説明

糸張力調整装置

【課題】 少ないコストでで作動させることができる糸張力調整装置を提供することである。
【解決手段】 糸2の張力を調整するための糸張力調整装置1であって、少なくとも一部分に糸2を巻付け可能な回転体3と、この回転体3に連結され、発電機として作動可能な電気装置14とを備える。更に糸張力調整装置1は、電気装置14がエネルギー回生装置15と連結されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、糸の張力を調整するための糸張力調整装置であって、少なくとも一部分に糸を巻付け可能な回転体と、該回転体と連結される電気装置とを有するものに関する。
【0002】
本発明は、さらに、整経装置と複数の糸張力調整装置を有するクリールとを備えた部分整経設備に関する。
【背景技術】
【0003】
整経ビームに整経する際には、部分整経設備内に備わるクリール内に配置された複数のボビンから複数本の糸が同時に引き出される。これらの複数の糸は、引き出された後、整経ドラムに巻き取られる。その際、糸には、所定の張力が与えられており、この張力を調整するために糸張力調整装置が設けられている。以下では、この糸張力調整装置を簡単に「テンション装置」とも称する。
【0004】
上述するテンション装置は、例えば特許文献1に記載されている。このテンション装置では、回転体が発電機を駆動し、これにより発電機自体が電気エネルギーを発生する。発電機は、制動トランジスタと結合されており、この制動トランジスタで発電機動作時に発生した発電機の電流を熱に変換するようになっている。
【0005】
特許文献1に記載のものと別のテンション装置が特許文献2に記載されている。特許文献2に記載のテンション装置は、測定される糸張力に応じて回転体が駆動可能であり、周速が変更可能である。こうして、糸張力を小さくすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】欧州特許出願公開第1870364号明細書
【特許文献2】独国特許出願公開第4324412号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載のテンション装置では、発電機動作時に発生した発電機の電流を制動トランジスタで熱に変換するようになっているが、ここで変換された熱は、関連部品に熱応力を生じさせることがあり、この熱応力により関連部品等が故障し、繰り返し修理をしなければならない事態が生じる。このように繰り返し修理することで、修理代等のコストが高くなる。また、特許文献2に記載のテンション装置では、回転体を駆動するために電力が必要であり、そのことからやはりコストが高くなる。
【0008】
そこで本発明の目的は、少ないコストで作動させることができる糸張力調整装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の糸張力調整装置は、糸の張力を調整するためのものであって、少なくとも一部分に糸を巻付け可能な回転体と、該回転体と連結され、発電機として作動可能な電気装置と、該電気装置と連結されているエネルギー回生装置とを有するものである。
【0010】
前記構成によれば、糸に張力を与えるために必要な制動エネルギーを熱に変換するのではなく、電気エネルギーに変換して電源又はエネルギー蓄積装置(例えばバッテリー)に回生させることができる。実際には、この回生が100%の効率でなくても、一連の利点を達成することができる。というのも、回生された電気エネルギーは、別の機械又は設備部品を駆動するために利用され、熱の発生を抑えることができる。これにより、空調設備を駆動することなくクリールが設置されている部屋の温度を許容可能な範囲内に抑えることができる。1つのクリール内に数百個のボビンが配置されていることはよくあることである。各ボビンで生じる制動エネルギーが数ワットだけであっても、数百個のボビンで同時に熱に変換されると、著しい温度上昇が生じる。電気エネルギーを回生することができることによって、前述のような温度上昇を防止することができ、又は少なくとも著しく低減することができる。さらに、従来では、制動エネルギーが電気抵抗器において熱エネルギーに変換されていた。この電気抵抗器の抵抗値は温度依存性を有するため、糸張力の調節において、電気抵抗器の抵抗値の温度依存性を考慮しなければならない。これに対して、エネルギー回生装置は、例えば、糸制動時において、制動エネルギーを熱エネルギーでなく電気エネルギーに変換し、制動出力が温度に殆ど依存しないので、エネルギー回生装置によって、糸張力の比較的繊細な調節を達成することができる。
【0011】
前記発明において、前記エネルギー回生装置は、電圧変換器を有することが好ましい。前記構成によれば、電圧変換器は、電気装置からの電圧を調整し、電源又はエネルギー蓄積装置に戻すことができる。多くの場合、電圧変換器は、単純な昇圧機能を有するもので足りる。
【0012】
前記発明において、前記エネルギー回生装置が整流器を有することが好ましい。前記構成によれば、このエネルギー回生装置が発生する直流を、例えば整経ドラムの駆動用に使用されるような多相電動機を駆動するための駆動回路に備わる中間回路に送り込むことができるようになる。
【0013】
前記発明において、前記エネルギー回生装置は、インバータを有することが好ましい。前記構成によれば、糸張力のかける際に生じる制動エネルギーを電気エネルギーとして交流電源又は三相電源に回生することができる。
【0014】
前記発明において、インバータは、多相に形成されていることが好ましい。前記構成によれば、例えばインバータが三相に形成されている場合、インバータにより相応する処理をした後に、回生された電気エネルギーを部分整経設備の整経ドラム又は別の構成要素を駆動するために直接利用することができる。
【0015】
前記発明において、前記電気装置は、電動機としても作動可能であることが好ましい。前記構成によれば、電気装置を駆動して回転体を動かして糸を巻付けして糸をボビンから引き出すことができる。これにより、更なる糸張力の調節が可能になる。
【0016】
前記発明において、前記エネルギー回生装置は、4象限制御器を有することが好ましい。前記構成によれば、エネルギー回生装置は、電気装置を発電機としても、また電動機としても作動させることができる。エネルギー回生装置は、正又は負の電圧を電気装置に与えることで、この電気装置を駆動用として又は制動用として使用することができる。
【0017】
前記発明において、前記エネルギー回生装置は、バス入力端子を備えていることが好ましい。前記構成によれば、例えば、CANバスを接続することのできるバス入力端子は、各糸張力調整装置と上位の制御装置との通信を容易とする。この制御装置は、例えば、整経時に整経ドラムに巻き取るべき糸の張力を決める。制御装置は、バス入力端子を介してエネルギー回生装置の制御も行うことができ、制動時にエネルギー回生装置が発生する電気エネルギーを電源、中間回路又はエネルギー蓄積装置に戻すことができるようにするために昇圧すべき電圧レベルを「設定」することができる。
【0018】
本発明の部分整経設備は、複数の前記糸張力調整装置を有するクリールと整経装置とを備えたものであって、前記エネルギー回生装置は、前記整経装置の前記エネルギー供給装置と接続されているものである。前記発明によれば、糸張力の生成時に発生する制動エネルギーの大部分を整経ドラム又は整経装置の別の構成を駆動するために使用することができる。これにより、整経装置のエネルギー消費が減少し、稼動時のコストを下げることができる。
【0019】
前記発明において、前記エネルギー回生装置の前記バス入力端子は、中央制御装置と接続されており、該中央制御装置は、整経装置も制御するように構成されていることが好ましい。前記構成によれば、上述したように、バス、例えばCANバスを介して所定の情報をエネルギー回生装置に伝達することができ、エネルギー回生装置は、この情報に基づいて糸に張力を与える際に発生する制動エネルギーを上位の電源、例えば、エネルギー供給装置、中間回路又はエネルギー蓄積装置に回生するように作動することができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、少ないコストで作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】糸張力調整装置の構成を示す平面図である。
【図2】図1の糸張力調整装置を側方から見た図である。
【図3】クリールに備わる各構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面に基づいて説明する。以下では、本発明が部分整経設備に適用された場合について説明する。但し、糸張力調整装置は、相応する方法にて、別の仕様(設備)にも応用可能である。
【0023】
図1は、糸張力調整装置1の構成を示す平面図である。図2は、図1の糸張力調整装置1を側方から見た図である。図3は、クリールに備わる各構成を示すブロック図である。糸張力調整装置1は、糸2の張力を調整することができるようになっている。糸張力調整装置1は、回転体3を有し、この回転体3には、半径方向の内側に凹むV形の周設溝4が形成されている。この周設溝4には、糸2が嵌まり込んでいる。この糸2が図1に示す矢印5の方向に引き出されるとき、回転体3が矢印6の方向に回るようになっている。
【0024】
回転体3を通過した糸2は、3つの案内ローラ7〜9を介して整経ドラム等に案内されている。3つの案内ローラ7〜9は、糸2の糸道に並べられており、外側に配置された2つの案内ローラ7、9が支持体10上の予め定められた位置に配置されている。それに対して、中央に配置された案内ローラ8は、図1に示すように2つの案内ローラ7、9に対してずれた静止位置に配置されており、この静止位置から矢印11の方向に変位できるようになっている。しかも、この案内ローラ8には、該案内ローラ8を矢印11と反対方向に引っ張るばね12が設けられている。これによって、案内される糸2には、案内ローラ8により張力が与えられる。案内ローラ8は、糸2に与えられる張力が増加すると、ばね12の力に抗して移動するようになっており、支持体10に対する案内ローラ8の位置により糸2の張力を検出することができるようになっている。
【0025】
なお、支持体10に対する案内ローラ8の位置は、センサ13によって検出される。それ故、このセンサ13が、糸張力センサとしての役割を果たす。
【0026】
回転体3は、発電機としても電動機としても作動可能な電気装置14に連結されている。電気装置である電気装置14は、電動機として作動するとき、回転体3を駆動する。逆に、電気装置14が発電機として作動するとき、糸2によって駆動される回転体3により電気装置14が駆動される。一般的な使い方をする場合、電気装置14が発電機として機能する時間が最も長くなる。
【0027】
前記電気装置14は、エネルギー回生装置15と連結されている。このエネルギー回生装置15は、前記電気装置14から電流及び電圧の態様で電気エネルギーを受け取る。
【0028】
また、エネルギー回生装置15は、4象限制御器16、つまり4象限駆動制動ユニットを有する。糸2に張力をかけるために、回転体3は制動されねばならない。電気装置14が発生する電気エネルギーは、エネルギー回生装置15によって相応に処理され、供給電源、例えば三相電源、又は詳しくは図示しない整経装置の主駆動装置の中間回路に電気的に回生される。回生エネルギーの量は、電気装置14において生じさせるべき制動力に応じて決まる。
【0029】
図3では省略しているが、例えば、1つのクリールに複数の糸張力調整装置1が設けられている。クリールは、柄経糸用部分整経機の回転式クリールである場合、8〜24個のボビンを有し、また、コーン式部分整経機のクリールである場合、100個以上のボビンを有する。糸張力調整装置1は、共通のバス17を介して制御装置18に接続されており、各エネルギー回生装置15は、このバス17に接続するためのバス入力端子19を備える。制御装置18は、整経時に整経ドラムに巻き取るべき糸の巻き取り張力を決める。バス17には、例えばCANバスを用いることができる。このバス17を介して、例えば、糸2の張力の目標値入力を制御装置18から糸張力調整装置1に伝達することができる。それ故、各エネルギー回生装置15が、通信インタフェース20を有する。また制御装置18は、バス17を介してエネルギー回生装置15を制御することができる。
【0030】
センサ13は、エネルギー回生装置15内のレギュレータ21に電気的に接続されている。レギュレータ21には、電気装置14によって所定の制動力が糸2に与えられるように4象限制御器16が設けられている。これにより、エネルギー回生装置15は、電気装置14を発電機としても、また電動機としても作動させることができ、電気装置14に正又は負の電圧を与えることで、駆動用にも制動用にも使用することができる。例えば、ボビンから糸2を引出す際の引出し抵抗が強まったとき、必要ならば、電気装置14を電動機として作動させて糸2を送ることができる。これにより、糸2の引出し抵抗(つまり、糸張力)が高まったときにも糸張力を調整することができる。
【0031】
また、4象限制御器16は、電線22を介してバス電線23と接続され、このバス電線23がエネルギー供給装置24に接続されている。このエネルギー供給装置24は、三相電源、つまり設備全体に電力を供給するための供給電源であってもよい。また、エネルギー供給装置24は、整経ドラムの主な駆動装置又は別の駆動装置の直流の中間回路であってもよく、若しくは電気エネルギー蓄積装置、例えば相応の大きさに寸法設計されたバッテリーであってもよい。
【0032】
前記エネルギー供給装置24が直流の中間回路である場合、エネルギー回生装置15が整流器を有していれば足りる。整流器を用いることで、エネルギー回生装置が発生する直流を、例えば整経ドラムの駆動用に使用されるような多相電動機を駆動するための駆動回路に備わる中間回路に送り込むことができるようになる。
【0033】
エネルギー供給装置24が供給電源である場合、エネルギー回生装置15は、供給電源に応じて多相(本実施形態では、三相)に形成されたインバータを有し、このインバータは、整流器の下流側に設けておくことができる。インバータを用いることで、糸2に張力を与える際に生じる制動エネルギーを電気エネルギーとして交流電源又は三相電源に回生することができる。また、インバータが多相(本実施形態では三相)に形成されていることで、インバータにより相応する処理をした後に、回生された電気エネルギーを部分整経設備の整経ドラム又は別の構成要素を駆動するために直接利用することができる。
【0034】
エネルギー回生装置15は、電圧変換器を備えており、制御装置18は、これら電源、中間回路又はエネルギー蓄積装置に制動時に生成された電気エネルギーを戻す際、前記電気エネルギーを予め定められた電圧レベルに昇圧させるように前記エネルギー回生装置15を制御するように構成されている。
【0035】
このように構成される糸張力調整装置1では、糸2に張力を与えるために必要な制動エネルギーを熱ではなく、電気エネルギーに変換して電源又はエネルギー蓄積装置(例えばバッテリー)に回生させることができる。この回生は、100%の効率でなくてよく、回生された電気エネルギーは、整経装置の整経ドラム又はその他の構成を駆動するために利用することができる。これにより、整経装置のエネルギー消費を減少させ、稼動時のコストを下げることができる。また、電気エネルギーを回生することで、熱の発生を抑えることができ、空調設備を駆動することなくクリールが設置されている部屋の温度を許容可能な範囲内に抑えることができる。というのも、前述の通り、1つのクリール内に数百個のボビンが配置されていることはよくあることである。従来技術のように、各ボビンで生じる制動力が数ワットだけであっても数百個のボビンで同時に熱に変換されると、著しい温度上昇が生じる。この制動エネルギーを電気エネルギーとして回生することができることによって、前述のような温度上昇を防止することができ、又は少なくとも著しく低減することができる。
【0036】
さらに、従来では、制動エネルギーが電気抵抗器において熱エネルギーに変換されていた。この電気抵抗器の抵抗値は温度依存性を有するため、糸張力の調節において、電気抵抗器の抵抗値の温度依存性を考慮しなければならない。これに対して、エネルギー回生装置は、例えば、糸制動時において、制動エネルギーを熱エネルギーでなく電気エネルギーに変換し、制動出力が温度に殆ど依存しないので、エネルギー回生装置によって、糸張力の比較的繊細な調節を達成することができる。
【0037】
各糸張力調整装置1は、バス17を介して各々の構成を較正することができる。較正は、組込んだ状態で自動化されており、任意の頻度で繰り返すことができる。
【0038】
糸張力調整装置1は、糸切れを検知する際にも使用することができる。糸切れが生じた場合、案内ローラ8がばね12により所定の位置に引き戻され、電気装置14に電気エネルギーを供給する必要がなくなり、また電気装置14が糸2によって駆動されなくなる、つまり回生しなくなる。これにより、糸切れを容易に検出することができる。
【0039】
なお、本発明は、実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
【符号の説明】
【0040】
1 糸張力調整装置
2 糸
3 回転体
4 周設溝
14 電気装置
15 エネルギー回生装置
16 象限制御器
18 制御装置
19 バス入力端子
24 エネルギー供給装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
糸(2)の張力を調整するための糸張力調整装置(1)であって、
少なくとも一部分に糸(2)を巻付け可能な回転体(3)と、
該回転体(3)と連結され、発電機として作動可能な電気装置(14)と、
該電気装置(14)と連結されているエネルギー回生装置(15)とを有する
ことを特徴とする糸張力調整装置。
【請求項2】
前記エネルギー回生装置(15)は、電圧変換器を有すること
を特徴とする、請求項1に記載の糸張力調整装置。
【請求項3】
前記エネルギー回生装置(15)は、整流器を有する
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の糸張力調整装置。
【請求項4】
前記エネルギー回生装置(15)は、インバータを有する
ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の糸張力調整装置。
【請求項5】
前記インバータは、多相に形成されている
ことを特徴とする、請求項4に記載の糸張力調整装置。
【請求項6】
前記電気装置(14)は、電動機として作動可能である
ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の糸張力調整装置。
【請求項7】
前記エネルギー回生装置(15)は、4象限制御器(16)を有する
ことを特徴とする、請求項6記載の糸張力調整装置。
【請求項8】
前記エネルギー回生装置(15)は、バス入力端子(19)を備えている
ことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項記載の糸張力調整装置。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の複数の糸張力調整装置(1)を有するクリールと整経装置とを備えた部分整経設備であって、
前記エネルギー回生装置(15)は、前記整経装置の前記エネルギー供給装置(24)と接続されている
ことを特徴とする部分整経設備。
【請求項10】
前記エネルギー回生装置(15)の前記バス入力端子(19)は、中央制御装置(18)と接続されており、
該中央制御装置(18)は、整経装置も制御する
ことを特徴とする、請求項9に記載の部分整経設備。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−126364(P2010−126364A)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−102977(P2009−102977)
【出願日】平成21年4月21日(2009.4.21)
【出願人】(591008465)カール マイヤー テクスティルマシーネンファブリーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフツング (45)
【氏名又は名称原語表記】KARL MAYER TEXTILMASCHINENFABRIK GESELLSCHAFT MIT BESCHRANKTER HAFTUNG
【Fターム(参考)】