説明

発泡合成樹脂板による建物構築法

【課題】住宅等の建物を構成する全ての壁パネルや屋根パネルに発泡スチロール等の発泡合成樹脂板を用い、基礎部の構造と各パネルの接合方法を簡素化することにより、施工が迅速且つ容易にできると共に安価な建物を得ることができる、発泡合成樹脂板による建物構築法を得る。
【解決手段】基礎コンクリートの上面に、発泡合成樹脂製の壁パネルを固定するためのパネル嵌合溝を有したU字状の基礎部を形成し、該基礎部のパネル嵌合溝内に定尺寸法の壁パネルを挿入して接着又は挟着固定すると共に当該壁パネル同士の側面を接着固定して建物の外壁を構築し、更に前記外壁の上面に発泡合成樹脂製の屋根パネルを接着固定することにより、内部に方形状の空間を有した建物を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅等の建物を構成する全ての壁パネルや屋根パネルに発泡スチロール等の発泡合成樹脂板を用いることにより、施工が迅速且つ容易にできると共に安価な建物を提供することができる、発泡合成樹脂板による建物構築法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、施工が迅速且つ容易で安価な建物として、地震や台風などの災害現場や工事現場等における仮設住宅としてのプレハブ式住宅や、レジャー用途におけるバンガロー等がある。
【0003】
上記プレハブ式住宅は、定尺の枠にスチール板を張り合わせて構成したパネルを組み合わせ、屋根及び床を張り付けて構築したものであり、雨風は防げるもののパネルが薄いために断熱効果がなく、快適な居住空間を得ることができなかった。また、上記バンガローは、壁をはじめ屋根や床にも木材を用いるため、施工日数がかかると共に費用も割高であった。
【0004】
上記問題点を解消すべく、例えば特開平11−36483号公報記載の「発明の名称:プラスチック発泡材による建築工法」には、プラスチック発泡材を適当な大きさに成形もしくは加工し、接着剤等で一体化して建築構造体を造る旨の提案がされ、特許第3936583号公報の「発明の名称:組立式ドーム」には、発泡スチロールまたは強化プラスチックを構成材とする複数のドーム片の側縁を互いに接着して集合することにより、内部に半球状の居住空間を形成する旨の提案がされている。該いずれの公報に記載のものは、壁や屋根にプラスチック発泡材(発泡スチロール等)を用いているため、断熱効果が得られると共に施工日数もかからず、費用も比較的安価となる。
【0005】
【特許文献1】特開平11−36483号
【特許文献2】特許第3936583号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特開平11−36483号公報に記載のものは、特に寸法は記載されていないものの図から判断する限り、プラスチック発泡材の小片をレンガを積み上げるように接着して建築構造体を造っている。しかしながら、該方法で建物を構築した場合、大量のプラスチック発泡材の小片と大量の接着剤が必要となり、断熱効果は得られるものの施工が迅速且つ容易にできないという欠点があった。また、上記特許第3936583号公報に記載のものは、発泡スチロールまたは強化プラスチックのドーム片を互いに接着して半球状の居住空間を形成し、前記ドーム片の基端部を略L字状としてドーム組立用基礎の凹部に係止することを特徴としている。しかしながら、該方法で建物を構築した場合、居住空間の床面が円形となり、壁から天井にかけては半球状となるため、デッドスペースができて家財道具等を効率的に配置することができないという欠点があった。更に各ドーム片の接着方法やドーム片の基端部をドーム組立用基礎に係止する方法が複雑であるため、これも前記公報と同様に断熱効果は得られるものの施工が迅速且つ容易にできないという欠点があった。
【0007】
本発明は、上述した各欠点を解決するために成されたものであり、住宅等の建物を構成する全ての壁パネルや屋根パネルに発泡スチロール等の発泡合成樹脂板を用い、基礎部の構造と各パネルの接合方法を簡素化することにより、施工が迅速且つ容易にできると共に安価な発泡合成樹脂製の建物を得ることができる、発泡合成樹脂板による建物構築法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決すべく、本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法は、基礎コンクリートの上面に、発泡合成樹脂製の壁パネルを接着固定するためのパネル嵌合溝を有したU字状の基礎部を形成し、該基礎部のパネル嵌合溝内に定尺寸法の壁パネルを挿入して接着固定すると共に当該壁パネル同士の側面を接着固定して建物の外壁を構築し、更に前記外壁の上面に発泡合成樹脂製の屋根パネルを接着固定することにより、内部に方形状の空間を有した建物を形成する。
【0009】
屋根パネルの上面には根太溝が複数本形成され、該根太溝に根太棒を接着固定すると共に屋根材を当該屋根パネルの上面に被せ、前記根太棒に屋根材を固定して屋根を形成する。
【0010】
壁パネルの任意な箇所に玄関開口部と窓開口部を開け、該玄関開口部に玄関枠を接着固定したのち玄関ドアを取り付けて玄関を形成し、該窓開口部に窓枠を接着固定したのち窓扉を取り付けて窓を形成する。
【0011】
壁パネルの表面に繊維補強樹脂層を被覆し、必要に応じて前記壁パネルの表面に化粧材の塗付又は化粧加工して外壁を形成する。
【発明の効果】
【0012】
本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法によれば、住宅等の建物を構成する全ての壁パネルや屋根パネルに発泡スチロール等の発泡合成樹脂板を用い、基礎部の構造と各パネルの接合方法を簡素化したことにより、施工が迅速且つ容易にできると共に安価な発泡合成樹脂製の建物を得ることができるという効果を奏する。また、建物の床面が方形であるため、デッドスペースもなく家財道具等を効率的に配置することができ、断熱効果もあることにより快適な居住空間が得られるという効果も奏する。更には建物全体が軽量となるため、地震等の揺れに対して丈夫であるという効果も奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法を実施するための最良の形態を、図を用いて説明する。
【0014】
図1は本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法における基礎部の構造を示す斜視図であり、図2は本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法における基礎部に、発泡合成樹脂板の壁パネルを嵌合した状態図である。該図に示すように、本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法は、先ず基礎コンクリート6の上面に、発泡合成樹脂製の壁パネルを接着固定するためのパネル嵌合溝7を有したU字状の基礎部を形成し、該基礎部のパネル嵌合溝7内に定尺寸法の壁パネル8を挿入して接着固定すると共に当該壁パネル8同士の側面を接着固定して建物の外壁を構築する。なお、前記定尺寸法の壁パネル8は、例えば幅1m,高さ2.5m,厚さ15cm程度の大きさであるが、製造設備により幅3m,高さ3m程度とするなど任意で構わない。また、厚さも、必要とされる断熱効果や曲げ強度及び発泡倍率等の条件により任意で構わない。
【0015】
図1及び図2の(a)図は、基礎コンクリート6の上面に既成のU字溝1を連結して接着固定し、該U字溝1の開口部をパネル嵌合溝7として当該パネル嵌合溝7内に発泡合成樹脂製の壁パネル8を挿入して接着固定した状態を示している。また、該U字溝1の開口部端面まで地盤9に埋めた状態を示している。該方法においては、既成のU字溝1を利用するため、基礎部の施工は最も迅速且つ容易となる。なお、既成のU字溝1の代わりに、型枠で同様のU字溝を形成しても構わない。
【0016】
また、図1及び図2の(b)図は、基礎コンクリート6の上面にU字固定具2,2を規定の間隔を保持して固定し、該U字固定具2,2の溝内に発泡合成樹脂製の基礎パネル4,4を挿入して接着固定し、該基礎パネル4,4にて構成された開口部をパネル嵌合溝7として当該パネル嵌合溝7内に発泡合成樹脂製の壁パネル8を挿入して接着固定した状態を示している。また、該基礎パネル4,4の開口部端面まで地盤9に埋めた状態を示している。このため、前記基礎パネル4,4は防蟻処理を施すと共に発泡倍率を低くした高密度の発泡樹脂板とするのが好適である。
【0017】
また、図1及び図2の(c)図は、基礎コンクリート6の上面に発泡合成樹脂製の基礎パネル4の幅を有した嵌合溝3,3を規定の間隔を保持して形成し、該嵌合溝3,3の溝内に発泡合成樹脂製の基礎パネル4,4を挿入して接着固定し、該基礎パネル4,4にて構成された開口部をパネル嵌合溝7として当該パネル嵌合溝7内に発泡合成樹脂製の壁パネル8を挿入して接着固定した状態を示している。また、該基礎パネル4,4の開口部端面まで地盤9に埋めた状態を示している。このため、前記基礎パネル4,4は防蟻処理を施すと共に発泡倍率を低くした高密度の発泡樹脂板とするのが好適である。
【0018】
また、図3は図2の(b)図における拡大断面図である。該図に示すように、U字固定具2,2は規定の間隔を保持してコンクリート釘5,5で基礎コンクリート6に固定する。その後、該U字固定具2,2の溝内に発泡合成樹脂製の基礎パネル4,4を挿入して接着固定すると共に当該基礎パネル4,4の開口部のパネル嵌合溝7に発泡合成樹脂製の壁パネル8を挿入して接着固定し、更に前記基礎パネル4,4と壁パネル8とを連通してシャフト11を貫通し、当該シャフト11の外部両端部に挟持パッド10,10を当て、ボルトにて螺着固定する。このようにすれば、前記壁パネル8は、基礎パネル4,4との接合面に密着して強固に接着固定することができる。なお、該シャフト11と挟持パッド10,10による固定は、壁パネル8の横幅に対して2箇所程度が好適である。また、該方法は図2の(c)図における基礎パネル4,4の固定方法にも適用される。
【0019】
以上のようにして、建物の形状に合わせて基礎部を構築し、当該基礎部のパネル嵌合溝7内に発泡合成樹脂製の壁パネル8を挿入して接着固定することにより、建物の壁や仕切り等が構築される。また、前記壁パネル8の上面に後述の屋根パネルを接着固定することにより建物の屋根が構築され、壁や屋根が全て発泡合成樹脂板の建物が構築される。
【0020】
図4は本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法における一実施例の前面ユニットの斜視図であり、建物の玄関部を構築する場合において、両側面の壁パネル8a,8aの前面側に複数枚の壁パネル8bを配置すると共に当該壁パネル8aと壁パネル8bの上面に屋根パネル14を配置し、玄関ドアを装着する箇所に玄関開口部13を開ける。その後、該玄関開口部13に玄関枠を接着固定して玄関ドアを取り付けることにより建物の玄関部が構築される。前記壁パネル8bより玄関開口部13を開ける作業は、電熱式のスチロールカッターにて簡単にできるため玄関部の施工は迅速且つ容易に行える。
【0021】
図5は本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法における一実施例の中間ユニットの斜視図であり、(a)図は窓無しの外壁部、(b)図は窓付きの外壁部である。建物の外壁部を構築する場合において、両側面の壁パネル8a,8aの上面に屋根パネル14を配置し、窓付きの場合には上記と同様に窓を装着する箇所に窓開口部17を開ける。その後、該窓開口部17に窓枠を接着固定して窓を取り付けることにより建物の外壁部が構築される。前記壁パネル8aより窓開口部17を開ける作業は、上記と同様に電熱式のスチロールカッターにて簡単にできるため窓の施工は迅速且つ容易に行える。
【0022】
図6は本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法における一実施例の背面ユニットの斜視図であり、建物の玄関部と対面する外壁部を構築する場合において、両側面の壁パネル8a,8aの後面側に複数枚の壁パネル8bを配置すると共に当該壁パネル8aと壁パネル8bの上面に屋根パネル14を配置することにより建物の玄関部と反対側の外壁部が構築される。該外壁部に窓を配設する場合は、上述した方法にて同様に行える。
【0023】
図7は本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法における一実施例の全景を示す斜視図であり、上述の前面ユニット12と窓無しの中間ユニット16aと窓付きの中間ユニット16b及び背面ユニット18を組合せることにより発泡合成樹脂板による建物19が構築される。該建物19の形状は一実施例によるものであり、壁パネル8の枚数や組み立て形状と窓開口部17の数量や位置及び玄関開口部13の数量や位置並びに前記壁パネル8と窓開口部17及び玄関開口部13の大きさは任意で構わない。
【0024】
以上のようにして、発泡合成樹脂板による建物19を構築した後、壁パネル8の表面に繊維補強樹脂層を被覆することにより、十分な強度や耐衝撃性を持たせることができ、更には耐侯性や耐火性を持たせることもできる。また、必要に応じて前記壁パネルの表面に化粧材の塗付又は化粧加工して外壁を形成することにより、デザインを付加することができる。
【0025】
図8は発泡合成樹脂板の接合状態を示す断面図である。該図において(a)図は壁パネル8,8同士の接合状態を示す平面断面図であり、壁パネル8の縦方向の一方の側面に凸部20を成型し他方の側面に凹部21を成型しておけば、隣り合った壁パネル8,8同士を接合する際に、前記凸部20と凹部21とが嵌合して確実に接着固定される。(b)図は屋根パネル14,14同士の接合状態を示す側面断面図であり、前記と同様に一方の屋根パネル14の頂部側面に凸部22を成型し他方の屋根パネル14の頂部側面に凹部23を成型しておけば、対面する屋根パネル14,14同士を接合する際に、前記凸部22と凹部23とが嵌合して確実に接着固定される。(c)図は壁パネル8と屋根パネル14の接合状態を示す側面断面図であり、屋根パネル14の軒先部にL字型の凹部24を成型しておけば、屋根パネル14に壁パネル8を接合する際に、前記L字型の凹部24に壁パネル8の上面とが嵌合して確実に接着固定される。該接合方法は、一実施例によるものであり、前記凸部20,22や凹部21,23,24の形状や大きさ等は任意で構わない。
【0026】
また、図9は屋根パネルに屋根材を固定する方法を示した図である。図4〜図7及び該図に示すように、屋根パネル14の上面には凹状の根太溝15が複数本形成されており、該屋根パネル14に屋根材26を張る際において当該根太溝15に根太棒25を接着固定し、更に当該根太棒25の上面に屋根材26を被せて釘やネジにて固定することにより屋根が構築されると共に屋根自体に強度を持たせることができる。該屋根材26は、トタン,コンパネ等が好適であるが特に限定するものではない。
【0027】
以上、本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法によれば、住宅等の建物を構成する全ての壁パネルや屋根パネルに発泡スチロール等の発泡合成樹脂板を用い、基礎部の構造と各パネルの接合方法を簡素化したことにより、施工が迅速且つ容易にできると共に安価な建物を得ることができる。また、建物の床面が方形であるため、デッドスペースもなく家財道具等を効率的に配置することができ、断熱効果もあることにより快適な居住空間が得られる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法による建物は、住宅,事務所,店舗,バンガローなど人が生活する居住空間のほか、倉庫,カーポートや断熱効果の特徴を生かして業務用保冷庫等にも利用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法における基礎部の構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法における基礎部に、発泡合成樹脂板の壁パネルを嵌合した状態図である。
【図3】図2の(b)図における拡大断面図である。
【図4】本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法における一実施例の前面ユニットの斜視図である。
【図5】本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法における一実施例の中間ユニットの斜視図である。
【図6】本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法における一実施例の背面ユニットの斜視図である。
【図7】本発明の発泡合成樹脂板による建物構築法における一実施例の全景を示す斜視図である。
【図8】発泡合成樹脂板の接合状態を示す断面図である。
【図9】屋根パネルに屋根材を固定する方法を示した図である。
【符号の説明】
【0030】
1 U字溝
2 U字固定具
3 固定溝
4 基礎パネル
5 コンクリート釘
6 基礎コンクリート
7 パネル嵌合溝
8 壁パネル
9 地盤
10 挟持パッド
11 シャフト
12 前面ユニット
13 玄関開口部
14 屋根パネル
15 根太溝
16 中間ユニット
17 窓開口部
18 背面ユニット
19 建物
20 凸部
21 凹部
22 凸部
23 凹部
24 凹部
25 根太棒
26 屋根材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基礎コンクリートの上面に、発泡合成樹脂製の壁パネルを接着固定するためのパネル嵌合溝を有したU字状の基礎部を形成し、該基礎部のパネル嵌合溝内に定尺寸法の壁パネルを挿入して接着固定すると共に当該壁パネル同士の側面を接着固定して建物の外壁を構築し、更に前記外壁の上面に発泡合成樹脂製の屋根パネルを接着固定することにより、内部に方形状の空間を有した建物を形成することを特徴とした、発泡合成樹脂板による建物構築法。
【請求項2】
屋根パネルの上面には根太溝が複数本形成され、該根太溝に根太棒を接着固定すると共に屋根材を当該屋根パネルの上面に被せ、前記根太棒に屋根材を固定して屋根を形成することを特徴とした、請求項1に記載の発泡合成樹脂板による建物構築法。
【請求項3】
壁パネルの任意な箇所に玄関開口部と窓開口部を開け、該玄関開口部に玄関枠を接着固定したのち玄関ドアを取り付けて玄関を形成し、該窓開口部に窓枠を接着固定したのち窓扉を取り付けて窓を形成することを特徴とした、請求項1に記載の発泡合成樹脂板による建物構築法。
【請求項4】
壁パネルの表面に繊維補強樹脂層を被覆し、必要に応じて前記壁パネルの表面に化粧材の塗付又は化粧加工して外壁を形成することを特徴とした、請求項1に記載の発泡合成樹脂板による建物構築法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−36315(P2013−36315A)
【公開日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−185297(P2011−185297)
【出願日】平成23年8月10日(2011.8.10)
【出願人】(597086195)株式会社 メナック (3)
【Fターム(参考)】