説明

監視装置

【課題】カスケード接続された複数の監視装置において、制御用コントローラを持つことなく各監視装置におけるシーケンス動作(複数のカメラから出力される画像を順次切り替える動作)を実現できる監視装置を提供する。
【解決手段】カスケード接続された監視装置2a〜2dは、それぞれ、カスケード接続された他の全ての監視装置のアドレス情報を収集してメモリ103に保存し、メモリ103に保存したアドレス情報から次アドレスを決定し、決定した次アドレスを有する1つの監視装置に対してシーケンス動作を開始させるためのコマンドを送信する。これにより、制御用コントローラを持つことなく各監視装置2a〜2dにシーケンス動作をさせることができる。そして、制御用コントローラを持たない分、コストダウンが図れるとともに省スペース化が図れる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のカメラから出力される画像を順次切り替えるシーケンス動作を行う監視装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の監視装置(レコーダ)をカスケード接続(従属接続)して1台の制御用コントローラで各監視装置を制御する監視システムが開示されている。前記制御用コントローラはシステム構成に関するテーブルを持ち、このテーブルに従って各監視装置に順次指示を出すことで、各監視装置におけるシーケンス動作を実現している。
【0003】
【特許文献1】特開2007−074621号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1で開示された監視システムにおいては、カスケード接続された複数の監視装置のそれぞれにおけるシーケンス動作を行わせるための制御用コントローラが必ず必要となるので、その分、コストアップになり、またそれを設置するためのスペースが必要になるという問題がある。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、カスケード接続された複数の監視装置において、制御用コントローラを持つことなく各監視装置におけるシーケンス動作を実現できる監視装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の監視装置は、複数のカメラから出力される画像を順次切り替えるシーケンス動作を行う監視装置であって、カスケード接続された複数の他の監視装置のアドレス情報を収集するアドレス情報収集手段と、前記アドレス情報収集手段で収集された前記アドレス情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記アドレス情報から次アドレスを決定し、前記複数の他の監視装置から前記決定された次アドレスを有する一監視装置に対してシーケンス動作を開始させるためのコマンドを送信するコマンド送信手段と、を備えた。
【0007】
この構成によれば、カスケード接続された複数の他の監視装置のアドレス情報を収集し、収集したアドレス情報から次アドレスを決定し、決定した次アドレスを有する一監視装置に対してシーケンス動作を開始させるためのコマンドを送信するので、制御用コントローラを持つことなく各監視装置におけるシーケンス動作を実現できる。また、制御用コントローラを持たない分、コストダウンが図れるとともに省スペース化が図れる。
【0008】
また、上記構成において、前記複数のカメラから出力される画像を記録する画像記録手段を備えることで、複数のカメラで撮像した画像を記録することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数のカメラから出力される画像を順次切り替えるシーケンス動作を行う監視装置をカスケード接続した場合に、制御用コントローラを持つことなく各監視装置におけるシーケンス動作を実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施の形態に係る監視システムの概略構成を示すブロック図である。図1において、本実施の形態の監視システム1は、4台の監視装置2a〜2dと、監視装置2a〜2dのそれぞれに接続された複数台のカメラ3と、監視装置2a〜2dのそれぞれが有するカメラ3で撮像された画像を映し出すモニタ4とを備えている。
【0012】
各監視装置2a〜2dは、複数台のカメラ3から出力される画像を順次切り替えるシーケンス動作を行う機能を有する。監視装置2a〜2dはカスケード接続されており、また監視装置2a〜2dに対して制御信号通信ケーブル5が共通接続されている。各監視装置2a〜2dには固有のアドレス情報が付与されており、それぞれがアクティブになったときに他の監視装置のアドレス情報を収集してテーブルを作成する。例えば、監視装置2aにおいては、アクティブになったときに監視装置2b〜2dの各アドレス情報を収集してテーブルを作成する。各監視装置2a〜2dがアクティブになる毎にアドレス情報を収集することで、システム内で監視装置を追加したり削除したりしてもフレキシブルに対応できる。また、詳細は後述するが、各監視装置2a〜2dはアドレス情報の収集をシーケンス中に並行して行うので、シーケンス開始処理及びシーケンスする監視装置を切り替える処理に遅延が生じない。また、各監視装置2a〜2dが自分のシーケンス制御及び次にシーケンスを開始させたい監視装置への指示を自己判断で決定するため、監視装置の状況に応じたシーケンスステップを調整できる。
【0013】
なお、本実施の形態の監視システム1は4台の監視装置2a〜2dを有するが、この台数に限定はなく任意である。また、各監視装置2a〜2dに接続されるカメラ3の台数も限定はなく任意である。
【0014】
各監視装置2a〜2dは、他の全ての監視装置(例えば、監視装置2aに対して監視装置2b〜2dが他の監視装置になる)のアドレス情報を収集して記憶し、記憶したアドレス情報から次アドレスを決定して、該アドレスを有する一監視装置に対してシーケンス動作を開始させるためのコマンドを送信する。また、各監視装置2a〜2dはオペレータ指示に従って他の全ての監視装置に対してシーケンス動作を停止させる。
【0015】
監視装置2a〜2dは同一構成を採るので、監視装置2bを例に挙げてその構成について説明する。図2は、監視装置2bの概略構成を示すブロック図である。図2において、監視装置2bは、操作部101と、制御部102と、メモリ103と、画像入力部104と、録画再生制御部105と、記録部106と、出力制御/経路選択部107と、動作信号生成部108とを備えている。操作部101は、監視装置2bの動作をオペレータが直接操作するためのものであり、操作に応じた操作信号を制御部102及び動作信号生成部108へ出力する。制御部102は、装置各部を制御するものであり、図示せぬCPUと、CPUを制御するためのプログラムを記憶したROMと、CPUの動作において使用されるRAMと、信号の入出を行うインタフェースとを有する。制御部102は、動作信号生成部108から入力された動作信号と、隣接する監視装置2a,2cから入力された信号と、操作部101から入力された操作信号とに基づき、画像入力部104と、録画再生制御部105と、出力制御/経路選択部107と、動作信号生成部108とを制御する。
【0016】
また、制御部102は、自装置をアクティブにしたときに他の全ての監視装置2a、2c、2dのアドレス情報を収集してテーブルを作成し、それをメモリ103に書き込む。メモリ103には主にRAM等の揮発性メモリが使用される。画像入力部104にはカメラ3からの画像信号が入力される。画像入力部104は、カメラ3から入力された画像信号を録画再生制御部105へ出力する。また、画像入力部104は、制御部102で指定されたカメラ3で撮像された画像を出力する指示を受けた場合、指定されたカメラ3で撮像された画像を選択して出力制御/経路選択部107へ出力する。録画再生制御部105は、画像入力部104から入力された画像信号にアナログ/ディジタル変換及び符号化を行い、入力された画像を撮像したカメラ3の論理チャネル番号等の情報とともに記録部106へ出力する。また、録画再生制御部105は、記録部106に記録されている画像データを読み出して復号及びディジタル/アナログ変換を行い、再生画像信号として出力する。録画再生制御部105の録画及び再生動作は制御部102の指示に基づいて行われる。
【0017】
記録部106は、例えばハードディスク等の記憶装置であり、録画再生制御部105から出力された画像データ及びその画像データに係るカメラ3の情報等を記録する。出力制御/経路選択部107は、制御部102からの指示に基づき、画像入力部104からの画像信号と、録画再生制御部105からの再生画像信号と、隣接する監視装置2a又は監視装置2cから入力された映像信号との少なくとも1つを選択して隣接する監視装置2a又は監視装置2cへ出力する。また、動作信号生成部108は、監視装置2a、監視装置2c、監視装置2dから入力された制御信号に基づいて動作信号を生成して、制御部102に出力する。
【0018】
なお、制御部102はアドレス情報収集手段に対応する。また、メモリ103は記憶手段に対応する。また、制御部102と動作信号生成部108はコマンド送信手段を構成する。また、記録部106は画像記録手段に対応する。
【0019】
次に、本実施の形態の監視システム1の動作について説明する。図3は、本実施の形態の監視システム1を最初に使用する場合で、オペレータが監視装置2bに対してシーケンス開始指示を与えたときの各監視装置2a〜2dの動作を示すシーケンス図である。監視装置2a〜2dにはアドレスとして#0001,#0002,#0003,#0004が付与されているものとする。
【0020】
図3において、オペレータが監視装置2bの操作部101を使用してキー入力、コマンド入力を行って監視装置2bにシーケンス開始指示を与える。監視装置2bは、シーケンス開始指示が与えられることでシーケンスを開始し(ステップST10)、アクティブになる。ここで、アクティブとは監視装置からモニタ4への出力がある状態(すなわち、モニタ4に画像を表示する場合)を言う。監視装置2bがアクティブになると、自装置以外の全ての監視装置をノンアクティブにするコマンドを送信する(ステップST11)。このコマンドの送信により、監視装置2b以外の監視装置2a,2c,2dがノンアクティブになる。なお、本実施の形態の監視システム1は4台の監視装置2a〜2dからなるので、ノンアクティブにするコマンドを送信することで、監視装置2a,2c,2dがノンアクティブになる。
【0021】
次いで、監視装置2bはシーケンスグループ情報を収集するため、#0001の監視装置2aから#0004の監視装置2dまで順次応答を確認する(ステップST12)。すなわち点呼をとる。シーケンスグループ情報を収集することで監視システム1を構成する全ての監視装置を把握することができる。監視装置2bはシーケンスグループ情報収集処理をシーケンス開始時にのみ行い、収集したシーケンスグループ情報はシーケンスを停止するまで保持する。シーケンスグループ情報はテーブル形式でメモリ103に記憶される。シーケンスグループ情報の収集後、シーケンスステップ中の最終ステップが終了すると(ステップST13)、シーケンスグループ情報から次アドレスを決定し、このアドレスの監視装置に対してシーケンス開始コマンドを送信する(ステップST14)。なお、ここでは次アドレスの決定を昇順で行うものとして、シーケンス開始コマンドを監視装置2cに送信する。また、監視装置2cのアドレスは最大ではないが、仮に最大であれば再度、アドレス値が最小の監視装置をシーケンス対象機器とする。本実施の形態では監視装置2dのアドレスが最大である。また、監視装置2bは他の監視装置に対してシーケンス開始コマンドを送信しても自装置のシーケンスは継続したままとする。
【0022】
監視装置2cはシーケンス開始指示が与えられると、シーケンスを開始し(ステップST15)、アクティブになる。そして、監視装置2c以外の全ての監視装置をノンアクティブにするコマンドを送信する(ステップST16)。このコマンドの送信により、監視装置2c以外の全ての監視装置2a,2b,2dがノンアクティブになる。次に、監視装置2cはシーケンスグループ情報を収集するため、#0001の監視装置2aから#0004の監視装置2dまで順次応答を確認する(ステップST17)。シーケンスグループ情報を収集した後、監視装置2cのシーケンスステップにおいて最終ステップが終了すると(ステップST18)、監視装置2cはシーケンスグループ情報から次アドレスを決定し、このアドレスの監視装置に対してシーケンス開始コマンドを送信する。以後上記同様の処理が行われて、全ての監視装置2a〜2dがシーケンス状態となり、いずれか1つの監視装置がアクティブになっている。
【0023】
図4は、シーケンス動作が一巡した後の各監視装置の動作を示すシーケンス図である。シーケンス動作が一巡することで各監視装置2a〜2dにはシーケンスグループ情報が保持されるので、再度シーケンスグループ情報を取得する処理は行われない。また、オペレータによるシーケンス開始指示は不要となる。
【0024】
図4において、監視装置2aのシーケンスステップにおいて最終ステップが終了すると(ステップST20)、監視装置2aはシーケンスグループ情報から次アドレスを決定し、そのアドレスの監視装置2bに対してシーケンス開始コマンドを送信する(ステップST21)。監視装置2bは、一巡したと判断してシーケンスステップを最初に戻す(ステップST22)。なお、この場合、既にシーケンスは起動中であるため、ステップを1番目に戻すだけでよい。監視装置2bはシーケンスステップを最初に戻した後、アクティブになる。次いで、自装置以外の全ての監視装置をノンアクティブにするコマンドを送信する(ステップST23)。このコマンドの送信により、監視装置2b以外の監視装置2a,2c,2dがノンアクティブになる。
【0025】
その後、監視装置2bは、シーケンスステップにおいて最終ステップが終了すると(ステップST24)、シーケンスグループ情報から次アドレスを決定し、そのアドレスの監視装置2cに対してシーケンス開始コマンドを送信する(ステップST25)。この場合、シーケンスグループ情報は既に取得済みのものを使用する。監視装置2cは、シーケンス開始コマンドを受けると、シーケンスステップを最初に戻し(ステップST26)、アクティブになる。そして、自装置以外の全ての監視装置をノンアクティブにするコマンドを送信する(ステップST27)。このコマンドの送信により、監視装置2c以外の監視装置2a,2b,2dがノンアクティブになる。
【0026】
その後、監視装置2cは、シーケンスステップにおいて最終ステップが終了すると(ステップST28)、シーケンスグループ情報から次アドレスを決定し、そのアドレスの監視装置2dに対してシーケンス開始コマンドを送信する(ステップST29)。この場合、シーケンスグループ情報は既に取得済みのものを使用する。以後上記同様の処理が行われて、各監視装置2a〜2dがそれぞれシーケンス動作を行いながら、アクティブな監視装置が自動的に切り替わっていく。
【0027】
図5は、オペレータがアクティブな監視装置に対して停止操作を行った場合の各監視装置の動作を示すシーケンス図である。図5において、アクティブになっている監視装置2aからその状態が監視装置2bに移行し、監視装置2bが自装置以外の全ての監視装置2a,2c,2dをノンアクティブにするコマンドを送信する。そして、監視装置2a,2c,2dがノンアクティブになった後(ステップST30〜ステップST33)、オペレータが監視装置2bの操作部101を使用してキー入力、コマンド入力を行ってアクティブの監視装置2bにシーケンス停止指示を与える。これにより、監視装置2bはシーケンスを停止する(ステップST34)。その後、監視装置2bはシーケンスグループ情報をクリアする(ステップST35)。そして、他の全ての監視装置2a,2c,2dのシーケンスを停止させる(ステップST36)。これにより、監視装置2a,2c,2dのそれぞれがシーケンスを停止し(ステップST37〜ステップST39)、さらに各監視装置2a,2c,2dがシーケンスグループ情報をクリアする(ステップST40〜ステップST42)。このように、アクティブな監視装置2bに対して停止操作を行うことで他の監視装置2a,2c,2dのシーケンスを停止することができる。
【0028】
図6は、オペレータがノンアクティブな監視装置に対して停止操作を行った場合の各監視装置の動作を示すシーケンス図である。図6において、アクティブになっている監視装置2aからその状態が監視装置2bに移行し、監視装置2bが自装置以外の全ての監視装置をノンアクティブにするコマンドを送信する。そして、監視装置2b以外の監視装置2a,2c,2dがノンアクティブになった後(ステップST50〜ステップST53)、オペレータが監視装置2cの操作部101を使用してキー入力、コマンド入力を行ってノンアクティブの監視装置2cにシーケンス停止指示を与える。これにより、監視装置2cはシーケンスを停止する(ステップST54)。その後、シーケンスグループ情報をクリアする(ステップST55)。そして、アクティブになって自装置以外の全ての監視装置2a,2b,2dをノンアクティブにするコマンドを送信する(ステップST56)。このコマンドの送信により、監視装置2c以外の監視装置2a,2b,2dがノンアクティブになる。その後、監視装置2cは他の全ての監視装置2a,2b,2dのシーケンスを停止させる(ステップST57)。これにより、監視装置2a,2b,2dのそれぞれがシーケンスを停止し(ステップST58〜ステップST60)、さらにシーケンスグループ情報をクリアする(ステップST61〜ステップST63)。このように、ノンアクティブな監視装置2cに対して停止操作を行っても他の監視装置2a,2b,2dのシーケンスを停止することができる。
【0029】
以上のように、本実施の形態の監視システム1によれば、カスケード接続された監視装置2a〜2dのそれぞれが、他の監視装置のアドレス情報を収集してメモリ103に保存し、メモリ103に保存したアドレス情報から次アドレスを決定し、決定した次アドレスを有する1つの監視装置に対してシーケンス動作を開始させるためのコマンドを送信するので、制御用コントローラを持つことなく各監視装置2a〜2dにシーケンス動作をさせることができる。また、制御用コントローラを持たない分、コストダウンが図れるとともに省スペース化が図れる。
【0030】
また、各監視装置2a〜2dは、それぞれ複数のカメラ3から出力される画像を記録する記録部106を有するので、複数のカメラ3で撮像した画像を記録することができる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明は、複数のカメラから出力される画像を順次切り替えるシーケンス動作を行う監視装置をカスケード接続した場合に、制御用コントローラを持つことなく各監視装置におけるシーケンス動作を実現できるといった効果を有し、複数の監視装置をカスケード接続してなる監視システムへの適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の一実施の形態に係る監視システムの概略構成を示すブロック図
【図2】図1の監視システムの監視装置の概略構成を示すブロック図
【図3】図1の監視システムの動作を説明するためのシーケンス図
【図4】図1の監視システムの動作を説明するためのシーケンス図
【図5】図1の監視システムの動作を説明するためのシーケンス図
【図6】図1の監視システムの動作を説明するためのシーケンス図
【符号の説明】
【0033】
1 監視システム
2a〜2d 監視装置
3 カメラ
4 モニタ
5 制御信号通信ケーブル
101 操作部
102 制御部
103 メモリ
104 画像入力部
105 録画再生制御部
106 記録部
107 出力制御/経路選択部
108 動作信号生成部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のカメラから出力される画像を順次切り替えるシーケンス動作を行う監視装置であって、
カスケード接続された複数の他の監視装置のアドレス情報を収集するアドレス情報収集手段と、
前記アドレス情報収集手段で収集された前記アドレス情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記アドレス情報から次アドレスを決定し、前記複数の他の監視装置から前記決定された次アドレスを有する一監視装置に対してシーケンス動作を開始させるためのコマンドを送信するコマンド送信手段と、
を備えた監視装置。
【請求項2】
前記複数のカメラから出力される画像を記録する画像記録手段を備えた請求項1に記載の監視装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−41556(P2010−41556A)
【公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−204089(P2008−204089)
【出願日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】