説明

螺旋階段、螺旋階段の構築方法、螺旋階段用の階段ユニット

【課題】螺旋階段を簡略な構造として軽量化し、シースルー感を増すなど、設計の選択の幅を広げる。階段の外周側の作業を大幅に削減して作業の安全を確保する。
【解決手段】 上支持部材1、下支持部材6を高さHで水平に配置し、基端2、7側に固定板12を固定し、先端3、8側に摺り用の支柱25の下部を固定して、階段ユニット30とする。センターポール32を、螺旋階段設置位置42に立設し、踊り場43に固定する。センターポール32に順次、階段ユニット30、30の固定板12に固定する。下側の階段ユニット30の上支持部材1と、上段側の階段ユニット30の下支持部材6とに、段板37を架設固定する。また、手摺り用の支柱25の上端26に手摺り用の笠木39、39を取り付けて、螺旋階段40とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、センターポールの周りに段板を配置してなる螺旋階段及びこの螺旋階段の構築方法並びに、この螺旋階段または螺旋階段の構築方法に使用する階段ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、一段毎に階段ユニットをセンターポールに固定し、階段ユニットには一段分の段板を有し、あるいは階段ユニットを固定した後に、その階段ユニットに1つの段板を固定していた。また、手摺りは、階段ユニットを構築した後に、階段ユニットに固定していた。
【特許文献1】特開平10−8708
【特許文献2】特開2004−169383
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
1段分の階段ユニットに一段分の段板が固定されていたので、階段ユニットの剛性・強度を高める必要があり、軽量化が図れなかった。また、手摺り支柱を階段ユニット又は階段ユニットに固定された段板に固定する作業を要し、階段ユニット又は段板の構造が複雑になり、手摺り取付作業が煩雑になる問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
然るに、この発明は、上下の階段ユニットに段板を架設し、また階段ユニットに予め手摺り用の支柱を固定したので、前記問題点を解決した。
【0005】
即ちこの発明は、センターポールの廻りに階段を構築する螺旋階段の構築方法において、以下のように構成することを特徴とした螺旋階段の構築方法である。
(1) センターポールに、先端に手摺り用の支柱を固定した階段ユニットの基端側を階段状に順次固定する。
(2) 上下に位置する階段ユニットに段板を架設固定する。
(3) (2)と同時に又は前後して、手摺り用の支柱に手摺り笠木を固定する。
【0006】
また、他の発明は、センターポールの廻りに段板を構築する螺旋階段において、以下のように構成することを特徴とした螺旋階段である。
(1)センターポールに、手摺り用の支柱を取り付けた階段ユニットを順次固定する。
(2)上段側の階段ユニットの下支持部材と下段側の階段ユニットの上支持部材とに1段分の段板を架設固定する。
(3)手摺り用の支柱に手摺り笠木を固定する。
【0007】
また、他の発明は、センターポールの周囲に取り付けて螺旋階段を構築する為の階段ユニットであって、以下の構成としたことを特徴とする階段ユニットである。
(1) 段板を支持するユニット基体の基端に前記センターポールに固定する為の固定部を形成し、先端に手摺り用支柱を形成する。
(2)前記ユニット基体は、上部に上方に位置する段板の下側を支持する上支持部を形成し、下部に下方に位置する段板の上側を支持する下支持部を形成する。
(3) 前記上支持部と下支持部との高さを階段の蹴上げ高さとした。
【0008】
また、前記において、ユニット基体は、基端部にセンターポールとの固定手段を有する基端固定板を形成し、該基端固定板の上端部で上段側に第1切り欠きを形成し、前記基端固定板の下端部で下段側に第2切り欠きを形成したことを特徴とする階段ユニットである。
【発明の効果】
【0009】
(1) この発明の階段ユニットでは、蹴上げ高さに合わせて配置した上下支持部を有し、かつセンターポールに固定する為の固定部と、手摺り支柱とで階段ユニットを構成したので、階段ユニットを蹴上げ高さに合わせて上下をずらして、センターポールに固定するだけで、上に位置する階段ユニットの下支持部と、下に位置する階段ユニットの上支持部とがほぼ同一高さで扇形を構成でき、両支持部材間に段板を架設固定できる。従って、2つの階段ユニットで1つの段板を支持するので、1つの階段ユニットを簡略な構造とし、軽量化できる効果がある。
【0010】
従って、螺旋階段の施工を簡略化して、期間を短縮して効率的施工できる。また、支柱で段板を吊っていないので、支柱の数や強度を軽減できるなど、総体として部材を細くしあるいは部材を少なくできる。よって、狭いスペース(例えば1坪のスペース)に階段を設計でき、あるいは螺旋階段のシースルー感を増すことができるなど、設計上のデザイン選択の幅を広げることができる。
【0011】
(2) また、この発明の階段ユニットでは、階段ユニットに予め手摺り用の支柱を固定したので、手摺りの取付作業を簡略化できる効果がある。とりわけ、手摺りは階段の外周側に位置するので、危険が伴うので、作業の安全も図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
段板37を受ける上支持部材1、下支持部材6とを、蹴上げ高さHで水平に配置し、上下支持部材1、6の基端2、7側に、センターポール32に固定する為の固定板12を固定し、先端3、8側に、丸パイプからなる手摺り用の支柱25の下部を固定して、階段ユニット30とする(図2、図3(a))。
【0013】
次ぎに、以下の手順で、螺旋階段40を構築する。
(1) センターポール32を、螺旋階段設置位置42に立設し、踊り場43に固定する(図1(a)(b))。
(2) センターポール32に順次、階段ユニット30、30を配置し、階段ユニット30の固定板12をセンターポール32に固定する。
(3) 下側の階段ユニット30Bの上支持部材1と、上段側の階段ユニット30Aの下支持部材6とに、部分扇形の段板を、架設固定する(図4)。
(4) (3) と同時に又は前後して、手摺り用の支柱25の上端26に手摺り用の笠木39、39を取り付けて、螺旋階段40とする(図1)。
【実施例1】
【0014】
図面に基づいて、この発明の螺旋階段用のユニット30の実施例を説明する。
【0015】
[1]階段ユニット30の構成
【0016】
段板37を受ける階段幅Lに応じた長さを有する上支持部材1と下支持部材6とを、蹴上げ高さHを設けて、水平に並列して配置し、上下支持部材1、6の基端2、7側に、センターポール32に固定する為の幅Dの固定板12を固定する。また、上下支持部材1、6の先端3、8側に、丸パイプからなる手摺り用の支柱25の下部を固定する(図2)。
【0017】
固定板12の下端16は下支持部材6の上面6aに載置され、上支持板1の基端2は固定板12の表面に当設固定してある。手摺り用の支柱25の下端27は、下支持部材6の上面6aに載置固定され、上支持部材1の先端4は、手摺り用の支柱25の側面に沿って当設固定されている(図3(b))。
【0018】
上支持部材1は、幅Dの帯板状に形成され、先端4側が幅細に形成され、先端4は支柱25の側面に沿った円弧状となっている。また、上支持部材1の基端2側は、一縁(上段側の階段ユニットが位置する側)が斜めに切り欠きされテーパー3部が形成されている(図3(b)(d))。
【0019】
また、下支持部材6は、上支持部材1と同じ幅Dの帯板状に形成され、先端9側は、支柱25の外面より半径が大きな円弧状に形成され、基端7側の他縁(下段側の階段ユニットが位置する側)が斜めに切り欠きされ、テーパー部8が形成され、基端7はセンターポール32の側面33に合わせて円弧状に形成されている(図3(c)(e))。
【0020】
固定板12の上縁13は上支持板1の上面1aより上方に突出した突出部14を形成し、突出部14に、センターポール32に固定する為の貫通孔18を穿設してある。また、固定板12の下端16側で下支持板6付近に、センターポール32に固定する為の貫通孔19を穿設してある(図2(b)、図3(b)(c))。
【0021】
また、固定板12の突出部14で一縁(上段側の階段ユニットが位置する側)には、縦長長方形状の上係止切り欠き15が形成され、固定板12の下端16側(下支持板6の上面6a付近)の他縁(下段側の階段ユニットが位置する側)には縦長長方形状の下係止切り欠き17が形成されている。上係止切り欠き15と貫通孔18、下係止切り欠き17と貫通孔19とは、夫々高さ方向で中心がほぼ一致するように、対応して配置されている(図2(b)、図4(b))。
【0022】
上下支持部材1、6、固定板12、手摺り支柱25で囲まれた枠内に、丸棒からなる筋交い状の補強材21を架設固定する。補強材21の基端(上端)22は、上支持部材1の基端2側の下面1bから若干距離を空けて、固定板12に固定されている。また、補強材21の先端(下端)23は、下支持部材6の先端9側の上面6aから距離Lだけ空けて、手摺り支柱25に固定される(図2(a))。距離Lは、段板37を固定する為のスペースであり、下支持部材6と段板37との固定に支障がなければ、下支持部材6に近づけることもできる(図示していない)。また、上支持部材1と補強材21とに距離を空けてあるので(接触させていないので)、すみ肉溶接作業が容易にできる。しかし、他の溶接が可能であれば、接触させることもできる(図示していない)。
【0023】
以上のようにして、この発明螺旋階段用の階段ユニット30を構成する(図2、図3(a))。
【0024】
[2]他の実施例
【0025】
(1) 前記実施例において、筋交い状の補強材21を固定したが、上下支持部材1、6、固定板12、手摺り支柱25で囲まれた枠内の剛性を高める部材であれば、棒状以外の他の構造とるうこともできる。また、上下支持部材1、6、固定板12、手摺り支柱25で囲まれた枠内が十分な剛性を保持できれば、補強材21は省略することもできる。
【0026】
(2) 手摺り用の支柱25は、一体に形成したが、上下支持部材1、6、固定板12、手摺り支柱25で囲まれた枠を構成する支柱下部と、手摺りの笠木39を固定する支柱上部とに分割して、支柱下部と支柱上部とを接合して支柱25を構成することもできる(図示していない)。
【0027】
(3) 前記実施例において、上下支持部材1、6にテーパー部3、8を夫々形成したので、実施例2で説明するように、上下に隣接する階段ユニット30、30で、幅Dの大きな上下支持部材1、6を使用しても、テーパー部2、8を突き合わせて、センターポール32付近にでも納めることができる。しかし、幅Dの狭い上下支持部材1、6で充分な強度を有すれば、テーパー部2、8を省略することもできる(図示していない)。
【0028】
(4) また、前記実施例において、固定板12に係止切り欠き15、17を形成したので、実施例2で説明するように、上下に隣接する階段ユニット30、30で、幅Dの大きな固定板12を使用しても、上下の係止切り欠き15、17を互いに係止して、センターポール32の狭い側面33を有効活用することができるが、幅Dが狭い固定板12で充分な強度を有すれば、上下の係止切り欠き15、17を省略することもできる(図示していない)。
【実施例2】
【0029】
次ぎに、前記実施例の階段ユニット30の使用、即ちこの発明の螺旋階段40、螺旋階段40の構築方法について説明する。
【0030】
[1]螺旋階段40の構築方法
【0031】
(1) 踊り場(次階の床)43を構築する。階段ユニット30の固定板12の貫通孔18、19に合わせてボルト孔(図示していない)を穿設したセンターポール32を、螺旋階段設置位置42に立設し、踊り場43に固定する(図1(a)(b))。
【0032】
(2) センターポール32の最下段に階段ユニット30を配置し、階段ユニット30の固定板12の貫通孔18、19をセンターポール32のボルト孔に一致させ、固定板12からボルト35、35を打ち、センターポール32に階段ユニット30を仮止めする。
【0033】
(3) 続いて、最下段の次段の階段ユニット30を、センターポール32に配置し、同様にボルト35、35を打ち、階段ユニット30を仮止めする。
【0034】
この際、下側の階段ユニット30Bの固定板12Bの上係止切り欠き15に、上段側の階段ユニット30Aの固定板12Aの下係止切り欠き17を、係止した状態となっている(図4(b))。従って、下段側の階段ユニット30Bの固定板12Bの貫通孔18と上側の階段ユニット30Aの固定板12Aの貫通孔19とが横方向に並び、ボルト35の頭部36も並ぶことになる(図4(b))。
【0035】
また、この際、下側の階段ユニット30Bの上支持部材1のテーパー部3と、上段側の階段ユニット30Aの下支持部材6のテーパー部8とが、当接して、両支持部材1、6は同一平面に位置する。従って、幅Dの大きな支持部材1、6を使用した場合であっても、センターポール32の側面33付近で両部材1、6が上下に重なること無く、収めることができる(図5)。
【0036】
(4) 以下、同様にして、上方に向けて順に、各階段ユニット30、30を固定する。全部の階段ユニット30、30が固定され、支障なく配置されているかを確認する。確認はセンターポール32及び踊り場43で行う。その後に、仮止めのボルト35、35を本締めする。
【0037】
(5) 続いて、重なった下側の階段ユニット30Bの上支持部材1と、上段側の階段ユニット30Aの下支持部材6とに、部分扇形の段板(厚さT)を、載置架設する(図4)。続いて、両支持部材1、6の下面1b、6b側から、透孔5、5、透孔10、10から段板37に向けてビス類を打ち込み、階段ユニット30A、30Bに段板37を固定する。
【0038】
この際、段板37の基端38(扇形の要の側)の下面は、固定板12から露出したボルト35の頭部36を収容する収容部が形成されている(図示していない)。従って、外側にボルトが露出することがないので、外観上の見栄えが良い。
【0039】
また、段板37の構造は、必要強度・剛性を有する厚さTで形成できれば、金属板を折り曲げた箱状、金属製・木製・樹脂製などの盤状でも可能である。いずれの場合でも、ボルト35の頭部36を収容する収容部、上下支持部材1、6のビスを受ける部分が形成されている。
【0040】
また、この際、段板37の先端38a側は、上段側の階段ユニット30Aの補強材21の長さLの間隙に収容されるので、組み立て作業に支障が無いし、また、歩行にも支障がない。
【0041】
(6) 続いて、手摺り用の支柱25の上端26の突部28に手摺り用の笠木39、39を取り付けて、螺旋階段40が完成する(図1)。
【0042】
[2]他の実施例
【0043】
(1) 前記実施例において、階段ユニット30は、センターポール32の下段側から取り付けたが、上段側(踊り場43側)から取り付けることもできる。また、階段ユニット30は、上下の階段ユニット30A、30Bとは関係なく、単独でセンターポール32に固定されるので、任意の段又は複数段から同時に、取り付け作業を開始することもできる。
【0044】
(2) また、前記実施例において、段板37は、総ての階段ユニット30、30が固定された後に取り付けることが望ましいが、上下に隣接する階段ユニット30B、30Aが取付完了し、下側の階段ユニット30Bの上支持部材1と、上段側の階段ユニット30Aの下支持部材6とが、同一平面に配置された状態となれば、当該段で、段板37を取り付けることもできる。従って、作業人数に応じて作業手順の選択ができ、作業効率を高め短時間での階段構築が可能となる。
【0045】
(3) また、前記実施例において、センターポール32を立てた後に、階段ユニット30、30を固定したが、予めセンターポール32に全部又は一部の階段ユニット30、30を取り付けた状態で、センターポール32を螺旋階段設置位置42に立設することもできる(図示していない)。
【0046】
(4) また、前記実施例において、上下の階段ユニット30A、30Bで、上側の階段ユニット30Aの下支持部材6と下側の階段ユニット30Bの上支持部材1とを同一平面状に配置したが、異なる高さで配置することもできる(図示していない)。この場合には、異なる高さとなった上下支持部材1、6に合わせて、段板37の底面構造とする(図示していない)。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】この発明の螺旋階段で、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図2】この発明の階段ユニットで、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は平面図である。
【図3】(a)は平面図、(b)は図2(a)のA−A拡大断面、(c)は同じくB−B拡大断面図、(d)は(b)の一部拡大図、(e)は(c)の一部拡大図である。
【図4】(a)この発明の階段ユニットをセンターポールに取り付けた状態の横断面図、(b)は(a)のC−C線における拡大断面図である。
【図5】図4(b)のD−D線における一部拡大断面図である。
【符号の説明】
【0048】
1 上支持部材
2 上支持部材の基端
3 上支持部材のテーパー部
4 上支持部材の先端
5 上支持部材の透孔
6 下支持部材
7 下支持部材の基端
8 下支持部材のテーパー部
9 下支持部材の先端
10 下支持部材の透孔
12 固定板
13 固定板の上端
14 固定板の突出部
15 固定板の上係止切り欠き
16 固定板の下端
17 固定板の下係止切り欠き
18 固定板の貫通孔(上)
19 固定板の貫通孔(下)
21 補強材
22 補強材の基端
23 補強材の先端
25 手摺りの支柱
26 支柱の上端
27 支柱の下端
28 支柱の突部
30 階段ユニット
32 センターポール
33 センターポールの側面
35 ボルト
36 ボルトの頭部
37 段板
38 段板の基端
38a 段板の先端
39 笠木
40 螺旋階段
42 螺旋階段設置位置
43 踊り場(次階床)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
センターポールの廻りに階段を構築する螺旋階段の構築方法において、以下のように構成することを特徴とした螺旋階段の構築方法。
(1) センターポールに、先端に手摺り用の支柱を固定した階段ユニットの基端側を階段状に順次固定する。
(2) 上下に位置する階段ユニットに段板を架設固定する。
(3) (2)と同時に又は前後して、手摺り用の支柱に手摺り笠木を固定する。
【請求項2】
センターポールの廻りに段板を構築する螺旋階段において、以下のように構成することを特徴とした螺旋階段。
(1)センターポールに、手摺り用の支柱を取り付けた階段ユニットを順次固定する。
(2)上段側の階段ユニットの下支持部材と下段側の階段ユニットの上支持部材とに1段分の段板を架設固定する。
(3)手摺り用の支柱に手摺り笠木を固定する。
【請求項3】
センターポールの周囲に取り付けて螺旋階段を構築する為の階段ユニットであって、以下の構成としたことを特徴とする階段ユニット。
(1) 段板を支持するユニット基体の基端に前記センターポールに固定する為の固定部を形成し、先端に手摺り用支柱を形成する。
(2)前記ユニット基体は、上部に上方に位置する段板の下側を支持する上支持部を形成し、下部に下方に位置する段板の上側を支持する下支持部を形成する。
(3) 前記上支持部と下支持部との高さを階段の蹴上げ高さとした。
【請求項4】
ユニット基体は、基端部にセンターポールとの固定手段を有する基端固定板を形成し、該基端固定板の上端部で上段側に第1切り欠きを形成し、前記基端固定板の下端部で下段側に第2切り欠きを形成したことを特徴とする請求項3記載の階段ユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−126821(P2007−126821A)
【公開日】平成19年5月24日(2007.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−317993(P2005−317993)
【出願日】平成17年11月1日(2005.11.1)
【出願人】(303015468)カツデンアーキテック株式会社 (4)
【Fターム(参考)】