説明

缶体巻締装置

【課題】本発明は倣いカムの交換や熟練技術が不要となり、交換部品点数の削減や交換作業を簡略化し、且つ多様な缶形状に対応出来ると共に省力化と大幅な生産性の向上を図ることが可能となる缶体巻締装置を提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも、缶本体W1を固定するチャック1と、カールローラー2と、締付けローラー3と、保持リング4と、X軸・Y軸方向移動可能なガイドリング6とから成り、且つ保持リング4の内側に対向させてカールローラー2と締付けローラー3を回転可能に取付け、保持リング4がガイドリング6に回転可能に取付ける。また保持リング4の上方に配置した回転駆動リング10に、保持リング4を水平移動可能に取付け、ガイドリング6に、X軸テーブル7とY軸テーブル8を取付けると共にそれがサーボモーター14,16で駆動されるようにすると良い。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は四角形状の缶体や大きさ或いは形状が異なる缶体を、倣いカムを使用せずに加工出来る缶体巻締装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、四角形状の缶体や大きさ或いは形状が異なる缶体をカールローラーと締付けローラーを用いて缶本体の端部に蓋を巻締めて缶体を製造する場合には、缶本体の断面形状に合せた倣いカムを用意し、缶体の横断面に対して、カールローラーと締付けローラーを動かして缶体巻締作業が行われ、缶体が製造されていた。この時、缶本体の断面形状が変わる毎に、倣いカムを用意しなければならず、且つ倣いカムの交換作業に多くの時間が必要であり、手間の掛かるものであった。従って、倣いカムの交換時は、自動製造ラインが停止されるので非常に大きなロスとなり、且つ交換部品の増加やその管理が煩雑になり、更に倣いカムの交換時及び缶体巻締作業には熟練技術による調整が必要であり、コストダウンが難しかった。
【0003】
このため、近年に於いては、大きさ或いは形状が異なる缶体をカールローラーと締付けローラーを用いて缶本体の端部に蓋を巻締めて缶体を製造する場合に、倣いカムを使用しない装置として、例えば特開2001−259766で提案された缶体製造装置がある。この装置は、楕円等の真円以外の断面形状の缶体を加工する場合、これに即したカールシーム加工線が一定速度となったような歪みのない均一な巻締めを行うことが出来るものである。この構造は、台座とこれに進退自在に対向させた抑え座とにそれぞれ設けた回転金型に、缶本体と該缶本体の両側に各蓋を巻締めて缶体を製造する製造装置において、該抑え座と各回転金型とカールローラー並びに締付けローラーとをそれぞれサーボモーターに連動させ、且つ数値制御装置に、缶本体の断面形状と高さと、カールローラーと締付けローラーの切込み段数と、各段数毎の切込み量と、回転金型の回転数とを書込み、該数値制御装置に書込んだ情報に基づいて各サーボモーターを順次動作させるものであった。
【0004】
しかしながら、特開2001−259766は、主として自動車用消音機の外殻として使用される楕円等の真円以外の断面形状の缶体を加工する製造装置であり、本発明のような四角形状の缶体で、且つその大きさ或いは形状が異なる缶体を、倣いカムを使用せずに加工出来る缶体巻締装置の記載がなく、その発想もないものであった。
【特許文献1】特開2001−259766号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は倣いカムの交換や熟練技術が不要となり、交換部品点数を削減すると共に交換作業の簡略化が可能となり、且つ多様な缶形状に対応出来ると共に所要時間が大幅に短縮され、省力化と大幅な生産性の向上を図ることが可能となる缶体巻締装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記欠点を解消するために成されたものであり、つまり、少なくとも、缶本体を固定するチャックと、カールローラーと、締付けローラーと、保持リングと、X軸・Y軸方向移動可能なガイドリングとから成り、且つ保持リングの内側に対向させてカールローラーと締付けローラーを回転可能に取付け、保持リングがガイドリングに回転可能に取付けたものとする。また前記保持リングの上方に配置した回転駆動リングに、保持リングを水平移動可能に取付けると良く、前記ガイドリングに、X軸テーブルとY軸テーブルを取付けると共にX軸テーブルとY軸テーブルがサーボモーターで駆動されるようにするのが好ましい。
【発明の効果】
【0007】
請求項1のようにカールローラー(2)と締付けローラー(3)を用いて缶本体(W1)の端部に蓋(W2)を巻締めて缶体を製造する缶体巻締装置に於いて、少なくとも、缶本体(W1)を固定するチャック(1)と、カールローラー(2)と、締付けローラー(3)と、保持リング(4)と、X軸・Y軸方向移動可能なガイドリング(6)とから成り、且つ保持リング(4)の内側に対向させてカールローラー(2)と締付けローラー(3)を回転可能に取付け、保持リング(4)がガイドリング(6)に回転可能に取付けられることにより、倣いカムが不要となるため、その交換や熟練技術が不要となり、交換部品点数を削減できると共に交換作業の簡略化が可能となり、更に多様な缶形状に対応出来ると共に所要時間が大幅に短縮され、省力化と大幅な生産性の向上を図ることが可能となるのである。特に自動製造ラインの停止時間が極めて短くて済むため、コストダウンが可能となる。
【0008】
請求項2のように保持リング(4)の上方に配置した回転駆動リング(10)に、保持リング(4)を水平移動可能に取付けることにより、固定した缶体の周囲を簡単に巻締め加工が行えるものとなる。
【0009】
請求項3に示すようにガイドリング(6)に、X軸テーブル(7)とY軸テーブル(8)を取付けると共にX軸テーブル(7)とY軸テーブル(8)をサーボモーター(14),(16)で駆動させることにより、ガイドリング(6)をX軸方向とY軸方向へ正確に移動させることができ、缶本体(W1)の断面形状に合せて正確に動かすことにより、任意の形状や大きさの缶体の巻締め加工が実現するものとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1は本発明の実施形態を示す図であり、これに基づいて説明する。(1)は缶本体(W1)を固定するチャックであり、該チャック(1)の中央には、エアシリンダー(1b)で操作される出入自在なストッパー(1a)が設けられている。(2)はカールローラーであり、(3)は締付けローラーである。(4)はカールローラー(2)と締付けローラー(3)を対向させて回転可能に内側に取付けた楕円環状の保持リングである(図2参照)。(5)はカールローラー(2)と締付けローラー(3)に対して、それぞれに一対ずつ配置させた加圧ローラーであり、該加圧ローラー(5)は保持リング(4)の下部に取付けて回転自在に支持されている。(6)は二対の加圧ローラー(5)が挿入された円形溝を同心上に設けた円環状で真円のガイドリングであり(図3参照)、該ガイドリング(6)はX軸・Y軸方向に移動可能に設けられている。尚、前記ガイドリング(6)の形状は円環状に限定されるものではなく、例えば楕円環状や四角環状などでも良い。(7)はガイドリング(6)を上面に固定したX軸テーブルであり、その中央には穴が穿設されている。(8)はX軸テーブル(7)と直角に移動自在なY軸テーブルであり、該Y軸テーブル(8)の中央には図4に示すような穴(8a)が穿設されている。また前記X軸テーブル(7)とY軸テーブル(8)の間には、図3に示すように水平移動自在なリニヤボールレールなどの軌道部材(9)が左右方向に2組備えられており、Y軸テーブル(8)と機体(18)の平面部の間には、図4に示すように軌道部材(9)が前後方向に2組備えられている。(10)は保持リング(4)の上方に配置した回転駆動リングであり、該回転駆動リング(10)と保持リング(4)との間には、水平移動可能なリニヤボールレールなどの軌道部材(9)が2組設けられている。又、前記回転駆動リング(10)は保持リング(4)に回転力を与える一方、回転駆動リング(10)に対して保持リング(4)は水平移動可能である。
【0011】
(11)は回転駆動用サーボモーター(12)の動力を回転駆動リング(10)に伝達するための回転駆動用伝達手段であり、該回転駆動用伝達手段(11)には、回転駆動リング(10)に固定したタイミングプーリー(11a)と、回転駆動用サーボモーター(12)の先端に取付けた駆動プーリー(11b)と、該駆動プーリー(11b)とタイミングプーリー(11a)を接続するベルト(11c)とがある。(13)はX軸移動用サーボモーター(14)の動力をX軸テーブル(7)に伝達するためのX軸移動用伝達手段であり、該X軸移動用伝達手段(13)には、ガイドリング(6)を上面に固定したX軸テーブル(7)が図3に於ける左右方向にスムーズに移動出来るための軌道部材(9)を配置すると共にその中央で前方部分のX軸テーブル(7)にはボールネジ(131a)の回転によって左右移動可能な水平移動部材(13a)が備えられ、ボールネジ(131a)の端部にX軸用プーリー(13b)を取付け、X軸移動用サーボモーター(14)の先端にX軸用駆動プーリー(13c)を取付け、且つX軸用駆動プーリー(13c)とX軸用プーリー(13b)をX軸用ベルト(13d)で接続している(図3参照)。(15)はY軸移動用サーボモーター(16)の動力をY軸テーブル(8)に伝達するためのY軸移動用伝達手段であり、該Y軸移動用伝達手段(15)には、Y軸テーブル(8)が図4に於ける前後方向にスムーズに移動出来るための軌道部材(9)を配置すると共にY軸テーブル(8)の下部にはボールネジ(151a)の回転によって前後移動可能な水平移動部材(15a)が備えられ、ボールネジ(151a)の端部にY軸用プーリー(15b)を取付け、Y軸移動用サーボモーター(16)の先端にY軸用駆動プーリー(15c)を取付け、且つY軸用駆動プーリー(15c)とY軸用プーリー(15b)をY軸用ベルト(15d)で接続している(図4参照)。(17)は搬送コンベアで搬送された缶本体(W1)を昇降させる缶昇降テーブルであり、(18)は機体である。
【0012】
次に本発明の作用について説明する。先ず始めに本実施形態の保持リング(4)が回転駆動リング(10)によって回転されると共に水平方向に動く機構について、図1、図2を基に説明する。先ず回転駆動用サーボモーター(12)が作動すると、回転駆動用伝達手段(11)によって回転駆動リング(10)が回転される。更に回転駆動リング(10)と保持リング(4)の間に設けた軌道部材(9)を介在して保持リング(4)が回転されるのである。この時の回転駆動用伝達手段(11)について詳細に説明すると、先ず回転駆動用サーボモーター(12)が作動すると、その先端に取付けた駆動プーリー(11b)も一緒に回転する。またタイミングプーリー(11a)はベルト(11c)によって駆動プーリー(11b)と接続しているので、タイミングプーリー(11a)も回転し、該タイミングプーリー(11a)を一体化させた回転駆動リング(10)も回転するのである。このように前記保持リング(4)は2組の軌道部材(9)を介在して回転すると共に回転駆動リング(10)に対し、軌道部材(9)によって保持リング(4)は水平移動可能となるのである。この時の水平移動を本発明に於いてはY軸(前後)方向とする。
【0013】
次に本実施形態のガイドリング(6)がX軸・Y軸方向移動可能に動く機構について、図3、図4を基に説明する。このガイドリング(6)はX軸テーブル(7)の上面に固定されており、X軸移動用サーボモーター(14)が作動すると、その先端に取付けたX軸用駆動プーリー(13c)が回転し、X軸用プーリー(13b)はX軸用ベルト(13d)を介在して回転される。すると、X軸用プーリー(13b)によってボールネジ(131a)が回転され、該ボールネジ(131a)の回転を水平移動部材(13a)によって、X軸テーブル(7)はボールネジ(131a)の回転に伴ってX軸(左右)方向に移動可能となるのである。このようにガイドリング(6)は水平移動部材(13a)と2組の左右方向に配置した軌道部材(9)によって水平移動可能となるのである。又、X軸テーブル(7)の上面に固定したガイドリング(6)は、X軸テーブル(7)を介在してY軸テーブル(8)と接続されるため、前記ガイドリング(6)は、Y軸(前後)方向に対しても移動可能である。この時のガイドリング(6)がY軸(前後)方向に動く機構について説明する。先ずY軸移動用サーボモーター(16)が作動すると、その先端に取付けたY軸用駆動プーリー(15c)が回転し、Y軸用プーリー(15b)はY軸用ベルト(15d)を介在して回転される。すると、Y軸用プーリー(15b)によってボールネジ(151a)が回転され、Y軸テーブル(8)はボールネジ(151a)の回転よって、図4の矢印のようにY軸(前後)方向に移動可能となる。このようにガイドリング(6)は水平移動部材(15a)とY軸テーブル(8)に配置した2組の軌道部材(9)によってY軸移動可能となるのである。
【0014】
更に保持リング(4)に対して、ガイドリング(6)の溝に挿入された加圧ローラー(5)によって加圧される構造について、図1、図3、図4を参照にして説明する。予め保持リング(4)の下部には加圧ローラー(5)が回動自在に取付けられると共にガイドリング(6)の溝に挿入されているので、予めプログラムされたX軸・Y軸方向の移動量によって、X軸テーブル(7)とY軸テーブル(8)が移動されることにより、ガイドリング(6)の溝に挿入された状態で加圧ローラー(5)から保持リング(4)に加圧力が作用する。この時、保持リング(4)には前記したように回転駆動リング(10)によって回転力も作用されるのである。
【0015】
次に倣いカムを使用せずに、本発明の缶体巻締装置を使用して缶体巻締作業が行われる作用を、図5に基づいて説明する。先ず図示しない電源を入れると、回転駆動用サーボモーター(12)とX軸移動用サーボモーター(14)及びY軸移動用サーボモーター(16)が作動し、且つ予め設定されたプログラムによって自動的に作業が開始される。この時、搬送ベルトで搬送された四角形状の缶本体(W1)を図1に示す缶昇降テーブル(17)に乗せ、缶昇降テーブル(17)を上昇させると共に缶本体(W1)の上部に蓋(W2)が乗せられ、更にエアシリンダー(1b)の操作で缶本体(W1)と蓋(W2)をストッパー(1a)によって位置決めされると共にチャック(1)により固定される。その後、保持リング(4)の一端に支持したカールローラー(2)を蓋(W2)の外周に接触し、且つ押圧して缶体(W1)の上部に蓋(W2)の外周をカールし始めるのである。この時、Y軸テーブル(8)が後方に移動して図5(a)に示す矢印のように保持リング(4)が移動し、且つ、回転駆動リング(10)によってカールローラー(2)が押圧されながら回転することで、蓋(W2)をカールし始めるのである。そしてカールローラー(2)は、保持リング(4),加圧ローラー(5),ガイドリング(6)が介在され、X軸テーブル(7)の動きと共にY軸テーブル(8)の動きによって押圧しながら右方向へ移動する。この時、缶本体(W1)の中心からカールローラー(2)の中心までの距離(r)が徐々に長くなるので、保持リング(4)は、回転駆動リング(10)に対して少しずつ外側へ自動的に移動するのである。
【0016】
その後、カールローラー(2)が缶本体(W1)の角部に達し、そこを通過する際には、角部の先端までは距離(r)が徐々に長くなるが、その後は徐々に短くなるので、カールローラー(2)が図5(b)に示す位置を通過後、保持リング(4)は、回転駆動リング(10)に対して少しずつ内側へ自動的に移動するのである。そして、カールローラー(2)が図5(c)に示す位置を通過後、保持リング(4)は、回転駆動リング(10)に対して少しずつ外側へ移動するのである。このようにしてカールローラー(2)は缶本体(W1)の断面形状に沿って移動し、図5(a)の元の位置に来るのである。この時、加圧ローラー(5)はガイドリング(6)を1周する。尚、前記カールを始める位置は上記位置に限定されるものではなく、例えば缶本体(W1)の角部から始めても良い。その後、Y軸テーブル(8)を図5(a)に示す矢印を反対に移動させ、カールされた蓋(W2)に締付けローラー(3)を接触させ、且つ押圧して缶体(W1)の上部を巻締めしてカールさせた蓋(W2)部分が潰されて行くのである。この時の締付けローラー(3)の動きは、前記カールローラー(2)と略同一の動きをする。このカールローラー(2)と締付けローラー(3)の動きは従来の動きと同じであると共に缶の搬出入等も略同じであるので、これ以上の詳細な説明は省略する。
【0017】
尚、本発明の実施形態に於いて、カールローラー(2)と締付けローラー(3)は別々に使用し、このカールローラー(2)と締付けローラー(3)が缶本体(W1)の断面形状に沿って移動する際の動きは、回転駆動用サーボモーター(12)とX軸移動用サーボモーター(14)及びY軸移動用サーボモーター(16)を使用し、その制御は予め設定されたプログラムによって自動的に操作されるのである。又、本発明の基本的な制御方法としては、缶形状の中心からの距離(r)と回転角を、前記サーボモーター(12),(14),(16)による数値制御で設定しておけば多様な缶形状や大きさに対応することが出来ると共にトレースすることで多数の倣いカムが不要となり、缶毎に必要であった従来のメカニック部品が不要になり、缶形状の変更時にシーミングヘッドの交換が不要となり、所要時間が大幅に短縮され、省力化と大幅な生産性の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施形態の要部断面を示す説明図である。
【図2】本実施形態の保持リングと回転駆動リングの関係を示す説明図である。
【図3】本実施形態のガイドリングがX軸方向に移動する機構の要部平面を示す説明図である。
【図4】本実施形態のガイドリングがY軸テーブルによってY軸方向に移動する機構の要部平面を示す説明図である。
【図5】本実施形態の保持リングが缶本体の断面形状に沿って移動する状態を示す説明図である。
【符号の説明】
【0019】
W1 缶本体
W2 蓋
1 チャック
2 カールローラー
3 締付けローラー
4 保持リング
6 ガイドリング
7 X軸テーブル
8 Y軸テーブル
10 回転駆動リング
14,16 サーボモーター


【特許請求の範囲】
【請求項1】
カールローラー(2)と締付けローラー(3)を用いて缶本体(W1)の端部に蓋(W2)を巻締めて缶体を製造する缶体巻締装置に於いて、少なくとも、缶本体(W1)を固定するチャック(1)と、カールローラー(2)と、締付けローラー(3)と、保持リング(4)と、X軸・Y軸方向移動可能なガイドリング(6)とから成り、且つ前記保持リング(4)の内側に対向させて前記カールローラー(2)と前記締付けローラー(3)を回転可能に取付け、前記保持リング(4)が前記ガイドリング(6)に回転可能に取付けたことを特徴とする缶体巻締装置。
【請求項2】
前記保持リング(4)の上方に配置した回転駆動リング(10)に、前記保持リング(4)を水平移動可能に取付けた請求項1記載の缶体巻締装置。
【請求項3】
前記ガイドリング(6)に、X軸テーブル(7)とY軸テーブル(8)を取付けると共に前記X軸テーブル(7)と前記Y軸テーブル(8)がサーボモーター(14),(16)で駆動される請求項1記載の缶体巻締装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−229730(P2007−229730A)
【公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−51687(P2006−51687)
【出願日】平成18年2月28日(2006.2.28)
【出願人】(396024819)株式会社三友機械製作所 (3)
【出願人】(598018638)熊野製罐株式会社 (1)
【出願人】(000003768)東洋製罐株式会社 (1,150)