説明

立体印刷物の製造方法及びこの製造方法によって作製された印刷物

【課題】立体的視認及び立体的質感を有する印刷物の提供する。
【解決手段】被写体の被走査面と読み取りヘッドの読み取り光の光軸との角度を任意の角度に調整可能なマルチアングル読み取りヘッドを備えたスキャナで、印刷対象の立体対象物の画像データを取り込む画像取り込み工程S1と、前記画像データを印刷用紙に印刷する印刷工程S3と、前記画像データが印刷された印刷紙に、前記立体対象物の凹凸形状に対して反転された転写面を有する型を用いて、前記印刷紙を成形する成形工程S4と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、立体印刷物の製造方法及びこの製造方法によって作製された印刷物に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、部屋の内装に使用する木材調、石調又は金属調等の化粧板を顧客に認知させる手段として、木材調、石調又は金属調等の化粧板の小サンプルを台紙に貼り付けた現物サンプル見本を作製し、この現物サンプル見本を見せることによって現物の視認性や質感を認知させていた。しかし、現物サンプル見本は、現物サンプルそのものを台紙に貼り付けるため現物サンプルのコストが高い上、台紙に貼り付ける作業コストもかかり高額なものとなっていた。そのため、顧客の持ち帰り用のカタログとしては使用されなかった。
【0003】
そこで、一般にサンプルの表面形態を台紙に印刷したカタログが代用品として使用されている。代用品としてのカタログは、特殊印刷によりサンプルの化粧板等の表面の凹凸状態をインク等で盛り上げて、ある程度表面の状態を再現したものである。しかし、こうした印刷による手段では、表面の凹凸の高低差が小さいものは再現することが容易であるが、やはり凹凸の大きな表面を再現することは困難であった。
【0004】
一方で、平面印刷においてステレオ印刷やレンチキュラーレンズを使用して立体的に視認できるようにした印刷物がある。しかし、こうした印刷物は、確かに立体的に視認できるものの、あくまで平面であるので、触れた場合の手触り感はあくまで平面であり、実際のサンプルの表面状態を認識することができなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009-56429号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、こうした課題を鑑みてなされたものであり、立体的に視認でき、かつ立体的質感を有する印刷物を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上述の目的を達成するために、以下の手段を採った。
【0008】
本発明にかかる立体印刷物の製造方法は、
印刷対象の立体対象物の被走査面と読み取りヘッドの読み取り光の光軸との角度を任意の角度に調整可能なマルチアングル読み取りヘッドを備えた画像読取装置で、印刷対象の立体対象物の画像データを取り込む画像取り込み工程と、
前記画像データに基づく画像を印刷用紙に印刷する印刷工程と、
前記画像データが印刷された印刷紙に、前記立体対象物の凹凸形状に対して反転された転写面を有する型を用いて、前記印刷紙を成形する成形工程と、
を有することを特徴とする。
【0009】
かかる立体印刷物の製造方法によれば、印刷物の表面にマルチアングル読み取りヘッドを有するスキャナで読み取るので、立体対象物の凹凸に対して最適な読み取り角度を得ることができ、立体対象物の微妙な凹凸を再現することができ、あたかもそこに凹凸表面が有するかのような擬似的な立体的視覚を有するリアルな画像データを得ることができる。これは、マルチアングルでスキャンすることにより、人間の視野に入る光を、現物の被写体を観たときの人間の視野に入る光に近くすることができるためである。かかる画像データを利用して印刷された印刷物は、平面印刷であるにもかかわらす、立体的な視認性を有する印刷効果を有する。さらに、本発明では、立体印刷物は、立体対象物が呈する凹凸模様に適合するように、型によって凹凸が設けられる。従って、擬似的な立体的視覚を有する立体的視認効果に加えて、現実に印刷物に設けられた凹凸形状により、凹凸模様をさらにはっきり確認することができ、また、触った場合においても、表面に凹凸が実際に形成されていることから、表面に触れた場合の手触り感も現実の立体対象物に近い立体的形状及び質感を与えることができる。
【0010】
また、本発明にかかる立体印刷の製造方法として、前記型は、印刷対象の前記立体対象物の3次元座標の立体構造データを取り込み、この立体構造データから立体構造を反転した反転立体構造データを作成し、この反転立体構造データから転写面を作製したものであってもよい。
【0011】
かかる構成を採用することによって、例えば、3Dスキャナやレーザスキャナを使用して印刷サンプルの立体構造データを取り込み、得られたデータを反転処理することにより、容易に成形面の成形用データを作成することができる。また、サンプルの立体構造データから反転型を作成することによって、よりサンプルの立体構造に近い表面を再現することができるようになる。
【0012】
さらに、本発明にかかる立体印刷の製造方法として、前記型作製工程は、印刷対象の前記立体対象物の立体構造データを取り込み、この立体構造データから立体構造を反転するとともに、立体構造の凹凸の高低差が縮尺された縮尺反転立体構造データを作成し、この縮尺反転立体構造データから転写面を作製する型作製工程であってもよい。
【0013】
かかる構成を採用することによって、立体対象物の凹凸の高低差があり、成形では困難であったり、不可能であったりする場合でもあっても、印刷紙に立体成形することが可能になる。しかも、擬似的な立体的視覚を有する立体的視認効果を有する印刷がなされているため、凹凸の高低差が縮尺されていても視認した際に、立体的視認効果によって、あたかも立体対象物と同様の凹凸があるかのような影響を与えることができる。また、立体印刷物に触れた場合であっても、視覚的効果によって、あたかも擬似的な立体的視覚と同様の凹凸を有するかのように錯覚した触覚を得ることができる。
【0014】
さらに、本発明にかかる立体印刷の製造方法として、前記型は、印刷対象の前記立体対象物の3次元座標の立体構造データを取り込み、この立体構造データから立体構造を反転するとともに、立体構造の凹凸の高低差を4分の1以下に縮尺された高低差を有する縮尺反転立体構造データを作成し、この縮尺反転立体構造データから転写面を作製したものであってもよい。
【0015】
かかる構成を採用することによって、立体印刷できる立体対象物を増やすことができる。擬似的な立体的視覚を有する立体的視認効果を有する印刷がなされているため、凹凸の高低差が4分の1程度まで縮尺されていても視認した際に、凹凸の高低差が視認状況に与える影響は小さくなり、視認性に与える影響を低減させることができる。従って、あたかも立体対象物と同様の凹凸があるかのように見せることができる。また、立体印刷物に触れた場合であっても、視覚的効果によって、あたかも擬似的な立体的視覚と同様の凹凸を有するかのように錯覚した触覚を得ることができる。
【0016】
さらに、本発明にかかる立体印刷物として、前記立体印刷物の製造方法を使用して製造された立体印刷物であってもよい。
【0017】
かかる印刷物によれば、印刷物の表面に擬似的な立体的視認効果を有する印刷がなされているので、この印刷効果によってあたかも立体的な形態を有するかのように視認することができる。また、立体的な視認性に加えて、現実に設けられた凹凸表面により凹凸模様をはっきり確認することができる。さらに、実際に触った場合においても、実際に表面に凹凸が形成されていることから、手触り感も現実の印刷模様に近い質感を呈することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明に係る立体印刷物の製造方法によれば、平面印刷であるにもかかわらず、立体的視認性を有し、かつ立体的な質感を有する印刷物を作製することができる。また、かかる印刷物も提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】図1aは、実施形態にかかる立体印刷物の製造方法によって製造された化粧板印刷カタログ100の構成の概略を示す平面図であり、図1bは図1aのA−A断面図である。
【図2】実施形態に係る化粧板印刷カタログ100の製造方法の製造工程を示すフローチャートである。
【図3】実施形態に係る化粧板印刷カタログの成形工程を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明を実施するための形態について、図面に沿って詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではない。また、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。
【0021】
(第1実施形態)
図1aは、第1実施形態にかかる立体印刷物の製造方法によって製造された化粧板印刷カタログ100の構成の概略を示す平面図であり、図1bは図1aのA−A断面図である。図2は、第1実施形態に係る化粧板印刷カタログ100の製造方法の製造工程を示すフローチャートである。
【0022】
本発明の第1実施形態を説明するにあたり、第1実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本第1実施形態における化粧板印刷カタログ100が立体印刷物に相当し、撮影サンプルが立体対象物に相当し、カタログ台紙10が印刷用紙に相当し、サンプル見本印刷部20が立体印刷に相当する。
【0023】
第1実施形態にかかる製造方法によって作製される化粧板印刷カタログ100の構成の概略を先に説明する。化粧板印刷カタログ100は、厚さ約0.5mmからなるカタログ台紙10に、内装材として使用される木質ボード、金属又は大理石の現物サンプルを立体印刷により印刷されたサンプル見本印刷部20と、このサンプル見本印刷部20のグループの種類を表示する種類表示部30と、各サンプル見本印刷部10の名称を付する名称表示部40とを主として備えている。
【0024】
サンプル見本印刷部20は、被写体である立体対象物(現物サンプル)の被走査面と読み取りヘッドの読み取り光の光軸との角度を任意の角度に調整可能なマルチアングル読み取りヘッドを備えたスキャナで読み取った印刷対象の立体対象物の画像データを出力して印刷されている。このようなマルチアングル読み取りヘッドを備えたスキャナで読み取った画像データを用いることによって、あたかもそこに凹凸表面が有するかのような擬似的な立体的視覚を有するリアルな印刷を得ることができる。さらにサンプル見本印刷部20は、成形型により表面が型押しされて、立体対象物の凹凸形状と同様の凹凸を有するように表面が成形されている。また、一般的な化粧板の現物サンプル見本と同様の形態に、あたかも現物サンプルが存在するかのように見せるために、サンプル見本印刷部10は、サンプル窓21を有するがのごとく、カタログ台紙10の表面より一段低く形成されている。一方、種類表示部30及び名称表示部40は通常の平面印刷がなされている。
【0025】
次に、化粧板印刷カタログ100の製造方法について説明する。上記化粧板印刷カタログ100の製造方法は、図2に示すように、立体画像取り込み工程S1、印刷画像作成工程S2、印刷工程S3、型作製及び成形工程S5からなる。
【0026】
立体対象物データ取込工程S1は、カタログ台紙10に立体印刷を行う現物サンプル見本(図示しない。)に貼り付けられている現物サンプルの表面領域の画像データ及び現物サンプル見本が貼り付けてあるサンプル窓の段差領域の画像データを入手する工程である。現物サンプルとして木質ボード、金属又は大理石サンプルが台紙の裏から貼り付けられている現物サンプル見本を用意し、撮影サンプルとする。現物サンプル見本の被走査面と読み取りヘッドの読み取り光の光軸との角度を任意の角度に調整可能なマルチアングル読み取りヘッドを備えたスキャナで現物サンプルの画像データを読み取る。
【0027】
次に、印刷画像作成工程S2によって、取り込んだ画像データから立体印刷を行う現物サンプル見本(図示しない。)の現物サンプルの表面の画像データ及び現物サンプル見本が貼り付けてあるサンプル窓21の段差の立体画像データを読み込む。一方で、通常の平面印刷の印刷用データとして、別入力した種類表示部30及び名称表示部40の印刷用データを作成し、前記立体画像データーに組み込む処理を行い、立体画像データと平面印刷の印刷データを有する立体印刷用の印刷用データを作成する処理を行う。こうして、化粧板印刷カタログ全面の印刷用画像データを得る。
【0028】
そして、印刷工程S3によって、印刷用データを処理してカタログ台紙10に印刷する。印刷されたカタログ台紙10は、立体印刷が施されたサンプル見本印刷部20と、通常の印刷が施された種類表示部30及び名称表示部40とを有する。
【0029】
次に、型作製工程S4によって、成形用の型を作製する。型を作製するには、まず、化粧板印刷カタログ100の表面の立体構造を、3Dスキャナを用いて立体構造データを取り込み、現物サンプル見本の表面の凹凸に対して反転させた凹凸を有する立体構造データを作成する。この立体構造データをCNC用データに変換し、CNC工作機械を用いて現物サンプル見本の表面の凹凸に対して反転させた凹凸を有する真ちゅう製の金型50のキャビティを得る。第1実施形態においては、クリアランスを0.5mmに設定したコア型も作製する。
【0030】
そして、成形加工工程S5によって、図3に示すように、型製作工程S4で作製された金型50を使用して、印刷されたカタログ台紙10をプレス加工し、サンプル見本印刷部20に現実サンプル見本と同様の凹凸を設けるとともに、その周囲をサンプル窓21が呈するようにカタログ台紙10の表面より一段低く成形する。これによって、現物サンプル見本の表面形状と同様の凹凸を有する化粧板印刷カタログ100が完成する。
【0031】
第1実施形態にかかる化粧板印刷カタログ100の製造方法によれば、化粧板印刷カタログ100のサンプル見本印刷部20は、現物サンプル原本と同様の視認性を有する擬似的な立体印刷がなされているので、あたかも現物サンプルが存在するかのような立体的な視認性を有する表面を提供することができる。また、立体印刷がなされたサンプル見本印刷部20は、立体印刷が呈する凹凸模様に適合するように作製された金型50を用いて表面を成形しているので、印刷面の立体印刷が呈する凹凸模様の立体形状を有している。従って、擬似的な立体に見える平面印刷による立体的視認性に加えて、現実に設けられた凹凸表面により凹凸模様をはっきり確認することができる。また、実際に触った場合においても、実際に表面に凹凸が形成されていることから、手触り感も現実の立体印刷の印刷模様に近い立体的質感を感じさせることができる。さらに、サンプル見本印刷部2とカタログ台紙10との間に段差が作製されているので、あたかもそこに現実のサンプルが裏から貼り付けてあるかのような印象を与えることができる。
【0032】
(第2実施形態)
第2実施形態では、型作製工程において、前記第1実施形態では、現物サンプル見本の凹凸と同じ形状の凹凸を有する型を作製したが、凹凸の高低差が4分の1に縮尺された立体構造データを作成し、この立体構造データから転写面を作製する型を作製した。かかる型を作製することによって、印刷されたカタログ台紙に型押しして成形した場合に、現物サンプル見本に対して凹凸の高低差が4分の1の立体印刷物を作成することができる。係る構成を採用すれば、型押し成形では困難であったり、不可能であったりする深い凹凸を有する印刷面であっても成形することが可能になる。また、もともと擬似的な立体的視覚を有する立体的視認効果を有する印刷がなされているため、凹凸の高さや深さが縮尺されていても視認した際に、凹凸の高さが視認性に与える影響が小さくなり、凹凸の高さを縮尺した影響を低減することができる。さらに、凹凸の高低差が4分の1以下に縮尺された立体構造データを用いてもよい。係る構成を採用しても立体印刷が視認した際に、凹凸の高低を縮尺した影響を視覚に与える影響を低減させることができ、それほど違和感を感じない。
【0033】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施しうる。
【0034】
上述した実施形態では、化粧板印刷カタログ100を用いて説明しているが、作製される印刷物は化粧板印刷カタログ100に限定されるものではなく、例えば、油絵等の絵の具の凹凸がある絵画、版画等様々な印刷物に応用することができる。
【0035】
さらに上述した実施形態では、型としてキャビティ型とコア型の両方を作製したが、必ずしもこれに限定するものではなく、コア型を作製することなく、平板であってもかまわない。この場合は、印刷紙の表面のみを押圧し、押しつぶして凹凸を形成するので、厚さ1mm以上の比較的厚い紙を使用する場合に有効である。
【0036】
さらに、上述した第2実施形態では、凹凸の高低差が4分の1に縮尺された立体構造データを作成したが、これに限定するものではなく、4分の1以下であればかまわない。4分の1以下であれば、もともと擬似的な立体的視覚を有する立体的視認効果による効果によって、凹凸の高さや深さが縮尺されていても視認した際に、凹凸の高さが視認性に与える影響が小さくなり、凹凸の高さを縮尺した影響を低減することができる。
【産業上の利用可能性】
【0037】
上述した実施の形態で示すように、化粧板印刷カタログとして産業上利用可能である。
【符号の説明】
【0038】
10…カタログ台紙、20…サンプル見本印刷部、21…サンプル窓、30…種類表示部、40…名称表示部、50…金型、100…化粧板印刷カタログ


【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷対象の立体対象物の被走査面と読み取りヘッドの読み取り光の光軸との角度を任意の角度に調整可能なマルチアングル読み取りヘッドを備えた画像読取装置で、印刷対象の立体対象物の画像データを取り込む画像取り込み工程と、
前記画像データに基づく画像を印刷用紙に印刷する印刷工程と、
前記画像データが印刷された印刷紙に、前記立体対象物の凹凸形状に対して反転された転写面を有する型を用いて、前記印刷紙を成形する成形工程と、
を有することを特徴とする立体印刷物の製造方法。
【請求項2】
前記型は、印刷対象の前記立体対象物の3次元座標の立体構造データを取り込み、この立体構造データから立体構造を反転した反転立体構造データを作成し、この反転立体構造データから転写面を作製したものであることを特徴とする請求項1記載の立体印刷物の製造方法。
【請求項3】
前記型は、印刷対象の前記立体対象物の3次元座標の立体構造データを取り込み、この立体構造データから立体構造を反転するとともに、立体構造の凹凸の高低差を縮尺された高低差を有する縮尺反転立体構造データを作成し、この縮尺反転立体構造データから転写面を作製したものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の立体印刷物の製造方法。
【請求項4】
前記型は、印刷対象の前記立体対象物の3次元座標の立体構造データを取り込み、この立体構造データから立体構造を反転するとともに、立体構造の凹凸の高低差を4分の1以下に縮尺された高低差を有する縮尺反転立体構造データを作成し、この縮尺反転立体構造データから転写面を作製したものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の立体印刷物の製造方法。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の立体印刷物の製造方法を使用して製造される立体印刷物。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−218172(P2012−218172A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−82576(P2011−82576)
【出願日】平成23年4月4日(2011.4.4)
【出願人】(597174676)株式会社大丸グラフィックス (2)
【Fターム(参考)】