説明

紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置

【課題】粘り気のある綿糖等の付着物を極めて効果的にドラフトロ−ラから除去するように構成し、以て、紡績作業の省力化を図り、作業効率の向上を図るようにしたドラフトローラのクリーニング装置を提供すること。
【解決手段】回転中のドラフトローラの外周面に、当該ドラフトローラの軸方向にのびるパッド体17を接触させて、ドラフトローラの外周面をクリーニングするものであって、前記クリーニング装置は、前記パッド体を前記ドラフトローラの外周面に当接する第1の位置P1から前記ドラフトローラの外周面から離れた第2の位置P2へ移動させるための移動手段12を備えており、前記移動手段が、前記ドラフトローラの下流側に設けてある紡績ノズル20の動きに連動し、紡糸停止時に前記パッドをドラフトローラの外周面から離反させるようにしたドラフトローラのクリーニング装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、繊維束を延伸しながら下流側へ搬送するように構成したドラフト装置に関するものであり、特に、当該ドラフト装置におけるドラフトローラに付着した綿糖、風綿あるいはゴミ等の付着物を除去するための紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
周知のように、ドラフト装置は、図4および図5に示すように、ドラフト装置Dおよびその下流側にある紡績部Spを有するものからなり、紡績機等の糸製造装置の他、粗紡機、練条機等の繊維機械に設けられている。これらの一例として、紡績機におけるドラフト装置Dは、繊維送り手段の対となる複数対のドラフトローラによって構成されている。このドラフトローラは、スライバLをドラフトするためのもので、例えば、フロントローラRf、エプロンeを有するセカンドローラRs、サードローラRtおよびバックローラRbにより構成されており、そのいずれもがトップローラRf2、Rs2、Rt2およびRb2と、ボトムローラRf3、Rs3、Rt3およびRb3との組み合わせによるものである。このトップローラRf2、Rs2、Rt2およびRb2とボトムローラRf3、Rs3、Rt3およびRb3とは、互いに接触し、互いに逆方向に回転するものである。したがって、スライバLをそのトップローラRf2、Rs2、Rt2およびRb2とボトムローラRf3、Rs3、Rt3およびRb3との間に導き、トップローラRf2、Rs2、Rt2およびRb2とボトムローラRf3、Rs3、Rt3およびRb3によってスライバLをドラフトすることができるようになっていて、ドラフトされた繊維束がドラフト装置DのフロントローラRfから排出されるようになっている。
【0003】
上記するようなドラフト装置Dでは、スライバLのドラフト期間中に、各ドラフトローラに対して、綿糖、風綿あるいはゴミ等の付着物が付着堆積してしまい、スライバのドラフト処理に多くの支障をきたすものであった。この問題点を解決する目的において、特許文献1に開示されているもののようなフロントボトムローラのためのクリーニング機構が提供されている。この特許文献1に開示されているクリーニング機構は、糸切れ時などの繊維屑を吸引するべくフロントボトムローラ1の下側に配置され、その吸引孔から、吸引気流を生じるようにしてあるニューマフルート20において、その吸引孔の後部にフロントボトムローラ1の外周面をクリーニングするクリアラパッド23を取り付けた構造のものである。
【0004】
この特許文献1に開示されているクリーニング機構では、ドラフトローラの外周面にパッドなどのクリーニング部材を接触させる場合、 特に高速回転するフロントボトムローラの場合、パッドとローラ表面間にファイバーなどが付着堆積してしまい、このかたまりが突発的にパッドから離れ、フロントトップローラとフロントボトムローラとの間に巻き込まれたとき、糸切れを誘発することがある。この問題点を解決するため、上記特許文献1のものでは、クリアラパッド23を間歇的にフロントボトムローラ1から離反させるための揺動装置32の構成が開示されている(図3参照)。しかしながら、この揺動装置32は、専ら、上記目的のために特別に設けた機構であって、極めて複雑な構造でなるドラフトローラ装置にあって、その限られた空間部分を有効的に利用し、コンパクト化を図るものとしては極めて不適当なものであった。
【0005】
さらに、従来のドラフトローラクリーニング装置では、ローラに巻き付いた繊維を効率よく回収することができず、クリーナとしての機能は不十分なものであった。特に、綿の割合を多く含む原料を使用した場合、綿固有の綿糖と呼ばれる若干粘り気を有する物質がスライバLに含まれているものであり、また、ポリエステルなどの合繊100%の原料を使用した場合、油剤に起因するドラフトローラへの巻き上がりが発生してしまうことがあり、このようなローラにこびり付きやすい物質を含有する原料では、クリーニング効果は殆ど認められないものであった。要するに、トップローラに付着した綿糖を拭き取って取り除くための効果的なトップローラクリーニング装置はなかった。
【0006】
【特許文献1】実開平6−4080号公報(要約、図1および図3)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、この発明は、上記する従来技術の問題点を解消すべくなしたものであって、特に重要な要素は、粘り気のある綿糖等の付着物を極めて効果的にドラフトロ−ラから除去するように構成し、以て、紡績作業の省力化を図り、作業効率の向上を図るようになした紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置を提供するものである。
【0008】
さらに、この発明では、極めて複雑な構造でなるドラフトローラ装置にあって、その限られた空間部分を有効的に利用するとともに、特に高速回転するフロントボトムローラに対して有利に作用し、パッドとローラ表面間に付着堆積するファイバーなどを省力的に且つ確実に取り除くことができる紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明は、上記する目的を達成するにあたって、具体的には、回転中のドラフトローラの外周面に、当該ドラフトローラの軸方向にのびるパッド体を接触させて、ドラフトローラの外周面をクリーニングするドラフトローラクリーニング装置であって、前記クリーニング装置は、前記パッド体を前記ドラフトローラの外周面に当接する第1の位置から前記ドラフトローラの外周面から離れた第2の位置へ移動させるための移動手段を備えており、前記移動手段が、前記ドラフトローラの下流側に設けてある紡績ノズルの動きに連動し、紡糸停止時に前記パッドをドラフトローラの外周面から離反させるようにしたことを特徴とする紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置を構成するものである。
【0010】
さらに、この発明において請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置であって、前記パッド体の幅寸法Wが、前記ドラフトローラ上におけるファイバーの糸道幅より大きく、前記ドラフトローラの軸方向長さ寸法より小さいものであることを特徴とするものである。
【0011】
さらにまた、この発明において請求項3に記載の発明は、請求項1あるいは請求項2に記載の紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置であって、前記パッド体が、紡績機機体に対して揺動自在に支持されている揺動部材の一端側に着脱自在に取り付けられているものからなることを特徴とするものである。
【0012】
さらにまた、この発明において請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置であって、前記パッド体が、ゴム、軟質樹脂あるいは不織布などを素材とするものからなることを特徴とする。
【0013】
さらにまた、この発明において請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置であって、前記パッド体が前記ドラフトローラの外周面から離れた第2の位置にあるとき、前記ドラフトローラと前記パッド体との間の付着堆積物を回収するための吸引コレクターを設けたことを特徴とするものである。
【0014】
さらにまた、この発明において請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置であって、前記ドラフトローラが、フロントボトムローラであることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0015】
この発明になる紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置によれば、パッド体をドラフトローラの外周面に当接する第1の位置からドラフトローラの外周面から離れた第2の位置へ移動させるための移動手段を備え、移動手段が、ドラフトローラの下流側に設けてある紡績ノズルの動きに連動して、紡糸停止時にパッドをドラフトローラの外周面から離反させるようにしたことにより、極めて複雑な構造でなるドラフトローラ装置にあって、その限られた空間部分を有効的に利用するとともに、パッドとローラ表面間に付着堆積するファイバーなどを省力的に且つ確実に取り除くことができ、その点において極めて有効に作用するものといえる。
【0016】
さらに、この発明になる紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置によれば、パッド体がドラフトローラの外周面から離れた第2の位置にあるとき、ドラフトローラとパッド体との間に付着堆積している付着堆積物を回収するための吸引コレクターを設けたことにより、粘り気のある綿糖などの付着堆積物を確実に排除した状態でドラフトローラのクリーニングをすることができ、その点においても極めて有効に作用するものといえる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、この発明になる紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置について、図面に示す具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。図1Aは、ドラフト装置に対してこの発明になるクリーニング装置を組み合わせてなる紡績機の要部概要を概略的に示す側面図であり、図1Bは、図1Aにおける矢印1Bの方向からみた概略的な側面図である。図2は、当該クリーニング装置におけるパッド移動手段の作動態様の詳細を示すものであって、図2Aは、パッド体がドラフトローラに接する第1の位置をとる状態を示す概略的な側面図であり、図2Bは、パッド体がドラフトローラから離遠する第2の位置をとる状態を示す概略的な側面図である。図3は、当該クリーニング装置のための組立体の具体的な一実施例を示す概略的な斜視図である。
【0018】
先ず、この発明が適用される空気紡績機について説明する。図5に示すように、この空気紡績機は、紡績ユニットUが横設方向に多数配列された構成となっており、スライバLがドラフト装置Dに送られ紡績部Spにより紡績糸Yに形成された後、該紡績糸Yは、ニップローラRnおよびスラブキャッチャーZなどを経て巻き取り部Wに巻き取られる構成のものである。参照符号Pは、糸継ぎを行なうサービス台車であり、紡績機の長手方向に沿って紡績機の内部下方を、図5中、左右に走行するように構成されている。
【0019】
ドラフト装置Dは、図1に示すように、バックローラRb、サードローラRt、エプロンeを有するセカンドローラRsおよびフロントローラRfからなる所謂4線式のドラフト装置であって、それぞれ一対のトップローラRf2、Rs2、Rt2およびRb2と、ボトムローラRf3、Rs3、Rt3およびRb3とによって構成されているものである。このドラフト装置Dは、スライバガイドTを経て供給されるスライバLを所定の細さに引き延ばす装置であって、各ローラの回転速度、即ち、バックローラRbの回転速度V1、サードローラRtの回転速度V2、セカンドローラRsの回転速度V3、フロントローラRfの回転速度V4を、V1<V2<V3<V4にすることによってドラフトを行なう。所定の細さにドラフトされたスライバLは、紡績ノズルを含む紡績部Spに供給され、該紡績部Spにおいて紡績糸Yに形成される。
【0020】
この発明になるクリーニング装置CDは、図1〜図3に示すように、回転中のフロントボトムローラRf3の外周面に、当該フロントボトムローラRf3の軸方向にのびるパッド体17を接触させ、このパッド体17によってフロントボトムローラRf3の外周面をクリーニングするものである。前記クリーニング装置CDは、図3に示すようなクリーニング装置組立体11と、このクリーニング装置組立体11を移動させるための移動手段12とを含むものからなっている。図2および図3に示す具体的な実施例になるクリーニング装置組立体11は、紡績機機体の一部13に対して直接的に取り付けられるクリップ部材14と、前記クリップ部材14の一端に設けてある枢支連結部15を介して揺動自在に支持されている揺動部材16とを含むものからなっている。前記揺動部材16は、前記枢支連結部15に対して、その一端側16aに、パッド体17を着脱自在に取付けるためのパッド体取付部材18が配設されるようになっており、その他端側16bに、板ばね19の一端19aを固定支持している。前記板ばね19の自由端19bは、前記クリップ部材14の側面14aに当接していて、前記揺動部材16を、前記枢支連結部15のまわりに時計方向に復帰させる付勢体として機能する。
【0021】
前記パッド体17は、板状に成形したものからなっており、ゴム、軟質樹脂あるいは不織布などを素材とするものである。前記パッド体の幅寸法W1 は、図1Bに示すように、前記フロントボトムローラRf3上におけるファイバーの糸道幅W0 より大きく、前記フロントボトムローラRf3の軸方向長さ寸法L0 より小さいものである(W0 <W1 <L0 )。
【0022】
一方、この発明において、前記移動手段12は、前記パッド体17を前記フロントボトムローラRf3の外周面に当接する第1の位置P1(図2A参照)から、前記フロントボトムローラRf3の外周面から離れた第2の位置P2(図2B参照)へ移動させるためのものである。特に、この発明では、前記移動手段12は、前記フロントボトムローラRf3の下流側に設けてある紡績ノズル20の動きに連動し、紡糸停止時に前記パッド体17を前記フロントボトムローラRf3の外周面から離反させるようにしてある。すなわち、この発明では、糸切れなどの状況時に、前記紡績ノズル20を、図2Aの状態から図2Bの状態に、枢支点21のまわりに、反時計方向に回動して作業空間を作る際に、この移動を利用して前記クリーニング装置組立体11を作動して、前記パッド体17を前記フロントボトムローラRf3の外周面に当接する第1の位置P1から、前記フロントボトムローラRf3の外周面から離れた第2の位置P2へ移動させる。
【0023】
図2および図3に示す実施例において、前記紡績ノズル20には、押動アーム部材22が取り付けられていて、前記押動アーム部材22の自由端22aは、前記クリーニング装置組立体11における揺動部材16の重量化端側16bに当接している。まず、図2Aに示すように、紡糸運転中には、前記紡績ノズル20が定位置にあり、前記クリーニング装置組立体11における揺動部材16は、板ばね19に反抗して反時計方向に押動され、前記パッド体17がフロントボトムローラRf3の外周面に当接する第1の位置P1をとり、フロントボトムローラRf3の外周面をクリーニングする。
【0024】
紡糸運転中に糸切れなどが生じた場合、紡糸が停止され、前記紡績ノズル20が定位置から反時計方向に移動され作業空間を作る。この紡績ノズル20の回動操作に連動して、前記押動アーム部材22が退動するにともない、前記揺動部材16は、付随する板ばね19の付勢力により、時計方向に回動して、前記パッド体17がフロントボトムローラRf3の外周面から離れる。このときに、前記フロントボトムローラRf3の下部に位置する吸引コレクター23によって堆積した風綿のかたまりが回収される。
【0025】
この発明では、前記パッド体17によりフロントボトムローラRf3の外周面をクリーニングしている間に両者間に付着堆積したファイバー屑などを吹き飛ばすことをより確実にするためのエア吹き付け手段を設けておくこともできる。このエア吹き付け手段は、前記パッド体17がフロントボトムローラRf3の外周面から離れている間に作動するように操作される。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】図1Aは、ドラフト装置に対してこの発明になるクリーニング装置を組み合わせてなる紡績機の要部概要を概略的に示す側面図であり、図1Bは、図1Aにおける矢印1Bの方向からみた概略的な側面図である。
【図2】図2は、当該クリーニング装置におけるパッド移動手段の作動態様の詳細を示すものであって、図2Aは、パッド体がドラフトローラに接する第1の位置をとる状態を示す概略的な側面図であり、図2Bは、パッド体がドラフトローラから離遠する第2の位置をとる状態を示す概略的な側面図である。
【図3】図3は、当該クリーニング装置のためのクリーニング装置組立体の具体的な一実施例を示す概略的な斜視図である。
【図4】図4は、従来の典型的なドラフト装置を組み合わせてなる紡績機の要部概要を示す概略的な側面図である。
【図5】図5は、この発明が適用される紡績機の全体を示す正面図である。
【符号の説明】
【0027】
Rf フロントローラ
Rs セカンドローラ
Rt サードローラ
Rb バックローラ
D ドラフト装置
L スライバ
Sp 紡績部
Rf2、Rs2、Rt2、Rb2 トップローラ
Rf3、Rs3、Rt3、Rb3 ボトムローラ
CD クリーニング装置
11 クリーニング装置組立体
12 移動手段
13 紡績機機体の一部
14 クリップ部材
15 枢支連結部
16 揺動部材
17 パッド体
18 パッド体取付部材
19 板ばね
20 紡績ノズル
21 枢支点
22 押動アーム部材
23 吸引コレクター
P1 ローラに当接する第1の位置
P2 ローラから離れる第2の位置
W1 パッド体の幅寸法
W0 糸道の幅寸法
L0 フロントボトムローラの長さ寸法

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転中のドラフトローラの外周面に、当該ドラフトローラの軸方向にのびるパッド体を接触させて、ドラフトローラの外周面をクリーニングするドラフトローラクリーニング装置であって、前記クリーニング装置は、前記パッド体を前記ドラフトローラの外周面に当接する第1の位置から前記ドラフトローラの外周面から離れた第2の位置へ移動させるための移動手段を備えており、前記移動手段が、前記ドラフトローラの下流側に設けてある紡績ノズルの動きに連動し、紡糸停止時に前記パッドをドラフトローラの外周面から離反させるようにしたことを特徴とする紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置。
【請求項2】
前記パッド体の幅寸法Wが、前記ドラフトローラ上におけるファイバーの糸道幅より大きく、前記ドラフトローラの軸方向長さ寸法より小さいものであることを特徴とする請求項1に記載の紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置。
【請求項3】
前記パッド体が、紡績機機体に対して揺動自在に支持されている揺動部材の一端側に着脱自在に取り付けられているものからなることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置。
【請求項4】
前記パッド体が、ゴム、軟質樹脂あるいは不織布などを素材とするものからなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置。
【請求項5】
前記パッド体が前記ドラフトローラの外周面から離れた第2の位置にあるとき、前記ドラフトローラと前記パッド体との間の付着堆積物を回収するための吸引コレクターを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置。
【請求項6】
前記ドラフトローラが、フロントボトムローラであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の紡績機におけるドラフトローラのクリーニング装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate