説明

筋弛緩パラメータの表示方法および筋弛緩状態表示モニタ装置

【課題】 複数の筋弛緩パラメータをモニタ画面上に同時にしかも時系列的に複数表示することにより、筋弛緩効果の適正な確認と、筋弛緩薬の追加投与や拮抗薬の投与タイミングを適正に判断し、筋弛緩状態の確認および推移の予測を的確に行うことができる筋弛緩パラメータの表示方法および筋弛緩状態表示モニタ装置を提供する。
【解決手段】 筋に電気刺激を与える電気刺激手段(12)と、刺激された筋の反応を検出する筋反応検出測定手段(14)と、前記筋反応検出測定手段により検出された反応を出力表示する表示手段(30)とを備えた筋弛緩状態表示モニタ装置(10、20)において、前記電気刺激手段および筋反応検出測定手段により筋弛緩パラメータを得ると共に、前記筋弛緩パラメータを、前記表示手段のモニタ画面上に同時にかつ時系列的に複数表示するように構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、麻酔関連パラメータ、特に筋弛緩パラメータの表示方法および筋弛緩状態表示モニタ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
手術中の患者管理に要求される測定ないし監視項目として、例えば血液ガス、循環動態、呼吸、麻酔深度、筋弛緩等がある。この場合、リアルタイムで監視できるパラメータとしては、心電図、血圧、SpO2 、体温、心拍数、呼吸数等である。
【0003】
しかるに、手術中の患者に対する筋弛緩状態を監視することも、極めて重要な項目である。このような観点から、従来において、筋弛緩状態をモニタリングする装置としては、患者の尺骨神経に対して刺激を行い、それによる母指内転筋の収縮を測定するように構成した神経刺激装置が使用されている。この種の筋弛緩状態モニタ装置としては、筋測定電位の変化を測定する方式と、筋収縮に伴う運動効果を測定(例えば、筋反応の加速度を測定)する方式とが、一般的に知られている。
【0004】
また、従来の筋弛緩状態モニタ装置においては、単に電気刺激のタイミングと筋の加速度変化の度合いとを時間軸で表示する機能はあっても、筋弛緩薬が何時投与されたかを管理する機能がなく、薬剤投与との筋の加速度変化との経済的関係を正確に知ることができない難点があった。このため、従来のこの種の装置においては、薬の投与タイミングから薬が効き始めるまでの時間等を正確に把握することができなかった。
【0005】
このような観点から、従来において、筋弛緩薬の投与タイミング等のイベント情報と、筋の加速度変化等の筋弛緩効果との因果関係を、即座に知ることができると共に、各個人毎の筋弛緩薬の効き具合、あるいは回復具合を正確に判断することができる、筋弛緩用モニタ装置およびその装置で検出したデータを処理するプログラムが格納された記憶媒体が提案されている(特許文献1参照)。
【0006】
すなわち、この特許文献1に記載される筋弛緩用モニタ装置は、筋に電気刺激を与える電気刺激手段と、刺激された筋の反応を検出する筋反応検出手段と、筋弛緩薬の投入等のイベント情報を入力する入力手段と、前記筋反応検出手段により検出された反応のタイミングおよび大きさと、前記入力手段で入力されたイベント情報のタイミングとを出力表示する表示手段とを有する構成からなるものである。
【0007】
そして、前記特許文献1に記載される記憶媒体は、筋に電気刺激を与え、刺激された筋の反応を検出する筋弛緩用モニタ装置からのデータを処理するプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であり、筋弛緩用モニタ装置により検出された筋反応のタイミングおよび大きさ等のデータを読み取り、それらデータを時系列に記憶する処理と、入力手段から入力されたイベント情報の種類とタイミングを記憶する処理と、前記筋反応のタイミングおよび大きさを時系列に出力表示すると同時に、イベント情報の種類とタイミングとを時系列に出力表示する処理と、をコンピュータに実行させるプログラムを記憶した、コンピュータが読み取り可能な構成としたものである。
【0008】
しかるに、従来の筋弛緩用モニタ装置においては、電気刺激手段により筋弛緩状態を検出測定する場合の刺激パターンとして、次のような方法が採用されている。
(1) 単一刺激法:1秒または10秒に1回、200μSの刺激電流を流して単一刺激を与える刺激方法である。
(2) TOF(Train of Four )法:0.5秒おきに4回連続する刺激を1群として、15秒毎に繰り返し行う刺激方法である。TOF法では、第1刺激と第4刺激の高さの比(TOF比)を%で表し、筋弛緩薬が効いていない時は100%となる。
(3) DBS(Double Burst Signal )法:20m秒おきに通常3個の刺激を1群として、0.75秒後にさらに1群発生させて、この2回のバースト刺激に対する反応の差を手で判定(触診法)する刺激方法である。
(4) PTC(Post Tetanic Count)法:強い筋弛緩状態で、単一刺激、4連刺激(TOF法)反応が完全に消失している場合に用いるもので、最初に1Hz の刺激を15回与え、それに対する反応が全く無いことが確認されると、テタヌス刺激を与え、3秒後、続けて1Hz の単一刺激を15回与えて、出現する反応の個数から次に4連刺激(TOF法)に対する反応が出現する時期を推測する刺激方法である。
(5) テタヌス刺激法:50Hz または100Hz の刺激を5秒間のみ与えるテタヌス刺激により、触診法で評価する刺激方法である。
【0009】
【特許文献1】特開平10−57320号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従来の筋弛緩用モニタ装置においては、前述した刺激パターンのいずれかによって得られるTOF比、TOFカウント、PTC等の筋弛緩パラメータをモニタ画面上に表示する場合、1つの筋弛緩パラメータのみを数値またはグラフ表示している。このため、モニタ画面上に表示されていない筋弛緩パラメータによる筋弛緩状態の変化を連続的に判断することができない難点がある。
【0011】
そこで、本発明の目的は、筋弛緩効果の適正な確認と、筋弛緩薬の追加投与や拮抗薬の投与タイミングを適正に判断し、筋弛緩状態の確認および推移の予測を的確に行うことができる筋弛緩パラメータの表示方法および筋弛緩状態表示モニタ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記の目的を達成するため、本発明に係る請求項1に記載の筋弛緩パラメータの表示方法は、筋に電気刺激を与える電気刺激手段と、刺激された筋の反応を検出測定する筋反応検出測定手段と、前記筋反応検出測定手段により検出された反応を出力表示する表示手段とを備えた筋弛緩状態表示モニタ装置において、
前記電気刺激手段および筋反応検出測定手段により筋弛緩パラメータを得ると共に、前記筋弛緩パラメータを、前記表示手段のモニタ画面上に同時にかつ時系列的に複数表示することを特徴とする。
【0013】
本発明に係る請求項2に記載の筋弛緩パラメータの表示方法は、筋弛緩パラメータとして、TOF比、TOFカウント、PTCのうち少なくとも2つをモニタ画面上に同時にかつ時系列的に複数表示することを特徴とする。
【0014】
本発明に係る請求項3に記載の筋弛緩状態表示モニタ装置は、筋に電気刺激を与える電気刺激手段と、刺激された筋の反応を検出測定する筋反応検出測定手段と、前記筋反応検出測定手段により検出された筋弛緩パラメータを同時にかつ時系列的にデータ処理するデータ処理手段と、前記データ処理手段によりデータ処理された筋弛緩パラメータを読み出し、これらの筋弛緩パラメータをモニタ画面上に同時にかつ時系列的に複数表示する表示手段とを備えことを特徴とする。
【0015】
本発明に係る請求項4に記載の筋弛緩状態表示モニタ装置は、筋弛緩パラメータとして、TOF比、TOFカウント、PTCのうち少なくとも2つ以上をモニタ画面上に同時にかつ時系列的に複数表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係る請求項1に記載の筋弛緩パラメータの表示方法によれば、TOF比、TOFカウント、PTC等の筋弛緩パラメータを、モニタ画面上に同時にしかも時系列的に複数表示することにより、筋弛緩効果の適正な確認と、筋弛緩薬の追加投与や拮抗薬の投与タイミングを適正に判断し、筋弛緩状態の確認および推移の予測を的確に行うことができる。
【0017】
本発明に係る請求項2に記載の筋弛緩パラメータの表示方法によれば、少なくとも前記2つの筋弛緩パラメータを、モニタ画面上に同時にしかも時系列的に複数表示することにより、筋弛緩効果の適正な確認と、筋弛緩薬の追加投与や拮抗薬の投与タイミングを適正に判断し、筋弛緩状態の確認および推移の予測を的確に行うことができる。
【0018】
本発明に係る請求項3に記載の筋弛緩状態表示モニタ装置によれば、前述したように、筋弛緩パラメータを、モニタ画面上に同時にしかも時系列的に複数表示することにより、筋弛緩効果の適正な確認と、筋弛緩薬の追加投与や拮抗薬の投与タイミングを適正に判断し、筋弛緩状態の確認および推移の予測を的確に行うことができ、しかも筋弛緩患者に対する負担軽減並びに医療事故発生率の低減に寄与すると共に、投与する薬剤の節減効果も向上する等の利点がある。
【0019】
本発明に係る請求項4に記載の筋弛緩状態表示モニタ装置によれば、少なくとも前記2つ以上の筋弛緩パラメータを、モニタ画面上に同時にしかも時系列的に複数表示することにより、筋弛緩効果の適正な確認と、筋弛緩薬の追加投与や拮抗薬の投与タイミングを適正に判断し、筋弛緩状態の確認および推移の予測を的確に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
次に、本発明に係る筋弛緩パラメータの表示方法につき、この表示方法を実施する筋弛緩状態表示モニタ装置との関係につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明に係る筋弛緩パラメータの表示方法を実施する筋弛緩状態表示モニタ装置のシステム構成を示すと共に、図2は、本発明に係る筋弛緩パラメータの表示方法を実施する筋弛緩状態表示モニタ装置の構成例を示すものである。
そこで、図1および図2において、本実施例の筋弛緩状態表示モニタ装置は、電気刺激検出測定装置10と、筋弛緩状態表示部20を備えたベッドサイドモニタ20とから構成されている。
【0022】
電気刺激検出測定装置10は、図1に示す電気刺激手段12および筋弛緩検出測定手段14として、図2に示すように、電気刺激モード選択ボタン11aと操作状態表示画面11bとを備えると共に、電流コードを介して一対の電極クリップ13a、13bが設けられ、また検出測定コードを介して加速度センサ15aおよび表面温度センサ15bがそれぞれ設けられている。
【0023】
そして、電気刺激手段12としては、前記電気刺激モード選択ボタン11aを選択操作することにより、前述した筋弛緩状態を検出測定するための複数種類の刺激パターンを電極クリップ13a、13bを介して患者の所定部位に与えることができるように構成されている。この場合、選択操作した刺激パターンについての情報が、適宜操作状態表示画面11bに表示されるように構成されている。
【0024】
これに対し、筋弛緩検出測定手段14としては、前記加速度センサ15aにより患者の筋弛緩状態が検出され、例えばTOF比、TOFカウント、PTC等の筋弛緩パラメータが測定されるように構成されている。なお、前記表面温度センサ15bにより、筋弛緩状態の患者の皮膚表面温度が検出される。
【0025】
前記筋弛緩検出測定手段14で検出測定された筋弛緩パラメータは、図1に示すように、外部通信変換器16により、ベッドサイドモニタ20により処理することができるデータに変換処理され、外部通信端子18を介してベッドサイドモニタ20の外部通信部24へ転送される。なお、参照符号22は、ベッドサイドモニタ20の電源部を示す。
【0026】
このようにして、ベッドサイドモニタ20の外部通信部24へ転送された筋弛緩パラメータに関するデータは、外部通信解析部26により、筋弛緩状態表示部30において筋弛緩パラメータとして画面表示可能な信号に再変換し、前記筋弛緩状態表示部30に前記検出測定されたTOF比、TOFカウント、PTC等の筋弛緩パラメータを数値やグラフにより画面表示するように構成されている。
【0027】
図3は、前述した図1および図2に示す筋弛緩状態表示モニタ装置における筋弛緩パラメータの表示方法を実施するため、筋弛緩パラメータ表示を行う場合の典型的な動作プログラムの一例を示すフローチャート図である。
【0028】
図3において、まず、最初に筋弛緩状態表示モニタ装置の起動を行う(STEP−1)。次いで、ベッドサイドモニタ20の表示部30の画面表示を行う(STEP−2)。この状態において、前記ベッドサイドモニタ20の外部通信部24において、電気刺激検出測定装置10から送信される筋弛緩パラメータに関するデータの受信を開始する(STEP−3)。そこで、前記ベッドサイドモニタ20の外部通信解析部26において、例えばTOF比、TOFカウントに関するデータを受信し(STEP−4)、表示部30の基本画面においてそれぞれ数値表示を行う(STEP−5)。次いで、トレンドとして、TOF比/TOFカウントを表示部30へ表示する(STEP−6)。
【0029】
その後、前記ベッドサイドモニタ20の外部通信部24において、電気刺激検出測定装置10との通信状態を確認し(STEP−7)、通信状態でない場合には、受信を終了して(STEP−8)、筋弛緩状態表示モニタ装置の作動を終了する(STEP−9)。一方、前記通信状態が継続している場合には、前記STEP−4からSTEP−6の操作を繰り返し行うように設定される。
【0030】
図4は、本発明に係る筋弛緩パラメータの表示方法に係る筋弛緩パラメータの表示例を示す波形図であり、TOF比/TOFカウントのトレンドを示すものである。すなわち、図4において、横軸を時間軸とし縦軸を上部および下部に分けて、上部をTOF比〔%〕とし、下部をTOFカウントの棒グラフとして示したものである。この場合、測定開始時点から、順次 (1)は筋弛緩薬を投与した状態であり、TOF比が100%として表示している。 (2)は筋弛緩状態に入る場合であり、TOF比が次第に低減することを示している。 (3)は深い筋弛緩状態を示している。 (4)は筋弛緩状態が覚め始める状態を示している。そして、 (5)は筋弛緩薬を再投与し、再び深い筋弛緩状態に入ることを示している。
【0031】
このように、本発明においては、深い筋弛緩状態を示すTOFカウントのグラフをTOF比のグラフと時間軸を共通にして反転表示することにより、TOF比からTOFカウントに至る筋弛緩状態を、連続的にグラフ表示することができる。このように、筋弛緩状態をグラフ化することにより、筋弛緩状態の時間経過を簡便に確認することが可能となり、筋弛緩患者の今後の筋弛緩状態の推移(例えば、深くなるか?/浅くなるか?)の適正な予測が可能となる利点が得られる。
【0032】
図5は、ベッドサイドモニタ装置により従来の生体信号パラメータの表示と共に本発明に係る筋弛緩パラメータの表示方法を実施するモニタ画面の表示例を示す説明図である。すなわち、図5においては、生体信号パラメータとして心電図、血圧、SpO2 、体温、心拍数、呼吸数等と共に、前述した図4に示すTOF比/TOFカウントのトレンドを、それぞれ画面表示することができることを示している。
【0033】
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は前述した実施例に限定されることなく、例えばPTC等の筋弛緩パラメータを前述したTOF比/TOFカウントのトレンドと共に表示することも可能であり、また麻酔関連パラメータの1つであるBIS(Bispectral Index:登録商標)モニタによリ測定される催眠レベルを前述したTOF比/TOFカウントのトレンドと共に表示することも可能であり、その他本発明の精神を逸脱しない範囲内において、多くの筋弛緩パラメータを含む麻酔関連パラメータの組合せ表示等が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明に係る筋弛緩パラメータの表示方法を実施する筋弛緩状態表示モニタ装置のシステム構成を示す概略系統図である。
【図2】本発明に係る筋弛緩パラメータの表示方法を実施する筋弛緩状態表示モニタ装置の構成例を示す概略説明図である。
【図3】図1および図2に示す筋弛緩状態表示モニタ装置における筋弛緩パラメータの表示方法を実施するための筋弛緩パラメータ表示動作プログラムを示すフローチャート図である。
【図4】本発明に係る筋弛緩パラメータの表示方法に係る筋弛緩パラメータの表示例を示す波形図である。
【図5】ベッドサイドモニタ装置により従来の生体信号パラメータの表示と共に本発明に係る筋弛緩パラメータの表示方法を実施するモニタ画面の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0035】
10 電気刺激検出測定装置
11a 電気刺激モード選択ボタン
11b 操作状態表示画面
12 電気刺激手段
13a 電極クリップ
13b 電極クリップ
14 筋弛緩検出測定手段
15a 加速度センサ
15b 表面温度センサ
16 外部通信変換器
18 外部通信端子
20 ベッドサイドモニタ
22 電源部
24 外部通信部
26 外部通信解析部
30 筋弛緩状態表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筋に電気刺激を与える電気刺激手段と、刺激された筋の反応を検出測定する筋反応検出測定手段と、前記筋反応検出測定手段により検出された反応を出力表示する表示手段とを備えた筋弛緩状態表示モニタ装置において、
前記電気刺激手段および筋反応検出測定手段により筋弛緩パラメータを得ると共に、前記筋弛緩パラメータを、前記表示手段のモニタ画面上に同時にかつ時系列的に複数表示することを特徴とする筋弛緩パラメータの表示方法。
【請求項2】
筋弛緩パラメータとして、TOF比、TOFカウント、PTCのうち少なくとも2つをモニタ画面上に同時にかつ時系列的に複数表示することを特徴とする請求項1記載の筋弛緩パラメータの表示方法。
【請求項3】
筋に電気刺激を与える電気刺激手段と、
刺激された筋の反応を検出測定する筋反応検出測定手段と、
前記筋反応検出測定手段により検出された筋弛緩パラメータを同時にかつ時系列的にデータ処理するデータ処理手段と、
前記データ処理手段によりデータ処理された筋弛緩パラメータを読み出し、これらの筋弛緩パラメータをモニタ画面上に同時にかつ時系列的に複数表示する表示手段とを備えことを特徴とする筋弛緩状態表示モニタ装置。
【請求項4】
筋弛緩パラメータとして、TOF比、TOFカウント、PTCのうち少なくとも2つ以上をモニタ画面上に同時にかつ時系列的に複数表示することを特徴とする請求項3記載の筋弛緩状態表示モニタ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−326050(P2006−326050A)
【公開日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−155664(P2005−155664)
【出願日】平成17年5月27日(2005.5.27)
【出願人】(000230962)日本光電工業株式会社 (179)
【Fターム(参考)】