説明

粒子搬送装置

【課題】粒子を搬送しつつ、粒子表面に薬剤を均一に添加可能な粒子搬送装置を提供し、装置の簡略化や製造時間の短縮を図る。
【解決手段】粒子搬送装置1は、搬送路31上の過炭酸ナトリウム粒子を振動によって流動搬送する。搬送路31内には、堰状バッフル41と側方バッフル42a〜42cが設けられている。堰状バッフル41と側方バッフル42aの間にはスプレーノズル15が設置されている。搬送路31内の粒子は、堰状バッフル41にて均等・均厚化され、スプレーノズル15によって界面活性剤が噴霧される。界面活性剤が添加された粒子は、側方バッフル42a〜42cによって蛇行しながら搬送路31内を流れる。過炭酸ナトリウム粒子は、混合されつつ搬送路31内を流動し、これにより、粒子上に界面活性剤が均一に付着する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、過炭酸ナトリウム等の物質粒子を搬送する粒子搬送装置に関し、特に、粒子の搬送を行いつつ界面活性剤等の薬剤を物質粒子に添加可能な粒子搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、食器や衣類等の漂白剤として、使用中、使用後に塩素や塩素系化合物が発生しない酸素系漂白剤が広く使用されている。この酸素系漂白剤は、炭酸ナトリウムに過酸化水素を付加した過炭酸ナトリウムが配合されており、漂白処理の際には、過酸化水素が分解され水と酸素が生成される。
【0003】
過炭酸ナトリウムを酸素系漂白剤に使用する場合、被漂白物への浸透性、水への溶解性や発泡性を向上させるため、界面活性剤が添加されることがある。特許文献1には、水への溶解性を向上させた過炭酸ナトリウムが記載されており、そこでは、流動状態となった過炭酸ナトリウムにスプレーノズルを用いて界面活性剤を噴霧する旨が述べられている。また、界面活性剤噴霧後には、過炭酸ナトリウム粒子上に界面活性剤を均一に付着させるため、粒子を適宜混合することが望ましいとされている。
【特許文献1】特開2005−298274号公報
【特許文献2】実開平6−47225号公報
【特許文献3】特開平3−53523号公報
【特許文献4】特開昭58−213650号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、過炭酸ナトリウム粒子に界面活性剤を均一に付着させるためには、特許文献1にもあるように、流動層造粒装置や回転式混合機など、大掛かりな専用装置が必要となる。また、このような処理は、一般にバッチ式にて実施されることが多く、製造工程の流れが滞り、製造時間が長くなる傾向があるという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、粒子を搬送しつつ、粒子表面に薬剤を均一に添加可能な粒子搬送装置を提供し、装置の簡略化や製造時間の短縮を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の粒子搬送装置は、搬送路上に投入された物質粒子を振動によって所定方向に流動搬送する粒子搬送装置であって、前記搬送路に対し振動を付与する加振器と、前記搬送路内に配置され、前記搬送路の側方から前記物質粒子の流れに対し突出して前記物質粒子の流れを規制する側方バッフルと、前記側方バッフルと前記搬送路の側壁との間に形成され、前記側方バッフルによって案内された前記物質粒子が通過する狭隘部とを有することを特徴とする。
【0007】
本発明にあっては、搬送路内に配置された側方バッフルによって物質粒子の流れが撹乱され、搬送路内にて物質粒子が効率良く混合される。このため、スプレーノズルによって薬剤が添加された後に物質粒子を適宜混合することができ、添加薬剤を物質粒子に均一に付着させることができる。
【0008】
前記粒子搬送装置において、前記搬送路内に、前記搬送路の底面に立設され、前記搬送路の底面側から前記物質粒子の流れに対し突出する堰状バッフルをさらに設けても良い。また、前記物質粒子の流動方向に対し所定角度にて対向する案内面を側方バッフルに設けても良い。さらに、前記側方バッフルを前記搬送路内に複数個配置すると共に、隣接する前記側方バッフルを、前記搬送路の異なる方向から前記物質粒子の流れに対し突出させても良い。
【0009】
また、前記物質粒子に対して薬剤を添加するスプレーノズルを前記粒子搬送装置に設けても良く、このスプレーノズルを、前記堰状バッフルと前記側方バッフルとの間に設置しても良い。さらに、前記搬送路の前段に、前記搬送路に対し前記物質粒子を供給するフィーダを配置しても良い。
【0010】
一方、前記粒子搬送装置にて搬送される前記物質粒子が過炭酸金属塩または過硼酸金属塩であっても良く、前記物質粒子が過炭酸または過硼酸のナトリウム塩であっても良い。
【発明の効果】
【0011】
本発明の粒子搬送装置によれば、搬送路上に投入された物質粒子を振動によって所定方向に流動搬送する粒子搬送装置にて、搬送路の側方から物質粒子の流れに対して突出して物質粒子の流れを規制する側方バッフルを搬送路内に配置したので、搬送路内における物質粒子の流れが撹乱され、搬送路内にて物質粒子を効率良く混合することが可能となる。このため、スプレーノズルによって薬剤が添加された後の物質粒子を効率良く混合することができ、添加薬剤を物質粒子に均一に付着させることが可能となる。従って、大掛かりな専用装置を用いることなく、装置の簡略化を図ることができると共に、製造時間の短縮化を図ることも可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例である粒子搬送装置の構成を示す正面図、図2は、図1の粒子搬送装置の平面図、図3は、図1の粒子搬送装置の右側面図である。図1〜3に示すように、本発明による粒子搬送装置1は、大きく、粒子供給部2、粒子搬送部3、及び、薬液供給部4とから構成されており、過炭酸ナトリウムの粒子(物質粒子)を搬送しつつ、界面活性剤を添加できるようになっている。
【0013】
粒子供給部2には、ホッパ11と振動フィーダ12が設けられており、粒子供給部2から粒子搬送部3に過炭酸ナトリウムの粒子が供給される。粒子搬送部3には、搬送コンベア13と加振器14が設けられており、粒子供給部2から供給された過炭酸ナトリウム粒子が、加振器14の振動によって、図1,2において左側から右側へと流動搬送される。薬液供給部4には、スプレーノズル15が設けられており、搬送コンベア13上の過炭酸ナトリウム粒子に対し、界面活性剤が噴霧される。
【0014】
粒子供給部2のホッパ11は、振動フィーダ12の上方に設置されている。ホッパ11内には、上端開口部21から適宜過炭酸ナトリウム粒子が供給される。ホッパ11の下端には、粒子供給口22が開口形成されている。振動フィーダ12は、電動の加振部23上に振動皿24を配置した構成となっており、架台25上に載置されている。ホッパ11内の過炭酸ナトリウム粒子は、粒子供給口22から、振動皿24上(図2の位置P)に供給される。振動皿24上の過炭酸ナトリウム粒子は、加振部23の振動によって、振動皿24の幅方向に広がり、搬送コンベア13方向へ流動する。
【0015】
搬送コンベア13は、上方が開口した断面コの字型に形成された搬送路31を備えている。搬送コンベア13は、コイルスプリングを用いたサスペンション32を介して支持脚33上に取り付けられている。搬送コンベア13にはモータ駆動の加振器14が接続されており、搬送コンベア13は、モータの動作設定に応じた周波数(例えば、50Hz)にて振動する。また、搬送コンベア13は、支持脚33上に振動可能な状態で設置されており、その振幅は、加振器14のウエイト調整によって適宜設定(例えば、4mm)できるようになっている。
【0016】
搬送コンベア13の図1において左端側には、振動皿24の端部に臨んで設けられている。振動皿24と搬送コンベア13の各端部は、上下にオーバーラップする形で配置されており、振動皿24上を流動搬送されて来た過炭酸ナトリウム粒子は、自重にて搬送コンベア13の搬送路31内に流入する。搬送コンベア13の右端側には、製品サイロ34が配置されており、搬送路31内の過炭酸ナトリウム粒子は、流路端部に形成された排出口35から、製品サイロ34に排出される。
【0017】
本発明による粒子搬送装置1では、搬送路31内に堰状バッフル41と、側方バッフル42a〜42cが設けられている。堰状バッフル41は、高さ20mmの金属板にて形成されており、搬送路31の底面36に立設されている。堰状バッフル41は、搬送路31の全幅(150mm)に亘って設けられており、底面側から過炭酸ナトリウム粒子の流れに対し突出している。搬送コンベア13内を流れる過炭酸ナトリウム粒子は、搬送路31に流入すると、まずこの堰状バッフル41に当たり、流れが規制される。
【0018】
図4は、堰状バッフル41近傍の粒子流の状態を示す説明図である。図4に矢印にて示したように、過炭酸ナトリウム粒子の流れは、堰状バッフル41によって一旦堰き止められ、堰状バッフル41を乗り越えて下流側に流れて行く。すなわち、堰状バッフル41は、搬送路31内にて堰として作用し、粒子流が搬送路31の幅一杯に広げられる。また、粒子流の厚さも整えられ、堰状バッフル41を通過することにより、過炭酸ナトリウム粒子の流れが均等化・均厚化された状態となる。
【0019】
堰状バッフル41によって整えられた粒子流は、堰状バッフル41の下流に配された側方バッフル42a〜42cに当たるが、当該粒子搬送装置1では、その前に界面活性剤が噴霧される。図1,2に示すように、堰状バッフル41と側方バッフル42aとの間(図2の位置Q)にスプレーノズル15が配されており、ここでは、両バッフル41,42aの中間位置(両バッフル41,42aから125mmの位置)に噴霧位置が設定されている。スプレーノズル15としては、圧縮空気を用いて界面活性剤を噴霧する二流体ノズルが使用される。
【0020】
スプレーノズル15からは、例えば、C8〜C22の直鎖又は分岐鎖を持つ高級アルコールのエチレンオキサイドの付加物(付加モル数5から20)などの非イオン系界面活性剤、C8〜C22の直鎖又は分岐鎖をもつ高級アルコールとエチレンオキサイドとプロピオンオキサイドのブロック共重合体からなるプルロニック型の界面活性剤などが噴霧される。非イオン系界面活性剤はスプレーノズルにより噴霧を行うため、液状のものか、水溶液或いは懸濁液とするか、温度を融点以上にあげて液状で用いる。このように、堰状バッフル41の後段にスプレーノズル15を配すると、堰状バッフル41によって均等化・均厚化された粒子流に界面活性剤が噴霧され、界面活性剤がまんべんなく、しかも、効率良く過炭酸ナトリウム粒子に添加される。
【0021】
界面活性剤が添加された過炭酸ナトリウム粒子は、次に側方バッフル42aに当たり、その後、側方バッフル42b,42cに当たる。側方バッフル42a〜42cは、搬送路31の側壁37a,37bから粒子流に対し突出しており、側方バッフル42a〜42cによって、過炭酸ナトリウム粒子の流れが規制される。各側方バッフル42a〜42cは、搬送路31の幅(150mm)の2/3(100mm)を塞ぐように設けられている。側方バッフル42a〜42cと側壁37a,37bとの間には、狭隘部38a〜38c(クリアランス50mm)が形成されており、狭隘部38a〜38cの底面は、搬送路底面36の他の部位と面一状に連続している。また、側方バッフル42a〜42cには、粒子流の流動方向に対し45°の傾斜角で対向する案内面39a〜39cが形成されている。
【0022】
一方、各側方バッフル42a〜42cは150mm間隔で配置されており、側方バッフル42a,42cは側壁37a、側方バッフル42bは側壁37bにそれぞれ取り付けられている。すなわち、隣接する側方バッフル42a,42b、側方バッフル42b,42cは、粒子流動方向に向かって異なる方向から搬送路31内に突出している。このように、隣接する側方バッフル42a〜42cを互い違いに配置することにより、搬送路31内の過炭酸ナトリウムの粒子流は、側方バッフル42a〜42cによって大きく撹乱される。図5は、側方バッフル42a〜42cによる粒子流の撹乱状態を示す説明図である。
【0023】
図5に示すように、搬送路31内を流れる粒子流は、側方バッフル42aに当たると、案内面39aに沿うように流れ、狭隘部38a内に導入される。狭隘部38aに流入した粒子流は、狭隘部38aから再び搬送路31内に拡がり、次のバッフル42bに当たる。この際、側方バッフル42a,42bはそれぞれ異なる方向から搬送路31内に突出しているため、粒子流は、案内面39bに案内されて、先の狭隘部38aとは反対側に位置する狭隘部38b内に流入する。そして、狭隘部38bから出た粒子流は、前述同様に、案内面39cに沿って狭隘部38c内に流入し、その後、狭隘部38cから排出口35に向かい製品サイロ34に排出される。
【0024】
このように、粒子搬送装置1では、搬送路31の側壁37a,37bに側方バッフル42a〜42cを交互に配置し、粒子流を側方バッフル42a〜42cから各狭隘部38a〜38bに案内するようにしたので、界面活性剤が添加された過炭酸ナトリウム粒子が搬送路31内を蛇行しつつ流動する。このため、過炭酸ナトリウム粒子は、界面活性剤添加後に搬送路31内にて適宜混合され、粒子上に界面活性剤を均一に付着させることが可能となる。従って、大掛かりな専用装置を用いることなく、粒子搬送中に界面活性剤を均一に添加でき、装置の簡略化が図られる。また、界面活性剤の添加処理を、粒子搬送中に行うことができるため、製造工程の流れが滞ることがなく、製造時間の短縮化を図ることも可能となる。
【0025】
発明者らの実験によれば、搬送コンベア13を周波数50Hz,振幅4mmで作動させつつ、過炭酸ナトリウム粒子(平均粒径800μm)を流量6.2(kg/hr)にて供給し、霧化エア圧0.002(Mpa)にて界面活性剤を0.40(重量部)添加した場合、本発明の粒子搬送装置による製造物は、流動層造粒装置(ヤマト科学株式会社製スプレードライヤGA22)にて界面活性剤を同量添加した場合の製造物と比較して、同等の浮上性が得られた。また、崩壊率も同等(両者とも0.2%程度)であり、これは、粒子搬送装置1では、界面活性剤がロス無く過炭酸ナトリウム粒子に付着しており、搬送コンベア13の振動による影響が抑えられたものと考えられる。
【0026】
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0027】
例えば、前述の実施例では、過炭酸ナトリウム粒子に界面活性剤を添加する処理を例にとって説明したが、過炭酸ナトリウム粒子以外の物質粒子に界面活性剤以外の薬剤を添加する処理にも本発明による粒子搬送装置は使用可能である。また、界面活性剤の種類も前述のものには限定されず、C8〜C22の直鎖又は分岐鎖を持つ高級アルコールとエチレンオキサイドとプロピオンオキサイドのブッロク共重合体からなるプルロニック型の界面活性剤など、種々の薬剤を使用可能である。さらに、前述の各種寸法や条件はあくまでも一例であり、本発明が前記数値に限定されないことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の一実施例である粒子搬送装置の構成を示す正面図である。
【図2】図1の粒子搬送装置の平面図である。
【図3】図1の粒子搬送装置の右側面図である。
【図4】バッフル近傍の粒子流の状態を示す説明図である。
【図5】バッフルによる粒子流の撹乱状態を示す説明図である。
【符号の説明】
【0029】
1 粒子搬送装置
2 粒子供給部
3 粒子搬送部
4 薬液供給部
11 ホッパ
12 振動フィーダ
13 搬送コンベア
14 加振器
15 スプレーノズル
21 上端開口部
22 粒子供給口
23 加振部
24 振動皿
25 架台
31 搬送路
32 サスペンション
33 支持脚
34 製品サイロ
35 排出口
36 底面
37a,37b 側壁
38a〜38c 狭隘部
39a〜39c 案内面
41 堰状バッフル
42a〜42c 側方バッフル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
搬送路上に投入された物質粒子を振動によって所定方向に流動搬送する粒子搬送装置であって、
前記搬送路に対し振動を付与する加振器と、
前記搬送路内に配置され、前記搬送路の側方から前記物質粒子の流れに対し突出して前記物質粒子の流れを規制する側方バッフルと、
前記側方バッフルと前記搬送路の側壁との間に形成され、前記側方バッフルによって案内された前記物質粒子が通過する狭隘部とを有することを特徴とする粒子搬送装置。
【請求項2】
前記搬送路内に、前記搬送路の底面に立設され、前記搬送路の底面側から前記物質粒子の流れに対し突出する堰状バッフルをさらに設けたことを特徴とする請求項1記載の粒子搬送装置。
【請求項3】
前記側方バッフルは、前記物質粒子の流動方向に対し所定角度にて対向する案内面を有することを特徴とする請求項1又は2記載の粒子搬送装置。
【請求項4】
前記側方バッフルは、前記搬送路内に複数個配置され、隣接する前記側方バッフルは、前記搬送路の異なる方向から前記物質粒子の流れに対し突出することを特徴とする1〜3の何れか1項に粒子搬送装置。
【請求項5】
前記物質粒子に対し薬剤を添加するスプレーノズルを有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の粒子搬送装置。
【請求項6】
前記スプレーノズルは、前記堰状バッフルと前記側方バッフルとの間に設置されることを特徴とする請求項5記載の粒子搬送装置。
【請求項7】
前記搬送路の前段に配置され、前記搬送路に対し前記物質粒子を供給するフィーダを有することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の粒子搬送装置。
【請求項8】
前記物質粒子が過炭酸金属塩または過硼酸金属塩であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の粒子搬送装置。
【請求項9】
前記物質粒子が過炭酸または過硼酸のナトリウム塩であることを特徴とする請求項8記載の粒子搬送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−263087(P2009−263087A)
【公開日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−114887(P2008−114887)
【出願日】平成20年4月25日(2008.4.25)
【出願人】(000004466)三菱瓦斯化学株式会社 (1,281)
【Fターム(参考)】