂フィルム31を長方形等に裁断して2枚重ね合わせ、その両側部31a、31bを熱溶着して、ガス入口31cと、ガス出口31dとを開放させた構造をなしている。ガス注入用バルブ30は、ガス出口31dが風船本体11内に入り、ガス入口31cが風船本体11の外部に突出するように、風船本体11を構成する2枚の合成樹脂フィルム12の間に挟んでおいて、2枚の合成樹脂フィルム12の周縁部を熱溶着するとき、同時に熱溶着することができる。その場合、ガス入口31cまで熱溶着して閉塞されてしまわないように、合成樹脂フィルム31の内面中央に熱溶着を阻止する塗膜等を形成しておく。なお、ガス注入用バルブ30としては、例えば特公昭52ー11898号に示されるように、複数の合成樹脂フィルム片を重合して形成した周知のものを採用できる。なお、ガス注入用バルブ30の取付位置は、風船本体11の上縁部に限定されるものではなく、ポケット20と重ならない位置であればどこでもよい。
【0024】
ポケット20の入口部20dには、パイプスティック40の先端部が挿入され、パイプスティック40と、ポケット20の風船本体11から突出した部分とが、粘着テープ等によって固着されている。なお、粘着テープ等は、ポケット20のみでなく、風船本体11にも巻き付けられて、これらが一体に固着されていてもよい。
【0025】
また、パイプスティック40とポケット20との固着部外周には、風船受具41が装着されている。この風船受具41は、パイプスティック40の外周に摺接する筒部42と、この筒部42の上端から上方に向けてロート状に広がりながら延出された受け部43とを有している。筒部42の内周には、図示しない縮径部が設けられており、ポケット20の下端部をパイプスティック40の外周に粘着テープ等により固定し、受具41を上方にスライドさせると、上記縮径部が粘着テープ等で巻かれた部分の外周に圧着されて、風船受具41をパイプスティック40に固定できるようになっている。そして、風船受具41の受け部43が風船本体11の下端部に当接して、風船本体11が安定して支持されるようになっている。
【0026】
そして、このパイプスティック40を通して、電線51が接続された発光ダイオード50がポケット20に挿入され、風船本体11内に配置されるようになっている。この電線51の基端部は、パイプスティック40の下端から取出され、電池ボックス52に接続されている。電池ボックス52は、電池53の収容室54と、収容室54を閉じるカバー55と、電池ボックス52に取付けられるフック56と、電源をON、OFFするスイッチ57とを有している。この電池ボックス52が本発明における電源装置をなしている。
【0027】
更に、パイプスティック40を立てるための支持台60が設けられている。この支持台60は、円盤状の台61と、その中心から立設された支柱62とを有している。そして、図2に示すように、この支柱62をパイプスティック40の下端から挿入することによって、パイプスティック40が支持台60上に立設され、風船本体11がパイプスティック40を介して安定して支持されるようになっている。なお、電線51は、パイプスティック40の下端から支柱62との隙間を通して取出され、電池ボックス52は支持台60の近傍に設置される。
【0028】
なお、発光ダイオード40及びその駆動回路としては、公知の各種のものが使用できるが、点滅したり、色が変化したりするものが、意匠効果をより高めることができるので好ましい。特にフルカラーLEDを使用して、例えば赤→青→緑のように所定時間毎に点滅しながら色が変化するものが好ましい。
【0029】
上記発光風船10によれば、ガス注入用バルブ30に図示しないストロー等を挿入し、このストロー等を通して空気やガスを注入することにより、風船本体11を膨らませることができる。そして、電池ボックス52のスイッチ57をONにすると、発光ダイオード40が発光し、この光は、アルミ蒸着層が残っている光が透過しにくい部分11bによって内面反射され、光が透過しやすい部分11aから外部に漏れて、光が透過し易い部分11aを明るく浮き上がらせる。その結果、ハローウィンお化けのような顔の目と口だけが光り、特に暗いところで人目を引く斬新な意匠となる。また、発光ダイオード40が点滅したり、色が変化したりするものを採用すれば、より意匠効果を高めることができる。更に、発光ダイオード40は、低消費電力で超寿命であるため、ディスプレイ等として長時間に亘って光らせることが可能となる。なお、不使用時には、ガス注入用バルブ30に図示しないストロー等を挿入して内部の空気やガスを抜き、風船本体11を折り畳んでコンパクトにして収納することができる。
【0030】
図4,5には、本発明による発光風船の他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付して、その説明を省略することにする。
【0031】
この発光風船10aは、風船本体11がクリスマスツリー形状をなし、全体として二等辺三角形状のツリー部13と、その頂部に形成された星形の飾り部14とを有し、星形の飾り部14は、光が透過しやすい部分11aをなしている。また、ツリー部13には、星、円、くつした等の模様が描かれ、そのうちのいくつかのものは、光が透過しやすい部分11aをなしている。そして、その他の部分がアルミ蒸着層が残っている光が透過しにくい部分11bをなしている。
【0032】
また、この発光風船10aでは、支持台60が電池ボックスを兼ねており、その裏面に設けたカバー55を開くと、電池53を収容する収容室54が現れ、電池53を収容できるようになっている。そして、風船本体11の図示しないポケット内には前記実施形態と同様な態様で発光ダイオードが配置されており、この発光ダイオードに接続された電線はパイプスティック40を通して、上記支持台60に設けられた電池ボックスに接続されている。
【0033】
この発光風船10aでは、支持台60が電池ボックスを兼ねているので、支持台60が収容された電池53によって重くなって安定し、別途電池ボックス等を設ける必要がないので、形状がシンプルでコンパクトとなり、外観が良好となる。そして、発光ダイオードの光が、星形の飾り部14や、星、円、くつした等の模様部分から外部に漏れて、クリスマスツリーらしい装飾効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明による発光風船の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同発光風船の組立て状態を示す斜視図である。
【図3】同発光風船の要部を示す断面図である。
【図4】本発明による発光風船の他の実施形態を示す斜視図である。
【図5】同発光風船の支持台を裏側から見た斜視図である。
【符号の説明】
【0035】
10 発光風船
11 風船本体
11a 光が透過しやすい部分
11b 光が透過しにくい部分
12 合成樹脂フィルム
20 ポケット
30 ガス注入用バルブ
40 パイプスティック
41 風船受具
50 発光ダイオード
51 電線
52 電池ボックス
53 電池
54 収容室
55 カバー
56 フック
57 スイッチ
60 支持台
61 台
62 支柱

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2枚の合成樹脂フィルムを重ね合わせて周縁を熱溶着され、光が透過し易い部分と光が透過しにくい部分とが設けられた風船本体と、
前記2枚の合成樹脂フィルムに挟まれて、その一端を前記風船本体に挿入され、他端を前記風船本体の外部に突出させて溶着されることにより、前記風船本体に取付けられたガス注入用バルブと、
前記2枚の合成樹脂フィルムに挟まれて、その底部を前記風船本体内に挿入され、その入口部を前記風船本体の外部に突出させて溶着されることにより、前記風船本体に取付けられたポケットと、
前記ポケット内に配置される発光体とを備えた発光風船において、
前記ポケット内にその先端部を挿入されて、該ポケットに固着されたパイプスティックと、
前記ポケット内に収容された、前記発光体をなす発光ダイオードと、
一端が前記発光ダイオードに接続され、他端が前記スティックを通して外部に取出された電線と、
この電線の他端が接続された電源装置とを有していることを特徴とする発光風船。
【請求項2】
前記スティックの先端部が挿入された前記ポケットの外周に受具が取付けられ、前記風船本体がこの受具によって支持される請求項1記載の発光風船。
【請求項3】
前記スティックの他端は、支持台に支持されており、この支持台内に前記電源装置が内蔵されている請求項1又は2記載の発光風船。
【請求項4】
前記発光ダイオード及び前記電源装置は、前記発光ダイオードを経時的に色を変えながら点滅させるものである請求項1〜3のいずれか1つに記載の発光風船。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−10950(P2007−10950A)
【公開日】平成19年1月18日(2007.1.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−191182(P2005−191182)
【出願日】平成17年6月30日(2005.6.30)
【出願人】(391044845)伸栄ゴム株式会社 (5)
【Fターム(参考)】