説明

紫照明付き安全マスク

【課題】暗いところでも常時ウイルスの殺菌効果があり、マスクが汚れたら分離して洗濯できる安全マスクを提供する。
【解決手段】マスク4とは別個に照明装置が容易に着脱できる構造とし、紫の照明が発生させる小型の電球やLED等の照明を設置し、紫色が点灯するように電源2を有した装置をマスク4表面にドッキングさせる。マスク4表面は紫の照明で紫の可視光線と不可視光線の紫外線波長が照射される。この紫外線の波長の特性を応用してマスク4表面のウイルスを殺菌する。マスク4裏側は紫外線の影響及び皮膚への弊害を考慮して、紫外線が中和する色彩、又は波長が届かないガーゼや布等の素材で覆う構造とする。マスク4と照明装置は単体で容易に着脱出来る構造からなっており、マスク4が汚れたら切り離して洗濯ができるので常に清潔で使用できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は近年呼吸によるウイルスの空気感染でインフレインザ等が多発している、このウイルスの人体侵入を防ぐ為には、紫外線でウイルスを殺菌するしかないと言われており。紫外線がウイルスを殺菌する威力があることは周知である。現在大気中の紫外線を活用してウイルスを殺菌して抜群の効果を上げているマスクは下記に記している引例が2例ほどあるが、日没や消灯時間には紫外線の効果はなくなりウイルスの侵入は仕方がないという大きな欠点があった。そこで本発明者は日没や消灯しても電気の力を活用してマスク表面を紫色に‐照明する器具を用いて紫外線の波長を取り入れてウイルスを殺菌することを特徴とした紫外線照明マスクを発明した。マスクと照明装置は別個として容易に着脱出来る構造とする。マスクが汚れたら照明装置と着脱して洗濯し常に清潔な状態で使用する。以上のような特徴を有し、且つ体内に有害なウイルスを紫の可視光線とその外側に付属している不可視光線の紫外線が透過する波長の特性を活用した小型の電球及びLEDなどから発生する紫色の照明器具をマスクの表面に設置すれば、暗いところでも紫色が点灯してマスクの表面を常時紫外線が照射する、ウイルスは紫外線には全く抵抗力がないので簡単に殺菌される。またマスクと紫の照明装置は簡単に着脱できる構造とし、マスクが汚れたら分離して洗濯をすればいつも新鮮で清潔な状態で着用できる。「紫照明付きマスク」をここに出願するものである。
【背景技術】
【0002】
「特許文献1」は炭素繊維で作成された白いマスクに酸化チタンを展着させた白いマスクの表面から大気中の太陽光線や照明光線が照射される紫外線と、炭素繊維の白いマスクに展着されている酸化チタンが紫外線と光触媒が化学反応を起こしてウイルスを殺菌する原理が「特許文献1」である。
「特許文献2」は紫色で作成した紫色のマスクを介して、紫の可視光線と不可視光線の近紫外線の波長が透過する。その紫と紫外線の波長の特性を応用してウイルス殺菌する原理のマスクが、「特許文献2」である。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−197711
【特許文献2】特開2008−101918
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記、呼吸によるインフェインザ等を予防する従来課題のマスクは全て、現在猛威を振るっているウイルスを殺菌するマスクは上記に2例があり、その1つは「特許文献1の特開2000−197711」(以下引例1という)がある、その原理は炭素繊維で作成された白いマスクに酸化チタンを展着し、大気中の紫外線と酸化チタンが光触媒の化学反応を利用してウイルスを殺菌する原理構造のマスクがある。もう1つは「特許文献2の特開20008−101918」(以下引例2という)があり紫のマスクを作成し、その紫の持つ特性で可視光線と不可視光線の近紫外線が持つ波長の特性を応用してウイルスを殺菌し、マスク裏側には紫外線が直接皮膚に浸透しない構造のしたマスクがある。上記に記した引例1並びに引例2のマスクは、太陽光線や電気照明が点灯いるときは威力を発揮するが、日没や照明を消灯してしまえば紫外線によるウイルスの殺菌効果等は皆無となる。そこで本発明者はマスクの表面に紫色の小型の照明器具を設置し、その紫色の照明から発生する紫の可視光線とそこに付属している紫外線の特性の波長を応用してウイルスを殺菌できることを特徴とした原理であれば日没や消灯などに左右されることなくウイルスを常時殺菌することが出来るものである。マスク表面に設置する紫色発光体の電源は乾電池あるいはソーラ電源又は100Vを変革した電源あるいはバッテリーに蓄電された電源を用いてもよい。以上のような構造に出来ている本願の発明により紫の照明を点灯する電球はLED照明等を用いれば電力消費が少ないので都合が良い、紫色の可視光線と不可視光線の紫外線の波長の特性によりマスク表面のウイルスは常時殺菌されているので、常に清潔な空気を呼吸できる。マスク裏側(呼吸側)紫外線の影響を考慮し、紫外線の波長が中和する色彩の素材あるいは、紫外線の波長が届かないガーゼ等の素材で覆えば皮膚への影響はない。またマスクと照明装置は別個とし、簡単に着脱できる構造とし、マスクが汚れたら分離して洗濯し清潔にして紫の照明装置とセットする。以上のような構造のしたのが本願である。
【問題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記目的を達成するために、紫の電球やLEDの小型照明を電気の力で点灯させ「紫の可視光線次不可視光線の紫外線野波長の持つ特性」を応用してウイルスが呼吸器系統侵入することを防御することを目的とし、マスク表面を紫外線の波長で殺菌するものであって、電気の力で紫外線を発生させるのであるから、従来のマスクは大気中の紫外線を活用しているので日没や消灯によりウイルスの侵入を阻止することが出来ないという欠点を解消し、24時間フルにウイルスの侵入を阻止することのできるマスクが本願である。
【006】
上記解決手段によりウイルスの侵入を24時間阻止することが出来るので健康増進の見地からも、この世に貢献できる発明が本願である。
【発明の効果】
【0007】
前述のように本発明はマスク表面に紫色が点灯する小型の電球又はLED照明などを設置し電気の力を活用して紫色の照明が点灯すれば、そこから発生する照明は紫の可視光線と不可視光線の紫外線が発生する、その紫外線の波長にはウイルスは対抗できないので殺菌される。マスク表面にはウイルスは存在しなくなるので、呼吸器系統からウイルスは侵入しない。すなわちマスク表面に設置されている紫色の小型照明を24時間点灯させれば、24時間フルにウイルスの侵入を防御することなる。またマスクと紫の照明装置が簡単に着脱出来る構造になっているので、マスクが汚れたら簡単に分離して洗濯が出来るのでいつも清潔で新鮮な状態で着用することが出来る。以上のような特徴とした発明が本願である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】は本発明の紫照明装置正面図
【図2】はマスクに紫照明装置着脱用を設置した正面図
【図3】は[図1]と[図2]をドッキングさせて紫色の光が点灯していること示す正面図。
【図4】は本発明裏側(呼吸側)正面図
【図5】は本発明の照明マスクを装着したことを示す斜視図
【符号の説明】
【0009】
(1)紫照明器具(2)電源、(3)マジックテープ(4)マスク(5)乾電池(6)ゴム紐(7)紫色光(8)ガーゼ(9)ウイルス(10)紫外線を照射されて死滅したウイルス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マスクと照明装置を別個に容易に着脱できる構造とし、紫色の照明が発生させる小型の電球やLED等の照明を設置し、紫色が点灯するように電源を有した装置をマスク表面にドッキングさせる。マスク表面は紫色の照明で紫の可視光線と不可視光線の紫外線の波長が照射される、その波長の特性を応用して、マスク表面のウイルスを殺菌する。マスク裏側は紫外線の影響及び皮膚への弊害を考慮して、紫外線が中和する色彩、又は波長が届かない布やガーゼ等の素材で覆う構造とする。ウイルスは紫外線に対しては何の抵抗力は持ちえないので、紫外線を照射されると簡単に殺菌される。マスクと照明装置は単体で容易に着脱できる構造からなっており、マスクが汚れたら分離して洗濯が出来るので常に清潔で新鮮なマスクを使用できることを特徴とした「紫照明付き安全マスク」をここに提供する。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−139478(P2012−139478A)
【公開日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−11377(P2011−11377)
【出願日】平成23年1月4日(2011.1.4)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
【出願人】(506314106)有限会社日新電気 (18)
【Fターム(参考)】