説明

記録装置

【課題】 高さ寸法を小さくし、さらにはサーマルヘッドがプラテンに加える荷重の長手方向の分布が均一となり、印字品質を安定させることができる。
【解決手段】 ロール紙を収納する記録装置本体に開閉自在に取り付けられた開閉部材を備え、この開閉部材に設けられたプラテン17に対向するサーマルヘッドが前記記録装置本体に取り付けられた記録装置において、前記サーマルヘッドは支持板34で揺動自在に支持されて、前記プラテン17に押し付け自在に構成されると共に、この支持板34は前記ロール紙を避けて後方位置まで延長し、この延長部21と前記記録装置本体との間に、前記サーマルヘッドを前記プラテン17に押し付ける力を与える付勢手段27を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉部材に設けられたプラテンに対向するサーマルヘッドが記録装置本体に取り付けられた記録装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、ロール紙を収納する記録装置本体に開閉自在に取り付けられた開閉部材を備え、この開閉部材に設けられたプラテンに対向するサーマルヘッドが前記記録装置本体に取り付けられた記録装置が知られている。
この種のものでは、プラテンが開閉部材に設けられているため、開閉部材を開閉してロール紙を装填したときに、プラテンとサーマルヘッドとの位置関係が変化してしまうことがあり、印字品質が不安定になることが起こり得た。これを解消するために、サーマルヘッドとプラテンとの位置関係を調整すべく、サーマルヘッドと記録装置本体との間の空間に配置されたばねで、サーマルヘッドをプラテンに押し付ける記録装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平11−151847号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、上述した構成では、サーマルヘッドと記録装置本体との間にばね及びばねの支持部品等を有するため、これらの部品を配置するための空間をサーマルヘッドと記録装置本体との間に確保しなくてはならない。そうなると、記録装置本体の高さ寸法が大きくなるが、これが大きくなると、例えば店舗等のレジ下の高さが低い狭隘な棚等に当該記録装置本体を収納することが困難になるという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、高さ寸法を小さくし、さらにはサーマルヘッドがプラテンに加える荷重の長手方向の分布が均一となり、印字品質を安定させることのできる記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、ロール紙を収納する記録装置本体に開閉自在に取り付けられた開閉部材を備え、この開閉部材に設けられたプラテンに対向するサーマルヘッドが前記記録装置本体に取り付けられた記録装置において、前記サーマルヘッドは支持板で揺動自在に支持されて、前記プラテンに押し付け自在に構成されると共に、この支持板は前記ロール紙を避けて後方位置まで延長し、この延長部と前記記録装置本体との間に、前記サーマルヘッドを前記プラテンに押し付ける力を与える付勢手段を設けたことを特徴とする。この構成では、サーマルヘッドと記録装置本体との間にばね等の付勢手段を配置する空間を設ける必要がないため、記録装置の高さ寸法を小さくすることができる。
【0005】
この場合において、前記サーマルヘッドの長手方向の中心点と、前記支持板の揺動支点と、前記付勢手段の力点とを、平面視で略一列に配置してもよい。本構成では、サーマルヘッドがプラテンに加える荷重の長手方向の分布を均一にすることができる。
【0006】
前記支持板は、前記サーマルヘッドを前記プラテンに押し付ける方向、及び前記サーマルヘッドを前記プラテンに押し付ける力の長手方向における分布を調節する方向に揺動自在に支持されていてもよい。本構成では、サーマルヘッドがプラテンに加える荷重の長手方向の分布を均一にすることができる。
【0007】
前記記録装置本体に、本体幅方向に延びる円柱状の支持軸が設けられ、この支持軸に当接する略円弧状の支点部を支持板に設けてもよい。本構成では、簡単な構成により、サーマルヘッドをプラテンに押し付ける方向、及びサーマルヘッドをプラテンに押し付ける力の長手方向における分布を調節する方向に揺動自在に支持することができる。
【0008】
前記支持板に側面板を設け、この側面板に支持軸が貫通する縦長の長孔を設け、この長孔は、横寸法が支持軸の外径と略同寸法であってもよい。本構成では、サーマルヘッドをプラテンに押し付ける方向、及びサーマルヘッドをプラテンに押し付ける力の長手方向における分布を調節する方向以外の動きを規制することができる。
【0009】
前記延長部は、下方に折り曲げられていてもよい。本構成では、延長部が下方に折り曲げられていることにより、付勢手段の力点を記録装置本体から離して下方に設けることができるため、付勢手段を配置する空間を大きくすることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、記録装置本体の高さ寸法を小さくすることができると共に、さらにはサーマルヘッドがプラテンに加える荷重の長手方向の分布が均一となり、印字品質を安定させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る記録装置の一実施形態が適用されたサーマルプリンタを示す斜視図である。この図に示す記録装置としてのサーマルプリンタ100は、ライン状に複数の発熱抵抗体が配置されたサーマルヘッド19(図3)により、主にロール状のサーマル紙(感熱紙)である記録媒体(以下、ロール紙とする。)の記録面に対して、文字や画像等の情報を記録するものである。
【0012】
上記サーマルプリンタ100は、図1に示すように、略箱形のメインケース1を備えており、このメインケース1は、前面の一部、背面、左右面、上面を形成している。サーマルプリンタ100の前面の右端には、ロール紙を送り出すときに操作される紙送りボタン6、サーマルプリンタ100の動作状態を報知するインジケータ5、サーマルプリンタ100の電源をON/OFFする電源スイッチ4等が配置されている。サーマルプリンタ100の前面には、フロントカバー(開閉部材)2が配置されている。
フロントカバー2は、メインケース1の前面の右端に設けられたレバー3を操作することにより、主にロール紙を装填する際等に開放される。
そして、フロントカバー2の上端と、メインケース1の上面前端との間には、ロール紙が排出される排紙口32が形成されている。
【0013】
サーマルプリンタ100は、メインケース1の中に、図2に示す記録機構部(記録装置本体)33を内蔵している。この記録機構部33は、上フレーム7、左サイドフレーム8、右サイドフレーム9、リアフレーム10を本体フレームとして備えている。左サイドフレーム8及び右サイドフレーム9は、互いに対向するように、記録機構部33の両側面に配置されている。そして、左サイドフレーム8と右サイドフレーム9との間には、上フレーム7、リアフレーム10、ロール紙ホルダ18(図3)等が掛け渡されている。
【0014】
ロール紙ホルダ18は、図3に示すように、記録機構部33の床面及び背面に延在して記録機構部33に装填されたロール紙(図示せず)を支えている。そして、このロール紙は、フロントカバー2(図1)が固定されるカバーフレーム11で、前方から支えられて記録機構部33に装填されている。
カバーフレーム11上部の外側には、可動刃13を内蔵したオートカッタユニット12が配置されており、オートカッタユニット12の上方には、排紙口32を挟んで、固定刃16が設けられている。この固定刃16は、記録機構部33の上部に設けられた固定刃支持フレーム30で支持されている。
ロール紙の先端縁は、可動刃13と固定刃16との間を通って排紙口32に延びている。そして、ロール紙を切断する際には、可動刃13が、固定刃16に向かって上方に揺動し、固定刃16と協働してロール紙を切断する。
【0015】
一方、カバーフレーム11上部の内側には、プラテン17が配置されている。このプラテン17は、ロール紙の搬送機構も兼ねている。プラテン17の軸部であるプラテン軸15は、カバーフレーム11の左右両端に支持されている。そして、プラテン17の上方からは、サーマルヘッド19がプラテン17に対向して配置されている。記録機構部33に装填されたロール紙は、可動刃13と固定刃16との間を通る前に、サーマルヘッド19とプラテン17との間を通り、サーマルヘッド19により文字や画像がロール紙に記録される。カバーフレーム11の下端は、左サイドフレーム8及び右サイドフレーム9に、ヒンジ14で支持されている。フロントカバー2を開放する際には、図4に示すように、カバーフレーム11がヒンジ14を支点に前方に開かれる。このとき、オートカッタユニット12とプラテン17とは、カバーフレーム11に配置されているため、カバーフレーム11と共に前方に開かれる。これにより、可動刃13及びプラテン17と、固定刃16及びサーマルヘッド19との間の間隔が遠ざかり、サーマルプリンタ100にロール紙を装填することができる。
【0016】
ロール紙をサーマルプリンタ100に装填する際には、まず、フロントカバー2(図1)と共にカバーフレーム11を開く。次に、ロール紙の端部を排紙口32から少し引き出しつつ、ロール紙をロール紙ホルダ18に収納する。そして、フロントカバー2を閉じると、図3に示すように、ロール紙が、プラテン17とサーマルヘッド19との間、及び可動刃13と固定刃16との間に挟みこまれ、ロール紙の装填が完了する。
サーマルプリンタ100を起動し、サーマルヘッド19が、ロール紙に文字や画像を記録すると、プラテン17が駆動することによりロール紙が排紙口32に向かって搬送される。そして、ロール紙の文字や画像が記録された部分が、排紙口32から外部に排紙されたところで、この記録された部分は、オートカッタユニット12により切り離される。
【0017】
本実施形態に係るサーマルヘッド19は、図3に示すように、記録機構部33に配置されたヘッドフレーム(支持板)34に配置され、このヘッドフレーム34は、サーマルヘッド19を支持する略Z字状のヘッド支持フレーム20と、このヘッド支持フレーム20にビス34aで一体に連結されたばね支持フレーム(延長部)21とで構成されている。
ヘッド支持フレーム20は、記録機構部33の前後方向一杯にロール紙を避けて延在しており、記録機構部33の後半部分で、ばね支持フレーム21がヘッド支持フレーム後部20bに配置されている。ヘッド支持フレーム20は、ヘッド支持フレーム後部20bの前端で、上方に略直角に折り曲げられた後に、前方に略直角に折り曲げられており、ヘッド支持フレーム前部20aは、ヘッド支持フレーム後部20bよりも一段高く位置している。ヘッド支持フレーム前部20aの下面前端には、サーマルヘッド19が配置されている。そして、その後方には、このサーマルヘッド19を制御するヘッドドライバ29と、ケーブルを介してヘッドドライバ29を制御基板(図示せず)に接続するためのヘッドコネクタ28が配置されている。
【0018】
ヘッド支持フレーム前部20aの左右端部は、図5に示すように、下方に略直角に折り曲げられて側面板31を形成し、この側面板31の前端にはプラテン軸ガイド36が設けられている。このプラテン軸ガイド36は、図3に示すように、サイドフレーム8,9の前部に設けられた軸受部35との協働によって、プラテン軸15を支持する。ここで、プラテン軸ガイド36には下向き傾斜面が形成され、軸受部35には上向き傾斜面が形成され、これら傾斜面に導かれて、プラテン軸ガイド36と軸受部35との間にプラテン軸15が挿入される。ここに挿入された後には、プラテン17の外周がサーマルヘッド19に当たり、プラテン軸15は軸受部35に押し付けられる。
【0019】
上記側面板31の後部には、後述するヘッド軸孔(長孔)24が設けられており、左サイドフレーム8と右サイドフレーム9との間に亘って配置された円柱状の支持軸(以下、ヘッド軸という。)23が貫通する。
ばね支持フレーム21の前部には、図5中で円弧状に上方に凸となり、かつ前後方向に延在して曲げられた支点部(揺動支点)22が形成されており、この支点部22は、ヘッド軸23に下方から当接している。ばね支持フレーム21の後部は、下方に略直角に折り曲げられており、折り曲げられた部分21aの下部には、ばね(付勢手段)27の一端を引っ掛け、ばね27の力点であるばね支持フレーム引掛け孔25が設けられている。
このばね27は、図3に示すように、上方に延出して、上フレーム7の後部に設けられた上フレーム引掛け孔26に引っ掛けられている。このばね27により、ヘッドフレーム34の後部は、ヘッド軸23と支点部22との当接部を支点に、上方に引っ張られる。そして、これにより、ヘッドフレーム34の前端に位置するサーマルヘッド19が、プラテン17に押し付けられる。
【0020】
前後方向に延在する支点部22を構成する円弧面と、ヘッド軸23を構成する円弧面とは、略直角に当接しており、点接触している。これにより、ヘッドフレーム34及びサーマルヘッド19は、支点部22を支点として、サーマルヘッド19をプラテン17に押し付ける方向、及びサーマルヘッド19の長手方向に押し付ける力を調節する方向に揺動自在に動くことができる。
ヘッド軸孔24は、図3に示すように、縦に長い孔であり、横寸法がヘッド軸23の外径と略同一寸法である。従って、ヘッドフレーム34の動きとしては、サーマルヘッド19をプラテン17に押し付ける方向、及びサーマルヘッド19の長手方向に押し付ける力を調節する方向以外への動きが規制される。
【0021】
図6は、ヘッドフレーム34を平面視した図である。
この図から明らかなように、サーマルヘッド19の長手方向の中心点38と、上述した支点部22と、ばね支持フレーム引掛け孔(ばね27の力点)25とが、平面視で略一列に配列されている。言い換えれば、サーマルヘッド19の両端間を結ぶ線L1を底辺とした二等辺三角形の頂点Qに上記支点部22を位置し、この支点部22と底辺の中心R(中心点38)を結ぶ線L2上にばね支持フレーム引掛け孔25を位置させる構成が採用されている。この構成では、ばね27のばね力が、サーマルヘッド19の長手方向の中心点38にほぼ確実に作用するため、サーマルヘッド19の長手方向に、プラテン17に対する均等な押し付け力が正確に付与される。
【0022】
この平面視での略一列配置と、上述した縦に長いヘッド軸孔24の機能との協働によって、ヘッドフレーム34及びサーマルヘッド19は、サーマルヘッド19の長手方向に押し付ける力を調節する方向に自由に動き、サーマルヘッド19は、プラテン17の位置に合わせてプラテン17に均等に押し付けられる。
このプラテン17は、図4に示すように、U字状の溝37に嵌っており、プラテン17のプラテン軸15が、上述したように、プラテン軸ガイド36と軸受部35との間に挿入された場合(図3参照)、プラテン17が、その軸線方向に傾斜して装着されることが起こり得る。この場合でも、本構成では、サーマルヘッド19が、プラテン17の位置に合わせてプラテン17に均等に押し付けられるため、サーマルヘッド19とプラテン17との密着性を向上させることができ、記録精度を向上させることができる。
【0023】
本構成では、サーマルヘッドの支持板が、ロール紙を避けて後方位置まで延長され、この延長部に、サーマルヘッドをプラテンに押し付けるための付勢手段の力点が設けられており、サーマルヘッド19と上フレーム7との間に付勢手段を配置するための空間を設ける必要がないため、上フレーム7の高さを低く抑えることができる。従って、小型化されたプリンタが提供され、このプリンタを、例えば店舗のレジ下の狭隘な棚等に簡単に配置することが可能になる。また、サーマルヘッドの中心点と、支持板が揺動する支点と、付勢手段の力点とが、サーマルヘッドの長手方向に略垂直な仮想面上にあるため、サーマルヘッドがプラテンに加える荷重の長手方向の分布を均一にすることができる。
【0024】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、ヘッドフレーム34は、円弧状の支点部22でヘッド軸23に点接触している構成となっているが、これに限らず、サーマルヘッド19をプラテン17に押し付ける方向、及びサーマルヘッド19の長手方向に押し付ける力を調節する方向に、ヘッドフレーム34が自由に揺動できる構成であれば、その接触支持構造は、他の如何なる構成であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の一実施形態に係る記録装置の外観を示す斜視図である。
【図2】記録機構部の斜視図である。
【図3】記録機構部の断面図である。
【図4】記録機構部のカバーフレームを開放した斜視図である。
【図5】ヘッドフレームの斜視図である。
【図6】ヘッドフレームの平面図である。
【符号の説明】
【0026】
2…フロントカバー(開閉部材)、14…ヒンジ、17…プラテン、19…サーマルヘッド、21…ばね支持フレーム(延長部)、22…支点部(揺動支点)、23…ヘッド軸(支持軸)、24…ヘッド軸孔(長孔)、25…ばね支持フレーム引掛け孔(力点)、27…ばね(付勢手段)、33…記録機構部(記録装置本体)、34…ヘッドフレーム(支持板)、38…中心点、100…サーマルプリンタ(記録装置)。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロール紙を収納する記録装置本体に開閉自在に取り付けられた開閉部材を備え、この開閉部材に設けられたプラテンに対向するサーマルヘッドが前記記録装置本体に取り付けられた記録装置において、
前記サーマルヘッドは支持板で揺動自在に支持されて、前記プラテンに押し付け自在に構成されると共に、この支持板は前記ロール紙を避けて後方位置まで延長し、この延長部と前記記録装置本体との間に、前記サーマルヘッドを前記プラテンに押し付ける力を与える付勢手段を設けたことを特徴とする記録装置。
【請求項2】
前記サーマルヘッドの長手方向の中心点と、前記支持板の揺動支点と、前記付勢手段の力点とを、平面視で略一列に配置したことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記支持板は、前記サーマルヘッドを前記プラテンに押し付ける力のヘッド長手方向における分布を調節する方向に揺動自在に支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記記録装置本体に、本体幅方向に延びる円柱状の支持軸が設けられ、この支持軸に当接する略円弧状の支点部が前記支持板に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の記録装置。
【請求項5】
前記支持板に側面板を設け、この側面板に支持軸が貫通する縦長の長孔を設け、この長孔は、横寸法が支持軸の外径と略同寸法であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の記録装置。
【請求項6】
前記延長部を下方に折り曲げ、この下端と前記記録装置本体との間に、前記付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の記録装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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