説明

自由雲台

【課題】三脚の3本の脚体を所望状態にできる自由雲台を提供する。
【解決手段】自由雲台20は、切欠部23を有する雲台本体25を備える。雲台本体25には、第1操作体26、第2操作体27および支持体28を設ける。支持体28は、雲台本体25が保持したボール部31、カメラを取り付ける支持部32およびボール部31と支持部32とを繋ぐ連結部33を有する。三脚21の3本の脚体を、第1操作体26と第2操作体27との間、第2操作体27と支持体28との間および支持体28と第1操作体26との間に位置させることが可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、三脚に取り付けて使用する自由雲台に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば非特許文献1記載の自由雲台や、図11および図12に示すような自由雲台が知られている。
【0003】
この自由雲台は、切欠部1を有する雲台本体2と、雲台本体2に設けられたパンロック用の第1操作体3と、雲台本体2に設けられたボールロック用の第2操作体4と、雲台本体2にて回動可能に保持されたボール部5、被取付物(例えばカメラ或いはビデオカメラ等)が取り付けられる支持部6およびボール部5と支持部6とを繋ぐ軸状の連結部7を有する支持体8とを備えている。また、雲台本体2の切欠部1、第1操作体3および第2操作体4は、例えば周方向にそれぞれ60度、120度、180度の各間隔で配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【非特許文献1】[online]、ホルスベンヌ社、[平成22年10月21日検索]、インターネット<URL:http://horusbennu.pr1.prshop.com/product/product_view.html?product_id=1816>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の自由雲台では、例えば三脚10を持ち運ぶ際に、三脚10の脚体11を折り畳むと、脚体11が第1操作体3や第2操作体4に干渉してしまうため、脚体11の折り畳みが不十分となり、脚体11を所望状態にできない問題がある。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、三脚の3本の脚体を所望状態にできる自由雲台を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の自由雲台は、三脚に取り付けられ、切欠部を有する雲台本体と、この雲台本体に設けられた第1操作体と、前記雲台本体に設けられた第2操作体と、前記雲台本体にて回動可能に保持されたボール部、被取付物が取り付けられる支持部および前記ボール部と前記支持部とを繋ぐ連結部を有する支持体とを備え、前記雲台本体が前記三脚に取り付けられかつ前記連結部が前記切欠部に挿入された状態時において、前記三脚の3本の脚体を、前記第1操作体と前記第2操作体との間、前記第2操作体と前記支持体との間および前記支持体と前記第1操作体との間に位置させることが可能であるものである。
【0008】
請求項2記載の自由雲台は、請求項1記載の自由雲台において、雲台本体の切欠部、第1操作体および第2操作体は、周方向に120度の等間隔で配置されているものである。
【0009】
請求項3記載の自由雲台は、請求項1または2記載の自由雲台において、雲台本体は、三脚に取り付けられるベース体と、このベース体に水平方向に回動可能に設けられ、支持体のボール部を回動可能に保持するパン回動体とを有し、第1操作体の操作によって前記パン回動体の前記ベース体に対する固定および固定解除が行われ、第2操作体の操作によって前記ボール部の前記パン回動体に対する固定および固定解除が行われるものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、雲台本体が三脚に取り付けられかつ連結部が切欠部に挿入された状態時において、三脚の3本の脚体を第1操作体と第2操作体との間、第2操作体と支持体との間および支持体と第1操作体との間に位置させることができるため、三脚の3本の脚体を所望状態にできる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の一実施の形態に係る自由雲台の側面図である。
【図2】同上自由雲台の斜視図である。
【図3】同上自由雲台の斜視図である。
【図4】同上自由雲台の斜視図である。
【図5】同上自由雲台の平面図である。
【図6】同上自由雲台を三脚に取り付けた使用状態を示す斜視図である。
【図7】同上三脚の脚体を上向き鉛直状態にした非使用状態を示す斜視図である。
【図8】同上三脚の脚体を上向き鉛直状態にした非使用状態を示す側面図である。
【図9】同上三脚の脚体を上向き鉛直状態にした非使用状態を示す平面図である。
【図10】同上三脚の脚体の折り畳み途中を示す斜視図である。
【図11】従来の自由雲台を用いた場合における非使用状態を示す平面図である。
【図12】同上従来の自由雲台を用いた場合における非使用状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の一実施の形態を図1ないし図10を参照して説明する。
【0013】
図中の20は自由雲台で、この自由雲台20は、例えば被取付物である光学機器、すなわち例えばカメラ(図示せず)を支持するもので、脚装置である三脚21に取り付けて使用する。
【0014】
この自由雲台20は、図1ないし図5等に示されるように、三脚21の上端部に脱着可能に取り付けられ切欠部23を有する雲台本体25と、雲台本体25に水平な外側方に向かって突出するように設けられた第1操作体26と、雲台本体25に第1操作体26の突出方向とは異なる水平な外側方に向かって突出するように設けられた第2操作体27と、雲台本体25にて任意方向に回動可能に保持された球状のボール部31、カメラが脱着可能に取り付けられる板状の支持部32およびボール部31と支持部32とを繋ぐ丸軸状の連結部33を有する支持体28とを備えている。
【0015】
また、図5に示されるように、第1操作体26は、例えばパンロック用摘みで、雲台本体25に水平な第1回動中心軸線aを中心として回動可能に設けられている。第2操作体27は、例えばボールロック用摘みで、雲台本体25に水平な第2回動中心軸線bを中心として回動可能に設けられている。また、支持体28の支持部32が鉛直方向に沿った鉛直状態(カメラ縦位置の状態)になるように、ボール部31を雲台本体25に対して回動させて連結部33を切欠部23に挿入すると、この丸軸状の連結部33の軸芯を通る中心軸線cが水平方向に沿った水平状態となる。
【0016】
そして、この状態では、第1操作体26の第1回動中心軸線aと、第2操作体27の第2回動中心軸線bと、支持体28の中心軸線cとが、平面視でボール部31の中心点Pから放射状に延びている。そして、第1回動中心軸線aと第2回動中心軸線bとがなす角度α1、第2回動中心軸線bと中心軸線cとがなす角度α2、および中心軸線cと第1回動中心軸線aとがなす角度α3は、いずれも120度である。
【0017】
換言すると、雲台本体25の切欠部23、第1操作体26および第2操作体27は、平面視で、支持体28のボール部31の中心点Pを中心とする周方向(円周方向)に120度(略120度を含む)の等間隔で配置されている。このため、第1操作体26と第2操作体27との間、第2操作体27と支持体28との間および支持体28と第1操作体26との間には、三脚21の脚体22を挿入可能な大きさの空間部(間隔)30がそれぞれ存在する。つまり、各空間部30の大きさは、1本の脚体22の断面積よりも大きく、脚体22を折り畳む際にこの脚体22が空間部30に入り込むようになっている。
【0018】
なお、第1回動中心軸線a、第2回動中心軸線bおよび中心軸線cの高さ位置は、同じではなく、それぞれ異なっており、第2回動中心軸線bが第1回動中心軸線aよりも上方に位置し、中心軸線cが第2回動中心軸線bよりも上方に位置する。
【0019】
ここで、雲台本体25は、三脚21の上端部に脱着可能に取り付けられる円板状のベース体41と、このベース体41に水平方向(左右方向)に回動可能に立設され上部で支持体28のボール部31を任意方向に回動可能に保持する円筒状のパン回動体42とを有している。このパン回動体42は、ベース体41にボール部31の中心点P、つまり雲台本体25の中心を通る上下方向の回動中心軸線Xを中心として回動可能に設けられている。
【0020】
そして、第1操作体26の第1回動中心軸線aを中心とする回動操作によってパン回動体42のベース体41に対する固定および固定解除が行われ、第2操作体27の第2回動中心軸線bを中心とする回動操作によってボール部31のパン回動体42に対する固定および固定解除が行われる。
【0021】
ベース体41の中心部には、三脚21の上端部のねじ軸部(図示せず)と螺合するねじ孔部43が形成されている。
【0022】
パン回動体42の上部には、支持体28のボール部31を任意方向に回動可能に保持する略円筒状のボール保持部44が形成されている。ボール保持部44には、上方に向かって開口した切欠部23が形成され、この切欠部23に支持体28の連結部33が挿脱可能に挿入される。パン回動体42のうち切欠部23の下端に臨んだ部分には、連結部33との当接によりこの連結部33を水平状態に位置決めする円弧面状の当接受部45が形成されている。
【0023】
また、パン回動体42の本体部46の外周面から第1操作体保持部47が外側方に向かって突出し、この第1操作体保持部47にて第1操作体26が第1回動中心軸線aを中心として回動可能に保持されている。第1操作体26は、第1操作体保持部47にて回動可能に保持された水平状の軸部48と、この軸部48に固設され操作者が指で摘む摘み部49とを有している。摘み部49は、第1回動中心軸線aを中心とする円筒状に形成されている。
【0024】
そして、操作者が摘み部49を摘んで第1操作体26をパン回動体42に対して一方向(締付方向)に回動させると、パン回動体42がベース体41に対して固定される。また、操作者が摘み部49を摘んで第1操作体26をパン回動体42に対して他方向(締付解除方向)に回動させると、パン回動体42のベース体41に対する固定が解除される。この固定解除時に、操作者は、パン回動体42をベース体41に対して回動させることにより、支持体28上のカメラの向きを変更調整することが可能である。
【0025】
さらに、パン回動体42の本体部46の外周面から第2操作体保持部51が外側方に向かって突出し、この第2操作体保持部51にて第2操作体27が第2回動中心軸線bを中心として回動可能に保持されている。第2操作体27は、第2操作体保持部51にて回動可能に保持された水平状の軸部52と、この軸部52に固設され操作者が指で摘む摘み部53とを有している。摘み部53は、第2回動中心軸線bを中心とする円筒状に形成されている。なお、第2操作体27の摘み部53の外径寸法は、第1操作体26の摘み部49の外径寸法よりも大きく、例えば少なくとも2倍以上である。
【0026】
そして、操作者が摘み部53を摘んで第2操作体27をパン回動体42に対して一方向(締付方向)に回動させると、支持体28のボール部31がパン回動体42のボール保持部44に対して固定される。また、操作者が摘み部53を摘んで第2操作体27をパン回動体42に対して他方向(締付解除方向)に回動させると、ボール部31のボール保持部44に対する固定が解除される。この固定解除時に、操作者は、支持体28をパン回動体42に対して回動させることにより、支持体28上のカメラの向きを変更調整することが可能である。
【0027】
また、支持体28は、例えばボール部31と連結部33と支持部32とにて構成されている。支持部32は、図示しないクイックシューが脱着可能に取り付けられる支持本体部材55と、この支持本体部材55に回動可能に取り付けられクイックシュを支持本体部材55に対して固定および固定解除する操作レバー部材56とを有している。
【0028】
支持本体部材55は、略矩形板状の支持板部57を有し、この支持板部57の3辺には立上板部58が立設されている。支持板部57の下面の幅方向両端側には、脚体22を折り畳む際(上向き鉛直状態にする際)におけるこの脚体22の移動方向に沿った傾斜面59がそれぞれ形成されている。なお、支持板部57の上面が、カメラをクイックシューを介して支持する平面状の支持面32aとなっている。
【0029】
一方、三脚21は、図6ないし図10等に示されるように、基体61と、この基体61にそれぞれ水平方向の回動中心軸線を中心として上下方向に回動可能に設けられた伸縮可能な丸棒状の3本のそれぞれ同一構成の脚体22と、基体61の中央部に固設されこの中央部から上方に向かって突出する伸縮可能な丸棒状の1本の支持棒体62とを備えている。
【0030】
基体61は、周方向に120度の等間隔で配置された3つの脚体被取付部63を有し、この各脚体被取付部63に脚体22の基端部が回動可能に取り付けられ、脚体22の先端部が自由端部となっている。
【0031】
脚体22は、基体61の脚体被取付部63に対して180度回動可能であり、上向き鉛直状態、下向き鉛直状態および下向き傾斜状態に選択的に設定可能となっている。
【0032】
すなわち例えば図6に示す三脚使用時における下向き傾斜状態では、3本の脚体22は、基体61の脚体被取付部63から外側方斜め下方に向かって突出し、鉛直方向に対して設定傾斜角度で傾斜する傾斜方向に沿って位置する。しかし、図7等に示す三脚非使用時(例えば持ち運び時等)における上向き鉛直状態では、三脚21をコンパクトにするために、3本の脚体22は、基体61の脚体被取付部63から上方に向かって突出し、鉛直方向(略鉛直方向を含む)に沿って位置する。なお、脚体22の下向き傾斜状態の傾斜角度は、例えば図示しない操作設定部の操作により設定変更可能となっている。
【0033】
支持棒体62は、その下端部が基体61の中央部に固着され、その上端部のねじ軸部(図示せず)が自由雲台20のベース体41のねじ孔部43に螺合されている。つまり、三脚21の支持棒体62の上端部に自由雲台20の雲台本体25が脱着可能に取り付けられている。最小縮み状態の支持棒体62の長さ寸法は、最小縮み状態の脚体22の長さ寸法よりも短い。なお、自由雲台20と三脚21とにて、雲台付き三脚19が構成されている。
【0034】
次に、雲台付き三脚19の作用等を説明する。
【0035】
雲台付き三脚19を使用してカメラ等のカメラで被写体を撮影する場合には、図6に示すように、三脚21の3本の脚体22を下向き傾斜状態に設定するとともに、三脚21の支持棒体62の上端部に取り付けた自由雲台20の支持部32にカメラを取り付ける。
【0036】
そして、撮影者である操作者(使用者)は、パン回動体42のベース体41に対する回動や支持体28のパン回動体42に対する回動によってカメラの向きを調整しながら、被写体の撮影を行う。
【0037】
撮影終了後、カメラを自由雲台20の支持部32から取り外し、雲台付き三脚19を持ち運びに適したコンパクトな状態にする場合には、図7ないし図9に示すように、三脚21の3本の脚体22を支持棒体62と平行になるように上側に折り畳み、これら3本のすべての脚体22を所望状態である上向き鉛直状態(折畳非使用状態)にする。
【0038】
すなわち例えば、操作者は、まず、第2操作体27の操作によりボール部31のパン回動体42に対する固定を一旦解除した後、ボール部31をパン回動体42に対して回動させることにより、連結部33を切欠部23に上方から挿入して支持部32をこの支持面32aが鉛直面に沿って位置する鉛直状態にする。
【0039】
その後、操作者は、図10に示すように3本の脚体22を基体61に対して空間部30に向けて回動させることにより、各脚体22を各空間部30に挿入する。
【0040】
すると、三脚21の3本の脚体22は、いずれも図7ないし図9に示す上向き鉛直状態となり、支持棒体62を含む4本の棒状部材が互いに近接した平行状態となる。なおこのとき、図8から明らかなように、自由雲台20の支持体28の上端28aは、脚体22の上端22aよりも下方に位置している。
【0041】
このように三脚21の3本の脚体22をすべて上向き鉛直状態になるまで折り畳むと、三脚21はコンパクトになる。
【0042】
そして、このような自由雲台20によれば、雲台本体25のベース体41が三脚21の上端部に取り付けられかつ支持体28の連結部33がパン回動体42の切欠部23に挿入された状態時において、三脚21の3本の脚体22を、第1操作体26と第2操作体27との間の空間部30、第2操作体27と支持体28の支持部32との間の空間部30、および、支持体28の支持部32と第1操作体26との間の空間部30にそれぞれ挿入して位置させることができるため、これら3本の脚体22を上向き鉛直状態にでき、よって、三脚21をコンパクトにでき、例えば雲台付き三脚19を容易に持ち運ぶことができる。
【0043】
また、雲台本体25の切欠部23、第1操作体26および第2操作体27は、平面視でボール部31を中心とする周方向に120度の等間隔で配置されているため、3本の脚体22を適切に上向き鉛直状態にできるばかりでなく、第1操作体26および第2操作体27を容易に操作でき、しかも、重量バランスが良好となる。
【0044】
なお、自由雲台20で支持する被取付物は、カメラやビデオカメラには限定されず、例えば測定装置や検査装置等でもよい。
【0045】
また、例えば雲台本体25が複数の切欠部23を有し、そのうちの1つの切欠部23と第1操作体26と第2操作体27とが周方向に120度間隔で配置された構成等でもよい。
【0046】
なお、切欠部23、第1操作体26および第2操作体27が周方向に120度間隔で配置された構成には限定されず、例えば3本の脚体22を上向き鉛直状態にできる各間隔で配置された構成であればよい。
【符号の説明】
【0047】
20 自由雲台
21 三脚
22 脚体
23 切欠部
25 雲台本体
26 第1操作体
27 第2操作体
28 支持体
31 ボール部
32 支持部
33 連結部
41 ベース体
42 パン回動体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
三脚に取り付けられ、切欠部を有する雲台本体と、
この雲台本体に設けられた第1操作体と、
前記雲台本体に設けられた第2操作体と、
前記雲台本体にて回動可能に保持されたボール部、被取付物が取り付けられる支持部および前記ボール部と前記支持部とを繋ぐ連結部を有する支持体とを備え、
前記雲台本体が前記三脚に取り付けられかつ前記連結部が前記切欠部に挿入された状態時において、前記三脚の3本の脚体を、前記第1操作体と前記第2操作体との間、前記第2操作体と前記支持体との間および前記支持体と前記第1操作体との間に位置させることが可能である
ことを特徴とする自由雲台。
【請求項2】
雲台本体の切欠部、第1操作体および第2操作体は、周方向に120度の等間隔で配置されている
ことを特徴とする請求項1記載の自由雲台。
【請求項3】
雲台本体は、
三脚に取り付けられるベース体と、
このベース体に水平方向に回動可能に設けられ、支持体のボール部を回動可能に保持するパン回動体とを有し、
第1操作体の操作によって前記パン回動体の前記ベース体に対する固定および固定解除が行われ、
第2操作体の操作によって前記ボール部の前記パン回動体に対する固定および固定解除が行われる
ことを特徴とする請求項1または2記載の自由雲台。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−93501(P2012−93501A)
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−239643(P2010−239643)
【出願日】平成22年10月26日(2010.10.26)
【出願人】(591050291)ベルボン株式会社 (16)
【Fターム(参考)】