説明

紛流体材料のための側部放出バッグ及び紛流体材料を放出するための方法

バッグの底部近傍に側部放出口16を有し、その内部に収納する材料を放出するためにバッグをフォークリフト又はその他の手段により持ち上げることを必要とせずに放出を可能にする、粉流体材料のための放出バッグが開示されている。側部放出バッグは、バッグに蓄えられた粉流体材料の放出をさらに容易にするフレーム・アセンブリと共に便利に使用することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本申請は、2003年3月31日に出願された米国仮出願第60/459210号の優先権を主張するものである。
【0002】
本発明は、バルク材料のためのコンテナと、コンテナ内よりバルク製品を流出させるための流出システムに関する。
【背景技術】
【0003】
粉流体材料、乾燥微粒子又は顆粒材料をバッグ又はコンテナでパックし、輸送し、配送することが一般に行われてきた。粉流体には、化学製品、ポリマ添加剤、ミネラル、肥料、食料品、穀物、セメント、農産物及び同様物がある。大量の材料を輸送するときには、専用のばら荷扱い装置を使用する。例えば、材料はトラック、鉄道車両又ははしけに積み込まれ次いでホッパ又はその他の貯蔵装置に移される。
【0004】
少量の粉流体材料を取り扱うときには、小さなコンテナ・システムが使用される。本発明は、そのようなコンテナ・システムに関する。コンテナは、バッグ、バルク・バッグ、又は可撓性コンテナの形態であることもある。米国特許第5,484,207号に開示されているようにバルク輸送用バッグはきわめてありふれており、通常そのようなバッグは、バッグから材料を放出するのに使用する、バッグの底部から突き出している放出口を有する筈である。他の出版物では、米国特許第4,143,796号が頂部積込み、底部放出機能を有するコンテナ・バッグを開示している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のバッグ放出システムは、バルク・バッグを受入れホッパに入れ込み或いはホッパに放出するためにフォークリフト又はその他の手段を介してバルク・バッグを持ち上げることを含み特殊な取扱いを必要としている。米国特許第4,792,171号が、フォークリフト・トラックを使用して、運転者がその席から離れることを必要とせずにコンテナ・バッグを持ち上げる特殊装置を開示している。米国特許第6,450,754号が、バッグ持上げフレーム並びに支持脚を伴う支持フレームを開示している。運転時には、バルク・バッグを取付けフレームを超えて持ち上げるためにフォークリフト又はホイストが必要である。大量の取扱いに際しては、バッグを取り出し、中身を空にする作業にはフォークリフトの使用が求められる。少量の取扱いでは、つまり個々のバッグを取り扱うときにはオペレータは、バッグを別々に取り扱い、手で持ち上げ、切り開き、またバッグを受入れ箱に投棄しなければならないことが頻繁である。従来技術による取組みは、バッグの持上げ又は巻上げでオペレータにけが又は捻挫を与えがちである。バッグを空にするのに時間もかかる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、改良された新奇なバルク・バッグのデザイン並びに粉流体材料のバルク・バッグからの放出を容易にする便利なバルク・バッグ放出システムに関する。
【0007】
本発明は、側部放出口をバッグの底部近くに有する粉流体材料のための放出バッグに関する。
【0008】
本発明はさらに、地表面を粉流体材料を収納する放出バッグの位置に移動するための回転可能に装着された車輪を有し、放出バッグを支え、バッグ内に収納されている粉流体材料を放出するためのフレームを備える放出アセンブリに関する。
【0009】
最後に、本発明は、側部放出口を有するバルク・バッグから粉流体材料を放出するための方法にも関する。
【実施例】
【0010】
本明細書で使用されているように、「可撓性コンテナ」とは、一般に1から3トンの大量で重い材料を保持するための本発明のコンテナを指し、「バッグ」又は「バルク・バッグ」と同じ意味で用いられる。本発明のバッグは、粉流体を扱うのに有用であり、その粉流体は湿っており、粒が大きく、コンパクトにでき、粉体であり、小塊であり、顆粒であり、また錠剤状であることもある。
【0011】
やはり本明細書で使用されているように「放出アセンブリ」は、本発明の側部放出バッグと連携してバッグから側部放出口又は開口部を経由して内容物を便利に放出するために使用することができる装置を指し、「放出フレーム」又は「放出装置」或いは「フレーム・アセンブリ」と同じ意味で用いられる。
【0012】
側部放出バッグ:図1をより詳細に参照すると、本発明のバッグの一実施例が示されている。取込み口15が、バッグ10の頂部17にある図示されていない開口部から上に向かって延びている。バッグは、そこから4枚の側部又はパネル13が上に向かって延びているベース又は底部12を有する。4つの持上げ用のストラップ又はループ19が、放出アセンブリへの取付け手段として使用するために側部13の頂部の角に取り付けられている。頂部17から底部12までの大体3分の1の所に配置されている任意選択の持上げ用のストラップ14がある。側部放出口(又はフラップ)16が、側部のうちの1枚の底部又はその近傍に配置され、持上げ用のストラップ14を支える側部と対向する側部にある図示されていない開口部から延びている。側部放出手段16は、バッグから材料を放出するための開口部又は放出口(spout)18を有する。
【0013】
発明の一実施例では、放出口はバッグの底部12に配置されている、つまり側部放出口の底部がバッグの底部12と同一平面にある。他の実施例では放出口の底部は、バッグの底部12から25.4〜127ミリメートル(1〜5インチ)の距離にある。第3の実施例では、放出口の底部は、バッグの底部12から0〜381ミリメートル(0〜15インチ)の距離にある。
【0014】
放出口は、当技術分野で周知の固着手段、例えば、放出口ロック装置をもつ標準コードロック、ヘビー・デューティ・コードロック、ワイヤ結着、樹脂結着、繊維結着、或いは締め紐の形態の結着によってシール又は閉じた状態に保たれる。本発明の一実施例では、側部放出手段16は、円形の開口部又は放出口をもつ円筒管の形態である。さらに他の実施例では、放出手段は、円錐形放出管の形態、つまり下側かつ内側方向に円形の放出口に向かって先細りになっている。第3の実施例では、放出手段は、再シール可能な開口部、例えばVELCROのフック及びループによるものを備え、したがって放出手段を閉じた状態に保つための固着手段の必要性がない。
【0015】
本発明のさらに他の実施例では、持上げ用ストラップの第1のセットとはサイズ/長さの異なる、4つの(追加の)の持上げ用ストラップ/ループによる第2のセットが設けられ、やはり側部の頂部コーナーに取り付けられ、オペレータにバッグの高さを調整する際の柔軟性を与えている。
【0016】
本発明の一実施例では、やはり図2に示すように、取付け手段はフック、S字形フック、又はリング29の形態であり持上げ用ストラップに代わって使用される。フック又はリングは、続いて放出アセンブリの対応するフック又はリングに引っ掛けられ或いはそれらから吊り下げられる。
【0017】
本発明のさらに他の実施例では、取付け手段は、バッグの開口部15を結着するための結び紐又はストラップの部分としての少なくとも1つのフック、1つのリング、又は1つのストラップの形態であり、それらフック又はストラップは続いて引っ掛けられるか放出アセンブリの対応する取付け手段と共に使用される。
【0018】
本発明の一実施例(図示せず)では、バッグが、円筒状の周囲壁及び円筒状バッグの底部の近傍又は底部に向かって配置される側部放出口をもつ円筒形状を有することもある。他の実施例では、各持上げ用ストラップが、任意選択の案内ループをそのループの端部にもつ持上げ用ループを含み、その持上げ用ストラップは円筒又は矩形状のバッグの4つのコーナーの所に示されている。図2に示す、ライナと共に使おうとするバッグのためのさらに他の実施例では、バッグ20は、バッグの更新のために使用する前と後でライナを処理するためにバッグの底部に開口部(又は吐き出し口)22を有する。
【0019】
側部放出バッグ製造の材料:本発明の側部放出バッグは、その中に収納される材料に対して強度及び支持を提供する任意の適切な材料、例えばジュート、綿、ポリエステル、ポリプロピレンその他によって造られている。一実施例では、バッグは織布でできており、内容物の漏洩を防いでいる。適切な材料にはその線条体の厚さが適切である、例えば1000デニールのポリプロピレンの線条体の織布、ポリエステル線条体で覆ったポリ塩化ビニル、及び/又はゴムで覆ったナイロン織物がある。さらに他の実施例では、織布はポリプロピレンとポリエチレンの混合物でコートされている。
【0020】
任意選択のライナ:本発明の一実施例では、バッグはさらに内部レイヤ又はライナを備える。粉末物質、例えば粉、砂糖、又は化学製品を出荷するとき、粉末内容物が多孔性の外側バッグを通って移動しないように、又は外側バッグの汚染を防止し、防湿バリアを設け、或いはバッグが液体を収納することができるようにするためにはしばしばライナが望ましい。ライナは、独立して、或いはバッグと一体で、つまり押出しラミネートにより設けることができる。独立ライナは、再使用できないものであることがしばしばである。従来のライナは、ポリオレフィン、ポリエステル、又はナイロン等の可撓で、導電性及び非導電性材料で成り、管状のライナ、つまり管のライナかバッグの形状に適合するように構成されたライナ、つまり形状に合わされたライナである。
【0021】
一実施例では、ライナは、約0.13ミリメートル(0.5ミル)から1ミリメートル(4.0ミル)の厚さのポリブチレン・フィルムで、樹脂接着剤によりバッグ(外側層)に取り付けられている。さらに他の実施例では、ライナは金属被覆された層又は金属箔片層を備える。
【0022】
一実施例では、接着剤のキス・コーティングが、内側層及びバッグをしっかりと固定するために当業界で周知の方式で適用される。本明細書で使用されているように「キス・コーティング」という用語は、それによって接着剤の薄層を表面に塗布する従来形プロセスを意味する。第2の実施例では、ライナが対向する対角線上のコーナーの側部シームで外側バッグに織り込まれる。別の実施例では、ライナは、バッグの頂部及び側部、或いは底部及び側部パネルに織り込まれることもある。さらに他の実施例では、ライナに紐が添えられ、バッグの頂部及び底部のコーナーに結着されて、製品を注ぎ込みまた放出する間ライナを位置決めし、所用位置に保持している。
【0023】
ライナが平坦な底部を有する一実施例で放出が行われるとき、オペレータは、外側バッグの放出口を介してライナに手を伸ばし、ナイフ、刃及び同等物等の鋭い器具でライナを切り開き製品がライナの切れ目から側部放出口を通って流れ出せるようにする。さらに他の実施例では図3に示すように、ライナ30は、頂部取入れ口31、バッグのサイズに任意選択的に適合する本体33、及びバッグの底部32又は側部30に折り重ねることができる特別に長い下部部分又はテール部32を有する。放出動作では、オペレータはバッグの放出口18を介してライナに手を伸ばして出力テール部22を引き出し、ライナ20内に収納されている材料を放出させることができる。
【0024】
放出アセンブリ及び放出の方法:先ずバッグに材料を積み込む、又はバッグを材料で満たす。ライナの使用を伴う実施例では、先ず、頂部取込み口を介してライナをバッグに挿入することによってバルク・バッグをライナで裏打ちする。ここで、今では裏打ちされたバッグに、取込み口から突き出しているライナの開口部を通して送り込まれる材料を満たすことができる。取入れ口並びにライナの頂部は、任意の固着手段により結び紐、紐、又は糸でしっかりと固定、熱融着、結着又は固着される。バッグの側部放出口は、バッグの片側に結着し、しまいこむことができる。
【0025】
一実施例では、材料で満たされた側部放出バッグは、パレットの上に、つまり受入れ容器又はホッパの近傍にセットされる。図5に示すように、放出アセンブリ50が、手動でパレット(図示せず)及び直立位置(垂直の向き)にあるバッグ10に跨る位置に移動される(車輪51の上に)。バッグはストラップ・ケーブルを介して支えられ直立位置に吊り下げられる。次いでバッグを、バッグの底部近傍の側部放出口18を介して入れ物(図示せず)に向かって空にすることができる。
【0026】
放出アセンブリに関して、図4及び図5を参照する。バッグ10のループ又は持上げ用ストラップ19を先ずフレーム40の形態である支持手段に取り付ける。バッグをフレームに配置するためにオペレータが必要とする負担及び作業を軽減するための持上げ手段又はてこ手段を介してフレーム40を、任意選択でロッド52を上下して垂直方向に調整することができる。図に示すように、フレームは、プーリ/ローラ54を介して、オペレータ(図示せず)による手回しクランク53を介して垂直方向に調整される。バッグ10を所望の垂直位置に安定させてから側部放出口をほどき或いは開いて開口部を露呈して材料をバッグから放出する。材料が、バッグ内でライナ内部に収納されている場合には、オペレータは放出口の開口部を通して手を伸ばし、刃を使用して便利な方式で、つまりX字又は逆U字にライナを切ることができ、したがって材料は、側部放出口から流れ出ることが可能になる。バッグが空になるにつれてオペレータは、持上げ用ストラップ14(図示せず)を持ち上げて材料をバッグの前部に向けて傾け、放出口から出るようにできる。
【0027】
バッグ取付けのためのフック及びリングが(持上げ用ストラップ19の代わりに)バッグに使用されている本発明の他の実施例では、フレーム40が、フレームに便利に引っ掛けることができるバッグ10を引っ掛ける組込み式のループ又はリングを有する。
【0028】
本発明の他の実施例では、支持手段は、それに相応じて取り付けられる、バッグのループや持上げ用ストラップ又はフックのための組込み式ノッチ又はフックをもつリングの形態である。
【0029】
さらに他の実施例では、支持手段は、フレームの代わりに平行する2本のバー又はロッドを備え、それらはロッド52を上下して垂直方向に調整することができるだけでなくバーの一端又は他端を上下して傾けることができ、したがってオペレータは、バッグを少々傾ける(側部放出用開口部に向けて)ことが可能になり側部放出用開口部を介してバッグを空にできる。
【0030】
本発明の他の実施例では、バッグを直接吊るすために、支持手段が、フック、リング又はノッチを持上げ用装置の一部として或いはそれから吊り下げられているものとして備えることもある。
【0031】
本発明の他の実施例では、フレームのための持上げ装置は、プーリ及び/又は手回しクランクの代わりにフレームと放出アセンブリの間に動作的に連結された1つ又は複数のウインチを備える。ウインチは、手動、油圧、空気圧又は電気的手段を介して揚げることができる。ウインチは、放出動作中に取り付けするように小さなフックを持上げ用ストラップのために含むこともある。
【0032】
本発明の他の実施例では、フレーム・アセンブリには、任意選択で振動器アセンブリが装備され(図示されていない)、バッグを空にする際にバルク材料が放出用開口部/口から流れ出すのを助長している。
【0033】
本発明のさらに他の実施例では、放出アセンブリは円形の形態、つまり支持手段40が円形のリングの形態である。
【0034】
本発明の他の実施例では、フレームは折りたたみ可能なロッド又はバーを備え、フレームの解体及びあちこちへの簡単な移動を可能にしている。本発明のさらなる他の実施例では、フレームは、3面をもつフレーム・アセンブリの形態で支持手段によって支えられており、フレームを静止したバルク・バッグの場所に移動させ、バルク・バッグを開いた側部を介して取り囲むことを可能にしている。
【0035】
他の実施例では、モータを使用してウインチを駆動し、オペレータがウインチをすばやく調整/張り、放出プロセスをスピード・アップすることを可能にしている。一旦バッグが空に近づくと、バッグの後部に結合されたウインチが、バッグの後部を軽く持ち上げるために張られ、材料をバッグから放出口に向かって、また側部放出口から吐き出す。
【0036】
したがってここに安全で簡単な方式で放出を行うための、容易に調製された可撓性のコンテナ又はバッグが設けられていることが理解される。本発明の側部放出バッグで使用するための放出システムも設けられている。バッグ及び放出システムは、下記特許請求の範囲で述べる様に、本発明の精神及び範囲から逸脱することなくその他にも、ここに述べた実施例から変形し、修正した実施例を採用できる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の原理を体現する側部放出バッグの斜視図である。
【図2】本発明の原理を体現する第2の側部放出バッグの斜視図である。
【図3】本発明の側部放出バッグで使用するためのライナの一実施例の側面図である。
【図4】放出フレームと連携して動作状態にある、側部放出バッグをもつ放出アセンブリを示す斜視図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バルク材料のためのコンテナであって、
バッグの底部を有し、その底部からバッグの周囲壁が延びている可撓性のバルク・バックと、
前記周囲壁から延び、前記バルク材料を前記可撓性のバッグ内に保持するためにシール可能であるバッグ放出用開口部と、
少なくとも、結び紐、フック、リング、S字型フック及びストラップの1つを備え、前記可撓性のバルク・バッグにしっかりと取り付けられている固着手段とを備え、
前記固着手段を介して、前記可撓性バルク・バッグを直立位置に保持するための場所であり、かつ前記バルク材料が前記放出用開口部から流れ出す場所に前記バルク・バッグをしっかりと固定することによって前記コンテナを空にできるバルク材料のためのコンテナ。
【請求項2】
前記バッグ放出用開口部が、少なくともコードロック、ワイヤ結着、プラスチック結着、繊維結着、締め紐、フラップ、及び再封入可能な閉包の1つを備える固着手段によってシール可能に保たれる請求項1に記載のバルク材料コンテナ。
【請求項3】
前記バルク・バッグの内側に可撓性のライナ・ライニングをさらに備える請求項1に記載のバルク材料コンテナ。
【請求項4】
前記バッグ放出用開口部が、前記可撓性バルク・バッグの前記底部から381ミリメートル(15インチ)に満たない距離に配置されている底側部を有する請求項1に記載のバルク材料コンテナ。
【請求項5】
前記バッグ放出用開口部の前記底側部が前記可撓性バルク・バッグの前記底部から127ミリメートルに満たない距離に配置されている請求項4に記載のバルク材料コンテナ。
【請求項6】
前記バッグ吐き出し用開口部が、円形状吐き出し口、矩形状吐き出し口、及び円錐状吐き出し口の1つである開口部を伴う管である請求項1に記載のバルク材料コンテナ。
【請求項7】
前記管が、円筒状の周囲壁をもつ円筒形状又は側周壁をもつ矩形管を有する請求項4に記載のバルク材料コンテナ。
【請求項8】
可撓性バルク・バッグを放出するためのバルク・バッグ放出アセンブリであって、前記可撓性バルク・バッグが、紛流体材料で満たされ、前記可撓性バルク・バッグにしっかりと固定された固着手段及びシール可能な側部バッグ放出用開口部を備えているバルク・バッグ放出アセンブリが、
前記固着手段を介して前記可撓性バルク・バッグを直立位置に吊り下げるための、垂直支持手段に連結された支持フレームを備え、
前記粉流体材料が前記可撓性バッグから流出する前記側部放出用開口部を開くことによって前記可撓性バルク・バッグを空にできるバルク・バッグ放出アセンブリ。
【請求項9】
前記垂直支持手段が、4本の支持ロッドを備える請求項8に記載のバルク・バッグ放出アセンブリ。
【請求項10】
移動用車輪をさらに備える請求項8に記載のバルク・バッグ放出アセンブリ。
【請求項11】
振動器アセンブリをさらに備える請求項8に記載のバルク・バッグ放出アセンブリ。
【請求項12】
前記可撓性バルク・バックが、前記バルク・バック内部に可撓性のライナ・ライニングをさらに備える請求項8に記載のバルク・バッグ放出アセンブリ。
【請求項13】
前記可撓性バルク・バッグが、少なくとも結び紐、フック、リング、S字形フック及びストラップの1つを、前記可撓性バルク・バッグにしっかりと固定された固着手段として備える請求項8に記載のバルク・バッグ放出アセンブリ。
【請求項14】
前記可撓性バルク・バッグが、少なくとも結び紐、フック、リング、S字形フック及びストラップの1つを固着手段として備える請求項8に記載のバルク・バッグ放出アセンブリ。
【請求項15】
前記バッグ放出用開口部が、コードロック、ワイヤ結着、プラスチック結着、繊維結着、締め紐、フラップ及び再シール可能な閉包の少なくとも1つを備える固着手段によりシール可能に保たれる請求項8に記載のバルク・バッグ放出アセンブリ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2006−521976(P2006−521976A)
【公表日】平成18年9月28日(2006.9.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−507409(P2006−507409)
【出願日】平成16年3月18日(2004.3.18)
【国際出願番号】PCT/US2004/008564
【国際公開番号】WO2004/094266
【国際公開日】平成16年11月4日(2004.11.4)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
VELCRO
【出願人】(505365356)ケムチュア コーポレイション (50)
【Fターム(参考)】