説明

誘導落雷方法、及び、それを用いた装置について

【課題】 落雷は、自然状態では、天地間の誘電状態が臨界に達すると、無作為に落雷していた。それをある高い確率で、目標とする落雷針に誘導落雷させる。
【解決手段】 天地間の誘電状態が臨界に達したとき、落雷の目標とする落雷針に、放電針から、微弱な人工落雷(放電)を印加し、誘導落雷させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
自然に発生する落雷を、高い確率で、目標とする落雷針に誘導落雷させる。
【背景技術】
【0002】
落雷は、天地間の誘電状態が臨界に達したとき、天地間に、無作為に放電される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
落雷は、自然状態では、無作為に落雷する。それを高い確率で、目標とする落雷針に誘導落雷させる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
予め、避雷針に当たる落雷針に、弱い人工落雷を印加することにより、落雷を誘導する。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、無作為に落雷するために、そのエネルギーを利用できなかった問題点を改善でき、ある高い確率で、誘導落雷できるので、落雷の電気エネルギーを利用することができるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
天地間の誘電状態が臨界に達したとき、落雷針に、放電針から、微弱電流の人工落雷(放電)を印加し、目標とする落雷針に誘導落雷させる。
【産業上の利用可能性】
【0007】
落雷針とアースの間に、発電設備や、水素ガス発生装置を配置し、落雷の瞬間的莫大な電気エネルギーを、使用可能なエネルギー状態に変換し、エネルギー源として活用する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 本考案による実施例
【符号の説明】
【0009】
(1)落雷針(避雷針)、(2)放電針、(3)発電装置、又は、水素ガス発生装置
(4)スイッチ、(5)高電圧印加電源、(6)アース、(7)電線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(1)誘導落雷を行うとき、予め、避雷針に当たる落雷針に、弱い人工落雷(放電)を印加することにより、落雷を誘導すると言う誘導落雷方法、及び、それを用いた装置について。

【図1】
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【公開番号】特開2007−149622(P2007−149622A)
【公開日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−368756(P2005−368756)
【出願日】平成17年11月25日(2005.11.25)
【出願人】(505418331)
【Fターム(参考)】