説明

蒸発器モジュール

【課題】安価に製造することができる蒸発器モジュールを提供する。
【解決手段】自動車の空調装置の冷媒回路用の蒸発器モジュール11であって、前記エジェクタ4が、冷媒を供給するための第1の入口および少なくとも1つの第2の入口を有し、前記エジェクタ4が、前記両方の入口の冷媒混合物を排出するための共通の出口を有し、前記出口から排出された前記冷媒の少なくとも一部を前記第1の蒸発器5に供給することができ、前記第1の蒸発器5から離れた前記冷媒を少なくとも部分的に前記エジェクタ4の前記第2の入口に供給することができ、前記出口から排出された前記冷媒の少なくとも一部を前記第2の蒸発器8に供給することができる蒸発器モジュール11において、前記冷媒混合物の供給部が、前記被覆部材の前記第1の蒸発器5および第2の蒸発器8に形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、第1の蒸発器(5)と、少なくとも1つの第2の蒸発器(8)と、ノズル部材(4a)および被覆部材(4c)を有するエジェクタ(4)とを備える、特に自動車の空調装置の冷媒回路(1)用の蒸発器モジュール(11)であって、前記エジェクタが、冷媒を供給するための第1の入口(4a)および少なくとも1つの第2の入口(4b)を有し、前記エジェクタが、前記両方の入口(4a、4b)の冷媒混合物を排出するための共通の出口(19)を有し、前記出口(19)から排出された前記冷媒の少なくとも一部を前記第1の蒸発器(5)に供給することができ、前記第1の蒸発器から離れた前記冷媒を少なくとも部分的に前記エジェクタ(4)の前記第2の入口(4b)に供給することができ、前記出口から排出された前記冷媒の少なくとも一部を前記第2の蒸発器(8)に供給することができる蒸発器モジュール(11)において、前記冷媒混合物の供給部(9a、9b)が、前記被覆部材(4c)の前記第1の蒸発器(5)および第2の蒸発器(8)に形成されている蒸発器モジュール(11)に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1(図1参照)は、第1の蒸発器5と第2の蒸発器8とエジェクタ4とを有する冷媒回路1を記載している。このような装置は、さらに、冷媒を膨張状態から圧縮状態に移行させる圧縮機2を備える。圧縮機には、冷媒の圧縮時に発生された熱を周囲に排出する凝縮器3が後接続されている。流出側において熱伝達体には、エジェクタ4として形成された膨張要素が後続する。エジェクタは、ノズル部材として形成された冷媒用の第1の入口4aを有し、この第1の入口において、冷媒は、最初に、強く配向された噴流で解放されて加速する。次に、この噴流と冷媒とが、エジェクタの第2の入口4bに通じる第1の蒸発器5の分岐点から混合する。この場合、第2の入口4bは被覆部材4cに配置されている。
【0003】
第2の入口4bから冷媒を吸入する際に、ノズル部材のまたは第1の入口4aの配向された迅速な噴射の機械的動作が利用される。混合管12内における両方の噴流の混合、およびエジェクタ4のディフューザ6内における配向された混合噴流の引き続く膨張により、混合物の圧力の増加が生じる。この混合物は冷媒の液相および気相を含む。エジェクタから離れた後に、冷媒は分離要素7に流入する。この場合、第1の蒸発器5には、分離要素7に入ってくる冷媒の一部が供給される。残りの部分は第2の蒸発器8に供給される。そこで、液体部分の蒸発、および空調すべき空気との対応する熱交換によって、システム全体の冷却力が得られる。分離要素の形状に応じて、両方の部分流への液体冷媒の割合を均一にするかまたは異なるようにすることができ、この場合、第1の蒸発器5に向かう部分流の液相を濃縮することが有利である。第2の蒸発器8には低圧タンク10が後配置されており、さらに、その低圧タンクには圧縮機2の吸入側が後続する。第1の蒸発器5の流入側には、低い蒸発圧力に冷媒が解放される膨張機構9が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】独国特許出願公開第102005021396A1号明細書
【特許文献2】独国特許出願公開第102008051892A1号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、この先行技術よりも小さな個々の部分からなり、したがって、より安価に製造することができる蒸発器モジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、請求項1の特徴を有する蒸発器モジュールによって解決される。有利な形態は従属請求項の対象である。
【0007】
本発明の主旨では、蒸発器モジュールは、第1の蒸発器と、少なくとも1つの第2の蒸発器と、ノズル部材および被覆部材を有するエジェクタとを備え、この場合、エジェクタは、冷媒を供給するための第1の入口および少なくとも1つの第2の入口を備え、ここで、エジェクタは、両方の入口の冷媒混合物を排出するための共通の出口を備え、この場合、出口から排出された冷媒の少なくとも一部を第1の蒸発器に供給することができ、第1の蒸発器から離れた冷媒を少なくとも部分的にエジェクタの第2の入口に供給することができ、そして出口から排出された冷媒の少なくとも一部を第2の蒸発器に供給することができ、この場合、冷媒混合物の供給部が被覆部材の第1および第2の蒸発器に形成されている。
【0008】
被覆部材の第1および第2の蒸発器における冷媒供給部の形状によって、追加の管を省略することができ、したがって、全体的に構造空間が節約される。
【0009】
好ましい実施形態では、被覆部材を閉じているカバー部によって、ノズル部材が被覆部材に保持されている。
【0010】
別の好ましい実施形態では、ノズル部材および/または被覆部材および/またはカバー部が、成形部として形成されている。
【0011】
この場合、好ましいが、不可欠なものではない詳細な実施形態では、ノズル部材は、特に簡単に圧縮歪みおよび/または拡張によって管部から形成されている。ここで、ノズル部材の内郭の通常非常に正確に遵守すべき寸法は、例えば装着マンドレルによって保証することができる。このようなノズル部材は、原型部なしに、成形によって半製品から特に完全に形成することができる。
【0012】
別の好ましい実施形態では、被覆部材は成形部として形成されている。好ましい詳細な実施形態では、管部の圧出および/または拡張によって形成が行われる。ここで、特に好ましくは、被覆部材の原型部を省略することができるので、被覆部材は成形によって半製品から完全に形成することができる。
【0013】
この場合、別の好ましい実施形態では、カバー部も成形部として、特に、半田メッキされた板の打ち抜き部として形成されている。
【0014】
原則として、本発明によれば、ノズル部材および被覆部材がカバー部によって互いに結合されることが不要であるが、その理由は、所定の材料厚および所望の寸法に応じて、カバー部と同様の閉鎖部が、例えば成形によって被覆部材に直接形成されており、これにより特に、ノズル部材を被覆部材に直接結合できることも可能であるからである。
【0015】
別の好ましい実施形態では、エジェクタの第2の入口は被覆部材に配置されている。このように、全体的にカバー部がより小さく形成され、したがって、別の材料を節約することができる。
【0016】
別の好ましい実施形態では、第1のおよび/または第2の蒸発器は収集ボックスを備え、この場合、冷媒混合物の供給部が収集ボックス内に得られる。
【0017】
別の好ましい実施形態では、収集ボックスは、ほぼ文字「B」に一致する外郭を有し、この場合、被覆部材の外郭は、少なくとも部分的に、ほぼ文字「B」に一致する外郭に適合されている。収集ボックスのおよび被覆部材のこのような輪郭によって、両方の収集ボックスと被覆部材との材料結合による結合用の特に適切な当接面が、特に、エジェクタと収集ボックスとの間の冷媒通路に設けられる。
【0018】
この場合、好ましくは、被覆部材の長さは両方の収集ボックスの長さにほぼ一致する。したがって、全長に沿って被覆部材と収集ボックスとが互いに材料結合で結合することが可能である。
【0019】
材料結合による結合には、特に半田付けまたは溶接が適している。
【0020】
しかし、代わりに、所定の領域においてのみ、好ましくは、第1および第2の蒸発器の供給部においておよびエジェクタの第2の入口において、被覆部材と収集ボックスとを材料結合でおよび気密に互いに結合することも可能である。
【0021】
好ましくは、このような蒸発器モジュールは、少なくとも1つの圧縮機と凝縮器とを備える、特に自動車の空調装置用の冷媒回路で使用することができる。さらに好ましくは、このような冷媒回路は、対応する過熱制御部を有する低圧タンクまたは高圧タンクを備えることができる。
【0022】
本発明の範囲を逸脱することなく、それぞれ記載されている組み合わせにおいてのみならず、他の組み合わせまたは全ての設定においても、上記のおよび以下にさらに説明する特徴を使用できることが理解される。
【0023】
本発明の別の重要な特徴は、特許請求の範囲および図面に関連する以下の詳細な説明から明らかとなる。
【0024】
本発明による蒸発器モジュールの好ましい実施例を以下に示し、添付図面を参照して詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】先行技術による冷媒回路の蒸発器モジュールの図である。
【図2】本発明による蒸発器モジュールの蒸発器の中央面の断面図(正面図)である。
【図3】本発明による蒸発器モジュールの側面図である。
【図4】図3の線A−Aに沿った、本発明による蒸発器モジュールの断面図である。
【図5】図5aと図5bは、本発明による蒸発器モジュールの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
図2および図3は、本発明による蒸発器モジュールの実施形態の正面図または側面図を示している。このような蒸発器モジュールは第1の蒸発器5と第2の蒸発器8とを備え、これらの蒸発器は、例えば、波形リブが間に配置された多数の扁平管からなり、互いに確実に半田付けされている。両方の蒸発器の上端には収集ボックス5aと8aがそれぞれ配置されているので、冷媒を個々の扁平管に分配するか、またはこれらの収集ボックスに再び収集することができる。両方の収集ボックスは、ほぼ文字「B」に一致する外郭を有する。特に、図2、図3ならびに図5aおよび図5bから明らかなように、両方の収集ボックスの間にはエジェクタ4が配置されている。
【0027】
このような装置およびそれに対応する冷媒回路の原理的構造は、特許文献1または特許文献2に記載されている(それらの公開内容は、例外なく本出願に援用されるべきである)。
【0028】
したがって、自動車の空調装置の冷媒回路への使用については、本発明による蒸発器モジュール11が適している。
【0029】
このような冷媒回路は、本質的に、圧縮機、凝縮器またはガス冷却器、および本発明による蒸発器モジュールを備える。さらに、状況に応じて、低圧タンクおよび/または内部熱伝達体等の別の構成要素により、回路を補足することができる。
【0030】
エジェクタ4はノズル部材4aを備え、このノズル部材は、一定の直径の配管部と、冷媒の流れ方向に円錐状に先細りする直径の第1のノズル部と、最小直径の狭い箇所と、流れ方向に円錐状に広がる直径の次の第2のノズル部とを含む。
【0031】
図5aおよび図5bから明らかなように、ノズル部材4aは、被覆部材4c内に突出し、カバー部4dによって被覆部材に保持される。
【0032】
被覆部材4cは、本質的に、両方の収集ボックス5aと8aと同じ長さを有する。図4から明らかなように、被覆部材は、被覆部材の異なる端部に形成されている3つの開口部4b、9aおよび9bを有する。図4に示されているように、被覆部材の両端と収集ボックス5aおよび8aとを半田付けすることができ、この場合、この半田付けにより、開口部4b、9aおよび9bが閉じられ、外部からシールされる。収集ボックスの対応する形状によって、エジェクタと収集ボックス5aおよび8aとを連続的に配置することも可能になり、したがって、連続的な半田付けが可能になる。
【0033】
第1の入口4aに流れる冷媒は、最初に、強く配向された噴流で解放されて加速する。次に、この噴流と冷媒とが、エジェクタの第2の入口4bに通じる第1の蒸発器5の分岐点から混合する。この場合、図5bから明らかなように、第2の入口4bは被覆部材4cに配置されている。
【0034】
第2の入口4bから冷媒を吸入する際に、ノズル部材のまたは第1の入口4aの配向された迅速な噴射の機械的動作が利用される。混合管12内における両方の噴流の混合、およびディフューザ6におけるまたはエジェクタ4の共通の出口19における配向された混合噴流の引き続く膨張により、全体的に、混合物の圧力の増加が生じる。この混合物は冷媒の液相および気相を含む。
【0035】
次に、冷媒は開口部9aを介して収集ボックス5aにまたは第1の蒸発器5に供給される。残りの部分は開口部9bを介して収集ボックス8aにまたは第2の蒸発器8に供給される。そこで、液体部分の蒸発、および空調すべき空気との対応する熱交換によって、システム全体の冷却力が得られる。
【0036】
第1の蒸発器5は、開口部9aを介して蒸発器に供給される冷媒を、完全に貫流した後にエジェクタの第2の入口4bに供給することができるように構成されている。このため、例えば、第1の蒸発器5は、1つまたは複数の隔壁によって収集ボックス5a内に形成される2つ以上の流れを有する。したがって、冷媒は、収集ボックス5aから扁平管の部分(「1つ目の流れ」)を介して下部蒸発領域に流れ込み、そこで、収集器5b内において方向転換され、扁平管の残りの部分(「2つ目の流れ」)を介して再び収集ボックス5aに流れ込み、そこから冷媒をエジェクタの第2の入口4bに供給することができる。
【0037】
これと同様に、蒸発器8内の冷媒質量流が収集ボックス8aと8bに分配されて方向転換される。
【0038】
蒸発器のコンパクトな構成を可能にするために、第1の蒸発器5は偶数の流れを有する。同様に、第2の蒸発器8が偶数の流れを有すると、コンパクトな管延長部が可能になるが、その理由は、吸入管20を第1の入口4aの近傍に配置することができるからである。
【0039】
特に図4から理解できるように、開口部4bに加えて、開口部9aと9bも被覆部材4cに形成され、この場合、開口部9aは、開口部9bよりも小さな直径を有する。小さな直径9aによって冷媒の絞りが設けられるので、別の絞り要素を省略することができる。
【0040】
全体的には、本発明による蒸発器モジュールによって、先行技術よりもコンパクトな、したがって構造空間を節約する構造が得られ、その結果、コストおよび製造費用を低減することができる。
【符号の説明】
【0041】
4 エジェクタ
4a ノズル部材
4a 第1の入口
4b 開口部
4b エジェクタの第2の入口
4c 被覆部材
4d カバー部
5 第1の蒸発器
5a 収集ボックス
5b 収集器
6 ディフューザ
8 第2の蒸発器
8a 収集ボックス
8b 収集ボックス
9a 開口部
9a 小さな直径
9b 開口部
11 蒸発器モジュール
12 混合管
19 エジェクタ4の共通の出口
20 吸入管

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の蒸発器(5)と、少なくとも1つの第2の蒸発器(8)と、ノズル部材(4a)および被覆部材(4c)を有するエジェクタ(4)とを備える、特に自動車の空調装置の冷媒回路(1)用の蒸発器モジュール(11)であって、前記エジェクタが、冷媒を供給するための第1の入口(4a)および少なくとも1つの第2の入口(4b)を有し、前記エジェクタが、前記両方の入口(4a、4b)の冷媒混合物を排出するための共通の出口(19)を有し、前記出口(19)から排出された前記冷媒の少なくとも一部を前記第1の蒸発器(5)に供給することができ、前記第1の蒸発器から離れた前記冷媒を少なくとも部分的に前記エジェクタ(4)の前記第2の入口(4b)に供給することができ、前記出口から排出された前記冷媒の少なくとも一部を前記第2の蒸発器(8)に供給することができる蒸発器モジュール(11)において、前記冷媒混合物の供給部(9a、9b)が、前記被覆部材(4c)の前記第1の蒸発器(5)および第2の蒸発器(8)に形成されていることを特徴とする蒸発器モジュール(11)。
【請求項2】
前記ノズル部材(4a)が、前記被覆部材(4c)を閉じているカバー部(4d)によって前記被覆部材(4c)に保持されていることを特徴とする請求項1に記載の蒸発器モジュール(11)。
【請求項3】
前記ノズル部材(4a)および/または前記被覆部材(4c)および/または前記カバー部(4d)が、成形部として形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の蒸発器モジュール(11)。
【請求項4】
前記ノズル部材(4a)が、特に管部の圧縮歪みおよび/または拡張により成形部として形成されていることを特徴とする請求項3に記載の蒸発器モジュール(11)。
【請求項5】
前記被覆部材(4c)が、特に管部の圧出および/または拡張により成形部として形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の蒸発器モジュール(11)。
【請求項6】
前記カバー部(4d)が、成形部として、特に、半田メッキされた板の打ち抜き部として形成されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の蒸発器モジュール(11)。
【請求項7】
前記第2の入口(4b)が前記被覆部材(4c)に配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の蒸発器モジュール(11)。
【請求項8】
前記第1のおよび/または第2の蒸発器が収集ボックス(5a、8a)を備え、前記冷媒混合物の前記供給部が前記収集ボックス(5a、8a)内に得られることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の蒸発器モジュール(11)。
【請求項9】
材料結合による結合用の当接面を特に前記出口(4b、9a、9b)に設けるために、前記収集ボックス(5a、8a)が、ほぼ文字「B」に一致する外郭を有し、前記被覆部材(40)の外郭が、少なくとも部分的に、前記ほぼ文字「B」に一致する外郭に適合されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の蒸発器モジュール(11)。
【請求項10】
前記被覆部材(4c)の長さが前記両方の収集ボックス(5a、8a)の長さにほぼ一致することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の蒸発器モジュール(11)。
【請求項11】
前記両方の収集ボックス(5a、8a)が、材料結合により、特に半田付けまたは溶接により、好ましくは全長に沿って前記被覆部材に結合されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の蒸発器モジュール(11)。
【請求項12】
特に自動車の空調装置用の冷媒回路(1)であって、少なくとも1つの圧縮機(2)と、凝縮器(3)と、請求項1〜11のいずれか1項に記載の蒸発器モジュール(11)とを備える冷媒回路(1)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−94950(P2011−94950A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−239751(P2010−239751)
【出願日】平成22年10月26日(2010.10.26)
【出願人】(594042033)ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー (222)