説明

蚤取り装置

【課題】動物用の蚤取り装置において、確実に動物の体から蚤を脱離させることができるとともに脱離された蚤を確実に回収することができるようにする。
【解決手段】蚤を動物から脱離させる櫛歯2が櫛基材3aから前方へ突出して植設された櫛3と、櫛3の櫛歯2の後方に回収口4aを配置して設けられて、櫛歯2により梳き出された蚤を収納する収納室12とを有し、櫛3の櫛基材3aは、櫛歯2の根本部2cから収納室12の回収口4aへ向けて形成される植設面3cの角度が、櫛歯2の軸方向に対して鈍角を成して傾斜されていると共に、この植設面3cの先端が櫛歯2の直径の範囲内に配置されているものとした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、犬や猫等のペット類を始めとする動物に使用可能な蚤取り装置に関し、特に、ペットの体(体毛や体表)から脱離させた蚤を取り逃がすことなく収容できる蚤取り装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ペット等の体毛に潜む蚤を取るための蚤取り櫛は、安価であり手軽であることから、従来多用されている。しかし蚤取り櫛では、梳き出した蚤を一旦、紙等の上に落とし、潰してから廃棄する手間が必要であり面倒であった。しかも蚤は飛び跳ねるため、櫛上や紙上から逃がしてしまうという問題もあった。
そこで蚤取り櫛と吸引装置とを組合せたペット用蚤取り装置が開発されている(例えば、特許文献1乃至3等参照)。このうち、櫛歯が櫛基材から前方へ突出して植設されて成る櫛を有していると共に、櫛歯の軸方向に沿うようにして吸引装置による吸引作用が生じるようにした蚤取り装置(特許文献2)が知られている。
【0003】
なお、吸引装置を具備しない蚤取り器も公知である(特許文献4参照)。この蚤取り器も、櫛歯が櫛基材から前方へ突出して植設されて成る櫛を有している点は同じであり、この櫛の後方(櫛歯の軸方向に沿った後方)に、吸引装置の代わりに蚤用の捕獲器が設けられている。
【特許文献1】実公平4−40455号公報
【特許文献2】実開平1−175564号公報
【特許文献3】実開平1−116050号公報
【特許文献4】特許第2631949号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の蚤取り装置では、吸引装置を具備したものであっても、ペットの体毛や体表から梳き出した蚤が飛び跳ねて、吸引されない場合があった。
のみならず、櫛歯の軸方向に沿うようにして吸引装置による吸引作用が生じるようにした蚤取り装置(特許文献2)では、櫛基材の先端(櫛歯の根本部となる部分)に櫛歯の軸方向と直交する面が生じていたため、この先端に対し、櫛歯により梳き出された蚤が付着堆積して、うまく吸引装置側へ吸い取りできないという問題があった。
吸引装置を具備しない蚤取り器(特許文献4)でも、櫛基材の先端(櫛歯の根本部となる部分)に櫛歯の軸方向と直交する面が生じている点は同じであるため、この先端に対し、櫛歯により梳き出された蚤が付着堆積する問題があった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、確実にペットの体から蚤を脱離させることができるとともに脱離された蚤を確実に回収できるようにした蚤取り装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係る蚤取り装置は、蚤を動物から脱離させる櫛歯が櫛基材から前方へ突出して植設された櫛と、この櫛の櫛歯後方に回収口を配置して設けられて櫛歯により梳き出された蚤を収納する収納室とを有しており、前記櫛の櫛基材は、櫛歯の根本部から収納室の回収口へ向けて形成される植設面の角度が櫛歯の軸方向に対して鈍角を成して傾斜されていると共に、この植設面の先端が櫛歯の直径の範囲内に配置されている。
ここにおいて「植設面の先端」とは、櫛歯の根本部から収納室の回収口へ向かう植設面の始端位置を言うものとする。
【0007】
このような構成であると、櫛歯により梳き出された蚤が、傾斜した植設面にうまく誘導されて回収口内へと取り込まれるようになるので、櫛歯の根本部まわりで蚤が付着堆積し難くなる。そのため、脱離された蚤は確実に収納室に回収できるようになる。
前記植設面の先端は、櫛歯の直径中心位置に対応させて配置するのが好適である。
このようにすることで、櫛歯の根本部まわりにおいて、櫛歯の軸方向と鈍角以外で交差する面を可及的に小さくできる。そのため、蚤が付着堆積する可能性を徹底して低減できる。
【0008】
前記植設面と回収口における内周面の一つの面との間が無段差接続されたものとするのが好適である。
ここにおいて「回収口における内周面の一つの面」とは、回収口内において植設面に後続するように配置される面を言うものとする。また「無段差接続」とは、植設面と回収口における内周面の一面との二面間に段差が生じないように、両面が接続されることを言うものとする。
このようにすることで、植設面から回収口内へと移行する部分で蚤が引っ掛かるのを防止でき、この部分での蚤の付着堆積をも防止できる。
【0009】
前記収納室には、櫛歯により梳き出された蚤を回収口から室内へ吸引する吸引機構が設けられたものとするのがよい。
このように吸引機構を設けることで、強制的な蚤の回収が可能となり、ペットの体から蚤を脱離させること、及び脱離された蚤を回収することについて、それぞれ効果を一層高めることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る蚤取り装置では、確実にペット等の動物の体から蚤を脱離させることができるとともに脱離された蚤を確実に回収することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1に、本実施形態に係る蚤取り装置1の分解斜視図を、図2に側面図を、図3に断面図を、図4に底面図を、図5に上面図をそれぞれ示す。図3の断面図は、図5のIII−III
断面である。
【0012】
図1〜図5に示すように、この蚤取り装置1は、ペットの体(特に体毛)から蚤を梳き出して脱離させる櫛歯2を備えた櫛3と、この櫛3により梳き出された蚤を収納するための収納室12を構成する透明ケース4及びケース蓋5と、吸引機構を構成するシロッコ型ファン6及びモーター7を収納したモーターケース8と、電池9を収納した電池ケース10とを有している。
収納室12を構成する透明ケース4は、その先端部に扁平な開口形状の回収口4aが設けられ、その反対側に大口の蚤排出口4bが設けられた変形ドーム型となっている。
【0013】
透明ケース4の底部には、櫛3を取り付けるための枠状のポケット部4cと係止孔4dとが設けられている。ポケット部4cは、対向して設けられた一対のガイドレール4eを備える。
また、ケース蓋5には、フィルターとなるメッシュ状のシート11が溶着されている。
本実施形態では、透明ケース4の蚤排出口4bが、ケース蓋5により閉鎖され、収納室12が構成されるものとしてある。
透明ケース4は、ケース蓋5と共に、モーターケース8に設けられたプッシュ式のケース脱着スイッチ13により、モーターケース8及び電池ケース10に着脱自在に保持されている。
【0014】
すなわち、透明ケース4内に収納された蚤を廃棄する場合には、このケース脱着スイッチ13を押し下げて、収納室12である透明ケース4を取り外して(さらに必要に応じてケース蓋5も取り外して)、透明ケース4内の蚤を廃棄する。
モーター7には、振動防止用のウレタンシート14が取り付けられている。モーター7の上方側にはスイッチ金具15が、モーターケース8に取り付けられたプッシュ式の電源スイッチ16と連動可能なように取り付けられている。
また、モーターケース8には、排気口8aが設けられ、作業者の持ち手となるモーターケースグリップ17が取り付けられている。
【0015】
電池ケース10には、排気口10aが設けられ、電池金具18と電池蓋19とが取り付けられている。電池金具18及びスイッチ金具15は、電源スイッチ16の操作により電池9からモーター7へ電力が供給される状態及び供給が遮断される状態のいずれかの状態になるように、その形状及び取り付け位置が決定されている。
電池ケース10は、モーターケース8に対して、ネジ20により取り付けられている。なお、このネジ20を取り外さなくても、ケース脱着スイッチ13を操作することにより、透明ケース4(ケース蓋5も)はモーターケース8及び電池ケース10から取り外すことができる。
【0016】
櫛3は、多数のステンレス鋼製の針金2a,2dが並設された櫛歯2を備える。櫛歯2を構成する各ステンレス鋼製の針金2a,2dの各基部2bは、プラスチィック製の櫛基材3aに埋め込まれた状態で固定されている。針金2a,2dのうち、外端部の針金2dはそれ以外の針金2aに比べて若干太いものとなっており、外端部の針金2dの間に並設された多数の針金2aが外力により変形することを防止している。
また、櫛歯2を構成する多数の針金2a,2dの長さ(櫛基材3aからの突出長さ)、ピッチ、本数及び形状は、蚤取り対象となるペットの種類等により適宜設定される。
【0017】
なお、プラスチィック製の櫛基材3aには、透明ケース4に櫛3を係止させるための突起部3bが設けられている。
そして、櫛3は、その櫛基材3aの部分が、透明ケース4のポケット部4cの相対向するガイドレール4e間に挿入されるとともに、突起部3bが、係止孔4dに押し込まれて係止される。
従って、櫛3は、透明ケース4(蚤取り装置1)に対して着脱自在に透明ケース4(蚤取り装置1)に保持される。
【0018】
櫛基材3aは、櫛歯2の根本部2cから収納室12の回収口4aへ向けて形成される植設面3cの角度が、櫛歯2の軸方向に対して鈍角を成して傾斜されている。また、この植設面3cの先端(櫛歯2の根本部2cから収納室12の回収口4aへ向かう植設面3cの始端位置)が櫛歯2の直径の範囲内、好ましくは櫛歯2の直径中心位置に対応させて配置されている。
これにより、櫛基材3aにおいて、櫛歯2の根本部2cまわりで、櫛歯2の軸方向と鈍角以外で交差する面(植設面3cの先端よりもケース外側へ向けて形成される面)が可及的に小さくなる。そのため、櫛歯2により梳き出された蚤が櫛歯2の根本部2cまわりで付着体積し難くなり、その結果、脱離された蚤は確実に収納室12に回収されるようになる。
【0019】
また、植設面3cと回収口4aにおける内周面の一つの面(回収口4a内において植設面3cに後続するように配置される面であって、図3では回収口4a内の下面に相当)との間は、無段差接続されている。無段差接続とは、植設面3cと回収口4aにおける内周面の一面との二面間に段差が生じないように、両面が接続されることを言うものである。これら二面間が面一であるか、若干、傾斜角度が異なっているかは限定されない。
このような無段差接続に伴い、植設面3cから回収口4a内へと移行する部分で蚤が引っ掛かることはなく、この部分での蚤の付着堆積をも防止できる。
【0020】
図6〜図8を参照して、透明ケース4の回収口4aに設けられる逆流防止弁21について説明する。この逆流防止弁21は、0.3mm程度のPP(ポリプロピレン)製やPET(ポリエチレンテレフタレート)製であって、図8に示すように、略長方形の吸引内口4fよりも一回り大きな形状を有する。この逆流防止弁21は、透明ケース4の吸引内口4fの上方に設けられた取り付けピン4gに取り付けられる穴を備える(好ましくは左右2ヶ所以上)。
図6及び図7に示すように、この逆流防止弁21は、吸引機構を構成するファン6の作動により発生する吸引流により、取り付けピン4gの部分を回転中心としてファン6側に揺動可能に把持されている。この逆流防止弁21の開閉構造をもって逆流防止機構22が構成されている。
【0021】
図6が、この蚤取り装置1が作動していない状態(吸引機構であるファン6が作動していない状態)であって、逆流防止弁21により吸引内口4fが閉じられている。
図7が、この蚤取り装置1が作動している状態(吸引機構であるファン6が作動している状態)であって、逆流防止弁21は、吸引流によりファン6側に引っ張られて吸引内口4fから離隔されて回収口4aが開いている。
ファン6を作動させると図7の状態になり吸引内口4fが開いて蚤を透明ケース4内に吸引し、ファン6の作動を停止させると図6の状態になり逆流防止弁21により吸引内口4fが塞がれて回収口4aが閉じて、透明ケース4の中から蚤がこの蚤取り装置1の外部に逃げ出すことを阻止する。
【0022】
本実施形態に係る蚤取り装置1において、(1)回収口4aの位置と櫛歯2の根本部2c(針金2a,2dと櫛基材3aとの境界部分)の位置との関係、(2)吸引流の方向と蚤取り装置1の操作方向との関係、は有意義である。以下、この点を説明する。
(1)回収口4aの位置と櫛歯2の根本部2cの位置との関係
図3に示すように、回収口4aの位置は、櫛歯2の根本部2cの位置に合わせている。さらに、櫛歯2と透明ケース4(回収口4aの上縁部分)との間には、適度な間隙Aを有する。
【0023】
なお、櫛歯2を構成する針金2a,2dの各先端は、図2及び図5に示すように、わずかだけ透明ケース4(回収口4aの上縁部分)から突出しており、櫛歯2の上方は、概ね透明ケース4で隠れた状態になっている。
(2)吸引流の方向と蚤取り装置1の操作方向との関係
吸引流の方向は回収口4aからファン6へ向かう方向である。一方、この蚤取り装置1は、モーターケースグリップ17を操作者が手のひらで把持して、蚤取り装置1の底面をペットの体表から少し浮かせて(櫛歯2を構成する針金2a,2dの各先端をペットの皮膚に当接させて)、前方(図2の紙面左上方向)に移動させる。すなわち、吸引流の方向とは逆方向に蚤取り装置1を移動させる。
【0024】
これら(1)及び(2)の構成により、ペットの体毛や体表から脱離した蚤は、櫛歯2の上にすくい上げられる。この状態においてさらに蚤取り装置1が前方に移動されるので、蚤は櫛歯2の根本部2cに移動される。
この根本部2cには、上記の通り、回収口4aが開口してファン6により吸気流が作用しているので、この吸気流により蚤が透明ケース4内、すなわち収納室12内に収納される。
さらに、このとき、吸気流の方向(この蚤取り装置1の前方から後方への流れ)に対して、この蚤取り装置1の移動方向が逆方向であって、蚤取り装置1の後方から前方へ方向である(前方へ進ませる)。このため、吸気流の流れベクトルと移動方向の移動ベクトルとがほぼ対向する状態であるので、相対速度が上昇して、単に吸気流での吸引ベクトルよりも必ず大きなベクトルで蚤が吸引されることになる。
【0025】
このようにして、(1)回収口4aの位置と櫛歯2の根本部2cの位置との関係により、櫛歯2の上にすくい上げた蚤を確実に吸引でき、(2)吸引流の方向と蚤取り装置1の操作方向との関係により、吸引力がさらに増加するので、蚤をさらに確実に吸引することができるようになる。
さらに、櫛歯2を構成する針金2a,2dの各先端は、わずかだけ透明ケース2から突出しているに過ぎないので(針金2a,2dの各先端は、蚤取り装置1の先端よりも大きく突出していないので)、この蚤取り装置1の先端をペットに当接させたとしても、針金2a,2dが深く体表に進入することがなく、ペットの体表を針金2a,2dで傷付けることもない。
【0026】
また櫛基材3aにおける植設面3cの角度が、櫛歯2の軸方向に対して鈍角を成して傾斜されると共に、この植設面3cの先端が櫛歯2の直径の範囲内に配置されているので、櫛歯2により梳き出された蚤が櫛歯2の根本部2cまわりで付着体積し難くなり、その結果、脱離された蚤は確実に収納室12に回収されるようになる。また植設面3cから回収口4a内へと移行する部分が無段差接続となっているので、この部分での蚤の付着堆積をも防止できる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0027】
例えば図9に示すように、櫛基材3aは、植設面3cの先端(櫛歯2の根本部2cから収納室12の回収口4aへ向けて形成される位置)を櫛歯2の直径の直径中心位置に対応させて配置させると共に、この先端を境として、回収口4aの外方側となる面を植設面3cとは相対逆となる傾斜面に形成させることも可能である。
また、吸引機構は省略し、収納室12の後端を閉鎖させておくことも可能である。
使用の対象はペットに限定されず、人間を含む種々様々な動物に対して使用可能である。また、本発明の名称は、蚤取り装置としているが、蚤の回収除去用として使用することに限定されず、虱や、動物に付着する各種もの(植物の種など)の除去用としても使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の実施形態に係る蚤取り装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る蚤取り装置の側面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る蚤取り装置の断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る蚤取り装置の底面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る蚤取り装置の上面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る蚤取り装置の逆流防止機構の作動状態を示す収納室12の断面図である。
【図7】本発明の実施形態に係る蚤取り装置の逆流防止機構の作動状態を示す収納室12の断面図である。
【図8】逆流防止機構の構成部材である逆流防止弁の正面図である。
【図9】櫛における櫛基材の別実施形態を示した側断面図である。
【符号の説明】
【0029】
1 蚤取り装置
2 櫛歯
2c 根本部
3 櫛
3a 櫛基材
3c 植設面
4a 回収口
12 収納室

【特許請求の範囲】
【請求項1】
蚤を動物から脱離させる櫛歯(2)が櫛基材(3a)から前方へ突出して植設された櫛(3)と、
この櫛(3)の櫛歯(2)後方に回収口(4a)を配置して設けられて櫛歯(2)により梳き出された蚤を収納する収納室(12)とを有する蚤取り装置であって、
前記櫛(3)の櫛基材(3a)は、櫛歯(2)の根本部(2c)から収納室(12)の回収口(4a)へ向けて形成される植設面(3c)の角度が櫛歯(2)の軸方向に対して鈍角を成して傾斜されていると共に、この植設面(3c)の先端が櫛歯(2)の直径の範囲内に配置されていることを特徴とする蚤取り装置。
【請求項2】
前記植設面(3c)の先端は櫛歯(2)の直径中心位置に対応させて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の蚤取り装置。
【請求項3】
前記植設面(3c)と回収口(4a)における内周面の一つの面との間が無段差接続されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の蚤取り装置。
【請求項4】
前記収納室(12)には、櫛歯(2)により梳き出された蚤を回収口(4a)から室内へ吸引する吸引機構が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の蚤取り装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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