説明

表示装置及び空気調和機

【課題】遮光性の層に対して光を透過させることが可能な新規な表示装置を備えた室内機を得る。
【解決手段】この室内機は、ケーシングの前面に取り付けられる前面パネル20の意匠面Sに発光表示を映し出す表示装置10を備えている。この表示装置10は、光源31と、光源31から照射された光を映し出す意匠面Sと、光源31と意匠面Sとの間に配置されるメタリック色の遮光性の層40と、LED31から遮光性の層40に入射する光を拡散する拡散層50とを備えている。そして、光源31から照射された光は、拡散層50で略全領域に広がった後、その一部が遮光性の層40を透過することによって、前面パネル20の意匠面Sに映し出される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、意匠面に光源からの光を発光表示させる表示装置及びその表示装置を備えた空気調和機に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、空気調和機など様々な機器の美観を向上させるために、筐体の内部に設けられた光源からの光を、その筐体の前面に取り付けられる前面パネルの意匠面に映し出す空気調和機が種々開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−206577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、光源の光を前面パネルの意匠面に映し出すには、光の透過性の高い透明色や白色等の淡色の前面パネルを採用しなければならず、暗色が必要な場合は透明基材自体が着色されたスモーク色である必要があり、前面パネルの色彩の選択が制限されていた。このため、メタリック系色等の遮光性の高い前面パネルを利用した場合、光源からの光をその前面パネルの意匠面に映し出せなかった。
【0005】
そこで、この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、遮光性の層に対して光を透過させることが可能な新規な表示装置及びその表示装置を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明にかかる表示装置は、意匠面の裏側に配置される光源と、光源と意匠面との間に配置される遮光性の層とを備え、光源から照射された光の一部は、遮光性の層を透過して意匠面に映し出される。
【0007】
このように構成すれば、遮光性の層に対して光を透過させることが可能な新規な表示装置を得ることができる。
【0008】
第2の発明にかかる表示装置は、第1の発明にかかる表示装置において、遮光性の層は、メタリック色の塗装又はメタリック色の印刷によって形成される。
【0009】
この表示装置では、蒸着等の手法により形成されるハーフミラー等とは異なる手法で形成される遮光性の層に対して光を透過させることができる。
【0010】
第3の発明にかかる表示装置は、第2の発明にかかる表示装置において、遮光性の層は、金属粉、パール及びマイカの少なくとも1種を含む。
【0011】
この表示装置では、金属粉、パール及びマイカの少なくとも1種によってメタリック色に呈した遮光性の層に対して光を透過させることができる。
【0012】
第4の発明にかかる表示装置は、第1〜第3のいずれかの発明にかかる表示装置において、遮光性の層は、2μm〜20μmの厚みを有する。
【0013】
このように構成すれば、遮光性の層に対して光を透過させることが可能となる。
【0014】
第5の発明にかかる表示装置は、第1〜第4のいずれかの発明にかかる表示装置において、光源と遮光性の層との間に配置され、光源から遮光性の層に入射する光を拡散する拡散層をさらに備える。
【0015】
この表示装置では、光源の発光部分をぼやかして発光部の略全体が発光しているように視認させることができる。
【0016】
第6の発明にかかる表示装置は、第5の発明にかかる表示装置において、拡散層は、白色又は淡色である。
【0017】
この表示装置では、光源の明るさを保ちつつ、拡散層が光源の発光部分をぼやかして発光部の略全体が発光しているように視認させることができる。
【0018】
第7の発明にかかる表示装置は、第5又は第6の発明にかかる表示装置において、拡散層は、塗膜層、印刷層又はシート材である。
【0019】
この表示装置では、簡単に形成することができる拡散層によって、光源の発光部分をぼやかして発光部の略全体が発光しているように視認させることができる。
【0020】
第8の発明にかかる表示装置は、第5〜第7のいずれかの発明にかかる表示装置において、拡散層は、10μm〜25μmの厚みを有する。
【0021】
このように構成すれば、拡散層が光源の発光部分をぼやかして発光部の略全体が発光しているように視認させることができる。
【0022】
第9の発明にかかる表示装置は、第1〜第8のいずれかの発明にかかる表示装置において、遮光性の層を積層するための透明色の基材をさらに備え、遮光性の層は、基材の光源側の面に積層される。
【0023】
この表示装置では、遮光性の層を光源に近い位置に配置することで、意匠面に表示される発光表示が明瞭になる。
【0024】
第10の発明にかかる表示装置は、第1〜第9のいずれかの発明にかかる表示装置において、光源が白色光である。
【0025】
この表示装置では、意匠面に遮光性の層を透過した白色光を表現することができる。
【0026】
第11の発明にかかる空気調和機は、上記したいずれかの表示装置と、筐体の前面に取り付けられる前面パネルとを備え、表示装置は、前面パネルに設けられる。
【0027】
このように構成すれば、前面パネルに遮光性の層を透過した光を映し出す新規な空気調和機を得ることができる。
【発明の効果】
【0028】
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0029】
第1の発明では、遮光性の層に対して光を透過させることが可能な新規な表示装置を得ることができる。
【0030】
また、第2の発明では、蒸着等の手法により形成されるハーフミラー等とは異なる手法で形成される遮光性の層に対して光を透過させることができる。
【0031】
また、第3の発明では、金属粉、パール及びマイカの少なくとも1種によってメタリック色に呈した遮光性の層に対して光を透過させることができる。
【0032】
また、第4の発明では、遮光性の層に対して光を透過させることが可能となる。
【0033】
また、第5の発明では、光源の発光部分をぼやかして発光部の略全体が発光しているように視認させることができる。
【0034】
また、第6の発明では、光源の明るさを保ちつつ、拡散層が光源の発光部分をぼやかして発光部の略全体が発光しているように視認させることができる。
【0035】
また、第7の発明では、簡単に形成することができる拡散層によって、光源の発光部分をぼやかして拡散層の略全体が発光しているように視認させることができる。
【0036】
また、第8の発明では、拡散層が光源の発光部分をぼやかして発光部の略全体が発光しているように視認させることができる。
【0037】
また、第9の発明では、遮光性の層を光源に近い位置に配置することで、意匠面に表示される発光表示が明瞭になる。
【0038】
また、第10の発明では、意匠面に遮光性の層を透過した白色光を表現することができる。
【0039】
また、第11の発明では、前面パネルに遮光性の層を透過した光を映し出す新規な空気調和機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の第1実施形態に係る室内機の斜視図である。
【図2】図1に示した室内機の断面模式図である。
【図3】図1に示した室内機の表示装置の断面模式図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る表示装置の断面模式図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る表示装置の断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0041】
以下、図面に基づいて、本発明に係る空気調和機の室内機の実施形態について説明する。
【0042】
(第1実施形態)
[室内機の全体構成]
本実施形態の室内機1は、図1に示すように、室内の壁面等に設置され、リモコン(図示せず)から送信される各種指令に応じて、冷房・暖房運転や除湿運転などを行う。この室内機1は、図2に示すように、主として、ケーシング2と、そのケーシング2内に配置される室内熱交換器3及びファン4と、ケーシング2の前面に取り付けられる前面パネル20とを備えている。このケーシング2の上部には吸込口2aが設けられると共に、下部には吹出口2bが設けられている。ファン4が駆動することによって吸込口2aから吸い込まれた室内空気は、室内熱交換器3を通過することによって熱交換されて、吹出口2bを介して室内に吹き出される。また、ファン4から吹出口2bに至る流路上には、吹出口2bに近い方から順に、上下フラップ5,左右フラップ6が配置されている。
【0043】
[表示装置]
本実施形態の室内機1には、光源が発光して所定の文字や記号等を表示することが可能な表示装置10が設けられている。この表示装置10は、主として、上記した前面パネル20と、その前面パネル20の背面側に配置される発光装置30と、発光装置30の白色光源31から照射された光を映し出す意匠面Sとを備えている。なお、上記した白色光源31の一例として、白色LED(Light Emitting Diode)等を用いることができる。
【0044】
本実施形態の発光装置30は、図3に示すように、複数の白色光源31と、当該白色光源31の発光制御を行う基板(図示せず)と、当該白色光源31から照射された光を前面パネル20側に指向させる反射板32とを備えている。
【0045】
ここで、本実施形態では、前面パネル20は、透明色であって、その背面には遮光性の層40が形成されている。この遮光性の層40は、アルミ粉、パール及びマイカの少なくとも1種を含むことによって、メタリック色を呈している。そして、遮光性の層40は、白色光源31から照射された光の一部が透過するように、その厚さT11が2μm〜20μmとなるように形成されている。この遮光性の層40は、蒸着やスパッタなどの手法で形成されるハーフミラーとは異なり、メタリック色の塗装又はメタリック色の印刷によって形成されている。
【0046】
また、本実施形態では、白色光源31と遮光性の層40との間には、白色光源31から遮光性の層40に入射する光を拡散する拡散層50が配置されている。この拡散層50は、白色又は淡色の塗装又は印刷によって、上記した遮光性の層40の背面に形成されている。そして、拡散層50は、白色光源31の発光部分の位置を特定できない程にぼやかして発光部60の略全体が発光しているように視認させるために、その厚さT12が10μm〜25μmとなるように形成されている。
【0047】
本実施形態では、上記したように、発光装置30側から、拡散層50、遮光性の層40、前面パネル20の順に配置されており、白色光源31から照射された光は、拡散層50で略全領域に広がった後、その一部が遮光性の層40を透過することによって、前面パネル20の意匠面Sにメタリック色の発光表示が映し出される。
【0048】
[本実施形態の室内機の特徴]
本実施形態の室内機1(表示装置10)には、以下のような特徴がある。
【0049】
本実施形態の室内機1では、白色光源31からの光の一部を、メタリック色を呈する遮光性の層40に透過させることができるので、前面パネル20の意匠面Sにメタリック色独特の高級感や深みを表現することが可能となる。
【0050】
本実施形態の室内機1では、蒸着等の手法により形成されるハーフミラー等とは異なる手法(メタリック色の塗装又はメタリック色の印刷)で形成される遮光性の層40に対して光を透過させることができる。
【0051】
本実施形態の室内機1では、アルミ粉、パール及びマイカの少なくとも1種が含まれることによりメタリック色に呈した遮光性の層40に対して、光を透過させることができる。
【0052】
本実施形態の室内機1では、遮光性の層40を2μm〜20μmの厚みにすることによって、当該遮光性の層40に対して光を透過させることが可能となる。
【0053】
本実施形態の室内機1では、拡散層50を設けることによって、白色光源31の発光部分をぼやかして発光部60の略全体が発光しているように視認させることができる。
【0054】
本実施形態の室内機1では、拡散層50を白色又は淡色にすることによって、白色光源31の明るさを保ちつつ、拡散層50が白色光源31の発光部分をぼやかして発光部60の略全体が発光しているように視認させることができる。
【0055】
本実施形態の室内機1では、拡散層50を、塗膜又は印刷によって簡単に形成することができる拡散層50によって、白色光源31の発光部分をぼやかして発光部60の略全体が発光しているように視認させることができる。
【0056】
本実施形態の室内機1では、拡散層50を10μm〜25μmの厚みにすることによって、白色光源31の発光部分をぼやかして発光部60の略全体が発光しているように視認させることができる。
【0057】
本実施形態の室内機1では、遮光性の層40を前面パネル20の白色光源31側の面に積層することで、遮光性の層40を白色光源31に近い位置に配置されるので、意匠面Sに表示される文字や記号などの発光表示が明瞭になる。
【0058】
本実施形態の室内機1では、光源として白色の白色光源31を用いることによって、意匠面Sに遮光性の層40を透過した白色光を表現することができる。
【0059】
(第2実施形態)
上記した第1実施形態では、透明色の前面パネル20の背面に遮光性の層40を形成する例について説明したが、この第2実施形態では、前面パネル20の前面に遮光性の層を形成している。以下、図4を参照して、第2実施形態に係る表示装置110を詳細に説明する。なお、第1実施形態の表示装置と同一の構成については、同一番号を付し、その説明を省略する。
【0060】
[表示装置]
本実施形態の表示装置110は、主として、ケーシング2の前面に取り付けられる前面パネル120と、その前面パネル120の背面側に配置される発光装置30とを備えている。
【0061】
この第2実施形態では、前面パネル120は、透明色であって、その前面にはメタリック色の塗装又はメタリック色の印刷によって遮光性の層140が形成されている。この遮光性の層140は、アルミ粉、パール及びマイカの少なくとも1種を含むことによって、メタリック色を呈している。そして、遮光性の層140は、白色光源31から照射された光の一部が透過するように、その厚さT21が2μm〜20μmとなるように形成されている。
【0062】
また、本実施形態では、白色光源31と遮光性の層140との間には、白色光源31から遮光性の層140に入射する光を拡散する拡散層150が配置されている。この拡散層150は、白色又は淡色の塗装又は印刷によって、前面パネル120の背面に形成されている。そして、拡散層150は、白色光源31の発光部分をぼやかして発光部160の略全体が発光しているように視認させるために、その厚さT22が10μm〜25μmとなるように形成されている。
【0063】
本実施形態では、上記したように、発光装置30側から、拡散層150、前面パネル120、遮光性の層140の順に配置されており、白色光源31から照射された光は、拡散層150で略全領域に広がった後、透明色の前面パネル120を介して、その一部が遮光性の層140を透過することによって、遮光性の層140の意匠面Sにメタリック色の発光表示が映し出される。
【0064】
(第3実施形態)
上記した第1及び第2実施形態では、透明色の前面パネル20,120の背面に拡散層50,150を形成する例について説明したが、この第3実施形態では、前面パネル20の前面に拡散層を形成している。以下、図5を参照して、第3実施形態に係る表示装置210を詳細に説明する。なお、第1実施形態の表示装置と同一の構成については、同一番号を付し、その説明を省略する。
【0065】
[表示装置]
本実施形態の表示装置210は、主として、ケーシング2の前面に取り付けられる前面パネル220と、その前面パネル220の背面側に配置される発光装置30とを備えている。
【0066】
この第3実施形態では、前面パネル220は、透明色であって、その前面には白色光源31から後述する遮光性の層240に入射する光を拡散する拡散層250が配置されている。この拡散層250は、白色又は淡色の塗装又は印刷によって形成されている。そして、拡散層250は、白色光源31の発光部分をぼやかして発光部260の略全体が発光しているように視認させるために、その厚さT32が10μm〜25μmとなるように形成されている。
【0067】
また、拡散層250の前面にはメタリック色の塗装又はメタリック色の印刷によって遮光性の層240が形成されている。この遮光性の層240は、アルミ粉、パール及びマイカの少なくとも1種を含むことによって、メタリック色を呈している。そして、遮光性の層240は、白色光源31から照射された光の一部が透過するように、その厚さT31が2μm〜20μmとなるように形成されている。
【0068】
本実施形態では、上記したように、発光装置30側から、前面パネル220、拡散層250、遮光性の層240の順に配置されており、白色光源31から照射された光は、透明色の前面パネル220を通過して、拡散層250で略全領域に広がった後、その一部が遮光性の層240を透過することによって、遮光性の層240の意匠面Sにメタリック色の発光表示が映し出される。
【0069】
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0070】
例えば、上記実施形態では、拡散層を白色又は淡色の塗装又は印刷によって形成する例について説明したが、本発明はこれに限らず、当該拡散層を白色又は淡色のシート材で代用しても良い。なお、拡散層としてシート材を用いた場合、当該シート材は淡色系に着色された薄手のものであることが好ましい。
【0071】
また、白色又は淡色の塗装若しくは印刷、又は、白色又は淡色のシート材でなくても、光源から照射される光を拡散可能であれば、種々の拡散部材を採用することができる。
【0072】
また、上記実施形態では、遮光性の層がアルミ粉を含む例について説明したが、本発明はこれに限らず、遮光性の層がメタリック色を呈するようにアルミ粉以外の金属粉を用いてもよい。
【0073】
また、上記実施形態では、遮光性の層にアルミ粉、パール及びマイカの少なくとも一種を含ませる例について説明したが、本発明はこれに限らず、遮光性の層にアルミ粉、パール及びマイカ以外の光輝材を含ませてもよい。
【0074】
また、上記実施形態では、表示装置を空気調和機の室内機に適用する例について説明したが、本発明の表示装置は、室内機以外の機器にも適用可能である。
【産業上の利用可能性】
【0075】
本発明を利用すれば、遮光性の層に対して光を透過させることが可能な新規な表示装置及びその表示装置を備えた空気調和機(室内機)を得ることができる。
【符号の説明】
【0076】
1 室内機(空気調和機)
10,110,210 表示装置
20,120,220 前面パネル(基材)
30 発光装置
31 白色光源(LED)
40,140,240 遮光性の層
50,150,250 拡散層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
意匠面の裏側に配置される光源と、
前記光源と前記意匠面との間に配置される遮光性の層とを備え、
前記光源から照射された光の一部は、前記遮光性の層を透過して前記意匠面に映し出されることを特徴とする、表示装置。
【請求項2】
前記遮光性の層は、メタリック色の塗装又はメタリック色の印刷によって形成されることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記遮光性の層は、金属粉、パール及びマイカの少なくとも1種を含むことを特徴とする、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記遮光性の層は、2μm〜20μmの厚みを有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項5】
前記光源と前記遮光性の層との間に配置され、前記光源から前記遮光性の層に入射する光を拡散する拡散層をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項6】
前記拡散層は、白色又は淡色であることを特徴とする、請求項5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記拡散層は、塗膜層、印刷層又はシート材であることを特徴とする、請求項5又は6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記拡散層は、10μm〜25μmの厚みを有することを特徴とする、請求項5〜7のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項9】
前記遮光性の層を積層するための透明色の基材をさらに備え、
前記遮光性の層は、前記基材の前記光源側の面に積層されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項10】
前記光源が白色光であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項11】
請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示装置と、
筐体の前面に取り付けられる前面パネルとを備え、
前記表示装置は、前記前面パネルに設けられることを特徴とする、空気調和機。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2010−256597(P2010−256597A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−106181(P2009−106181)
【出願日】平成21年4月24日(2009.4.24)
【出願人】(000002853)ダイキン工業株式会社 (7,604)
【Fターム(参考)】