説明

粒状物の移送用シュート

【課題】粒状物を斜め下方に滑らせて移送するシュートにおいて、粒状物による傾斜板の摩耗を抑制するとともに、ランニングコストを低く抑えること。
【解決手段】溶融炉から排出された溶融スラグを水冷固化して生成される固形スラグ等を自重により斜め下方に移送させるシュート21であって、シュート21内の粒状物を受ける傾斜面26には、粒状物の流れを堰き止める堰27が粒状物の流れ方向に設定間隔をあけて複数設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、粒状物を斜め下方に移送させるための移送用シュートに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、都市ゴミ等の一般廃棄物や廃プラスチック等の可燃物を含む廃棄物を処理する方法として、廃棄物を燃焼させて生じた灰分を溶融して溶融スラグとし、この溶融スラグを水冷して固形スラグとする技術が知られている。
【0003】
このような廃棄物処理方法を用いる例としては、例えば、廃棄物を熱分解反応器に入れて低酸素雰囲気で熱分解することにより、熱分解ガスと主として不揮発性成分からなる熱分解残留物を生じさせ、この熱分解残留物を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離し、分離された燃焼性成分と先の熱分解ガスを燃焼溶融炉に導いて燃焼処理し、この燃焼処理により灰分が溶融して生じた溶融スラグを水槽に導いて水冷し、固形スラグ(水砕スラグ)とする方法が開示されている(特許文献1参照。)。このようにして得られた固形スラグは、回収装置により回収された後、例えば、道路舗装や建造物の骨材等に有効利用される。
【0004】
【特許文献1】特開2005−164156号公報(第2−4頁、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1において、溶融スラグを水冷して得られた粒状の固形スラグは、例えば、水槽内に設置されるコンベアにより一旦水面上へ搬送され、更に別のコンベアにより所定の回収場まで水平搬送された後、金属製のシュート内を自重により斜め下方へ滑らせて、下方に設置される貯留室等に貯留される。
【0006】
しかしながら、このようにして搬送される固形スラグは、高温状態の溶融スラグが水槽内で急速に冷却されることから、スラグの塊が熱収縮を受けて割れを生じ、尖った形状等の塊となることがある。更にスラグの中には鉄等の金属よりも高い硬度のものが多く含まれている。このため、固形スラグを金属製のシュート内で滑走させた場合、固形スラグを受ける傾斜板の摩耗が急速に進行し、穴等が生じるおそれがあることから、傾斜板は定期的な交換作業が求められている。
【0007】
このような状況に対する処置として、金属製の傾斜板をセラミックス製に切り替える試みも検討されているが、セラミックス製は衝撃に弱く、破損等が生じると却って高価になるおそれがある。更にこのようなシュートの摩耗は、固形スラグの移送時に限られず、他の粒状物の移送の際にも同様の問題を生じ得る。
【0008】
本発明は、粒状物を斜め下方に滑らせて移送するシュートにおいて、粒状物によるシュートの傾斜板の摩耗を抑制するとともに、ランニングコストを低く抑えることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記課題を解決するため、粒状物を自重により斜め下方に移送させるシュートであって、シュート内の粒状物を受ける傾斜面には、粒状物の流れを堰き止める堰が粒状物の流れ方向に設定間隔をあけて複数設けられていることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、シュート内に供給された粒状物は、最初に最も上流側の堰に所定量堰き止められた後、ここから溢れた粒状物が、下流側に流れて他の堰に堰き止められる。各々の堰に堰き止められた粒状物は堰の上方の傾斜面に沿って積み上げられて層を形成する。このように、傾斜面が粒状物で埋め尽くされた状態になると、その後シュート内を流れる粒状物は、粒状物の層の上を滑走するようになる。したがって、粒状物がシュートの傾斜面と接触することを回避できるため、傾斜面の摩耗を抑制することができる。また、本発明によれば、単純な構造の堰を傾斜面に設けるだけでよいため、傾斜面を金属で形成することができ、ランニングコストを低く抑えることができる。なお、隣り合う堰の間隔は、すべての堰に粒状物が所定量堰き止められた状態のときに、傾斜面のほぼ全域が粒状物で覆われるように設定すればよい。
【0011】
この場合において、粒状物は、溶融炉から排出された溶融スラグを水冷固化して生成される固形スラグであってもよい。本発明によれば、粒状物がこのような異型の固形スラグであっても、傾斜面に粒状物の層が容易に形成されるため、傾斜面の摩耗を防ぐことができる。
【0012】
また、粒状物は、廃棄物を熱分解して生成される熱分解残渣を空気により流動させて重量分別するための流動槽に添加する流動媒体であり、シュートは流動媒体を流動槽に導く系路に配置されていてもよい。このように流動層を形成するための流動媒体には、流動砂が用いられ、その形状は球型に限られず、硬度も高いことから、本発明をシュートに適用することにより、傾斜面の摩耗を抑制することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、粒状物によるシュートの傾斜板の摩耗を抑制するとともに、ランニングコストを低く抑えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明を適用してなるシュートの第1の実施形態について説明する。本実施形態の対象となるシュートは、溶融スラグを水冷固化させて得られた固形スラグを斜め下方に移送するための回収用のシュートに関するものである。
【0015】
まず、溶融スラグの生成プロセスについて簡単に説明する。本実施形態では、所定の大きさ(例えば、150mm)に粉砕された廃棄物を回転ドラム式の熱分解反応器(図示せず)に投入し、低酸素雰囲気で加熱(例えば、300〜600℃)して熱分解し、熱分解ガスと主として不揮発性成分からなる熱分解残留物を生成させる。熱分解ガスはガスラインを介して燃焼溶融炉1に供給され、熱分解残留物は、冷却装置により所定温度(例えば、80℃)に冷却された後、熱分解残渣分別装置(図示せず)に導かれて燃焼性成分と不燃焼性成分とに分別される。ここで分別された灰分等の細粒不燃物を含む燃焼性成分は、所定の大きさ(例えば、1mm)に微粉砕された後、燃焼溶融炉1のバーナに供給され、先の熱分解ガス、燃焼用空気とともに、1300℃程度の高温域で燃焼される。この燃焼により生じた灰分は、溶融スラグ3となって燃焼溶融炉1の内壁に付着し、その内壁に沿って流下し、炉底部のスラグ排出口5から排出系路7を介して水槽9内に落下する。水槽9内に落下した溶融スラグ3は、冷却水11により冷却固化されて固形スラグとなる。一方、燃焼溶融炉1で生じた高温の燃焼排ガスは、高温空気加熱器13を経由した後に冷却、除塵され、次いで有害物質が除去された後、低温の清浄な排ガスとなって煙突から大気へ放出される。
【0016】
図1は、本発明を適用したシュートを含むスラグ固形物の移送手段の一例を示す図である。本実施形態の移送手段は、第1のコンベア15と、第2のコンベア17と、第3のコンベア19と、シュート21を含んで構成される。第1のコンベア15は、水槽9内を沈降する固形スラグを受けて略水平方向に搬送する水平部分15aと、固形スラグを水中から搬出する傾斜部分15bとを有し、複数の回転軸に支持された無端ベルトがこれらを取り巻いて設けられている。無端ベルトを支持する複数の回転軸の中には、駆動用の回転軸が含まれている。
【0017】
第2のコンベア17と第3のコンベア19は、水中から搬出された固形スラグを回収場の近傍まで水平搬送するための搬送装置となり、いずれも水平方向に搬送する水平部分を主要部とし、一端側の水平部分で回収された固形スラグを他端側まで水平搬送する際に途中で上方に移送する部分を備えている。その他の構成については、第1のコンベア15と基本的に同じ構成である。なお、本実施形態では、第2のコンベア17と第3のコンベア19を2台接続する例を説明するが、この例に限られず、回収場までの距離に応じてコンベアの接続台数を適宜増やして使用することができる。
【0018】
シュート21は、金属製の断面矩形の筒体を斜め下方に延在させて形成され、一端の供給側と他端の排出側にそれぞれ鉛直方向に延在する供給部分21aと排出部分21bを有し、供給部分21aと排出部分21bの間には、これらを連通させる傾斜部分21cが設けられている。供給部分21aの上端には固形スラグが供給される供給口23が設けられ、排出部分21bの下端には固形スラグを排出する排出口25が設けられている。
【0019】
このようにして構成される固形スラグの移送手段によれば、まず、水中を沈降する固形スラグは、第1のコンベアの水平部分15aに回収されて水平方向に搬送され、次いで傾斜部分15bにより水面上の所定の高さ位置まで搬出される。傾斜部分15bの端部まで搬出された固形スラグは、無端ベルトが方向を反転する際に矢印28の方向に落下し、この落下した固形スラグを受けた第2のコンベア17は、第3のコンベア19の一端側に向けて固形スラグを水平方向に搬送する。続いて、第2のコンベア17の端部から落下した固形スラグを受けた第3のコンベア19は、シュート21の供給口23に向けて固形スラグを水平方向に搬送する。そして、第3のコンベア19からシュート21の供給口23に落下した固形スラグは、シュート21内を自重で滑り落ち、排出口25から排出されて所定の貯留室等に貯留される。
【0020】
ここで、シュート21の構成について詳細に説明する。図2は、図1のシュートの部分断面図である。シュート21内の固形スラグを受ける傾斜面26には、固形スラグの流れ方向に所定の間隔で板状の堰27が複数突き出して設けられている。この堰27は、傾斜面26の流れ方向と直交する方向(紙面の表裏の方向)に傾斜面26に沿ってシュート21の内壁間を渡すようにして設けられ、傾斜面26から例えば水平方向に延在する平面部分29を有している。堰27の下面と傾斜面26との隙間には、適宜補強部材が設けられている。
【0021】
次に、堰27を設けたシュート21を固形スラグが流れるときの動作について図3を用いて説明する。供給口23を介して供給された固形スラグは、矢印30の方向に落下して、その多くが平面部31の上に堆積してスラグ層33を形成する。続いて、スラグ層33の堆積量が所定量まで増えると、固形スラグはそのスラグ層33の上を流れて下方に流れ出し、その多くが堰27aにより流れが堰き止められる。堰27aにより流れが堰き止められた固形スラグは、傾斜面26に沿って次第に上流側に積み上げられてスラグ層33aを形成する。このスラグ層33aが所定量堆積すると、上流側から供給された固形スラグは、スラグ層33aの上を流れて下流側に流れ落ち、続く堰27bにその多くが堰き止められる。そして、堰27bにより堰き止められた固形スラグはスラグ層33bを形成する。以下同様にして、スラグ層33bの上を流れて下流側に流れた固形スラグは、堰27c、27dに順次堰き止められ、スラグ層を下方に形成していく。
【0022】
このようにして全ての堰27にスラグ層が形成されると、傾斜面26のほぼ全体が固形スラグで覆われた状態となる。したがって、これ以降、シュート21内に供給された固形スラグは、矢印35のように傾斜面26を保護するスラグ層33の上を滑走することになるため、傾斜面26の摩耗を回避することができる。
【0023】
ここで、隣り合う堰27の間隔は、すべての堰27に所定量の固形スラグが堰き止められた状態で傾斜面26のほぼ全体が固形スラグで覆われるように設定される。ただし、堰27の真下の傾斜面26等の領域においては、固形スラグが滑走することがないため、この領域に固形スラグの層が形成されていなくても摩耗を抑制することができる。より具体的にいうと、例えば、粒状物の安息角が45度(40度〜50度)の場合、堰27の傾斜方向の間隔L(図2)は、100mm(50mm〜150mm)に設定するのがよい。
【0024】
なお、供給口23から落下した固形スラグは平面部31と接触するが、平面部31の上にもスラグ層33が堆積しているため、平面部31の摩耗を抑制することができる。
【0025】
本実施形態の堰27は、傾斜面26から水平方向に突出するように形成されるが、固形スラグを傾斜面26に沿って堆積させることができる構造であれば、この構造に限定されるものではない。本実施形態によれば、単純な構造の堰を傾斜面26に設けるだけでよいため、傾斜面26を金属製で形成することができ、設備費用及びランニングコストを低く抑えることができる。
【0026】
次に、本発明を適用してなるシュートの第2の実施形態について説明する。本実施形態の対象となるシュートは、熱分解残渣を流動媒体とともに空気により流動させて重量分別するための流動槽に流動媒体を導くためのシュートに関するものである。
【0027】
図4は、第1の実施形態において説明した熱分解残渣を分別するための熱分解残渣分別装置を示す構成図である。熱分解残渣分別装置は、流動層41とスクリューフィーダ43を備えて構成され、流動槽41の上部には、本発明を適用したシュート48が接続されている。流動層41は底部の排出口に形成される断面が矩形のシュート45を介してスクリューフィーダ43の一端と接続されている。
【0028】
流動層41は、箱型の容器47の内壁を斜めに渡して設けられる傾斜多孔板49と、傾斜多孔板49の下部空間を三つに分割して形成される風箱51a,51b,51cを備えている。容器47は、鉛直に形成されるシュート45に対して、傾斜多孔板49の上方側に向かって斜めに傾いて形成され、熱分解残渣の被加工物(例えば、熱分解カーボン)を取り出すための取出口53が頂部に設けられ、上部の側面には熱分解残渣を供給する供給口55が設けられている。容器47の上部の供給口55と対向する側面には、流動媒体(以下、流動砂という。)を供給するためのシュート48が接続されており、このシュート48内を流動砂が自重で斜め下方に滑り落ちるようになっている。
【0029】
容器47内の傾斜多孔板49の上方の空間は、被加工物を貯留しておくための貯留室61となっている。風箱13a〜13cは、それぞれ隔壁57で区画され、各風箱にはそれぞれ空気供給管59a〜59cが接続されている。傾斜多孔板49には多数の空気噴出孔が形成されており、この空気噴出孔を介して貯留室61内に空気が噴出されるようになっている。
【0030】
スクリューフィーダ43は、水平方向に設置されるケーシング63と、一軸のスクリュー65と、モータ67を備えている。スクリュー65は、ケーシング63内に収納されており、スクリュー軸69の外周に羽根71を螺旋状に取り付けて形成される。スクリュー軸69はモータ67の駆動軸と連結されている。ケーシング63の一端側の上方には、シュート45と接続される接続口73が設けられ、他端側の下方には、排出口75が設けられている。
【0031】
次に、このようにして構成される熱分解残渣分別装置の動作について説明する。流動槽41には、熱分解反応器で生成された熱分解残渣が所定温度(例えば、80℃)に冷却された状態で供給口55を介して導入されるとともに、シュート48を介して流動砂が導入される。流動槽1に導入された熱分解残渣と流動砂は傾斜多孔板49の上に堆積され、空気噴出孔から噴出される空気により流動化されて混合状態となり、流動層が形成される。
【0032】
ここで、熱分解残渣中には、金属、ガラス、陶器等の不燃物に加えて、熱分解カーボン等の可燃物が含まれているため、流動化に伴って不燃物に付着した熱分解カーボン等の粒状物が不燃物から剥離されて上方に吹き飛ばされ、取出口53より排出されることにより分別される。取出口53より排出された可燃物は、例えば、燃焼溶融炉内に導入されて燃焼処理される。
【0033】
一方、吹き飛ばされなかった比較的重量の大きい熱分解残渣は、傾斜多孔板49の上を転がり、流動砂とともに下方に移動する。ここで、シュート45内に溜まった熱分解残渣と流動砂は、スクリューフィーダ43内のスクリュー65の回転によってスクリューフィーダ43内に導かれ、水平方向に搬送される。
【0034】
こうして排出口75から排出された熱分解残渣と流動砂は、篩にかけられて、金属等の有価物、瓦礫などの不燃物及び熱分解カーボン等に分別され、流動砂はコンベア等で上方に搬送された後、シュート48を介して再び流動槽41内に戻される。
【0035】
ところで、本実施形態で使用する流動砂は、例えば、熱分解残渣分別装置を通過する過程や篩にかけられる際に、欠けや割れ等の損傷を受けることがあり、尖った異形の粒状物等が含まれていることがある。更に、流動砂は一般に金属製の傾斜面よりも硬度が高いことから、シュート48内を流動砂が滑り落ちる際に、流動砂を受ける金属製の傾斜面には、摩耗が生じやすく、これにより傾斜面の定期的な交換作業が必要となっている。
【0036】
このため、本実施形態では、シュート48の傾斜面に、第1の実施形態と同様の構成の堰を複数設けるようにする。このようにすれば、流動砂による傾斜面の磨耗を回避することができるため、設備費用及びランニングコストを低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の第1の実施形態のシュートを含む、スラグ固形物の移送手段の一例を示す図である。
【図2】図1のシュートの部分断面図である。
【図3】図2のシュート内を固形スラグが流れるときの動作を説明する図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のシュートを含む、熱分解残渣分別装置の構成図である。
【符号の説明】
【0038】
1 燃焼溶融炉
3 溶融スラグ
9 水槽
11 冷却水
15 第1のコンベア
21 シュート
26 傾斜面
27 堰
33 スラグ層
41 流動層
43 スクリューフィーダ
48 シュート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
粒状物を自重により斜め下方に移送させるシュートであって、
前記シュート内の前記粒状物を受ける傾斜面には、前記粒状物の流れを堰き止める堰が前記粒状物の流れ方向に設定間隔をあけて複数設けられていることを特徴とする粒状物の移送用シュート。
【請求項2】
前記粒状物は、溶融炉から排出された溶融スラグを水冷固化して生成される固形スラグであることを特徴とする請求項1に記載の粒状物の移送用シュート。
【請求項3】
前記粒状物は、廃棄物を熱分解して生成される熱分解残渣を空気により流動させて重量分別するための流動槽に添加する流動媒体であり、前記シュートは前記流動媒体を前記流動槽に導く系路に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の粒状物の移送用シュート。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−243833(P2009−243833A)
【公開日】平成21年10月22日(2009.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−93176(P2008−93176)
【出願日】平成20年3月31日(2008.3.31)
【出願人】(000005902)三井造船株式会社 (1,723)
【Fターム(参考)】