説明

袋保持装置及びチェックアウト装置

【課題】載置台に大きな品物を載置する場合に、袋を保持するアームが邪魔にならないようにできる。
【解決手段】袋保持装置300は、載置台301に立設する立設支持部305と、袋400を保持する保持アーム309と、保持アーム309が取り付けられたアーム保持具308と、アーム保持具308と立設支持部305とを接続し、保持アーム309の延びる方向を載置台301の載置面303aに対して略平行方向又は略垂直方向に自在とするヒンジ307と、保持アーム309の延びる方向を略平行方向とした際にアーム保持具308を固定状態とし、解除操作で固定状態を解除するロック機構とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、袋保持装置及びチェックアウト装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、スーパーマーケット等に設置されたセルフチェックアウト装置には、商品等の品物を載置する載置台に、顧客に提供するビニール袋や顧客が持参した袋等(以下、袋と呼ぶ)を開いた状態で保持するアームを有する袋保持装置を備えるものがある。顧客は、セルフチェックアウト装置において、決済のための登録を行った商品を袋保持装置で保持された袋に入れて決済を行った後、その商品を入れた袋を袋保持装置から取り外して持ち帰る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、顧客によってはダンボール箱ごと商品を購入したいという要望や、袋の代わりにダンボール箱などを用いたいという要望がある。しかしながら、上述した従来の袋保持装置では、ダンボール箱などの大きな部材を載置台に載置した場合、袋を保持するアームが邪魔となることがあった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述した課題を解決するために、実施形態は、載置台に立設する立設支持部と、袋を保持するアームと、アームが取り付けられたアーム保持具と、アーム保持具と立設支持部とを接続し、アームの延びる方向を載置台の載置面に対して略平行方向又は略垂直方向に自在とする回転支持部と、アームの延びる方向を略平行方向とした際にアーム保持具を固定状態とし、解除操作で固定状態を解除するロック機構と、を備える袋保持装置である。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【図1】図1は、セルフチェックアウト装置を例示する斜視図である。
【図2】図2は、載置台の概観を示す斜視図である。
【図3】図3は、保持アームの延びる方向を略平行方向とした際の袋保持装置の斜視図である。
【図4】図4は、保持アームの延びる方向を略垂直方向とした際の袋保持装置の斜視図である。
【図5】図5は、アーム保持具近傍を横から見た断面概略図である。
【図6】図6は、レバーが取り付けられている部分を横方向から見た断面概略図である。
【図7】図7は、レバーが取り付けられている部分を縦方向から見た断面概略図である。
【図8】図8は、板金を取り付けた際の斜視図である。
【図9】図9は、変形例にかかる袋保持装置の概観を示す斜視図である。
【図10】図10は、アーム保持具近傍を横から見た断面概略図である。
【図11】図11は、変形例にかかる袋保持装置の概観を示す斜視図である。
【図12】図12は、変形例にかかる袋保持装置に板金を取り付けた際の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下に添付図面を参照して、本実施形態にかかる袋保持装置の詳細を説明する。本実施形態にかかる袋保持装置は、スーパーマーケット等に設置されたセルフチェックアウト装置に用いられる。
【0007】
図1は、セルフチェックアウト装置を例示する斜視図である。図1に示すように、セルフチェックアウト装置は、載置台101と、商品の決済を行う決済端末201と、袋保持装置300を備える載置台301とから構成されている。
【0008】
載置台101は、決済端末201のベースハウジング202aの左脇に突出して設けられており、上面に秤台102を有する。この秤台102の上面に位置する載置面102aには、スーパーマーケット等で用いられる図示しないカゴを位置決めするための突部103がL字形状に突出形成されている。顧客は、決済前の品物(商品)が入れられたカゴを載置台101に載置して決済端末201による決済を行う。載置台101は、秤台102の上面に位置する載置面102aに載置された品物の重量を計量するロードセル秤であり、計量結果を決済端末201に出力する。このような載置台101は、構造的にはロードセル秤であるため、その詳細な説明は省略する。
【0009】
決済端末201は、床面に設置されて載置台101が固定されるベースハウジング202aと、このベースハウジング202aの上面に載置される上部ハウジング202bとによって構成されている。ベースハウジング202aの前面は、下方に向かうほどベースハウジング202aの投影面積を狭めるように傾斜している。これにより、ベースハウジング202aは、下方に向かうほど奥側にオフセットした形状となっている。
【0010】
上部ハウジング202bには、左側に商品情報読取部としてのバーコードスキャナ203が配置され、右側にプリンタカバー204及び監視カメラ205が配置され、これらのバーコードスキャナ203とプリンタカバー204及び監視カメラ205の間にはカード読取部206とテンキー207とが配置されている。バーコードスキャナ203は、商品に付された商品コードを読み取る商品情報読取部として機能する縦型スキャナである。プリンタカバー204には、レシート発行口208が設けられている。プリンタカバー204の奥側には図示しないレシートプリンタが上部ハウジング202bに内蔵され、このレシートプリンタによって印字される図示しないレシートは、レシート発行口208から発行されるように構成されている。プリンタカバー204は、上部ハウジング202bに対して開閉自在に取り付けられ、フラップ209の引っ張り操作で開放される。監視カメラ205は、プリンタカバー204の上方に配置されている。カード読取部206は、図示しない非接触ICカードと無線通信を確立し、非接触ICカードに対して情報を読み書きする。非接触ICカードは、現金と等価な価値を有する電子マネーを記憶保存することが可能であり、決済に際して利用される。図1中、丸印の中に「CARD」等と記されている部分の奥側に図示しないアンテナが内蔵され、このアンテナを介して非接触ICカードとの間の無線通信が確立される。テンキー207は、非接触ICカードでの決済に際して、暗証番号の入力のために用いられる。
【0011】
上部ハウジング202bには、液晶表示パネルを有する表示器210が取り付けられている。この表示器210は、その表示面にタッチパネル211を有し、右側にカード読取溝212を有する。カード読取溝212の内部には、図示しないカードリーダが内蔵されている。カードリーダは、クレジットカード等の磁気カードに記録された情報、例えばカード番号や暗証番号を読み取る。
【0012】
ベースハウジング202aには、図示しない硬貨と紙幣との入出金装置が内蔵されている。入出金装置の一部として、ベースハウジング202aの中央上面には硬貨投入口213が配置され、その左側には硬貨払出口214が配置されている。また、ベースハウジング202aの前面右上方位置には、紙幣投入口215と紙幣払出口216とが配置されている。
【0013】
さらに、ベースハウジング202aの背面からは、セルフチェックアウト装置の現在の状態を表示する表示ポール217が立設されている。この表示ポール217は、先端部に青色と赤色とに選択的に発光する発光部218を有する。
【0014】
決済端末201は、内部に図示しない制御部を有する。制御部は、例えば動作シーケンスが書き込まれた半導体チップ構成のものであっても、RAM等に動作プログラムを記憶させて動作するマイクロコンピュータ構成のものであっても良い。いずれにしても、制御部では、読み取られた商品コードに従い決済金額の算出を含む商品販売データ処理を実行する処理プロセスと、算出された決済金額の決済処理を可能にする処理プロセスとを実行する。商品販売データ処理では、基本的には、バーコードスキャナ203で商品に付されたバーコードが読み取られた場合に、そのバーコードによって特定される商品コードとこの商品コードに対応する単価とをPLUファイルから検索し、タッチパネル211での締め操作に応じて必要な消費税計算等を含む売上合計金額計算を実行して決済金額を算出し、決済金額を仮登録するか、あるいは売上ファイルに登録する。決済処理では、商品販売データ処理で算出した決済金額について、現金、クレジットカード等の磁気カード、電子マネーを記憶保存する非接触ICカードを利用した決済を可能にする。現金の扱いは、ベースハウジング202aに設けられた入出金装置で実行され、磁気カードの扱いは、カード読取溝212の内部に設けられたカードリーダによって実行され、非接触ICカードの扱いは、カード読取部206を介して実行される。
【0015】
載置台301は、決済端末201のベースハウジング202aの右脇に設けられており、台座302の上面に秤台303を有する。この秤台303の上面に位置する載置面303aには、後ろ側に袋保持装置300が設けられている。
【0016】
図2は、載置台301の概観を示す斜視図である。図2に示すように、載置面303aの後ろ側には、載置面303aに載置された品物が後方に落ちないようにガードするためのガード部材304と、顧客に提供するビニール袋や顧客が持参した袋等(以下、袋と呼ぶ)を保持する保持アーム309を有する袋保持装置300が設けられている。顧客は、決済端末201により決済を行った商品を袋に入れて持ち帰る場合、保持アーム309に袋を保持させて決済後の商品を詰め込む。載置台301は、秤台303の上面に位置する載置面303aに載置された商品や、保持アーム309に保持された袋に詰め込まれた商品の重量を計量するロードセル秤であり、計量結果を決済端末201に出力する。例えば、決済端末201では、載置台101の計量結果(決済前後の減量分)と、載置台301の計量結果(決済前後の増量分)とを比較することで、未決済の商品が載置台301側に紛れ込むなどの異常がなく、正常に決済が行われたか否かを判別する。
【0017】
袋保持装置300は、載置台301に立設する立設支持部305の上部にヒンジ307が取り付けられ、そのヒンジ307には保持アーム309が取り付けられたアーム保持具308が接続する構成である。ヒンジ307は、立設支持部305の上部手前において横方向に回転軸を持っている。したがって、アーム保持具308はヒンジ307の回転軸により手前側に倒れ、アーム保持具308に取り付けられた保持アーム309の延びる方向は、載置台301の載置面303aに対して略平行方向又は略垂直方向に自在となる。なお、アーム保持具308は、保持アーム309の延びる方向を略平行方向としたところで固定状態とするロック機構(詳細は後述する)により、図示例のように保持アーム309の延びる方向を略平行方向とした状態で固定される。
【0018】
図3は、保持アーム309の延びる方向を略平行方向とした際の袋保持装置300の斜視図である。図4は、保持アーム309の延びる方向を略垂直方向とした際の袋保持装置300の斜視図である。図3に示すように保持アーム309の延びる方向を載置面303aに対して略平行方向とすることで、顧客は、保持アーム309に袋400を保持させて商品を袋に詰める作業を行うことができる。また、図4に示すように保持アーム309の延びる方向を載置面303aに対して略垂直方向とすることで、載置面303aに箱500を載置して顧客が商品を詰める際に、保持アーム309が邪魔となることがない。
【0019】
なお、ヒンジ307には、例えばトルクヒンジを用いる。ヒンジ307をトルクヒンジとすることで、保持アーム309の延びる方向の略平行方向又は略垂直方向への切り替えが急激に行われることを防止できる。特に、図3に例示した状態から図4に例示した状態への切り替えは、保持アーム309の自重が加わるために急激に行われる場合がある。ヒンジ307をトルクヒンジとして保持アーム309の自重分を緩和することで、その切り替えをスムーズに行うことができる。
【0020】
立設支持部305は、例えばスチールやアルミ製のパイプであり、秤台303の後ろ側の左右両端に溶接して設置される。なお、本実施形態では立設支持部305を秤台303に溶接する構成を例示しているが、立設支持部305は、秤台303に設けられた穴に挿し込むなどして、取り外しが自在であってもよい。
【0021】
立設支持部305の上部には上部板金306と前部板金306aが設けられている。上部板金306の上部手前には、ヒンジ307が取り付けられている。なお、ヒンジ307が取り付けられる高さは、ヒンジ307にアーム保持具308を取り付けて保持アーム309の延びる方向を略平行方向とした際に、保持アーム309で保持される袋の底部が載置面303aに接しない程度とする。
【0022】
また、上部板金306の上部には、上部板金306に取り付けられた支持柱315(図5参照)を介して上面が平坦な天板313が取り付けられる。天板313は、後部にガード部材314を備え、例えば決済端末201でバーコードを読み取った後の商品を一時的に置く用途で用いられる。
【0023】
アーム保持具308は、左右に一対の保持アーム309を、略平行方向にした際に手前に延びる形で取り付けている。保持アーム309の取り付けは、溶接などであってもよいし、アーム保持具308に設けられたネジ穴等にねじ込んでもよい。
【0024】
保持アーム309は、例えばスチールやアルミ製のパイプであり、袋400の取っ手部分を引っ掛ける袋保持部310と、案内板311とが取り付けられている。図3に示すように、左右に一対の保持アーム309に取り付けられた袋保持部310に袋400の取っ手部分を引っ掛けることで、袋400は開いた状態で保持されることとなる。
【0025】
案内板311は、案内やPOPなどの表示を行う例えば樹脂製の板面である。この案内板311は、図4に示すように、保持アーム309の延びる方向を略垂直方向とした際には、載置面303aに載置された箱500をガードする。具体的には、案内板311の板面は、保持アーム309の延びる方向を略垂直方向とした際に、板面の向きが載置面303aの中心方向に向くように設置されている。
【0026】
また、アーム保持具308には、顧客などが手にとって操作する把持部としてのレバー312が取り付けられている。袋保持装置300では、アーム保持具308を手にとって操作することで、図3に例示した状態から図4に例示した状態(又はその逆)への切り替えを容易としている。また、アーム保持具308は、所定量スライドするように取り付けられており、例えば手前に引くなどの操作(解除操作)により、ロック機構によるアーム保持具308の固定状態を解除する。
【0027】
ここで、ロック機構について詳細に説明する。図5は、アーム保持具308近傍を横から見た断面概略図である。図6は、レバー312が取り付けられている部分Aを横方向から見た断面概略図である。図7は、レバー312が取り付けられている部分Aを縦方向から見た断面概略図である。
【0028】
図5に示すように、アーム保持具308は、保持アーム309の延びる方向を略平行方向としたところで、アーム保持具308を貫通するレバー312の端部が支持柱315に設けられた嵌合部316に嵌め込まれることで、固定状態とされる。この固定状態は、レバー312を手前に引いて嵌合部316に嵌め込まれたレバー312の端部を抜くことで解除される。
【0029】
図6に示すように、レバー312にはスライドをガイドするためのガイド穴320が左右に設けられており、ガイド穴320にはアーム保持具308の内部にある支持棒321が差し込まれている。したがって、レバー312は、ガイド穴320の長さ分のスライドが可能となっている。
【0030】
また、図7に示すように、支持棒321には、コイルバネなどの弾性部材323が取り付けられている。弾性部材323には、アーム保持具308の外側においてビスB1でレバー312に止められた支持棒322が取り付けられている。したがって、レバー312は、弾性部材323の弾性力により、手前に引く操作が行われない場合はアーム保持具308に差し込んだ状態で維持される。よって、アーム保持具308は、保持アーム309の延びる方向を略平行方向としたところで、弾性部材323の弾性力によりレバー312の端部が嵌合部316に嵌め込まれて固定状態とされ、その状態を維持されることとなる。
【0031】
図3に示すように、アーム保持具308、前部板金306aには、ネジ穴N1が設けられている。このネジ穴N1には、アーム保持具308を固定状態とした際に締結固定を行う板金が着脱可能となっている。図8は、板金350を取り付けた際の斜視図である。図8に示すように、アーム保持具308を固定状態とした際には、ネジ穴N1にビスB2で留める板金350が着脱可能である。店舗の運用形態が袋400にのみ商品を詰めて持ち帰るような運用形態である場合には、この板金350を取り付けることで、不用意にアーム保持具308の固定状態が解除され、袋400の保持ができなくなることを防止できる。なお、板金350には、顧客に提供するビニール袋として店舗側で用意した袋などを引っ掛ける袋かけフック351を備えてもよい。
【0032】
<変形例>
次に袋保持装置300の変形例の一例を説明する。図9は、変形例にかかる袋保持装置300aの概観を示す斜視図である。
【0033】
図9に示すように、袋保持装置300aでは、袋保持装置300のレバー312をなくす代わりに、天板313の後部にあるガード部材314aでロック機構の解除を行う構成である。また、アーム保持具308aには、天板313が接続されており、天板313がアーム保持具308aと一体的に動くようになっている。したがって、保持アーム309の延びる方向を略垂直方向とした状態でもバーコードを読み取った後の商品を一時的に置く用途として用いることが可能な板313aが板支持部313bを介してアーム保持具308aに取り付けられている。
【0034】
図10は、アーム保持具308a近傍を横から見た断面概略図である。図10に示すように、ガード部材314aは、例えばスチール又はアルミ製のパイプであり、そのパイプの一端がアーム保持具308aの中で回転支持部331により支持されている。また、ガード部材314aには、アーム保持具308aの中でコイルバネなどの弾性部材332と、留め具335によるアーム334とが取り付けられている。弾性部材332は、アーム保持具308aの底部と接続されており、弾性力によりガード部材314aを下向きに引く。アーム334には、ガード部材314aが上向きに引かれた際に上部板金306への係止を解除するフック333が取り付けられている。フック333は、上部板金306に設けられた穴(図示しない)に係止する。
【0035】
したがって、アーム保持具308aは、保持アーム309の延びる方向を載置面303aに対して略平行方向としたところで、上部板金306にフック333が係止することで、固定状態とされる。そして、ガード部材314aを上向きに引くことで、アーム保持具308の固定状態が解除される。
【0036】
図11は、変形例にかかる袋保持装置300aの概観を示す斜視図であり、より具体的には、保持アーム309の延びる方向を略垂直方向とした際の概観を示す斜視図である。図11に示すように、保持アーム309の延びる方向を載置面303aに対して略垂直方向とした場合は、天板313の代わりに板313aが水平な状態となるため、板313aをバーコードを読み取った後の商品を一時的に置く用途として用いることができる。
【0037】
図12は、変形例にかかる袋保持装置300aに板金350を取り付けた際の斜視図である。図12に示すように、袋保持装置300aもネジ穴N1にビスB2で留める板金350が着脱可能である。したがって、店舗の運用形態が袋400にのみ商品を詰めて持ち帰るような運用形態である場合には、この板金350を取り付けることで、不用意にアーム保持具308aの固定状態が解除され、袋400の保持ができなくなることを防止できる。
【符号の説明】
【0038】
101…載置台、102…秤台、102a…載置面、103…突部、201…決済端末、202a…ベースハウジング、202b…上部ハウジング、203…バーコードスキャナ、204…プリンタカバー、205…監視カメラ、206…カード読取部、207…テンキー、208…レシート発行口、209…フラップ、210…表示器、211…タッチパネル、212…カード読取溝、213…硬貨投入口、214…硬貨払出口、215…紙幣投入口、216…紙幣払出口、217…表示ポール、218…発光部、300、300a…袋保持装置、301…載置台、302…台座、303…秤台、303a…載置面、304…ガード部材、305…立設支持部、306…上部板金、306a…前部板金、307…ヒンジ、308、308a…アーム保持具、309…保持アーム、310…袋保持部、311…案内板、312…レバー、313…天板、313a…板、313b…板支持部、314、314a…ガード部材、315…支持柱、316…嵌合部、320…ガイド穴、321、322…支持棒、323…弾性部材、331…回転支持部、332…弾性部材、333…フック、334…アーム、335…留め具、350…板金、351…袋かけフック、400…袋、500…箱、B1、B2…ビス、N1…ネジ穴
【先行技術文献】
【特許文献】
【0039】
【特許文献1】特開2006−232350公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
載置台に立設する立設支持部と、
袋を保持するアームと、
前記アームが取り付けられたアーム保持具と、
前記アーム保持具と前記立設支持部とを接続し、前記アームの延びる方向を前記載置台の載置面に対して略平行方向又は略垂直方向に自在とする回転支持部と、
前記アームの延びる方向を略平行方向とした際に前記アーム保持具を固定状態とし、解除操作で前記固定状態を解除するロック機構と、
を備えることを特徴とする袋保持装置。
【請求項2】
前記アームは袋を開いた状態で保持する一対のアームであること、
を特徴とする請求項1に記載の袋保持装置。
【請求項3】
前記アームには、当該アームを略垂直方向とした際に、前記載置台に載置された品物をガードする板面が設置されること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の袋保持装置。
【請求項4】
前記アーム保持具は、前記固定状態で締結固定を行う固定部材を着脱可能とすること、
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の袋保持装置。
【請求項5】
前記固定部材は、袋を引っ掛けるフックを備えること、
を特徴とする請求項4に記載の袋保持装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の袋保持装置を備えた載置台と、
商品の決済を行う決済端末と、
を有することを特徴とするチェックアウト装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−86917(P2012−86917A)
【公開日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−232974(P2010−232974)
【出願日】平成22年10月15日(2010.10.15)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】