説明

【課題】 胴部の内部に山形状底部を形成した上げ底を備える箱において、内容物をその底部により緩衝包装すること。
【解決手段】 n個の胴板11〜14が連設されてn角形の外郭をなす胴部10と、胴部10の各胴板11〜14の下縁から延出したn個の底板21〜24が組合わされて形成される底部20と、胴部10の各胴板11〜14の上縁から延出した少なくとも1個の蓋板が折り曲げられて形成される蓋部30とを有する箱1であって、n個の各底板21〜24が胴部10の内部で互いに係止して概ねn角錘状をなす山形状底部20を形成し、山形状底部20に載置される内容物100を該山形状底部20と蓋部30との間で弾性保持可能にするもの。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は胴部の内部に山形状底部を形成した上げ底を備える箱に関する。
【背景技術】
【0002】
胴部の内部に山形状底部を形成した箱として、特許文献1に記載のものがある。この箱は、胴部の周囲4面のうちの相対する2面の各下縁に底板を設け、各底板を胴部の内部に折り込んでV字状に結合し、両流れ屋根状の底部を形成するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007-276865
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の箱は、胴部の相対する2面の各下縁に設けた底板を胴部の内部でV字状に結合することにより、両流れ屋根状の底部を形成した。両流れ屋根状の底部は、胴部の相対する2面の各下縁に両端支持されるものになり、この箱に収容される内容物の重量を受けてばね変形することがない。従って、箱の落下時に、両流れ屋根状の底部が内容物に及ぼす緩衝包装効果を期待することができない。
【0005】
また、特許文献1に記載の箱は、両流れ屋根状の底部を胴部の内部の全幅に渡って形成するものであり、この箱に内容物を収容する際に、両流れ屋根状に組み合わされた線状の上部(直線状棟)のみで支えることになるので安定性が悪いだけでなく、底部に載置される内容物を両流れ屋根状をなす直線状棟の上で回り止めできない。即ち、箱に対する内容物の収納姿勢を規制し難い。
【0006】
本発明の課題は、胴部の内部に山形状底部を形成した上げ底を備える箱において、内容物をその底部により緩衝包装することにある。
【0007】
本発明の他の課題は、箱に対する内容物の収納姿勢を規制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の発明は、n個の胴板が連設されてn角形の外郭をなす胴部と、胴部の各胴板の下縁から延出したn個の底板が組合わされて形成される底部と、胴部の各胴板の上縁から延出した少なくとも1個の蓋板が折り曲げられて形成される蓋部とを有する箱であって、n個の各底板が胴部の内部で互いに係止して概ねn角錘状をなす山形状底部を形成し、山形状底部に載置される内容物を該山形状底部と蓋部との間で弾性保持可能にするようにしたものである。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記胴部が各一対の側面胴板と端面胴板を連設し、各側面胴板の下縁から延出した側底板と、各端面胴板の下縁から延出した端底板とが、胴部の内部に折り込まれ、かつ各側底板又は各端底板に連設されている貼着片を介して貼り合わされ、側底板と端底板の貼り合わせ底板を2組形成し、両貼り合わせ底板の各上縁に形成したロック部を互いに係止させて前記山形状底部を形成してなるようにしたものである。
【0010】
請求項3の発明は、請求項2の発明において更に、前記山形状底部に載置される内容物の下面に設けた係合部が係合する回り止め部を、該山形状底部を構成している両貼り合わせ底板の上縁突部により形成してなるようにしたものである。
【0011】
請求項4の発明は、請求項2の発明において更に、各側底板の上縁に上縁フラップを延出するとともに、各端底板の上縁に上縁フラップを延出するようにしたものである。
【0012】
請求項5の発明は、請求項4の発明において更に、各端底板に延出する上縁フラップが、該端底板の上縁における該端底板と側底板の貼着交差線L1の頂部寄りの一部を除く部分に設けられるようにしたものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、胴部の内部に山形状底部を形成した上げ底を備える箱において、内容物をその底部により緩衝包装することができる。
また、本発明によれば、箱に対する内容物の収納姿勢を規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は実施例1の箱のブランクを示す展開図である。
【図2】図2は箱の組立前の折りたたみ状態を示す平面図である。
【図3】図3は箱の組立状態を示す正面図である。
【図4】図4は箱の組立過程を示し、(A)は組立中の底面図、(B)は組立後の底面図である。
【図5】図5は内容物を示し、(A)は断面図、(B)は底面図である。
【図6】図6は内容物を収納した箱を示し、(A)は正面図、(B)は底面図である。
【図7】図7は実施例2の箱のブランクを示す展開図である。
【図8】図8は箱の組立状態を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図9】図9は箱の組立状態を示す底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
【0016】
(実施例1)(図1〜図6)
実施例1の箱1は、プラスチック、又は紙等のシート材からなる、図1に示すブランクを折り曲げて形成されるものである。箱1は、本実施例では透明のプラスチックシート材からなり、後述する組立状態で、箱1の内部を外部から透視できる。箱1は、4個の胴板11〜14が連設されて4角形の外郭をなす胴部10と、胴部10の各胴板11〜14の下縁から延出した4個の底板21〜24が組合されて形成される底部20と、胴部10の各胴板11〜14の上縁から延出した4個の蓋板31〜34が折り曲げられて形成される蓋部30とを有する。そして、箱1は、4個の各底板21〜24が胴部10の内部で互いに交差するように噛合いされ、概ね4角錘状をなす山形状底部20を形成する。
【0017】
図1に示すブランクでは、各一対の側面胴板11、12と端面胴板13、14が互いに連設される。胴部10の周方向における、側面胴板11、12の長さx、端面胴板13、14の長さyとする。各側面胴板11、12の下縁から側底板21、22が長さz1延出され、各端面胴板13、14の下縁から端底板23、24が長さz2延出される。側底板21、22の上縁には、後述の貼着交差線L1、L2の各頂部a、bから先端に向けて上縁突部21A、22Aが突出して形成される。側底板21、22は、側面胴板11、12の下縁に連なる下縁部の幅を側面胴板11、12の長さxと同一の広幅とし、上縁部(上縁突部21A、22A)の幅を狭幅とする略台形状とされ、端底板23、24は、端面胴板13、14の下縁に連なる下縁部の幅を端面胴板13、14の長さyと同一の広幅とし、上縁部の幅を狭幅とする略台形状とされるとともに、z1+z2>x、z1+z2>yとされ、胴部10の内部に山形状底部20を突出形成を可能にする。各側面胴板11、12の上縁から側蓋板31、32が延出され、各端面胴板13、14の上縁から端蓋板33、34が延出される。尚、本実施例ではx=yとされ、胴部10の外郭を正四角形とする。
【0018】
台形状の各側底板21、22には、斜折線25を基端とする貼着片26が設けられている。また、胴部10を形成する一方の側面胴板11の外側縁には糊付片15が設けられている。更に、一方の側蓋板31の先端縁には舌片35が設けられている。
【0019】
箱1は、このようなブランクを折り曲げられて形成されるものであり、側面胴板11の糊付片15を端面胴板14に貼り合わせて胴部10を形成する。そして、各側底板21、22と、各端底板23、24とが、図2に示す如くに胴部10の内部に折り込まれ、かつ各側底板21、22に連設されている貼着片26を介して貼り合わされる。これにより、側底板21と端底板23の貼り合わせ底板27と、側底板22と端底板24の貼り合わせ底板28の、2組の貼り合わせ底板27、28が形成される。2組の貼り合わせ底板27、28は、それぞれ各上縁にロック部27R、28Rを備える。ロック部27Rは、貼り合わせ底板27を形成する側底板21の上縁側輪郭と貼着片26の輪郭との交差部に凹状形成される。ロック部28Rは、貼り合わせ底板28を形成する側底板22の上縁側輪郭と貼着片26の輪郭との交差部に凹状形成される。胴部10の内部に上述の貼り合わせ底板27、28が形成された箱1は、それらの貼り合わせ底板27、28を斜折線25で2つ折りされ、側面胴板11と端面胴板13、側面胴板12と端面胴板14、側蓋板31と端蓋板33、側蓋板32と端蓋板34をそれぞれ重ね合され、図2に示す折りたたみ状態で保管できる。
【0020】
箱1を組立状態で使用するには、図3に示す如く、側面胴板11と端面胴板13、側面胴板12と端面胴板14がそれぞれ直交するように折り起こす。これにより、両貼り合わせ底板27、28が図4に示す如くに胴部10の内部で展開され、貼り合わせ底板27のロック部27Rと貼り合わせ底板28のロック部28Rが互いに係止し、山形状底部20を形成するものになる。
【0021】
このとき、山形状底部20は、4個の各底板21〜24が胴部10の内部で互いに係止して概ね4角錘状をなすものである。本実施例では、側底板21と端底板23の貼着交差線L1の頂部(上端部)aと、側底板22と端底板24の貼着交差線L2の頂部(上端部)bとが、図4に示す如くに、胴部10内の中央部の殆ど1点にて会合する。箱1のこの山形状底部20の形成状態で、箱1の胴部10の高さをH、胴部10の底面に対して山形状底部20の上縁突部21A、22Aがなす高さをh1とする(図3)。
【0022】
図5は本発明の箱1に収容可能な内容物100(例えばファンデーション等のジャー容器)の一例であり、この内容物100を箱1に収容した状態を図6に示す。内容物100は、胴部10の上端開口から装填され、山形状底部20を構成している各貼り合わせ底板27、28の各底板21〜24の平面視で互いに十字状をなす上縁部の上に載せられて支持される。両側底板21、22の上縁突部21A、22Aは、両端底板23、24の上縁部より貼着交差線の各頂部a、bより先端部分だけ長く突出しており、この上縁突部21A、22Aは内容物100の下面に設けてある突条係合部101、102と係合し、内容物100の収納姿勢を回り止め規制する回り止め部になる。このとき、内容物100の高さ(内容物100の上面と下面の間隔)をh2とする。本実施例では、H≦h1+h2とし、箱1の中に内容物100を収容した封緘状態で、山形状底部20を構成する側底板21、22の上縁突部21A、22Aを若干押し付け、山形状底部20に載置される内容物100を該底部20と蓋部30の間で弾性保持可能にする。即ち、箱1の蓋部30を閉じた状態では、内容物100を押し付けているために箱1の組み立て時では胴部10の底面から上縁突部21A、22Aまでの高さh1が、貼着交差線の各頂部a、bから突出している上縁突部21A、22Aの部分で湾曲しているため見かけ上は低くなっている。
【0023】
箱1の中に内容物100を収納した後、胴部10の開口上部に両端蓋板33、34を折り重ね、両端蓋板33、34の上に側蓋板31を折り重ね、その舌片35を端面胴板13の内側に差し込み封緘する。
【0024】
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)箱1の山形状底部20は、4個の底板21〜24が胴部10の内部で互いに係止して概ね4角錘状をなし、この山形状底部20に載置される内容物100を該底部20の上縁突部21A、22Aと蓋部30の間で弾性保持可能にする。従って、山形状底部20の各底板21〜24は内容物100の重量をその上縁突部21A、22Aに受けるときに、その上縁突部21A、22A〜各胴板11〜14の下縁に連設している下縁部の間で弾性曲げ変形(ばね変形)し得るものになる。従って、箱1の落下時に、山形状底部20が内容物100に緩衝包装効果を及ぼし、例えば内容物100に収容されているファンデーション用粉体の充填品質を損なうことがない。
【0025】
(b)箱1の山形状底部20が、側底板21、22の上縁突部21A、22Aを、内容物100の下面の突条係合部101、102に係合する回り止め部とした。これにより、箱1に対する内容物100の収納姿勢を規制できる。箱1を構成するシート材が透明プラスチック等からなるとき、箱1の正面、背面等の絵柄等に、内容物100の正面、背面等の絵柄等を合致させた収納姿勢を維持させるように包装することができる。
【0026】
(実施例2)(図7〜図9)
実施例2の箱1は、実施例1の箱1と異なり、図7に示す如く、胴部10の周方向における側面胴板11、12の長さxを、端面胴板13、14の長さyよりも短くし、胴部10の外郭を矩形状としたことにある。
【0027】
また、各端底板23、24に、斜折線25を基端とする貼着片26が設けられるものにした。そして、側底板21、22の上縁に上縁フラップ21F、22Fを延出するとともに、端底板23、24の上縁の頂部a、b(側底板21と端底板24の貼着交差線L1の頂部(上端部)aと、側底板22と端底板23の貼着交差線L2の頂部(上端部)b)寄りの一部を除く部分に上縁フラップ23F、24Fを延出する。更に、側底板21と端底板24の貼着片26による貼り合わせ底板27のロック部27Rを、端底板24の上縁と上縁フラップ24Fの交差隅部により形成し、側底板22と端底板23の貼着片26による貼り合わせ底板28のロック部28Rを、端底板23の上縁と上縁フラップ23Fの交差隅部により形成する。
【0028】
箱1を組立状態で使用するとき、図8、図9に示す如く、貼り合わせ底板27のロック部27Rと貼り合わせ底板28のロック部28Rとが係止し、山形状底部20を形成する。このとき、山形状底部20は、4個の各底板21〜24が胴部10の内部で互いに係止して概ね4角錘状をなすものである。箱1のこの山形状底部20の形成状態で、箱1の胴部10の高さをH、胴部10の底面に対して山形状底部20の上縁フラップ21F〜24Fがなす高さをh1とする(図8)。この箱1に収容される内容物100の高さ(内容物100の上面と下面の間隔)をh2とする。本実施例では、H≦h1+h2とし、箱1の中に内容物100を収容した封緘状態で、山形状底部20を構成する各底板21〜24の上縁フラップ21F〜24Fを若干押し付け、山形状底部20に載置される内容物100を該底部20と蓋部30の間で弾性保持可能にする。
【0029】
従って、山形状底部20の各底板21〜24は内容物100の重量をその上縁フラップ21F〜24Fに受けるときに、その上縁フラップ21F、22F〜各胴板11〜14の下縁に連設している下縁部の間で弾性曲げ変形(ばね変形)し得るものになる。従って、箱1の落下時に、山形状底部20が内容物100に緩衝包装効果を及ぼし、例えば内容物100に収容されているファンデーション用粉体の充填品質を損なうことがない。
【0030】
本実施例では、側底板21と端底板24の貼着交差線L1の頂部(上端部)aと、側底板22と端底板23の貼着交差線L2の頂部(上端部)bとが図9に示す如く、胴部10内の中央部で、両ロック部27R、28Rの係止点を挟む両側2点に位置するものになる。
【0031】
箱1を組立状態で使用するとき、山形状底部20を構成する各底板21〜24の上縁フラップ21F〜24Fは、それら底板21〜24の上縁から水平に折り曲げられ、風車状に広がるために、内容物100を載せて支持する水平支持面を形成するものとすることができる。この場合にも、箱1の中に内容物100を収容した封緘状態で、山形状底部20を構成する各底板21〜24の上縁フラップ21F〜24Fを若干押し付け、山形状底部20に載置される内容物100を該底部20と蓋部30の間で弾性保持可能にする。
【0032】
尚、両側底板21、22の上縁フラップ21F、22F、又は両端底板23、24の上縁フラップ23F、24Fを屹立させ、内容物100の下面に設けた突条係合部101、102と係合する回り止め部とすることもできる。
【0033】
尚、本発明は、n個の胴板が連設されてn角形の外郭をなす胴部と、胴部の各胴板の下縁から延出したn個の底板が組合わされて形成される底部とを有する箱において、n=3、5、6・・・とすることができる。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明によれば、胴部の内部に山形状底部を形成した上げ底を備える箱において、内容物をその底部により緩衝包装することができる。また、箱に対する内容物の収納姿勢を規制することができる。また、透明シート材からなる箱とすれば、山形状の底部を胴部の中に透視するものになり、優れた意匠性を呈する。
【符号の説明】
【0035】
1 箱
10 胴部
11、12 側面胴板
13、14 端面胴板
20 底部
21、22 側底板
23、24 端底板
21A、22A 上縁突部
21F〜24F 上縁フラップ(上縁突部)
26 貼着片
27、28 貼り合わせ底板
27R、28R ロック部
100 内容物
101、102 係合部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
n個の胴板が連設されてn角形の外郭をなす胴部と、
胴部の各胴板の下縁から延出したn個の底板が組合わされて形成される底部と、
胴部の各胴板の上縁から延出した少なくとも1個の蓋板が折り曲げられて形成される蓋部とを有する箱であって、
n個の各底板が胴部の内部で互いに係止して概ねn角錘状をなす山形状底部を形成し、山形状底部に載置される内容物を該山形状底部と蓋部との間で弾性保持可能にする箱。
【請求項2】
前記胴部が各一対の側面胴板と端面胴板を連設し、
各側面胴板の下縁から延出した側底板と、各端面胴板の下縁から延出した端底板とが、胴部の内部に折り込まれ、かつ各側底板又は各端底板に連設されている貼着片を介して貼り合わされ、側底板と端底板の貼り合わせ底板を2組形成し、
両貼り合わせ底板の各上縁に形成したロック部を互いに係止させて前記山形状底部を形成してなる請求項1に記載の箱。
【請求項3】
前記山形状底部に載置される内容物の下面に設けた係合部が係合する回り止め部を、該山形状底部を構成している両貼り合わせ底板の上縁突部により形成してなる請求項2に記載の箱。
【請求項4】
各側底板の上縁に上縁フラップを延出するとともに、各端底板の上縁に上縁フラップを延出する請求項2に記載の箱。
【請求項5】
各端底板に延出する上縁フラップが、該端底板の上縁における該端底板と側底板の貼着交差線L1の頂部寄りの一部を除く部分に設けられる請求項4に記載の箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−57271(P2011−57271A)
【公開日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−211095(P2009−211095)
【出願日】平成21年9月11日(2009.9.11)
【出願人】(000000918)花王株式会社 (8,290)
【Fターム(参考)】