説明

着色粒子製剤

【課題】種々の食品、食品に接する材料、食品包装材料等にコートないし印刷した場合に均一なコートおよび滑らかなコート面の形成に適する着色粒子製剤の提供。
【解決手段】D50が40〜100μのセルロース粒子に植物抽出色素を吸着させ、水分量を0.1〜5重量%とした着色粒子製剤であって、さらに該着色粒子製剤が、D50が1〜30μのものとD50が30〜100μのものとの比が15〜30:70〜85の割合にて混合したものであり、かつ最大粒子径が20〜35μのものと最大粒子径が35μ〜120μのものとの比が15〜30:70〜85の割合にて混合したものであることを特徴とする着色粒子製剤。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、打錠食品用に用いる着色粒子製剤に関する。
【背景技術】
【0002】
食品および食品包装材料類には、天然系の食用色素を用いることの要望が大きくなっている。
【0003】
したがって、未加工食品、加工食品をはじめとする対象物に対して直接、あるいは、包装材等を介して、あるいは、食品に接触する材料、あるいは、食品類を取り扱う環境を通過する材料において、天然色素を活用しやすく加工することは重要な課題である。
【0004】
また、食品類ないし関連の包装材料に、文字、図形、デザイン等の加工を施し、購買意欲をそそる商品とすることも重要である。
【0005】
このような色素の1つであるベニバナ色素は、古代より用いられてきた色素であり、きれいな赤色を有している。しかしながら、この赤色色素は、退色がおこりやすく、このため退色の防止剤等の併用が考えられていた。
【0006】
しかしながら、このような材料の添加には種々の制約もともなうため、また、用いても期待した効果が思うように得られなかった。
【0007】
そこで、この赤色を安定して利用する方法として、セルロースのような担体に吸着させて用いる方法もとられている。
【0008】
しかしながら、このような処理をした色素吸着物は、着色製剤化に於いてはコート面がまだら状になったり、意図した濃度にならないという問題が生じる。
【0009】
また、コート部の平滑性もえられないという問題点が生じやすい。
【0010】
特許文献1(特開平05−032909号公報)には、ベニバナ黄色色素についてのクロロゲン酸による耐光性の向上がこころみられており、特許文献2(特開2000−342219号公報)には、ベニバナ黄色色素についてのイソクロロゲン酸による耐光性の向上がこころみられているが、いずれも赤色色素は記載されていない。
【0011】
特許文献3(特開2005−255719号公報)には、ベニバナ赤色色素についての効率のよい抽出法が記載されているが、耐光性の向上については記載されていない。
【0012】
特許文献4(特開2000−44828号公報)には、ベニバナ赤色色素についての化粧品への応用として、他の色素との併用からなる組成物が記載されており、併用する材料の1例として、5−40μの結晶セルロース、6−25μのセルロース微粉末、8−10μの球状セルロース微粒子が記載されている。しかしながら、化粧品の色の調整を主体としている。また、具体的なセルロース粉体の使用方法は記載されていない。
【0013】
一方、特許文献5(特開2004−175944号公報)には、ベニバナ赤色色素についての化粧品への応用として、ポリアミド微粒子に染着させる方法が示されている。しかしながら、これも、化粧品であり、食品類へは応用できない。
【0014】
また、ベニバナの用途として考えられる製剤としては、種々の食品のコートや印刷インキが考えられるが、このようなものの1つとして糖衣液があり、このような糖衣液への容易な色素の混合、分散も重要な課題である。
【0015】
特許文献6(特開2000−228967号公報)には、ベニバナを脂溶性糖衣にて包んだ糖衣錠が開示されている。しかしながら、ベニバナは、糖衣製剤の着色料としてもちいられたものではなく薬効成分として使われている。
【0016】
特許文献7(特開2002−068965号公報)には、1工程にてコーティングの可能な糖衣液が示されている。しかしながら、合成系の着色料を使用するものでベニバナについての記載はない。
【0017】
特許文献8(特開2003−292436号公報)には、糖アルコール等を複数使用する糖衣錠についての記載があるがベニバナの記載はない。
【0018】
特許文献9(特開2004−208595号公報)には、カルミンを微粒子化して用いる糖衣錠が記載されているが、色素そのものの析出や、水性分散液からの微粒子化であり、チョウマメやベニバナについてのセルロースのような担体をもちいる記載はない。
【特許文献1】特開平05−032909号公報
【特許文献2】特開2000−342219号公報
【特許文献3】特開2005−255719号公報
【特許文献4】特開2000−44828号公報
【特許文献5】特開2004−175944号公報
【特許文献6】特開2000−228967号公報
【特許文献7】特開2002−068965号公報
【特許文献8】特開2003−292436号公報
【特許文献9】特開2004−208595号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
本発明は、種々の食品、食品に接する材料、食品包装材料等にコートないし印刷した場合に均一なコートおよび滑らかなコート面の形成に適する着色粒子製剤に関する。
特にベニバナ色素やチョウマメ色素等の色素単体で用いるよりも退色性にすぐれ、着色粒子製剤として容易な混合にて用いることのできる着色粒子製剤に関する。
【0020】
また、いわゆる打錠成形する食品への着色に適性を有する着色粒子製剤に関する。
【課題を解決するための手段】
【0021】
すなわち本発明は、D50が40〜100μのセルロース粒子に植物抽出色素を吸着させ、水分量を0.1〜5重量%とした着色粒子製剤であって、さらに該着色粒子製剤が、D50が1〜30μのものとD50が30〜100μのものとの比が15〜30:70〜85の割合にて混合したものであり、かつ最大粒子径が20〜35μのものと最大粒子径が35μ〜120μのものとの比が15〜30:70〜85の割合にて混合したものであることを特徴とする着色粒子製剤に関する。
また本発明は、セルロース粒子100重量部に対して、チョウマメ色素1〜20重量部を用いる上記チョウマメ色素粒子製剤、ならびにセルロース粒子100重量部に対して、ベニバナ色素 1〜20重量部を用いる上記ベニバナ色素粒子製剤に関する。
【0022】
また本発明は、D50が1〜30μのセルロース粒子の粉砕を、グラインディスクとライナからなる粉砕部および分級部よりなり、粉砕後の微粉は集塵機で捕集し、また、分級部にて分離された粗粉は、粉砕部に戻し再分散する機構よりなり、粉砕部回転数を、2000〜8000r.p.m、分級部回転数を500〜3000で行なう上記着色粒子製剤に関する。
【0023】
さらに本発明は、打錠食品用である上記着色粒子製剤に関する。
【発明の効果】
【0024】
本発明によれば、打錠品の形成における色素の均一な着色を良好に行うことが出来、打錠品の色ムラに起因する不良率の顕著な低減が果たせるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
本発明にて、セルロース粒子は、植物抽出色素の吸着を効率よくするため、D50で40〜100μのものを用いる。好ましくは、40〜60μである。この粒子径は細かなものが吸着性の点で好ましいが、細かすぎると吸着過程での凝集を発生し、良好な吸着作業が出来なくなる。また、粒子径が大きいと吸着効率が低下し、さらには、後の工程での製剤化の問題を生じる。
【0026】
植物抽出色素としては、植物の花、葉、根、種子等から水ないし有機溶剤等の単独ないし混合系にて抽出、その後、必要に応じて濃縮された色素であり、本発明においては、水ないしエタノールによる抽出液を用いる。
【0027】
抽出液の具体例としては、チョウマメの花弁からの水およびアルコールによる抽出液やベニバナの花弁からの黄色ないし赤色抽出液、ウコンの根茎からの黄色抽出色素等が例示できる。チョウマメ色素は、チョウマメの花弁より水およびアルコールにて抽出し、その後、イオン交換樹脂等のカラムにて精製、濃縮して抽出されたものを吸着させる。
【0028】
また、ベニバナ赤色素は、ベニバナ花弁より黄色色素を抽出後、抽出残渣部に0.05〜2重量%の炭酸ナトリウムを加えたpH9〜10.5のアルカリ溶液で抽出する。この抽出液は、PHを調整し、セルロース粒子に吸着させる。
【0029】
このような植物抽出色素を吸着させたセルロースは、50〜100℃のオーブンにて乾燥する。
【0030】
乾燥は、吸着させた着色セルロースの水分が0.1〜5重量%とする。乾燥が不十分であると、色素の経時の安定性が低下し、また、乾燥しすぎると凝集固化が著しく、その後の粉砕分級に負担がかかる。
【0031】
粉砕は、乾式粉砕であり、通常は、ヘンシェルミキサー、ハンマーミルのような粉砕機による解砕で行う。また、ジェットミル等の超音速での粒子衝突による粉砕を用いる。
【0032】
本発明においては、以下のような粉砕方法にて微粒子化をする。すなわち、さらには、グラインディスクとライナからなる粉砕部および分級部よりなり、粉砕後の微粉は集塵機で捕集し、また、分級部にて分離された粗粉は、粉砕部に戻し再分散する機構よりなる粉砕機を用いる。この分級にはメッシュのような機構でなく、風量による分級を利用し、分級時の抵抗による発熱をおさえたタイプが好ましい。このような低温タイプの粉砕分級機によれば熱による色素の変質を防止できる。
【0033】
また、粉砕および分級は、粉砕部回転数を、2000〜8000r.p.m、分級部回転数を500〜3000で行なうことで、セルロース着色粒子の凝集物を解砕するのみでなく、着色の基材のセルロースの粒子径よりも、より微細な粒子に粉砕が可能となる。このように粉砕をすることによりチョウマメ色素、ベニバナ色素等の植物抽出色素の着色粒子は変質することなく微細化される。
【0034】
そして、このような微細化された色素は、異物と認識されるような粗大粒子をなくし、基材への均一な着色、平滑性等で品質の向上を期待させる。
【0035】
しかしながら、着色微粒子を他の粉体と均一に配合し、均一着色させるには、平均粒子径としてとらえた場合、微細化だけでは、色素製剤の着色基材への均一な着色、平滑性等にての不具合が生じる。
【0036】
本発明では、粗大粒子による打錠成形時での異物状の斑点を防ぐため、上記手段にて着色粒子の微細化を図った。特に、まだら模様や平滑性不足を招く不具合をこれにて解消させる。したがって本発明においては、最大粒子径を少なくとも120μ以下とする。また。好ましくは、最大粒径を100μ以下する。
【0037】
また、本発明においては、更なる打錠品の着色均一化を図るため最大粒径を35μ以下とする(好ましくは20〜35μとする。)微粒子を用いる。
【0038】
この着色微粒子は、前記粉砕機ないし35μの目開きを有するメッシュを通過させて調整する。このようにすることで、更なる、着色の平滑化、均一化の微粒子が得られる。
【0039】
本発明では、このようにしてセルロースに染着させた微粒子が安定して得られる。
【0040】
しかしながら、本発明は、これらの着色微粒子を打錠品にもちいる際の製剤としたときは、微粒子化のみでの対応では、十分なまだら模様の防止、均一化したコート面、平滑化が果たせない。
【0041】
これらは、微細化による粒子同士の凝集が発生し、均一な混和を却って不良にする場合が生じる。また、基材の偏在する親和性のため、他の粉体の一部に顕著に付着するという現象も発生する。
【0042】
したがって、このような打錠品への均一な混和性をえるためには、粒子径での調整が重要であると判明した。そして、粒子の平均粒子径として、さらには、粒子の最大粒子径にて調整することにて好ましい製剤となることが判明した。すなわち、微細粒子のみでは、濃度不足、凝集発生、基材への偏在着色、打錠品での異物様斑点の問題、また、粒子径の大きいものだけでは、まだら模様、平滑性の不足等の問題があった。このため、適度に大きさの異なる製剤とすることにより、濃度不足、凝集発生、基材への偏在着色、打錠品での異物様斑点の問題を解決にいたった。
【0043】
したがって、均一化したコート面が得られ不良率の少ない生産が可能となり商品価値の向上した製品が出来る。
【0044】
なお、この場合の良好な製剤は、最大粒径が、20〜35μのものと、最大粒子径が35μ〜120μとの比が15〜50:50:85、さらに好ましくは、15〜30:70〜85の割合にて混合した着色粒子製剤とすることが不良率の低下のために好ましい。
【0045】
本発明においての製剤としては、打錠用食品の直接打錠着色を良好に行うことを主眼とする。上記のように着色粒子の微細化は、非常に好ましい打錠品形成の着色と成る。しかしながら、打錠品の形成においては、着色の微粒子を他の打錠用の粉体成分との乾式混合による調整の後、打錠に供されるため、他の粉体成分との良好な混和性が必要となる。
【0046】
なお、打錠品の形成においては、以下のような方法が一例としてあげられる。すなわち、打錠用の成分としての代表的な成分については、多種多様である。この構成としては、着色粒子製剤を0.01〜1%に対して、糖類として、ぶどう糖、果糖、ソルビトール、キシリトール、トレハロース、エリスリトール、乳糖等、また、二糖類としては、ショ糖、麦芽糖、マルチトール、香料、流動性改良剤(シリカ粒子等)等が挙げられ、多様、多種類の粉体をV型混合機等にて均一分散し打錠機に供給する。
【0047】
このような混合において着色の微粒子は、他の粒子に比べ非常に小さな粒子であることが必要であり、着色は、例えば、ソルビトールのような米粒状の粒子に小さな点のように分散して付着する混合系が打錠品として良好になる。
【0048】
着色微粒子として、微細化のみで対応しようとすると、このような他粉体成分との均一混合過程において、不均一な着色状態(部分的に着色粒子の塊が付着あるいは、特定基材への偏在した付着)を生じ、打錠後の表面での着色の不均一を発生させることとなる。
【0049】
本発明は、このような着色の偏在を防ぐものである。すなわち、粒子径の異なる微粒子の配合にて製剤化すると、着色微粒子同士の凝集が防止される。また、微粒子だけでは、打錠品での濃度感の不足傾向になるが、粒子径の大きい部分は、濃度感の発揮と、微粒子の凝集を防ぐ効果を発揮する。
【0050】
このような製剤とすることで、打錠品の表面にてのまだら模様、あるいは、部分的な濃度ムラ、斑点がなくなり、不良率が著しく低減する。
着色の対象となる打錠品としては、固体状の健康補助食品、清涼菓子、粒菓子等が例示できる。
【0051】
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。例中、部および%は、重量部および重量%をそれぞれ示す。
【0052】
実施例1
ベニバナより黄色色素部分を抽出し、その残渣部からの赤色抽出液を濃縮後、平均粒径45μ D90 80μ以上のセルロース微結晶粉末に吸着させた。
(セルロース 100重量部に対して、乾燥色素 10重量部相当の溶液)
吸着したセルロース着色粒子をオーブンにて乾燥し、水分0.1〜5重量%までに調整した。
【0053】
乾燥後のセルロース粒子は、凝集状態のため、供給用のスクリューフィーダーにて、粗砕しながら、グラインディスクとライナからなる粉砕部および分級部よりなり、粉砕後の微粉は集塵機で捕集し、また、分級部にて分離された粗粉は、粉砕部に戻し再分散する機構よりなる乾式の粉砕機にて粉砕した。
【0054】
この粉砕は、粉砕部回転数を、2000〜8000r.p.m、分級部回転数を500〜3000で行なうことで、過剰な微細粉の発生を抑制し、効率のよい、低発熱の粉砕を行う。
【0055】
得られたベニバナ微粒子は、さらに35μ目開きのふるいを通過させ、粗大粒子を取り除く。この処理は、振動ふるいをもちいて行う。この処理により最大粒径で35μ以下としたベニバナ微粒子と最大粒径35μを越える微粒子とを得た。表1の方法にて以下同様に、着色微粒子を作製した。
【0056】
また、別途、ハンマーミルおよび120μ目開きのフルイ通過にて製造した着色粒子をもちいて製剤を表3のように調整した。
【0057】
【表1】

【0058】
表1の着色微粒子をもちいて、表2および表3のような製剤を作製した。
【0059】
【表2】

【0060】
【表3】

【0061】
表2および表3の製剤をもちいて打錠用の混合物を作成し、製剤の評価を実施した。
【0062】
表4の実施例と同様に比較となる打錠用混合物を作成した。評価結果を表6に示す。
【0063】
【表4】

【0064】
【表5】

【0065】
【表6】

【0066】
比較例8 糖衣液にチョウマメの抽出液を溶解し、この糖衣液を打錠品面にコートさせた。この糖衣掛けは、果糖ブドウ糖液糖へチョウマメ色素を溶解(糖液95重量部 チョウマメ色素5重量部)し、その後、この製剤10重量部、砂糖56重量部、アラビアガム2重量部、水32重量部の着色糖衣液とする。これを、白色の打錠菓(センター基材)に簡易的に塗布、風乾しながら糖衣コーティングをする。このコート品を実施例と同様に耐光性試験にかけた。残存率は、52%であった。
【0067】
良好な分散状態と不良な分散状態を図1〜3にしめした。

【図面の簡単な説明】
【0068】
【図1】均一に付着(500倍):ソルビトール粒子によく分散して付着
【図2】ソルビトール粒子に偏在付着(500倍):ソルビトール粒子のある1個の周りに偏在付着
【図3】打錠品形成にて、斑点となった不良箇所(図2の偏在付着物による):ソルビトール粒子に偏在付着した粒子による打錠品の斑点部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
D50が40〜100μのセルロース粒子に植物抽出色素を吸着させ、水分量を0.1〜5重量%とした着色粒子製剤であって、さらに該着色粒子製剤が、D50が1〜30μのものとD50が30〜100μのものとの比が15〜30:70〜85の割合にて混合したものであり、かつ最大粒子径が20〜35μのものと最大粒子径が35μ〜120μのものとの比が15〜30:70〜85の割合にて混合したものであることを特徴とする着色粒子製剤。
【請求項2】
セルロース粒子100重量部に対して、チョウマメ色素1〜20重量部を用いる請求項1記載のチョウマメ色素粒子製剤。
【請求項3】
セルロース粒子100重量部に対して、ベニバナ色素 1〜20重量部を用いる請求項1記載のベニバナ色素粒子製剤。
【請求項4】
D50が1〜30μのセルロース粒子の粉砕を、グラインディスクとライナからなる粉砕部および分級部よりなり、粉砕後の微粉は集塵機で捕集し、また、分級部にて分離された粗粉は、粉砕部に戻し再分散する機構よりなり、粉砕部回転数を、2000〜8000r.p.m、分級部回転数を500〜3000で行なう請求項1〜5いずれか記載の着色粒子製剤。
【請求項5】
打錠食品用である請求項1〜4いずれか記載の着色粒子製剤。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−163093(P2008−163093A)
【公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−351697(P2006−351697)
【出願日】平成18年12月27日(2006.12.27)
【出願人】(000222118)東洋インキ製造株式会社 (2,229)
【Fターム(参考)】