簡単『お出かけマイ座布団』

【課題】外出時にすぐ座りたくなるお年寄り、外出先の堅い椅子でお尻の痛くなる人が、散歩・ハイキング・コンサート・イベント見物・スポーツ観戦等に使用できる座布団の提供。
【解決手段】本体にウレタンを使用しているので軽く柔らかく握力の弱いお年寄りの手になじみやすく使用後は丸めたり半分に折ったりし、二重部分の布をひっくり返しながら本体を包み込む簡単に小さくなるのでバッグの中に入れられ、バッグ内の他の物のクッション役にもなる。広げた状態の二重部分に使い捨てカイロ・保冷剤を収納することもできる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、パッと広げてクルッと包む、カイロもジェルも収納できる『簡単お出かけマイ座布団』に関するものある。
【背景技術】
【０００２】
携帯クッション、座布団は、安価な品から高級品まで数多くの種類が市販されている。クッション性、柔軟さ、軽量、取扱いやすさ、手頃な価格等を検討し、特に年配者向きに考慮した製品である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
１）屋外（散歩、ハイキング、野外コンサート、スポーツ観戦）等外出先で堅い椅子などに腰かけた時にすぐお尻が痛くなる（筋力の衰えたお年寄り）。
２）屋外でのポーツ観戦・イベント見物中に急な天候の変化があっても、気軽に暖をとったり涼を得られるものがなかなか無かった。
３）折りたたみチェアなどは握力の低下したお年寄りには、扱い難いことがある。
４）たたんで収納する際のケースは外で紛失してしまいがちだが、ないと収納の際に不便である。
本商品は、これらの問題を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
１）本商品は、屋外での散歩・ハイキング・コンサート鑑賞・スポーツ観戦等の外出先で堅い椅子に腰かけるとすぐにお尻の痛くなる人が使用すると、素材が柔らかいため痛くなりにくい。
２）カバー表面の二重部分に冬は使い捨てカイロ、夏は保冷剤を入れることにより心地よい体感温度を維持することができる。
３）ウレタンは軽く柔らかく手になじみやすく、握力不足の子供・高齢者でも扱いやすい素材であり、使用するときはパッと広げてまたは折りたたんで使用し、使わないときは丸めたり半分に折って二重部分の布を使用して本体をクルッと包みこみ簡単に小さく収納しやすくできる商品である。
４）二重部分の布をひっくり返して本体を包み込むため、収納用のケースは不要であり、ケースを紛失する心配がない。
【発明の効果】
【０００５】
本商品はパッと広げてクルッと包む、使い捨てカイロも保冷剤も収納できる簡単『お出かけマイ座布団』はパッと広げるだけでふくらます手間もいらず、使用後は丸めたり、半分に折って二重部分の布を利用し、上部の布を裏返すと同時に本体をクルッと包み込むだけで簡単に小さくまとめられ、ケースも不要でそのままバッグに入れられる。ウレタンの素材は薄くなり、バックの隙間を上手に埋める役目もある。
また、二重部分に使い捨てカイロ、保冷剤を収納することにより、心地よい体感温度を維持することができる。
ただし、ウレタン素材を長持ちさせるため、使用後は室内で広げた状態で保管することが好ましい。
【発明を実施するための形態】
【０００６】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本体ウレタン役３０ｃｍ四方厚さ約２ｃｍ１枚
【図２】伸縮性のある布中約４０ｃｍ長さ約９０ｃｍ１枚材料以上広げた図は長さ９０ｃｍの布でウレタンをくるんだ図。布の片端約５ｃｍ幅でウレタンの端に載せ、残りの布でぐるっとウレタンをくるみ、余った布を最後に折り返しウレタン中央部まで持ってくる。この折り返しが収納時にウレタンを包む布（ケース代わり）となる。広げた状態ではここに使い捨てカイロ、保冷剤を収納する場所となる。次に両サイドを縫う。初めの５ｃｍの布の部分は洗濯時にウレタンの出し入れ口となり、縫わない。
【図３】二重の布で丸めた本体をくるんだ図
【図４】二重の布で半分に折った本体をくるんだ図

【特許請求の範囲】
【請求項１】
本発明は、外出時にすぐ腰かけたくなるお年寄り、外出先の堅い椅子でお尻の痛くなる人、イベント見物・スポーツ観戦・お散歩・ハイキング等にパッと広げるだけでふくらます手間もいらず、使用後は丸めたり、半分に折って二重の上部の布をひっくり返すと同時に本体をクルッと包み込むだけでケースも不要で収納でき、また広げた状態で二重部分の布の間に、冬は使い捨てカイロ、夏は保冷材を収納することもでき、ウレタン材質でコンパクトになる商品のため、バッグの隅につっこめる簡単『お出かけマイ座布団』であるが、本体のサイズ・カバー用の布の素材は限定していない。

【図１】