説明

脹脛マッサージ装置。

【課題】左右の足裏で同時又は交互または,どちらか片方でも,老若男女の健常者は勿論、一部の障害者にも使用し易く,脚力は勿論,マッサージ効果を得られるようにすること。
【解決手段】基台内側に同装置を2列平行して設け,スプリング交換用の蓋をもうける。そして,ローラー体円周状表面と,足裏板と,ローラー体支持板及び座椅子等の表面に適宜なサイズの半球状凸部を設けることにより、常に左右の脚力及び体力に最も適したスプリングに簡単に交換できるよう設けることにより,脚力及び体力強化は勿論のこと、足裏、脹脛、股及び背中等に適宜なマッサージ効果を得られるように構成された,使用者に優しい脹脛マッサージ器を提供できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は,基台内側に同装置を2列平行して設け,左右の足裏を当て,同時又は,交互及び片方だけでも使用でき,足裏,脹脛,股,背中等にマッサージ効果を得られる,脹脛マッサージ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の装置は,座席に臀部を置き足裏板に足裏を当て前後に屈伸運動をするだけであり,装置の伸縮力は,必ずしも左右の脚力や体力に適応していなかつた。
【0003】
また,足裏板,ローラー体支持板,座椅子,さらにローラー体円周状表面に半球状凸部を設け,半球状凸部の作用により,足裏、脹脛、股、背中等にマッサージ効果を得られる装置はなかつた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
【0005】
以上述べたように従来は座席に臀部を下ろし,足裏板に足裏を当て屈伸運動をするだけの装置であった。
【0006】
本発明は,従来の装置の構成が有していた問題点を解決しようとするものである。本装置の先端部足裏板表面と,座椅子表面,さらにローラー体支持板表面にも適宜な数とサイズの半球状凸部を設けることにより,座椅子に臀部を置いて先端部足裏板に足裏を当て屈伸運動時,半球状凸部の作用により,足裏,股及び背中等のツボを刺激することにより適宜なマッサージ効果を得ることができる。さらに,ローラー体表面に半球状凸部を設けている先端部歯車が,ガイド溝に設けられているガイド板と,スプリングの作用により波型ガイド溝を介して前後回転移動時,半球状凸部の作用により脹脛に手揉み感覚のマッサージ効果を得ることができる。左右の足裏を足裏板に当て、左右同時又は,交互に,さらに,どちらか片方でも使用できるよう、同装置を2列平行して設けている。また,スプリング装着部上部に開閉自在に蓋を設けることにより,使用者の左右の脚力や体力に最も適したスプリングに簡単に交換することができる脹脛マッサージ装置を実現することを目的とするものである。
【課題を解決する手段】
【0007】
上記問題点を解決するために本発明の脹脛マッサージ装置は,基台1のA−A方向T字型枠板2と,上下方向Y,Zの枠板2Aと,A’後部の枠板2Bをネジ3で固着して形成されており、基台1中央左端部T字型枠板2と,上下Y,Z方向枠板2Aと対向する内側側面の4面は,L字型に形成されており、その側面にガイド溝4と,右端部に,後記するスプリング13装着部の上部に蓋18と,フック部16Aと,さらに,低部にはローラー体6先端部歯車23用の波型ガイド溝4Aを設けており,またさらに,後部A’方向には,ローラー体支持板15と,座椅子20装着用凹部19,19Aを設けており,ガイド板5には足裏板8装着用回転軸9Eと側面にベアリング固着部12と,さらに右端部にスプリング13装着用フック部16と設けており,そして,固着部12にベアリング11を固着し,装着用凹部19には背もたれ21の表面に半球状凸部14Fと,肘掛22を設けた座椅子20を固着し,固着用凹部19Aには,ローラー体支持板の上下部に回転軸9F,9Dと表面に半球状凸部14E設けたローラー体支持板15の回転軸9Fを,自在回転するよう装着されており,また、スプリング13の左右先端部に設けた装着用リング17,17Aの17をフック部16に,17Aを16A脱着自在に装着しており,さらに、板状二本のローラー体支持軸10側面の先端部に設けた装着用凹部19Bに,ローラー体支持板15の上部回転軸9Dを回転自在に装着し,さらに,側面にベアリング固着部12A,12B,12C,12Dを設けて,ベアリング11A,11B,11C,11Dを固着し,そしてローター体6,6A,6B,6Cの左右先端部に回転軸9,9A,9B,9Cと,その内側に歯車23,23A,23B,23C,さらに,左右の歯車23,23A,23B,23Cの円周状表面に半球状凸部14A,14B,14C設けた回転軸6,6A,6B,6Cを,歯車23,23A,23B,23Cが円滑に連動回転するようベアリング11A,11B,11C,11Dの順に装着している内の回転軸6は,先端部歯車23が,波型ガイド溝4Aを介して前後に円滑に回転できるようカイド溝4をスプリング13の作用により前後に移動するガイド板5側面のベアリングベアリング11に装着されており,また,内側表面に半球状凸部14Eと,装着用凹部19C設けた足裏板8の装着用凹部19Cに前記ガイド板5の回転軸9Eを自在回転するよう装着しており,さらに前記先端部歯車23の直径のサイズは波型ガイド溝4A介して前後に円滑に連動回転するよう,他の歯車23A,23B,23Cが直線状に成った時,波型ガイド溝4Aに接触しないよう大きく設けられており、またさらにローラー体6,6A,6B,6Cの回転方向は6,6B,と6A,6Cは常に正反対方向に回転する。上記のように先端部歯車が,ガイド溝に設けられているスプリングの作用により、波型ガイド溝4Aを前後に回転することにより他の歯車が連動回転する装置を,基台1内側に2列平行して設けている脹脛マッサージ装置である。
【0008】
脹脛マッサージ装置の左右の足裏板8に足裏を当て,同時又は,交互及び片方で屈伸運動する場合,使用者の左右の脚力や体力に最も適したスプリングに簡単に交換できるよう,ガイド溝4右端部のスプリング13装着部の上部に蓋13を設け,スプリングの左右先端部に装着用リング17,17Aを設けてフック部16.16Aに脱着自在に装着されている。上記のように構成され,スプリングを簡単に交換できる。
【0009】
上記のように構成された本発明の脹脛マッサージ装置は,基台内側にローラー体を2列平行して設けたことにより、左右の足裏を足裏板に当て同時又は,交互及び,どちらか片方でも使用出来る。さらにスプリング装着部上部に開閉自在な蓋を設けたことにより,本装置を使用する不特定多数の老若男女の健常者等は勿論のこと,一部の障害者にも左右の脚力や体力に最も適したスプリングに簡単に交換することができる,優しい脹脛マッサージ装置である。
【発明の効果】
【0010】
上述したように本発明は,使用者の左右の脚力や体力等に常時,最も適したスプリングに簡単に取り替えることができる。足裏板,ローラー体支持板や,座椅子の表面及びローラー体の円周状表面に設けた半球状凸部の作用により足裏板に足裏を当て屈伸運動することにより,先端部歯車が波型ガイド溝を介して前後に連動回転するとき,ローラー体の回転方向は同一方向に回転しないため脹脛に容易に手揉み感覚のマッサージ効果を得ることができる。また同時に足裏や股及び背中等のツボ等にも適宜なマッサージ効果が得ることができる,脹脛マッサージ装置を提供できる。
【0011】
また,スプリングやベアリング等を除外すれば,ほぼ全体を軽量素材のプラスチック等で製造可能であり,そのため輸送時の取り扱いや,使用する場合の移動も容易であり,さらに製造コストも安価である。
【0012】
さらに,足裏板表面に半球状凸部を設けることにより第二の心臓と言われている,足裏のツボにも適宜な刺激のマッサージ効果を得ることができる。
【0013】
また,使用時,半球状凸部を設けているローラー体の歯車は連動回転するよう設けられているが,回転方向は全ての歯車が同一方向に回転しないために特に,脹脛には適宜な刺激の手揉み感覚のマッサージ効果を得ることができる。
【0014】
さらに,スプリング装着部上部には開閉自在の蓋を設けられており脚力や体力に最も適したスプリングに簡単に交換できる。
【0015】
また,半球状凸部を設けられているローラー体の,対向する半球状凸部との間隔は,衣服等を巻き込み難いよう考慮して設けられている。
【0016】
またさらに,ガイド溝先端左端部とガイド板先端左端部の間隔を適宜に設け,スプリングの変りに,オイルダンパーを設けることも可能であり限定するものではない。
【0017】
また,特に高齢者や歩行困難な人々でも雨天好天,寒暖等をきにすることなく室内で,散歩時と同様な効果と,さらにマッサージ効果も得ることができる。
【0018】
さらに,動力を使用しないため電源の必要はなく経済的であり,特に年配者には危険が伴うコード類も無く安全である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態を図1から図8に基づいて説明する。
【0020】
実施について説明すると,図1において,本発明の脹脛マッサージ装置の基台1は,A−A’方向T字型枠板2と,上下方向Y,Zの枠板2Aと,A’後方枠板2Bをネジ3で固着して形成されており,そして基台1中央左端部のT字型枠板2と,上下方向Y,Zの枠板2Aと対向する内側側面4面はL字型に形成されており,その側面にガイド溝4を設け,その右端部に後記するスプリング13装着部の上部に蓋18と,フック部16Aとを設けられており,また,L字型低部には波型ガイド溝4Aを設けられており,後部A’方向に装着用凹部19,19Aを設け,前記ガイド溝4には足裏板8を装着する回転軸9Eを設けた足裏板支持軸7を一体化して設けられたガイド板5を,ガイド溝4に移動自在に設けられており,さらに,そのガイド板5側面にベアリング固着部12を設けてベアリング11を固着し,さらに右端部にスプリング13装着用のフック部16を設けており、後部A’方向装着用凹部19には背もたれ21の表面に半球状凸部14Fと肘掛22を設けられた座椅子20を装着して設け,そして,ガイド板5の足裏板支持軸7の回転軸9Eには,表面に半球状凸部14と装着用凹部19Cを設けた足裏板8の装着用凹部19Cを自在回転するよう装着されており,さらに上部先端部に装着用凹部19Bと,側面にベアリング固着部12A,12B,12C,12Dを設けてベアリリング11A,11B,11B,11C,11Dを固着したローラー体支持軸10に,ローラー体6,6A,6B,6C左右先端部に回転軸9,9A,9B,9Cと,その内側に歯車23,23A,23B,23Cを設けた,左右の歯車23,23A,23B,23Cの円周状表面に半球状凸部14A,14B,14C,14Dを設けられた回転軸9,9A,9B,9Cの順に,歯車23,23A,23B,23Cが円滑に連動回転するようローラー体支持軸10のベアリング11A,11B,11C,11Dに装着された内の回転軸9だけは,ベアリング11Aを介してガイド板5のベアリング11に装着されており,また,ローラー体10上部先端部の装着用凹部19Bは,後部A方向のローラー体支持板15の表面に半球状凸部14Eと回転軸9F,9Dを設け,前記装着用凹部19Aに回転軸9Fを,そして回転軸9Dはローラー体支持軸10の装着用凹部19Bに回転自在にネジ3Aで装着されており,また左右先端部に装着用リング17,17Aを設けたスプリングの装着用リング17を前記ガイド板5のフック部16に,装着用リング17Aをガイド溝4のフック部16Aに脱着自在に装着している。そしてスプリング13の作用により先端部歯車23が波型ガイド溝4Aを介して前後に円滑に移動できるよう,前進移動時他の歯車23A,23B,23Cが直線状に成った時,波型ガイド溝4Aに接触しない範囲で先端部歯車23の直径のサイズは大きく設けられており,そして,A方向回転時は先端部歯車23と23Bは左に,23Aと2Cは右方向に,A’方向回転時は正反対方向に回転する。そして座椅子20に臀部を下ろし,左右の足裏を足裏板8に当て同時又は交互,さらに,どちらか片方だけでも屈伸運動できるよう設けられておりさらに足裏板8,ローラー体6,6A,6B,6C,ローラー体支持板15及び座椅子20に設けられている半球状凸14,14A,14B,14C,14D,14D,14E,14Fの作用により足裏,脹脛,股や背中等に適宜なマッサージ効果を得られる。上記のように構成された脹脛マッサージ装置は,左右の脚力及び体力に最も適したスプリング13に簡単に交換できると共に,基台1内側に同装置を2列平行して設けられている脹脛マッサージ装置である。
【0021】
また,上記のように左右の脚力に最も適したスプリングに簡単に交換できるよう構成されている。装置の座椅子20に臀部を下ろし,足裏板8に足裏を当て前後に屈伸運動をする時,足裏板8,ローラー体支持板15,座椅子20等の表面の半球状凸部14,14E,14Fにより,足裏,股や背中等に適宜な刺激のマッサージ効果を得ることができる。さらに,ローラー体6,6A,6B,6Cの円周状表面に設けられている半球状凸部14A,14B,14C,14Dは,スプリングの作用によりローラー体6先端部歯車23が波型ガイド溝4Aを介して回転しながら移動する時,他の歯車23A,23B,23Cも同時に連動回転する。回転方向は,常に歯車23,23Bと23A,23Cは正反対方向に回転することにより,特に脹脛には手揉み感覚のマッサージ効果を得られる脹脛マッサージ装置である。
【0022】
図2は,図1のB−B”方向を示す側面断面図である。説明すると,基台1は,枠板2,2A,2Bで形成されている。A方向中央左端部側面にガイド溝4を設け,その右端部のスプリング装着部上部に自在開閉の蓋18と後記するフック16Aを設けている。さらに,後部A’方向に装着用凹部19,19Aを設けている。そしてガイド溝で自在移動するガイド板4Aに一体化して足裏板装着用の足裏板支持軸7と,側面にベアリング固着部12設け,ベアリング11を固着して先端部ローラー体6の回転軸9を装着している。さらに右端部にフック部16を設けて,左17A右先端部に装着用リング17,17Aを設けたスプリング13の装着用リング17を前記フック部16に,17Aをフック部16Aに脱着自在に装着されている。そして、ローラー体支持板の回転軸9Fを装着用凹部19Aに,肘掛22と背もたれ21を設けた座椅子20を装着用凹部19に装着している。
【0023】
図3は,図1のC−C”方向を示す側面断面図である。基台1は,枠板2,2A,2Bで形成されている。基台1中央左端部A方向内側側面にガイド溝4を設け,右端部にスプリング13装着用のフック16Aとスプリング13交換用の蓋18を設けている。また,枠板2中央後方向A’にローラー体支持板15装着用凹部19Aと,座椅子20装着用凹部19を設け,前記ローラー体支持板15上下に装着用回転軸9D,9F設けた回転軸9Fを装着用凹部19Aに,肘掛と背もたれ21を設けて座椅子20を装着用凹部19に装着している。そして,二本のローラー体支持軸10の上部装着用凹部19Bに前記回転軸9Dをネジ3Aで自在回転するよう装着している。また、図解されていないがベアリング固着部に,ベアリングを固着,左右先端部に回転軸と歯車23,23A,23B,23Cと,円周状表面に半球状凸14A,14B,14C,14Dを設けたローラー体6,6A,6B,6Cの回転軸を装着している。さらに,ガイド板5には,足裏板8を設けるための装着用回転軸9Eを設け,表面に半球状凸部14と装着用凹部19を設けた足裏板8を自在回転出来るよう装着した,足裏支持軸7を一体化して設け,右端部にさらに図解されていないが側面の,前記先端部ローラー体6の回転軸がローラー体支持軸10のベアリングを介してガイド板5側面のベアリングに装着されている。また,左右先端部に装着用リング17,17Aを設けたスプリング13の装着用リング17を前記フック部16に,17Aをフック部16Aに脱着自在に装着されている。そして,低部には先端部歯車23が前後に自在に移動できるよう波型ガイド溝4Aを設けている。
【0024】
図4は,図1のD−D’方向を示す側面断面図である。説明すると,基台1は,枠板2,2A,2Bをネジ3で固着されて形成されている。基台1中央左端部A方向内側側面にガイド溝4を設け,右端部にスプリング13装着用のフック16Aとスプリング13交換用の蓋18を設けている。また,枠板2中央後方向A’にローラー体支持板15装着用凹部19Aと,座椅子20装着用凹部19を設け,前記ローラー体支持板15の表面には半球状凸部14Fと,上下に装着用回転軸9D,9F設けた回転軸9Fを装着用凹部19Aに,また、背もたれ21に半球状凸部14Fと、肘掛22を上部方向自在回転出来るよう設けた座椅子20を,装着用凹部19に装着している。そして,二本のローラー体支持軸10の上部装着用凹部19Bに前記回転軸9Dをネジ3Aで自在回転するよう装着している。また、図解されていないがベアリング固着部に,ベアリングを固着,左右先端部に回転軸と,歯車23,23A,23B,23Cと,円周状表面に半球状凸14A,14B,14C,14Dを設けたローラー体6,6A,6B,6Cの回転軸を装着している。さらに,ガイド板5には,足裏板8を設けるための装着用回転軸9Eを設け,表面に半球状凸部14と装着用凹部19を設けた足裏板8を自在回転出来るよう装着した,足裏支持軸7を一体化して設け,右端部にさらに図解されていないが側面の,前記先端部ローラー体6の回転軸がローラー体支持軸10のベアリングを介してガイド板5側面のベアリングに装着されている。また,左右先端部に装着用リング17,17Aを設けたスプリング13の装着用リング17を前記フック部16に,17Aをフック部16Aに脱着自在に装着されている。そして,低部には先端部歯車23が前後に自在に移動できるよう波型ガイド溝4Aを設けている。
【0025】
図5は,図1のA−A’方向基台内側に同装置を2列平行して設けた,E−E’方向先端部ローラー体の断面と,一部を示す拡大図である。説明すると,基台1は,A−A’方向T字型枠板2と,Y,Z方向2A及びA’後方2Bをネジで固着して形成されている。そして対向するT字型枠板2と,Y,Z方向枠板対向する内側側面の4面はL字型に形成され,側面にガイド溝4と、低部には波型ガイド溝4Aを設けている。また、ローラー体支持軸10の側面のベアリング固着部12A,12Bと,ガイド板5の側面にもベアリング固着部12を設けて,ベアリング11,11A,11Bを固着している。さらに,左右先端部に回転軸9,9Aと歯車23,23Aと,円周状表面に半球状凸部14A,14Bを設けたローラー体6,6Aの回転軸9Aはベアリング11Bに,そして先端部の歯車23が波型ガイド溝4Aを介して前後に円滑に移動できるよう、回転軸6はベアリング11Aを介してガイド板5側面のベアリング11に装着されている。
【0026】
図6は,板状のローラー体支持軸を示す側面図である。説明すると,先端部にローラー体支持板上部装着する装着用凹部19Bと,ローラー体回転軸を装着するための,ベアリング固着部12A,12B,12C,12Dにベアリング11A,11B,11C,11Dを固着したローラー体支持軸10である。
【0027】
図7は,図6のローラー体支持軸のベアリング固着部にローラー体回転軸を設けた一部断面を示す平面図である。説明すると,板状のローラー支持軸10の側面先端部に,ローラー体支持板上部装着部凹部19Bと,さらに,ベアリング固着12A,12B,12C,12Dを設けてベアリング11A,11B,11C,11Dを固着している,そして,ローラー体6,6A,6B,6Cの左右先端部に回転軸9,9A,9B,9Cと,歯車23,23A,23B,23Cを設けた回転軸9,9A,9B,9Cをベアリング11A,11B,11C,11Dに装着している。
【0028】
図8は,足裏板を足裏板支持軸に設けた一部分を示す拡大図である。説明すると、図解されていないが,カイド板と一体化して設けられている足裏板支持軸7の上部に足裏板8装着用の回転軸9E設けている。足裏板8表面に半球状凸部14と装着用凹部19Cを設けている。さらに足裏板8が常に上下方向直線状を保持できるよう足裏板8重心部が低部に成るよう装着用凹部19Cを上部に設けて足裏板8が自在回転できるよう回転軸9Eに装着されている。
【0029】
上記のように設けられている足裏板表面の半球状凸部の数やサイズは適宜に設けられている。
【0030】
また,スプリングの作用により前後移動しながら回転するローラー体円周状の半球状凸部は,脹脛に手揉み感覚のマッサージ効果を得られるが、さらに足裏板、ローラー体支持板及び座椅子表面に設けられている半球状凸部の作用により、足裏,股及び背中等ツボにも適宜な刺激を得ることが期待できる。
【0031】
さらに,本装置を製造する場合の材料は,基台を金属や木材等を用いることも可能であるが、一部のスプリングやベアリング等を除外すれば,金型加工できるプラスチック等を用いて安価で製造でき経済性にも優れている。
【0032】
また、ローラー体支持軸にローラー体回転軸を装着したときにローラー体の歯車が使用者の衣服等を巻き込まないようローラー体支持軸先端部歯車が波型ガイド溝を前後に円滑回転移動できるよう危険防止用のカーバーを設けることが好ましい。
【0033】
また,足裏,ローラー体,ローラー体支持板及び背もたれ表面の半球状凸部の数やサイズは適宜に設けられており,限定するものではない。
【0034】
さらに,スプリングを使用せず替わりにガイド板先端部に適宜な間隔を設けて,オイルダンパーを用いることも可能であるが,経済性を考慮するとスプリングの方が安価であり好ましい。
【0035】
また,ローラー体支持軸先端部を下部方向に適宜な形状に設けたり上部方向に適宜な弓なり状に設けることにより歯車が波型ガイド溝に接触しなくなり,設けられる形状次第で先端部歯車の直径のサイズは限定するものではない。
【0036】
上記のような形状のローラー体支持軸を設けることにより,歯車全体の直径のサイズが全て異なる場合でも円滑に回転できる。
【0037】
また,基台内側側面に設けられるガイド溝及びガイド板の形状は円滑に移動可能で有れば良く限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】においては,本発明の脹脛マッサージ器の実施形態を示す平面図である。
【0039】
【図2】は,図1のA−A‘方向を示す側面断面図である。
【0040】
【図3】は,図1のB−B’方向を示す側面断面図である。
【0041】
【図4】は,図1のC−C’方向を示す側面断面図である。
【0042】
【図5】は,図1のA−A’方向基台内側に同装置を2列平行して設けた,E−E’方向先端部ローラー体の断面と,一部を示す拡大図である。
【0043】
【図6】は,ローラー体支持軸を示す側面図である。
【0044】
【図7】は,図6のローラー体支持軸のベアリング固着部にローラー体回転軸を設けた一部断面を示す平面図である。
【0045】
【図8】は,足裏板を足裏板支持軸に設けた一部分を示す拡大図である。
【符号の説明】
【0046】
基台 1
枠板 2,2A,2B
ネジ 3,3A,3B
ガイド溝 4,4A
ガイド板 5
ロ−ラ−体 6,6A,6B,6C,
足裏板支持軸 7
足裏板 8
回転軸 9、9A、9B、9C,9E,9F9D
ロ−ラ−体支持軸 10
ベアリング 11,11A,11B,11C,11D
ベアリング固着部 12,12A,12B,12C,12D
スプリング 13
半球状凸部 14,14A,14B,14C,14D,14E,14F
ローラー体支持板 15
フック部 16,16A
装着用リング 17,17A
蓋 18
装着用凹部 19,9A,19B,19C
座椅子 20
背もたれ 21
肘掛 22
歯車 23,23A,23B,23C
方向 A−A’,B−B’,C−C’,D−D’,E−E’,Y−Z

【特許請求の範囲】
【請求項1】
脹脛マッサージ装置の基台1は,基台1のA−A方向T字型枠板2と,上下方向Y,Zの枠板2Aと,A’後部の枠板2Bをネジ3で固着して形成されており、基台1中央左端部T字型枠板2と,上下Y,Z方向枠板2Aと対向する内側側面の4面は,L字型に形成されており、その側面にガイド溝4と,右端部に,後記するスプリング13装着部の上部に蓋18と,フック部16Aと,さらに,低部にはローラー体6先端部歯車23用の波型ガイド溝4Aを設けており,またさらに,後部A’方向には,ローラー体支持板15と,座椅子20装着用凹部19,19Aを設けており,ガイド板5には足裏板8装着用回転軸9Eと側面にベアリング固着部12と,さらに右端部にスプリング13装着用フック部16と設けており,そして,固着部12にベアリング11を固着し,装着用凹部19には背もたれ21の表面に半球状凸部14Fと,肘掛22を設けた座椅子20を固着し,固着用凹部19Aには,ローラー体支持板の上下部に回転軸9F,9Dと表面に半球状凸部14E設けたローラー体支持板15の回転軸9Fを,自在回転するよう装着されており,また、スプリング13の左右先端部に設けた装着用リング17,17Aの17をフック部16に,17Aを16A脱着自在に装着しており,さらに、板状二本のローラー体支持軸10側面の先端部に設けた装着用凹部19Bに,ローラー体支持板15の上部回転軸9Dを回転自在に装着し,さらに,側面にベアリング固着部12A,12B,12C,12Dを設けて,ベアリング11A,11B,11C,11Dを固着し,そしてローター体6,6A,6B,6Cの左右先端部に回転軸9,9A,9B,9Cと,その内側に歯車23,23A,23B,23C,さらに,左右の歯車23,23A,23B,23Cの円周状表面に半球状凸部14A,14B,14C設けた回転軸6,6A,6B,6Cを,歯車23,23A,23B,23Cが円滑に連動回転するようベアリング11A,11B,11C,11Dの順に装着している内の回転軸6は,先端部歯車23が,波型ガイド溝4Aを介して前後に円滑に回転できるようカイド溝4をスプリング13の作用により前後に移動するガイド板5側面のベアリングベアリング11に装着されており,また,内側表面に半球状凸部14Eと,装着用凹部19C設けた足裏板8の装着用凹部19Cに前記ガイド板5の回転軸9Eを自在回転するよう装着しており,さらに前記先端部歯車23の直径のサイズは波型ガイド溝4A介して前後に円滑に連動回転するよう,他の歯車23A,23B,23Cが直線状に成った時、波型ガイド溝4Aに接触しないよう大きく設けられており、またさらにローラー体6,6A,6B,6Cの回転方向は6,6B,と6A,6Cは常に正反対方向に回転する。上記のように先端部歯車が,ガイド溝に設けられているスプリングの作用により、波型ガイド溝4Aを前後に回転することにより他の歯車が連動回転する装置を,基台1内側に2列平行して設けたことを特徴とする脹脛マッサージ装置。
【請求項2】
脹脛マッサージ装置の左右の足裏板8に足裏を当て,同時又は,交互及び片方で屈伸運動する場合,使用者の左右の脚力や体力に最も適したスプリングに簡単に交換できるよう,ガイド溝4右端部のスプリング13装着部の上部に蓋13を設け,スプリングの左右先端部に装着用リング17,17Aを設けてフック部16.16Aに脱着自在に装着されている。上記のように構成され,スプリングを簡単に交換できることを特徴とする請求項1記載の脹脛マッサージ装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2009−240741(P2009−240741A)
【公開日】平成21年10月22日(2009.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−114510(P2008−114510)
【出願日】平成20年3月29日(2008.3.29)
【特許番号】特許第4272250号(P4272250)
【特許公報発行日】平成21年6月3日(2009.6.3)
【出願人】(594113517)
【Fターム(参考)】