説明

硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール組成物及び硬質ポリウレタンフォームの製造方法

【課題】水を発泡剤とし、サンドイッチパネルにおいて面材との接着性、特に長方形パネルの4隅における接着性が改善された硬質ポリウレタンフォーム用のポリオール組成物並びに該ポリオール組成物を使用した硬質ポリウレタンフォームの製造方法を提供する。
【解決手段】ポリエーテルポリオール化合物、発泡剤である水、整泡剤、難燃剤及び触媒を含み、ポリイソシアネート成分と反応させて硬質ポリウレタンフォームを形成するものであり、触媒は、(a)ポリアルキルポリアミンから選択される少なくとも1種の中ないし強ゲル化触媒、(b)強泡化触媒、及び(c)イミダゾール系触媒からなる硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール組成物とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水を発泡剤とする硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール組成物並びに該ポリオール組成物を使用した硬質ポリウレタンフォームの製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
硬質ポリウレタンフォームにカラー鋼板などの表面材を積層した断熱パネルは公知であり、一般的には表面材の間に枠材を配設し、表裏の表面材と枠材とで形成された成形空間に発泡性組成物を供給して発泡・硬化させ、硬質ポリウレタンフォームと表面材を積層した断熱パネルとする技術も公知である(特許文献1など)。
【0003】
特許文献1には、硬質ポリウレタンフォームを製造する発泡剤としてHFC化合物と水とを使用し、高圧発泡法により製造したサンドイッチパネルが開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開2002−363238号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
HFC化合物は、オゾン層破壊係数は問題とはならないものの、地球温暖化係数は無視できるものではなく、またHFC化合物は高価であるため、コスト低減の観点からもHFC化合物を使用しない硬質ポリウレタンフォームパネルが求められている。低コストで環境上の問題のない発泡剤として水が知られている。
【0006】
しかし、特許文献1に記載の技術において発泡剤を水のみに変更すると寸法安定性の低下、熱伝導率の上昇、フォームの性能の低下などの問題が発生し、とりわけサンドイッチパネルにおいては、面材との接着性、特に長方形パネルの4隅における接着性が低下することが判明した。
【0007】
本発明は、上記公知技術の問題に鑑み、水を発泡剤とし、サンドイッチパネルにおいて面材との接着性、特に長方形パネルの4隅における接着性が改善された硬質ポリウレタンフォーム用のポリオール組成物並びに該ポリオール組成物を使用した硬質ポリウレタンフォームの製造方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のポリオール組成物は、ポリエーテルポリオール化合物、発泡剤である水、整泡剤、難燃剤及び触媒を含み、ポリイソシアネート成分と反応させて硬質ポリウレタンフォームを形成するものであり、
前記触媒は、(a)ポリアルキルポリアミンから選択される少なくとも1種の中ないし強ゲル化触媒、(b)強泡化触媒、及び(c)イミダゾール系触媒からなることを特徴とする。
【0009】
係るポリオール組成物を使用することにより、水を発泡剤とし、サンドイッチパネルにおいて面材との接着性、特に長方形パネルの4隅における接着性が改善された硬質ポリウレタンフォームを形成することができる。
【0010】
長方形パネルの4隅における面材とフォームの接着性は、ポリオール組成物とポリイソシアネート成分とを混合した発泡性組成物が、注入された位置から広がってから発泡すること、面材と接してから硬化すること、などにより改善される。本発明によれば、これらの発泡硬化の特性が改善される結果、特に高圧発泡法により製造されたサンドイッチパネルの面材とフォームの接着性が改善されるものと考えられる。
【0011】
上記の硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール組成物においては、前記触媒の組成は、(a)中ないし強ゲル化触媒を10重量部としたとき、(b)強泡化触媒が5〜25重量部、(c)イミダゾール系触媒が5〜25重量部であることが好ましい。
【0012】
上記組成範囲を逸脱する場合には、ポリウレタン分子を形成する重合反応と水とイソシアネート基の反応により炭酸ガスを発生する泡化反応のバランスが崩れて面材とフォームの接着性低下やフォーム強度の低下が起こる場合がある。
【0013】
本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造方法は、ポリエーテルポリオール化合物、発泡剤である水、整泡剤、難燃剤及び触媒を含むポリオール組成物とポリイソシアネート成分と混合して発泡性組成物とし、前記発泡性組成物を反応硬化させて硬質ポリウレタンフォームとする方法であり、
前記触媒は、(a)ポリアルキルポリアミンから選択される少なくとも1種の中ないし強ゲル化触媒、(b)強泡化触媒、及び(c)イミダゾール系触媒からなることを特徴とする。
【0014】
係る構成の製造方法によれば、水を発泡剤とし、サンドイッチパネルにおいて面材との接着性、特に長方形パネルの4隅における接着性が改善された硬質ポリウレタンフォームを製造することができる。
【0015】
上記の硬質ポリウレタンフォームの製造方法においては、前記触媒の組成は、(a)中ないし強ゲル化触媒を10重量部としたとき、(b)強泡化触媒が5〜25重量部、(c)イミダゾール系触媒が5〜25重量部であることが好ましい。
【0016】
触媒組成が上記組成範囲を逸脱する場合には、ポリウレタン分子を形成する重合反応と水とイソシアネート基の反応により炭酸ガスを発生する泡化反応のバランスが崩れて面材とフォームの接着性低下やフォーム強度の低下が起こる場合がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明において使用する触媒は、(a)ポリメチルポリアミンから選択される少なくとも1種の中ないし強ゲル化触媒、(b)強泡化触媒、及び(c)イミダゾール系触媒からなることを特徴とする。泡化触媒、樹脂化触媒の性能は、TDI/水反応速度(K(TDI−HO))とTDI/ジエチレングリコール反応速度(K(TDI−DEG))との比であるR=K(TDI−HO))/K(TDI−DEG)で評価される。中ないし強ゲル化触媒は、Rが0.5以下であり、強泡化触媒は、Rが1以上である。
【0018】
(a)ポリアルキルポリアミンから選択される少なくとも1種の中ないし強ゲル化触媒としては、テトラメチルヘキサメチレンジアミン(TMHMDA;R=0.285)、ペンタメチルジプロピレントリアミン(PMDPTA;R=0.0305)、1,3,5−トリス(3−ジメチルアミノプロピル)ヘキサヒドロ−s−トリアジン(Poplycat−41:アボット)、N−メチル−N’−(2−ジメチルアミノ)エチルピペラジン等が例示される。
【0019】
(b)強泡化触媒としては、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル(BDMEE;R=3.90)、ペンタメチルジエチレントリアミン(PMDETA;R=3.73)、ジメチルアミノエトキシエタノール、N,N,N’−トリメチルアミノエチルエタノールアミン、ヘキサメチルトリエチレンテトラアミン(HMTETA;R=2.07)等が例示される。
【0020】
また(c)イミダゾール系触媒としては、具体的には1−イソブチル−2−メチルイミダゾール、1−メチルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、イミダゾ−ル化合物の混合物(例えばKAOLIZER 300,310等)等を例示することができる。
【0021】
本発明のポリオール組成物ないし硬質ポリウレタンフォームの製造方法において使用するポリエーテルポリオール化合物は、公知のポリオール化合物を使用することができる。具体的には脂肪族ポリエーテルポリオール、芳香族ポリエーテルポリオール、マンニッヒポリオール、脂肪族アミン系ポリエーテルポリオール、芳香族アミン系ポリエーテルポリオールなどが例示される。
【0022】
脂肪族ポリエーテルポリオールは、開始剤としてエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキシレングリコール、シクロヘキサンジメタノール等のグリコール類、トリメチロールプロパン、グリセリン等のトリオール類、ペンタエリスリトール等の4官能アルコール類、ソルビトール、シュークロース等の多価アルコール類などを使用し、プロピレンオキサイド、エチレンオキサイドの少なくとも1種を開環付加重合させて得られる多官能性のオリゴマーである。脂肪族多価アルコールを開始剤とするポリエーテルポリオールは、平均官能基数が2.5〜8、水酸基価が300〜600mgKOH/gであることが好ましい。
【0023】
芳香族ポリエーテルポリオールは、ヒドロキノン、ビスフェノールA、キシリレングリコール等の芳香族化合物を開始剤として、上記のポリエーテルポリオールと同様にして製造する。芳香族ポリエーテルポリオールは、平均官能基数が2〜4、水酸基価が200〜600mgKOH/gであることが好ましい。
【0024】
マンニッヒポリオールは、フェノール及び/又はそのアルキル置換誘導体、ホルムアルデヒド及びアルカノールアミンのマンニッヒ反応により得られた活性水素化合物又はこの化合物にエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドの少なくとも1種を開環付加重合させることによって得られる水酸基価250〜550mgKOH/g、官能基数が2〜4のポリオール化合物である。係るポリオール化合物の市販品としては、例えばDK−3776(第一工業製薬)などがあり、使用可能である。
【0025】
脂肪族アミンポリオールとしては、アルキレンジアミン系ポリオールや、アルカノールアミン系ポリオールが例示される。これらのポリオール化合物は、アルキレンジアミンやアルカノールアミンを開始剤としてエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドの少なくとも1種を開環付加させた末端水酸基の多官能ポリオール化合物である。アルキレンジアミンとしては、公知の化合物が限定なく使用できる。具体的にはエチレンジアミン、プロピレンジアミン、ブチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ネオペンチルジアミン等の炭素数が2〜8のアルキレンジアミンの使用が好適である。アルキレンジアミン系ポリオールにおいては、開始剤であるアルキレンジアミンは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。アルカノールアミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンが例示される。アルキレンジアミンを開始剤としたポリオール化合物の官能基数は4であり、アルカノールアミンを開始剤としたポリオール化合物の官能基数は3である。
【0026】
芳香族アミンポリオールは、芳香族ジアミンを開始剤としてエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等の環状エーテル化合物、好ましくはプロピレンオキサイドのみ、もしくはプロピレンオキサイドとエチレンオキサイドを開環付加させた4官能のポリオール化合物である。開始剤である芳香族ジアミンとしては、公知の芳香族ジアミンを限定なく使用することができる。具体的には2,4−トルエンジアミン、2,6−トルエンジアミン、ジエチルトルエンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、p−フェニレンジアミン、o−フェニレンジアミン、ナフタレンジアミン等が例示される。芳香族アミンポリオールは、水酸基価は250〜550mgKOH/gであることが好ましい。
【0027】
本発明においては、さらに難燃剤を添加することも好ましい態様であり、好適な難燃剤としては、ハロゲン含有化合物、有機リン酸エステル類、三酸化アンチモン、水酸化アルミニウム等の金属化合物が例示され、有機リン酸エステル類の使用が特に好ましい。有機リン酸エステル類としては、リン酸のハロゲン化アルキルエステル、アルキルリン酸エステルやアリールリン酸エステル、ホスホン酸エステル等が使用可能であり、具体的にはトリス(β−クロロエチル)ホスフェート(CLP、大八化学製)、トリス(β−クロロプロピル)ホスフェート(TMCPP、大八化学製)、トリブトキシエチルホスフェート(TBXP,大八化学製)、トリブチルホスフェート、トリエチルホスフェート、クレジルフェニルホスフェート、ジメチルメチルホスホネート等が例示でき、これらの1種以上が使用可能である。有機リン酸エステル類の添加量はポリオール化合物の合計100重量部に対して50重量部以下であり、10〜50重量部であることが好ましい。この範囲を越えると可塑化効果、難燃効果が十分に得られなかったり、フォームの機械的特性が低下するなどの問題が生じる場合が発生する。
【0028】
整泡剤としては、硬質ポリウレタンフォームの分野において公知の整泡剤を限定なく使用可能である。具体的には、B−8465(ゴールドシュミット)、SH−193、S−824−02、SZ−1704(東レダウコーニングシリコン)等の整泡剤を使用することができる。整泡剤は2種以上を使用してもよい。整泡剤の添加量はポリオール化合物100重量部に対して0.5〜5重量%であることが好ましい。
【0029】
ポリオール組成物と混合、反応させて硬質ポリウレタンフォームを形成するポリイソシアネート化合物としては、取扱の容易性、反応の速さ、得られる硬質ポリウレタンフォームの物理特性が優れていること、低コストであることなどから、液状MDIを使用する。液状MDIとしては、クルードMDI(c−MDI)(スミジュール44V−10,スミジュール44V−20,スミジュールH−420等(住化バイエルウレタン社製)、ミリオネートMR−200(日本ポリウレタン工業))、ウレトンイミン含有MDI(ミリオネートMTL;日本ポリウレタン工業製)等が使用される。液状MDIに加えて、他のポリイソシアネート化合物を併用してもよい。併用するポリイソシアネート化合物としては、ポリウレタンの技術分野において公知のポリイソシアネート化合物は限定なく使用可能である。
【0030】
本発明の硬質ポリウレタンフォームの製造に際しては、上記成分の他に、当業者に周知の着色剤、酸化防止剤等が使用可能である。
【実施例】
【0031】
(実施例1〜4、比較例1〜3)
ペンタエリスリトールを開始剤として公知の方法でプロピレンオキサイドを付加した水酸基価450mgKOH/gのポリエーテルポリオール100重量部、整泡剤B−8465(ゴールドシュミットジャパン)2重量部、難燃剤TMCPP(大八化学工業)15重量部、発泡剤である水5重量部、及び触媒2.0重量部を表1の上段に記載した比率にて添加、混合してポリオール組成物を調製した。触媒としては、強ゲル化触媒としてテトラメチルヘキサメチレンジアミン(TMHMDA)、強泡化触媒としてビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル(BDMEE)、イミダゾール系触媒としてKAOLIZER 300(KAO−300)を使用した。
【0032】
ポリオール組成物とポリイソシアネート成分であるスミジュール44V−20(NCO=31重量%;住化バイエルウレタン)192重量部をこの重量比にて高圧発泡機を使用して混合し、発泡性組成物として下面材、上面材及び枠材にて形成された成形空間に注入し、900mm×1800mm,フォーム層の厚さが30mmのサンドイッチパネルを製造した。上面材、下面材としては、いずれも厚さが公称0.4mmのカラー鋼板を使用した。硬質ポリウレタンフォームは密度が40kg/mであった。
【0033】
【表1】

【0034】
(実施例5、6、7)
触媒組成をTMHMDA/BDMEE/KAO−300=1/1/1(重量比)とし、添加量を変更した以外は実施例1〜4と同様にしてサンドイッチパネルを作製した。評価結果を表2に示した。
【0035】
【表2】

【0036】
(評価)
1)フォームと面材との接着性
製造したサンドイッチパネルから50mm×50mmのサンプルを切り出して固定用のネジを備えた鉄製の測定治具を上下の面材に接着剤を使用して接着し、図1に示した測定サンプルを作製した。Aは測定治具であり、サンドイッチパネル11のサンプルであり、13は上面材、17は下面材、15は硬質ポリウレタンフォームである。矢印は引っ張り方向である。測定はネジ式引張り試験機を使用し、クロスヘッド速度50mm/min、温度23℃、湿度65%RHにて測定した。結果は以下のように表示した。
◎:接着強度1.5kgf以上
○:接着強度1.5kgf未満1.0kgf以上
△:接着強度1.0kgf未満0.5kgf以上
×:接着強度1.0kgf未満。
【0037】
2)充填性
製造したサンドイッチパネルを解体して端部の充填状況を目視により評価した。評価結果は以下の基準により行った。
◎:端部の隅に隙間なく均一に充填されていた。
○:端部の隅に小さな空隙はあるものの均一に充填されており、実用上問題のないものであった。
△:端部の隅に空隙の発生が認められた。
×:端部の隅に大きなボイドがあり、全くの不良品であった。
【0038】
表1、2の結果より、本発明のポリオール組成物を使用して製造した硬質ポリウレタンフォームは、面材との接着性が良好であり、また充填性も良好であって、高圧発泡法によりサンドイッチパネルを製造した場合に、4隅部においても面材とフォームの接着性が良好であることが分かる。触媒を構成する3成分の一つでも欠けると発泡特性のバランスが崩れて面材との接着性、充填性が低下することが分かる。また触媒の添加量の合計は、ポリオール化合物100重量部に対して0.2重量部以上が好ましいことが分かる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】フォームと面材との接着性を測定するサンプルを示した斜視図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリエーテルポリオール化合物、発泡剤である水、整泡剤、難燃剤及び触媒を含み、ポリイソシアネート成分と反応させて硬質ポリウレタンフォームを形成するポリオール組成物であって、
前記触媒は、(a)ポリアルキルポリアミンから選択される少なくとも1種の中ないし強ゲル化触媒、(b)強泡化触媒、及び(c)イミダゾール系触媒からなることを特徴とする硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール組成物。
【請求項2】
前記触媒の組成は、(a)中ないし強ゲル化触媒を10重量部としたとき、(b)強泡化触媒が5〜25重量部、(c)イミダゾール系触媒が5〜25重量部であることを特徴とする請求項1に記載の硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール組成物。
【請求項3】
ポリエーテルポリオール化合物、発泡剤である水、整泡剤、難燃剤及び触媒を含むポリオール組成物とポリイソシアネート成分と混合して発泡性組成物とし、前記発泡性組成物を反応硬化させて硬質ポリウレタンフォームとする硬質ポリウレタンフォームの製造方法であって、
前記触媒は、(a)ポリアルキルポリアミンから選択される少なくとも1種の中ないし強ゲル化触媒、(b)強泡化触媒、及び(c)イミダゾール系触媒からなることを特徴とする硬質ポリウレタンフォーム フォーム密度を15kg/m以下とすることを特徴とする硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
【請求項4】
前記触媒の組成は、(a)中ないし強ゲル化触媒を10重量部としたとき、(b)強泡化触媒が5〜25重量部、(c)イミダゾール系触媒が5〜25重量部であることを特徴とする請求項3に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。

【図1】
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【公開番号】特開2008−133318(P2008−133318A)
【公開日】平成20年6月12日(2008.6.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−318662(P2006−318662)
【出願日】平成18年11月27日(2006.11.27)
【出願人】(000003148)東洋ゴム工業株式会社 (2,711)
【Fターム(参考)】