説明

箱詰め用仕切板

【課題】第1ボトル容器と、第2ボトル容器と、吐出器とを含む組合せ物品の各収納物を、直方体形状の箱体の所定の位置に安定した状態で配設できるようにする箱詰め用仕切板を提供する。
【解決手段】第1ボトル容器11を吐出器13の本体部16の下方に配置し、第2ボトル容器12を第1ボトル容器11及び本体部16の側方に配置して直方体形状の箱体14に収納する際に用いる箱詰め用仕切板10であって、吐出器13が装着固定される筒状部17と、筒状部17の第1側面17aから下方に延設する平板部18と、第1側面17aと隣接する第2側面17bから下方に延設すると共に、平板部18の側縁部18bから略垂直に折れ曲がった状態で立設する仕切板部19とからなる。平板部18は、仕切板部19を超えて延設する部分18aが、直方体形状の箱体14の正面部の幅と略同じ幅であるバケット15の底面15aの幅B1と略同じ幅B2を有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、箱詰め用仕切板に関し、特に第1ボトル容器と、第2ボトル容器と、これらの容器のいずれか一方に装着して用いる吐出器とを箱詰めしてなる組合せ物品に用いる箱詰め用仕切板に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば板紙や合成樹脂からなる箱体に容器等の各種の立体形状の収納物を収納する場合、箱体の中空内部の形状と、収納物の形状とが異なることから、箱体の内部で収納物のがたつきが生じやすい。このようなことから、収納物を箱体の内部にがたつきを生じることなく収納するための補助部材が種々開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特許第3293133号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
一方、複数の収納物として、例えば毛髪の染毛を行うための、第1液を収容した第1ボトル容器と、第1液と混合する第2液を収容した第2ボトル容器と、得られた混合液を吐出させる吐出器とを含む組合せ物品を、一つの直方体形状の箱体に箱詰めして製品化する場合がある。このような場合、例えば箱詰めのための生産ラインにおいて、ライン上に設けられた箱体と同様の大きさを有する仮詰め用の凹部としての複数のバケットに、例えば人力作業によって、第1ボトル容器、第2ボトル容器、及び吐出器を所定の配設位置に配置した後、次の工程で、各バケットと並ぶ位置に送り出された箱体に、ボトル容器等の収納物が一体として押し出されることによって箱詰めされることになる。
【0004】
しかしながら、箱詰めのための生産ラインにおいて、ライン上に設けられた各バケットに第1ボトル容器、第2ボトル容器、及び吐出器を所定の配設位置に収納する作業は、これらを同時に設置することができないことから、先に収納された収納物の影響を受けて、後続して収納される収納物を所定の位置に配設することが困難になる場合がある。また、各収納物が位置ずれして配設されたり、一部の収納物がバケットからはみ出して配設されると、箱体に向けてこれら押し出す作業に支障を来たすことになると共に、各収納物が所定の位置に配設された品質の良い製品が得られなくなる。
【0005】
本発明は、第1ボトル容器と、第2ボトル容器と、吐出器とを含む組合せ物品の各収納物を、直方体形状の箱体の所定の位置に安定した状態で配設させて、品質の良い製品を容易に得ることを可能にする箱詰め用仕切板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、第1ボトル容器と、第2ボトル容器と、これらの容器のいずれか一方に装着して用いる吐出器とを箱詰めしてなる組合せ物品において、前記第1ボトル容器を前記吐出器の本体部の下方に配置し、前記第2ボトル容器を前記第1ボトル容器及び前記本体部の側方に配置して直方体形状の箱体に収納する際に用いる箱詰め用仕切板であって、前記吐出器の本体部が装着固定される4角形断面形状の筒状部と、該筒状部の第1側面の下端縁部から下方に連続して延設する平板部と、前記第1側面と隣接する第2側面の下端縁部から下方に連続して延設すると共に、前記平板部の側縁部から略垂直に折れ曲がった状態で立設する仕切板部とからなり、且つ前記平板部は、前記仕切板部を超えて延設しており、該仕切板部を超える部分が、前記直方体形状の箱体の正面部の幅と略同じ幅を有している箱詰め用仕切板を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の箱詰め用仕切板によれば、第1ボトル容器と、第2ボトル容器と、吐出器とを含む組合せ物品の各収納物を、直方体形状の箱体の所定の位置に安定した状態で配設させて、品質の良い製品を容易に得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1(a),(b)に示す本発明の好ましい一実施形態に係る箱詰め用仕切板10は、図2に示すように、例えば毛髪の染毛作業を行うための組合せ物品として、第1ボトル容器11と、第2ボトル容器12と、吐出器13とを含む組合せ物品の各収納物を、直方体形状の箱体14(図6参照)に一体として収納して製品化する際に、各収納物を、箱体14の内部の所定の位置に安定した状態で配設させて、品質の良い染毛用の製品を得ることができるようにするために採用されたものである。
【0009】
すなわち、第1ボトル容器11、第2ボトル容器12、吐出器13等の各収納物は、製品の生産ラインにおいて、図5及び図6に示すように、寝せた状態の箱体14と同様の大きさを有する、ライン上に設けられた仮詰め用の凹部としての複数のバケット15の所定の配設位置に、人力作業によって配置された後に(図5参照)、次の工程で、各バケット15と並ぶ位置に送り出された箱体15に、各収納物が一体として押し出されて箱詰めされることになる(図6(a),(b)参照)。本実施形態の箱詰め用仕切板10は、各収納物を、バケット15の所定の配設位置に位置ずれを回避しつつ安定した状態で収納させて、バケット15から箱体14に一体として押し出す作業をスムーズに行うことを可能にすると共に、各収納物が箱体14内の所定の配設位置に精度良く配置された、品質の良い製品が得られるようにするものである。
【0010】
そして、本実施形態の箱詰め用仕切板10は、図1(a),(b)及び図2に示すように、第1ボトル容器11と、第2ボトル容器12と、これらの容器11,12のいずれか一方に装着して用いる吐出器13とを箱詰めしてなる組合せ物品において、所定の位置として、第1ボトル容器11を吐出器13の本体部16の下方に配置し、第2ボトル容器12を第1ボトル容器11及び本体部16の側方に配置して直方体形状の箱体14(図6参照)に収納する際に用いる仕切板である。本実施形態の箱詰め用仕切板10は、吐出器13の本体部16が装着固定される4角形断面形状の筒状部17と、筒状部17の第1側面17aの下端縁部から下方に連続して延設する平板部18と、第1側面17aと隣接する第2側面17bの下端縁部から下方に連続して延設すると共に、平板部18の側縁部18bから略垂直に折れ曲がった状態で立設する仕切板部19とからなり、且つ平板部18は、仕切板部19を超えて延設しており、この仕切板部19を超える部分18aが、直方体形状の箱体14の正面部(陳列時の正面部)の幅と略同じ幅として、バケット15の底面15aの幅B1よりも若干狭い、略同じ幅B2を有している。
【0011】
また、本実施形態では、箱体14は、バケット15から押し出された第1ボトル容器11、第2ボトル容器12、吐出器13等の各収納物を収納した後、図6に示す寝せた状態でのバケット15の底面15a(図2参照)に沿った面を背面部として、筒状部17を上部に配置して起立させた立設状態で陳列されるようになっている。本実施形態では、吐出器13は、本体部16から下方に延設するチューブ部20を備えており、仕切板10の筒状部17の上端から平板部18の下端までの長さL1が、吐出器13の本体部16の上端からチューブ部20の下端までの長さL2よりも長くなっている。
【0012】
本実施形態の箱詰め用仕切板10は、好ましくは一枚の板紙部材から形成することができる。すなわち、仕切板10を展開した平面形状となるように板紙部材を裁断すると共に、裁断した板紙部材を図1(a)に示す所望の立体形状となるように折り曲げる。しかる後に、例えば筒状部17における第1側面17aと、第2側面17bと対向する第3側面17cとの接合角部分において、例えば第3側面17cから延設して設けた接合片を第1側面17aの縁部に重ね合わせて接合することにより、立体形状の仕切板10を容易に形成することができる。
【0013】
仕切板10の筒状部17は、4角形断面形状として、例えば一辺が20〜50mm程度の長さの正方形の断面形状を有しており、その中空内部には、下端開口面からチューブ部20を下方に延設させた状態で、吐出器13の本体部16が装着固定される。また、筒状部17の上端開口面の周縁部には、例えば第2側面17bの上辺部分を切り欠いて、ノズル係止凹部21が形成されており、このノズル係止凹部21に吐出ノズル16aが係止された状態で、吐出器13の本体部16が筒状部17に装着固定される。
【0014】
さらに、本実施形態では、図3にも示すように、筒状部17の少なくとも一箇所の下端部角部分として、例えば第3側面17cと第1側面17aと対向する第4側面17dとの下端部角部分が内側に折り込まれて、ストッパー片22が形成されている。ストッパー片22によって、吐出器13の下方に収納される第1ボトル容器11の当該ストッパー片22よりも上方への移動を阻止することが可能になり、第1ボトル容器11と吐出器13の本体部16との接触を回避して、本体部16が第1ボトル容器11の衝突によって破損したり、筒状部17から外れたりするのを効果的に回避することが可能になる。また、ストッパー片22に吐出器13の本体部16の下端面を当接係止することにより、本体部16をより安定した状態で筒状部17に装着固定することが可能になる。
【0015】
なお、本実施形態では、吐出器13は、例えば本体部16のキャップ部を介して第2ボトル容器12の口首部に取り付けて用いられ、第2ボトル容器12で混合形成された混合液の吐出圧力によって、混合液を泡状にして吐出ノズル16aから吐出させる機能を備えている。
【0016】
仕切板10の平板部18は、第1側面17aの下端縁部から下方に連続して延設する平板状の部分である。平板部18は、側縁部18bから仕切板部19が立設する部分においては、筒状部17の第1側面17aと同様の幅を有すると共に、仕切板部19を超える部分18aは、仕切板部19よりも外側に矩形形状に張り出して、バケット15の底面15aの幅B1よりも若干狭いが略同じ幅である、例えば40〜80mm程度の幅B2を有している。
【0017】
また、平板部18は、筒状部17の上端から平板部18の下端までの長さL1が、吐出器13の本体部16の上端からチューブ部20の下端までの長さL2よりも長くなるように第1側面17aの下端縁部から下方に延設している。これによって、第1ボトル容器11、第2ボトル容器12、吐出器13等の各収納物を収納した箱体14が、製品化されて立設した状態で陳列された際に、吐出器13のチューブ部20を圧縮荷重のかからない吊した状態に保持して、当該チューブ部20が変形するのを回避することが可能になる。
【0018】
仕切板10の仕切板部19は、第2側面17bの下端縁部から下方に連続して延設すると共に、平板部18の側縁部18bから略垂直に連続して折れ曲がった状態で立設する平板状の部分である。仕切板部19は、筒状部17の第2側面17bと同様の幅を有すると共に、第2側面17bの下端縁部から例えば40mm程度の長さで延設する矩形形状を備えている。もっとも、筒状部17が相当の長さを有している場合には、第2側面17bの下部が、当該第2側面17bの下端縁部から下方に連続して延設する仕切板部19を兼ねることができる。すなわち、第2ボトル容器12が筒状部17を構成する第2側面17bの下部に触れて倒れが抑制されるなら、仕切板部19は筒状部17よりも下方に延設していることは不要である。
【0019】
上述の構成を備える本実施形態の箱詰め用仕切板10は、吐出器13が取り付けられた状態で、第1ボトル容器11、第2ボトル容器12等の他の収納物と共に、組合せ物品として直方体形状の箱体14に箱詰めされることになる。
【0020】
ここで、本実施形態では、第1ボトル容器11は、胴部が円形の断面形状を有しており、染毛剤の第1液として、例えばアルカリ剤を収容している。また第2ボトル容器12は、胴部が楕円形の断面形状を有しており、染毛剤の第2液として、例えば過酸化水素を含む酸性の剤を収容している。染毛剤の使用時には、第1ボトル容器11内の第1液を第2ボトル容器12に投入して第2液との混合液を得ると共に、第2ボトル容器12に吐出器13を装着し、ガスを発生させつつ吐出ノズル16aから泡状にして染毛剤を吐出させるようになっている。
【0021】
第1ボトル容器11、第2ボトル容器12、吐出器13等の収納物を箱体14に箱詰めするには、まず、箱詰めのための生産ラインにおいて、これらをライン上のバケット15(図5参照)の所定の配設位置に配置して収納する。本実施形態では、例えば図4(a),(b)に示すように、バケット15の底面15aの上に、取扱い説明書、試験パッチ、染毛後美容液等を収納した薄厚矩形形状の平袋23を収納した後に、この平袋23に重ねて、吐出器13を取り付けた箱詰め用仕切板10を収納する(図4(a)参照)。しかる後に、吐出器13の側方の仕切板部19によって仕切られた外側部分に、胴部が楕円形の断面形状を有する第2ボトル容器12を、胴部の長軸方向がバケット15の底面15aと略垂直な方向となるように立てて、幅を狭くした状態で収納する(図4(b)参照)。さらに、吐出器13の本体部16が装着された筒状部17の下方の、仕切板部19によって仕切られた内側部分に、第1ボトル容器11を収納する(図2参照)。
【0022】
ここで、本実施形態では、箱詰め用仕切板10の平板部18の仕切板部19を超える部分18aは、バケット15の底面15aの幅B1と略同じ幅B2を有しているので、吐出器13の本体部16が装着された筒状部17が、バケット15の底部で図4(a)の左右方向に大きくふれて位置ずれすることがなく、これによって、第2ボトル容器12を筒状部17の側方の所定の位置にスムーズに収納することが可能になる。
【0023】
また、箱詰め用仕切板10は、第2側面17bの下端縁部から下方に連続して延設すると共に、平板部18の側縁部18bから略垂直に折れ曲がった状態で立設する仕切板部19を有しているので、仕切板部19によって仕切られた外側部分に収納される第2ボトル容器12は、仕切板部19の内側に倒れ込んだり、仕切板部19の内側に移動したりすることがなく、これによって、第1ボトル容器11を筒状部17の下方の所定の位置にスムーズに収納することが可能になる。
【0024】
上述のようにしてライン上のバケット15の所定の配設位置に各収納物を配置したら、次の工程で、各バケット15と並ぶ位置に送り出された箱体15に、例えばプッシャー24を用いて各収納物を一体として押し出して箱詰めする(図6参照)。本実施形態では、箱詰め用仕切板10を用いることにより、第1ボトル容器11、第2ボトル容器12、及び吐出器13が、バケット15の所定の配設位置に位置ずれを回避しつつ安定した状態で収納されているので、バケット15から箱体14に一体として押し出す作業をスムーズに行うことが可能になると共に、各収納物が箱体14内の所定の配設位置に精度良く配置された、品質の良い製品を得ることが可能になる。
【0025】
したがって、本実施形態の箱詰め用仕切板10によれば、第1ボトル容器11と、第2ボトル容器12と、吐出器13とを含む組合せ物品の各収納物を、直方体形状の箱体15の所定の位置に安定した状態で配設させて、品質の良い製品を容易に得ることが可能になる。
【0026】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、第1ボトル容器や第2ボトル容器は、その胴部が円形や楕円形の断面形状を備えている必要は必ずしもなく、その他の断面形状を備えていても良い。また、吐出器は、内溶液を泡状にして吐出させるものでなくても良い。さらに、箱詰め用仕切板は、一枚の板紙部材から形成される必要は必ずしもなく、合成樹脂性のプレート部材等を用いて形成することもできる。さらにまた、第1ボトル容器や第2ボトル容器に収容される内容物は、2液混合型の染毛剤である必要は必ずしもない。第1ボトル容器や第2ボトル容器には、その他の種々の内容物が収容されていても良い。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の好ましい一実施形態に係る箱詰め用仕切板に吐出器を取り付けた状態の、(a)は斜視図、(b)は正面図である。
【図2】吐出器を取り付けた箱詰め用仕切板を第1ボトル容器、第2ボトル容器等の他の収納物と共にライン上のバケットに収納した状態を示す略示上面図である。
【図3】図2のA部拡大図である。
【図4】(a),(b)は、吐出器を取り付けた箱詰め用仕切板を第1ボトル容器、第2ボトル容器等の他の収納物と共にライン上のバケットに収納する作業工程を説明する略示上面図である。
【図5】収納物を箱詰めするためのライン上に設けられたバケットを説明する略示斜視図である。
【図6】ライン上に設けられたバケットから箱体に収納物を押出して箱詰めする工程を説明する略示斜視図である。
【符号の説明】
【0028】
10 箱詰め用仕切板
11 第1ボトル容器
12 第2ボトル容器
13 吐出器
14 箱体
15 バケット
16 吐出器の本体部
17 筒状部
17a 第1側面
17b 第2側面
17c 第3側面
17d 第4側面
18 平板部
18a 平板部の仕切板部を超える部分
18b 平板部の側縁部
19 仕切板部
20 吐出器のチューブ部
22 ストッパー片
B1 バケットの底面の幅(箱体の正面部の幅)
B2 平板部の仕切板部を超える部分の幅(箱体の正面部の幅と略同じ幅)
L1 仕切板の筒状部の上端から平板部の下端までの長さ
L2 吐出器の本体部の上端からチューブ部の下端までの長さ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ボトル容器と、第2ボトル容器と、これらの容器のいずれか一方に装着して用いる吐出器とを箱詰めしてなる組合せ物品において、前記第1ボトル容器を前記吐出器の本体部の下方に配置し、前記第2ボトル容器を前記第1ボトル容器及び前記本体部の側方に配置して直方体形状の箱体に収納する際に用いる箱詰め用仕切板であって、
前記吐出器の本体部が装着固定される4角形断面形状の筒状部と、該筒状部の第1側面の下端縁部から下方に連続して延設する平板部と、前記第1側面と隣接する第2側面の下端縁部から下方に連続して延設すると共に、前記平板部の側縁部から略垂直に折れ曲がった状態で立設する仕切板部とからなり、且つ前記平板部は、前記仕切板部を超えて延設しており、該仕切板部を超える部分が、前記直方体形状の箱体の正面部の幅と略同じ幅を有している箱詰め用仕切板。
【請求項2】
前記吐出器は、前記本体部から下方に延設するチューブ部を備えており、前記筒状部の上端から前記平板部の下端までの長さが、前記吐出器の前記本体部の上端から前記チューブ部の下端までの長さよりも長くなっている請求項1記載の箱詰め用仕切板。
【請求項3】
前記筒状部の少なくとも一箇所の下端部角部分が、内側に折り込まれて、前記第1ボトル容器と前記吐出器の前記本体部との接触を回避するストッパー片を形成している請求項1又は2に記載の箱詰め用仕切板。
【請求項4】
一枚の板紙部材から形成される請求項1〜3のいずれかに記載の箱詰め用仕切板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−149312(P2009−149312A)
【公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−326623(P2007−326623)
【出願日】平成19年12月19日(2007.12.19)
【出願人】(000000918)花王株式会社 (8,290)
【Fターム(参考)】