薬袋開封カッター
【課題】薬の袋は手で開封すると、中のくすりが飛び散ることがあり、高齢者など、指先を自由に動かすことのできない人には容易な作業ではない場合がある。
ハサミで開封した場合でも、袋の対角線を直線で切っては、切り口が上唇にあたるので、顔をかなり上向きにしなければならず、薬が喉にまで入ってしまうことがあり危険である。
本発明は、薬袋を容易に開封し、飲みやすい形状にカットする器具の提供を課題とする。
【解決手段】本発明は、器具の刃型を押すことによって薬袋をカットする。刃型の刃は、山と谷の形状とし、切り口の中央に窪みをつけることにより、薬袋が、
上唇にあたりにくくし、顔をあまり上に向けなくても口の中の前側に薬を投与できるようにした。
ハサミで開封した場合でも、袋の対角線を直線で切っては、切り口が上唇にあたるので、顔をかなり上向きにしなければならず、薬が喉にまで入ってしまうことがあり危険である。
本発明は、薬袋を容易に開封し、飲みやすい形状にカットする器具の提供を課題とする。
【解決手段】本発明は、器具の刃型を押すことによって薬袋をカットする。刃型の刃は、山と谷の形状とし、切り口の中央に窪みをつけることにより、薬袋が、
上唇にあたりにくくし、顔をあまり上に向けなくても口の中の前側に薬を投与できるようにした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬袋を飲みやすい形状に開封する器具に関するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0002】
なし
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
処方薬の粉薬は、袋を手で開ける際に、うまく開けられずに薬が飛散してしまうことがある。
【0004】
薬袋を、手、ハサミで開封すると切り口は直線的になってしまう、この場合、薬袋を口にあてて飲もうとすると、顔を大きく上に向ける必要がある。
【0005】
顔を上に向けて薬を投与すると、薬が喉まで入ることがあり危険である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、第一発明は、薬袋を刃で切断することによって開封できることを特徴とする器具である。
また、第二発明は、切断した切り口が、山と谷の形状となるような刃を備えることを特徴とする器具である。
【発明の効果】
【0007】
第一発明によれば、薬袋を刃で切断することにより、容易に開封できる。
また、第二発明によれば、必要以上に顔を上向きにしなくても、薬を口の中に投与できる形状に薬袋を切ることができる。
よって、薬袋を、開封時に薬が飛散することを防ぎ、より安全に薬を飲むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施形態を示した斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を示した上面図である。
【図3】本発明の実施形態を示した正面図である。
【図4】本発明の実施形態を示した正面断面図である。
【図5】本発明の実施形態を示した背面図である。
【図6】本発明の実施形態を示した底面図である。
【図7】本発明の実施形態を示した側面図である。
【図8】本発明の実施形態を示した側面断面図である。
【図9】本発明によりカットされた薬袋の形状である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
この発明の一実施形態を、図1から図8に示す。
【実施例】
【0010】
刃5は、山と谷をもつ形状である。
【0011】
刃型4は、刃5を装着している。
【0012】
刃型4は、本体1に取り付けられる。
【0013】
薬袋挿入口6から挿入された、薬袋3は、刃型4を押し込むことにより、刃5で図9の形状にカットされる。
【0014】
薬袋3の、薬のある部分は、薬袋挿入口6から引き出し、薬の入っていない部分は、薬袋排出口2から引き出す。
【産業上の利用可能性】
【0015】
薬を自ら飲むことができる人では、飲み方を加減できるが、薬を与える側の人にとっては難しい場合がある。
そこで、病院、介護施設、幼稚園、保育園などでは、薬の投与に安全性と確実性が求められるため、その利用が見込まれる。
【符号の説明】
【0016】
1 本体
2 薬袋排出口
3 薬袋
4 刃型
5 刃
6 薬袋挿入口
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬袋を飲みやすい形状に開封する器具に関するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0002】
なし
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
処方薬の粉薬は、袋を手で開ける際に、うまく開けられずに薬が飛散してしまうことがある。
【0004】
薬袋を、手、ハサミで開封すると切り口は直線的になってしまう、この場合、薬袋を口にあてて飲もうとすると、顔を大きく上に向ける必要がある。
【0005】
顔を上に向けて薬を投与すると、薬が喉まで入ることがあり危険である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、第一発明は、薬袋を刃で切断することによって開封できることを特徴とする器具である。
また、第二発明は、切断した切り口が、山と谷の形状となるような刃を備えることを特徴とする器具である。
【発明の効果】
【0007】
第一発明によれば、薬袋を刃で切断することにより、容易に開封できる。
また、第二発明によれば、必要以上に顔を上向きにしなくても、薬を口の中に投与できる形状に薬袋を切ることができる。
よって、薬袋を、開封時に薬が飛散することを防ぎ、より安全に薬を飲むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施形態を示した斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を示した上面図である。
【図3】本発明の実施形態を示した正面図である。
【図4】本発明の実施形態を示した正面断面図である。
【図5】本発明の実施形態を示した背面図である。
【図6】本発明の実施形態を示した底面図である。
【図7】本発明の実施形態を示した側面図である。
【図8】本発明の実施形態を示した側面断面図である。
【図9】本発明によりカットされた薬袋の形状である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
この発明の一実施形態を、図1から図8に示す。
【実施例】
【0010】
刃5は、山と谷をもつ形状である。
【0011】
刃型4は、刃5を装着している。
【0012】
刃型4は、本体1に取り付けられる。
【0013】
薬袋挿入口6から挿入された、薬袋3は、刃型4を押し込むことにより、刃5で図9の形状にカットされる。
【0014】
薬袋3の、薬のある部分は、薬袋挿入口6から引き出し、薬の入っていない部分は、薬袋排出口2から引き出す。
【産業上の利用可能性】
【0015】
薬を自ら飲むことができる人では、飲み方を加減できるが、薬を与える側の人にとっては難しい場合がある。
そこで、病院、介護施設、幼稚園、保育園などでは、薬の投与に安全性と確実性が求められるため、その利用が見込まれる。
【符号の説明】
【0016】
1 本体
2 薬袋排出口
3 薬袋
4 刃型
5 刃
6 薬袋挿入口
【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬袋を刃で切断することによって開封できることを特徴とする器具。
【請求項2】
切断した切り口が、山と谷の形状を作る刃を備えることを特徴とする請求項1の器具。
【請求項1】
薬袋を刃で切断することによって開封できることを特徴とする器具。
【請求項2】
切断した切り口が、山と谷の形状を作る刃を備えることを特徴とする請求項1の器具。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【公開番号】特開2012−6641(P2012−6641A)
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−145661(P2010−145661)
【出願日】平成22年6月25日(2010.6.25)
【出願人】(710004765)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年6月25日(2010.6.25)
【出願人】(710004765)
【Fターム(参考)】
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