説明

移植機

【課題】植付作業機の前方に圃場を整地する整地装置を備えた乗用型田植機等の移植機において、前記植付作業機と整地装置への動力取出しを一本化して簡潔に構成すると共にコストの低減を図る。
【解決手段】走行機体4から伝達される動力を左右方向に分岐する分岐伝動ケース34を
整地装置27の左右方向略中央に設け、この分岐伝動ケース34を介して、苗載台18の横送り変速機構43を内装した植付動力入力ケース38と、整地装置27に動力を分配するように構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗用型田植機等の移植機に関し、特に植付作業機の前方に圃場を整地する整地ロータ等の整地装置を備えた移植機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、走行機体の後部に備える昇降リンク機構を介して植付作業機を昇降自在に連結すると共に、この植付作業機の前方に整地ロータ(整地装置)を設け、該整地ロータを圃場面に接地する作用位置で走行機体の進行方向に回転駆動させることによって、苗植え付け位置前方の荒れた圃場面を整地する整地作業と植付作業とを同時に行うことができるようにした乗用型田植機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、乗用型田植機は、エンジンから苗載台上に載置した苗を掻取って圃場に移植する植付装置への動力伝達経路中において、例えばトランスミッションケース内に、車速に対する植付装置の相対的な動作速度を複数段に変速する株間変速機構と、植付装置を等速または不等速回転させる回転変速機構を設けたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2007−159418号公報(第3−4頁、図2−図4)
【特許文献2】特開2004−313039号公報(第3−6頁、図4−図7)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述した特許文献1のものでは、植付作業機には、トランスミッションケース内の変速機構によって変速された動力が植付PTO軸を介して伝達される一方、整地ロータには、リヤアクスルケースに付設した動力取出ケース内で後輪動力伝達経路から分岐させた動力が伝達されるようになっており、前記植付作業機と整地ロータへの動力取出しを一本化して簡潔に構成すると共に、コストの低減を図ることを期待されていた。
【0005】
また、特許文献2のものでは、車速に対する植付装置の相対的な動作速度を複数段に変速する株間変速機構と、植付装置を等速または不等速回転させる回転変速機構をトランスミッションケース内に設けているので、必然的にトランスミッションケースが大型化すると共に、作業性とは無関係に株間変速レバーの設置場所が限定されるといった欠点を有していた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決することを目的としたものであって、左右に往復動する苗載台と、該苗載台上に載置した苗を掻取って圃場に移植する植付装置とを備えた植付作業機を、走行機体の後方に昇降自在に連結すると共に、該走行機体と植付作業機との間に整地装置を配設してなる移植機において、前記走行機体から伝達される動力を左右方向に分岐する分岐伝動ケースを設け、この分岐伝動ケースを介して、前記苗載台の横送り変速機構を内装した植付動力入力ケースと、前記整地装置に動力を分配するように構成したことを第1の特徴としている。
そして、前記分岐伝動ケースを整地装置の左右方向略中央に配設すると共に、当該分岐伝動ケースから直接的に整地装置に動力を伝達するように構成したことを第2の特徴としている。
また、前記分岐伝動ケースを整地装置の左右方向略中央に配設すると共に、当該分岐伝動ケースから植付作業機の一端側まで延長した動力分配軸を介して整地装置に動力を伝達するように構成したことを第3の特徴としている。
更に、前記植付動力入力ケースに植付装置の動作速度を変速する株間変速機構を内装すると共に、当該植付動力入力ケースを植付作業機の一側端部に設け、この植付動力入力ケースから植付動力分配軸を介して出力した動力を植付装置へ伝達するように構成したことを第4の特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
請求項1の発明によれば、走行機体から伝達される動力を左右方向に分岐する分岐伝動ケースを設け、この分岐伝動ケースを介して、苗載台の横送り変速機構を内装した植付動力入力ケースと、走行機体と植付作業機との間に設けた整地装置に動力を分配するように構成したことによって、前記走行機体からの植付作業機と整地装置への動力取出しを一本化して簡潔に構成することができるのでコストの低減が図れる。
そして、請求項2の発明によれば、前記分岐伝動ケースを整地装置の左右方向略中央に配設すると共に、当該分岐伝動ケースから直接的に整地装置に動力を伝達するように構成したことによって、植付作業機及び整地装置の左右バランスを損なうことなく整地装置への左右均等な動力伝達が可能になる。
また、請求項3の発明によれば、前記分岐伝動ケースを整地装置の左右方向略中央に配設すると共に、当該分岐伝動ケースから植付作業機の一端側まで延長した動力分配軸を介して整地装置に動力を伝達するように構成したことによって、前記植付作業機に支持した整地装置の左右バランスが安定する。
更に、請求項4の発明によれば、前記植付動力入力ケースに植付装置の動作速度を変速する株間変速機構を内装すると共に、当該植付動力入力ケースを植付作業機の一側端部に設け、この植付動力入力ケースから植付動力分配軸を介して出力した動力を植付装置へ伝達するように構成したことによって、走行機体と植付作業機との間に設けられる整地装置と植付作業機との空間を確保することができるので、当該空間、即ち苗載台の裏面側における設計の自由度が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、移植機の一例である乗用型田植機1の側面図、また図2は、乗用型田植機1の伝動図であって、乗用型田植機1は、左右一対の前輪2及び後輪3に支持された走行機体4を有し、その左右一側には、走行機体4の前方から後部に亘って延設される折畳み式の予備苗載台5を配設している。
【0009】
そして、走行機体4の前側には、ボンネット6で覆われた図示しないエンジン7を搭載すると共に、ボンネット6の後方には、ステアリングホイール8、運転操作パネル9及び主変速レバー11等を備えた操縦部12と、この操縦部12の床面を形成するステップ13、座席14を支持する機体カバー15を設けている。
【0010】
また、走行機体4の後方には、昇降リンク機構16を介して植付作業機17を昇降自在に連結している。植付作業機17は、前高後低状に傾斜する樹脂製の苗載台18と、該苗載台18上に載置したマット苗Nを掻取って植え付ける複数の植付爪19を備えた植付装置21と、この植付装置21の下方には、圃場面(植付け田面)を整地する整地フロート22等を設けているが、これらの基本的な構成は何れも従来通りであり詳細な説明を省略する。
【0011】
そして、後輪3と整地フロート22との空間S、即ち植付作業機17の前方には、複数の整地ロータ25を植付作業機17の略全幅に亘ってロータ軸26に支持した整地装置27を配設してあり、当該整地ロータ25を圃場面に設置させた状態で回転駆動させることによって、植付爪19によるマット苗Nの植付位置前方の荒れた圃場面を整地できるように構成している。
【0012】
また、図2に示すように、上述したエンジン7から出力される動力は、静油圧式無段変速装置(HST)28を介してトランスミッションケース29内に入力され、このトランスミッションケース29内に備える主クラッチ機構31の下流において走行動力と植付動力とに分岐すると共に、分岐した植付動力を植付動力変速機構32を経由して植付PTO軸33に出力するように構成している。
【0013】
そして、植付PTO軸33から出力される植付動力を、図2及び図3に示すように、分岐伝動ケース34内に備えるベベルギヤ機構を介して左右方向に分岐し、図中左方向に分岐した動力を動力分配軸35Lの軸端に設けたトルクリミッタ36、及びクラッチ機構37を介して直接的に整地装置27に伝達する一方、図中右方向に分岐した動力は、動力分配軸35Rを介して植付作業機17の右側(一側)端部に設けた植付動力入力ケース38に入力される。
【0014】
更に詳しく説明すると、上述した動力分配軸35Rの軸端には、トルクリミッタ39を設けると共に、植付動力入力ケース38には、植付装置21の動作速度を複数段に変速する株間変速機構41、植付装置21の回転速度を等速回転から不等速回転、あるいは不等速回転から等速回転に切換える等速・不等速切換機構42、苗載台18の横送り変速機構43、及びクラッチ機構44等を内装している。
【0015】
また、上述した昇降リンク機構16の後端には、リンクホルダ45を取付けると共に、このリンクホルダ45の下部には、走行機体4の左右方向に向けて断面が方形の植付フレーム46を延設している。そして、植付フレーム46の後端には、植付装置21を作動させるチェン伝動機構47aを内装した複数の植付伝動ケース47を走行機体4の幅方向に所定の間隔で取付けている。
【0016】
そして、植付動力入力ケース38に備える等速・不等速切換機構42の下流からは、植付フレーム46の左右方向に沿う植付動力分配軸48を延設している。この植付動力分配軸48は、各植付伝動ケース47を貫通すると共に、各植付伝動ケース47に内装した条止めクラッチ機構49及びチェン伝動機構47aを介して各植付装置21に動力を伝達する。
【0017】
また、植付動力分配軸48の並列位置には、苗載台18を横送り(左右に往復動)させる横送り軸51を設けている。この横送り軸51は、外周に螺旋溝を形成したスクリュー軸であって、その外周には、前記螺旋溝に噛み合って苗載台18の背面に連結する図示しないスライドブロックを内嵌する外筒52を設けてあり、横送り軸51の回転に連動して左右方向に往復移動するスライドブロックを介して苗載台18の横送りがなされる。
【0018】
尚、横送り軸51は、植付動力分配軸48よりも軸長が短く、且つ植付動力分配軸48の右端側に偏倚して配置してあり、植付動力入力ケース38内の横送り変速機構43を介して回転駆動される。即ち、植付動力入力ケース38から側方に突出する横送り変速操作レバー53による横送り変速機構43の変速操作に応じて、苗載台18の横送り速度が複数段に変更される。
【0019】
以上説明した本発明の実施形態によれば、走行機体4から伝達される動力を左右方向に分岐する分岐伝動ケース34を設け、この分岐伝動ケース34を介して、苗載台の横送り変速機構43を内装した植付動力入力ケース38と、走行機体4と植付作業機17との間に設けた整地装置27に動力を分配するように構成したことによって、前記走行機体4からの植付作業機17と整地装置27への動力取出しを一本化して簡潔に構成することができるのでコストの低減が図れる。
【0020】
この時、図3〜図5に示すように、分岐伝動ケース34内に備えるベベルギヤ機構を介して左右方向に分岐された動力分配軸35L,35Rと、整地装置27の昇降回動支点P
を側面視で略一致(同軸に構成)させることによって、前記動力分配軸35L,35Rを整地装置27の昇降回動支点として兼用すると共に、図3に示すように、左方向に分岐させた動力を動力分配軸35Lから整地装置27に伝達するチェン伝動機構55aを内装した整地動力入力ケース55を、当該整地装置27を圃場面に接地する作業位置と圃場面から離間した格納位置に変更するための回動アームとして利用しており、専用の回動アームや動力伝達ジョイント等を不要にしてコストの低減を図っている。
【0021】
更に詳しく整地装置27の支持構造について説明する。植付フレーム46に立設した左右一対の苗載台支持ステー56の上部には、操作軸57を回動可能に軸支するボス58を固設してあり、このボス57に軸支した操作軸56の一側端部に外嵌させて位置決め固定したパイプ体59に、側面視でコの字状の断面形状を有するブラケット61を固設し、更にこのブラケット61に、整地装置31を圃場面に接地する作業位置と圃場面から離間した格納位置に変更することができる昇降操作レバー62を取り付けている。
【0022】
そして、操作軸57の両端と中途部には、回動アーム63が固設してあり、これら回動アーム63の先端に吊アーム64を垂下させて連結すると共に、該吊アーム64の下端部を上述の昇降回動支点P周りに回動する整地装置27の回動アーム65の中途部、及び整地動力入力ケース55の中途部に連結している。
【0023】
更に、昇降操作レバー62を配置した左右一側の苗載台支持ステー56には、昇降操作レバー62用の図示しない複数段の係止溝を備えるレバーガイド66が設けてあり、昇降操作レバー62に備える係止片62aを前記係止溝の所望の位置に係止することによって、整地装置27が圃場面から離間する格納位置と、整地装置27が圃場面に接地する作業位置に亘って多段階に調節することができるようになっている。尚、整地装置27が圃場面に接地する作用位置においては、整地装置27を構成する整地ロータ25は、整地フロート22の下面からの突出量が10〜40mmの範囲で調節可能である。
【0024】
ところで、走行機体4から伝達される動力を左右方向に分岐する分岐伝動ケース34を、整地装置27の左右方向略中央、即ち左右方向中央に位置する植付作業機17の前方に配設すると共に、当該分岐伝動ケース34から直接的に整地装置27に動力を伝達するように構成してあり、それによって植付作業機17及び整地装置27の左右バランスを損なうことなく整地装置27への左右均等な動力伝達が可能になり、整地装置27を構成する整地ロータ25の左右均等な均し性能と回転バランスを確保することができる。
【0025】
また、各植付装置21の動力断続クラッチとして、分岐伝動ケース34の下流側における植付動力入力ケース38内にクラッチ機構44を設けると共に、同じく整地装置27への動力断続クラッチとして、分岐伝動ケース34の下流側にクラッチ機構37が設けてあり、各植付装置21と整地装置27とをそれぞれ別々に駆動させることができる。即ち、各植付装置21による植付作業と整地装置27による整地作業を同時または単独で行うことができる。
【0026】
そして、分岐伝動ケース34を介して左側に分岐させた動力分配軸35Lの軸端に整地装置27に対応するトルクリミッタ36設ける一方、右側に分岐させた動力分配軸35Rの軸端に各植付装置21に対応するトルクリミッタ39を設けることによって、整地装置27へ動力を分配した後に、前記トルクリミッタ39による移植トルクを適切に設定することができるので、各植付装置21を不要に強度アップさせなくて済むと共に、当該トルクリミッタ39の下流側に、各植付装置21の回転速度を等速回転から不等速回転、あるいは不等速回転から等速回転に切換える等速・不等速切換機構42を設けることによって、前記整地装置27を構成する整地ロータ25に安定した等速回転を付与して良好な均し性能を得ることができる。
【0027】
更に、植付動力入力ケース38に植付装置21の動作速度を変速する株間変速機構41を内装すると共に、当該植付動力入力ケース38を植付作業機17の一側端部に設け、この植付動力入力ケース38から植付動力分配軸48を介して出力した動力を植付装置21へ伝達するように構成したことによって、走行機体4と植付作業機17との間に設けられる整地装置27と植付作業機17との空間を確保することができるので、当該空間、即ち苗載台18の裏面側における設計の自由度が向上する。
【0028】
また、図6に示すものは、植付PTO軸33から出力される植付動力を、分岐伝動ケース34内に備えるベベルギヤ機構を介して左右方向に分岐した後、図中左方向の動力分配軸35Lを植付作業機17の左端側まで延長し、この延長した動力分配軸35Lの軸端に設けたトルクリミッタ36、及びクラッチ機構37を介して、植付作業機17の左端側からチェン伝動機構55aを内装した整地動力入力ケース55によって整地装置27に動力を伝達すると共に、図中右方向に分岐した動力を、動力分配軸35Rを介して植付作業機17の右側端部に設けた植付動力入力ケース38に入力しており、このものでは、整地動力入力ケース55と植付動力入力ケース38を植付作業機17の左右両端側に分けて配置しているので、植付作業機17と該植付作業機17に支持した整地装置27の左右バランスが安定するといった利点がある。更に、前記整地動力入力ケース55を、整地装置27を圃場面に接地する作業位置と圃場面から離間した格納位置に変更するための左端側(外側)回動アームとして利用することができ、専用の回動アームを設けなくて済むのでコストの低減が図れる。
【0029】
そして、図7に示すものは、植付PTO軸33から出力される植付動力を、分岐伝動ケース34内に備えるベベルギヤ機構を介して右方向に分岐した後、動力分配軸35を介して植付作業機17の右側端部に設けた植付動力入力ケース38に入力する途中において、動力分配軸35にクラッチ機構37を介装すると共に、チェン伝動機構55aを内装した整地動力入力ケース55によって整地装置27に動力を伝達する構成のものであり、このものでは、動力分配軸35を短くして整地装置27への動力伝達構造を簡潔に構成することができるのでコストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】乗用型田植機の側面図。
【図2】乗用型田植機の伝動図。
【図3】植付作業機及び整地装置の伝動構造の要部を示す展開図。
【図4】整地装置の支持構造を示す右側面図。
【図5】整地装置の昇降操作機構を示す右側面図。
【図6】植付作業機及び整地装置の伝動構造(他例)の要部を示す展開図。
【図7】植付作業機及び整地装置の伝動構造(他例)の要部を示す展開図。
【符号の説明】
【0031】
4 走行機体
17 植付作業機
18 苗載台
21 植付装置
27 整地装置
34 分岐伝動ケース
35L 動力分配軸
38 植付動力入力ケース
41 株間変速機構
43 横送り変速機構
48 植付動力分配軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右に往復動する苗載台(18)と、該苗載台(18)上に載置した苗を掻取って圃場に移植する植付装置(21)とを備えた植付作業機(17)を、走行機体(4)の後方に昇降自在に連結すると共に、該走行機体(4)と植付作業機(17)との間に整地装置(27)を配設してなる移植機において、前記走行機体(4)から伝達される動力を左右方向に分岐する分岐伝動ケース(34)を設け、この分岐伝動ケース(34)を介して、前苗載台(18)の横送り変速機構(43)を内装した植付動力入力ケース(38)と、前記整地装置(27)に動力を分配するように構成したことを特徴とする移植機。
【請求項2】
前記分岐伝動ケース(34)を整地装置(27)の左右方向略中央に配設すると共に、当該分岐伝動ケース(34)から直接的に整地装置(27)に動力を伝達するように構成した請求項1に記載の移植機。
【請求項3】
前記分岐伝動ケース(34)を整地装置(27)の左右方向略中央に配設すると共に、当該分岐伝動ケース(34)から植付作業機(17)の一端側まで延長した動力分配軸(35L)を介して整地装置(27)に動力を伝達するように構成した請求項1に記載の移植機。
【請求項4】
前記植付動力入力ケース(38)に植付装置(21)の動作速度を変速する株間変速機構(41)を内装すると共に、当該植付動力入力ケース(38)を植付作業機(17)の一側端部に設け、この植付動力入力ケース(38)から植付動力分配軸(48)を介して出力した動力を植付装置(21)へ伝達するように構成した請求項1から請求項3に記載の移植機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−35493(P2010−35493A)
【公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−202479(P2008−202479)
【出願日】平成20年8月6日(2008.8.6)
【出願人】(000001878)三菱農機株式会社 (1,502)
【Fターム(参考)】