説明

粉粒体の異物検知・除去装置

【課題】粉粒体中の異物を検知するための安定した薄膜の粉粒体層を得ることができ、かつ異物を容易に除去することができ、さらに構造が簡単でコンパクトな、粉粒体の異物検知・除去装置を提供する。
【解決手段】周縁を水平に位置付けた円盤面(S)を有して円盤面の中心を通る鉛直軸線(X)を中心に回転駆動を自在に配設された回転体(4)と、この円盤面の上方の該鉛直軸線上に位置する供給口から供給された回転体の回転により円盤面上を周縁に向けて膜状に延びる粉粒体の中の異物を検知する検知手段(8)と、検知手段により検知された異物を円盤面の周縁から落下する際に除去する除去手段(10)を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、粉粒体の中に含まれている異物を検知し除去する、粉粒体の異物検知・除去装置に関する。
【背景技術】
【0002】
粉粒体、例えば粉粒状の食品、医薬品、プラスチック等、に含まれている異物を検知し除去する装置の典型例は、ホッパに貯留した粉粒体をベルトコンベアの上に薄膜状に拡げて供給し、この薄膜状の粉粒体の中の異物をカメラによって検知し、検知した異物を吸引パイプによって吸引し除去している(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2000−84496号公報(第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述したとおりの形態の従来の粉粒体の異物検知・除去装置には、次のとおりの解決すべき課題がある。
【0004】
すなわち、粉粒体の膜の中の異物をカメラで撮影して画像処理し異物として検知するには、異物が粉粒体膜の表面に出るようにしなければならない。したがって、微細な粉粒体の場合には、粉粒体の中に含まれる異物が表面に現れる厚さで粉粒体を供給する必要がある。しかしながら従来の装置においては、粉粒体を均一な薄膜で供給するのが難しい。
【0005】
また、ホッパなどに貯留した粉粒体は、粒子同士が付着する凝集現象を起こして塊状になりやすい。したがって、ホッパの出口を狭くして粉粒体を薄膜状にする場合、凝集し塊状になった粉粒体は、出口に詰まり、安定した膜厚の供給が難しい。
【0006】
さらに、ベルトコンベア等を用いる装置は、複雑で大型になりやすい。
【0007】
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、粉粒体中の異物を検知するための安定した薄膜の粉粒体層を得ることができ、かつ異物を容易に除去することができ、さらに構造が簡単でコンパクトな、粉粒体の異物検知・除去装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば上記技術的課題を解決する粉粒体の異物検知・除去装置として、周縁を水平に位置付けた円盤面を有して円盤面の中心を通る鉛直軸線を中心に回転駆動を自在に配設された回転体と、この円盤面の上方の該鉛直軸線上に位置する供給口から供給された回転体の回転により円盤面上を周縁に向けて膜状に延びる粉粒体の中の異物を検知する検知手段と、検知手段により検知された異物を円盤面の周縁から落下する際に除去する除去手段とを備えている、ことを特徴とする粉粒体の異物検知・除去装置が提供される。
【0009】
好適実施形態においては、検知手段は、円盤面の周縁の円盤面に向けて周方向に所定の間隔で配設された複数個の検知カメラを備えている。除去手段は、円盤面の周縁から落下する異物に向けて空気を噴射する空気噴射手段と、この空気噴射手段によって粉粒体とともに吹き飛ばされた異物を受け入れる受入部とを備えている。空気噴射手段は、回転体の半径方向外側に配設され、異物の受入部は、回転体の下方に位置し該鉛直軸線を中心にして上方が開口した筒体を備えている。また、該供給口に粉粒体を連続定量的に供給する粉粒体供給機を備えている。円盤面は、平面に形成されている。
【0010】
他の形態においては、円盤面は、該鉛直軸線上に位置して該供給口からの粉粒体を周辺に拡散する突部と、この突部から円盤面の周縁に向けて徐々に下方に傾斜する該鉛直軸線を中心にした円錐面部とを備えている。
【0011】
さらに他の形態における円盤面は、該鉛直軸線上に位置して該供給口からの粉粒体を周辺に拡散する突部と、この突部から円盤面の周縁に向けて下方に徐々に急傾斜から緩傾斜に変化する該鉛直軸線を中心にした回転曲面部とを備えている。回転曲面部の周縁に、該緩傾斜に続く水平な環状平面部を備えてもよい。回転曲面部の周縁に、該緩傾斜に続き外方に向けて徐々に立ち上がる円弧面を有した環状堰部を備えてもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明に従って構成された粉粒体の異物検知・除去装置は、周縁を水平に位置付けた円盤面を有して鉛直軸線を中心に回転駆動を自在に配設された回転体と、この円盤面の上方の鉛直軸線上に位置する供給口から供給され回転体の回転により円盤面上を周縁に向けて膜状に延びる粉粒体の中の異物を検知する検知手段と、検知手段の検知信号に基づいて検知された異物を円盤面の周縁から落下する際に除去する除去手段を備えている。
【0013】
したがって、粉粒体を遠心力によって円盤面の周縁に向けて拡散させることにより安定した薄膜を形成し、周縁において粉粒体の中の異物を検知し、異物を円盤面の周縁から落下する際に除去する、構造が簡単でコンパクトな、粉粒体の異物検知・除去装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明に従って構成された粉粒体の異物検知・除去装置について、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
【0015】
図1および図2を参照して説明する。全体を番号2で示す粉粒体の異物検知・除去装置は、周縁を水平に位置付けた円盤面Sを有して円盤面Sの中心を通る鉛直軸線Xを中心に回転駆動を自在に配設された回転体4と、円盤面Sの上方の鉛直軸線X上に位置する供給口6から供給された回転体4の回転により円盤面S上を周縁に向けて膜状に延びる粉粒体の中の異物を検知する検知手段8と、検知手段8によって検知された異物を円盤面Sの周縁から落下する際に除去する除去手段10を備えている。
【0016】
回転体4は平板によって形成され円盤面Sは平面に形成されている。回転体4の下面には回転体4を鉛直軸線Xを中心に回転駆動する電動モータMが備えられている。
【0017】
円盤面Sの周縁の円盤面Sに向けて周方向に所定の間隔で配設された検知手段8としての複数個の検知カメラであるCCDカメラ8a(実施の形態においては4個)を備えている。4個のCCDカメラ8aは周方向に90°の間隔で設置され、それぞれが互いに隣接する90°の範囲を撮影する。CCDカメラ8aそれぞれの周方向両側には、撮影範囲を照射する照明12、12が設置されている。
【0018】
除去手段10は、円盤面Sの周縁から落下する異物に向けて空気を噴射する回転体4の半径方向外側に配設された空気噴射手段としてのエアガン10aと、エアガン10aによって粉粒体とともに吹き飛ばされた異物を受け入れる受入部10bを備えている。エアガン10aは、CCDカメラ8a1個に対して、回転体4の半径方向外側に回転軸線Xの方向に向けて1個以上配設されている。
【0019】
異物の受入部10bは、回転体4の下方に位置し鉛直軸線Xを中心にして上方が開口した筒体10cを備えている。筒体10cは回転体4の周縁の直下に位置付けられている。受入部10bは、粉粒体と異物が分離可能な場合には、分離機、例えばサイクロン分離機(図示していない)に接続され粉粒体と異物が分離される。筒体10cの外側には異物を含まない粉粒体を受け入れる環状空間11が形成されている。
【0020】
後に詳述のとおり、複数個のCCDカメラ8aのいずれかが異物を検知したときには、異物が円盤面Fの周縁から落下する際に、対応したエアガン10aが作動し、異物を粉粒体とともに受入部10bに吹き飛ばす。
【0021】
なお、CCDカメラ8aおよびエアガン10aの、設置個数および設置間隔は、粉粒体中の異物の大きさ、混入状況などに応じて、個数および間隔を増減すればよい。
【0022】
異物検知・除去装置2は、供給口6に粉粒体を連続定量的に供給する粉粒体供給機14を備えている。粉粒体供給機14は、周知のものでよく詳細な説明は省略するが、例えば特公平4−53778号公報に開示されている典型例のように、粉粒体貯槽14a内の底部に外周部に複数個の計量室を有した回転テーブル14bを備え、回転テーブル14bを駆動手段14cによって所定の方向に回転させることにより、計量室に流入した粉粒体が順次供給口6に送られるものである。
【0023】
異物検知・除去装置2は、制御装置16を備えている。制御装置16は、回転体4の電動モータMの作動、粉体供給機14の駆動手段14cの作動、検知手段8のCCDカメラ8aの作動、および除去手段10のエアガン10aの作動を制御するための、動力源、スイッチ、コントローラ等を備えている。
【0024】
制御装置16による粉粒体の異物検知・除去装置2の作動手順は次のとおりである。
先ず、電動モータMを作動させ回転体4を回転させる。また、検知手段8に併設された照明を点灯させる。
次に、粉粒体供給機14の駆動手段14cを作動させ、供給口6から粉粒体を回転体4の円盤面Sに供給する。
検知手段8の複数個のCCDカメラ8aによって円盤面S上の粉粒体膜に異物が検出されたときには、対応する除去手段10のエアガン10aを作動させ、異物が円盤面Sの周縁から落下する際に粉粒体とともに受け入れ部10bに吹き飛ばし除去する。
異物が除かれた、あるいは異物が検知されない粉粒体は環状空間11に落下する。
【0025】
上述の円盤面Sの形状は平面だけでなく、粉粒体の種類、処理量等に応じて、すなわち粉粒体の質量、密度、比重、粒子サイズ、円盤面との摩擦係数等に応じて、基本的に粉粒体に作用する下記の力の関係を考慮して、種々の形状に決定される。
【0026】
すなわち、図3を参照して力の関係について説明する。例えば、円盤面Sが鉛直軸線Xを中心に周縁に向けて角度θで下方に傾斜する場合、粉粒体には次の力が作用する。mを粉粒体の質量、rを粉粒体の回転半径、μを粉粒体と円盤面の摩擦係数とすると、
Fz:回転体4の回転速度Vにより粉粒体に加わる遠心力=mV/r
Fz1:Fzにより粉粒体が傾斜面に沿って滑り落とされる力=Fz・cosθ
Fz2:Fzにより粉粒体が傾斜面から離される力=Fz・sinθ
Fw:質量mの粉粒体の自重
Fw1:Fwにより粉粒体が傾斜面に沿って滑り落とされる力=Fw・sinθ
Fw2:Fwにより粉粒体が傾斜面に押しつけられる力=Fz・cosθ
Ff:粉粒体と傾斜面の摩擦力=(Fw2−Fz2)μ
Fa:粉粒体と傾斜面間に働く付着力や静電気力
【0027】
したがって、粉粒体を傾斜面に沿って周縁の方向に動かすには、
Fz1+Fw1>Ff+Faの関係が必要である。
【0028】
そこで、例えば、摩擦力Ffや付着力、静電気力Faが大きい粉粒体ほど回転体4を高速で回転させ遠心力Fzを大きくする、あるいは円盤面の角度θを大きくする、摩擦力Ffや付着力、静電気力Faが小さいほど回転体4を低速で回転させる、あるいは角度θを小さくする。円周面Fの周縁において異物の検出をより容易にするには、周縁においては粉粒体が緩やかに流れるように、回転速度V、傾斜θ等を適宜に選定する。
【0029】
ここで円盤面Sの他の形状について説明する。なお、以下の説明において図は、理解を容易にするために形状は誇張して示されている。
【0030】
図4を参照して説明する。この円盤面S2は、前述の図3と同じものであり、鉛直軸線X上に位置して供給口6(図1)からの粉粒体を周辺に拡散する円板状の突部S2aと、突部S2aから円盤面S2の周縁に向けて徐々に下方に角度θで傾斜する鉛直軸線Xを中心にした円錐面部S2bを備えている。なお、この円盤面S2のように異物を検知する周縁が斜面の場合には、CCDカメラ8aは撮像方向を斜面に直角にして設置される。
【0031】
図5を参照して説明する。この円盤面S3は、鉛直軸線X上に位置して供給口6(図1)からの粉粒体を周辺に拡散する円板状の突部S3aと、突部S3aから円盤面S3の周縁に向けて下方に徐々に、急傾斜S3bから緩傾斜S3cに変化する鉛直軸線Xを中心にした回転曲面部S3dを備えている。
【0032】
図6を参照して説明する。この円盤面S4は、前記の円盤面S3(図5)の回転曲面部S3dの周縁に、緩傾斜S3cに続く水平面を有した環状平面部S4a備えている。
【0033】
図7を参照して説明する。この円盤面S5は、前記の円盤面S3(図5)の回転曲面部S3dの周縁に、緩傾斜S3cに続き外方に向けて徐々に立ち上がる逆傾斜の円弧面を有した環状堰部S5aを備えている。
【0034】
図1、図2を参照して、上述したとおりの粉粒体の異物検知・除去装置2の作用効果について説明する。
【0035】
粉粒体の異物検知・除去装置2は、周縁を水平に位置付けた円盤面Sを有して鉛直軸線Xを中心に回転駆動を自在に配設された回転体4と、この円盤面Sの上方の鉛直軸線X上に位置する供給口6から供給され回転体4の回転により円盤面S上を周縁に向けて膜状に延びる粉粒体の中の異物を検知する検知手段8と、検知手段8の検知信号に基づいて検知された異物を円盤面Sの周縁から落下する際に除去する除去手段10を備えている。
【0036】
したがって、粉粒体を遠心力によって円盤面Sの周縁に向けて拡散させることにより安定した薄膜を形成し、周縁において粉粒体の中の異物を検知し、異物を円盤面Sの周縁から落下する際に除去することができる、構造が簡単でコンパクトな、粉粒体の異物検知・除去装置2を提供することができる。
【0037】
検知手段8は、円盤面Sの周縁に検知カメラ8aを複数個備えているので、粉粒体中の異物を確実に検知することができる。
【0038】
除去手段10は、異物に向けて空気を噴射する空気噴射手段10aを備えているので、粉粒体を変質させることなく異物を除去することができる。
【0039】
空気噴射手段10aは、回転体4の半径方向外側に配設され、異物の受入部10bは回転体4の下方に位置し鉛直軸線Xを中心にした筒体10cを備えているので、簡単でコンパクトである。
【0040】
また、供給口6に粉粒体を連続定量的に供給する粉粒体供給機14を備えているので、安定した厚さの粉粒体膜を連続して形成することができる。
【0041】
また、円盤面Sを平面によって形成すると、製作が容易で簡単な異物検知・除去装置を提供できる。
【0042】
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
【0043】
本発明の実施の形態においては、除去手段10のエアガン10aは、回転体4の半径方向外側に、回転軸線Xの方向に向けて配設されているが、回転体4の半径方向内側から外側に向けて配設し、異物の受入部を環状空間11の外方に形成してもよい。
【0044】
供給口6に粉粒体を供給する粉粒体供給機14は、粉粒体を連続定量的に供給するものであるが、粉粒体の種類、異物の種類等に応じて、必ずしも連続定量的に供給するものでなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明に従って構成された粉粒体の異物検知・除去装置の構成説明図。
【図2】図1のA−A矢印方向に円盤面を見た平面図。
【図3】円盤面の粉粒体に作用する力の説明図で、(a)は平面図、(b)は側面図。
【図4】他の形状の円盤面の説明図。
【図5】さらに他の形状の円盤面の説明図。
【図6】さらに他の形状の円盤面の説明図。
【図7】さらに他の形状の円盤面の説明図。
【符号の説明】
【0046】
2:粉粒体の異物検知・除去装置
4:回転体
6:供給口
8:検知手段
8a:CCDカメラ(検知カメラ)
10:除去手段
10a:エアガン(空気噴射手段)
S、S2、S3、S4、S5:円盤面
X:鉛直軸線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
周縁を水平に位置付けた円盤面を有して円盤面の中心を通る鉛直軸線を中心に回転駆動を自在に配設された回転体と、
この円盤面の上方の該鉛直軸線上に位置する供給口から供給された回転体の回転により円盤面上を周縁に向けて膜状に延びる粉粒体の中の異物を検知する検知手段と、
検知手段により検知された異物を円盤面の周縁から落下する際に除去する除去手段とを備えている、ことを特徴とする粉粒体の異物検知・除去装置。
【請求項2】
検知手段が、
円盤面の周縁の円盤面に向けて周方向に所定の間隔で配設された複数個の検知カメラを備えている、ことを特徴とする請求項1記載の粉粒体の異物検知・除去装置。
【請求項3】
除去手段が、
円盤面の周縁から落下する異物に向けて空気を噴射する空気噴射手段と、
この空気噴射手段によって粉粒体とともに吹き飛ばされた異物を受け入れる受入部と
を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の粉粒体の異物検知・除去装置。
【請求項4】
空気噴射手段が、回転体の半径方向外側に配設され、
異物の受入部が、回転体の下方に位置し該鉛直軸線を中心にして上方が開口した筒体を備えている、ことを特徴とする請求項3記載の粉粒体の異物検知・除去装置。
【請求項5】
該供給口に粉粒体を連続定量的に供給する粉粒体供給機を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の粉粒体の異物検知・除去装置。
【請求項6】
円盤面が、
平面に形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の粉粒体の異物検知・除去装置。
【請求項7】
円盤面が、
該鉛直軸線上に位置して該供給口からの粉粒体を周辺に拡散する突部と、
この突部から円盤面の周縁に向けて徐々に下方に傾斜する該鉛直軸線を中心にした円錐面部とを備えている、ことを特徴とする請求項1記載の粉粒体の異物検知・除去装置。
【請求項8】
円盤面が、
該鉛直軸線上に位置して該供給口からの粉粒体を周辺に拡散する突部と、
この突部から円盤面の周縁に向けて下方に徐々に急傾斜から緩傾斜に変化する該鉛直軸線を中心にした回転曲面部とを備えている、ことを特徴とする請求項1記載の粉粒体の異物検知・除去装置。
【請求項9】
回転曲面部の周縁に、該緩傾斜に続く水平な環状平面部を備えている、ことを特徴とする請求項8記載の粉粒体の異物検知・除去装置。
【請求項10】
回転曲面部の周縁に、該緩傾斜に続き外方に向けて徐々に立ち上がる円弧面を有した環状堰部を備えている、ことを特徴とする請求項8記載の粉粒体の異物検知・除去装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−119403(P2009−119403A)
【公開日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−298015(P2007−298015)
【出願日】平成19年11月16日(2007.11.16)
【出願人】(591147786)赤武エンジニアリング株式会社 (27)
【Fターム(参考)】