説明

記録媒体情報表示装置及びその表示方法

【課題】多数のコンテンツが記録された記録媒体の概要情報を、表示装置本体と記録媒体とを非接触による簡単な操作で読み出して、希望するコンテンツの有無の判別及び希望するコンテンツの選択が容易に行えるようにする。
【解決手段】コンテンツの概要とそのコンテンツが記録されている記録媒体102の識別子を概要情報サーバ104に対として保存し、記録媒体102内のコンテンツの概要情報を知りたい時は、記録媒体102の識別子を非接触で読み出して、概要情報サーバ104から該当の概要情報を取り出し記録媒体情報表示装置101の表示部に表示させる。記録媒体102からの非接触読み出しには記録媒体情報表示装置101のリモコン装置103を利用する。記録媒体102とリモコン装置103間は無線通信で、またリモコン装置103と記録媒体情報表示装置101の間は赤外線通信で行わせる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動画などのコンテンツを大量に保存する記録媒体に蓄えられたコンテンツの概要情報を一覧表示する記録媒体情報表示装置及びその表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体メモリの高密度化により、切手大あるいはそれより小さい形状の半導体メモリカード(例えばSDカード)内に1GB(ギガバイト)以上のデータを記録することが可能となっている。この大容量性能を利用して、これらのメモリカード内に多数の高精細度の静止画や、音声や動画コンテンツを保存する応用が広く普及している。例えばパーソナルコンピュータ、携帯電話、デジタルカメラ、携帯型音楽プレーヤー、ビデオカメラ、DVDプレーヤー、ハードディスク型ビデオレコーダー、デジタル放送対応テレビなどで利用されている。
【0003】
従来の磁気テープ記録媒体や光ディスク記録媒体では、それらの媒体自体の形状、あるいはその媒体を収納するケースの形状が比較的大きかったので、媒体自体やケースの表面に適当なラベルを貼りつけ、記録媒体に保存されたコンテンツの概要(例えば曲名、番組名、記録日時)を文字記載することはそれほど困難なことではなかった。
【0004】
しかしながら前述した半導体メモリカードはせいぜい切手大、あるいはその数分の一という形状であるため、そして非常に多くのプログラムを保存することができるため、メモリカード上に文字を記載することは極めて困難である。
【0005】
複数のコンテンツが記録された記録媒体に保存されている内容を、記録媒体表面や収納ケース表面の文字表記なしに確認するためには、実際にその記録媒体を再生端末(例えばテレビ受信機やDVDプレーヤー)でコンテンツ再生すればよいが、希望するプログラムの選択のために記録媒体に保存されている全てのコンテンツを総当りで再生していくのは極めて長時間を要し、また操作性も悪い。これを解消するためには、例えばデジタルカメラにおけるサムネイル一覧表示のように各コンテンツの概要が一覧表示されている画面を表示する機能が有効である。
【0006】
そこでこのような機能を実現させるために、例えば特許文献1では、各コンテンツがどの再生端末に、あるいはどの外部記録媒体に保存されており、各コンテンツがどのようなものであるかを示す概要情報を一覧表として表示させることを提案している。再生端末と記録媒体の間での情報のやりとりは、再生端末への記録媒体の装着、あるいはネットワークを介しての接続で行われる。
【0007】
また特許文献2では、記録媒体の外観情報(例えば記録媒体上に光学的認識可能な状態で記録されたバーコードやラベル)をあらかじめカメラ撮影する。その後、その外観情報とその記録媒体内のコンテンツ情報をサーバに保存し、再生しようとする記録媒体の外観情報をカメラで撮影してサーバに保存された外観情報と照合することにより、非接触で記録媒体を特定して、その中のコンテンツ情報を表示することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2007−034662号公報
【特許文献2】特開2007−317321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
前述のように、特許文献1による方法を用いれば、保存されたコンテンツ自体を再生することなく、コンテンツの概要情報を一覧表示して、希望のプログラムの選択が容易となる。しかし、この概要情報表示をさせるためには、コンテンツの再生を行う場合と同じように、記録媒体を再生端末に装着またはネットワーク接続させなければならず、希望するプログラムの有無を簡単に知りたいという利用者の要望を満たすものではない。
【0010】
また特許文献2による方法を用いれば、記録媒体を再生装置に直接装着しなくても、外観情報をカメラで撮影することにより、非接触でコンテンツの概要をあらかじめ情報登録したサーバから読み出せるので、利用者の操作性は著しく向上する。
【0011】
しかし、各記録媒体を識別して特定するための外観情報をあらかじめ作成して記録媒体の表面のいずれかの場所に光学的に読み取れる形式で記録しなければならないという課題が生じる。撮影して識別しやすい情報としてはビット列、バーコード、2次元バーコード、識別しやすい字体で記載された英数字列などがあるが、いずれもあらかじめ特定の装置で作成、記録(印刷)しておく必要がある。このため特許文献2では、専用の記録装置を備え、必要な外観情報を記録媒体に記録している。通常の記録装置に比べると当然コストアップとなり、実用上の課題となる。また特許文献2では記録媒体として光ディスクを前提としているため、本発明で主に対象としている半導体メモリには適用できない。
【0012】
さらに特許文献2では、外観情報及びそれと結び付けられたコンテンツの概要情報は特定の装置(特許文献2ではホームサーバ)に保存されるが、保存先としてのサーバが複数台ある場合にはついては考慮されていない。最近では、家庭内のパーソナルコンピュータ、デジタル放送対応テレビ、ハードディスク映像レコーダなどに動画再生に対応したSDカード装着スロットが用意されており、それぞれの映像機器が概要情報を保存するサーバになりうるので、「複数サーバ」に対応する仕組みは重要である。
【0013】
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、多数のコンテンツが記録された記録媒体の概要情報を簡単な操作で短時間に読み出して、希望するコンテンツの有無の判別及び希望するコンテンツの選択が容易に行えるような記録媒体情報表示装置及びその表示方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上述の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る記録媒体情報表示装置は、放送データを受信する放送受信部と、放送データに含まれる動画コンテンツを表示する表示部と、動画コンテンツから概要情報を作成する概要情報作成部と、概要情報を記憶する概要情報サーバと通信する通信I/F部と、リモコン装置から着脱可能な記録媒体の媒体識別子を受信するリモコン受信部と、記録媒体に対して、動画コンテンツの録画及び再生を行うとともに、概要情報を記録させるカード制御部と、動画コンテンツを記録媒体に録画する場合には、概要情報を、カード制御部を介して記録媒体に記録するとともに、概要情報及び媒体識別子を、通信I/F部を介して概要情報サーバに送信して保存させ、リモコン受信部が、リモコン装置から記録媒体の媒体識別子を受信した場合には、媒体識別子を通信I/F部を介して概要情報サーバに送信し、概要情報サーバから媒体識別子に対応した概要情報を受信して表示部に表示させる制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0015】
このような構成により、記録媒体を記録媒体情報表示装置に挿入することなく、リモコン装置に近づけるだけで(非接触で)記録媒体に記録されている動画コンテンツの概要情報を容易にデジタルテレビなどの表示画面に表示することができる。
【0016】
また本発明の請求項2に係る記録媒体情報表示装置では、請求項1に係る記録媒体情報表示装置において、制御部は、複数の概要情報サーバが接続されている場合には、それぞれの動画コンテンツに対応した概要情報を保存した概要情報サーバのサーバ識別子を概要情報に対応させて記録媒体に記録させ、動画コンテンツごとに対応する概要情報サーバから概要情報を取得し、取得した概要情報を結合して表示部に表示させることを特徴とする。
【0017】
このような構成により、記録媒体に記録されている動画コンテンツの概要情報が複数台の概要情報サーバに分散されて保存されている場合であっても、それぞれの概要情報サーバから対応する概要情報を取得し表示することが可能となる。
【0018】
また本発明の請求項3に係る記録媒体情報表示装置では、請求項2に係る記録媒体情報表示装置において、制御部は、同一の動画コンテンツに対して複数の概要情報サーバから概要情報が取得された場合には、最新の概要情報を選択して表示部に表示させることを特徴とする。
【0019】
このような構成により、同一の動画コンテンツについて複数の概要情報サーバから概要情報が取得された場合でも、保存された日付の最新の概要情報を選択して表示することができる。
【0020】
また本発明の請求項4に係る記録媒体情報表示装置では、請求項2に係る記録媒体情報表示装置において、制御部は、記録媒体が接続された時に、記録媒体の動画コンテンツの概要情報と概要情報が保存されている概要情報サーバのサーバ識別子を取得し、動画コンテンツに対応する古い概要情報が他の概要情報サーバに保存されている場合には、他の概要情報サーバの古い概要情報を削除させることを特徴とする。
【0021】
このような構成により、記録媒体に記録されている動画コンテンツが更新された場合でも、更新された動画コンテンツに対応する概要情報が保存されている概要情報サーバの概要情報が正しく更新される。
【0022】
また本発明の請求項5に係る記録媒体情報表示装置では、請求項1〜4のいずれか1項に係る記録媒体情報表示装置において、概要情報サーバの機能を内蔵したことを特徴とする。
【0023】
このような構成により、外部の概要情報サーバとネットワーク接続して通信する必要がなく、デジタルテレビなどの機器単独で記録媒体の概要情報を表示することができる。
【0024】
本発明の請求項6に係る記録媒体情報表示方法は、放送データを受信するステップと、受信した放送データに含まれる動画コンテンツを表示するステップと、動画コンテンツを着脱可能な記録媒体に録画するステップと、動画コンテンツから概要情報を作成するステップと、記録媒体に概要情報を記録するステップと、概略情報サーバに概要情報及び記録媒体の媒体識別子を記録するステップと、リモコン信号として記録媒体の媒体識別子を受信するステップと、受信した媒体識別子に対応した概要情報を概要情報サーバから取得するステップと、取得した概要情報を表示するステップと、を有することを特徴とする。
【0025】
また本発明の請求項7に係る記録媒体情報表示方法では、請求項6に係る記録媒体情報表示方法において、記録媒体に概要情報を記録するステップは、複数の概要情報サーバが接続されている場合には、それぞれの動画コンテンツに対応した概要情報を保存した概要情報サーバのサーバ識別子を概要情報に対応させて記録し、取得した概要情報を表示するステップは、複数の概要情報サーバから取得した概要情報を結合して表示することを特徴とする。
【0026】
また本発明の請求項8に係る記録媒体情報表示方法では、請求項7に係る記録媒体情報表示方法において、取得した概要情報を表示するステップは、同一の動画コンテンツに対して複数の概要情報サーバから概要情報が取得された場合には、最新の概要情報を選択して表示することを特徴とする。
【0027】
また本発明の請求項9に係る記録媒体情報表示方法では、請求項7に係る記録媒体情報表示方法において、記録媒体が接続された時に、記録媒体の動画コンテンツの概要情報と概要情報が保存されている概要情報サーバのサーバ識別子を取得し、動画コンテンツに対応する古い概要情報が他の概要情報サーバに保存されている場合には、他の概要情報サーバの古い概要情報を削除するステップと、を更に有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0028】
本発明によれば、多数のコンテンツが記録された記録媒体の概要情報を、表示装置本体と記録媒体とを非接触による簡単な操作で読み出して、希望するコンテンツの有無の判別及び希望するコンテンツの選択が容易に行えるような記録媒体情報表示装置及びその表示方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の実施の形態1における記録媒体情報表示装置の周辺装置との接続を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1における録画時の信号の流れと情報の保存場所を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1における概要情報表示時の信号の流れと情報の保存場所を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態1における概要情報サーバの保存内容を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1におけるリモコン装置の構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態1における記録媒体情報表示装置の基本構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態1における概要情報サーバの構成例を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態2における記録媒体情報表示装置の周辺装置との接続を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態2における概要情報の表示例を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態2における概要情報の結合表示処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態2における概要情報の結合表示処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態3における概要情報の保存処理結果を示す説明図である。
【図13】本発明の実施の形態3における概要情報の保存処理を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態3における概要情報の削除処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0031】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における記録媒体情報表示装置101とそれに接続される周辺装置の接続を示すブロック図である。本発明における記録媒体情報表示装置として最も一般的に想定されるものはデジタル放送テレビジョン受信機(以下、「デジタルテレビ」という)であるので、記録媒体情報表示装置101は特に断らない場合はデジタルテレビであるものとして説明する。記録媒体情報表示装置101には地上放送や衛星放送などの放送信号が入力されている。またカードスロット110を備えており、記録媒体102が着脱可能となっている。この記録媒体102を用いて放送番組を録画したり、録画した番組を再生することが可能となる。記録媒体102は最も代表的にはSDカードに代表される大容量半導体メモリであるが、着脱可能なハードディスクなどを使用してもよい。
【0032】
リモコン装置103は通常は赤外線通信機能などにより、記録媒体情報表示装置101のリモコン操作のために用いられるが、記録媒体102との無線通信機能によって記録媒体102内に保存されたデータを受信し、さらに記録媒体情報表示装置101にそのデータを送信することができる。すなわち、記録媒体102は大容量メモリであり、同時に無線通信機能を内蔵している。リモコン装置103も同じ規格の無線通信機能を内蔵して、記録媒体102からのデータを受信できる。無線通信の手段としては、無線LAN規格、Bluetooth無線規格、RFID規格などが利用可能である。
【0033】
概要情報サーバ104(以下、単に「サーバ」ともいう)は、記録媒体102に保存された動画コンテンツの概要情報を保存するサーバであり、単独のサーバ104として存在してもよいし、例えばデジタルテレビの内部に機能ブロックとして内蔵され、概要情報サーバ機能を内蔵した記録媒体情報表示装置120として存在してもよい。本実施の形態においては便宜上、分離したサーバ装置として説明する。
【0034】
概要情報は動画コンテンツに関係する情報であって、例えばコンテンツ名(番組や映画のタイトル名)、コンテンツのジャンル、放送日付、録画日付などが含まれる。この概要情報は、記録媒体情報表示装置101が、放送信号中に含まれる番組関連情報や、自らが有する時計情報などを用いて作成する。また個々のコンテンツごとの概要情報を識別するために、各概要情報にはコンテンツIDを付与する。
【0035】
図2は動画コンテンツの録画時における信号の流れと、情報の保存される場所を示すブロック図である。記録媒体102がカードスロット110に装着されると、記録媒体102の媒体識別子(例えば、RFID)が記録媒体情報表示装置101に入力される。記録媒体情報表示装置101は録画すべき動画コンテンツとその概要情報を記録媒体102に記録すると同時に、概要情報サーバ104には録画先の媒体識別子と概要情報を記録する。これによって概要情報サーバ104には、どの記録媒体102にどのような動画コンテンツが録画されているかが記録される。
【0036】
複数の記録媒体102に動画コンテンツを録画すると、上記の動作によって、概要情報サーバ104に、媒体識別子と概要情報の対が複数種類記録されることになる。
【0037】
図3は録画された記録媒体102にどのような動画コンテンツが録画されたのかを、非接触で簡単に把握する時の信号の流れと情報の保存場所を示すブロック図である。まずリモコン装置103を記録媒体102に近づけて、無線通信機能により記録媒体102の媒体識別子をリモコン装置103に読み込ませる。引き続き、リモコン装置103から赤外線通信機能により記録媒体情報表示装置101に媒体識別子を送信する。
【0038】
記録媒体情報表示装置101は受信した媒体識別子を概要情報サーバ104に送信し、概要情報サーバ104は、その識別子に対応する概要情報を読み出して記録媒体情報表示装置101に返信する。記録媒体情報表示装置101は受信した概要情報を装置内部の表示部111に表示する。これによって使用者は、記録媒体102を記録媒体情報表示装置101のカードスロット110に装着することなく、リモコン装置103を用いて非接触で録画コンテンツの概要情報を閲覧することができる。
【0039】
図4は複数の記録媒体102に録画した場合の概要情報サーバ104の保存内容を示す説明図である。例えば、4枚の記録媒体102に録画したとすると、図4のように識別子1〜識別子4(媒体識別子)及びそれぞれの記録媒体102に録画された動画コンテンツの概要情報1〜概要情報4が対になって保存される。また概要情報は録画された動画コンテンツの関連情報であるので、録画番組が複数個あればそれぞれの番組ごとに概要情報が存在する。例えば、図面中の概要情報1の中にコンテンツID1〜コンテンツID3、及びそれぞれに対応したコンテンツ概要1〜コンテンツ概要3が対になって含まれる。
【0040】
図5は本実施の形態のリモコン装置103の構成例を示すブロック図である。無線通信部301は同じく無線通信機能を有する記録媒体102と無線通信を行う。赤外線通信部302は記録媒体情報表示装置101に対して赤外線でデータを送信する。装置全体の制御は制御部303で行う。使用者のキー操作の検出はキー入力検出部304で行う。
【0041】
図6は本実施の形態における記録媒体情報表示装置101の基本構成例を示すブロック図である。記録媒体情報表示装置101は、カードスロット110、表示部111、放送受信部112、ストリーム復号部113、リモコン受信部114、概要情報作成部115、通信I/F部116、カード制御部117、制御部118を備えている。
【0042】
地上放送などの放送データは放送受信部112で受信され、ストリーム復号部113で映像、音声、データ信号が取り出される。制御部118は、取り出された映像信号を表示部111に表示させる。表示部111は、例えば液晶パネル、プラズマパネルなどが用いられる。概要情報作成部115はストリーム復号部113で得られた番組関連情報などを用いて、番組の概要情報を作成する。概要情報に含まれるサムネイル画像などもこの概要情報作成部115において作成される。なお、制御部118はCPU、RAM、ROMなどで構成され記録媒体情報表示装置101全体を制御する。
【0043】
録画時には、制御部118は、作成された概要情報を通信I/F部116を介して概要情報サーバ104に送信して書き込むと同時に、カード制御部117、カードスロット110を介して記録媒体102にも書き込む。それと同時に録画される動画コンテンツをストリーム復号部113から取り出してカード制御部117、カードスロット110を介して記録媒体102に書き込む。また録画時には、制御部118は記録媒体102の媒体識別子をカードスロット110、カード制御部117を介して読み込み、通信I/F部116を介して概要情報サーバ104に送信する。これによって概要情報サーバ104に、媒体識別子と概要情報が対になって保存される。
【0044】
次に記録媒体102内の動画コンテンツの概要情報を表示させる場合には、記録媒体102の媒体識別子をリモコン受信部114で受信し、制御部118は通信I/F部116を介して概要情報サーバ104に送り、問い合わせる。該当の媒体識別子に対応する概要情報が保存されていれば、概要情報サーバ104から通信I/F部116を介して概要情報を受信し、表示部111に概要情報を表示させる。前述したとおり、記録媒体102に複数の動画コンテンツが録画されていれば、それらに対応する概要情報として、コンテンツIDとコンテンツ概要が複数個、一覧表示される。
【0045】
図7は本実施の形態の概要情報サーバ104の構成例を示すブロック図である。動画コンテンツの録画時には、記録媒体情報表示装置101より通信I/F部404を介して、媒体識別子と概要情報の対が入力され、制御部403を経て概要情報記憶部401に記録される。概要情報記憶部401内では、媒体識別子によって識別された媒体ごとに概要情報が記録される。概要情報は図7に示すように、コンテンツIDとコンテンツ概要の対で保存され、録画した番組の数だけ(図7ではコンテンツID1からコンテンツID3までの3個)保存される。
【0046】
記録媒体102内に録画された動画コンテンツの概要情報を表示する場合は、通信I/F部404を介して記録媒体情報表示装置101から媒体識別子が入力され、識別子検索部402で該当の識別子を概要情報記憶部401より検索する。該当の識別子が見つかれば、その識別子に対応する概要情報を読み出して、通信I/F部404を介して記録媒体情報表示装置101に返信する。
【0047】
このように本実施の形態の記録媒体情報表示装置101によれば、記録媒体102を記録媒体情報表示装置101に挿入することなく、リモコン装置103に近づけるだけで(非接触で)記録媒体102に記録されている動画コンテンツの概要情報を容易にデジタルテレビなどの表示画面に表示することができる。
【0048】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における記録媒体情報表示装置101について、図8〜図11を用いて説明する。本実施の形態は、記録媒体102に記録されている動画コンテンツの概要情報が複数台の概要情報サーバ104、105に分散されて保存されている場合の、概要情報表示に関するものである。
【0049】
図8において、記録媒体102、リモコン装置103、記録媒体情報表示装置101及び概要情報サーバ104は、図1と同じ内容、同じ接続である。図8では2台目の概要情報サーバ105が追加され、記録媒体情報表示装置101に接続されている。追加された概要情報サーバ105の具体例としては、パーソナルコンピュータ、ハードディスク型映像レコーダ、ビデオカメラなどにおける概要情報サーバ機能ブロックが考えられる。これらの製品はいずれも、動画コンテンツの録画機能、及びその録画をSDカードなどの大容量半導体メモリに記録する機能を有する点において、記録媒体情報表示装置101として想定されているデジタルテレビと同等である。説明の便宜上、これ以降は概要情報サーバ104を概要情報サーバ(1)、概要情報サーバ105を概要情報サーバ(2)と呼ぶ。
【0050】
なお記録媒体情報表示装置101と複数の概要情報サーバ104、105などとの接続は、IPプロトコルによるLANケーブルや、IEEE1394対応のケーブル、HDMIケーブルなどが利用可能である。
【0051】
同じ記録媒体102を用いて異なる録画機器(概要情報サーバ機能ブロックを内蔵するもの)でその記録媒体102に録画した場合、記録媒体102には異なる概要情報サーバ104、105に保存された概要情報が記録されることになる。逆に言えば、ある記録媒体102に録画されている動画コンテンツの概要情報は異なる複数の概要情報サーバ104、105に分散して保存されている状態が存在する。また最初に録画した動画コンテンツを他の録画機器で編集、加工した場合、コンテンツIDは同じであってもそのコンテンツIDに対応するコンテンツ概要が異なる場合も存在する。図9はこのような場合に、複数の概要情報サーバ104、105に保存されている概要情報をどのように表示するかを示す表示例である。
【0052】
概要情報サーバ(1)にはコンテンツID2、3、4の3種類の動画コンテンツのコンテンツ概要が、概要情報サーバ(2)にはコンテンツID1、2の2種類の動画コンテンツのコンテンツ概要が保存されている。またコンテンツID2のコンテンツ概要は2つの概要情報サーバ104、105に保存されているが、概要情報サーバ(1)内のコンテンツ概要2αは概要情報サーバ(2)内のコンテンツ概要2よりも新しく保存(更新)されたものであるとする。
【0053】
以上の状況において、媒体識別子ID1がリモコン装置103経由で記録媒体情報表示装置101に読み込まれた場合は、概要情報サーバ(1)と概要情報サーバ(2)から該当識別子の概要情報を読み出し、図9中の表示部111の表示結果のように、2つの概要情報サーバ104、105の概要情報を結合(マージ)して表示する必要がある。この時コンテンツID2の概要情報については、記録日時の新しいコンテンツ概要2αの方を表示する。
【0054】
図10及び図11は、本実施の形態の記録媒体情報表示装置101の動作(概要情報の結合表示処理)を示すフローチャートである。まず、図10において、ステップS11で記録媒体情報表示装置101は概要情報の取得を開始する。ステップS12でSDカード(記録媒体102)内の概要情報サーバID(サーバ識別子)と概要情報サーバの個数nを取得する。ステップS13でカウンタ変数iを初期化(i=1)し、ステップS14〜ステップS16でn個の概要情報サーバに保存されている概要情報を取得する。そしてステップS14でカウンタ変数iがnより大きくなると(「No」の場合)、ステップS17に移行して概要情報の取得を終了する。
【0055】
次に、概要情報サーバからの概要情報を取得する動作を説明する。図11において、ステップS101で概要情報サーバ(i)の概要情報の読み込みを開始する。ステップS102で概要情報中のコンテンツ数m、コンテンツID1〜m、コンテンツ概要1〜mを読み込む。ステップS103でカウンタ変数jを初期化(j=1)し、ステップS104でカウンタ変数jが上記のコンテンツ数m以下か、すなわち保存されているコンテンツ数以下かをチェックする。
【0056】
動作途中はカウンタ変数jはコンテンツ数m以下なので(「YES」)、ステップS105に移行し、コンテンツIDjが既に(他の概要情報サーバから)読み込まれたか否か(概要情報の表示リストに登録されているか否か)をチェックする。まだ読み込まれていない新しいコンテンツIDであれば(「YES」の場合)、ステップS108に移行し、コンテンツIDjとコンテンツ概要jを表示用リストに登録する。ステップS105で既に読み込まれたことのあるコンテンツIDであれば(「NO」の場合)、ステップS107に移行し、この概要情報サーバ(i)のコンテンツ概要jが既に読み込まれたコンテンツ概要と比べて新しいか否かをコンテンツ概要に含まれる記録日時を比較することによって判断する。
【0057】
今回のコンテンツ概要jの方が新しい場合(「NO」の場合)は、ステップS108に移行し、このコンテンツ概要jを表示リストに登録(古いコンテンツ概要を上書き)する。今回のコンテンツ概要jの方が古い場合(「YES」の場合)は、何もせずにステップS109に移行し、カウンタ変数jを1増加する。すなわち次のコンテンツIDのチェックに移るためにステップS104に戻る。
【0058】
全てのコンテンツIDについてチェックが終われば、ステップS104でカウンタ変数jがmより大きくなるので(「NO」)、ステップS106に移行して表示リストへの登録動作を終了する。
【0059】
このように本実施の形態によれば、記録媒体102に記録されている動画コンテンツの概要情報が複数台の概要情報サーバに分散されて保存されている場合であっても、それぞれの概要情報サーバから対応する概要情報を取得し表示することが可能となる。さらに、同一の動画コンテンツについて複数の概要情報サーバから概要情報が取得された場合でも、保存された日付の最新の概要情報を選択して表示することができる。
【0060】
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3における記録媒体情報表示装置101について、図12〜図14を用いて説明する。本実施の形態は、記録媒体102の概要情報が変更された場合、対応する概要情報サーバ104、105に保存されている概要情報を更新する方法に関するものである。
【0061】
図12は図11のような過程を経て複数の概要情報サーバ104、105の保存内容を結合、整理して得た概要情報を記録した記録媒体102を記録媒体情報表示装置101に接続した時に、それに接続されている複数の概要情報サーバ104、105に対してその保存内容を更新する様子を示した説明図である。媒体識別子ID1を有する記録媒体102をカードスロット110に装着して記録媒体情報表示装置101に接続すると、コンテンツID1〜4のコンテンツ概要が読み込まれ、それぞれ該当する概要情報サーバ104、105に書き込まれる。コンテンツID1のコンテンツ概要1は概要情報サーバ(2)の保存内容であったのでそのまま概要情報サーバ(2)に書き込まれる。
【0062】
コンテンツID2のコンテンツ概要2αは概要情報サーバ(1)の保存内容であったのでそのまま概要情報サーバ(1)に書き込まれるが、同じコンテンツID2で古いコンテンツ概要2を保存していた概要情報サーバ(2)からはコンテンツID2とコンテンツ概要2は削除される。この動作によって、あるコンテンツIDを持つコンテンツ概要は、最も新しいものが1つだけ特定の概要情報サーバ104、105に保存される。
【0063】
コンテンツID3のコンテンツ概要3は概要情報サーバ(1)の保存内容であったのでそのまま概要情報サーバ(1)に書き込まれる。
【0064】
コンテンツID4のコンテンツ概要4はどの概要情報サーバ104、105にも保存されていない新規のコンテンツであるので、あらかじめ定めた優先の概要情報サーバ104、105、図12では概要情報サーバ(1)に保存される。
【0065】
図13は本実施の形態の記録媒体情報表示装置101の動作(概要情報の保存処理)を示すフローチャートである。まずステップS201でSDカード(記録媒体102)からの概要情報取得を開始する。次にステップS202で記録媒体102内に記録されている概要情報サーバIDとその個数nを読み込み、ステップS203でカウンタ変数iを初期化(i=1)する。次にステップS204でカウンタ変数iが上記の概要情報サーバの個数n以下か、すなわち接続されている概要情報サーバ数以下かをチェックする。
【0066】
動作途中はカウンタ変数iは概要情報サーバの個数n以下なので(「YES」)、ステップS205に移行し、概要情報サーバ(i)の概要情報を読み込む。次にステップS206でカウンタ変数iを1増加する。すなわち次の概要情報サーバの読み込みに移るためにステップS204に戻る。全ての概要情報サーバの読み込みが終了すると、ステップS204でカウンタ変数iと概要情報サーバの個数nが等しくなるので(「NO」)、ステップS207に移行し、カウンタ変数iを再び初期化(i=1)する。ここからS208、S209、S210を繰り返すことによって、複数の概要情報サーバに重複して書き込まれた同じコンテンツIDを持つコンテンツ概要のうち、古いものを削除する。全ての概要情報サーバにおいて古い情報の削除が終了すると(ステップS208で「NO」の場合)、ステップS208からステップS211に移り処理を終了する。
【0067】
図14は、図13におけるステップS209における古い概要情報の削除処理をさらに詳細なステップに分解して説明したフローチャートである。まずステップS301で概要情報サーバ(i)における古いコンテンツ概要の削除を開始する。次にステップS302でコンテンツIDjのカウンタ変数jを初期化(j=1)する。次にステップS303でカウンタ変数jがコンテンツ数m以下か、すなわち保存されているコンテンツ数以下かをチェックする。
【0068】
動作途中はカウンタ変数jはコンテンツ数m以下なので(「YES」)、ステップS304に移行し、コンテンツIDjが概要情報サーバ(i)の概要情報として記録媒体102上に登録されているか否かをチェックする。概要情報サーバ(i)に登録されているコンテンツIDであれば(「YES」の場合)、何もせずにステップS305に移行してカウンタ変数jを1増加させてステップS303に戻り、次のコンテンツIDの処理を行う。
【0069】
ステップS304でコンテンツIDjの保存場所として概要情報サーバ(i)が登録されていない場合(「NO」の場合)は、ステップS306に移行し、概要情報サーバ(i)がコンテンツIDjを保存しているかをチェックする。保存している場合(「YES」の場合)、すなわち記録媒体では保存先に指定していないのに、概要情報サーバ側では保存している場合は、古い無効なコンテンツ概要を保存していることになるので、ステップS307に移行してこのコンテンツIDjとコンテンツ概要jを概要情報サーバ(i)から削除する。
【0070】
以上の動作を全ての概要情報サーバに対して終えると(ステップS303で「NO」の場合)、ステップS303からステップS308に移って、古いコンテンツ概要の削除処理を終了する。
【0071】
このように本実施の形態によれば、記録媒体102に記録されている動画コンテンツが更新された場合でも、更新された動画コンテンツに対応する概要情報が保存されている概要情報サーバ104、105の概要情報が正しく更新される。
【0072】
以上説明したように、本発明の実施の形態の記録媒体情報表示装置101によれば、記録媒体102を記録媒体情報表示装置101に挿入することなく、リモコン装置103に近づけるだけで(非接触で)記録媒体102に記録されている動画コンテンツの概要情報を容易にデジタルテレビなどの表示画面に表示することができる。また、記録媒体102に記録されている動画コンテンツの概要情報が複数台の概要情報サーバ104、105に分散されて保存されている場合であっても、それぞれの概要情報サーバ104、105から対応する概要情報を取得し表示することが可能となる。さらに、同一の動画コンテンツについて複数の概要情報サーバ104、105から概要情報が取得された場合でも、保存された日付の最新の概要情報を選択して表示することができる。また、記録媒体102に記録されている動画コンテンツが更新された場合でも、更新された動画コンテンツに対応する概要情報が保存されている概要情報サーバ104、105の概要情報が正しく更新される。
【産業上の利用可能性】
【0073】
本発明は、SDカードに代表される大容量半導体メモリに記録されている多数のコンテンツのコンテンツ概要を簡単に把握、表示できるので、デジタルテレビを始めSDカードの録画機能を備える多くの家庭用の映像機器に利用可能である。
【符号の説明】
【0074】
101,120 記録媒体情報表示装置
102 記録媒体
103 リモコン装置
104,105 概要情報サーバ
110 カードスロット
111 表示部
112 放送受信部
113 ストリーム復号部
114 リモコン受信部
115 概要情報作成部
116,404 通信I/F部
117 カード制御部
118,303,403 制御部
301 無線通信部
302 赤外線通信部
304 キー入力検出部
401 概要情報記憶部
402 識別子検索部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放送データを受信する放送受信部と、
前記放送データに含まれる動画コンテンツを表示する表示部と、
前記動画コンテンツから概要情報を作成する概要情報作成部と、
前記概要情報を記憶する概要情報サーバと通信する通信I/F部と、
リモコン装置から着脱可能な記録媒体の媒体識別子を受信するリモコン受信部と、
前記記録媒体に対して、前記動画コンテンツの録画及び再生を行うとともに、前記概要情報を記録させるカード制御部と、
前記動画コンテンツを前記記録媒体に録画する場合には、前記概要情報を、前記カード制御部を介して前記記録媒体に記録するとともに、前記概要情報及び前記媒体識別子を、前記通信I/F部を介して前記概要情報サーバに送信して保存させ、
前記リモコン受信部が、前記リモコン装置から前記記録媒体の媒体識別子を受信した場合には、前記媒体識別子を前記通信I/F部を介して前記概要情報サーバに送信し、前記概要情報サーバから前記媒体識別子に対応した概要情報を受信して前記表示部に表示させる制御部と、
を備えたことを特徴とする記録媒体情報表示装置。
【請求項2】
前記制御部は、複数の概要情報サーバが接続されている場合には、それぞれの動画コンテンツに対応した概要情報を保存した概要情報サーバのサーバ識別子を前記概要情報に対応させて前記記録媒体に記録させ、
前記動画コンテンツごとに対応する概要情報サーバから概要情報を取得し、取得した前記概要情報を結合して前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体情報表示装置。
【請求項3】
前記制御部は、同一の動画コンテンツに対して複数の概要情報サーバから概要情報が取得された場合には、最新の概要情報を選択して前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2に記載の記録媒体情報表示装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記記録媒体が接続された時に、前記記録媒体の動画コンテンツの概要情報と前記概要情報が保存されている概要情報サーバのサーバ識別子を取得し、前記動画コンテンツに対応する古い概要情報が他の概要情報サーバに保存されている場合には、他の概要情報サーバの前記古い概要情報を削除させることを特徴とする請求項2に記載の記録媒体情報表示装置。
【請求項5】
前記概要情報サーバの機能を内蔵したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の記録媒体情報表示装置。
【請求項6】
放送データを受信するステップと、
受信した前記放送データに含まれる動画コンテンツを表示するステップと、
前記動画コンテンツを着脱可能な記録媒体に録画するステップと、
前記動画コンテンツから概要情報を作成するステップと、
前記記録媒体に前記概要情報を記録するステップと、
概略情報サーバに前記概要情報及び前記記録媒体の媒体識別子を記録するステップと、
リモコン信号として前記記録媒体の媒体識別子を受信するステップと、
受信した前記媒体識別子に対応した概要情報を前記概要情報サーバから取得するステップと、
取得した前記概要情報を表示するステップと、
を有することを特徴とする記録媒体情報表示方法。
【請求項7】
前記記録媒体に前記概要情報を記録するステップは、複数の概要情報サーバが接続されている場合には、それぞれの動画コンテンツに対応した概要情報を保存した概要情報サーバのサーバ識別子を前記概要情報に対応させて記録し、
取得した前記概要情報を表示するステップは、複数の概要情報サーバから取得した概要情報を結合して表示することを特徴とする請求項6に記載の記録媒体情報表示方法。
【請求項8】
取得した前記概要情報を表示するステップは、同一の動画コンテンツに対して複数の概要情報サーバから概要情報が取得された場合には、最新の概要情報を選択して表示することを特徴とする請求項7に記載の記録媒体情報表示方法。
【請求項9】
前記記録媒体が接続された時に、前記記録媒体の動画コンテンツの概要情報と前記概要情報が保存されている概要情報サーバのサーバ識別子を取得し、前記動画コンテンツに対応する古い概要情報が他の概要情報サーバに保存されている場合には、他の概要情報サーバの前記古い概要情報を削除するステップと、を更に有することを特徴とする請求項7に記載の記録媒体情報表示方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2011−166643(P2011−166643A)
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−29763(P2010−29763)
【出願日】平成22年2月15日(2010.2.15)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】