説明

紡糸巻取機

【課題】複数の糸を屈曲させることなく糸巻取装置に送る。
【解決手段】紡糸巻取機の搬送ユニットは、紡糸機から供給された複数の糸10を引き取る2つのゴデッドローラ11、12と、下流側のゴデッドローラ12に巻き掛けられた複数の糸10を紡糸巻取機のボビンホルダに装着されたボビンにそれぞれ分配する複数の分配ローラ13などを備えている。下流側のゴデッドローラ12の軸芯12aは、ボビンホルダと直交する方向(Y方向)に対して所定角度をなすように傾いている。上流側のゴデッドローラ11の軸芯11aは、下流側のゴデッドローラ12の軸芯12aと平行である。また、複数の分配ローラ13の軸芯13aは、ゴデッドローラ12の軸芯12aと平行である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、紡糸部から送出された複数の糸を糸巻取装置の複数のボビンにそれぞれ巻き取る紡糸巻取機に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には紡糸巻取機用の装置では、糸巻取装置の巻取軸に沿って直列に装着された複数のボビンにそれぞれ糸を搬送する構成として、図5に示すように、紡糸装置から送り出された複数の糸を引き取るゴデッドローラ50と、糸巻取装置の巻取軸52に沿って並べられ、ゴデッドローラ50に巻き掛けられた糸を複数のボビン53にそれぞれ分配する複数の分配ローラ51とを有している。そして、ゴデッドローラ50の軸芯50aと複数の分配ローラ51の軸芯51aは、糸巻取装置の巻取軸52に対して直交している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特表2009−524746号公報(図3)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、特許文献1に記載の装置においては、ゴデッドローラ50の軸芯50aと複数の分配ローラ51の軸芯51aが、糸巻取装置の巻取軸52に沿って並んだ複数の分配ローラ51の配列方向と直交している。そのため、ゴデッドローラ50に巻き掛けられた糸を複数の分配ローラ51にそれぞれ分配しようとしたときに、ゴデッドローラ50の軸芯50aに沿って巻き掛けられた複数の糸のうち、分配ローラ51の架け渡される位置に対してその位置が軸芯50aの軸方向に関してずれている糸については、分配ローラ51に架け渡すときに屈曲してしまう。また、糸道を規制するガイドが必要となる。
【0005】
そこで、本発明の目的は、複数の糸を屈曲させることなく糸巻取装置に送る紡糸巻取機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の紡糸巻取機は、紡糸部から送出された複数の糸を糸巻取装置の巻取軸に沿って直列に装着された複数のボビンにそれぞれ巻き取る紡糸巻取機であって、前記紡糸部から送出された糸の糸道に沿って順に配置され、前記複数の糸がその軸芯に沿って並んで巻き掛けられる、第1ゴデッドローラ及び第2ゴデッドローラと、前記糸巻取装置の前記巻取軸に沿って並べられ、前記巻取軸に装着された前記複数のボビンに、前記第2ゴデッドローラに送られた複数の糸をそれぞれ分配する複数の分配ローラと、を備えており、前記第2ゴデッドローラの軸芯は、前記糸巻取装置の前記巻取軸と直交する方向に対して所定角度をなすように傾いており、前記複数の分配ローラの軸芯は、前記糸巻取装置の前記巻取軸に沿って並んだまま、前記第2ゴデッドローラの軸心と平行になるように前記直交する方向に対して傾いている。
【0007】
本発明の紡糸巻取機によると、複数の分配ローラは、糸巻取装置の巻取軸に沿って並んでいる。また、複数の分配ローラの軸芯は、糸巻取装置の巻取軸と直交する方向に対して所定角度をなすように傾いたゴデッドローラの軸芯と平行である。これにより、ゴデッドローラに巻き掛けられた複数の糸は平行に走行して屈曲することなく複数の分配ローラに架け渡される。したがって、複数の糸を屈曲させることなく糸巻取装置に送ることができる。
【0008】
また、前記第1ゴデッドローラの軸心は、前記第2ゴデッドローラの軸芯と平行になるように前記直交する方向に対して傾いており、前記紡糸部は、前記直交する方向に沿って並んだ複数の糸を送出しており、前記第1ゴデッドローラの上方に配置されていることが好ましい。これによると、第1ゴデッドローラから第2ゴデッドローラに対して複数の糸を屈曲させることなく送ることができる。また、紡糸部から第1ゴデッドローラまでの糸道には若干の屈曲が生じてしまうが、紡糸部からゴデッドローラ11までの距離は非常に大きいため、この屈曲が問題となることはない。
【0009】
さらに、前記複数の分配ローラの基端部を支持する支持部材と、糸の糸道に沿った前記巻取軸と前記複数の分配ローラとの間において、前記支持部材の前記複数の分配ローラと同じ側にそれぞれ配置された複数の糸掛けガイドと、をさらに備えており、前記第2ゴデッドローラは、前記複数の分配ローラの配列方向に関する外側に配置されており、前記複数の分配ローラは、基端側に対して先端側が前記第2ゴデッドローラに近づくように傾いていることが好ましい。これによると、第2ゴデッドローラの先端側の糸から基端側の糸に向かうにつれて、第2ゴデッドローラに近い分配ローラから順に糸を架け渡すことになる。このとき、複数の糸のうち最も手前の扱いやすい糸から順に、第2ゴデッドローラに近い分配ローラに糸掛けできるため、他の糸が邪魔になることなく、容易に糸掛けを行うことができる。
【発明の効果】
【0010】
複数の分配ローラは、糸巻取装置の巻取軸に沿って並んでいる。また、複数の分配ローラの軸芯は、糸巻取装置の巻取軸と直交する方向に対して所定角度をなすように傾いたゴデッドローラの軸芯と平行である。これにより、ゴデッドローラに巻き掛けられた複数の糸は平行に走行して屈曲することなく複数の分配ローラに架け渡される。したがって、複数の糸を屈曲させることなく糸巻取装置に送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の一実施形態に係る紡糸巻取機の正面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る紡糸巻取機の側面図である。
【図3】糸道の説明をする図であり、(a)は図1を上方から見たときの概略平面図であり、(b)は(a)の部分的な模式図である。
【図4】変形例における図3(a)相当の図である。
【図5】従来例における図3(a)相当の図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
次に、本発明の実施形態について説明する。図1は、紡糸巻取機の正面図である。図2は、紡糸巻取機の側面図である。図1及び図2に示すように、紡糸巻取機1は、上方にある紡糸機2から連続的に供給される複数の糸10を搬送ユニット4を介して下方の巻取ユニット3に送り、この巻取ユニット3で巻き取る。
【0013】
図1及び図2に示すように、紡糸機2は、複数の糸10を紡糸するとともに、紡糸された複数の糸10を図1の紙面垂直方向(Y方向)に等間隔に配列させて下方に搬出する。
【0014】
巻取ユニット3(糸巻取装置)は、紡糸機2の下方に配置されており、搬送ユニット4を介して紡糸機2から供給された複数の糸10を、複数のボビンBにそれぞれ巻き取って複数のパッケージPを形成する。図1及び図2に示すように、巻取ユニット3は、本体フレーム5と、本体フレーム5に回転可能に設けられた円板状のターレット6と、ターレット6に一端が支持され、複数のボビンBが軸方向に沿って直列に装着される2本のボビンホルダ7(巻取軸)と、ボビンホルダ7に装着された複数のボビンBの上方にそれぞれ配置され、ボビンBに巻き取られる糸10を綾振る複数のトラバースガイド8と、本体フレーム5に対して上下方向に移動可能であり、ボビンホルダ7に装着されたボビンBに接触するコンタクトローラ9などを備えている。
【0015】
巻取ユニット3は、ボビンホルダ7が図示しない駆動モータの駆動により回転することで、このボビンホルダ7に装着された複数のボビンBを回転させ、回転する複数のボビンBにそれぞれ糸10を巻き取る。このとき、ボビンBに巻き取られる糸10は、その直前にトラバースガイド8によって、後述するガイド17を支点としてボビンBの軸方向(Y方向と直交するX方向)に綾振りされ、ボビンBの軸方向に均等に巻き取られる。また、コンタクトローラ9は、ボビンBへの糸巻取時に、パッケージPに所定の接圧を付与しながら回転して、パッケージPの形状を整える。
【0016】
次に、搬送ユニット4について説明する。図1及び図2に示すように、紡糸巻取機1は、巻取ユニット3よりも図1における紙面奥方向に配置された枠状のフレーム14と、紡糸機2から供給された複数の糸10を引き取る2つのゴデッドローラ11、12(第1ゴデッドローラ及び第2ゴデッドローラ)と、下流側のゴデッドローラ12に巻き掛けられた複数の糸10を巻取ユニット3のボビンホルダ7に装着されたボビンBにそれぞれ分配する複数の分配ローラ13などを備えている。
【0017】
2つのゴデッドローラ11、12は、巻取ユニット3の本体フレーム5の上方において、フレーム14に設置された支持部材16に回転可能に支持されており、図示しない駆動モータによって駆動される駆動ローラである。ゴデッドローラ11は、紡糸機2の下方に配置され、ゴデッドローラ12は、ゴデッドローラ11よりも上方に配置されている。
【0018】
複数の分配ローラ13は、複数のトラバースガイド8の上方において、フレーム14に設置された支持板15に回転可能に支持され、ボビンホルダ7の軸方向に等間隔に並んで配置されており、糸10の走行にともなって回転する従動ローラである。複数の分配ローラ13は、下流側のゴデッドローラ12よりも下方であって、複数のトラバースガイド8及びボビンホルダ7に装着された複数のボビンBの真上に配置されている。各分配ローラ13から分配された糸10は、離反ポイントC(図3(a)参照)の位置で離反して、真下の対応するトラバースガイド8を介して、さらに真下のボビンBに巻き取られる。
【0019】
図3(a)に示すように、下流側のゴデッドローラ12は、複数の分配ローラ13の離反ポイントCが並ぶ直線Aよりも支持板15側(図3(a)の右方)に配置されている。そして、ゴデッドローラ12の軸芯12aは、ボビンホルダ7と直交する方向(Y方向)に対して所定角度θをなすように傾いている。この所定角度θは、隣接する2つの分配ローラ13の離反ポイントCの距離L(すなわちボビン間ピッチ)と、ゴデッドローラ12に巻き掛けられて並ぶ糸ピッチlとから決定される。ボビン間ピッチは、固有の値であるため、所定角度θは、糸ピッチlに比例している。なお、糸ピッチlは、大きすぎると、ゴデッドローラ12が長くなりすぎてしまい、小さいすぎると、糸10同士が接触するおそれがあるため、本実施形態においては3〜5mmであることが好ましい。そして、上流側のゴデッドローラ11の軸芯11aは、下流側のゴデッドローラ12の軸芯12aと平行となっている。また、複数の分配ローラ13は、直線Aに沿って並んだまま、その軸芯13aがゴデッドローラ12の軸芯12aと平行になるように傾いている。
【0020】
一般的に、2つのローラ間での糸10の架け渡し(例えば、本実施形態では、ゴデッドローラ12から分配ローラ13への糸10の架け渡し)のときに、2つのローラが平行に対向していないと、糸道に屈曲が生じてしまう。なお、屈曲とは、ローラのような回転するものでの曲がりではなく、強引に糸道を変えたときに生じる曲がりのことである。すると、屈曲した糸10は、ローラの軸方向に摺動するため、ローラから外れないように、各ローラの側面に糸10が屈曲しない方向に移動するのを規制するフランジやローラの手前に規制ガイドが必要となる。
【0021】
しかしながら、糸10はフランジに接触すると損傷してしまうとともに、糸10のフランジへの接触圧力により、フランジの温度が上昇することになり、フランジの熱により糸10の物性が変化してしまうことがある。近年、これらの影響は、糸10を構成する複数のフィラメントが極細繊維となってくるにともない顕著になっている。そこで、2つのローラ間での糸10の架け渡しのときには、糸道に屈曲が生じていないことが好ましい。
【0022】
本実施形態では、紡糸機2から供給され、Y方向に配列した複数の糸10は、下方に搬出され、まず、ゴデッドローラ11の軸芯11aに沿って並んで巻き掛けられる。このとき、紡糸機2からゴデッドローラ11までの糸道には若干の屈曲が生じてしまうが、紡糸機2からゴデッドローラ11までの距離は非常に大きいため、この屈曲は問題とならないほどに非常に小さなものである。
【0023】
そして、図3に示すように、ゴデッドローラ11の軸芯11aとゴデッドローラ12の軸芯12aは平行であるため、ゴデッドローラ11に巻き掛けられた複数の糸10は、糸道に屈曲が生じることなく、斜め上に平行に走行しながらゴデッドローラ12に架け渡される。
【0024】
その後、ゴデッドローラ12の軸芯12aは、複数の分配ローラ13の配列方向(X方向:直線A)に対して傾いており、且つ、複数の分配ローラ13の軸芯13aは、ゴデッドローラ12の軸芯12aと平行であるため、ゴデッドローラ12に巻き掛けられた複数の糸10は、糸道に屈曲が生じることなく、斜め下に平行に走行して複数の分配ローラ13にそれぞれ架け渡される。そして、複数の分配ローラ13に架け渡された複数の糸10は屈曲することなく、下方の巻取ユニット3に搬送される。
【0025】
このように、本実施形態によると、複数の分配ローラ13は、巻取ユニット3のボビンホルダ7の軸方向に沿って並んでいる。また、複数の分配ローラ13は、巻取ユニット3のボビンホルダ7と直交する方向に対して所定角度θ傾いたゴデッドローラ12の軸芯12aと平行である。したがって、複数の糸10を屈曲させることなく、平行に走行させて、ゴデッドローラ12から複数の分配ローラ13にそれぞれ架け渡し、巻取ユニット3に搬送することができる。したがって、糸10に損傷が生じたり、糸10が物性変化したりするのを防止することができる。
【0026】
また、ゴデッドローラ12に巻き掛けられた複数の糸10を複数の分配ローラ13にそれぞれ架け渡すときには、初期動作として、ユーザが、ゴデッドローラ12に巻き掛けられた複数の糸10をサクションノズルで吸引捕捉し、分配ローラ13のすぐ下方にあるガイド17に1本ずつ糸掛けする必要がある。このガイド17は図2の右方を向いており、且つ、図2の紡糸巻取機1や巻取ユニット3の左方にはゴデッドローラ11、12の駆動モータなどを支持するフレーム14などが存在するため、ユーザは、図2における巻取ユニット3の右方からガイド17に対して糸掛けを行う。
【0027】
このとき、図3に示すように、ゴデッドローラ12の先端側が、X方向に関して複数の分配ローラ13から離れる方向に傾いており、ゴデッドローラ12に巻き掛けられた複数の糸10を交差させずに平行に走行させて複数の分配ローラ13に架け渡そうとすると、ゴデッドローラ12の先端側の糸10から基端側の糸10に向かうにつれて、ゴデッドローラ12に近い分配ローラ13から順に糸10を架け渡すことになる。
【0028】
これにより、ユーザは、ゴデッドローラ12に近い分配ローラ13に対応するガイド17からゴデッドローラ12から離れる方向に順に糸掛けを行うことで、サクションノズルに吸引捕捉された複数の糸10のうち最も手前の扱いやすい糸10から順に、ゴデッドローラ12に近い分配ローラ13に糸掛けできるため、他の糸10が邪魔になることなく、容易に糸掛けを行うことができる。
【0029】
次に、上述した実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。ただし、上述した実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
【0030】
本実施形態においては、図3に示すように、ゴデッドローラ12は、基端側に比べて先端側がX方向に関して分配ローラ13から遠ざかるように斜めに傾いており、ゴデッドローラ12の先端側の糸10から基端側の糸10に向かうにつれて、ゴデッドローラ12に近い分配ローラ13から順に糸10が掛け渡されていたが、図4に示すように、基端側に比べて先端側がX方向に関して分配ローラ13に近づくように斜めに傾いており、ゴデッドローラ12の基端側の糸10から先端側の糸10に向かうにつれて、ゴデッドローラ12に近い分配ローラ13から順に糸10が掛け渡されていてもよい。
【符号の説明】
【0031】
1 紡糸巻取機
3 巻取ユニット
4 搬送ユニット
7 ボビンホルダ
10 糸
11、12 ゴデッドローラ
13 分配ローラ
B ボビン


【特許請求の範囲】
【請求項1】
紡糸部から送出された複数の糸を糸巻取装置の巻取軸に沿って直列に装着された複数のボビンにそれぞれ巻き取る紡糸巻取機であって、
前記紡糸部から送出された糸の糸道に沿って順に配置され、前記複数の糸がその軸芯に沿って並んで巻き掛けられる、第1ゴデッドローラ及び第2ゴデッドローラと、
前記糸巻取装置の前記巻取軸に沿って並べられ、前記巻取軸に装着された前記複数のボビンに、前記第2ゴデッドローラに送られた複数の糸をそれぞれ分配する複数の分配ローラと、を備えており、
前記第2ゴデッドローラの軸芯は、前記糸巻取装置の前記巻取軸と直交する方向に対して所定角度をなすように傾いており、
前記複数の分配ローラの軸芯は、前記糸巻取装置の前記巻取軸に沿って並んだまま、前記第2ゴデッドローラの軸心と平行になるように前記直交する方向に対して傾いていることを特徴とする紡糸巻取機。
【請求項2】
前記第1ゴデッドローラの軸心は、前記第2ゴデッドローラの軸芯と平行になるように前記直交する方向に対して傾いており、
前記紡糸部は、前記直交する方向に沿って並んだ複数の糸を送出しており、前記第1ゴデッドローラの上方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の紡糸巻取機。
【請求項3】
前記複数の分配ローラの基端部を支持する支持部材と、
糸の糸道に沿った前記巻取軸と前記複数の分配ローラとの間において、前記支持部材の前記複数の分配ローラと同じ側にそれぞれ配置された複数の糸掛けガイドと、をさらに備えており、
前記第2ゴデッドローラは、前記複数の分配ローラの配列方向に関する外側に配置されており、
前記複数の分配ローラは、基端側に対して先端側が前記第2ゴデッドローラに近づくように傾いていることを特徴とする請求項1または2に記載の紡糸巻取機。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−179132(P2011−179132A)
【公開日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−43752(P2010−43752)
【出願日】平成22年3月1日(2010.3.1)
【出願人】(502455511)TMTマシナリー株式会社 (91)
【Fターム(参考)】