組成物および組成物の製造方法
本発明は、組み換えCTLA4−Igおよびその変異体を生産し得る哺乳類細胞を提供する。また本発明は、CTLA4−Igを含む組成物およびその製剤を提供する。さらに本発明は、この組み換えタンパク質を生産し得る哺乳類細胞からCTLA4−Igを大量生産するため、およびCTLA−Igを精製するための方法を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
CTLA4−Ig分子の単離した集団を含む組成物を液体培地から得る方法であって、前記培地がCTLA4−Ig分子の初期集団を含み、(1)初期集団のCTLA4−Ig分子が1つまたは複数のシアル酸残基を有し、(2)CTLA4−Ig分子1個あたりのシアル酸残基の数が初期集団内で異なり、(3)初期集団がCTLA4−Ig二量体および高分子量凝集体を含み、前記方法は
(a)CTLA4−Ig分子を発現している哺乳動物細胞の培養物から液体培地を収集する工程と;
(b)CTLA4−Ig分子を細胞成分から分離する工程と;
(c)CTLA4−Ig二量体をCTLA4−Ig高分子量凝集体から分離する工程と;
(d)CTLA4−Ig分子を2つ以上の画分に分離する工程であって、少なくとも1つの画分のシアル酸対CTLA4−Ig分子のモル比は少なくとも1つの他の画分よりも大きい工程とを含み、
工程(b)、(c)および(d)を同時にまたは任意の順序で実施して、前記組成物を得る方法。
【請求項2】
工程(a)の収集が液体培養物の可溶性画分を得ることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
工程(c)および(d)が、カラムクロマトグラフィーを使用して異なるシアル酸含有率を有するCTLA4−Ig分子の画分を得ることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
カラムクロマトグラフィーを使用して、組成物中のMCP−1の含有率を低下させることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
CTLA4−Ig分子が、配列番号2、5、6、7、8、9、または10を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
CTLA4−Ig分子が、配列番号4、11、12、13、14、15または16を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
より大きなシアル酸対CTLA4−Ig分子のモル比を有する(d)の画分が約8〜約14のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比を示す、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
平均モル比が約8〜約11、約8〜約10、または約8〜約9である、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
(i)CTLA4−Ig分子を産生する哺乳動物細胞を含む液体培養物の可溶性画分を得る工程と、任意の順序の、
(ii)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;
(iii)可溶性画分を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;
(iv)可溶性画分をアフィニティークロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;
(v)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と
を含む、CTLA4−Ig分子を含む組成物を単離する方法。
【請求項10】
(i)CTLA4−Ig分子を産生する哺乳動物細胞を含む液体培養物の可溶性画分を得る工程と;
(ii)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む溶出された組成物を得る工程と;
(iii)工程(ii)のタンパク質生成物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮された組成物を得る工程と;
(iv)(iii)のタンパク質生成物をアフィニティークロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含むさらに濃縮された組成物を得る工程と;
(v)(iv)のタンパク質生成物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む組成物を単離する工程と
を含む、CTLA4−Ig分子を含む組成物を単離する方法。
【請求項11】
工程(ii)で得られたCTLA4−Ig分子を含む組成物が、(a)NANA対CTLA4Ig分子の平均モル比が6.0〜10.1であり、(b)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が25.7面積%以下であることによって特徴づけられた、請求項9または10に記載の方法。
【請求項12】
工程(iii)で得られたCTLA4−Ig分子を含む組成物が、(a)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が約2.5面積%未満であり、(b)細胞タンパク質が約6600ng/ml未満であり、(c)MCP−1が約5600ppm未満であることによって特徴づけられた、請求項9または10に記載の方法。
【請求項13】
工程(iii)で得られたCTLA4−Ig分子を含む組成物が、(a)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が6.8〜11.4であり、(b)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が2.5面積%以下であることによって特徴づけられた、請求項9または10に記載の方法。
【請求項14】
工程(iv)で得られたCTLA4−Ig分子を含む組成物が、(a)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が8.0〜11.0であり、(b)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が2.5面積%以下であることによって特徴づけられた、請求項9または10に記載の方法。
【請求項15】
工程(iii)で得られた濃縮された組成物が、サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が2.5%面積%未満であることによって特徴づけられた、請求項9または10に記載の方法。
【請求項16】
工程(v)のCTLA4−Ig分子を含むタンパク質組成物が、(a)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が8.0〜11.9であり、(b)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が2.0面積%以下であることによって特徴づけられた、請求項9または10に記載の方法。
【請求項17】
(i)CTLA4−Ig分子を産生する哺乳動物細胞を含む液体培養物の可溶性画分を得る工程と、任意の順序の、(ii)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;(iii)可溶性画分を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;(iv)可溶性画分をアフィニティークロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;(v)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程とを含み、工程(v)で得られた組成物が、CTLA4−Ig高分子量種の割合が約2.0面積%未満であり、細胞タンパク質の割合が約95ng/ml未満であり、MCP−1の割合が約9.55ng/ml未満であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子の組成物を単離する方法。
【請求項18】
(i)CTLA4−Ig分子を産生する哺乳動物細胞を含む液体培養物の可溶性画分を得る工程と、任意の順序の、(ii)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;(iii)可溶性画分を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;(iv)可溶性画分をアフィニティークロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;(v)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程とを含み、工程(iii)で得られた組成物が、CTLA4−Ig高分子量種の割合が約2.5面積%未満であり、細胞タンパク質の割合が95ng/ml未満であり、MCP−1およびMCP−1様物質の割合が約5ppm未満であり、NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8.0〜約12であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子の組成物を単離する方法。
【請求項19】
工程(ii)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、約75mMのHEPESおよび約360mMのNaClを含み、pHが約8.0の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項20】
工程(ii)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、約25mMのHEPESおよび約850mMのNaClを含み、pHが約7.0の溶出バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項21】
工程(iii)の疎水性相互作用クロマトグラフィーを、約25mMのHEPESおよび約850mMのNaClを含み、pHが約7.0の単一の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項22】
工程(iv)のアフィニティークロマトグラフィーを、約25mMのトリスおよび約250mMのNaClを含み、pHが約8.0の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項23】
工程(iv)のアフィニティークロマトグラフィーを、約100mMのグリシンを含み、pHが約3.5の溶出バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項24】
工程(v)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、約25mMのHEPESおよび約120mMのNaCl〜約130mMのNaClを含み、pHが約8.0の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項25】
工程(v)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、約25mMのHEPESおよび約200mMのNaClを含み、pHが約8.0の溶出バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項26】
工程(ii)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、第一級、第二級、第三級、または第四級アミン官能基を含む陰イオン交換樹脂を有するカラムを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項27】
樹脂が第四級アミン官能基を含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
工程(iii)の疎水性相互作用クロマトグラフィーを、フェニル、オクチル、プロピル、アルコキシ、ブチル、またはイソアミル官能基を含む疎水性相互作用樹脂を用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項29】
官能基がフェニル官能基を含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
工程(iv)のアフィニティークロマトグラフィーを、タンパク質Aを含むアフィニティークロマトグラフィー樹脂を用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項31】
CTLA4−Ig分子を液体細胞培養物から精製することを含み、精製したCTLA4−Ig組成物が、(a)1mgのCTLA4−Ig分子あたりに医薬上許容される量のMCP−1およびMCP−1様物質と、(b)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定して2.5面積%未満のCTLA4−Ig高分子量種とを含む、CTLA4−Ig分子を含む組成物を調製する方法。
【請求項32】
医薬上許容される量のMCP−1およびMCP−1様物質が約40〜約0.5ng/mgのCTLA4−Ig分子を含む、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
医薬上許容される量のMCP−1およびMCP−1様物質が約35〜約0.5ng/mgのCTLA4−Ig分子を含む、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
医薬上許容される量のMCP−1およびMCP−1様物質が約10〜約0.5ng/mgのCTLA4−Ig分子を含む、請求項31に記載の方法。
【請求項35】
工程(iv)のアフィニティークロマトグラフィーを、溶出されたタンパク質生成物中のMCP−1およびMCP−1様物質を減少させることができる樹脂を含むカラム用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項36】
工程(iii)の疎水性相互作用クロマトグラフィーを、疎水性相互作用樹脂を用いて実施し、樹脂が、(a)CTLA4−Ig二量体をCTLA4−Ig高分子量種から分離すること;(b)溶出されたCTLA4−Ig分子のシアル酸含有率を増加させること;または(c)(a)および(b)両方を行う能力を有する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項37】
工程(ii)もしくは工程(v)の陰イオン交換クロマトグラフィー、または両方を、陰イオン交換樹脂を用いて実施し、樹脂が、(a)溶出された組成物のCTLA4−Ig高分子量凝集体の含有率を減少させること;(b)溶出された組成物のシアル酸含有率を増加させること;または(c)(a)および(b)両方を行う能力を有する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項38】
(i)CTLA4−Ig分子を産生する哺乳動物細胞を含む液体培養物の可溶性画分を得る工程と、任意の順序の;
(ii)可溶性画分をアフィニティークロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む溶出された組成物を得る工程と;
(iii)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む溶出かつ濃縮された組成物を得る工程と;
(iv)可溶性画分を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む溶出かつ濃縮された組成物を得る工程と
を含む、CTLA4−Ig分子を含む組成物を単離する方法。
【請求項39】
アフィニティークロマトグラフィー工程を最初に行う、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーを、タンパク質Aを含む樹脂を用いて実施する、請求項38に記載の方法。
【請求項41】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーを、グアニジンを含む溶出バッファーを用いて実施する、請求項38に記載の方法。
【請求項42】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーを、尿素を含む溶出バッファーを用いて実施する、請求項38に記載の方法。
【請求項43】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーによりCTLA4−Ig分子を含む溶出された組成物中のCTLA4−Ig二量体の増加がもたらされる、請求項38に記載の方法。
【請求項44】
(i)収集した液体の可溶性画分を得る工程と;
(ii)可溶性画分をアフィニティークロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む溶出された組成物を得る工程と;
(iii)工程(ii)の組成物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む溶出かつ濃縮された組成物を得る工程と;
(iv)工程(iii)の組成物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含むさらに濃縮された組成物を得る工程と
を含む、CTLA4−Ig分子を含む組成物を哺乳動物細胞培養物から収集した液体から単離し、細胞がCTLA4−Ig分子を産生する方法。
【請求項45】
工程(iv)で得られた組成物が、サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された高分子量種の割合が約2.5面積%未満であり、細胞タンパク質の割合が約95ng/ml未満であり、MCP−1の割合が約5ppm未満であることによって特徴づけられた、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
工程(iii)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、約50mMのHEPESおよび約135mMのNaClを含み、pHが約7の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項47】
工程(iii)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、約50mMのHEPESおよび約200mMのNaClを含み、pHが約7の溶出バッファーを用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項48】
工程(iv)の疎水性相互作用クロマトグラフィーを、約50mMのHEPESおよび約1.2Mの(NH4)2SO4を含み、pHが約7の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項49】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーを、約25mMのNaH2PO4および約150mMのNaClを含み、pHが約7.5の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項50】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーを、約250mMのグリシンを含み、pHが約3の溶出バッファーを用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項51】
工程(iii)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、第一級、第二級、第三級、または第四級アミン官能基を含む陰イオン交換樹脂を有するカラムを用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項52】
樹脂が第四級アミン官能基を含む、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
工程(iii)の疎水性相互作用クロマトグラフィーを、フェニル、オクチル、プロピル、アルコキシ、ブチル、またはイソアミル官能基を含む疎水性相互作用樹脂を用いて実施する、請求項47に記載の方法。
【請求項54】
官能基がフェニル官能基を含む、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーを、タンパク質Aを含む樹脂を用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項56】
請求項1から56のいずれか一項に記載の方法によって得られたCTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項57】
配列番号2、5、6、7、8、9または10を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項1から56のいずれかに記載の方法によって得られたCTLA4−Ig組成物。
【請求項58】
配列番号4、11、12、13、14、15または16を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項1から56のいずれかに記載の方法によって得られたCTLA4−Ig組成物。
【請求項59】
配列番号17の核酸配列を有するCTLA4−Ig発現プラスミド。
【請求項60】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Igタンパク質の平均モル比が約5.5〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項61】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項62】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5〜約10である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項63】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項64】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項65】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約12である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項66】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約11である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項67】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約7〜約12である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項68】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約7〜約11である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項69】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項70】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約12〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項71】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約13〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項72】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約14〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項73】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約17である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項74】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約16である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項75】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約10である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項76】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項77】
シアル酸がN−アセチルノイラミン酸(NANA)である、請求項60から76のいずれかに記載の組成物。
【請求項78】
CTLA4−Ig分子のNANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約12である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項79】
CTLA4−Ig分子のN−グリコリルノイラミン酸(NGNA)対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.5以下である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項80】
CTLA4−Ig分子のNGNA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約0.5〜約1.5である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項81】
CTLA4−Ig分子のNGNA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.0〜約1.5である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項82】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項83】
CTLA4−Ig分子が、CTLA4−Ig分子1モルあたりのシアル酸の平均モル比が約6〜約12であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項84】
分子のそれぞれのポリペプチドが配列番号11、12、13、14、15または16の配列を含み、CTLA4−Ig分子が、CTLA4−Ig分子1モルあたりのシアル酸の平均モル比が約5.5〜約9.5であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項85】
CTLA4−Ig分子1モルあたりのシアル酸のモル比を酸加水分解およびHPLCによって決定する、請求項78から84のいずれかに記載の組成物。
【請求項86】
CTLA4−Ig分子が、配列番号2、5、6、7、8、9または10を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項78から84のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項87】
CTLA4−Ig分子が、配列番号4、11、12、13、14、15または16を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項78から84のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項88】
サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig分子の95面積%以上がCTLA4−Ig二量体である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項89】
CTLA4−Ig分子の98%以上がCTLA4−Ig二量体である、請求項88に記載の組成物。
【請求項90】
CTLA4−Ig分子の99%以上がCTLA4−Ig二量体である、請求項88に記載の組成物。
【請求項91】
CTLA4−Ig分子の99.5%以上がCTLA4−Ig二量体である、請求項88に記載の組成物。
【請求項92】
サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig分子の約95%〜約99.5%がCTLA4−Ig二量体であり、分子の約0.5面積%〜約5面積%がCTLA4−Ig高分子量種である、請求項88に記載の組成物。
【請求項93】
サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された分子の約98.6%がCTLA4−Ig二量体であり、分子の約1.2面積%がCTLA4−Ig高分子量種であり、分子の約0.7面積%未満がCTLA4−Ig単量体である、請求項88に記載の組成物。
【請求項94】
分子の0.3%未満が5個以上のCTLA4−Ig単量体を含む多量体である、請求項88に記載の組成物。
【請求項95】
本質的にCTLA4−Ig二量体からなる組成物。
【請求項96】
集団がCTLA4−Ig単量体を実質的に含まない、本質的にCTLA4−Ig分子からなる組成物。
【請求項97】
集団がCTLA4−Ig高分子量種を実質的に含まない、本質的にCTLA4−Ig分子からなる組成物。
【請求項98】
本質的にCTLA4−Ig単量体からなり、CTLA4−Ig二量体および高分子量種を実質的に含まない組成物。
【請求項99】
それぞれのCTLA4−Ig二量体のそれぞれの単量体が少なくとも3個のシアル酸基を有する、請求項95から98のいずれかに記載の組成物。
【請求項100】
それぞれのCTLA4−Ig二量体のそれぞれの単量体が少なくとも2.5個のシアル酸基を有する、請求項95から98のいずれかに記載の組成物。
【請求項101】
それぞれのCTLA4−Ig二量体のそれぞれの単量体が少なくとも3個のシアル酸基〜少なくとも8個のシアル酸基を有する、請求項95から98のいずれかに記載の組成物。
【請求項102】
それぞれのCTLA4−Ig二量体のそれぞれの単量体が少なくとも2.5個のシアル酸基〜少なくとも5個のシアル酸基を有する、請求項95から98のいずれかに記載の組成物。
【請求項103】
それぞれの二量体が2個のCTLA4−Igポリペプチドを含み、それぞれのポリペプチドが配列番号5〜16からなる群から選択されるアミノ酸配列を有する、請求項95から98のいずれかに記載の組成物。
【請求項104】
配列番号2、5、6、7、8、9または10を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項95から98のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項105】
配列番号4、11、12、13、14、15または16を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項95から98のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項106】
CTLA4−Ig二量体を実質的に含まない、CTLA4−Ig四量体を含む単離した組成物。
【請求項107】
CTLA4−Ig単量体を実質的に含まない、CTLA4−Ig四量体を含む単離した組成物。
【請求項108】
約100グラムを超える量として存在する、請求項106または107に記載の組成物。
【請求項109】
それぞれの四量体が2対のCTLA4−Igポリペプチドを含み、それぞれのポリペプチドが配列番号5〜10からなる群から選択されるアミノ酸配列を有する、請求項106または107に記載のCTLA4−Ig四量体の組成物。
【請求項110】
それぞれの四量体が2対のCTLA4−Igポリペプチドを含み、それぞれのポリペプチドが配列番号11〜16からなる群から選択されるアミノ酸配列を有する、請求項106または107に記載のCTLA4−Ig四量体の組成物。
【請求項111】
それぞれの四量体がCD80またはCD86と結合することができる請求項106または107に記載の組成物。
【請求項112】
MCP−1を実質的に含まない、CTLA4−Ig分子を含む医薬上許容される組成物。
【請求項113】
約25ppmを超えないMCP−1を含む、CTLA4−Ig分子を含む医薬上許容される組成物。
【請求項114】
10ppmを超えないMCP−1を含む、請求項113に記載の組成物。
【請求項115】
約0.2ng/mlのMCP−1〜約10ng/mlのMCP−1を含む、請求項113に記載の組成物。
【請求項116】
(a)約0.2ng/mlのMCP−1〜約10ng/mlのMCP−1および(b)25ng/mlを超えないCHOタンパク質または10ng/mlを超えないCHOタンパク質を含む、CTLA4−Ig分子を含む医薬上許容される組成物。
【請求項117】
約20pg/mlを超えないDNAを含む、請求項116に記載の組成物。
【請求項118】
約10mg/kgの静脈内用量で対象に投与した場合にCTLA4−Ig分子が、
(a)曲線下面積(AUC)、約44400μg.h/ml;
(b)分布容量、約0.09L/kg;
(c)ピーク濃度(Cmax)、約292μg/ml;
(d)クリアランス速度、約0.23ml/h/kg
を示すことができる、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項119】
等電点電気泳動によって決定して5.1±0.2以下の等電点、すなわちpIを有する、等電点電気泳動ゲル上で可視化可能なCTLA4−Ig分子の優勢アイソフォームを含む、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項120】
組成物の平均pIがノイラミニダーゼ処理後に増加する、請求項119に記載の組成物。
【請求項121】
CTLA4−Ig分子の少なくとも40%が、等電点電気泳動によって決定して約5.1±0.2以下の等電点を示す、請求項119に記載の組成物。
【請求項122】
CTLA4−Ig分子の少なくとも70%が、等電点電気泳動によって決定して約5.1±0.2以下の等電点を示す、請求項119に記載の組成物。
【請求項123】
CTLA4−Ig分子の少なくとも90%が、等電点電気泳動によって決定して約5.1±0.2以下の等電点を示す、請求項119に記載の組成物。
【請求項124】
約3.0±0.2〜約5.0±0.2のpIを有する、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項125】
約4.3±0.2〜約5.0±0.2のpIを有する、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項126】
約3.3±0.2〜約4.7±0.2のpIを有する、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項127】
実質的に精製されている、請求項124、125または126に記載の組成物。
【請求項128】
約3.0±0.2〜約5.0±0.2のpIを有するCTLA4−Ig分子を含む組成物を調製する方法であって、(a)CTLA4−Ig分子の混合物を等電点ゲル電気泳動に供する工程であって、ゲル上の単一のバンドが特定のpIを有するCTLA4−Ig分子の集団を表す工程と、(b)約3.0±0.2〜約5.0±0.2のpIを有するCTLA4−Ig分子の集団を単離して組成物を調製する工程とを含む方法。
【請求項129】
等電点電気泳動によって決定して5.5±0.2以下の等電点、すなわちpIを有する、等電点電気泳動ゲル上で可視化可能な優勢アイソフォームを含む、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項130】
組成物の平均pIがノイラミニダーゼ処理後に増加する、請求項129に記載の組成物。
【請求項131】
CTLA4−Ig分子の少なくとも40%が、等電点電気泳動によって決定して約5.3±0.2以下の等電点を示す、請求項129に記載の組成物。
【請求項132】
CTLA4−Ig分子の少なくとも70%が、等電点電気泳動によって決定して約5.3±0.2以下の等電点を示す、請求項129に記載の組成物。
【請求項133】
CTLA4−Ig分子の少なくとも90%が、等電点電気泳動によって決定して約5.3±0.2以下の等電点を示す、請求項129に記載の組成物。
【請求項134】
約3.0±0.2〜約5.2±0.2のpIを有する、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項135】
約4.5±0.2〜約5.2±0.2のpIを有する、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項136】
約4.7±0.2〜約5.1±0.2のpIを有する、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項137】
実質的に精製されている、請求項134、135または136に記載の組成物。
【請求項138】
(a)CTLA4−Ig分子の混合物を等電点ゲル電気泳動に供する工程であって、ゲル上の単一のバンドが特定のpIを有するCTLA4−Ig分子の集団を表す工程と、(b)約3.0±0.2〜約5.2±0.2のpIを有するCTLA4−Ig分子の集団を単離して組成物を調製する工程とを含む、約2.0±0.2〜約5.2±0.2のpIを有するCTLA4−Ig分子を含む組成物を調製する方法。
【請求項139】
CTLA4−Ig分子が、GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約17〜約28であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項140】
CTLA4−Ig分子が、GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約17〜約25であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項141】
CTLA4−Ig分子が、GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項142】
分子のそれぞれのポリペプチドが配列番号11、12、13、14、15または16の配列を含み、CTLA4−Ig分子が、GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項143】
CTLA4−Ig分子が、GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項144】
分子のそれぞれのポリペプチドが配列番号11、12、13、14、15または16の配列を含み、CTLA4−Ig分子が、GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項145】
CTLA4−Ig分子が、ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項146】
分子のそれぞれのポリペプチドが配列番号11、12、13、14、15または16の配列を含み、CTLA4−Ig分子が、ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項147】
CTLA4−Ig分子が、フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約3.5〜約8.3であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項148】
分子のそれぞれのポリペプチドが配列番号11、12、13、14、15または16の配列を含み、CTLA4−Ig分子が、フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6.4〜約7.0であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項149】
CTLA4−Ig分子が、マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約7.7〜約22であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項150】
分子のそれぞれのポリペプチドが配列番号11、12、13、14、15または16の配列を含み、CTLA4−Ig分子が、マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約14〜約16であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項151】
GlcNAc対CTLA4−Ig分子のモル比をキャピラリー電気泳動によって決定する、請求項139から150のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項152】
GalNAc対CTLA4−Ig分子のモル比をキャピラリー電気泳動によって決定する、請求項139から150のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項153】
ガラクトース対CTLA4−Ig分子のモル比をキャピラリー電気泳動によって決定する、請求項139から150のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項154】
フコース対CTLA4−Ig分子のモル比をキャピラリー電気泳動によって決定する、請求項139から150のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項155】
マンノース対CTLA4−Ig分子のモル比をキャピラリー電気泳動によって決定する、請求項139から150のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項156】
CTLA4−Ig分子が1つまたは複数の炭水化物と分子との酵素的結合によって得られる、請求項139から150のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項157】
分子が、インビトロで酵素的に分子と結合した炭水化物残基を含む、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項158】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項159】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であり;
(c)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項160】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(d)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項161】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約3.5〜約8.3であり;
(e)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項162】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約3.5〜約8.3であり;
(e)マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約7.2〜約22であり;
(f)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項163】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項164】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であり;
(c)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項165】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(d)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項166】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6.4〜約7.0であり;
(e)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項167】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6.4〜約7.0であり;
(e)マンノース対CTLA4−Igタンパク質の平均モル比が約14〜約16であり;
(f)シアル酸対CTLA4−Igタンパク質の平均モル比が約5.5〜約9.5である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項168】
CTLA4−Ig分子が、配列番号2もしくは4の位置102のアスパラギンアミノ酸残基、配列番号2もしくは4の位置134のアスパラギンアミノ酸残基、配列番号2もしくは4の位置233のアスパラギンアミノ酸残基、配列番号2もしくは4の位置155のセリンアミノ酸残基、または配列番号2もしくは4の位置165のセリンアミノ酸残基でグリコシル化されている、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項169】
CTLA4−Ig分子がグリコシル化されており、グリコシル化の全質量の少なくとも約2%がO結合型グリコシル化である、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項170】
約9.6±0.3のNGNAクロマトグラムピークおよび約10.5±0.3のNANAクロマトグラムピークを示す、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項171】
CTLA4−Ig分子が図68と実質的に同じ炭水化物プロフィールを示す、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項172】
CTLA−Ig分子が図68に示す炭水化物プロフィールを示す、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項173】
CTLA4−Ig分子がドメインI〜IVの炭水化物プロフィールを示し、ドメインIがa−シアル化オリゴ糖を表すピークを含み、ドメインIIがモノ−シアル化オリゴ糖を表すピークを含み、ドメインIIIがジ−シアル化オリゴ糖を表すピークを含み、ドメインIVがトリ−シアル化オリゴ糖を表すピークを含み、ドメインVがテトラ−シアル化オリゴ糖を表すピークを含み、プロフィールとは、CTLA4−Igから放出されるオリゴ糖のクロマトグラムである、本質的にCTLA4−Ig分子からなる組成物。
【請求項174】
ドメインI中の最初のピークとドメインII中の主要ピークとの間のN結合型オリゴ糖の保持時間の差が約10〜約12分である、請求項172に記載の組成物。
【請求項175】
ドメインI中の最初のピークとドメインII中の主要ピークとの間のN結合型オリゴ糖の保持時間の差が約11〜約13分である、請求項172に記載の組成物。
【請求項176】
ドメインIIIおよびIVのグリコシル化が、HPAECによって測定して約25%〜約36%のN結合型グリコシル化を含む、請求項172に記載の組成物。
【請求項177】
ドメインIのグリコシル化が、HPAECによって測定して約24.5%〜約35.2%のN結合型グリコシル化を含む、請求項172に記載の組成物。
【請求項178】
ドメインIIのグリコシル化が、HPAECによって測定して約26.3%〜約34.1%のN結合型グリコシル化を含む、請求項172に記載の組成物。
【請求項179】
ドメインIIIのグリコシル化が、HPAECによって測定して約21.9%〜約31.5%のN結合型グリコシル化を含む、請求項172に記載の組成物。
【請求項180】
ドメインIVおよびドメインVのグリコシル化が、HPAECによって測定して約7.9%〜約18.6%のN結合型グリコシル化を含む、請求項172に記載の組成物。
【請求項181】
(a)ドメインIが少なくとも約31%の面積%を示すか;
(b)ドメインIIが少なくとも約33%の面積%を示すか;
(c)ドメインIIIが少なくとも約24%の面積%を示すか;
(iv)ドメインIVが少なくとも約9.4%の面積%を示すか、または
(v)ドメインVが少なくとも約6.7%の面積%を示し;
面積はCTLA4−Igから放出されるオリゴ糖のクロマトグラムから測定する、
請求項172に記載の組成物。
【請求項182】
(a)ドメインIが少なくとも約5個のピークを示すか;
(b)ドメインIIが少なくとも約5個のピークを示すか;
(c)ドメインIIIが少なくとも約5個のピークを示すか;
(d)ドメインIVが少なくとも約6個のピークを示すか、
(e)ドメインVが少なくとも約6個のピークを示すか、または
(f)ドメインIが少なくとも3個のピークを示し、
ピークがクロマトグラム上に示される、
請求項172に記載の組成物。
【請求項183】
(a)ポリペプチドの約80%が二分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(b)ポリペプチドの約14%が三分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(c)ポリペプチドの約6%が四分岐のN結合型グリコシル化を有する、
CTLA4−Igポリペプチドを含む組成物。
【請求項184】
N結合型グリコシル化を、パルスアンペロメトリック検出を備えた高pH陰イオン交換クロマトグラフィー(HPEAC−PAD)によって決定する、請求項183に記載の組成物。
【請求項185】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(b)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項186】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(b)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種の面積%が約3%未満である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項187】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(b)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;
(c)NGNA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.5以下である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項188】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(b)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量凝集体の含有率が約3面積%未満であり;
(d)炭水化物プロフィールが図68と実質的に同じである
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項189】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(b)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量凝集体の含有率が約3面積%未満であり;
(d)HPAECによって決定されるドメインIII、IVおよびV中のグリコシル化の含有率が少なくとも約29.8%〜約50.1%のN結合型グリコシル化である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項190】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(b)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定してCTLA4−Ig高分子量種が約3面積%未満である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項191】
分子が、NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約12であることによってさらに特徴づけられた、請求項185から190のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項192】
分子が、
(a)約80%の二分岐のN結合型グリコシル化;
(b)約14%の三分岐のN結合型グリコシル化;および
(c)約6%の四分岐のN結合型グリコシル化
によってさらに特徴づけられた、請求項185から190のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項193】
分子が、
(a)配列番号10のアミノ酸配列(配列番号2のアミノ酸位置27のメチオニンおよびアミノ酸位置382のグリシン);
(b)配列番号7のアミノ酸配列(配列番号2のアミノ酸位置27のメチオニンおよびアミノ酸位置383のリシン);
(c)配列番号9のアミノ酸配列(配列番号2のアミノ酸位置26のアラニンおよびアミノ酸位置382のグリシン);ならびに
(d)配列番号6のアミノ酸配列(配列番号2のアミノ酸位置26のアラニンおよびアミノ酸位置383のリシン)
の1つまたは複数の任意の組合せをさらに含む、請求項192に記載の組成物。
【請求項194】
(a)分子の約90%が、残基27のメチオニンから始まる配列番号2のアミノ酸配列を含み;
(b)分子の約10%が、残基番号26のアラニンから始まる配列番号2のアミノ酸配列を含み;
(c)分子の約4%が、残基番号383のリシンで終わる配列番号2のアミノ酸配列を含み;
(d)分子の約96%が、残基番号382のグリシンで終わる配列番号2のアミノ酸配列を含む、
請求項185から190のいずれかに記載の組成物。
【請求項195】
(a)ポリペプチドの約80%が二分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(b)ポリペプチドの約14%が三分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(c)ポリペプチドの約6%が四分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(d)NGNA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が1.5以下である、
CTLA4−Igポリペプチドを含む組成物。
【請求項196】
(a)ポリペプチドの約80%が二分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(b)ポリペプチドの約14%が三分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(c)ポリペプチドの約6%が四分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(d)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35である、
CTLA4−Igポリペプチドを含む組成物。
【請求項197】
(a)ポリペプチドの約80%が二分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(b)ポリペプチドの約14%が三分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(c)ポリペプチドの約6%が四分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(d)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6である、
CTLA4−Igポリペプチドを含む組成物。
【請求項198】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項199】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が約5面積%未満である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項200】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種の含有率が約5面積%未満であり;
(d)炭水化物プロフィールが図68と実質的に同じである
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項201】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が5.5〜約9.5であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種の含有率が約5面積%未満であり;
(d)HPAECによって決定されるドメインIII、IVおよびV中のグリコシル化の含有率が少なくとも約29.8%〜約50.1%のN結合型グリコシル化である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項202】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種の含有率が約5面積%未満である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項203】
分子が、
(a)約80%の二分岐のN結合型グリコシル化;
(b)約14%の三分岐のN結合型グリコシル化;および
(c)約6%の四分岐のN結合型グリコシル化
によってさらに特徴づけられた、請求項195から202のいずれかに記載の組成物。
【請求項204】
分子が、
(a)配列番号16のアミノ酸配列(配列番号4のアミノ酸位置27のメチオニンおよびアミノ酸位置382のグリシン);
(b)配列番号13のアミノ酸配列(配列番号4のアミノ酸位置27のメチオニンおよびアミノ酸位置383のリシン);
(c)配列番号15のアミノ酸配列(配列番号4のアミノ酸位置26のアラニンおよびアミノ酸位置382のグリシン);ならびに
(d)配列番号12のアミノ酸配列(配列番号4のアミノ酸位置26のアラニンおよびアミノ酸位置383のリシン)
の1つまたは複数の任意の組合せをさらに含む、請求項195から202のいずれかに記載の組成物。
【請求項205】
(a)分子の約90%が、残基27のメチオニンから始まる配列番号4のアミノ酸配列を含み;
(b)分子の約10%が、残基番号26のアラニンから始まる配列番号4のアミノ酸配列を含み;
(c)分子の約4%が、残基番号383のリシンで終わる配列番号4のアミノ酸配列を含み;
(d)分子の約96%が、残基番号382のグリシンで終わる配列番号4のアミノ酸配列を含む、
請求項195から202のいずれかに記載の組成物。
【請求項206】
(a)ポリペプチドの約80%が二分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(b)ポリペプチドの約14%が三分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(c)ポリペプチドの約6%が四分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(d)CTLA4−Igタンパク質1モルあたりのGlcNAcの平均モル比が約24〜約28である、
CTLA4−Igポリペプチドを含む組成物。
【請求項207】
(a)ポリペプチドの約80%が二分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(b)ポリペプチドの約14%が三分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(c)ポリペプチドの約6%が四分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(d)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6である、
CTLA4−Igポリペプチドを含む組成物。
【請求項208】
実質的に精製した組成物である、請求項157から172、195から202、または206から207のいずれかに記載の組成物。
【請求項209】
CTLA4−Ig分子の約2.5%以下が酸化されている、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項210】
CTLA4−Ig分子の約2.0%以下が脱アミド化されている、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項211】
CTLA4−Ig二量体分子の少なくとも0.5%がシステイン化されている、CTLA4−Ig二量体分子を含む組成物。
【請求項212】
CTLA4−Ig二量体分子の少なくとも1.0%がシステイン化されている、請求項211に記載の組成物。
【請求項213】
集団が図49と実質的に同じ質量分析プロフィールを示す、CTLA4−Ig分子の集団。
【請求項214】
集団が図48と実質的に同じキャピラリー電気泳動プロフィールを示す、CTLA4−Ig分子の集団。
【請求項215】
請求項1から55のいずれかの方法によって得られたCTLA4−Ig組成物。
【請求項216】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約3.5〜約8.3であり;
(e)マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約7.2〜約22であり;
(f)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;
(g)等電点電気泳動ゲル上での可視化によって決定されたpIが約2.4±0.2〜約5.0±0.2の範囲であり;
(h)MCP−1が3ppm以下であり;
(i)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された高分子量種が2.5面積%未満であり;
(j)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された単量体が0.5面積%未満であり;
(k)CTLA4−Igポリペプチドが配列番号5〜10のいずれかと少なくとも95%同一のアミノ酸配列を有し;
(l)CTLA4−Ig分子がCD80およびCD86と結合することができる
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項217】
分子の集団が、(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であり;(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約3.5〜約8.3であり;(e)マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約7.2〜約22であり;(f)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;(g)等電点電気泳動ゲル上での可視化によって決定されたpIが約3.4±0.2〜約5.0±0.2の範囲であり;(h)MCP−1が5ppm以下であり;(i)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された高分子量種が2.5面積%未満であり;(j)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された単量体が0.5面積%未満であり;(k)CTLA4−Igポリペプチドが配列番号5〜10のいずれかと少なくとも95%同一のアミノ酸配列を有し;(l)CTLA4−Ig分子がCD80およびCD86と結合することができることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物;またはその医薬的な等価物。
【請求項218】
分子の集団が、
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6.4〜約7.0であり;
(e)マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約14〜約16であり;
(f)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5であり;
(g)等電点電気泳動ゲル上での可視化によって決定されたpIが約2.4±0.2〜約5.2±0.2の範囲であり;
(h)MCP−1が5ppm以下であり;
(i)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された高分子量種が5面積%未満であり;
(j)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された単量体が1面積%未満であり;
(k)CTLA4−Igポリペプチドが配列番号11〜16のいずれかと少なくとも95%同一のアミノ酸配列を有し;
(l)CTLA4−Ig分子がCD80およびCD86と結合することができる
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項219】
分子の集団が、(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であり;(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6.4〜約7.0であり;(e)マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約14〜約16であり;(f)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5であり;(g)等電点電気泳動ゲル上での可視化によって決定されたpIが約3.4±0.2〜約5.2±0.2の範囲であり;(h)MCP−1が5ppm以下であり;(i)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された高分子量種が5面積%未満であり;(j)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された単量体が1面積%未満であり;(k)CTLA4−Igポリペプチドが配列番号11〜16のいずれかと少なくとも95%同一のアミノ酸配列を有し;(l)CTLA4−Ig分子がCD80およびCD86と結合することができることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物;またはその医薬的な等価物。
【請求項220】
医薬上許容される担体をさらに含む、請求項216から219のいずれかに記載の組成物。
【請求項221】
一定量のマルトース一水和物をさらに含む、請求項216から219のいずれかに記載の組成物。
【請求項222】
医薬上許容される希釈剤、アジュバントまたは担体をさらに含む、請求項216から219のいずれかに記載の組成物。
【請求項223】
マルトース、一塩基性リン酸ナトリウム一水和物、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム、および滅菌水をさらに含む、請求項216から219のいずれかに記載の組成物。
【請求項224】
スクロース、ポロキサマー、一塩基性リン酸ナトリウム一水和物、二塩基性リン酸ナトリウム無水物、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム、および滅菌水をさらに含む、請求項216から219のいずれかに記載の組成物。
【請求項225】
スクロース、一塩基性リン酸ナトリウム一水和物、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム、塩酸、および滅菌水をさらに含む、請求項216から219のいずれかに記載の組成物。
【請求項226】
組成物を凍結乾燥する、請求項216から219のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項227】
有効量の請求項216から219のいずれかに記載の組成物、マルトース、一塩基性リン酸ナトリウム一水和物、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウムおよび塩酸を含む、凍結乾燥した組成物。
【請求項228】
有効量の請求項216から219のいずれかに記載の組成物、スクロース、一塩基性リン酸ナトリウム一水和物、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム、および塩酸を含む、凍結乾燥した組成物。
【請求項229】
サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定して、少なくとも95面積%のCTLA4−Ig二量体を含み、5面積%を超えないCTLA4−Ig高分子量種を含む、CTLA4−Ig分子の凍結乾燥した組成物。
【請求項230】
サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定して、少なくとも98面積%のCTLA4−Ig二量体を含み、2面積%を超えないCTLA4−Ig高分子量種を含む、請求項229に記載の組成物。
【請求項231】
サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定して少なくとも99面積%のCTLA4−Ig二量体を含み、1面積%を超えないCTLA4−Ig高分子量種を含む、請求項229に記載の組成物。
【請求項232】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり少なくとも8.0モルのシアル酸を含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Igタンパク質組成物。
【請求項233】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約15.7〜約31モルのGlcNAcを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項234】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約1.6〜約3.2モルのGalNAcを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項235】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約9.3〜約15.5モルのガラクトースを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項236】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約3.6〜約7.9モルのフコースを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項237】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約7.7〜約22モルのマンノースを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項238】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり少なくとも5.0モルのシアル酸を含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Igタンパク質組成物。
【請求項239】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約24〜約28モルのGlcNAcを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項240】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約2.7〜約3.6モルのGalNAcを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項241】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約11〜約13モルのガラクトースを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項242】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約6.4〜約7.0モルのフコースを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項243】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約14〜約16モルのマンノースを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項244】
(a)請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物を含む容器;および(b)凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物を注射用溶液へと再構成するための指示書を含む医薬キット。
【請求項245】
T細胞を、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物と接触させることを含む、T細胞増殖またはT細胞活性化を阻害する方法。
【請求項246】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において免疫応答を阻害する方法。
【請求項247】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において免疫障害を治療する方法。
【請求項248】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において抗原に対する免疫寛容を誘発させる方法。
【請求項249】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において炎症を治療する方法。
【請求項250】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の医薬組成物を投与することを含む、関節リウマチを治療する方法。
【請求項251】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の医薬組成物を投与することを含む、リウマチ性疾患を治療する方法。
【請求項252】
それを必要としている対象に、有効量の請求項_のいずれかに記載の医薬組成物を投与することを含む、潰瘍性大腸炎を治療する方法。
【請求項253】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において乾癬を治療する方法。
【請求項254】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象においてループスを治療する方法。
【請求項255】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象においてアレルギーを治療または予防する方法。
【請求項256】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において移植片対宿主病を治療または予防する方法。
【請求項257】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において移植器官の拒絶を治療または予防する方法。
【請求項258】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において移植組織の拒絶を治療または予防する方法。
【請求項259】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において移植細胞の拒絶を治療または予防する方法。
【請求項260】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において多発性硬化症を治療する方法。
【請求項261】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象においてクローン病を治療する方法。
【請求項262】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象においてI型糖尿病を治療する方法。
【請求項263】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において炎症性腸疾患を治療する方法。
【請求項264】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において卵巣炎を治療する方法。
【請求項265】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において糸球体腎炎を治療する方法。
【請求項266】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象においてアレルギー性脳脊髄炎を治療する方法。
【請求項267】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において重症筋無力症を治療する方法。
【請求項268】
免疫障害の治療的および/または予防的処置を行うための医薬品の製造における、シアル酸基対CTLA4−Igタンパク質の平均モル比が約5〜約18であるCTLA4−Ig分子の集団の使用。
【請求項269】
抗関節リウマチ剤と、それと一緒に梱包したそれを関節リウマチの治療で使用するための指示書の製造における、シアル酸基対CTLA4−Igタンパク質の平均モル比が約5〜約18であるCTLA4−Ig分子の集団の使用。
【請求項270】
T細胞を、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物と、メトトレキサートと組み合わせて接触させることを含む、T細胞増殖またはT細胞活性化を阻害する方法。
【請求項271】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を、メトトレキサートと組み合わせて投与することを含む、対象において免疫応答を阻害する方法。
【請求項272】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を、メトトレキサートと組み合わせて投与することを含む、対象において抗原に対する免疫寛容を誘発させる方法。
【請求項273】
免疫原性の発生率が7.4%以下である、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項274】
免疫原性の発生率が約2.1%〜約7.4%である、請求項273に記載の単離した組成物。
【請求項275】
免疫原性の発生率が3.7%以下である、請求項273に記載の単離した組成物。
【請求項276】
免疫原性の発生率が3.0%以下である、請求項273に記載の単離した組成物。
【請求項277】
免疫原性の発生率が約2.8%〜約3.0%である、請求項273に記載の単離した組成物。
【請求項278】
組成物をヒトに投与した後、CTLA4−Ig分子と結合する抗体の産生が、ヒトにおいて7.4%以下の発生率で起こる、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項279】
発生率が約2.1%〜約7.4%である、請求項278に記載の単離した組成物。
【請求項280】
発生率が3.7%以下である、請求項278に記載の単離した組成物。
【請求項281】
発生率が3.0%以下である、請求項278に記載の単離した組成物。
【請求項282】
発生率が約2.8%〜約3.0%である、請求項278に記載の単離した組成物。
【請求項283】
組成物をヒトに投与した後、CTLA4−Ig分子のCTLA4部分と結合する抗体の産生が、ヒトにおいて4.9%以下の発生率で起こる、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項284】
発生率が約0.5%〜約4.9%である、請求項283に記載の単離した組成物。
【請求項285】
発生率が1.2%以下である、請求項283に記載の単離した組成物。
【請求項286】
発生率が1.0%以下である、請求項283に記載の単離した組成物。
【請求項287】
発生率が約0.9%〜約1.0%である、請求項283に記載の単離した組成物。
【請求項288】
発生率を酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)で測定する、請求項273から287のいずれか一項に記載の単離した組成物。
【請求項289】
発生率を電気化学発光アッセイ(ECL)で測定する、請求項273から287のいずれか一項に記載の単離した組成物。
【請求項290】
組成物をヒトに投与した後、CTLA4−Ig分子を中和する抗体の産生が、CTLA4−Ig分子のCTLA4部分と結合する抗体を有するヒトの75%以下の発生率で起こる、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項291】
発生率が40〜75%である、請求項290に記載の単離した組成物。
【請求項292】
発生率が40%以下である、請求項291に記載の単離した組成物。
【請求項293】
発生率を細胞に基づいたルシフェラーゼレポーターアッセイで測定する、請求項290から292のいずれか一項に記載の単離した組成物。
【請求項294】
ドメインI中のN結合型グリコシル化の含有率が、HPAECによって決定して少なくとも約24.5面積%〜約35.2面積%であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項295】
ドメインIが3つのピークを含み、すべてHPAECによって決定して、最初のピークが約7.3面積%を含み、第2のピークが約10.7面積%を含み、第3のピークが約8.8面積%を含む、請求項294に記載の組成物。
【請求項296】
ドメインII中のN結合型グリコシル化の含有率が、HPAECによって決定して少なくとも約26.3面積%〜約34.1面積%であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項1】
CTLA4−Ig分子の単離した集団を含む組成物を液体培地から得る方法であって、前記培地がCTLA4−Ig分子の初期集団を含み、(1)初期集団のCTLA4−Ig分子が1つまたは複数のシアル酸残基を有し、(2)CTLA4−Ig分子1個あたりのシアル酸残基の数が初期集団内で異なり、(3)初期集団がCTLA4−Ig二量体および高分子量凝集体を含み、前記方法は
(a)CTLA4−Ig分子を発現している哺乳動物細胞の培養物から液体培地を収集する工程と;
(b)CTLA4−Ig分子を細胞成分から分離する工程と;
(c)CTLA4−Ig二量体をCTLA4−Ig高分子量凝集体から分離する工程と;
(d)CTLA4−Ig分子を2つ以上の画分に分離する工程であって、少なくとも1つの画分のシアル酸対CTLA4−Ig分子のモル比は少なくとも1つの他の画分よりも大きい工程とを含み、
工程(b)、(c)および(d)を同時にまたは任意の順序で実施して、前記組成物を得る方法。
【請求項2】
工程(a)の収集が液体培養物の可溶性画分を得ることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
工程(c)および(d)が、カラムクロマトグラフィーを使用して異なるシアル酸含有率を有するCTLA4−Ig分子の画分を得ることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
カラムクロマトグラフィーを使用して、組成物中のMCP−1の含有率を低下させることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
CTLA4−Ig分子が、配列番号2、5、6、7、8、9、または10を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
CTLA4−Ig分子が、配列番号4、11、12、13、14、15または16を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
より大きなシアル酸対CTLA4−Ig分子のモル比を有する(d)の画分が約8〜約14のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比を示す、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
平均モル比が約8〜約11、約8〜約10、または約8〜約9である、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
(i)CTLA4−Ig分子を産生する哺乳動物細胞を含む液体培養物の可溶性画分を得る工程と、任意の順序の、
(ii)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;
(iii)可溶性画分を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;
(iv)可溶性画分をアフィニティークロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;
(v)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と
を含む、CTLA4−Ig分子を含む組成物を単離する方法。
【請求項10】
(i)CTLA4−Ig分子を産生する哺乳動物細胞を含む液体培養物の可溶性画分を得る工程と;
(ii)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む溶出された組成物を得る工程と;
(iii)工程(ii)のタンパク質生成物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮された組成物を得る工程と;
(iv)(iii)のタンパク質生成物をアフィニティークロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含むさらに濃縮された組成物を得る工程と;
(v)(iv)のタンパク質生成物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む組成物を単離する工程と
を含む、CTLA4−Ig分子を含む組成物を単離する方法。
【請求項11】
工程(ii)で得られたCTLA4−Ig分子を含む組成物が、(a)NANA対CTLA4Ig分子の平均モル比が6.0〜10.1であり、(b)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が25.7面積%以下であることによって特徴づけられた、請求項9または10に記載の方法。
【請求項12】
工程(iii)で得られたCTLA4−Ig分子を含む組成物が、(a)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が約2.5面積%未満であり、(b)細胞タンパク質が約6600ng/ml未満であり、(c)MCP−1が約5600ppm未満であることによって特徴づけられた、請求項9または10に記載の方法。
【請求項13】
工程(iii)で得られたCTLA4−Ig分子を含む組成物が、(a)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が6.8〜11.4であり、(b)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が2.5面積%以下であることによって特徴づけられた、請求項9または10に記載の方法。
【請求項14】
工程(iv)で得られたCTLA4−Ig分子を含む組成物が、(a)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が8.0〜11.0であり、(b)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が2.5面積%以下であることによって特徴づけられた、請求項9または10に記載の方法。
【請求項15】
工程(iii)で得られた濃縮された組成物が、サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が2.5%面積%未満であることによって特徴づけられた、請求項9または10に記載の方法。
【請求項16】
工程(v)のCTLA4−Ig分子を含むタンパク質組成物が、(a)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が8.0〜11.9であり、(b)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が2.0面積%以下であることによって特徴づけられた、請求項9または10に記載の方法。
【請求項17】
(i)CTLA4−Ig分子を産生する哺乳動物細胞を含む液体培養物の可溶性画分を得る工程と、任意の順序の、(ii)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;(iii)可溶性画分を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;(iv)可溶性画分をアフィニティークロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;(v)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程とを含み、工程(v)で得られた組成物が、CTLA4−Ig高分子量種の割合が約2.0面積%未満であり、細胞タンパク質の割合が約95ng/ml未満であり、MCP−1の割合が約9.55ng/ml未満であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子の組成物を単離する方法。
【請求項18】
(i)CTLA4−Ig分子を産生する哺乳動物細胞を含む液体培養物の可溶性画分を得る工程と、任意の順序の、(ii)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;(iii)可溶性画分を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;(iv)可溶性画分をアフィニティークロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程と;(v)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む濃縮かつ溶出された組成物を得る工程とを含み、工程(iii)で得られた組成物が、CTLA4−Ig高分子量種の割合が約2.5面積%未満であり、細胞タンパク質の割合が95ng/ml未満であり、MCP−1およびMCP−1様物質の割合が約5ppm未満であり、NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8.0〜約12であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子の組成物を単離する方法。
【請求項19】
工程(ii)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、約75mMのHEPESおよび約360mMのNaClを含み、pHが約8.0の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項20】
工程(ii)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、約25mMのHEPESおよび約850mMのNaClを含み、pHが約7.0の溶出バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項21】
工程(iii)の疎水性相互作用クロマトグラフィーを、約25mMのHEPESおよび約850mMのNaClを含み、pHが約7.0の単一の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項22】
工程(iv)のアフィニティークロマトグラフィーを、約25mMのトリスおよび約250mMのNaClを含み、pHが約8.0の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項23】
工程(iv)のアフィニティークロマトグラフィーを、約100mMのグリシンを含み、pHが約3.5の溶出バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項24】
工程(v)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、約25mMのHEPESおよび約120mMのNaCl〜約130mMのNaClを含み、pHが約8.0の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項25】
工程(v)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、約25mMのHEPESおよび約200mMのNaClを含み、pHが約8.0の溶出バッファーを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項26】
工程(ii)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、第一級、第二級、第三級、または第四級アミン官能基を含む陰イオン交換樹脂を有するカラムを用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項27】
樹脂が第四級アミン官能基を含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
工程(iii)の疎水性相互作用クロマトグラフィーを、フェニル、オクチル、プロピル、アルコキシ、ブチル、またはイソアミル官能基を含む疎水性相互作用樹脂を用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項29】
官能基がフェニル官能基を含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
工程(iv)のアフィニティークロマトグラフィーを、タンパク質Aを含むアフィニティークロマトグラフィー樹脂を用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項31】
CTLA4−Ig分子を液体細胞培養物から精製することを含み、精製したCTLA4−Ig組成物が、(a)1mgのCTLA4−Ig分子あたりに医薬上許容される量のMCP−1およびMCP−1様物質と、(b)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定して2.5面積%未満のCTLA4−Ig高分子量種とを含む、CTLA4−Ig分子を含む組成物を調製する方法。
【請求項32】
医薬上許容される量のMCP−1およびMCP−1様物質が約40〜約0.5ng/mgのCTLA4−Ig分子を含む、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
医薬上許容される量のMCP−1およびMCP−1様物質が約35〜約0.5ng/mgのCTLA4−Ig分子を含む、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
医薬上許容される量のMCP−1およびMCP−1様物質が約10〜約0.5ng/mgのCTLA4−Ig分子を含む、請求項31に記載の方法。
【請求項35】
工程(iv)のアフィニティークロマトグラフィーを、溶出されたタンパク質生成物中のMCP−1およびMCP−1様物質を減少させることができる樹脂を含むカラム用いて実施する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項36】
工程(iii)の疎水性相互作用クロマトグラフィーを、疎水性相互作用樹脂を用いて実施し、樹脂が、(a)CTLA4−Ig二量体をCTLA4−Ig高分子量種から分離すること;(b)溶出されたCTLA4−Ig分子のシアル酸含有率を増加させること;または(c)(a)および(b)両方を行う能力を有する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項37】
工程(ii)もしくは工程(v)の陰イオン交換クロマトグラフィー、または両方を、陰イオン交換樹脂を用いて実施し、樹脂が、(a)溶出された組成物のCTLA4−Ig高分子量凝集体の含有率を減少させること;(b)溶出された組成物のシアル酸含有率を増加させること;または(c)(a)および(b)両方を行う能力を有する、請求項9または10に記載の方法。
【請求項38】
(i)CTLA4−Ig分子を産生する哺乳動物細胞を含む液体培養物の可溶性画分を得る工程と、任意の順序の;
(ii)可溶性画分をアフィニティークロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む溶出された組成物を得る工程と;
(iii)可溶性画分を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む溶出かつ濃縮された組成物を得る工程と;
(iv)可溶性画分を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む溶出かつ濃縮された組成物を得る工程と
を含む、CTLA4−Ig分子を含む組成物を単離する方法。
【請求項39】
アフィニティークロマトグラフィー工程を最初に行う、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーを、タンパク質Aを含む樹脂を用いて実施する、請求項38に記載の方法。
【請求項41】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーを、グアニジンを含む溶出バッファーを用いて実施する、請求項38に記載の方法。
【請求項42】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーを、尿素を含む溶出バッファーを用いて実施する、請求項38に記載の方法。
【請求項43】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーによりCTLA4−Ig分子を含む溶出された組成物中のCTLA4−Ig二量体の増加がもたらされる、請求項38に記載の方法。
【請求項44】
(i)収集した液体の可溶性画分を得る工程と;
(ii)可溶性画分をアフィニティークロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む溶出された組成物を得る工程と;
(iii)工程(ii)の組成物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含む溶出かつ濃縮された組成物を得る工程と;
(iv)工程(iii)の組成物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供して、CTLA4−Ig分子を含むさらに濃縮された組成物を得る工程と
を含む、CTLA4−Ig分子を含む組成物を哺乳動物細胞培養物から収集した液体から単離し、細胞がCTLA4−Ig分子を産生する方法。
【請求項45】
工程(iv)で得られた組成物が、サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された高分子量種の割合が約2.5面積%未満であり、細胞タンパク質の割合が約95ng/ml未満であり、MCP−1の割合が約5ppm未満であることによって特徴づけられた、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
工程(iii)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、約50mMのHEPESおよび約135mMのNaClを含み、pHが約7の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項47】
工程(iii)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、約50mMのHEPESおよび約200mMのNaClを含み、pHが約7の溶出バッファーを用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項48】
工程(iv)の疎水性相互作用クロマトグラフィーを、約50mMのHEPESおよび約1.2Mの(NH4)2SO4を含み、pHが約7の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項49】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーを、約25mMのNaH2PO4および約150mMのNaClを含み、pHが約7.5の洗浄バッファーを用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項50】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーを、約250mMのグリシンを含み、pHが約3の溶出バッファーを用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項51】
工程(iii)の陰イオン交換クロマトグラフィーを、第一級、第二級、第三級、または第四級アミン官能基を含む陰イオン交換樹脂を有するカラムを用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項52】
樹脂が第四級アミン官能基を含む、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
工程(iii)の疎水性相互作用クロマトグラフィーを、フェニル、オクチル、プロピル、アルコキシ、ブチル、またはイソアミル官能基を含む疎水性相互作用樹脂を用いて実施する、請求項47に記載の方法。
【請求項54】
官能基がフェニル官能基を含む、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
工程(ii)のアフィニティークロマトグラフィーを、タンパク質Aを含む樹脂を用いて実施する、請求項44に記載の方法。
【請求項56】
請求項1から56のいずれか一項に記載の方法によって得られたCTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項57】
配列番号2、5、6、7、8、9または10を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項1から56のいずれかに記載の方法によって得られたCTLA4−Ig組成物。
【請求項58】
配列番号4、11、12、13、14、15または16を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項1から56のいずれかに記載の方法によって得られたCTLA4−Ig組成物。
【請求項59】
配列番号17の核酸配列を有するCTLA4−Ig発現プラスミド。
【請求項60】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Igタンパク質の平均モル比が約5.5〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項61】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項62】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5〜約10である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項63】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項64】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項65】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約12である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項66】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約11である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項67】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約7〜約12である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項68】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約7〜約11である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項69】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項70】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約12〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項71】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約13〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項72】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約14〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項73】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約17である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項74】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約16である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項75】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約10である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項76】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項77】
シアル酸がN−アセチルノイラミン酸(NANA)である、請求項60から76のいずれかに記載の組成物。
【請求項78】
CTLA4−Ig分子のNANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約12である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項79】
CTLA4−Ig分子のN−グリコリルノイラミン酸(NGNA)対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.5以下である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項80】
CTLA4−Ig分子のNGNA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約0.5〜約1.5である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項81】
CTLA4−Ig分子のNGNA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.0〜約1.5である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項82】
CTLA4−Ig分子のシアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約18である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項83】
CTLA4−Ig分子が、CTLA4−Ig分子1モルあたりのシアル酸の平均モル比が約6〜約12であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項84】
分子のそれぞれのポリペプチドが配列番号11、12、13、14、15または16の配列を含み、CTLA4−Ig分子が、CTLA4−Ig分子1モルあたりのシアル酸の平均モル比が約5.5〜約9.5であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項85】
CTLA4−Ig分子1モルあたりのシアル酸のモル比を酸加水分解およびHPLCによって決定する、請求項78から84のいずれかに記載の組成物。
【請求項86】
CTLA4−Ig分子が、配列番号2、5、6、7、8、9または10を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項78から84のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項87】
CTLA4−Ig分子が、配列番号4、11、12、13、14、15または16を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項78から84のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項88】
サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig分子の95面積%以上がCTLA4−Ig二量体である、CTLA4−Ig分子を含む実質的に精製した組成物。
【請求項89】
CTLA4−Ig分子の98%以上がCTLA4−Ig二量体である、請求項88に記載の組成物。
【請求項90】
CTLA4−Ig分子の99%以上がCTLA4−Ig二量体である、請求項88に記載の組成物。
【請求項91】
CTLA4−Ig分子の99.5%以上がCTLA4−Ig二量体である、請求項88に記載の組成物。
【請求項92】
サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig分子の約95%〜約99.5%がCTLA4−Ig二量体であり、分子の約0.5面積%〜約5面積%がCTLA4−Ig高分子量種である、請求項88に記載の組成物。
【請求項93】
サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された分子の約98.6%がCTLA4−Ig二量体であり、分子の約1.2面積%がCTLA4−Ig高分子量種であり、分子の約0.7面積%未満がCTLA4−Ig単量体である、請求項88に記載の組成物。
【請求項94】
分子の0.3%未満が5個以上のCTLA4−Ig単量体を含む多量体である、請求項88に記載の組成物。
【請求項95】
本質的にCTLA4−Ig二量体からなる組成物。
【請求項96】
集団がCTLA4−Ig単量体を実質的に含まない、本質的にCTLA4−Ig分子からなる組成物。
【請求項97】
集団がCTLA4−Ig高分子量種を実質的に含まない、本質的にCTLA4−Ig分子からなる組成物。
【請求項98】
本質的にCTLA4−Ig単量体からなり、CTLA4−Ig二量体および高分子量種を実質的に含まない組成物。
【請求項99】
それぞれのCTLA4−Ig二量体のそれぞれの単量体が少なくとも3個のシアル酸基を有する、請求項95から98のいずれかに記載の組成物。
【請求項100】
それぞれのCTLA4−Ig二量体のそれぞれの単量体が少なくとも2.5個のシアル酸基を有する、請求項95から98のいずれかに記載の組成物。
【請求項101】
それぞれのCTLA4−Ig二量体のそれぞれの単量体が少なくとも3個のシアル酸基〜少なくとも8個のシアル酸基を有する、請求項95から98のいずれかに記載の組成物。
【請求項102】
それぞれのCTLA4−Ig二量体のそれぞれの単量体が少なくとも2.5個のシアル酸基〜少なくとも5個のシアル酸基を有する、請求項95から98のいずれかに記載の組成物。
【請求項103】
それぞれの二量体が2個のCTLA4−Igポリペプチドを含み、それぞれのポリペプチドが配列番号5〜16からなる群から選択されるアミノ酸配列を有する、請求項95から98のいずれかに記載の組成物。
【請求項104】
配列番号2、5、6、7、8、9または10を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項95から98のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項105】
配列番号4、11、12、13、14、15または16を有する1つまたは複数のポリペプチドを含む、請求項95から98のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項106】
CTLA4−Ig二量体を実質的に含まない、CTLA4−Ig四量体を含む単離した組成物。
【請求項107】
CTLA4−Ig単量体を実質的に含まない、CTLA4−Ig四量体を含む単離した組成物。
【請求項108】
約100グラムを超える量として存在する、請求項106または107に記載の組成物。
【請求項109】
それぞれの四量体が2対のCTLA4−Igポリペプチドを含み、それぞれのポリペプチドが配列番号5〜10からなる群から選択されるアミノ酸配列を有する、請求項106または107に記載のCTLA4−Ig四量体の組成物。
【請求項110】
それぞれの四量体が2対のCTLA4−Igポリペプチドを含み、それぞれのポリペプチドが配列番号11〜16からなる群から選択されるアミノ酸配列を有する、請求項106または107に記載のCTLA4−Ig四量体の組成物。
【請求項111】
それぞれの四量体がCD80またはCD86と結合することができる請求項106または107に記載の組成物。
【請求項112】
MCP−1を実質的に含まない、CTLA4−Ig分子を含む医薬上許容される組成物。
【請求項113】
約25ppmを超えないMCP−1を含む、CTLA4−Ig分子を含む医薬上許容される組成物。
【請求項114】
10ppmを超えないMCP−1を含む、請求項113に記載の組成物。
【請求項115】
約0.2ng/mlのMCP−1〜約10ng/mlのMCP−1を含む、請求項113に記載の組成物。
【請求項116】
(a)約0.2ng/mlのMCP−1〜約10ng/mlのMCP−1および(b)25ng/mlを超えないCHOタンパク質または10ng/mlを超えないCHOタンパク質を含む、CTLA4−Ig分子を含む医薬上許容される組成物。
【請求項117】
約20pg/mlを超えないDNAを含む、請求項116に記載の組成物。
【請求項118】
約10mg/kgの静脈内用量で対象に投与した場合にCTLA4−Ig分子が、
(a)曲線下面積(AUC)、約44400μg.h/ml;
(b)分布容量、約0.09L/kg;
(c)ピーク濃度(Cmax)、約292μg/ml;
(d)クリアランス速度、約0.23ml/h/kg
を示すことができる、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項119】
等電点電気泳動によって決定して5.1±0.2以下の等電点、すなわちpIを有する、等電点電気泳動ゲル上で可視化可能なCTLA4−Ig分子の優勢アイソフォームを含む、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項120】
組成物の平均pIがノイラミニダーゼ処理後に増加する、請求項119に記載の組成物。
【請求項121】
CTLA4−Ig分子の少なくとも40%が、等電点電気泳動によって決定して約5.1±0.2以下の等電点を示す、請求項119に記載の組成物。
【請求項122】
CTLA4−Ig分子の少なくとも70%が、等電点電気泳動によって決定して約5.1±0.2以下の等電点を示す、請求項119に記載の組成物。
【請求項123】
CTLA4−Ig分子の少なくとも90%が、等電点電気泳動によって決定して約5.1±0.2以下の等電点を示す、請求項119に記載の組成物。
【請求項124】
約3.0±0.2〜約5.0±0.2のpIを有する、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項125】
約4.3±0.2〜約5.0±0.2のpIを有する、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項126】
約3.3±0.2〜約4.7±0.2のpIを有する、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項127】
実質的に精製されている、請求項124、125または126に記載の組成物。
【請求項128】
約3.0±0.2〜約5.0±0.2のpIを有するCTLA4−Ig分子を含む組成物を調製する方法であって、(a)CTLA4−Ig分子の混合物を等電点ゲル電気泳動に供する工程であって、ゲル上の単一のバンドが特定のpIを有するCTLA4−Ig分子の集団を表す工程と、(b)約3.0±0.2〜約5.0±0.2のpIを有するCTLA4−Ig分子の集団を単離して組成物を調製する工程とを含む方法。
【請求項129】
等電点電気泳動によって決定して5.5±0.2以下の等電点、すなわちpIを有する、等電点電気泳動ゲル上で可視化可能な優勢アイソフォームを含む、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項130】
組成物の平均pIがノイラミニダーゼ処理後に増加する、請求項129に記載の組成物。
【請求項131】
CTLA4−Ig分子の少なくとも40%が、等電点電気泳動によって決定して約5.3±0.2以下の等電点を示す、請求項129に記載の組成物。
【請求項132】
CTLA4−Ig分子の少なくとも70%が、等電点電気泳動によって決定して約5.3±0.2以下の等電点を示す、請求項129に記載の組成物。
【請求項133】
CTLA4−Ig分子の少なくとも90%が、等電点電気泳動によって決定して約5.3±0.2以下の等電点を示す、請求項129に記載の組成物。
【請求項134】
約3.0±0.2〜約5.2±0.2のpIを有する、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項135】
約4.5±0.2〜約5.2±0.2のpIを有する、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項136】
約4.7±0.2〜約5.1±0.2のpIを有する、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項137】
実質的に精製されている、請求項134、135または136に記載の組成物。
【請求項138】
(a)CTLA4−Ig分子の混合物を等電点ゲル電気泳動に供する工程であって、ゲル上の単一のバンドが特定のpIを有するCTLA4−Ig分子の集団を表す工程と、(b)約3.0±0.2〜約5.2±0.2のpIを有するCTLA4−Ig分子の集団を単離して組成物を調製する工程とを含む、約2.0±0.2〜約5.2±0.2のpIを有するCTLA4−Ig分子を含む組成物を調製する方法。
【請求項139】
CTLA4−Ig分子が、GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約17〜約28であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項140】
CTLA4−Ig分子が、GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約17〜約25であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項141】
CTLA4−Ig分子が、GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項142】
分子のそれぞれのポリペプチドが配列番号11、12、13、14、15または16の配列を含み、CTLA4−Ig分子が、GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項143】
CTLA4−Ig分子が、GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項144】
分子のそれぞれのポリペプチドが配列番号11、12、13、14、15または16の配列を含み、CTLA4−Ig分子が、GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項145】
CTLA4−Ig分子が、ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項146】
分子のそれぞれのポリペプチドが配列番号11、12、13、14、15または16の配列を含み、CTLA4−Ig分子が、ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項147】
CTLA4−Ig分子が、フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約3.5〜約8.3であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項148】
分子のそれぞれのポリペプチドが配列番号11、12、13、14、15または16の配列を含み、CTLA4−Ig分子が、フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6.4〜約7.0であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項149】
CTLA4−Ig分子が、マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約7.7〜約22であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項150】
分子のそれぞれのポリペプチドが配列番号11、12、13、14、15または16の配列を含み、CTLA4−Ig分子が、マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約14〜約16であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項151】
GlcNAc対CTLA4−Ig分子のモル比をキャピラリー電気泳動によって決定する、請求項139から150のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項152】
GalNAc対CTLA4−Ig分子のモル比をキャピラリー電気泳動によって決定する、請求項139から150のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項153】
ガラクトース対CTLA4−Ig分子のモル比をキャピラリー電気泳動によって決定する、請求項139から150のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項154】
フコース対CTLA4−Ig分子のモル比をキャピラリー電気泳動によって決定する、請求項139から150のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項155】
マンノース対CTLA4−Ig分子のモル比をキャピラリー電気泳動によって決定する、請求項139から150のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項156】
CTLA4−Ig分子が1つまたは複数の炭水化物と分子との酵素的結合によって得られる、請求項139から150のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項157】
分子が、インビトロで酵素的に分子と結合した炭水化物残基を含む、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項158】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項159】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であり;
(c)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項160】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(d)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項161】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約3.5〜約8.3であり;
(e)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項162】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約3.5〜約8.3であり;
(e)マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約7.2〜約22であり;
(f)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項163】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項164】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であり;
(c)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項165】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(d)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項166】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6.4〜約7.0であり;
(e)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項167】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6.4〜約7.0であり;
(e)マンノース対CTLA4−Igタンパク質の平均モル比が約14〜約16であり;
(f)シアル酸対CTLA4−Igタンパク質の平均モル比が約5.5〜約9.5である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項168】
CTLA4−Ig分子が、配列番号2もしくは4の位置102のアスパラギンアミノ酸残基、配列番号2もしくは4の位置134のアスパラギンアミノ酸残基、配列番号2もしくは4の位置233のアスパラギンアミノ酸残基、配列番号2もしくは4の位置155のセリンアミノ酸残基、または配列番号2もしくは4の位置165のセリンアミノ酸残基でグリコシル化されている、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項169】
CTLA4−Ig分子がグリコシル化されており、グリコシル化の全質量の少なくとも約2%がO結合型グリコシル化である、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項170】
約9.6±0.3のNGNAクロマトグラムピークおよび約10.5±0.3のNANAクロマトグラムピークを示す、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項171】
CTLA4−Ig分子が図68と実質的に同じ炭水化物プロフィールを示す、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項172】
CTLA−Ig分子が図68に示す炭水化物プロフィールを示す、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項173】
CTLA4−Ig分子がドメインI〜IVの炭水化物プロフィールを示し、ドメインIがa−シアル化オリゴ糖を表すピークを含み、ドメインIIがモノ−シアル化オリゴ糖を表すピークを含み、ドメインIIIがジ−シアル化オリゴ糖を表すピークを含み、ドメインIVがトリ−シアル化オリゴ糖を表すピークを含み、ドメインVがテトラ−シアル化オリゴ糖を表すピークを含み、プロフィールとは、CTLA4−Igから放出されるオリゴ糖のクロマトグラムである、本質的にCTLA4−Ig分子からなる組成物。
【請求項174】
ドメインI中の最初のピークとドメインII中の主要ピークとの間のN結合型オリゴ糖の保持時間の差が約10〜約12分である、請求項172に記載の組成物。
【請求項175】
ドメインI中の最初のピークとドメインII中の主要ピークとの間のN結合型オリゴ糖の保持時間の差が約11〜約13分である、請求項172に記載の組成物。
【請求項176】
ドメインIIIおよびIVのグリコシル化が、HPAECによって測定して約25%〜約36%のN結合型グリコシル化を含む、請求項172に記載の組成物。
【請求項177】
ドメインIのグリコシル化が、HPAECによって測定して約24.5%〜約35.2%のN結合型グリコシル化を含む、請求項172に記載の組成物。
【請求項178】
ドメインIIのグリコシル化が、HPAECによって測定して約26.3%〜約34.1%のN結合型グリコシル化を含む、請求項172に記載の組成物。
【請求項179】
ドメインIIIのグリコシル化が、HPAECによって測定して約21.9%〜約31.5%のN結合型グリコシル化を含む、請求項172に記載の組成物。
【請求項180】
ドメインIVおよびドメインVのグリコシル化が、HPAECによって測定して約7.9%〜約18.6%のN結合型グリコシル化を含む、請求項172に記載の組成物。
【請求項181】
(a)ドメインIが少なくとも約31%の面積%を示すか;
(b)ドメインIIが少なくとも約33%の面積%を示すか;
(c)ドメインIIIが少なくとも約24%の面積%を示すか;
(iv)ドメインIVが少なくとも約9.4%の面積%を示すか、または
(v)ドメインVが少なくとも約6.7%の面積%を示し;
面積はCTLA4−Igから放出されるオリゴ糖のクロマトグラムから測定する、
請求項172に記載の組成物。
【請求項182】
(a)ドメインIが少なくとも約5個のピークを示すか;
(b)ドメインIIが少なくとも約5個のピークを示すか;
(c)ドメインIIIが少なくとも約5個のピークを示すか;
(d)ドメインIVが少なくとも約6個のピークを示すか、
(e)ドメインVが少なくとも約6個のピークを示すか、または
(f)ドメインIが少なくとも3個のピークを示し、
ピークがクロマトグラム上に示される、
請求項172に記載の組成物。
【請求項183】
(a)ポリペプチドの約80%が二分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(b)ポリペプチドの約14%が三分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(c)ポリペプチドの約6%が四分岐のN結合型グリコシル化を有する、
CTLA4−Igポリペプチドを含む組成物。
【請求項184】
N結合型グリコシル化を、パルスアンペロメトリック検出を備えた高pH陰イオン交換クロマトグラフィー(HPEAC−PAD)によって決定する、請求項183に記載の組成物。
【請求項185】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(b)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項186】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(b)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種の面積%が約3%未満である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項187】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(b)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;
(c)NGNA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.5以下である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項188】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(b)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量凝集体の含有率が約3面積%未満であり;
(d)炭水化物プロフィールが図68と実質的に同じである
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項189】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(b)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量凝集体の含有率が約3面積%未満であり;
(d)HPAECによって決定されるドメインIII、IVおよびV中のグリコシル化の含有率が少なくとも約29.8%〜約50.1%のN結合型グリコシル化である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項190】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(b)NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定してCTLA4−Ig高分子量種が約3面積%未満である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項191】
分子が、NANA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約12であることによってさらに特徴づけられた、請求項185から190のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項192】
分子が、
(a)約80%の二分岐のN結合型グリコシル化;
(b)約14%の三分岐のN結合型グリコシル化;および
(c)約6%の四分岐のN結合型グリコシル化
によってさらに特徴づけられた、請求項185から190のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項193】
分子が、
(a)配列番号10のアミノ酸配列(配列番号2のアミノ酸位置27のメチオニンおよびアミノ酸位置382のグリシン);
(b)配列番号7のアミノ酸配列(配列番号2のアミノ酸位置27のメチオニンおよびアミノ酸位置383のリシン);
(c)配列番号9のアミノ酸配列(配列番号2のアミノ酸位置26のアラニンおよびアミノ酸位置382のグリシン);ならびに
(d)配列番号6のアミノ酸配列(配列番号2のアミノ酸位置26のアラニンおよびアミノ酸位置383のリシン)
の1つまたは複数の任意の組合せをさらに含む、請求項192に記載の組成物。
【請求項194】
(a)分子の約90%が、残基27のメチオニンから始まる配列番号2のアミノ酸配列を含み;
(b)分子の約10%が、残基番号26のアラニンから始まる配列番号2のアミノ酸配列を含み;
(c)分子の約4%が、残基番号383のリシンで終わる配列番号2のアミノ酸配列を含み;
(d)分子の約96%が、残基番号382のグリシンで終わる配列番号2のアミノ酸配列を含む、
請求項185から190のいずれかに記載の組成物。
【請求項195】
(a)ポリペプチドの約80%が二分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(b)ポリペプチドの約14%が三分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(c)ポリペプチドの約6%が四分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(d)NGNA対CTLA4−Ig分子の平均モル比が1.5以下である、
CTLA4−Igポリペプチドを含む組成物。
【請求項196】
(a)ポリペプチドの約80%が二分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(b)ポリペプチドの約14%が三分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(c)ポリペプチドの約6%が四分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(d)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35である、
CTLA4−Igポリペプチドを含む組成物。
【請求項197】
(a)ポリペプチドの約80%が二分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(b)ポリペプチドの約14%が三分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(c)ポリペプチドの約6%が四分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(d)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6である、
CTLA4−Igポリペプチドを含む組成物。
【請求項198】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項199】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種が約5面積%未満である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項200】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種の含有率が約5面積%未満であり;
(d)炭水化物プロフィールが図68と実質的に同じである
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項201】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が5.5〜約9.5であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種の含有率が約5面積%未満であり;
(d)HPAECによって決定されるドメインIII、IVおよびV中のグリコシル化の含有率が少なくとも約29.8%〜約50.1%のN結合型グリコシル化である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項202】
(a)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(b)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5であり;
(c)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定されたCTLA4−Ig高分子量種の含有率が約5面積%未満である
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項203】
分子が、
(a)約80%の二分岐のN結合型グリコシル化;
(b)約14%の三分岐のN結合型グリコシル化;および
(c)約6%の四分岐のN結合型グリコシル化
によってさらに特徴づけられた、請求項195から202のいずれかに記載の組成物。
【請求項204】
分子が、
(a)配列番号16のアミノ酸配列(配列番号4のアミノ酸位置27のメチオニンおよびアミノ酸位置382のグリシン);
(b)配列番号13のアミノ酸配列(配列番号4のアミノ酸位置27のメチオニンおよびアミノ酸位置383のリシン);
(c)配列番号15のアミノ酸配列(配列番号4のアミノ酸位置26のアラニンおよびアミノ酸位置382のグリシン);ならびに
(d)配列番号12のアミノ酸配列(配列番号4のアミノ酸位置26のアラニンおよびアミノ酸位置383のリシン)
の1つまたは複数の任意の組合せをさらに含む、請求項195から202のいずれかに記載の組成物。
【請求項205】
(a)分子の約90%が、残基27のメチオニンから始まる配列番号4のアミノ酸配列を含み;
(b)分子の約10%が、残基番号26のアラニンから始まる配列番号4のアミノ酸配列を含み;
(c)分子の約4%が、残基番号383のリシンで終わる配列番号4のアミノ酸配列を含み;
(d)分子の約96%が、残基番号382のグリシンで終わる配列番号4のアミノ酸配列を含む、
請求項195から202のいずれかに記載の組成物。
【請求項206】
(a)ポリペプチドの約80%が二分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(b)ポリペプチドの約14%が三分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(c)ポリペプチドの約6%が四分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(d)CTLA4−Igタンパク質1モルあたりのGlcNAcの平均モル比が約24〜約28である、
CTLA4−Igポリペプチドを含む組成物。
【請求項207】
(a)ポリペプチドの約80%が二分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(b)ポリペプチドの約14%が三分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(c)ポリペプチドの約6%が四分岐のN結合型グリコシル化を有し;
(d)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6である、
CTLA4−Igポリペプチドを含む組成物。
【請求項208】
実質的に精製した組成物である、請求項157から172、195から202、または206から207のいずれかに記載の組成物。
【請求項209】
CTLA4−Ig分子の約2.5%以下が酸化されている、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項210】
CTLA4−Ig分子の約2.0%以下が脱アミド化されている、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項211】
CTLA4−Ig二量体分子の少なくとも0.5%がシステイン化されている、CTLA4−Ig二量体分子を含む組成物。
【請求項212】
CTLA4−Ig二量体分子の少なくとも1.0%がシステイン化されている、請求項211に記載の組成物。
【請求項213】
集団が図49と実質的に同じ質量分析プロフィールを示す、CTLA4−Ig分子の集団。
【請求項214】
集団が図48と実質的に同じキャピラリー電気泳動プロフィールを示す、CTLA4−Ig分子の集団。
【請求項215】
請求項1から55のいずれかの方法によって得られたCTLA4−Ig組成物。
【請求項216】
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;
(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約3.5〜約8.3であり;
(e)マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約7.2〜約22であり;
(f)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;
(g)等電点電気泳動ゲル上での可視化によって決定されたpIが約2.4±0.2〜約5.0±0.2の範囲であり;
(h)MCP−1が3ppm以下であり;
(i)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された高分子量種が2.5面積%未満であり;
(j)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された単量体が0.5面積%未満であり;
(k)CTLA4−Igポリペプチドが配列番号5〜10のいずれかと少なくとも95%同一のアミノ酸配列を有し;
(l)CTLA4−Ig分子がCD80およびCD86と結合することができる
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項217】
分子の集団が、(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約15〜約35であり;(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約1.7〜約3.6であり;(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約8〜約17であり;(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約3.5〜約8.3であり;(e)マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約7.2〜約22であり;(f)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6〜約12であり;(g)等電点電気泳動ゲル上での可視化によって決定されたpIが約3.4±0.2〜約5.0±0.2の範囲であり;(h)MCP−1が5ppm以下であり;(i)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された高分子量種が2.5面積%未満であり;(j)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された単量体が0.5面積%未満であり;(k)CTLA4−Igポリペプチドが配列番号5〜10のいずれかと少なくとも95%同一のアミノ酸配列を有し;(l)CTLA4−Ig分子がCD80およびCD86と結合することができることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物;またはその医薬的な等価物。
【請求項218】
分子の集団が、
(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;
(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であり;
(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;
(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6.4〜約7.0であり;
(e)マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約14〜約16であり;
(f)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5であり;
(g)等電点電気泳動ゲル上での可視化によって決定されたpIが約2.4±0.2〜約5.2±0.2の範囲であり;
(h)MCP−1が5ppm以下であり;
(i)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された高分子量種が5面積%未満であり;
(j)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された単量体が1面積%未満であり;
(k)CTLA4−Igポリペプチドが配列番号11〜16のいずれかと少なくとも95%同一のアミノ酸配列を有し;
(l)CTLA4−Ig分子がCD80およびCD86と結合することができる
ことによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項219】
分子の集団が、(a)GlcNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約24〜約28であり;(b)GalNAc対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約2.7〜約3.6であり;(c)ガラクトース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約11〜約13であり;(d)フコース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約6.4〜約7.0であり;(e)マンノース対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約14〜約16であり;(f)シアル酸対CTLA4−Ig分子の平均モル比が約5.5〜約9.5であり;(g)等電点電気泳動ゲル上での可視化によって決定されたpIが約3.4±0.2〜約5.2±0.2の範囲であり;(h)MCP−1が5ppm以下であり;(i)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された高分子量種が5面積%未満であり;(j)サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定された単量体が1面積%未満であり;(k)CTLA4−Igポリペプチドが配列番号11〜16のいずれかと少なくとも95%同一のアミノ酸配列を有し;(l)CTLA4−Ig分子がCD80およびCD86と結合することができることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物;またはその医薬的な等価物。
【請求項220】
医薬上許容される担体をさらに含む、請求項216から219のいずれかに記載の組成物。
【請求項221】
一定量のマルトース一水和物をさらに含む、請求項216から219のいずれかに記載の組成物。
【請求項222】
医薬上許容される希釈剤、アジュバントまたは担体をさらに含む、請求項216から219のいずれかに記載の組成物。
【請求項223】
マルトース、一塩基性リン酸ナトリウム一水和物、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム、および滅菌水をさらに含む、請求項216から219のいずれかに記載の組成物。
【請求項224】
スクロース、ポロキサマー、一塩基性リン酸ナトリウム一水和物、二塩基性リン酸ナトリウム無水物、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム、および滅菌水をさらに含む、請求項216から219のいずれかに記載の組成物。
【請求項225】
スクロース、一塩基性リン酸ナトリウム一水和物、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム、塩酸、および滅菌水をさらに含む、請求項216から219のいずれかに記載の組成物。
【請求項226】
組成物を凍結乾燥する、請求項216から219のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項227】
有効量の請求項216から219のいずれかに記載の組成物、マルトース、一塩基性リン酸ナトリウム一水和物、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウムおよび塩酸を含む、凍結乾燥した組成物。
【請求項228】
有効量の請求項216から219のいずれかに記載の組成物、スクロース、一塩基性リン酸ナトリウム一水和物、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム、および塩酸を含む、凍結乾燥した組成物。
【請求項229】
サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定して、少なくとも95面積%のCTLA4−Ig二量体を含み、5面積%を超えないCTLA4−Ig高分子量種を含む、CTLA4−Ig分子の凍結乾燥した組成物。
【請求項230】
サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定して、少なくとも98面積%のCTLA4−Ig二量体を含み、2面積%を超えないCTLA4−Ig高分子量種を含む、請求項229に記載の組成物。
【請求項231】
サイズ排除クロマトグラフィーおよび分光光度検出によって決定して少なくとも99面積%のCTLA4−Ig二量体を含み、1面積%を超えないCTLA4−Ig高分子量種を含む、請求項229に記載の組成物。
【請求項232】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり少なくとも8.0モルのシアル酸を含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Igタンパク質組成物。
【請求項233】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約15.7〜約31モルのGlcNAcを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項234】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約1.6〜約3.2モルのGalNAcを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項235】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約9.3〜約15.5モルのガラクトースを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項236】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約3.6〜約7.9モルのフコースを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項237】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約7.7〜約22モルのマンノースを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項238】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり少なくとも5.0モルのシアル酸を含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Igタンパク質組成物。
【請求項239】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約24〜約28モルのGlcNAcを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項240】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約2.7〜約3.6モルのGalNAcを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項241】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約11〜約13モルのガラクトースを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項242】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約6.4〜約7.0モルのフコースを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項243】
CTLA4−Igタンパク質1モルあたり約14〜約16モルのマンノースを含む、請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物。
【請求項244】
(a)請求項229に記載の凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物を含む容器;および(b)凍結乾燥したCTLA4−Ig組成物を注射用溶液へと再構成するための指示書を含む医薬キット。
【請求項245】
T細胞を、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物と接触させることを含む、T細胞増殖またはT細胞活性化を阻害する方法。
【請求項246】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において免疫応答を阻害する方法。
【請求項247】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において免疫障害を治療する方法。
【請求項248】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において抗原に対する免疫寛容を誘発させる方法。
【請求項249】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において炎症を治療する方法。
【請求項250】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の医薬組成物を投与することを含む、関節リウマチを治療する方法。
【請求項251】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の医薬組成物を投与することを含む、リウマチ性疾患を治療する方法。
【請求項252】
それを必要としている対象に、有効量の請求項_のいずれかに記載の医薬組成物を投与することを含む、潰瘍性大腸炎を治療する方法。
【請求項253】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において乾癬を治療する方法。
【請求項254】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象においてループスを治療する方法。
【請求項255】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象においてアレルギーを治療または予防する方法。
【請求項256】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において移植片対宿主病を治療または予防する方法。
【請求項257】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において移植器官の拒絶を治療または予防する方法。
【請求項258】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において移植組織の拒絶を治療または予防する方法。
【請求項259】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において移植細胞の拒絶を治療または予防する方法。
【請求項260】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において多発性硬化症を治療する方法。
【請求項261】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象においてクローン病を治療する方法。
【請求項262】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象においてI型糖尿病を治療する方法。
【請求項263】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において炎症性腸疾患を治療する方法。
【請求項264】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において卵巣炎を治療する方法。
【請求項265】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において糸球体腎炎を治療する方法。
【請求項266】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象においてアレルギー性脳脊髄炎を治療する方法。
【請求項267】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を投与することを含む、対象において重症筋無力症を治療する方法。
【請求項268】
免疫障害の治療的および/または予防的処置を行うための医薬品の製造における、シアル酸基対CTLA4−Igタンパク質の平均モル比が約5〜約18であるCTLA4−Ig分子の集団の使用。
【請求項269】
抗関節リウマチ剤と、それと一緒に梱包したそれを関節リウマチの治療で使用するための指示書の製造における、シアル酸基対CTLA4−Igタンパク質の平均モル比が約5〜約18であるCTLA4−Ig分子の集団の使用。
【請求項270】
T細胞を、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物と、メトトレキサートと組み合わせて接触させることを含む、T細胞増殖またはT細胞活性化を阻害する方法。
【請求項271】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を、メトトレキサートと組み合わせて投与することを含む、対象において免疫応答を阻害する方法。
【請求項272】
それを必要としている対象に、有効量の請求項56から58、60から127、129から137、および139から244のいずれかに記載の組成物を、メトトレキサートと組み合わせて投与することを含む、対象において抗原に対する免疫寛容を誘発させる方法。
【請求項273】
免疫原性の発生率が7.4%以下である、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項274】
免疫原性の発生率が約2.1%〜約7.4%である、請求項273に記載の単離した組成物。
【請求項275】
免疫原性の発生率が3.7%以下である、請求項273に記載の単離した組成物。
【請求項276】
免疫原性の発生率が3.0%以下である、請求項273に記載の単離した組成物。
【請求項277】
免疫原性の発生率が約2.8%〜約3.0%である、請求項273に記載の単離した組成物。
【請求項278】
組成物をヒトに投与した後、CTLA4−Ig分子と結合する抗体の産生が、ヒトにおいて7.4%以下の発生率で起こる、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項279】
発生率が約2.1%〜約7.4%である、請求項278に記載の単離した組成物。
【請求項280】
発生率が3.7%以下である、請求項278に記載の単離した組成物。
【請求項281】
発生率が3.0%以下である、請求項278に記載の単離した組成物。
【請求項282】
発生率が約2.8%〜約3.0%である、請求項278に記載の単離した組成物。
【請求項283】
組成物をヒトに投与した後、CTLA4−Ig分子のCTLA4部分と結合する抗体の産生が、ヒトにおいて4.9%以下の発生率で起こる、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項284】
発生率が約0.5%〜約4.9%である、請求項283に記載の単離した組成物。
【請求項285】
発生率が1.2%以下である、請求項283に記載の単離した組成物。
【請求項286】
発生率が1.0%以下である、請求項283に記載の単離した組成物。
【請求項287】
発生率が約0.9%〜約1.0%である、請求項283に記載の単離した組成物。
【請求項288】
発生率を酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)で測定する、請求項273から287のいずれか一項に記載の単離した組成物。
【請求項289】
発生率を電気化学発光アッセイ(ECL)で測定する、請求項273から287のいずれか一項に記載の単離した組成物。
【請求項290】
組成物をヒトに投与した後、CTLA4−Ig分子を中和する抗体の産生が、CTLA4−Ig分子のCTLA4部分と結合する抗体を有するヒトの75%以下の発生率で起こる、CTLA4−Ig分子を含む単離した組成物。
【請求項291】
発生率が40〜75%である、請求項290に記載の単離した組成物。
【請求項292】
発生率が40%以下である、請求項291に記載の単離した組成物。
【請求項293】
発生率を細胞に基づいたルシフェラーゼレポーターアッセイで測定する、請求項290から292のいずれか一項に記載の単離した組成物。
【請求項294】
ドメインI中のN結合型グリコシル化の含有率が、HPAECによって決定して少なくとも約24.5面積%〜約35.2面積%であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【請求項295】
ドメインIが3つのピークを含み、すべてHPAECによって決定して、最初のピークが約7.3面積%を含み、第2のピークが約10.7面積%を含み、第3のピークが約8.8面積%を含む、請求項294に記載の組成物。
【請求項296】
ドメインII中のN結合型グリコシル化の含有率が、HPAECによって決定して少なくとも約26.3面積%〜約34.1面積%であることによって特徴づけられた、CTLA4−Ig分子を含む組成物。
【図1A】
【図1B】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8Aand8B】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図15A】
【図15B】
【図16】
【図17】
【図18A】
【図18B】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27A】
【図27B】
【図27C】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34A】
【図34B】
【図34C】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55A】
【図55B】
【図55C】
【図55D】
【図56】
【図57】
【図58A】
【図58B】
【図59】
【図60】
【図61A】
【図61B】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67A】
【図67B】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71A】
【図71B】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図1B】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8Aand8B】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図15A】
【図15B】
【図16】
【図17】
【図18A】
【図18B】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27A】
【図27B】
【図27C】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34A】
【図34B】
【図34C】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55A】
【図55B】
【図55C】
【図55D】
【図56】
【図57】
【図58A】
【図58B】
【図59】
【図60】
【図61A】
【図61B】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67A】
【図67B】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71A】
【図71B】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【公表番号】特表2009−520503(P2009−520503A)
【公表日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−547621(P2008−547621)
【出願日】平成18年12月19日(2006.12.19)
【国際出願番号】PCT/US2006/049074
【国際公開番号】WO2007/076032
【国際公開日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【出願人】(391015708)ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニー (494)
【氏名又は名称原語表記】BRISTOL−MYERS SQUIBB COMPANY
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年12月19日(2006.12.19)
【国際出願番号】PCT/US2006/049074
【国際公開番号】WO2007/076032
【国際公開日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【出願人】(391015708)ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニー (494)
【氏名又は名称原語表記】BRISTOL−MYERS SQUIBB COMPANY
【Fターム(参考)】
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