説明

自動車用フォグランプ

【課題】配光規格を満足し且つ良好な視認性を得るための最適化された反射面を備えたリフレクタを有すると共に、大型化を回避した自動車用フォブランプを提供することにある。
【解決手段】配光パターンの水平基準線と垂直基準線の交点の下方で且つ水平基準線から6°より大きい角度の領域に配光パターンを形成するために、複合反射面3の上側中央部に複合反射面3全体の幅Rの25%以下の幅R(D)を有する反射面R(D)を設け、光源2から出射した光が反射面R(D)で反射されてその反射光が配光パターンを形成するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車用灯具のうちのフォグランプに関するものであり、詳しくは、配光規格を満足し且つ良好な視認性を得るための最適化された反射面を有するリフレクタを備えた自動車用フォブランプに関する。
【背景技術】
【0002】
フォグランプはヘッドランプ等の他の車両用灯具と同様に配光規格が定められている。しかし、夜間走行中の運転者から見た場合、灯具の視認性は配光規格を満足するだけでは十分ではなく、車両前方の障害物や標識等を確実に認識できるような配光パターンを形成する必要がある。
【0003】
灯具の配光パターンは、光源と光源を覆うように設けられ光源と対向する面を反射面とするリクレクタや光源の前方に設けられたレンズ等の光学部材により形成され、場合によってはリフレクタの反射面とレンズの両方で所望の配光パターンが形成されることもある。
【0004】
図7は、リフレクタにより配光パターンを形成する方式の従来例を示すものである。
【0005】
光源にフォグランプ用フィラメント80と走行ビーム用フィラメント81のダブルフィラメントを有する光源バルブ82を用い、光源バルブ82と対向する面にフォグランプ用反射面83と走行ビーム用反射面84を備えたリフレクタ85を配設した構成とされている。
【0006】
そして、光源バルブ82のフォグランプ用フィラメント80からリフレクタ85のフォグランプ用反射面83に向けて出射された光はフォグランプ用反射面83で下向きに反射されて反射光86がフォグランプ用配光パターンを形成して路面を照射し、走行ビーム用フィラメント81からリフレクタ85のフォグランプ用反射面83及び走行ビーム用反射面84に向けて出射された光はそれぞれフォグランプ用反射面83で前方上向きに反射されて反射光87が走行ビーム用配光パターンを形成すると共に、走行ビーム用反射面84で前方に真っ直ぐに反射されて反射光88が走行ビーム用配光パターンを形成して遠方を照射する。
【0007】
その結果、図8で表されるようなフォグランプ用配光パターンが形成される(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2002−170408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、灯具の配光規格は車両の更なる安全走行を確保するために不定期に改定が行われ、フォグランプについてもECE.Reg19の法規改定により現状の02B規格に替わって新たにF3規格の制定が行われた。従来の02B配光規格を図9に、新たなF3配光規格を図10にそれぞれ示している。
【0010】
この改定による新規格のF3用配光特性は、図10の配光ポイントにあるように、従来規格の02B用配光特性に対して、配光パターンのHV(垂直方向の基準線Hと水平方向の基準線Vの交点)の直下領域の(25D 10L〜10R)で示される直線6状に設定された配光ポイントにおける光度アップが設定され、HVの下方の(6D 10L〜10R)で示される直線7状、HVの直下の一側方の(1.5D〜4.5D 35L)で示される直線9L状、及びHVの直下の他側方の(1.5D〜4.5D 35R)で示される直線9R状の配光ポイントが新たに設定された。
【0011】
つまり、新規格のF3の配光パターンは従来規格の02B配光パターンに対して、中心付近を明るく且つ両側方及び下方に照射領域を広げるように求めている。
【0012】
これに対し、上記従来例のフォグランプは図8の配光パターンからもわかるように、照射領域が新たなF3規格に規定された配光規格を満足するものではなく、そのため、リフレクタの反射面を改良することによって新たな配光規格に対応させることが考えられる。
【0013】
具体的には、リフレクタの大きさを拡大してフォグランプ用配光パターンの形成に寄与するフォグランプ用反射面を車幅方向に拡大することにより、反射光で形成される配光パターンの中心付近を明るくし且つ照射領域を広げて新たなF3規格の各配光ポイントにおける規定光度を満足させるという方法である。
【0014】
しかしながら、この方法では、リフレクタの拡大によってフォグランプの車幅方向の寸法が大きくなるため、車両デザインの自由度が抑制されることになる。
【0015】
また、限られた光量を配光パターンに新たに設けられた中心部と両側方の領域に振り分けるために、最も下方に規定された配光ポイント(直線7)の更に下方の領域に照射される光量が乏しくなり、フォグランプの手前部分にダークエリアが生じる。その結果、特に、フォグランプを高い位置に搭載する車両においては、車両前部近傍の路面の視認性が低下して夜間の走行に支障をきたす恐れがある。
【0016】
そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたもので、その目的とするところは、配光規格を満足し且つ良好な視認性を得るための最適化された反射面を備えたリフレクタを有すると共に、大型化を回避した自動車用フォブランプを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0017】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、光源と、前記光源を覆うように複数の反射面で構成された複合反射面とするリフレクタとを備えた自動車用フォグランプであって、前記複合反射面には、自動車用フォグランプの照射方向から見て、前記複合反射面の中央部上側には、前記複合反射面全体の幅Rの25%以下の幅を有する副反射面を備えており、前記光源から出射し、前記複合反射面で反射される光のうち、前記副反射面で反射された光は、前記自動車用フォグランプの配光パターンの水平基準線と垂直基準線の交点の下方で且つ、前記副反射面を除いた前記複合反射面で反射され、照射されるすべての光とは重ならない領域に配光パターンを形成することを特徴とするものである。
【0018】
また、本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1において、前記副反射面は光源から遠ざかるにつれ、前記副反射面を除いた前記複合反射面よりも、光源に対する傾斜角度が大きくなることを特徴とするものである。
【0019】
また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1において、前記副反射面は前記水平基準線から6°より大きい角度の領域に副配光パターンを形成することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0020】
本発明の車両用フォグランプは、配光パターンの水平基準線と垂直基準線の交点の下方で且つ水平基準線から6°より大きい角度の領域に副配光パターンを形成するために、複合反射面の上側中央部に複合反射面全体の幅の25%以下の幅を有する副反射面を設け、光源から出射した光が副反射面で反射されてその反射光が副配光パターンを形成するようにした。
【0021】
その結果、視認性の向上に寄与する副配光パターンを得るための最適化された反射面を備えたリフレクタを実現することができ、且つそのための大型化を回避した自動車用フォブランプを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の実施形態のフォグランプの説明図である。
【図2】従来規格の配光パターンの説明図である。
【図3】従来規格の配光パターンを形成する複合反射面の説明図である。
【図4】新規格の配光パターンの説明図である。
【図5】新規格の配光パターンを形成する複合反射面の説明図である。
【図6】同様に、新規格の配光パターンを形成する複合反射面の説明図である。
【図7】従来例の説明図である。
【図8】従来例の配光パターンである。
【図9】従来規格の規格表である。
【図10】新規格の規格表である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図6を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付す)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。
【0024】
図1は、ECE.Reg19の規格のフォグランプに係わるF3用配光規格(図10参照)を満足するように最適化した反射面を有するリフレクタを備えた自動車用フォグランプを示している。
【0025】
本発明の自動車用フォグランプ1はその基本構成を、光源2と光源2を覆うように配置され光源2と対向する面を複数の反射面で構成した複合反射面3とするマルチリフレクタ4とし、光源2から複合反射面3を構成する各反射面に向けて出射された光をそれぞれの反射面で適宜方向に向けて反射し、その反射光による照射光で所望の配光パターンを形成するものである。
【0026】
なお、一般的には図1に示すように、基本構成の光源2とマルチリフレクタ4を、光源2の後方に配置するハウジング5と光源2の前方に配置する前面カバーレンズ6とで形成する灯室7内に支持した状態で用いることが多い。この場合、前面カバーレンズ6はレンズカットを施さない素通しの透明レンズであり、配光制御には関与しない。
【0027】
次に、従来規格の02B用配光規格に基づく配光パターン(図2参照)と、この配光パターンを形成するための、マルチリフレクタの複合反射面の構成(図3(正面図)参照)との関係を示し、同様に、改定された新たなF3用配光規格に基づく配光パターン(図4参照)と、この配光パターンを形成するために最適化された複合反射面の構成(図5(正面図)及び図6(斜視図)参照)との関係を示す。これにより、従来の配光規格に対応する従来の複合反射面の構成と新設の配光規格に対応するように最適化された新規の複合反射面との違いについて説明する。
【0028】
従来の02B規格に基づく配光パターンは図2にように、HV(垂直方向の基準線Hと水平方向の基準線Vの交点)の直下領域のホットゾーンを形成する配光パターンP(A)及び配光パターンP(A)を含んで車幅方向(左右方向)及び下方に照射領域を拡大した配光パターンP(B)で構成される。
【0029】
そのうち、配光パターンP(A)は、図3に示すように、光源2から複合反射面3の車幅方向の両最外側に位置して上下方向に延びる反射面R(A)に向けて出射された光が反射面R(A)で反射されてその反射光が照射光となって形成し、配光パターンP(B)は、光源2から複合反射面3の中央部に位置して上下方向に延びる反射面R(B)に向けて出射された光が反射面R(B)で反射されてその反射光が照射光となって形成する。なお、上記複合反射面3の中央部とは、図1または図5に図示されているように、光源を中心とした断面において、光源の上側にある反射面または下側にある反射面を指し、上記複合反射面3の中央部上側とは前記光源の上側にある反射面R(D)を指す。
【0030】
なお、各反射面R(A)と反射面R(B)で挟まれて上下方向に延びる反射面R(C)は、その反射光を適宜配光パターンP(A)及び配光パターンP(B)を含めた照射領域に振り分けて灯具としての視認性を向上させる。
【0031】
一方、新規のF3規格に基づく配光パターンは図4のように、HVの直下領域のホットゾーンを形成する配光パターンP(A)、配光パターンP(A)を含んで左右方向及び下方に照射領域を拡大した配光パターンP(B)、配光パターンP(A)と配光パターンP(B)を含んで更に左右方向に拡大した配光パターンP(C)、及びHVの下方で且つ3つの配光パターンP(A)、P(B)、P(C)の下方の領域を照射する配光パターンP(D)で構成される。
【0032】
そして、配光パターンP(A)の領域内に配光ポイントの直線6が位置し、また、配光パターンP(B)およびP(C)の領域内に直線7が位置し、配光パターンP(B)の配光パターンP(A)の両外側の領域内に配光ポイントの直線8Lと直線8Rが位置し、更に配光パターンP(C)の配光パターンP(B)の両外側の領域内に配光ポイントの直線9Lと直線9Rが位置している。配光パターンP(D)の領域は配光ポイントとしては規定されていないが、車両に搭載したときに車両の直前の路面を照射するものとなる。そのため、特に、フォグランプを高い位置に搭載する車両においては、車両前部近傍の路面の視認性が向上し、夜間の安全走行に寄与するものとなる。
【0033】
このような配光パターンを形成するにあたっては、図5及び図6に示すように、複合反射面3において、配光パターンP(A)は、光源2から複合反射面3の車幅方向の両最外側に位置して上下方向に延びる反射面R(A)に向けて出射された光が反射面R(A)で反射されてその反射光が照射光となって形成し、配光パターンP(B)は、光源2から複合反射面3の中央部に位置して上下方向に延びる領域から上側中央部の領域を除いた領域の反射面R(B)に向けて出射された光が反射面R(B)で反射されてその反射光が照射光となって形成し、配光パターンP(C)及びP(C)はそれぞれ、光源2から複合反射面3の反射面R(A)と反射面R(B)で挟まれて上下方向に延びる反射面R(C)及び反射面R(C)に向けて出射された光が反射面R(C)及び反射面R(C)で反射されてその反射光が照射光となって形成し、配光パターンP(D)は、光源2から複合反射面3の上側中央部に位置する反射面R(D)に向けて出射された光が反射面R(D)で反射されてその反射光が照射光となって形成する。
【0034】
ここで、フォグランプの従来の02B規格の配光パターン(図2参照)と新たなF3規格の配光パターン(図4参照)を比較してその違いを見てみると、02B規格の配光パターンに対してF3規格の配光パターンの領域が広がっていることが分かる。つまり、新規格の方が広範囲の領域を照射するように義務付けている。
【0035】
配光パターンの具体的な拡大領域は、配光パターンP(B)の両外側に延びる配光パターンP(C)の領域と、HVの下方で且つ3つの配光パターンP(A)、P(B)、P(C)の下方の配光パターンP(D)の領域である。
【0036】
このような配光パターンの領域拡大に対応するために、リフレクタに備えられた複合反射面の構成も従来の規格を満足するために構成された複合反射面とは異なるものとなる。
【0037】
その違いを、従来の02B規格の配光規格に対応するように構成された複合反射面(図3参照)と新たなF3規格に対応するように構成された複合反射面(図5参照)を比較して見てみると、配光パターンP(C)の形成に係わる反射面R(C)と配光パターンP(D)の形成に係わる反射面R(D)が異なる。
【0038】
そのうち、従来の02B規格の配光パターンP(C)の形成に係わる反射面R(C)は、新たな3F規格の配光パターンの領域拡大に伴って2つの異なる反射面R(C)、R(C)に分割構成され、反射面R(C)の外側に位置する反射面R(C)によって配光パターンP(C)の配光パターンP(B)の外側の領域が形成される。
【0039】
また、従来の02B規格の配光パターンP(B)の形成に係わる反射面R(B)は、新たな3F規格には配光ポイントとしては規定されていないが、車両に搭載したときに車両直前の路面を照射して走行時の視認性を向上させるために設けられた配光パターンP(D)を形成するために、上側中央部の領域が反射面R(D)として分割構成されている。
【0040】
この反射面R(D)は、他の反射面R(A)、R(B)、R(C)とは異なる好ましい限定がなされ、且つ異なる特徴を有している。
【0041】
そのうち、好ましい限定とは、反射面R(D)の幅R(D)を複合反射面3の全幅Rの25%以下とすることである。つまり、R(D)≦R×0.25の関係が成り立つことが好ましい。
【0042】
これにより、従来の02B規格の配光パターンP(B)の形成に係わる反射面R(B)による反射光の光量が低減して該反射面R(B)で形成される配光パターンP(B)の領域の光度が規格値を満足する範囲内で低減され、反射面R(B)による反射光の低減分が反射面R(D)による反射光に振り分けられ、この反射光による照射光で視認性の向上に寄与する配光パターンP(D)が形成される。
【0043】
この場合、反射面R(D)の幅R(D)が複合反射面の全幅Rの25%よりも広くなると、反射面R(D)の面積が大きくなるために該反射面R(D)による反射光の光量が増加する。そのため、この反射光で形成される配光パターンP(D)の領域の光度が高くなって視認性が高まることになる。
【0044】
但し、反対に、反射面R(B)の面積が縮小されすぎるために該反射面R(B)による反射光の光量が低減されすぎることになり、配光パターンP(B)の領域における規定光度を満足しなくなる恐れがある。それ故、反射面R(D)の反射面の幅は、反射面全体の幅の25%以内となるが、この場合、反射面P(D)の幅に応じて反射面P(B)はリフレクタ全体の幅に対して10〜30%の範囲となる。
【0045】
そのため、配光パターン全体の光度規格を満足すると共に優れた視認性を確保するためには、配光パターン全体の形成に寄与する複合反射面3の幅Rに対する反射面R(D)の幅R(D)の比率に最適範囲が存在し、R(D)≦R×0.25で表される範囲が最適値となる。
【0046】
また、反射面R(D)の特徴は、該反射面R(D)の反射光で形成される配光パターンP(D)が他の配光パターンP(A)、P(B)、P(C)の下方に位置するため、配光パターンP(D)を形成する反射光が下斜め前方に向うように、図6のように、反射面R(D)を下斜め前方に傾斜させている。つまり、反射面R(D)を挟む反射面R(D)との間に段差を有するものである。
【0047】
なお、反射面R(D)の曲率形状は、他の反射面R(A)、R(B)、R(C)の各曲率形状のうち少なくとも1つと同じか、あるいは、いずれの曲率形状とも異なるものである。具体的な曲率形状は反射面R(D)の反射光で形成される配光パターンP(D)の所望の形状寸法に基づいて設定される。
【0048】
このように、新たなF3規格においては光度規定がなされていないが視認性を向上させるために設けられる配光パターンP(D)を、上述の反射面R(D)を含む最適化された複合反射面3の反射光で形成するようにした。
【0049】
その結果、複合反射面3を大型化することなく所望の配光制御を行うことができ、視認性に優れた車両用フォグランプを実現することが可能となる。
【符号の説明】
【0050】
1… 自動車用フォグランプ
2… 光源
3… 複合反射面
4… マルチリフレクタ
5… ハウジング
6… 前面カバーレンズ
7… 灯室

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源と、前記光源を覆うように複数の反射面で構成された複合反射面とするリフレクタとを備えた自動車用フォグランプであって、
前記複合反射面には、自動車用フォグランプの照射方向から見て、前記複合反射面の中央部上側には、前記複合反射面全体の幅Rの25%以下の幅を有する副反射面を備えており、
前記光源から出射し、前記複合反射面で反射される光のうち、前記副反射面で反射された光は、前記自動車用フォグランプの配光パターンの水平基準線と垂直基準線の交点の下方で且つ、前記副反射面を除いた前記複合反射面で反射され、照射されるすべての光とは重ならない領域に配光パターンを形成することを特徴とする自動車用フォグランプ
【請求項2】
前記副反射面は光源から遠ざかるにつれ、前記副反射面を除いた前記複合反射面よりも、光源に対する傾斜角度が大きくなることを特徴とする請求項1に記載の自動車用フォグランプ。
【請求項3】
前記副反射面は前記水平基準線から6°より大きい角度の領域に副配光パターンを形成することを特徴とする請求項1に記載の自動車用フォグランプ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−150929(P2011−150929A)
【公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−12115(P2010−12115)
【出願日】平成22年1月22日(2010.1.22)
【出願人】(000002303)スタンレー電気株式会社 (2,684)
【Fターム(参考)】