説明

表示管取り付け構造及び記録媒体再生装置

【課題】回路基板へ表示管を実装する際にホルダーから外れたり浮き上がったりすることを抑制する表示管取り付け構造を提供することである。
【解決手段】表示管13の背面側へ延出する端子14がホルダーの貫通孔32に挿通されて回路基板40に固定される表示管取り付け構造において、端子14は、表示管13の背面側へ表示管13に対して略垂直に延出した第1部分14aと、第1部分14aから鈍角に屈折した第1屈折部14bと、第1屈折部14bから背面側へ表示管13に対して斜めに延出した第2部分14cと、第2部分14cから第1屈折部14bと略等しい角度で第1屈折部14bと逆方向に屈折した第2屈折部14dと、第2屈折部14dから背面側へ表示管13に対して略垂直に延出した第3部分14eとを有し、第2部分14cの第2屈折部14d付近の前面が貫通孔32の内壁の第2壁面32cに衝止され得る構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示管の端子がホルダーを介して回路基板に固定される表示管取り付け構造及びその構造を有する記録媒体再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電気機器に搭載される回路基板には各種電子部品が実装されており、その電子部品の取り付け作業を効率良く行うために様々な工夫がされている。これは、DVDやBD(Blu-ray Disc)等の光ディスクを再生する光ディスクプレーヤーなどの記録媒体再生装置においても同じである。
【0003】
例えば、特許文献1には、電子部品の本体部から延びる複数本のリード線を、それぞれ基板に形成された挿通孔に挿通させて、前記基板に前記電子部品を実装する電子部品取付構造において、前記複数本のリード線のうちの一部のリード線を、先端側を根元側に向けて折り返した折返部を有する屈曲リード線とし、前記屈曲リード線が前記挿通孔に挿通された状態で、前記折返部によって当該挿通孔の内面を押圧するようにした電子部品取付構造が開示されている。この構成により、振動が発生しても折返部内面を押圧する部位に摩擦力が生じて抜けにくくなり、部品浮きや部品落下等を抑制することができるとある。
【0004】
また特許文献2には、回路基板に取り付けられる第1取付具と、この第1取付具に載せた状態で前記第1取付具の一部分を中心に所定角度回動させることにより、表示管の表示部を保持する保持部が前記第1取付具の外形の外側へ突出する第2取付具と、からなる表示管取付具が開示されている。
【0005】
また特許文献3には、筐体の開口部に臨む表示部が位置する正面部と該正面部に対向する背面部と互いに対向する一対の側面部と互いに対向する上面部及び下面部とを有する矩形板状の本体と、前記上面部又は下面部からそれぞれ突出する複数の引き出し電極及び電極製造用ピンとを備えた蛍光表示管を、ホルダーを介してプリント配線基板に取り付ける蛍光表示管取り付け構造において、前記ホルダーは、前記背面部に当接する本体板部と、前記側面部に当接する一対の側板部と、前記下面部に当接する支持部と、前記引き出し電極への静電気の放電を遮る引き出し電極カバーと、前記電極製造用ピンへの静電気の放電を遮る電極製造用ピンカバーとを有する蛍光表示管取り付け構造が開示されている。
【0006】
また特許文献4には、表示部が臨む表面とこの表面に対向する裏面と互いに対向する一対の第1側面とを有する矩形板状の本体と、前記一対の第1側面のうちの一方の側面に該側面の延在方向に間隔をおいて設けられた複数のリードピンと、前記一対の第1側面のうちの他方の側面に該側面の延在方向に間隔をおいて突出する複数の電極製造用ピンとを備えた蛍光表示管をホルダーを介して基板に取り付ける構造であって、前記ホルダーは、前記裏面が当接可能な背面板部と、前記背面板部から起立され前記裏面が前記背面板部に当接した状態で前記電極製造用ピンが突出する第1側面に臨む第1側板部とを有し、前記第1側板部に、前記裏面が前記背面板部に当接し前記第1側板部が前記電極製造用ピンが突出する第1側面に臨んだ状態で、前記電極製造用ピンが突出する第1側面に離間接近する方向に弾性変形可能で前記表面側から前記電極製造用ピンに係止する係止片が設けられている構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2007−194428号公報
【特許文献2】特開平9−81052号公報
【特許文献3】特開2007−322808号公報
【特許文献4】特開2005−345763号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献2〜4に示されているように、記録媒体再生装置等の電気機器においては、動作状態などを表示する小型の表示部として表示管が用いられている。通常、この表示管は樹脂製のホルダーに設置された状態で回路基板に半田付け等により固定されている。
【0009】
このような構成においては、表示管とホルダーとを組み付け、ホルダーを回路基板に取り付け、表示管の端子を回路基板に半田付けするという工程を取ることが一般的である。しかしながら、表示管とホルダーとを組み付けた状態では確実に固定されているわけではなく、表示管の端子が回路基板に半田付けされることで表示管とホルダーと回路基板とが固定される。
【0010】
そのため、表示管とホルダーと回路基板とを組み付けた状態で、半田付けするまでの間に、ホルダーから表示管が外れたり、浮いたりするおそれがある。したがって、半田付けが完了するまで表示管を押さえ付けておかなければならない。
【0011】
本発明は、回路基板へ表示管を実装する際にホルダーから外れたり浮き上がったりすることを抑制する表示管取り付け構造を提供することを目的とする。また、その表示管取り付け構造を有する記録媒体再生装置を提供することも目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するために本発明は、表示管の背面側へ延出する端子がホルダーの貫通孔に挿通されて回路基板に固定される表示管取り付け構造において、前記端子は前記貫通孔内で屈折している屈折部を有し、前記端子の該屈折部より背面側の一部の前面が前記貫通孔の内壁に衝止され得ることを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、端子が貫通孔の内壁に衝止され得ることにより、表示管が前方に抜けにくくなる。
【0014】
上記の表示管取り付け構造において、例えば、前記端子は、前記表示管の背面側へ前記表示管に対して略垂直に延出した第1部分と、第1部分から鈍角に屈折した第1屈折部と、第1屈折部から背面側へ前記表示管に対して斜めに延出した第2部分と、第2部分から第1屈折部と略等しい角度で第1屈折部と逆方向に屈折した第2屈折部と、第2屈折部から背面側へ前記表示管に対して略垂直に延出した第3部分とを有し、第2部分の第2屈折部付近の前面が前記貫通孔の内壁に衝止され得る構成とすることができる。
【0015】
この構成によれば、端子の第2部分の第2屈折部付近の前面が貫通孔の内壁に衝止され得ることにより、表示管が前方に抜けにくくなる。
【0016】
また上記の表示管取り付け構造において、第1部分及び第3部分は前記貫通孔に遊貫していることが望ましい。
【0017】
この構成によれば、端子と貫通孔の内壁との間に十分なスペースが確保され、端子を貫通孔に挿通しやすい。
【0018】
また本発明は、上記の何れかに記載の表示管取り付け構造を有する記録媒体再生装置とする。
【発明の効果】
【0019】
本発明によると、表示管取り付け構造において端子をホルダーの貫通孔の内壁で衝止することにより、表示管が前方に抜けにくくなるので、組み立て工程において、表示管とホルダーとを組み付けた状態、又はさらに回路基板を組み付けた状態で、半田付けするまでの間に、ホルダーから表示管が外れたり、浮いたりすることを抑制できる。そのため、半田付けが完了するまで表示管を押さえ付けておく必要がない。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の一実施形態であるHDD一体型光ディスク装置の外観斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態であるHDD一体型光ディスク装置の構成及びその周辺機器を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態であるHDD一体型光ディスク装置の表示管とホルダーと回路基板とを組み付けた状態の前面側の斜視図である。
【図4】図3の背面側の斜視図である。
【図5】図3の正面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】図6から回路基板を省いた図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の記録媒体再生装置の一例として、録画再生装置であるハードディスクドライブ(HDD)一体型光ディスク装置を用いて説明する。
【0022】
図1は、HDD一体型光ディスク装置10の外観斜視図であり、図2は、HDD一体型光ディスク装置10の構成及びその周辺機器を示すブロック図である。図1に示すように、HDD一体型光ディスク装置10の前面には、小型の表示部としての表示管13、BD/DVD記録再生部19のディスクトレイなどが配置されている。
【0023】
図2に示すように、HDD一体型光ディスク装置10には、テレビ等の表示装置11と、ケーブルテレビや衛星放送等のセットトップボックス又はビデオデッキ等の録画再生装置に代表される外部装置12とが接続されている。本HDD一体型光ディスク装置10はBD(Blu-ray Disc)及びDVDの録画/再生に対応している。またHDD一体型光ディスク装置10は、リモコン15によって操作可能である。
【0024】
HDD一体型光ディスク装置10は、表示管13と、チューナ16と、映像/音声圧縮伸長部17と、HDD記録再生部18と、BD/DVD記録再生部19と、OSD(On Screen Display)部20と、映像出力部21と、音声出力部22と、メモリ23と、リモコン受信部24と、外部I/F25と、制御部26とを備えている。
【0025】
表示管13は、例えばLED(Light Emitting Diode)や蛍光管をバックライトとする液晶表示装置であり、再生や録画等の動作状態、時刻などを表示するものである。
【0026】
チューナ16は、アンテナで受信したデジタルテレビ放送信号を復調、デジタル化する。映像/音声圧縮伸長部17は、チューナ16や外部装置12から受け取った映像/音声データをMPEG2等に準拠して圧縮符号化したり、HDD記録再生部18又はBD/DVD記録再生部19で再生された圧縮された映像/音声データを伸長復号したりする。
【0027】
HDD記録再生部18は、映像/音声圧縮伸長部17から受け取った圧縮された映像/音声データをHDDに記録したり、HDDに記録されたデータを再生したりする。BD/DVD記録再生部19は、映像/音声圧縮伸長部17から受け取った圧縮された映像/音声データを挿入されたDVD又はBDに記録したり、DVD又はBDに記録されたデータを再生したりする。
【0028】
OSD部20は、各種設定値を表示装置11の一部に表示しながら設定できるようにする。映像出力部21は、OSD部20からの映像信号をアナログ化し、表示装置11へ出力する。音声出力部22は、映像/音声圧縮伸長部17からの音声信号をアナログ化し、表示装置へ出力する。
【0029】
メモリ23は、ROMやRAMからなり、各種プログラムや各種データ等を記憶する。リモコン受信部24は、赤外線受光部等からなり、リモコン15からの信号を受信する。外部I/F25は、外部装置12が接続される外部入力端子等からなる。制御部26は、マイクロプロセッサ等からなり、HDD一体型光ディスク装置10の各部を制御する。
【0030】
図3は、HDD一体型光ディスク装置10の表示管13とホルダーと回路基板とを組み付けた状態の前面側の斜視図である。図4は、図3の背面側の斜視図である。図5は、図3の正面図である。図6は、図5のA−A線断面図である。図7は、図6から回路基板を省いた図である。
【0031】
表示管13はホルダー30に設置された状態で回路基板40に半田付けされることで固定される。図4及び図6では、半田付けされる前の状態を示しており、この後、回路基板40の背面側から端子毎に半田付けされる。
【0032】
表示管13は、その前面下部に接続され、下面を通って背面側へ延出する複数の端子14を有している。そして、端子14は後述するホルダー30に形成された貫通孔内で屈折している屈折部を有している。
【0033】
本実施形態では、端子14は、表示管13の背面側へ表示管13に対して略垂直(ここでは水平)に延出した第1部分14aと、第1部分14aから斜め下方へ鈍角(例えば110〜160°)に屈折した第1屈折部14bと、第1屈折部14bから背面側へ表示管13に対して斜め下方に延出した第2部分14cと、第2部分14cから第1屈折部14bと略等しい角度で第1屈折部14bと逆方向(ここでは斜め上方)に屈折した第2屈折部14dと、第2屈折部14dから背面側へ表示管13に対して略垂直(ここでは水平)に延出した第3部分14eとを有する。
【0034】
第1部分14aと第2部分14cとはほぼ同じ長さであり、第3部分14eはそれよりも若干長くなっている。第3部分14eの先端は回路基板40の背面側に突出して半田付けできる長さになっている。端子14は金属製であり上下方向に撓むので、上記のような屈折した形状であってもホルダー30の貫通孔に挿通できる。
【0035】
ホルダー30は、樹脂の一体成型品であり、表示管13を上下方向及び背面方向に面で支持するとともに、背面側の2箇所のフック31で回路基板40に係止される。ホルダー30の背面にボス33を設け、それに対向する回路基板40部分にボス33が挿嵌される位置決め孔43を設けることで、ホルダー30と回路基板40との位置決めができる。
【0036】
また、ホルダー30には端子14が挿通される貫通孔32が各端子14に対してそれぞれ形成されている。貫通孔32は、端子14の形状に沿った形状になっており、その内壁で端子14の一部の前面を衝止する状態を取り得ることで端子14が貫通孔32から前方へ抜けることを抑制している。
【0037】
本実施形態では、貫通孔32は、ホルダー30の前面下部に形成された前面開口部32aと、端子14の第2部分14cの背面に空隙を若干有して対向する第1壁面32bと、端子14の第2部分14cの第2屈折部14d付近の前面に空隙をわずかに有して対向することで、前方に抜けようとする端子14を衝止し得る第2壁面32cと、ホルダーの背面下部に形成された背面開口部32dとを有する。
【0038】
貫通孔32の内壁の他の部分は端子14と十分に空隙を有して形成されている。つまり、端子14の第1部分14a及び第3部分14eは貫通孔32に遊貫しており、端子14が貫通孔32に衝止された状態では、衝止される第2部分14cの第2屈折部14d付近の前面以外は貫通孔32の内壁に接触していない。これにより、端子14と貫通孔32の内壁との間に十分なスペースが確保され、端子14を貫通孔32に挿通しやすい。
【0039】
回路基板40は、ホルダー30のフック31をそれぞれ係止するための開口部41と、各端子をそれぞれ挿通させる孔42とが形成された矩形平板状のプリント基板である。
【0040】
組み立て工程では、まず表示管13とホルダー30とを組み付け(図7の状態)、次にホルダー30を回路基板40に取り付け(図6の状態)、そして表示管13の端子14を回路基板40に半田付けする。なお、先にホルダー30と回路基板40とを組み付け、その後表示管13を組み付けてから端子14を半田付けしてもよい。
【0041】
このような、表示管13の背面側へ延出する端子14がホルダー30の貫通孔32に挿通されて回路基板40に固定される表示管取り付け構造において、端子14の第2部分14cの第2屈折部14d付近の前面が貫通孔32の内壁の第2壁面32cに衝止され得ることにより、表示管13が前方に抜けにくくなる。なお、表示管13の上下方向はホルダー30の面で支持されるとともに、端子14も貫通孔32と孔42とで上下方向に支持されており、表示管13の背面方向はホルダー30の面で支持されており、表示管13の横方向は端子14が貫通孔32に挿通されていることで支持されている。よって、表示管13はホルダー30によって6方向に固定されている。
【0042】
その結果、組み立て工程において、表示管13とホルダー30とを組み付けた状態、又はさらに回路基板40を組み付けた状態で、半田付けするまでの間に、ホルダー30から表示管13が外れたり、浮いたりすることを抑制できる。そのため、半田付けが完了するまで表示管13を押さえ付けておく必要がない。
【0043】
なお、端子の屈折部は1つ以上あればよい。1つの場合は鈍角のV字形状とすることができる。この場合、この屈折部より背面側の一部の前面が貫通孔の内壁に衝止されればよい。また、3つ以上の場合は例えば階段状とすることができる。この場合、何れかの屈折部より背面側の一部の前面が貫通孔の内壁に衝止されればよい。したがって、本発明の表示管取り付け構造は上記の実施形態に限定されず、端子の何れかの屈折部より背面側の一部の前面が貫通孔の内壁に衝止され得ればよいといえる。
【0044】
また、複数の端子を有する場合、全ての端子及びそれに対応する貫通孔を上記のような取り付け構造にする必要はなく、少なくとも表示管13が前方に抜け落ちない強度を確保できる数だけの端子及び貫通孔を上記のような取り付け構造にすればよい。この場合、例えば他の端子及び貫通孔は直線状とすることができる。
【0045】
また、ホルダーの貫通孔は、上述した端子毎に設ける以外にも、いくつかの端子毎に区切って設けても、全端子に対して1つ設けてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0046】
本発明は各種電気機器に利用でき、特に、光ディスク装置等の再生装置や録画再生装置、ハードディスク装置等の録画再生装置に有効に利用することができる。また、テレビ受像機やセットトップボックス、複数の再生部又は記録再生部を1つの筐体に組み込んだ複合機、例えばHDD一体型光ディスク装置等にも利用することができる。また、1つ以上の再生部又は記録再生部を組み込んだテレビ受像機にも利用することができる。
【符号の説明】
【0047】
10 HDD一体型光ディスク装置(記録媒体再生装置)
11 表示装置
12 外部装置
13 表示管
14 端子
14a 第1部分
14b 第1屈折部
14c 第2部分
14d 第2屈折部
14e 第3部分
15 リモコン
16 チューナ
17 映像/音声圧縮伸長部
18 HDD記録再生部
19 BD/DVD記録再生部
20 OSD部
21 映像出力部
22 音声出力部
23 メモリ
24 リモコン受信部
25 外部I/F
26 制御部
30 ホルダー
31 フック
32 貫通孔
32a 前面開口部
32b 第1壁面
32c 第2壁面
32d 背面開口部
33 ボス
40 回路基板
41 開口部
42 孔
43 位置決め孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示管の背面側へ延出する端子がホルダーの貫通孔に挿通されて回路基板に固定される表示管取り付け構造において、
前記端子は前記貫通孔内で屈折している屈折部を有し、前記端子の該屈折部より背面側の一部の前面が前記貫通孔の内壁に衝止され得ることを特徴とする表示管取り付け構造。
【請求項2】
前記端子は、前記表示管の背面側へ前記表示管に対して略垂直に延出した第1部分と、第1部分から鈍角に屈折した第1屈折部と、第1屈折部から背面側へ前記表示管に対して斜めに延出した第2部分と、第2部分から第1屈折部と略等しい角度で第1屈折部と逆方向に屈折した第2屈折部と、第2屈折部から背面側へ前記表示管に対して略垂直に延出した第3部分とを有し、
第2部分の第2屈折部付近の前面が前記貫通孔の内壁に衝止され得ることを特徴とする請求項1記載の表示管取り付け構造。
【請求項3】
第1部分及び第3部分は前記貫通孔に遊貫していることを特徴とする請求項2記載の表示管取り付け構造。
【請求項4】
請求項1〜3の何れかに記載の表示管取り付け構造を有する記録媒体再生装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate