説明

移動通信端末、ネットワークシステム、設定変更方法、プログラム、記録媒体

【課題】ユーザの使用状況を考慮して、最適な仕様の設定に変更して利便性の向上を図る移動通信端末等を提供することを目的とする。
【解決手段】端末100のモードを設定するモード設定手段MDと、端末100の位置を検出するGPS113と、端末100に対する接触を検出するタッチセンサ105を有し、前記GPS113が検出した位置の経時変化より端末100の移動速度を算出し、前記モード設定手段MDは前記移動速度と前記タッチセンサ105の検出による接触に基づいて端末100のモードを変更することを特徴とする。端末100の使用中において、前記移動速度が閾値以上であり、前記タッチセンサ105が当該端末100に対する接触を検出しない場合、前記モード設定手段MDは、バックライト106の照明を継続するカーモードに設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、状態・操作等に関する設定を自動的に変更する機能を有する移動通信端末などに関する。
【背景技術】
【0002】
近年の移動通信端末としての携帯電話機は、未使用状態時には自動的に表示部であるLCD(Liquid Crystal Display)のバックライト、又は、LCD画面表示をオフの状態に移行させる仕様(以下、「省電力モード」という。)が用いられることが一般的となっている。しかし、携帯電話機を自動車の運転中に使用する場合には、この省電力モードは運転操作の妨げとなってしまう。つまり、運転中ではLCD画面表示は明るくして見やすくする必要があるところ、省電力モードに設定しておくと、携帯電話機を操作することが無いのでLCD画面表示は暗くなってしまう。ここで、携帯電話機を操作して表示を明るくすることは、一時的とはいえ運転操作を中断してしまうことになり危険性を伴うので、運転中では省電力モードを解除することが望ましい。
【0003】
しかし、省電力モードは、省電力化の観点から必要とされる仕様である。また、運転中ではLCD画面表示中のベースバンドノイズによるアンテナ受信感度への劣化防止についても考慮しないといけない。そして、携帯電話機のユーザが運転を行う度に省電力モードを解除することはユーザにとって煩雑である。従って、携帯電話機において、携帯電話機の利便性の向上のために、携帯電話機の操作が行えない運転中における専用のモードを備える必要がある。
【0004】
特許文献1は、発着信抑制モードというモードの制御を移動局の移動速度に基づいて行う発明であるが、当該制御を、単に、移動速度のみで行い、携帯電話機の操作が可能であるか否かといったユーザの使用状況を考慮したものではないため、移動局の使用における利便性に欠ける。
【特許文献1】特開2001−238267号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記事情を鑑みて、本発明では、ユーザの使用状況を考慮して、最適な仕様の設定に変更して利便性の向上を図る移動通信端末等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成する本発明の態様は、移動通信端末のモードを設定するモード設定手段と、移動通信端末の位置を検出する位置検出手段と、移動通信端末に対する接触を検出する接触検出手段を有し、前記位置検出手段が検出した位置の経時変化より移動通信端末の移動速度を算出し、前記モード設定手段は前記移動速度と前記接触検出手段の検出による接触に基づいて移動通信端末のモードを変更することを特徴とする移動通信端末に関するものである。
【0007】
前記移動通信端末の使用中において、前記移動速度が閾値以上であり、前記接触検出手段が当該移動通信端末に対する接触を検出しない場合、前記モード設定手段は、当該移動通信端末の照明を継続するモードに設定することを特徴とする。そして、前記閾値を変更可能とすることを特徴とする。
【0008】
本発明の態様は、移動通信端末のモードを設定するモード設定手段及び移動通信端末に対する接触を検出する接触検出手段を有する移動通信端末と、移動通信端末の位置を検出する位置検出手段を有し、当該位置の経時変化より移動通信端末の移動速度を算出するサーバを有して構成されるネットワークシステムにおいて、前記移動通信端末は、前記モード設定手段により、前記移動速度と前記接触検出手段の検出による接触に基づいて移動通信端末のモードを変更することを特徴とするネットワークシステムに関するものである。
【0009】
また、本発明の他の態様は、移動通信端末に対する接触を検出する検出工程と、移動通信端末の位置を検出し、当該移動通信端末の移動速度を算出する算出工程と、前記移動速度と前記接触に基づいて移動通信端末のモードを変更することを特徴とする移動通信端末の設定変更方法に関するものである。
【0010】
また、本発明の他の態様は、コンピュータに、移動通信端末のモードを設定するモード設定手段と、移動通信端末の位置を検出する位置検出手段と、移動通信端末に対する接触を検出する接触検出手段として機能させ、前記位置検出手段が検出した位置の経時変化より移動通信端末の移動速度を算出させ、前記モード設定手段に前記移動速度と前記接触検出手段の検出による接触に基づいて移動通信端末のモードを変更させることを特徴とする移動通信端末のプログラムに関するものである。
【0011】
また、本発明の他の態様は、上記プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明の移動通信端末は、ユーザの使用状況(移動通信端末に触れていることにより移動通信端末の操作が可能であるか否か、移動速度から乗り物等に乗っているか否か等)を検出して、最適な仕様の設定に変更するので、ユーザ自身が設定することも無いので、利便性を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、携帯電話機に代表される本発明の移動通信端末(以下、単に「端末」と呼ぶ。)を実施するための最良の形態について説明する。説明する際には、本明細書と同時に提出する図面を適宜参照することにする。
【0014】
〈構成〉
図1は、一般的な形状の標準的な折りたたみ型の携帯電話機としての端末100の外観を図示したものであり、GPS(Grobal Positioning System)が内蔵されているものとする。端末100の上部筐体には、LCDで構成される表示部101、通話相手の音声を出力するスピーカ102が備えられている。端末100の下部筐体には、文字・数字等を入力する入力部103、通話時に自分の音声を入力するマイク104、端末100を手にとって使用するときに、指の接触を検出するタッチセンサ105を有して構成されている。
【0015】
図2は、端末100を有して構成されるネットワークシステムの構成を図示したものであり、端末100から生じる電波を受信して端末100の位置を測位するGPS通信衛星200、GPS通信衛星200と他の通信端末、他のネットワークとの情報の送受信を中継するGPSネットワーク300、通信端末同士の情報の送受信を中継するモバイルネットワーク400、端末100に対して所定の命令を行うサーバ500を有して構成されている。
【0016】
図3は、端末100の内部のブロック構成を図示したものである。上述の表示部101、スピーカ102、入力部103、マイク104、タッチセンサ105の他に、バックライト106、CPU(Central Processing Unit)107、ROM(Read Only Memory)108、主記憶部109、RAM(Random Access Memory)110、無線部111、無線部111のアンテナ112、GPS113、GPS113用のアンテナ114を有して構成されている。
【0017】
バックライト106は表示部101を背後から照射し、表示部101の視覚性を向上させる機能を有する。
【0018】
CPU107は各部における情報の送受信を中央処理制御する素子である。ROM108はCPU107が中央処理制御を行うときに読み出すプログラムを記録した記録媒体である。このCPU107は、端末100がとりうるモードを外部の入力に応じて設定するモード設定手段MDとして機能する。設定の変更を自動で行う自動設定変更機能も有する。
【0019】
主記憶部109はテキストデータ、画像データ等のデータを記憶する記憶素子である。RAM110はCPU10が一時的にデータを展開して中央処理制御を行うときの作業用の記憶素子である。
【0020】
無線部111はモバイルネットワーク400を介してサーバ500等の情報処理装置と無線通信を行う機能を有する。GPS113はGPSネットワーク300を介してGPS通信衛星200と無線通信を行う機能を有する。
【0021】
モード設定手段MDが設定できるモードには、上述の省電力モードの他に、いわゆるマナーモード、そして、本形態特有のカーモードが含まれる。カーモードとは、端末100のユーザが自動車の運転中のときに設定されるモードである。本形態のカーモードは運転中において端末100が使用状態にあるときに、ユーザが特に端末100を手に取ることが無くとも、省電力モードを解除する機能を有する。なお、省電力モードはバックライト106の照明を停止して表示部101の視認性を向上させるモードである。
【0022】
通常は、省電力モードを解除するためにはユーザが端末100を用いて入力部103より何らかの操作を行う必要がある。しかし、運転中において表示部101を見たいと思いは省電力モードを解除すべく何らかの操作を行うと、運転が妨げられてしまう。そこで、運転中にはカーモードに設定されるようにすれば、一部の未使用状態を除いて特に操作をおこなわなくても表示部101を見るべくバックライト106の照明を行うことができる。ここで、上記の一部の未使用状態とは、主に、電源がオフの状態、または折りたたみ型携帯電話機において電源オンで折りたたんだ状態のことをいう。結果として、端末100の操作による運転の妨げを解消できる。
【0023】
ただ、このカーモードは運転中において自動的に設定されるようにしないと、ユーザがいちいち設定を行わなければならず煩雑である。そこで、本形態の端末100はユーザが運転中であることを検出してカーモードに自動的に切り替わるように制御する。具体的には、GPS113が端末100の位置をGPS通信衛星200より受信した電波より検出してGPS113が検出した位置の経時変化から端末100の移動速度(つまり、運転中の車の移動速度に相当する。)を算出し、また、タッチセンサ105が、ユーザが端末100を手に取ったときの指の接触の有無を検出する。もし、端末100が使用状態にあり、端末100の移動速度が閾値以上であり、タッチセンサ105からの接触が無ければ、ユーザが運転中であるために端末100の操作を行うことができない状況であると判断して、モード設定手段MDによって自動的にカーモードに設定される。なお、上記閾値は入力部103により設定することができる。
【0024】
〈動作〉
次に、自動設定変更処理がなされるときの動作処理の具体的な内容について説明する。図4は、自動設定変更処理がなされるときの動作処理をフローチャートとして図示したものである。
【0025】
端末100の初期状態は、電源ONで待ち受け状態、通話状態のいずれかであり、手動操作にて自動設定変更機能をONとした状態とする。GPS通信衛星200が端末100の時刻t(n)における位置p(n)を測位(nは整数)する(S01)。GPS通信衛星200から端末100へ位置座標p(n)、時刻t(n)を送信する(S02)。端末100にて受信後、主記憶部106にて格納処理を行う(S03)。ここで、t(n-1)におけるp(n-1)の情報が主記憶部106に格納されているかどうか確認する(S04)。
【0026】
もし、あれば(S04でYes)、主記憶部106から時刻t(n)、t(n-1)の位置座標p(n)、p(n-1)の情報を読み出し(S05)、端末100が移動速度Sを計算する(ここで、Sは、S=(p(n)-p(n-1))/(t(n)-t(n-1))と表される)(S06)。続いて、予め設定されている自動設定変更用の閾値mと移動速度Sを比較する(S07)。
【0027】
t(n-1)におけるp(n-1)の情報が主記憶部106に格納されていない場合は(S04でNo)、GPS通信衛星200は測位して次の時刻t(n+1)の位置情報p(n+1)の情報を取得する(S10)。このあとは、S02〜S06までの処理と同様の処理で移動速度Sを求める(S11〜S14)。そして、予め設定していた閾値mと計算結果Sを比較する(S07)。
【0028】
S07において、m<Sならばユーザの使用状態を判定した上で自動設定変更処理(設定を有効とする)を実行する(S08)。m≧Sならば、自動設定変更処理(設定を無効とする)を実行する(S09)。ここで、閾値mの設定は複数の定数を指定したものであり、その範囲ごとに違う自動設定変更処理を設ける構成としても良い。
【0029】
図5は、図4の自動設定変更処理の具体例としてカーモードを設定変更機能としたときの動作処理をフローチャートとして図示したものである。
【0030】
GPS通信衛星200が端末100の時刻t(1)における位置p(1)を測位する(S01)。GPS通信衛星200から端末100へ位置座標p(1)、時刻t(1)を送信する(S02)。端末100にて受信後、主記憶部106にて格納処理を行う(S03)。ここで、t(n-1)におけるp(n-1)の情報が主記憶部106に格納されているかどうか確認し、この場合は無いと判断される(S04)。
【0031】
その後、GPS通信衛星200は測位して次の時刻t(2)の位置情報p(2)の情報を取得する(S05)。GPS通信衛星200から端末100へ位置座標p2、時刻t2が送信される(S06)。端末100にて受信後、主記憶部106にて格納処理が行われる(S07)。主記憶部6から時刻t1、t2の位置座標p1、p2の情報を読み出し(S08)、端末100が位置移動する速さを計算する(ここで、Sは、S=(p(2)-p(1))/(t(2)-t(1))と表される)(S09)。
【0032】
算出した移動速度Sを予め設定していた閾値mと比較する(S10)。m<Sならばタッチセンサ105への接触が無かったことを確認した上で自動設定変更処理を(カーモードを有効にする)を実行する(S11)。m≧Sならば、自動設定変更処理(カーモードを無効にする)を実行する(S12)。
【0033】
本形態を実施することにより以下の効果を奏する。即ち、端末100に触れていることにより端末100の操作が可能であるか否か、移動速度Sから自動車に乗っているか否か等といったユーザの使用状況を検出して、カーモードの設定に変更するので、ユーザ自身が設定することも無いので、利便性を向上することができる。
【0034】
なお、上述した形態は本発明の移動通信端末を実施するための最良のものであるが、かかる実施形式に限定するものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内においてその実施形式を種々変形することが可能である。
【0035】
その変形の一例について説明する。上記のように、GPSの位置情報の格納及び演算は端末100側で処理する構成としたが、ネットワーク側におけるサーバ500にて端末100の位置情報を管理し、設定変更の命令を端末100側へ送る構成も可能である。
【0036】
図6は、自動設定変更処理がなされるときの動作処理をフローチャートとして図示したものである。端末100の初期状態は、電源ONで待ち受け状態、通話状態のいずれかであり、手動操作にて自動設定変更機能をONとした状態とする。
【0037】
GPS通信衛星200が端末100の時刻t(n)における位置p(n)を測位(nは整数)する(S01)。GPS通信衛星200からサーバ500へ位置座標p(n)、時刻t(n)を送信する(S02)。サーバ500にて受信後、その主記憶部にて格納処理を行う(S03)。ここで、t(n-1)におけるp(n-1)の情報が主記憶部に格納されているかどうか確認する(S04)。
【0038】
もし、あれば(S04でYes)、主記憶部から時刻t(n)、t(n-1)の位置座標p(n)、p(n-1)の情報を読み出し(S05)、サーバ500が移動速度Sを計算する(ここで、Sは、S=(p(n)-p(n-1))/(t(n)-t(n-1))と表される)(S06)。続いて、予め設定されている自動設定変更用の閾値mと移動速度Sを比較する(S07)。格納されていない場合は(S04でNo)、次の時刻t(n+1)の位置情報p(n+1)の情報が取得されていく。
【0039】
サーバ500において、m<Sならば自動設定変更処理(設定を有効とする)を端末100に命令する(S08)。m≧Sならば、自動設定変更処理(設定を無効とする)を端末100に命令する(S09)。
【0040】
端末100では、サーバ500の命令を受信した後、自動設定変更モードがONになっているかを確認する(S10、S11)。ONになっていれば(S10でYes、S11でYes)それぞれについて、ユーザの使用状態を判定した上で、端末100の自動設定変更処理(設定無効にする)実行し(S12)、又は、端末100の自動設定変更処理(設定有効にする)を実行する(S13)。自動設定モード機能がオフの場合は(S10でNo、S11でNo)、いずれの自動設定変更処理も行わない。このような動作処理を行うことにより端末100の負荷を低減することができる。
【0041】
また、他の変形例として、自動変更できる設定をカーモードとするのみならず、自動的にマナーモードに移行する構成としても良い。
【産業上の利用可能性】
【0042】
携帯電話機(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)等に本発明を適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】端末100の外観を図示したものである。
【図2】端末100を有して構成されるネットワークシステムの構成を図示したものである。
【図3】端末100の内部のブロック構成を図示したものである。
【図4】自動設定変更処理がなされるときの動作処理をフローチャートとして図示したものである。
【図5】カーモードを設定変更機能としたときの動作処理をフローチャートとして図示したものである。
【図6】自動設定変更処理がなされるときの動作処理をフローチャートとして図示したものである。
【符号の説明】
【0044】
100 端末
101 表示部
102 スピーカ
103 入力部
105 タッチセンサ
106 バックライト
113 GPS
MD モード設定手段
200 GPS通信衛星

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動通信端末のモードを設定するモード設定手段と、
移動通信端末の位置を検出する位置検出手段と、
移動通信端末に対する接触を検出する接触検出手段を有し、
前記位置検出手段が検出した位置の経時変化より移動通信端末の移動速度を算出し、
前記モード設定手段は前記移動速度と前記接触検出手段の検出による接触に基づいて移動通信端末のモードを変更することを特徴とする移動通信端末。
【請求項2】
前記移動通信端末の使用中において、前記移動速度が閾値以上であり、前記接触検出手段が当該移動通信端末に対する接触を検出しない場合、前記モード設定手段は、当該移動通信端末の照明を継続するモードに設定することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末。
【請求項3】
前記閾値を変更可能とすることを特徴とする請求項2に記載の移動通信端末。
【請求項4】
移動通信端末のモードを設定するモード設定手段及び移動通信端末に対する接触を検出する接触検出手段を有する移動通信端末と、
移動通信端末の位置を検出する位置検出手段を有し、当該位置の経時変化より移動通信端末の移動速度を算出するサーバを有して構成されるネットワークシステムにおいて、
前記移動通信端末は、前記モード設定手段により、前記移動速度と前記接触検出手段の検出による接触に基づいて移動通信端末のモードを変更することを特徴とするネットワークシステム。
【請求項5】
移動通信端末に対する接触を検出する検出工程と、
移動通信端末の位置を検出し、当該移動通信端末の移動速度を算出する算出工程と、
前記移動速度と前記接触に基づいて移動通信端末のモードを変更することを特徴とする移動通信端末の設定変更方法。
【請求項6】
コンピュータに、
移動通信端末のモードを設定するモード設定手段と、
移動通信端末の位置を検出する位置検出手段と、
移動通信端末に対する接触を検出する接触検出手段として機能させ、
前記位置検出手段が検出した位置の経時変化より移動通信端末の移動速度を算出させ、
前記モード設定手段に前記移動速度と前記接触検出手段の検出による接触に基づいて移動通信端末のモードを変更させることを特徴とする移動通信端末のプログラム。
【請求項7】
請求項6に記載のプログラムを記録した記録媒体。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2007−259277(P2007−259277A)
【公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−83447(P2006−83447)
【出願日】平成18年3月24日(2006.3.24)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】