説明

自動製パン機

【課題】製パン工程終了後の練り容器をテーブルなどの台上に載置した際に、当該台が汚れることを抑えることができる自動製パン機を提供する。
【解決手段】練り容器台9の外周側面に環状のリブ92と複数のバヨネット突起91とを設け、容器支持台4の内周側面に複数のバヨネット溝41と段差部42とを設け、環状のリブ92を段差部42に載置するとともに、バヨネット突起91とバヨネット溝41とをバヨネット結合させたとき、練り容器台9の下端と容器支持台4の内側底部43とが接触せず、それらの間に隙間51を有するように構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般家庭用として使用される自動製パン機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の自動製パン機として種々の構造のものが知られている(例えば、特許文献1:特開平9−75230号公報参照)。
【0003】
図5は、従来の自動製パン機の縦断面図である。図5に示すように、従来の自動製パン器は、調理材料を入れる練り容器(製パン容器ともいう)101を備えている。練り容器101の底部には、円筒形の練り容器台(台座ともいう)102が設けられている。練り容器台102は、容器支持台(製パン容器取り付け台ともいう)103にバヨネット結合するように構成されている。
【0004】
練り容器101の底部には、練り容器台102の周囲を包囲するように円筒状のリブ104が設けられている。リブ104の外周側面を容器支持台103の上端開口部の内周側面に嵌合させることで、練り容器台102は、容器支持台103の適切な位置にガタツキなく位置決めされる。
【0005】
図6は、練り容器台102と容器支持台103とがバヨネット結合する構造を示す斜視図である。図6に示すように、練り容器台102の外周側面には、180度の間隔で2つの四辺形の突起102aが設けられている。一方、容器支持台103の内周側面には、2つの突起102aとバヨネット結合する2つの切り欠き103aが設けられている。突起102aの上端部及び切り欠き103aの上端部は、斜めに形成されている。また、容器支持台103の内側底部には、180度の間隔で2つの練り容器載置リブ103bが設けられている。各練り容器載置リブ103bは、容器支持台103の内側底部の中心を中心として、各切り欠き103aから約90度離れた位置に設けられている。練り容器台102を各練り容器載置リブ103bに載置した状態で、練り容器101内に設けられた練り羽根(図示せず)でパン生地を混練することで、当該混練時に発生する動作音を小さくすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平9−75230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前記従来の自動製パン機では、パン生地の混練動作時に、練り容器台102と容器支持台103とのバヨネット結合が緩んで、練り容器101にガタツキが生じることがある。すなわち、パン生地の混練動作は、練り羽根を間欠回転させ、パン生地を練り容器101内で転がすことにより行われる。この際、練り羽根が回転してパン生地を押圧しているときには、練り羽根がパン生地から受ける反力が前記バヨネット結合を強める方向に作用する。このため、練り容器101は、ガタツキなく、しっかりと固定される。一方、練り羽根が回転を停止し、パン生地が慣性力により練り容器101内を転がるときには、練り羽根がパン生地から受ける反力が前記バヨネット結合を弱める方向に作用することがある。これにより、前記バヨネット結合が緩む又は外れた場合、練り容器101にガタツキが生じる。
【0008】
前記従来の自動製パン機では、練り容器台102が各練り容器載置リブ103bに載置されるので、混練動作時に練り容器101にガタツキが生じた場合、練り容器台102の下端が容器支持台103の内側底部と接触して擦れ、練り容器台102の下端が削れることが起こり得る。そして、このとき発生した削り粉が、練り容器台102の下端に付着し、製パン工程終了後に練り容器101をテーブルなどの台上に置いた際に、当該台を黒く汚すおそれがある。
【0009】
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、練り容器を台上に載置した際に当該台が汚れることを抑えることができる自動製パン機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、
内部に加熱室が設けられた有底筒状の機器本体と、
前記加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器と、
前記練り容器の底部に取り付けられた筒状の練り容器台と、
前記練り容器台とバヨネット結合することにより、前記練り容器を前記加熱室内で支持する有底筒状の容器支持台と、
を有し、
前記練り容器台の外側側面には、環状のリブと複数のバヨネット突起とが設けられ、
前記容器支持台の内周側面には、前記練り容器台の複数の突起とバヨネット結合する複数のバヨネット溝と、前記環状のリブが載置される段差部とが設けられ、
前記環状のリブが前記段差部に載置されるとともに、前記バヨネット突起と前記バヨネット溝とがバヨネット結合されたとき、前記練り容器台の下端と前記容器支持台の内側底部とが接触せず、それらの間に隙間を有するように構成された、自動製パン機を提供する。
【0011】
本発明の第2態様によれば、前記環状のリブが前記段差部に載置されるとともに、前記バヨネット突起と前記バヨネット溝とがバヨネット結合されたとき、前記環状のリブの先端部と、当該環状のリブより下方に位置する前記練り容器台の外周側面とが、それぞれ前記容器支持台の内周側面に接触するように構成された、第1態様に記載の自動製パン機を提供する。
【0012】
本発明の第3態様によれば、前記環状のリブの先端部と前記容器支持台の内周側面との隙間が、前記環状のリブより下方に位置する前記練り容器台の外周側面と前記容器支持台の内周側面との隙間より狭くなるように構成された、第1態様に記載の自動製パン機を提供する。
【0013】
本発明の第4態様によれば、前記バヨネット突起及び前記バヨネット溝は、平面視において前記練り容器台の外周側面に180度の間隔でそれぞれ2箇所に設けられている、第2態様に記載の自動製パン機を提供する。
【発明の効果】
【0014】
本発明の自動製パン機によれば、前記環状のリブを前記段差部に載置し、前記練り容器台の下端と前記容器支持台の内側底部とが接触しないようにしている。これにより、前記練り容器台の下端に削り粉が付着することを抑えることができ、練り容器を台上に載置した際に当該台が汚れることを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施形態にかかる自動製パン機の縦断面図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる自動製パン機の練り容器台及び容器支持台の斜視図である。
【図3】本発明の実施形態にかかる自動製パン機の練り容器台と容器支持台とが嵌合した状態を示す断面図である。
【図4】図3の一部拡大断面図である。
【図5】従来の自動製パン機の縦断面図である。
【図6】従来の自動製パン機の練り容器台と容器支持台とがバヨネット結合する構造を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではない。
【0017】
(実施形態)
本発明の実施形態にかかる自動製パン機の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる自動製パン機の縦断面図である。
【0018】
図1において、本実施形態にかかる自動製パン機は、有底筒状の機器本体1を備えている。機器本体1の内部には、加熱室1aを形成するヒータケース30が設けられている。機器本体1の下部には、シャーシ2が取り付けられている。シャーシ2には、駆動部の一例であるモータ3と、有底筒状の容器支持台4とが取り付けられている。
【0019】
モータ3は、プーリやベルトなどを含む伝達機構5を介して、容器支持台4に回転可能に支持されたコネクタ下6に回転力を与える。コネクタ下6は、練り容器7の下部に回転可能に支持されたコネクタ上8と係合可能に構成されている。
【0020】
練り容器7は、パン生地、ケーキ、餅などの調理材料を収容する容器であり、加熱室1a内に着脱自在に収納されるものである。練り容器7の底部外面には、略筒状の練り容器台9が設けられている。練り容器台9は、容器支持台4にバヨネット結合するように構成されている。練り容器台9と容器支持台4とがバヨネット結合する際、コネクタ下6とコネクタ上8とが係合し、練り容器7が加熱室1a内で支持される。一方、練り容器台9と容器支持台4とのバヨネット結合が外された際、コネクタ下6とコネクタ上8との係合が外れ、練り容器7を加熱室1aから取り外すことが可能になる。
【0021】
コネクタ上8は、練り容器7の底壁から上方に向けて突出するように取り付けられている。コネクタ上8の先端部には、練り容器7内に収容された調理材料を混錬するための練り羽根10が着脱可能に取り付けられている。練り羽根10は、モータ3の回転力が伝達機構5に伝達され、コネクタ下6及びコネクタ上8が回転することで回転駆動する。
【0022】
練り容器7の周囲には、ヒータ11が設けられている。ヒータ11は、容器支持台4上に取り付けられた練り容器7に対して、所定の間隔を空けて包囲するように配置されている。ヒータ11としては、例えば、シーズヒータを用いることができる。
【0023】
また、加熱室1aには、加熱室1a内の温度を検知する温度センサ12が設けられている。温度センサ12は、加熱室1a内の平均的な温度を検知することができるように、ヒータ11から少し離れた位置に配置されている。
【0024】
機器本体1の前方上部(図1の左上側)には、種々の電子部品を備える操作部13が設けられている。操作部13は、複数の調理コースから特定の調理コースを選択可能な選択部(図示せず)と、選択部で選択された情報などの各種情報を表示する表示部(図示せず)とを備えている。選択部は、各種動作の開始又は停止、タイマー設定なども行うことができるように構成されている。
【0025】
また、機器本体1の後方上部(図1の右上側)には、ヒンジ部1bが設けられている。ヒンジ部1bには、ヒータケース30の上部開口部30aを開閉可能な蓋14が回動可能に取り付けられている。蓋14は、蓋本体15と、外蓋16とを備えている。
【0026】
蓋本体15には、イースト、スパイスなどの比較的体積の小さな副材料を収容する小副材料容器17と、レーズン、ナッツなどの比較的体積の大きな副材料を収容する大副材料容器(図示せず)とが取り付けられている。小副材料容器17及び大副材料容器は、練り容器7の上方に配置されている。外蓋16は、小副材料容器17の上部開口部及び大副材料容器の上部開口部を開閉可能に取り付けられている。
【0027】
機器本体1の操作部13の下方には、各部の駆動を制御する制御部18が設けられている。制御部18には、複数の調理コースに対応する調理シーケンスが記憶されている。調理シーケンスとは、練り、ねかし、発酵、焼成などの各調理工程を順に行うにあたって、各調理工程においてヒータ11の通電時間、温調温度、練り羽根10の回転速度などが予め決められている調理の手順のプログラムをいう。制御部18は、操作部13にて選択された特定の調理コースに対応する調理シーケンスと温度センサ12の検知温度とに基づいて、モータ3及びヒータ11の駆動を制御する。
【0028】
次に、図2〜図4を用いて、練り容器台9と容器支持台4とがバヨネット結合する構造について、より詳細に説明する。図2は、練り容器台9及び容器支持台4の斜視図である。図3は、練り容器台9と容器支持台4とがバヨネット結合した状態を示す断面図であり、図4は、図3の一部拡大断面図である。
【0029】
図2に示すように、練り容器台9の外周側面には、平面視において180度の間隔で2つのバヨネット突起91が設けられている。一方、容器支持台4の内周側面には、バヨネット突起91とバヨネット結合する2つのバヨネット溝41が設けられている。バヨネット溝41の上端部は、斜めに形成されている。なお、図3の右半分は、バヨネット突起91とバヨネット溝41とを通る線で切った断面を示している。
【0030】
また、練り容器台9の外周側面には、2つのバヨネット突起91の上方に環状のリブ92が設けられている。一方、容器支持台4の内周側面には、環状のリブ92が載置される段差部42が設けられている。なお、図3の左半分は、環状のリブ92と段差部42とを通る線で切った断面を示している。
【0031】
図3及び図4に示すように、練り容器台9が容器支持台4に挿入されたとき、練り容器台9の環状のリブ92の底面92aと容器支持台4の段差部42の上面42aとが接触する。一方、練り容器台9の下端93と容器支持台4の内側底部43とは、接触せず、それらの間には隙間51が形成される。また、このとき、練り容器台9の環状のリブ92の先端部(外周側面)92bは、段差部42の近傍において容器支持台4の内周側面(バヨネット溝41に対応する部分を除く)に接触(嵌合)している。さらに、練り容器台9の環状のリブ92より下方に位置する練り容器台9の外周側面9aは、容器支持台4の内周側面(バヨネット溝41に対応する部分を除く)に接触(嵌合)している。
【0032】
次に、本実施形態にかかる自動製パン機が前記構成を有することによる作用、効果について説明する。
【0033】
図3に示すように、練り容器台9は、環状のリブ92が段差部42に載置されるとともに、バヨネット突起91がバヨネット溝41にバヨネット結合されることにより容器支持台4に取り付けられる。この状態で、パン生地の混練動作を含む製パン工程が行われる。
【0034】
パン生地の混練動作は、練り羽根10を間欠回転させ、パン生地を練り容器7内で転がすことにより行われる。この際、練り羽根10が回転してパン生地を押圧しているときには、練り羽根10がパン生地から受ける反力が前記バヨネット結合を強める方向に作用する。このため、練り容器7は、ガタツキなく、しっかりと固定される。
【0035】
一方、練り羽根10が回転を停止し、パン生地が慣性力により練り容器7内を転がるときには、練り羽根10がパン生地から受ける反力が前記バヨネット結合を弱める方向に作用することがある。この場合、練り容器台9が容器支持台4に対して前記バヨネット結合を緩める方向に回転する。これにより、環状のリブ92の先端部92bと、当該環状のリブ92より下方に位置する練り容器台9の外周側面9aとが、それぞれ容器支持台4の内周側面に擦られて、削り粉が発生し得る。
【0036】
本実施形態においては、環状のリブ92が段差部42に載置され、練り容器台9の下端93と容器支持台4の内側底部43との間に隙間51が形成されているので、練り容器台9の下端93に前記削り粉が付着するのを抑えることができる。従って、練り容器7を台上に載置した際に当該台が汚れることを抑えることができる。
【0037】
また、本実施形態においては、環状のリブ92の先端部92bと、練り容器台9の外周側面9aとが、それぞれ容器支持台4の内周側面に接触するように、練り容器台9が容器支持台4に取り付けられている。これにより、練り容器台9の水平方向の移動が規制されるので、練り容器7のガタツキを抑えることができる。また、練り容器7のガタツキによるガタガタという大きな音の発生も抑えることができる。
【0038】
なお、前記では、環状のリブ92の先端部92bと、練り容器台9の外周側面9aとが、それぞれ容器支持台4の内周側面に接触するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、環状のリブ92の先端部92bと容器支持台4の内周側面との間、及び練り容器台9の外周側面9aと容器支持台4の内周側面との間に、それぞれ隙間52,53が設けられてもよい。当該隙間52,53を設けることにより、練り容器台9を容器支持台4に容易に挿入することができるなど、取り扱い性を向上させることができる。
【0039】
なお、隙間52は、隙間53よりも狭いことが好ましい。これにより、練り容器7にガタツキが生じた場合、練り容器台9の外周側面9aと容器支持台4の内周側面とが接触する前に、環状のリブ92の先端部92bと容器支持台4の内周側面とが接触することになる。その結果、練り容器台9の外周側面9aと容器支持台4の内周側面とが擦れることにより発生する削り粉の量を抑える又は無くすことができ、練り容器台9の下端93に当該削り粉が付着することをより一層抑えることができる。
【0040】
また、隙間52,53を設ける場合には、本実施形態のように、バヨネット突起91及びバヨネット溝41を、平面視において練り容器台9の外周側面に180度の間隔でそれぞれ2箇所に設けることが好ましい。すなわち、練り容器台9と容器支持台4とが、2箇所でバヨネット結合するように構成することが好ましい。ここで、練り容器台9と容器支持台4とが1箇所でバヨネット結合するように構成した場合には、練り容器台9の回転軸が本来の回転軸からズレやすくなる。この場合、練り容器7のガタツキが発生するとともに、環状のリブ92の先端部92bと容器支持台4の内周側面とが擦れることにより発生する削り粉の量が多くなる。また、練り容器台9と容器支持台4とが3箇所以上でバヨネット結合するように構成した場合においても、練り容器7のガタツキを抑えることができない。各部品の寸法バラツキを無くすことが困難であるので、各バヨネット結合を等しく確実に行うことができないからである。これに対し、本実施形態のように、練り容器台9と容器支持台4とが2箇所でバヨネット結合するように構成した場合には、練り容器台9の回転軸のズレを抑えることができる。また、各部品の寸法に多少のバラツキがあっても、各バヨネット結合をより確実に行うことができる。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明にかかる自動製パン機は、製パン工程終了後の練り容器をテーブルなどの台上に載置した際に、当該台が汚れることを抑えることができるので、特に、一般に家庭用に使用される自動製パン機として有用である。
【符号の説明】
【0042】
1 本体
1a 加熱室
2 シャーシ
3 モータ
4 容器支持台
5 伝達機構
6 コネクタ下
7 練り容器
8 コネクタ上
9 練り容器台
9a 外周側面
10 練り羽根
11 ヒータ
12 温度センサ
13 操作部
14 蓋
15 蓋本体
16 外蓋
17 小副材料容器
18 制御部
30 ヒータケース
30a 上部開口部
41 バヨネット溝
42 段差部
42a 上面
43 内側底部
51、52、53 隙間
91 バヨネット突起
92 環状のリブ
92a 底面
92b 先端部
93 下端

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に加熱室が設けられた有底筒状の機器本体と、
前記加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器と、
前記練り容器の底部に取り付けられた筒状の練り容器台と、
前記練り容器台とバヨネット結合することにより、前記練り容器を前記加熱室内で支持する有底筒状の容器支持台と、
を有し、
前記練り容器台の外周側面には、環状のリブと複数のバヨネット突起とが設けられ、
前記容器支持台の内周側面には、前記練り容器台の複数のバヨネット突起とバヨネット結合する複数のバヨネット溝と、前記環状のリブが載置される段差部とが設けられ、
前記環状のリブが前記段差部に載置されるとともに、前記バヨネット突起と前記バヨネット溝とがバヨネット結合されたとき、前記練り容器台の下端と前記容器支持台の内側底部とが接触せず、それらの間に隙間を有するように構成された、自動製パン機。
【請求項2】
前記環状のリブが前記段差部に載置されるとともに、前記バヨネット突起と前記バヨネット溝とがバヨネット結合されたとき、前記環状のリブの先端部と、当該環状のリブより下方に位置する前記練り容器台の外周側面とが、それぞれ前記容器支持台の内周側面に接触するように構成された、請求項1に記載の自動製パン機。
【請求項3】
前記環状のリブの先端部と前記容器支持台の内周側面との隙間が、前記環状のリブより下方に位置する前記練り容器台の外周側面と前記容器支持台の内周側面との隙間より狭くなるように構成された、請求項1に記載の自動製パン機。
【請求項4】
前記バヨネット突起及び前記バヨネット溝は、平面視において前記練り容器台の外周側面に180度の間隔でそれぞれ2箇所に設けられている、請求項2に記載の自動製パン機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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