説明

簡易取付型アラーム機能付照明タイマースイッチ

【課題】 照明を点けたまま寝入ってしまう事により、電力の浪費及び健康を害してしまう。また、アラーム音だけでは目覚まし効果が低く寝過ごしてしまう。これらを解決するために、既設の壁取付型照明スイッチに簡易取付可能なアラーム機能付タイマースイッチを提供する。
【解決手段】既設の壁取付型照明スイッチ(1)に本スイッチ(2)を取り付けることで、タイマーにより照明の入切を可能とするとともに、アラーム音を鳴らすことも可能となる電気式、または機械式スイッチを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、既設の壁取付型照明スイッチに取り付けることで、タイマーにより照明の入切を可能とするとともに、アラーム音を鳴らすことも可能なスイッチに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、同様の目的を持ったスイッチは、スイッチボックス自体をタイマー付きのものに取替える必要があった。また、タイマー式スイッチのみを後付する方法があった。(特許文献1参照)
【特許文献1】特許公開2000−200689
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
照明をタイマーで入切する機能を追加するためには、スイッチボックス自体をタイマー付きのものに取替える必要があった。このためには、電気工事資格を持った業者に依頼する必要があり、工数、費用の面で機能追加には難があった。また、賃貸物件では、改造に制約がある場合が多かった。
また、従来の考案である簡易取付スイッチのみではアラーム機能が付帯していなかったため、入切のみで人に入切を告げる機能がなかった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
簡易取付型スイッチにアラーム機能を追加する。スイッチは入切可能な電気式のものでも良いが、そのいずれかを可能とするゼンマイ式タイマーベルなどを利用すれば、より簡便で節電効果もある。
【発明の効果】
【0005】
照明の入切と同時にアラームを鳴らすことで、切タイマー使用時は一人暮らしや個室で照明を点けたまま寝入ってしまい、電気を浪費するばかりか、布団外で寝入ることで健康を害することを防止できる。入タイマー使用時は、アラーム音と同時に照明が点くことで、目覚まし効果を高めることが可能となる。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下本発明の実施の形態を説明する。
(イ)(壁取付照明スイッチ)(1)に本発明のアラーム機能付照明タイマースイッチを両面テープ等で取り付ける。
(ロ)タイマー・アラーム部(2−1)において時間を設定する。設定時刻と連動して力点部(3)が前後する。その事により、スイッチ用ピン(4)が作用し(壁面照明スイッチ)(1)を作動させる。
(ハ)スイッチピン(4)はスライド式とし、入切及び、非連動を選択可能、また、ネジ及びビス仕様にて壁面スイッチの高さに合せ調整可能とする。
(ニ)タイマー・アラーム部は電気式(2−1)機械式(2−2)何れかとする。
(ホ)動力伝導部(5)は機械式の場合は板バネとする。
(ヘ)タイマー・アラーム部機械式(2−2)の場合は力点(3)の形状はカム、動力ゼンマイ等とする。
(ト)アラームは電子音、または機械式ベルを音源とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明電気式の上面図
【図3】本発明機械式の上面図
【符号の説明】
【0008】
(1)(壁面照明スイッチ)、(2−1)タイマー・アラーム部電気式、(2−2)タイマー・アラーム部機械式 (3)力点部、(4)スイッチ用ピン、(5)動力伝動部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
既設の壁取付型照明スイッチに簡易取付可能なアラーム機能付タイマースイッチ
【請求項2】
タイマーは入切両機能付、若しくは、その何れか単独。
【請求項3】
タイマー、及び、アラームの方式は電気式、機械式、また、アラームは入切可能なものでも可。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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