破袋装置
【課題】
廃棄物を詰めた袋、特に大型のごみ袋を確実に効率よく切断,破袋するのに好適な破袋装置を提供する。
【解決手段】
走行台車2に載置されるごみ袋1を、走行台車2の走行により走行台車2のごみ袋積載面4,5の下部隙間で回転する回転刃14で切断する。回転刃14の切断力は予め設定圧力を調整された空圧シリンダ16による傾動レバーにより適切な押し付け力を付与する。ごみ袋の切断後は走行台車2のごみ袋積載面4,5に設けた下爪6,7により、ごみ袋の切断部近傍端部を保持してごみ袋積載面4,5が下方へ開放しながら、ごみ袋1を強制的に引き裂き、ごみ袋の内部排出時にごみ袋自体が自重で崩れぬようにごみ袋の側面を上爪18,21で保持することにより、ごみ袋1内部の廃棄物を確実に排出することができる。
廃棄物を詰めた袋、特に大型のごみ袋を確実に効率よく切断,破袋するのに好適な破袋装置を提供する。
【解決手段】
走行台車2に載置されるごみ袋1を、走行台車2の走行により走行台車2のごみ袋積載面4,5の下部隙間で回転する回転刃14で切断する。回転刃14の切断力は予め設定圧力を調整された空圧シリンダ16による傾動レバーにより適切な押し付け力を付与する。ごみ袋の切断後は走行台車2のごみ袋積載面4,5に設けた下爪6,7により、ごみ袋の切断部近傍端部を保持してごみ袋積載面4,5が下方へ開放しながら、ごみ袋1を強制的に引き裂き、ごみ袋の内部排出時にごみ袋自体が自重で崩れぬようにごみ袋の側面を上爪18,21で保持することにより、ごみ袋1内部の廃棄物を確実に排出することができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ごみ処理施設に受入れる廃棄物を詰めた袋の破袋装置に係り、特に大型のごみ袋の破袋装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ごみ処理施設へ搬入される大型のごみ袋は、円滑な後処理工程のためにごみピットに投入する前にはごみ袋を切断,破袋し、内部に詰められた複数の小さなごみ袋等を効率的に排出する必要がある。特にごみ処理施設がない近隣地から搬入されるごみは通常ビニールフィルムにて約1m四方の袋状に多重に梱包されて搬入されるため、より確実に切断,破袋する必要がある。
【0003】
従来のゴミ袋の搬送処理装置としては、〔特許文献1〕に記載のように、複数のカッターにより上部からごみ袋を破袋するものがある。
【0004】
【特許文献1】特開2001−19112号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
〔特許文献1〕に記載のゴミ袋の処理装置は、カッター位置が固定されているため、ごみ袋が小さい場合や袋内部が十分詰っていない場合には、カッターに十分な反力が働かず、ごみ袋の切断,破袋が不十分になる問題があった。
【0006】
本発明の目的は、廃棄物を詰めた袋、特に大型のごみ袋を確実に効率よく切断,破袋するのに好適な破袋装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の破袋装置では、走行台車に載置されるごみ袋を、走行台車の走行により走行台車のごみ袋積載面の下部隙間で回転する回転刃で切断する。回転刃の切断力は予め設定圧力を調整された空圧シリンダによる傾動レバーにより適切な押し付け力を付与する。
【0008】
ごみ袋の切断後は走行台車のごみ袋積載面に設けた下爪により、ごみ袋の切断部近傍端部を保持してごみ袋積載面が下方へ開放しながら、ごみ袋を強制的に引き裂き、ごみ袋の内部排出時にごみ袋自体が自重で崩れぬようにごみ袋の側面を上爪で保持することにより、ごみ袋内部の廃棄物を確実に排出することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ごみ袋を確実に効率良く切断,破袋することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の一実施例を図1から図11により説明する。図1は、本実施例の破袋装置の構成を示す正面図である。
【0011】
破袋装置100は、図1に示すように構成されている。土台29には円板状の回転刃
14を支持するための回転刃設置台17が載置されており、回転刃設置台17にはアーム15が回転可能に、アーム15の先端には回転刃14が図示されていないモータ及びチェーンにより回転駆動されるように取付けられ、アーム15には空圧シリンダ16が取付けられてアーム15に押付け力を与えるようになっている。なお、空圧シリンダ16の代わりに、バネ等で構成してもよい。
【0012】
土台29に対向して梁28が設けられ、土台29と梁28の間の空間にごみピット27が設けられている。土台29及び梁28の上部で、回転刃14の下部には床3が設けられ、走行台車2が走行するようになっている。アーム15は床3に設けられた切り取り部を貫通するように設けられている。
【0013】
ごみピット27の上部の床3には、開口部が設けられており、床3にはごみ袋排出部
30が設置され、このごみ袋排出部30は、図5に示すように、架台25の上に設置された空圧シリンダ20と、空圧シリンダ20の両端に接続されピン部31,32で架台25に回転可能に支持されたレバー19,22と、レバー19,22の夫々の先端に設けられた上爪18,21で構成される。
【0014】
走行台車2は、中央部が回転刃14が通過するように、2つのごみ袋積載面4,5を有し、2つのごみ袋積載面4,5間には、回転刃14と干渉しないように60〜80mmの隙間が設けられている。回転刃14の上端はごみ袋積載面4,5の上面から回転刃14の直径である約200mmの高さとなるようにアーム15の長さが調整されている。
【0015】
走行台車2のごみ袋積載面4,5には、それぞれピン8,9が設けられており、走行方向から見てピン8,9を中心に図示しないモータにより回動するようになっている。ごみ袋積載面4,5には、それぞれ下爪6,7が設けられている。図7,図8に示すように空圧シリンダ13に接続されたラック12が、下爪6に設けられたピニオン10と噛み合わされており、空圧シリンダ13を駆動することによりラック12が移動して下爪6を回転駆動するようになっている。
【0016】
図1に示すように、ごみ処理施設に搬入された大型のごみ袋1は、ごみ袋1の側面をフォークリフト26により挟まれて走行台車2に載置される。走行台車2は図示されてないモータにより、一端が梁28に連結された床3上を走行し、図2,図3,図4に示すように、ごみ袋1が円板状の回転刃14に接触すると、回転刃14を支持しているアーム15が傾動し、回転刃14がごみ袋1の底面を切断する。アーム15に取付けられた空圧シリンダ16により、予め設定された圧力により回転刃14はごみ袋1に対して適切な押付力が働き、ごみ袋1の底面が確実に切断される。
【0017】
走行台車2が床3をさらに走行して、図5,図6に示すように、ごみピット27の上部のごみピット投入部に停止すると、空圧シリンダ20が左右方向に駆動されてレバー19,22を回転させ、上爪18,19をごみ袋1の上部に突き刺さって、図9に示すようにごみ袋1を固定する。
【0018】
この状態で、空圧シリンダ13を駆動することにより、ラック12,ピニオン10を介して下爪6,7が回動するため、走行台車2のごみ袋積載面4,5の内部に複数設けられた下爪6,7がごみ袋積載面4,5の上面に飛び出てきてごみ袋1の底部の切断部近傍端部を貫通し、保持する。
【0019】
この後、図示していないモータ駆動により走行台車2のごみ袋積載面4,5が、図9,図10に示すように、ピン8,9を支点に下方に開くと、回転刃14によるごみ袋1底部の切断部が両側に大きく裂け、ごみ袋1内部の小さな複数のごみ袋33等が重力でごみピット27に落下し、ごみ袋1の内容物が確実に排出される。
【0020】
図9に示すように、走行台車2のごみ袋積載面4,5が下方に開く前にごみ袋1の両側面から複数の上爪18,21でごみ袋1の側面上部を貫通して保持しているので、ごみ袋1が自重により途中で崩れて、ごみ袋1の内部が十分に排出されない不具合が防止できる。
【0021】
ごみ袋1内の内容物がごみピット27に落下すると、空圧シリンダ13を駆動して、図
10に示すように、下爪6,7を走行台車2のごみ袋積載面4,5の内部に引き戻す。内部の小さな複数のごみ袋33の排出終了後に、空圧シリンダ20を駆動して、上爪18,21を元の位置に戻す。この際、ごみ袋1に上爪18,21が食い込んだまま、ごみ袋1自体がごみピット27に排出されない不具合が生じるのを防止するため、上爪18,21を元の位置に戻す時に、隣接して設置されたゴム製のジャバラ23,24にてごみ袋1をしごき取り、ごみ袋1も図11に示すようにごみピット27へ排出する。その後、走行台車2のごみ袋積載面4,5を元の位置まで閉じ、図11に示すように走行台車2も元の位置まで戻す。
【0022】
以上の1サイクル動作を自動シーケンスを組むことにより、ごみ袋1を走行台車2のごみ袋積載面4,5に積載した後は、走行台車2は一往復動作を行い、ごみ袋1の切断,破袋処理が効率的および確実に完了することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の一実施例である破袋装置の構成を示す正面図。
【図2】破袋装置の走行台車上のごみ袋の回転刃による切断状態を示す正面図。
【図3】図2の一部を拡大して示す正面図。
【図4】図3の矢視A−A断面図。
【図5】ゴミ排出部の詳細を示す正面図。
【図6】ゴミ排出状態を示す正面図。
【図7】下爪機構の動作を示す正面図。
【図8】下爪機構の動作を示す正面図。
【図9】ごみ袋内部の小さな複数のごみ袋の排出時の状態を示す側面図。
【図10】ごみ袋内部の小さな複数のごみ袋の排出後の状態を示す側面図。
【図11】破袋装置の走行台車が元の位置へ復帰した状態を示す正面図。
【符号の説明】
【0024】
1 ごみ袋
2 走行台車
3 床
4,5 ごみ袋積載面
6,7 下爪
14 回転刃
15 アーム
16 空圧シリンダ
18,21 上爪
【技術分野】
【0001】
本発明は、ごみ処理施設に受入れる廃棄物を詰めた袋の破袋装置に係り、特に大型のごみ袋の破袋装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ごみ処理施設へ搬入される大型のごみ袋は、円滑な後処理工程のためにごみピットに投入する前にはごみ袋を切断,破袋し、内部に詰められた複数の小さなごみ袋等を効率的に排出する必要がある。特にごみ処理施設がない近隣地から搬入されるごみは通常ビニールフィルムにて約1m四方の袋状に多重に梱包されて搬入されるため、より確実に切断,破袋する必要がある。
【0003】
従来のゴミ袋の搬送処理装置としては、〔特許文献1〕に記載のように、複数のカッターにより上部からごみ袋を破袋するものがある。
【0004】
【特許文献1】特開2001−19112号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
〔特許文献1〕に記載のゴミ袋の処理装置は、カッター位置が固定されているため、ごみ袋が小さい場合や袋内部が十分詰っていない場合には、カッターに十分な反力が働かず、ごみ袋の切断,破袋が不十分になる問題があった。
【0006】
本発明の目的は、廃棄物を詰めた袋、特に大型のごみ袋を確実に効率よく切断,破袋するのに好適な破袋装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の破袋装置では、走行台車に載置されるごみ袋を、走行台車の走行により走行台車のごみ袋積載面の下部隙間で回転する回転刃で切断する。回転刃の切断力は予め設定圧力を調整された空圧シリンダによる傾動レバーにより適切な押し付け力を付与する。
【0008】
ごみ袋の切断後は走行台車のごみ袋積載面に設けた下爪により、ごみ袋の切断部近傍端部を保持してごみ袋積載面が下方へ開放しながら、ごみ袋を強制的に引き裂き、ごみ袋の内部排出時にごみ袋自体が自重で崩れぬようにごみ袋の側面を上爪で保持することにより、ごみ袋内部の廃棄物を確実に排出することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ごみ袋を確実に効率良く切断,破袋することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の一実施例を図1から図11により説明する。図1は、本実施例の破袋装置の構成を示す正面図である。
【0011】
破袋装置100は、図1に示すように構成されている。土台29には円板状の回転刃
14を支持するための回転刃設置台17が載置されており、回転刃設置台17にはアーム15が回転可能に、アーム15の先端には回転刃14が図示されていないモータ及びチェーンにより回転駆動されるように取付けられ、アーム15には空圧シリンダ16が取付けられてアーム15に押付け力を与えるようになっている。なお、空圧シリンダ16の代わりに、バネ等で構成してもよい。
【0012】
土台29に対向して梁28が設けられ、土台29と梁28の間の空間にごみピット27が設けられている。土台29及び梁28の上部で、回転刃14の下部には床3が設けられ、走行台車2が走行するようになっている。アーム15は床3に設けられた切り取り部を貫通するように設けられている。
【0013】
ごみピット27の上部の床3には、開口部が設けられており、床3にはごみ袋排出部
30が設置され、このごみ袋排出部30は、図5に示すように、架台25の上に設置された空圧シリンダ20と、空圧シリンダ20の両端に接続されピン部31,32で架台25に回転可能に支持されたレバー19,22と、レバー19,22の夫々の先端に設けられた上爪18,21で構成される。
【0014】
走行台車2は、中央部が回転刃14が通過するように、2つのごみ袋積載面4,5を有し、2つのごみ袋積載面4,5間には、回転刃14と干渉しないように60〜80mmの隙間が設けられている。回転刃14の上端はごみ袋積載面4,5の上面から回転刃14の直径である約200mmの高さとなるようにアーム15の長さが調整されている。
【0015】
走行台車2のごみ袋積載面4,5には、それぞれピン8,9が設けられており、走行方向から見てピン8,9を中心に図示しないモータにより回動するようになっている。ごみ袋積載面4,5には、それぞれ下爪6,7が設けられている。図7,図8に示すように空圧シリンダ13に接続されたラック12が、下爪6に設けられたピニオン10と噛み合わされており、空圧シリンダ13を駆動することによりラック12が移動して下爪6を回転駆動するようになっている。
【0016】
図1に示すように、ごみ処理施設に搬入された大型のごみ袋1は、ごみ袋1の側面をフォークリフト26により挟まれて走行台車2に載置される。走行台車2は図示されてないモータにより、一端が梁28に連結された床3上を走行し、図2,図3,図4に示すように、ごみ袋1が円板状の回転刃14に接触すると、回転刃14を支持しているアーム15が傾動し、回転刃14がごみ袋1の底面を切断する。アーム15に取付けられた空圧シリンダ16により、予め設定された圧力により回転刃14はごみ袋1に対して適切な押付力が働き、ごみ袋1の底面が確実に切断される。
【0017】
走行台車2が床3をさらに走行して、図5,図6に示すように、ごみピット27の上部のごみピット投入部に停止すると、空圧シリンダ20が左右方向に駆動されてレバー19,22を回転させ、上爪18,19をごみ袋1の上部に突き刺さって、図9に示すようにごみ袋1を固定する。
【0018】
この状態で、空圧シリンダ13を駆動することにより、ラック12,ピニオン10を介して下爪6,7が回動するため、走行台車2のごみ袋積載面4,5の内部に複数設けられた下爪6,7がごみ袋積載面4,5の上面に飛び出てきてごみ袋1の底部の切断部近傍端部を貫通し、保持する。
【0019】
この後、図示していないモータ駆動により走行台車2のごみ袋積載面4,5が、図9,図10に示すように、ピン8,9を支点に下方に開くと、回転刃14によるごみ袋1底部の切断部が両側に大きく裂け、ごみ袋1内部の小さな複数のごみ袋33等が重力でごみピット27に落下し、ごみ袋1の内容物が確実に排出される。
【0020】
図9に示すように、走行台車2のごみ袋積載面4,5が下方に開く前にごみ袋1の両側面から複数の上爪18,21でごみ袋1の側面上部を貫通して保持しているので、ごみ袋1が自重により途中で崩れて、ごみ袋1の内部が十分に排出されない不具合が防止できる。
【0021】
ごみ袋1内の内容物がごみピット27に落下すると、空圧シリンダ13を駆動して、図
10に示すように、下爪6,7を走行台車2のごみ袋積載面4,5の内部に引き戻す。内部の小さな複数のごみ袋33の排出終了後に、空圧シリンダ20を駆動して、上爪18,21を元の位置に戻す。この際、ごみ袋1に上爪18,21が食い込んだまま、ごみ袋1自体がごみピット27に排出されない不具合が生じるのを防止するため、上爪18,21を元の位置に戻す時に、隣接して設置されたゴム製のジャバラ23,24にてごみ袋1をしごき取り、ごみ袋1も図11に示すようにごみピット27へ排出する。その後、走行台車2のごみ袋積載面4,5を元の位置まで閉じ、図11に示すように走行台車2も元の位置まで戻す。
【0022】
以上の1サイクル動作を自動シーケンスを組むことにより、ごみ袋1を走行台車2のごみ袋積載面4,5に積載した後は、走行台車2は一往復動作を行い、ごみ袋1の切断,破袋処理が効率的および確実に完了することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の一実施例である破袋装置の構成を示す正面図。
【図2】破袋装置の走行台車上のごみ袋の回転刃による切断状態を示す正面図。
【図3】図2の一部を拡大して示す正面図。
【図4】図3の矢視A−A断面図。
【図5】ゴミ排出部の詳細を示す正面図。
【図6】ゴミ排出状態を示す正面図。
【図7】下爪機構の動作を示す正面図。
【図8】下爪機構の動作を示す正面図。
【図9】ごみ袋内部の小さな複数のごみ袋の排出時の状態を示す側面図。
【図10】ごみ袋内部の小さな複数のごみ袋の排出後の状態を示す側面図。
【図11】破袋装置の走行台車が元の位置へ復帰した状態を示す正面図。
【符号の説明】
【0024】
1 ごみ袋
2 走行台車
3 床
4,5 ごみ袋積載面
6,7 下爪
14 回転刃
15 アーム
16 空圧シリンダ
18,21 上爪
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フォークリフトにより載置されるごみ袋をごみピットの上部まで運ぶ2つのごみ積載面で構成される走行台車と、該走行台車に載置された前記ごみ袋の底面を切断するアームに回転駆動可能に取付けられた回転刃と、前記ごみピット上部でごみ袋の上部を固定するための回転駆動されるレバーに設けられ上爪と、前記走行台車に設けられ前記ごみ袋の底部を固定するための回転駆動される下爪と、前記2つのごみ積載面を下方に開くための駆動装置を備えた破袋装置。
【請求項2】
前記2つのごみ積載面間が前記回転刃と干渉しないように隙間が設けられ、前記アームに押付け力を与える空圧シリンダ又はバネを具備した請求項1に記載の破袋装置。
【請求項3】
前記上爪が、架台上に設けた空圧シリンダにより前記架台にピンにより回動可能に支持されるレバーの先端に設けられた請求項1に記載の破袋装置。
【請求項4】
前記下爪が、空圧シリンダにより駆動されるラックと、該ラックに噛み合わされたピニオンにより回転駆動される請求項1に記載の破袋装置。
【請求項1】
フォークリフトにより載置されるごみ袋をごみピットの上部まで運ぶ2つのごみ積載面で構成される走行台車と、該走行台車に載置された前記ごみ袋の底面を切断するアームに回転駆動可能に取付けられた回転刃と、前記ごみピット上部でごみ袋の上部を固定するための回転駆動されるレバーに設けられ上爪と、前記走行台車に設けられ前記ごみ袋の底部を固定するための回転駆動される下爪と、前記2つのごみ積載面を下方に開くための駆動装置を備えた破袋装置。
【請求項2】
前記2つのごみ積載面間が前記回転刃と干渉しないように隙間が設けられ、前記アームに押付け力を与える空圧シリンダ又はバネを具備した請求項1に記載の破袋装置。
【請求項3】
前記上爪が、架台上に設けた空圧シリンダにより前記架台にピンにより回動可能に支持されるレバーの先端に設けられた請求項1に記載の破袋装置。
【請求項4】
前記下爪が、空圧シリンダにより駆動されるラックと、該ラックに噛み合わされたピニオンにより回転駆動される請求項1に記載の破袋装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2008−110819(P2008−110819A)
【公開日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−293465(P2006−293465)
【出願日】平成18年10月30日(2006.10.30)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年10月30日(2006.10.30)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】
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