説明

移動端末へのコンテンツ配信スケジュールの伝達

【課題】移動端末へのコンテンツ配信スケジュールの伝達
【解決手段】配信スケジュールを移動端末に伝達する方法および装置。一態様では、コンテンツクリップが配信ネットワーク上で利用可能になる時間間隔を記述するコンタクトウィンドウを受信することと、関心の1つ以上のクリップを決定することと、上記のコンテンツクリップが上記関心の1つ以上のクリップのうちの少なくとも1つに一致することを決定することと、上記時間間隔内で上記コンテンツクリップを受信するように受信時間をスケジュールすることと、を含む方法が提供される。あるコンテンツクリップが関心の1つ以上のクリップと一致することを決定するように、またあるコンタクトウィンドウ内で上記コンテンツクリップを受信するように受信時間をスケジュールするように構成されたスケジューリングロジックを含む装置が提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的にはデータネットワークの運用に関し、より特定的には移動端末に配信スケジュールを伝達する方法と装置とに関する。
【背景技術】
【0002】
(米国特許法第119条の下における優先権の主張)
本特許出願は、2005年4月7日に出願されて本譲受人に譲渡された、仮出願第60/669,553号に対する優先権を主張し、参照として本明細書に明確に組み込まれている。
【0003】
無線通信ネットワークといったデータネットワークは、単一の端末のためにカスタマイズされた(customized)サービスと多数の端末に提供されるサービスとの間でトレードオフを行わなくてはならない。例えば多数の移動端末(加入者)へのコンテンツ(content)の配信は複雑な問題である。これは特に、比較的低速の無線通信リンクを使用して通信する移動端末に関して真である。したがってコンテンツプロバイダが装置パワーとネットワーク資源とを保存する仕方で種々の移動端末にコンテンツを配信することは極めて重要である。
【0004】
従来の有線式コンテンツ配信/メディア配信システムにおいては、リアルタイムサービスまたはストリーミング(streaming)サービスのスケジュールされた放送時間は既知であるか、設定されている。放送時間は、コンテンツが視聴のために利用可能であることをユーザに広告される時間になるように設定される。しかしながらクリップキャスティング(clip-casting)サービスでは、コンテンツクリップは、これが広告された視聴時間前に配信される限り、如何なる時間でも装置に配信され得る。視聴時間は、コンテンツクリップ(content clip)が視聴のために利用可能であるとユーザに広告された時間として定義される。いったんユーザがクリップキャスティングサービスに加入すると、コンテンツクリップの配信は如何なるユーザ対話も必要としない背景においてトランスペアレントに(transparently)実行される。コンテンツクリップは、装置に記憶されて、指定された時間に視聴のために利用可能にされる。
【0005】
不都合なことに従来のシステムは、移動装置にコンテンツクリップを配信しようとするとき幾つかの欠点を有する。伝統的IPマルチキャストまたは他の放送モデルにおけるように、移動装置は1つ以上のIPマルチキャストソケットを開いて、IPマルチキャストソケットにクリップが到着するかどうかを聴くことができる。しかしながらこれは、クリップキャスティングサービスに関して到着する(配信される)コンテンツが存在するかどうかを知るために移動装置が常に目覚めている必要があることを意味する。不都合なことにこの従来のマルチキャストコンテンツ受信モデルは、移動装置のバッテリー寿命が限られているので、移動体環境ではうまく働かない。こうして、マルチキャストソケット上でコンテンツが受信されるかどうかを聴くための移動装置にウェイクアップしていることを要求することは、かなりのバッテリーパワーを消耗し、移動体の待機時間を減らすであろう。
【0006】
したがって必要とされることは、装置のバッテリーパワーを保存し、それによって待機時間への影響を最小にしながらコンテンツクリップが効率的に受信されることを可能にする、コンテンツクリップを移動装置に配信する方法である。
【発明の開示】
【発明の概要】
【0007】
1つ以上の実施形態では、移動装置にクリップ配信スケジュールを配信するように動作する、方法と装置とを備える配信システムが提供される。一実施形態ではクリップ配信スケジュールは、情報メッセージで配信され、またメディアクリップまたは他のコンテンツが配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを識別するコンタクトウィンドウを備える。いったんクリップ配信スケジュールが移動装置で受信されると、この装置は関心のクリップがいつ利用可能になるかを決定することができ、それから装置オペレータが後で視聴できるようにこれらのクリップを受信するためにウェイクアップ(wake up)するように装置自身をスケジュールすることができる。配信システムの実施形態は、関心(interaest)のクリップが利用可能になるまで装置がスリープモードに留まることを可能にするので、装置のバッテリーパワーは保存され得る。
【0008】
一態様では、クリップ配信スケジュールを与える方法が提供される。本方法は、コンテンツクリップが配信ネットワーク上で利用可能になる時間間隔を記述するコンタクトウィンドウを受信することと、関心の1つ以上のクリップを決定することとを備える。本方法はまた、このコンテンツクリップが関心の1つ以上のクリップのうちの少なくとも1つと一致することを決定することと、上記の時間間隔内でコンテンツクリップを受信するために受信時間をスケジュールすることとを備える。
【0009】
別の態様では、クリップ配信スケジュールを与える装置が提供される。本装置は、コンテンツクチップが配信ネットワーク上で利用可能になる時間間隔を記述するコンタクトウィンドウを受信するように構成された通信ロジックを備える。本装置はまた、関心の1つ以上のクリップを決定するように構成された処理ロジックと、このコンテンツクリップが関心の1つ以上のクリップのうちの少なくとも1つと一致することを決定するように、また上記の時間間隔内でコンテンツクリップを受信するために受信時間をスケジュールするように構成されたスケジューリングロジックと、を備える。
【0010】
別の態様では、クリップ配信スケジュールを与える装置が提供される。本装置は、コンテンツクリップが配信ネットワーク上で利用可能になる時間間隔を記述するコンタクトウィンドウを受信する手段と、関心の1つ以上のクリップを決定する手段とを備える。本装置はまた、このコンテンツクリップが上記の関心の1つ以上のクリップのうちの少なくとも1つと一致することを決定する手段と、上記の時間間隔内でコンテンツクリップを受信するために受信時間をスケジュールする手段とを備える。
【0011】
別の態様では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときにクリップ配信スケジュールを与えるように動作するコンピュータプログラムを有するコンピュータ可読媒体が提供される。このコンピュータプログラムは、コンテンツクリップが配信ネットワーク上で利用可能になる時間間隔を記述するコンタクトウィンドウを受信する命令と、関心の1つ以上のクリップを決定する命令とを備える。このコンピュータプログラムはまた、このコンテンツクリップが上記関心の1つ以上のクリップのうちの少なくとも1つと一致することを決定する命令と、上記の時間間隔内でコンテンツクリップを受信するために受信時間をスケジュールする命令とを備える。
【0012】
別の態様では、クリップ配信スケジュールを与える方法を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサが提供される。本方法は、コンテンツクリップが配信ネットワーク上で利用可能になる時間間隔を記述するコンタクトウィンドウを受信することと、関心の1つ以上のクリップを決定することとを備える。本方法はまた、上記のコンテンツクリップが上記関心の1つ以上のクリップのうちの少なくとも1つと一致することを決定することと、上記時間間隔内でコンテンツクリップを受信するために受信時間をスケジュールすることとを備える。
【0013】
別の態様では、クリップ配信スケジュールを与える方法が提供される。本方法は、コンテンツクリップが配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述するコンタクトウィンドウを生成することと、受信パラメータを生成することとを備える。本方法はまた、上記コンタクトウィンドウと受信パラメータとを情報メッセージに組み込むことと、この情報メッセージを送信することとを備える。
【0014】
別の態様では、クリップ配信スケジュールを与える装置が提供される。本装置は、コンテンツクリップが配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述するコンタクトウィンドウを生成するように、また受信パラメータを生成するように構成されたコンタクトウィンドウ発生器を備える。本装置はまた、上記コンタクトウィンドウと受信パラメータとを情報メッセージに組み込むように構成された処理ロジックと上記情報メッセージを送信するように構成された通信ロジックとを備える。
【0015】
別の態様では、クリップ配信スケジュールを与える装置が提供される。この装置は、コンテンツクリップが配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述するコンタクトウィンドウを生成する手段と、受信パラメータを生成する手段とを備える。本装置はまた、上記コンタクトウィンドウと受信パラメータとを情報メッセージに組み込む手段と上記情報メッセージを送信する手段とを備える。
【0016】
別の態様では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときにクリップ配信スケジュールを与えるように動作するコンピュータプログラムを有するコンピュータ可読媒体が提供される。このコンピュータプログラムは、コンテンツクリップが配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述するコンタクトウィンドウを生成する命令と、受信パラメータを生成する命令とを備える。このコンピュータプログラムはまた、上記のコンタクトウィンドウと受信パラメータとを情報メッセージに組み込む命令と、上記の情報メッセージを送信する命令とを備える。
【0017】
別の態様では、クリップ配信スケジュールを与える方法を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサが提供される。本方法は、コンテンツクリップが配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述するコンタクトウィンドウを生成することと、受信パラメータを生成することとを備える。本方法はまた、上記コンタクトウィンドウと受信パラメータとを情報メッセージに組み込むことと、上記情報メッセージを送信することとを備える。
【0018】
上記実施形態の他の態様は、これから後に述べられる図面の簡単な説明、説明、および請求項の吟味の後に明らかになるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本明細書に記載されている実施形態の前述の態様は、下記の付属図面に関連して考慮される場合、以下の詳細な説明を参照することによって直ちに明らかになるであろう。
【0020】
1つ以上の実施形態で、クリップ配信スケジュールを移動装置に伝達するための柔軟で効率的な機構を与えるように動作する配信システムが提供される。一実施形態ではこのクリップ配信スケジュールは、マルチメディアクリップまたは他のコンテンツが配信ネットワーク上で認可された移動装置にとっていつ利用可能になるかを識別するコンタクトウィンドウを備える。ある特定のクリップを受信することに関心を有する装置は、適当なコンタクトウィンドウ時に、このクリップの受信をスケジュールし得る。それからこの装置は、このクリップが配信のためにスケジュールされるまでパワーを保存するように動作し得る。このシステムは、無線ネットワーク環境での使用に特に適しているが、通信ネットワーク、インターネットといった公衆網、仮想私設網(VPN)といった私設網、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、長距離ネットワーク、その他任意のタイプのデータネットワークを含むがこれらに限定されない如何なるタイプのネットワーク環境でも使用可能である。
【0021】
一実施形態ではクリップ配信スケジュールは、配信ネットワーク上の移動装置に配信される情報メッセージ(または「システム情報」)の一部として伝達される。クリップ配信スケジュールは装置が特定のクリップの受信をスケジュールすることを可能にするので、この配信システムにより、特定のクリップが利用可能になるのを待ちながら配信ネットワークを能動的に監視して移動装置がパワーを浪費する必要がなくなる。その結果、装置のバッテリーパワーは保存される。
【0022】
図1は、配信システムの一実施形態を備えるネットワーク100を示す。ネットワーク100は、配信ネットワーク104上でコンテンツを配信するように動作するコンテンツ配信システム102を備える。例えばこのコンテンツ配信システム102は、任意の適当なタイプの通信技術を備える通信リンク106を使用してネットワーク104と通信するサーバ128を備える。コンテンツ配信システム102は、1つ以上のサービスと関連するマルチメディアクリップまたは他のコンテンツの形式でコンテンツを配信する。ネットワーク104は、任意のタイプの有線および/または無線ネットワークを備え得る。ネットワーク104は、種々の認可された移動装置108と通信している。例えば装置108は、PDA110、携帯電話112およびノート型パソコン114を備える。ネットワーク104は、任意の適当な無線通信技術を備えた無線通信リンク116を使用して装置108と通信する。こうして配信ネットワーク104は、如何なるタイプおよび/または如何なる数の認可された移動装置にもコンテンツクリップを配信するように動作可能である。
【0023】
一実施形態ではサーバ128は、選択されたクリップがネットワーク104上で利用可能になるはずの時間間隔を識別するコンタクトウィンドウ(CW)120を生成するように動作するコンタクトウィンドウロジック118を備える。例えばコンタクトウィンドウ120は、1つ以上のクリップがネットワーク104上の認可された装置に利用可能になる時間間隔を定義する。コンタクトウィンドウ120は、経路122によって示されるように情報メッセージ126に組み込まれて装置128に送信されるクリップ配信スケジュールの一部である。一実施形態では情報メッセージ126は、任意の適当なタイプのオーバーヘッドまたは他の専用の情報チャネルを使用して装置に送信される。
【0024】
コンタクトウィンドウロジック118は、コンテンツ配信システム102で利用可能な情報を使用してコンタクトウィンドウ120を生成する。一実施形態ではコンタクトウィンドウは、下記の情報を備える。
【0025】
・コンタクトウィンドウ開始時間:装置が特定のマルチメディアクリップをダウンロードするためにネットワークにコンタクトできる時間
・コンタクトウィンドウ継続時間:コンタクトウィンドウ開始時間後にマルチメディアクリップが利用可能である時間間隔
・加入メモリ:装置でマルチメディアクリップを記憶するために必要とされるメモリ量。
【0026】
一実施形態ではコンタクトウィンドウロジック118はまた、1つ以上のコンタクトウィンドウに関連する受信パラメータを生成する。受信パラメータは、装置がコンテンツクリップを取得しようとすべきでないコンタクトウィンドウ内の時間間隔を記述している。例えば受信パラメータは、コンタクトウィンドウのあるパーセンテージ、例えば10%を識別する。コンテンツクリップを取得しようとする装置は、コンタクトウィンドウの最後の10%以内ではそうすべきではない。例えば受信パラメータは、装置がコンタクトウィンドウの10%以内でコンテンツクリップをうまく受信できない可能性があるので、装置がパワーを保存することを可能にする。
【0027】
一実施形態では携帯電話112といった認可された装置は、スケジューリングロジック(SL)124を備える。スケジューリングロジック124は、情報メッセージからコンタクトウィンドウ120を抽出して、これらのコンタクトウィンドウ120が関心のコンテンツクリップに関連しているかどうかを決定するように動作する。例えばスケジューリングロジック124は、関心のクリップを決定するために装置ユーザと対話するように動作する。別の実施形態では関心のクリップは、装置の現在の応募から決定される。もし関心のクリップが検出されれば、スケジューリングロジック124はこのクリップに関連するコンタクトウィンドウ時にこのクリップを受信するために装置の「ウェイクアップ」をスケジュールするように動作する。例えばもし関心のクリップがネットワーク104上で利用可能になったとき携帯電話112がパワーダウン待機モードになっていれば、スケジュールされたウェイクアップは、携帯電話112の電源を入れ関心のクリップを受信する。それからクリップは、携帯電話112に記憶され、後のプレゼンテーション時間または「視聴」時間に装置ユーザに提示される。
【0028】
こうして配信システムの実施形態は、選択されたコンテンツクリップが配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを識別するコンタクトウィンドウを生成するように動作する。コンタクトウィンドウは、情報メッセージで移動装置に無線的に伝達される配信スケジュールの一部である。情報メッセージが移動装置によって受信されると、この装置のスケジューリングロジックは、関心の任意のクリップがいつ配信されることになっているかを決定し、装置の「ウェイクアップ」をスケジュールする。スケジュールされたウェイクアップは、関心のクリップが利用可能になったときにこの関心のクリップを受信するために装置がスリープモードからウェイクアップすることを可能にする。こうして配信システムは、移動装置に配信スケジュールを伝達するための、また関心のクリップが配信ネットワーク上で利用可能になるまでこれらの装置がバッテリーパワーを保存することを可能にするための柔軟で効率的なシステムを提供するように動作する。ネットワーク100が単に一実施であることと本実施形態の範囲内で他の実施が可能であることに留意されたい。
【0029】
図2は、配信システムで使用されるサーバ200の一実施形態を示す。例えばサーバ200は、図1に示すサーバ128としての使用に適している。サーバ200は、すべてデータバス210に接続されている処理ロジック202とオペレータインタフェースI/F204と通信ロジック206とメモリ208とコンタクトウィンドウ発生器212とを備える。
【0030】
1つ以上の実施形態では処理ロジック202は、CPU、プロセッサ、ゲートアレイ、ハードウエアロジック、メモリ素子、仮想機械、ソフトウエア、および/またはハードウエアとソフトウエアの任意の組合せを備える。こうして処理ロジック202は一般に、機械可読命令を実行するための、また内部データバス210を介してサーバ200の1つ以上の他の機能要素を制御またはこれらと通信するためのロジックを備える。
【0031】
通信ロジック206は、通信リンク214を使用して遠隔の装置またはシステムとの間でサーバ200がコンテンツクリップ、コンタクトウィンドウおよび/または他の情報を送受信することを可能にするように動作するハードウエアロジックおよび/またはソフトウエアを備える。例えば通信リンク214は、サーバ200がコンテンツ配信システムの他のエンティティとの間でコンタクトウィンドウパラメータを通信することを可能にするための任意の適当なタイプの通信リンクを備える。
【0032】
メモリ208は、任意のタイプの情報を記憶するように動作可能な任意の適当なメモリ装置を備える。例えばメモリ208は、RAM、フラッシュメモリ、EEPROM、ハードディスク、および/または任意の他のタイプの記憶装置を備え得る。一実施形態ではメモリ208は、配信ネットワーク上で配信されるべき1つ以上のコンテンツクリップ216とサーバ200の動作の一部として生成される1つ以上のコンタクトウィンドウ218とを記憶するように動作する。
【0033】
オペレータI/F204は、配信システムの実施形態で使用される1つ以上のパラメータを受信するためにサーバ200がオペレータと対話することを可能にするように動作するハードウエアロジックおよび/またはソフトウエアを備える。例えば1つ以上の実施形態では、オペレータI/F204を使用して、コンタクトウィンドウ218を生成するためにサーバ200の動作時に使用されるオペレータ入力またはパラメータを受信する。
【0034】
コンタクトウィンドウ発生器212は、CPU、プロセッサ、ゲートアレイ、ハードウエアロジック、メモリ素子、仮想機械、ソフトウエア、および/またはハードウエアとソフトウエアの任意の組合せを備える。1つ以上の実施形態ではコンタクトウィンドウ発生器212は、コンタクトウィンドウ218を生成するために種々のパラメータ(すなわちオペレータ入力)を受信するように動作する。コンタクトウィンドウ218の更に詳細な説明は、本文書の他のセクションで提供される。
【0035】
動作時にサーバ200は、通信ロジック206と通信リンク214とを使用してコンテンツ配信システム内の他のエンティティからクリップ216および/またはクリップ216に関する情報を取得するように動作する。一実施形態ではクリップに関する情報は、オペレータI/F204を介して受信されるオペレータ入力から取得される。この情報は、配信ネットワーク上でのクリップ216の配信を記述する配信スケジュール情報を備える。コンタクトウィンドウ発生器212は、この情報を使用して選択されたクリップが配信ネットワーク上で利用可能になるウィンドウを記述するコンタクトウィンドウを生成するように動作する。
【0036】
処理ロジック202は、コンタクトウィンドウ218を1つ以上の情報メッセージに組み込むように動作する。例えば情報メッセージは、配信ネットワーク上の装置に配信システム情報を伝達するために使用される。一実施形態では処理ロジック202は、情報メッセージの一部としてネットワーク上の移動装置に伝達される配信スケジュールにコンタクトウィンドウ218を含めるように動作する。例えば情報メッセージは、通信リンク214を使用して通信ロジック206によって送信される。
【0037】
一実施形態では配信システムは、少なくとも1つのプロセッサ、例えば処理ロジック202によって実行されるときに本明細書に記載の機能を与えるコンピュータ可読媒体に記憶された1つ以上のプログラム命令(「プログラム命令」)を有するコンピュータプログラムを備える。例えばこれらのプログラム命令は、フロッピー(登録商標)ディスク、CDROM、メモリカード、FLASHメモリ装置、RAM、ROMまたは他の任意のタイプのメモリ装置といったコンピュータ可読媒体、またはサーバ200にインタフェースするコンピュータ可読媒体からサーバ200にロードされ得る。別の実施形態ではプログラム命令は、外部の装置またはネットワーク資源からサーバ200にダウンロードされ得る。プログラム命令は、処理ロジック202によって実行されるときに本明細書に記載されるような配信システムの実施形態を与える。
【0038】
こうしてサーバ200は、配信ネットワーク上の移動装置に伝達される配信スケジュールの一部であるコンタクトウィンドウを生成するための柔軟で効率的な機構を与えるように動作する。コンタクトウィンドウロジック200が単に1つの実施を例示していることと他の実施が本実施形態の範囲内で可能であることに留意されたい。
【0039】
図3は、配信システムで使用されるコンタクトウィンドウパラメータ300の一実施形態を示す。例えばパラメータ300は、図2に示すパラメータ218であり得る。一実施形態では配信システムは、情報メッセージの一部としてコンタクトウィンドウパラメータ300を移動装置に伝達する。コンタクトウィンドウパラメータ300は、所定のサービスIDに関して配信されるべき1つ以上のプレゼンテーション(すなわちコンテンツクリップ)が存在し得ることを示す。各プレゼンテーションに関して1つ以上のコンタクトウィンドウが存在し得る。こうしてパラメータ300は、1つ以上のサービスに関連する1つ以上のプレゼンテーションに関してコンタクトウィンドウを識別する。例えば選択されたコンテンツクリップの1つ以上のプレゼンテーションに関連するある特定のサービスを識別するサービス識別子(ID)302が与えられる。サービス302に関して幾つのプレゼンテーションが発生するかを示すプレゼンテーション数パラメータ304が与えられる。例えばあるサービスは、このサービスに関連する任意の数のクリッププレゼンテーションを有する可能性がある。
【0040】
各サービスに関して特定のプレゼンテーションを識別する少なくとも1つのプレゼンテーションID306が存在する。プレゼンテーションID306は、プレゼンテーション、メモリ要件、またはプレゼンテーションの他の属性を記述し得る関連のプレゼンテーション属性308を有する。更に各プレゼンテーションに関して、プレゼンテーションが配信ネットワークから受信され得るコンタクトウィンドウの数を識別するコンタクトウィンドウ数パラメータ310が存在する。例えば1つ以上のコンタクトウィンドウ時に配信ネットワーク上で任意のコンテンツクリップが利用可能であり得る。任意の特定のサービスに関連する多数のプレゼンテーションが存在し得ることに留意されたい。
【0041】
ある特定のプレゼンテーションに関連するコンタクトウィンドウの開始時間を識別するコンタクトウィンドウ開始時間パラメータ312が与えられる。コンタクトウィンドウの継続時間を識別するコンタクトウィンドウ継続時間パラメータ314が与えられる。装置がコンテンツクリップを受信しようとすべきでないコンタクトウィンドウ内の時間間隔を示す受信パラメータ316が与えられる。例えば受信パラメータ316は、ある装置がコンテンツクリップを受信しようとすべきでないコンタクトウィンドウの一部分(コンタクトウィンドウの端部に配置された)を示すパーセンテージインジケータであり得る。例えば受信パラメータ316は、ある時点の後ではコンテンツクリップを首尾よく受信するためにコンタクトウィンドウ内に十分な時間が残っていないコンタクトウィンドウ内のこの時点を示す。
【0042】
一実施形態では、配信ネットワーク上で、ある特定のプレゼンテーションが利用可能になる多数のコンタクトウィンドウを定義するためのパラメータ312、314および316の多数の事例が存在し得る。ある特定のプレゼンテーションを記憶するために装置が持つ必要があるメモリ量を示すメモリパラメータといった更なるパラメータも与えられ得る。
【0043】
したがって1つ以上の実施形態では、コンタクトウィンドウパラメータ300は、選択されたコンテンツクリップが配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを決定するために装置によって使用され得るコンタクトウィンドウ情報を与えるように動作する。パラメータ300が単なる一実施を表していることと本実施形態の範囲内で他の実施が可能であることに留意されたい。
【0044】
図4は、配信システムで使用されるコンタクトウィンドウを与える方法400の一実施形態を示す。例えば本方法400は、配信システムの一実施形態を与えるためにサーバ200による使用に適している。明確にするために本方法400を、図2に示すサーバ200を参照しながら、ここで説明する。
【0045】
フロック402でコンテンツクリップパラメータが取得される。例えば1つ以上のサービスに関連する1つ以上のコンテンツクリップに対する種々のパラメータが、処理ロジック202によって取得される。一実施形態では処理ロジック202は、通信ロジック206を介して他の配信システムエンティティと通信してクリップパラメータを取得する。別の実施形態では処理ロジック202は、オペレータI/Fを介してオペレータと通信してクリップパラメータを取得する。一実施形態ではクリップパラメータは、配信ネットワーク上での選択されたコンテンツクリップの利用可能性に関する情報を備える。例えばオペレータは、1週間のコース上で1時間内のある指定された時間に、選択されたコンテンツクリップが毎日利用可能になるべきであることをオペレータI/F204を介して指定し得る。取得されたパラメータはメモリ208に記憶され、クリップ216のいずれかに関連付けられ得る。
【0046】
ブロック404で、1つ以上のコンテンツクリップに対して、コンタクトウィンドウパラメータと受信パラメータとが生成される。例えばコンタクトウィンドウ発生器212は、コンテンツクリップ毎に1つ以上のコンタクトウィンドウパラメータを生成するために、取得されたクリップパラメータを処理するように動作する。コンタクトウィンドウパラメータはまた、1つ以上の受信パラメータを含む。例えばコンタクトウィンドウパラメータと受信パラメータは、図3に示すコンタクトウィンドウパラメータ300のようにフォーマット化される。生成されたコンタクトウィンドウパラメータはそれから、218で示されるようにメモリに記憶される。
【0047】
ブロック406で、生成されたコンタクトウィンドウパラメータは、情報メッセージに組み込まれる。例えば情報メッセージは、配信ネットワーク上の装置に最新の配信システム更新を与えるシステム情報を備える。一実施形態では処理ロジック202は、コンタクトウィンドウ218を情報メッセージに組み込むように動作する。別の実施形態ではコンタクトウィンドウパラメータは、配信システムの他のエンティティによって情報メッセージに組み込まれる。
【0048】
ブロック408で情報メッセージは、配信ネットワーク上の装置に配信される。例えば処理ロジック202は、通信リンク214を使用して配信ネットワーク上で情報メッセージを放送するように通信ロジック206を制御する。例えば情報メッセージは、オーバーヘッドチャネルまたは他の専用の情報チャネル上で送信され得る。別の実施形態では情報メッセージは、配信システムの他のエンティティによって送信される。
【0049】
ブロック410でコンテンツクリップは、指定されたコンタクトウィンドウ時に配信ネットワーク上で配信される。例えば処理ロジック202は、選択されたコンタクトウィンドウ時に配信ネットワーク上で1つ以上のコンテンツクリップ216を配信するように通信ロジック206を制御するように動作する。例えば各クリップは1つ以上のコンタクトウィンドウに関連付けられ、処理ロジック202は、ある特定のクリップを受信することに関心のある如何なる装置もこれのコンタクトウィンドウ時にそうすることができるように、各クリップをこれの対応するコンタクトウィンドウ時に配信するように動作する。別の実施形態ではコンテンツクリップは、配信システムの他のエンティティによって配信ネットワーク上で配信される。
【0050】
ブロック412で、任意のコンテンツクリップに関連するコンタクトウィンドウを追加、変更、削除またはそうでなければ修正し得る何らかの新しいクリップが存在するかどうかを決定するためにテストが実行される。例えば新しいコンタクトウィンドウを生成する新しいオペレータ入力は、オペレータI/F204を介して受信され得る。もし新しいパラメータが存在すれば本方法は、これらのパラメータを取得して新しいコンタクトウィンドウを生成するためにブロック402に進む。もし新しいパラメータが存在しなければ、本方法はブロック414で終了する。
【0051】
こうして本方法400は、配信システムの実施形態で使用されるコンタクトウィンドウを与えるように動作する。本方法400が単なる一実施であって本実施形態の範囲内で他の実施が可能であることに留意されたい。例えば本方法400の機能のいずれも、本実施形態の範囲内で追加、変更、削除、修正、組合せ、またはそうでなければ調整され得る。
【0052】
図5は、配信システムにおいてクリップ配信スケジュールを受信するように動作する移動装置500の一実施形態を示す。例えば装置500は、図1に示す装置112としての使用に適している。装置500は、すべてデータバス510に接続された処理ロジック502、オペレータインタフェースI/F504、通信ロジック506、およびメモリ508を備える。装置500はまた、これもデータバス510に接続されたコンテンツスケジューリングロジック512を備える。
【0053】
1つ以上の実施形態では処理ロジック502は、CPU、プロセッサ、ゲートアレイ、ハードウエアロジック、メモリ素子、仮想機械、ソフトウエア、および/またはハードウエアとソフトウエアの任意の組合せとを備える。こうして処理ロジック502は一般に、機械可読命令を実行するための、また内部データバス510を介して装置500の1つ以上の他の機能要素を制御するための、またはこれらと通信するためのロジックを備える。
【0054】
通信ロジック506は、通信リンク514を使用して遠隔の装置またはシステムとの間で装置500がコンテンツクリップ、コンタクトウィンドウおよび/または他の情報を送受信することを可能にするように動作するハードウエアロジックおよび/またはソフトウエアを備える。例えば一実施形態で通信リンク514は、1つ以上のコンタクトウィンドウ、コンテンツクリップまたは配信ネットワークからの他の情報を備える情報メッセージを無線通信リンク上で装置500が受信することを可能にする任意の適当なタイプの通信リンクを備える。
【0055】
メモリ508は、任意のタイプの情報を記憶するように動作可能な任意の適当なメモリ装置を備える。例えばメモリ508は、RAM、フラッシュメモリ、EEPROM、ハードディスク、および/または任意の他のタイプの記憶装置を備え得る。一実施形態ではメモリ508は、1つ以上の受信パラメータ516と1つ以上のコンタクトウィンドウ518とを記憶するように動作する。一実施形態では受信パラメータ516は、装置500に関心のコンテンツクリップを識別するパラメータを備える。
【0056】
オペレータI/F504は、配信システムの実施形態で使用される1つ以上のパラメータを受信するために装置500がオペレータと対話することを可能にするように動作するハードウエアロジックおよび/またはソフトウエアを備える。例えば1つ以上の実施形態ではオペレータI/F504は、関心のコンテンツクリップを決定するために配信システムの動作時に使用されるオペレータ入力またはパラメータを受信するために使用される。例えば受信されたパラメータは、パラメータ516であり得る。
【0057】
スケジューリングロジック512は、CPU、プロセッサ、ゲートアレイ、ハードウエアロジック、メモリ素子、仮想機械、ソフトウエア、および/またはハードウエアとソフトウエアの任意の組合せを備える。1つ以上の実施形態ではスケジューリングロジック512は、関心のコンテンツクリップを決定するために種々のパラメータ(すなわちオペレータ入力)を受信するように動作する。一実施形態ではスケジューリングロジック512は、装置500に記憶された加入情報に基づいて関心のクリップを決定する。
【0058】
動作時に装置500は、1つ以上のコンタクトウィンドウを有する1つ以上のコンテンツクリップを記述するクリップ配信スケジュールを備える情報メッセージを受信するように動作する。スケジューリングロジック512は、オペレータ入力から、あるいは加入されたサービスに基づいて関心のクリップを決定する。関心のクリップに関する情報をクリップ配信スケジュール内の利用可能なクリップに関する情報と比較することによってスケジューリング512は、いずれかの関心のクリップが配信ネットワーク上で利用可能であるかどうかを決定する。もし関心のクリップが利用可能であれば、スケジューリングロジック512は、装置が適当なコンタクトウィンドウ時にこれらのクリップを受信できるように装置のウェイクアップをスケジュールするように動作する。如何なる受信された関心のクリップも後の視聴のためにメモリ508に記憶される。
【0059】
一実施形態ではスケジューリングロジック512は、任意のコンタクトウィンドウに関連する任意の受信パラメータを処理するように動作する。例えば受信パラメータは、ある時点の後では装置500がコンテンツクリップを受信しようとすべきでないコンタクトウィンドウ内のその時点を示し得る。スケジューリングロジック512は、受信パラメータがコンタクトウィンドウに含まれているかどうかを決定するように動作し、もしそうであればコンタクトウィンドウ内ではあるが受信パラメータによって示された時点より前のコンテンツクリップの受信をスケジュールするように動作する。こうしてクリップは、装置500によって首尾よく受信されることができる。
【0060】
一実施形態では配信システムは、少なくとも1つのプロセッサ、例えば処理ロジック502によって実行されるときに本明細書に記載の機能を与える、コンピュータ可読媒体に記憶された1つ以上のプログラム命令(「プログラム命令」)を有するコンピュータプログラムを備える。例えばプログラム命令は、フロッピーディスク、CDROM、メモリカード、FLASHメモリ装置、RAM、ROMまたは他の任意のタイプのメモリ装置といったコンピュータ可読媒体、または装置500にインタフェースするコンピュータ可読媒体から装置500にロードされ得る。別の実施形態ではプログラム命令は、外部の装置またはネットワーク資源から装置500にダウンロードされ得る。プログラム命令は、処理ロジック502によって実行されるときに本明細書に記載されるような配信システムの実施形態を与える。
【0061】
こうして装置500は、情報メッセージでクリップ配信スケジュールを受信し、この配信スケジュール内に関心のコンテンツクリップが存在するかどうかを決定し、如何なる受信パラメータも明確にする選択されたコンタクトウィンドウ時にウェイクアップをスケジュールし、そして後の視聴のために関心のクリップを受信するための柔軟で効率的な機構を提供するように動作する。装置500が単に一実施を例示していることと、他の実施が本実施形態の範囲内で可能であることに留意されたい。
【0062】
図6は、配信システムで使用される装置を動作させる方法600の一実施形態を示す。例えば本方法は、図5に示す装置500による使用に適している。明確にするために本方法500を、装置500を参照しながら、ここで説明する。
【0063】
フロック602で、情報メッセージが装置500によって取得される。例えば情報メッセージは、通信ロジック506によって無線伝送において受信される。情報メッセージは、1つ以上のコンタクトウィンドウに関連するコンテンツクリップを記述するクリップ配信スケジュールを備える。一実施形態ではコンタクトウィンドウは、図3に示しようにフォーマット化される。
【0064】
ブロック604で、関心のコンテンツクリップが決定される。一実施形態ではスケジューリングロジック512は、関心のコンテンツクリップを決定するように動作する。例えばスケジューリングロジック512は、オペレータI/F504を介してオペレータ入力を受信し、装置ユーザにとって関心のあるコンテンツクリップを決定するためにこの入力(すなわちパラメータ516)を使用する。別の実施形態ではスケジューリングロジック512は、装置の現在の応募を記述する装置に記憶されたサービス加入パラメータを処理し、関心のコンテンツクリップを決定するためにこの情報を使用する。例えば加入されたサービスに関するコンテンツクリップは、関心のコンテンツクリップとしてフラグ付けされる。
【0065】
ブロック606で、情報メッセージ内に記述されたクリップが関心のクリップのいずれかに一致するかどうかを決定するためにテストが実行される。一実施形態ではコンテンツスケジューリングロジック512は、決定された関心のクリップに関する識別子を情報メッセージ内に与えられたクリップ配信スケジュール内の識別子と比較するように動作する。例えばコンタクトウィンドウパラメータ300内のサービス識別子は、決定された関心のクリップに関連するサービス識別子と一致し得る。もし一致が起これば、情報メッセージ内で識別されたクリップが受信されることになり、本方法はブロック608に進む。もし一致が起こらなければ、関心のクリップは利用可能でなく、本方法はブロック602に進む。受信された情報メッセージ内のコンタクトウィンドウパラメータが装置にとって関心のクリップを記述しているかどうかを決定するために如何なる技法またはプロセスでも使用可能であることに留意されたい。別の実施形態ではコンタクトウィンドウパラメータは、何か特定のコンテンツクリップが装置上に既に存在しているかどうかを決定するために使用される。もし受信されたクリップ配信スケジュール内のクリップが既に装置上に存在していることが決定されれば、本方法はブロック602に進む。
【0066】
ブロック608で、受信されるべきクリップのためのコンタクトウィンドウが取得される。一実施形態ではスケジューリングロジック512は、情報メッセージから受信されるべきクリップのためのコンタクトウィンドウを取得するように動作し、518で示すようにコンタクトウィンドウをメモリ508に記憶する。
【0067】
ブロック610で、受信されるべきクリップのための受信パラメータが取得される。一実施形態ではスケジューリングロジック512は、情報メッセージから受信パラメータを取得してこれらの受信パラメータをメモリ508に記憶するように動作する。
【0068】
ブロック612で、装置が関心のコンテンツクリップを受信できるように、1つ以上の受信時間(またはウェイクアップ時間)がスケジュールされる。例えばスケジューリングロジック512は、受信されるべきコンテンツクリップに関連するコンタクトウィンドウ内で受信時間が発生するように、受信時間をスケジュールするように動作する。一実施形態では受信パラメータは、クリップの検索が試みられるべきであるコンタクトウィンドウ内のある時間間隔を決定するために使用される。例えば受信パラメータは、コンテンツクリップを首尾よく検索するためにコンタクトウィンドウ内に残っている時間が十分でない可能性があるので、装置がこのコンテンツクリップを検索しようとすべきでないコンタクトウィンドウの一部を示す。こうしてスケジューリングロジック512は、クリップが首尾よく受信され得るように、装置受信時間をスケジュールするように動作する。
【0069】
ブロック614で装置は、バッテリーパワーを保存するためにパワーダウンスリープ(待機)モードに入る。例えば処理ロジック502は、装置をパワーダウンモードに置くように動作する。このモードではこの装置はまだ、コンテンツクリップを受信するために選択された時間にウェイクアップすることができる。
【0070】
ブロック616で、1つ以上のコンテンツクリップを受信するために装置が電源を入れるべきであるかどうかを決定するためにテストが実行される。一実施形態では処理ロジック502は、装置がコンテンツクリップを受信するためにウェイクアップする必要があるかどうかを決定するように動作する。例えば処理ロジック502は、1つ以上のコンタクトウィンドウに関連するスケジュールされた受信時間に現在の時間が一致するかどうかを決定するように動作する。もし装置がウェイクアップする必要がなければ、本方法はブロック614に進む。もし装置がウェイクアップする必要があれば、本方法はブロック618に進む。
【0071】
ブロック618で装置は、選択されたコンテンツクリップを受信するために、選択されたコンタクトウィンドウ内で電源を入れる。例えば処理ロジック502は、配信ネットワークからコンテンツクリップを受信するために通信ロジック506に電源を入れるように動作する。
【0072】
ブロック620で、1つ以上のコンテンツクリップが受信される。例えばコンテンツクリップは配信ネットワーク上を送信されて、通信ロジック506は通信リンク514を使用して無線伝送でコンテンツクリップを受信するように動作する。
【0073】
ブロック622で、装置がコンタクトウィンドウ時にコンテンツクリップを受信したかどうかを決定するためにテストが実行される。一実施形態では装置500は、スケジュールされた受信時間のコンタクトウィンドウ時にクリップを受信した可能性がある。別の実施形態では装置500は、範囲外にあってネットワーク上で通信できなかったためにこのコンタクトウィンドウ時にクリップを受信できなかった可能性がある。もし装置500がクリップを首尾よく受信したならば、本方法はブロック624に進む。もし装置がクリップを受信できなかったならば、本方法はブロック626に進む。
【0074】
ブロック624で、受信されたクリップは後の視聴のために装置に記憶される。一実施形態では処理ロジック502は、このクリップをメモリ508に記憶するように動作する。ある後のプレゼンテーション時間に処理ロジック502は、記憶されたクリップを検索して、装置上でこれを描写するように動作する。もし受信すべきクリップがもはや存在しなければ、本方法はブロック628で終了する。もし受信すべきクリップが更に存在すれば、本方法はブロック626に進む。
【0075】
ブロック626で、装置が直ぐ次のコンタクトウィンドウ内のクリップデータを受信する必要があるかどうかを決定するために、テストが実行される。例えば一実施形態では、もし装置500が如何なる誤りもなく第1のコンタクトウィンドウ内のクリップを受信すれば、装置はスリープに戻ることができる。したがってもしクリップが首尾よく受信されてブロック624で記憶されれば、本方法は、次のスケジュールされた受信時間までパワーを保存するためにパワーダウンモードに戻るブロック614に進む。
【0076】
別の実施形態では、もしクリップが首尾よく受信されないか、追加のクリップデータが受信される必要があれば、本方法は直ぐ次のコンタクトウィンドウ内の更なるクリップデータを受信するためにブロック620に進む。例えば装置500は、クリップデータを受信するために目覚めているか、あるいは少なくとも直ぐ次のコンタクトウィンドウを監視することができる。クリップのために使用される符号化方式に依存して、コンテンツクリップがこのクリップに関連するすべてのコンタクトウィンドウで放送されることは必要でないことに留意されたい。例えば選択されたコンテンツクリップの異なる部分は、多数のコンタクトウィンドウ上で放送され得る。更に移動装置は、1つのコンタクトウィンドウ中で目覚めている必要はない。更に移動装置は、クリップを正しく復号するために十分な情報を受信する限り、このコンタクトウィンドウ中で目覚めている必要はない。
【0077】
こうして方法600は、配信システムで使用される装置を動作させる方法の実施形態を提供する。方法600が単に一実施であることと、本実施形態の範囲内で他の実施が可能であることに留意されたい。例えば本方法600の機能のいずれも、本実施形態の範囲内で追加、変更、削除、修正、組合せ、またはそうでなければ調整されることが可能である。
【0078】
図7は、配信システムでの使用に適した装置700の一実施形態を示す。例えば装置700は、図1に示した装置112としての使用に適している。
【0079】
装置700は、コンタクトウィンドウを受信する手段(702)と、関心のクリップを決定する手段(704)と、関心のクリップと選択されたクリップとの間の一致を決定する手段(706)と、クリップを受信するようにスケジュールする手段(708)と、を備える。1つ以上の実施形態では手段(702〜708)は、本明細書に記載の機能を与えるためにコンピュータプログラムを実行する少なくとも1つのプロセッサによって与えられる。
【0080】
図8は、配信システムでの使用に適したサーバ800の一実施形態を示す。例えばサーバ800は、図1に示したサーバ126としての使用に適している。
【0081】
サーバ800は、コンタクトウィンドウを生成する手段(802)と、受信パラメータを生成する手段(804)と、コンタクトウィンドウと受信パラメータとをシステム情報メッセージに組み込む手段(806)と、システム情報メッセージを送信する手段(808)と、を備える。1つ以上の実施形態では手段(802〜808)は、本明細書に記載の機能を与えるためにコンピュータプログラムを実行する少なくとも1つのプロセッサによって与えられる。
【0082】
ここに開示された実施形態に関連して説明された種々の例示的なロジックとロジックブロックとモジュールと回路は、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラム可能ロジックデバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウエアコンポーネント、あるいは本明細書に記載の機能を実行するように設計されたこれらの何らかの組合せによって実現あるいは実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替としてこのプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは状態機械であり得る。プロセッサはまた、計算装置の組合せ、例えばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサの組合せ、DSPコアと連携した1つ以上のプロセッサの組合せ、あるいは他の任意のこのような構成としても実現可能である。
【0083】
本明細書に開示された実施形態と関連付けて説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウエアに、プロセッサによって実行されるソフトウエアモジュールに、またはこれら2つの組合せに具体化され得る。ソフトウエアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、着脱可能ディスク、CD−ROM、あるいは当分野で知られた他の任意の形式の記憶媒体に常駐できる。例示的記憶媒体は、プロセッサがこの媒体から情報を読み取ることができ、またこの媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに接続される。代替として記憶媒体は、プロセッサと一体になり得る。プロセッサと記憶媒体は、1つのASICに常駐し得る。このASICは、ユーザ端末に常駐し得る。代替としてプロセッサと記憶媒体はユーザ端末内で個別コンポーネントとして常駐し得る。
【0084】
開示された実施形態の説明は、当分野に精通する人であれば誰でも本発明を実施または使用できるようにするために提供されている。これらの実施形態に対する種々の修正は、当分野に精通する人々には直ちに明らかになることが可能であり、また本明細書に定義された一般的原理は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、他の実施形態、例えば即時メッセージ通信サービス、あるいは任意の一般的な無線データ通信アプリケーションに適用可能である。したがって本発明は、本明細書に示された実施形態に限定されるように意図されておらず、本明細書に開示された原理と新規な特徴とに一致する最も広い範囲に一致するとされるべきである。用語「例示的」は、本明細書ではもっぱら「例として、事例として、あるいは例示として働くこと」を意味するために使用されている。ここで「例示的」として説明された如何なる実施形態も、必ずしも他の実施形態より好適あるいは有利であると解釈されるべきではない。
【0085】
したがって配信システムの実施形態を本明細書に例示し説明してきたが、これらの精神または本質的な特性から逸脱することなく、これらの実施形態に種々の変更が行われ得ることは認められるであろう。したがって本明細書における開示と説明は、下記の請求項に記載された本発明の範囲の限定ではなく、例示であることを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【0086】
【図1】配信システムの一実施形態を備えるネットワークを示す図である。
【図2】配信システムで使用されるサーバの一実施形態を示す図である。
【図3】配信システムで使用されるコンタクトウィンドウパラメータの一実施形態を示す図である。
【図4】配信システムで使用されるコンタクトウィンドウを与える方法の一実施形態を示す図である。
【図5】配信システムにおいて配信スケジュールを受信するように動作する移動装置の一実施形態を示す図である。
【図6】配信システムで使用される装置を動作させる方法の一実施形態を示す図である。
【図7】配信システムでの使用に適した装置の一実施形態を示す図である。
【図8】配信システムでの使用に適したサーバの一実施形態を示す図である。
【符号の説明】
【0087】
100‥ネットワーク、104‥配信ネットワーク、106‥通信リンク、108‥装置、116‥無線通信リンク、122‥経路、200‥サーバ、208‥メモリ、210‥データバス、214‥通信リンク、300‥パラメータ、500‥装置、510‥データバス、508‥メモリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クリップ配信スケジュールを与える方法であって、
コンテンツクリップが配信ネットワーク上で利用可能になる時間間隔を記述するコンタクトウィンドウを受信することと、
関心の1つ以上のクリップを決定することと、
前記コンテンツクリップが前記関心の1つ以上のクリップのうちの少なくとも1つと一致することを決定することと、
前記コンテンツクリップを受信するために前記時間間隔内で受信時間をスケジュールすることと、
を備える方法。
【請求項2】
情報メッセージにおいて前記コンタクトウィンドウを受信することを更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記受信時間までパワーを保存することを更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記コンテンツクリップを受信するために前記受信時間に低パワーモードからウェイクアップすることを更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
オペレータ入力と装置応募の1つまたは両方に基づいて前記関心の1つ以上のクリップを決定することを更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記コンテンツクリップが前記配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述する1つ以上の追加的コンタクトウィンドウを決定することと、
前記1つ以上の追加的コンタクトウィンドウのうちの少なくとも1つにおいて前記コンテンツクリップを受信することと、
を更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記コンタクトウィンドウに関連する受信パラメータを受信することを更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記コンテンツクリップが、前記受信パラメータに基づいて前記時間間隔内に受信され得るかどうかを決定することを更に備える、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
クリップ配信スケジュールを与える装置であって、
コンテンツクリップが配信ネットワーク上で利用可能になる時間間隔を記述するコンタクトウィンドウを受信するように構成された通信ロジックと、
関心の1つ以上のクリップを決定するように構成された処理ロジックと、
前記コンテンツクリップが前記関心の1つ以上のクリップのうちの少なくとも1つと一致することを決定するように、また前記時間間隔内に前記コンテンツクリップを受信するために受信時間をスケジュールするように構成されたスケジューリングロジックと、
を備える装置。
【請求項10】
前記通信ロジックは、情報メッセージにおいて前記コンタクトウィンドウを受信するように構成された、請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記処理ロジックは、前記受信時間までパワーを保存するように構成された、請求項9に記載の装置。
【請求項12】
前記通信ロジックは、前記コンテンツクリップを受信するために前記受信時間に低パワーモードからウェイクアップするように構成された、請求項9に記載の装置。
【請求項13】
前記処理ロジックは、オペレータ入力と装置応募の1つまたは両方に基づいて前記関心の1つ以上のクリップを決定するように構成された、請求項9に記載の装置。
【請求項14】
前記スケジューリングロジックは、前記コンテンツクリップが前記配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述する1つ以上の追加的コンタクトウィンドウを決定するように、また前記1つ以上の追加的コンタクトウィンドウのうちの少なくとも1つにおいて前記コンタクトクリップを受信するように構成された、請求項9に記載の装置。
【請求項15】
前記スケジューリングロジックは、前記コンタクトウィンドウに関連する受信パラメータを受信するように構成された、請求項9に記載の装置。
【請求項16】
前記スケジューリングロジックは、前記コンテンツクリップが前記受信パラメータに基づいて前記時間間隔内に受信され得るかどうかを決定するように構成された、請求項15に記載の装置。
【請求項17】
クリップ配信スケジュールを与える装置であって、
コンテンツクリップが配信ネットワーク上で利用可能になる時間間隔を記述するコンタクトウィンドウを受信する手段と、
関心の1つ以上のクリップを決定する手段と、
前記コンテンツクリップが前記関心の1つ以上のクリップのうちの少なくとも1つと一致することを決定する手段と、
前記時間間隔内に前記コンテンツクリップを受信するために受信時間をスケジュールする手段と、
を備える装置。
【請求項18】
情報メッセージにおいて前記コンタクトウィンドウを受信する手段を更に備える、請求項17に記載の装置。
【請求項19】
前記受信時間までパワーを保存する手段を更に備える、請求項17に記載の装置。
【請求項20】
前記コンテンツクリップを受信するために前記受信時間に低パワーモードからウェイクアップする手段を更に備える、請求項17に記載の装置。
【請求項21】
オペレータ入力と装置応募の1つまたは両方に基づいて前記関心の1つ以上のクリップを決定する手段を更に備える、請求項17に記載の装置。
【請求項22】
前記コンテンツクリップが前記配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述する1つ以上の追加的コンタクトウィンドウを決定する手段と、
前記1つ以上の追加的コンタクトウィンドウのうちの少なくとも1つにおいて前記コンタクトクリップを受信する手段と、を更に備える、請求項17に記載の装置。
【請求項23】
前記コンタクトウィンドウに関連する受信パラメータを受信する手段を更に備える、請求項17に記載の装置。
【請求項24】
前記コンテンツクリップが、前記受信パラメータに基づいて前記時間間隔内に受信され得るかどうかを決定する手段を更に備える、請求項23に記載の装置。
【請求項25】
少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに、クリップ配信スケジュールを与えるように動作するコンピュータプログラムを有するコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータプログラムは、
コンテンツクリップが配信ネットワーク上で利用可能になる時間間隔を記述するコンタクトウィンドウを受信する命令と、
関心の1つ以上のクリップを決定する命令と、
前記コンテンツクリップが前記関心の1つ以上のクリップのうちの少なくとも1つと一致することを決定する命令と、
前記時間間隔内に前記コンテンツクリップを受信するために受信時間をスケジュールする命令と、
を備えるコンピュータ可読媒体。
【請求項26】
情報メッセージにおいて前記コンタクトウィンドウを受信する命令を更に備える、請求項25に記載のコンピュータプログラム。
【請求項27】
前記受信時間までパワーを保存する命令を更に備える、請求項25に記載のコンピュータプログラム。
【請求項28】
前記コンテンツクリップを受信するために前記受信時間に低パワーモードからウェイクアップする命令を更に備える、請求項25に記載のコンピュータプログラム。
【請求項29】
オペレータ入力と装置応募の1つまたは両方に基づいて前記関心の1つ以上のクリップを決定する命令を更に備える、請求項25に記載のコンピュータプログラム。
【請求項30】
前記コンテンツクリップが前記配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述する1つ以上の追加的コンタクトウィンドウを決定する命令と、
前記1つ以上の追加的コンタクトウィンドウのうちの少なくとも1つにおいて前記コンテンツクリップを受信する命令と、を更に備える、請求項25に記載のコンピュータプログラム。
【請求項31】
前記コンタクトウィンドウに関連する受信パラメータを受信する命令を更に備える、請求項25に記載のコンピュータプログラム。
【請求項32】
前記コンテンツクリップが前記受信パラメータに基づいて前記時間間隔内に受信され得るかどうかを決定する命令を更に備える、請求項31に記載のコンピュータプログラム。
【請求項33】
クリップ配信スケジュールを与える方法を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、前記方法は、
コンテンツクリップが配信ネットワーク上で利用可能になる時間間隔を記述するコンタクトウィンドウを受信することと、
関心の1つ以上のクリップを決定することと、
前記コンテンツクリップが前記関心の1つ以上のクリップのうちの少なくとも1つと一致することを決定することと、
前記時間間隔内に前記コンテンツクリップを受信するために受信時間をスケジュールすることとを備える、少なくとも1つのプロセッサ。
【請求項34】
情報メッセージにおいて前記コンタクトウィンドウを受信することを更に備える、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記受信時間までパワーを保存することを更に備える、請求項33に記載の方法。
【請求項36】
前記コンテンツクリップを受信するために前記受信時間に低パワーモードからウェイクアップすることを更に備える、請求項33に記載の方法。
【請求項37】
オペレータ入力と装置応募の1つまたは両方に基づいて前記関心の1つ以上のクリップを決定することを更に備える、請求項33に記載の方法。
【請求項38】
装置応募に基づいて前記1つ以上の関心のクリップを決定することを更に備える、請求項33に記載の方法。
【請求項39】
前記コンテンツクリップが前記配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述する1つ以上の追加的コンタクトウィンドウを決定することと、
前記1つ以上の追加的コンタクトウィンドウのうちの少なくとも1つにおいて前記コンテンツクリップを受信することと、を更に備える、請求項33に記載の方法。
【請求項40】
前記受信パラメータに基づいて前記コンテンツクリップが前記時間間隔内に受信され得るかどうかを決定することを更に備える、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
クリップ配信スケジュールを与える方法であって、
コンテンツクリップが配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述するコンタクトウィンドウを生成することと、
受信パラメータを生成することと、
前記コンタクトウィンドウと前記受信パラメータとを情報メッセージに組み込むことと、
前記情報メッセージを送信することと、を備える前記方法。
【請求項42】
前記受信パラメータを生成することは、前記コンテンツクリップの受信が始まるべきでないコンタクトウィンドウ内の時間間隔を示すための受信パラメータを生成することを備える、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
前記送信することは、無線ネットワーク上で前記情報メッセージを送信することを備える、請求項41に記載の方法。
【請求項44】
クリップ配信スケジュールを与える装置であって、
コンテンツクリップが配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述するコンタクトウィンドウを生成するように、また受信パラメータを生成するように構成されたコンタクトウィンドウ発生器と、
前記コンタクトウィンドウと前記受信パラメータとを情報メッセージに組み込むように構成された処理ロジックと、
前記情報メッセージを送信するように構成された通信ロジックと、
を備える装置。
【請求項45】
前記コンタクトウィンドウ発生器は、前記コンテンツクリップの受信が始まるべきでないコンタクトウィンドウ内の時間間隔を示すための受信パラメータを生成するように構成された、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記通信ロジックは無線ネットワーク上で前記情報メッセージを送信するように構成された、請求項44に記載の装置。
【請求項47】
クリップ配信スケジュールを与える装置であって、
コンテンツクリップが配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述するコンタクトウィンドウを生成する手段と、
受信パラメータを生成する手段と、
前記コンタクトウィンドウと前記受信パラメータとを情報メッセージに組み込む手段と、
前記情報メッセージを送信する手段と、を備える装置。
【請求項48】
前記受信パラメータを生成する手段は、前記コンテンツクリップの受信が始まるべきでないコンタクトウィンドウ内の時間間隔を示すための受信パラメータを生成する手段を備える、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
前記送信する手段は、無線ネットワーク上で前記情報メッセージを送信する手段を備える、請求項47に記載の装置。
【請求項50】
少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときにクリップ配信スケジュールを与えるように動作するコンピュータプログラムを有するコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータプログラムは、
コンテンツクリップが配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述するコンタクトウィンドウを生成する命令と、
受信パラメータを生成する命令と、
前記コンタクトウィンドウと前記受信パラメートとを情報メッセージに組み込む命令と、
前記情報メッセージを送信する命令と、
を備えるコンピュータ可読媒体。
【請求項51】
前記受信パラメータを生成する命令は、前記コンテンツクリップの受信が始まるべきでないコンタクトウィンドウ内の時間間隔を示すための受信パラメータを生成する命令を備える、請求項50に記載のコンピュータプログラム。
【請求項52】
前記送信する命令は、無線ネットワーク上で前記情報メッセージを送信する命令を備える、請求項50に記載の装置。
【請求項53】
クリップ配信スケジュールを与える方法を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、前記方法は、
コンテンツクリップが配信ネットワーク上でいつ利用可能になるかを記述するコンタクトウィンドウを生成することと、
受信パラメータを生成することと、
前記コンタクトウィンドウと前記受信パラメータとを情報メッセージに組み込むことと、
前記情報メッセージを送信することと、
を備える少なくとも1つのプロセッサ。
【請求項54】
前記受信パラメータを生成することは、前記コンテンツクリップの受信が始まるべきでないコンタクトウィンドウ内の時間間隔を示すための受信パラメータを生成することを備える、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
前記送信することは、無線ネットワーク上で前記情報メッセージを送信することを備える、請求項53に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2008−537826(P2008−537826A)
【公表日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−505518(P2008−505518)
【出願日】平成18年4月7日(2006.4.7)
【国際出願番号】PCT/US2006/012827
【国際公開番号】WO2006/110446
【国際公開日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】