説明

立体写真家庭アルバム

【課題】立体テレビや立体映画は今や盛んに広まりつつあるが、アルバムに貼られた生前の親の写真や結婚記念写真などが、立体画像で見られるとよい。
【解決手段】2眼立体カメラで撮影した立体2画面プリント写真を、家庭アルバムに多数貼って記念写真集などを作っておく。後日このアルバムを見ていて、特にこの写真は立体画像で見てみたいと思うとき、「プリズム立体鏡」を虫メガネのようにしてのぞけばプリズムの屈折により、左右2画面が中央に1画面だけ見え、立体画像が見られる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
2眼立体カメラで撮影した立体2画面プリント写真(図1参照)を家庭アルバムに多数貼って、記念写真集などを作る。
後日このアルバムを見ていて、特にこの写真は立体画像で見てみたいと思うとき本発明の「柄のついたプリズム立体鏡」を虫メガネのようにかざせば、臨場感あふれる立体写真が見られる。
この「柄のついたプリズム立体鏡」は、三角柱プリズム2個をメガネわくに左右対称にして取り付け(図2参照)、各プリズムの屈折により左右2画面が中央に1画面に重なって見え、立体画像を見ることができる(図3参照)。
【0002】
【特許文献】2眼立体デジタルカメラ(出願番号 特願2005−351193 出願日 平成17年11月8日 出願人 佐野健一) 立体ビデオボックス(出願番号 特願2008−277352 出願日 平成20年12月10日 出願人 佐野健一)
【発明の効果】
【0003】
次のような記念写真アルバムを好きな時に、手軽に立体画像で見ることができる。
(イ)親の死後、生前に撮影した親の姿を、立体画像で見ることができる。
(ロ)撮影した雄大な風景、絶景を立体写真で見ることができる。
(ハ)野生動物やスポ−ツ選手の一瞬の貴重なポ−ズを、撮影しておく。
【実施例1】
【0004】
立体2画面プリント写真の参考例を添付した。(図1)
【図面の簡単な説明】
【0005】
【図1】立体2画面プリント写真
【図2】三角柱プリズムの大きさとメガネわく(プリズム取り付け枠)
【図3】柄のついたプリズム立体鏡の原理

【特許請求の範囲】
【請求項1】
「柄のついたプリズム立体鏡」
ガラス製またはプラスチック製の三角柱プリズム2個を、メガネわくに左右対称にして取り付け(図2参照)、このメガネわくに手で持つことができる柄をつける。この装置をアルバムに貼っておいた立体2画面プリント写真(図1参照)に、虫メガネのようにしてのぞけば各プリズムの屈折により、左右2画面が中央に1画面に重なって見え立体画像をつくる装置(図3参照)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−209665(P2011−209665A)
【公開日】平成23年10月20日(2011.10.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−92605(P2010−92605)
【出願日】平成22年3月26日(2010.3.26)
【出願人】(505323301)
【Fターム(参考)】