説明

調合弁と、該調合弁と流体密閉的に接続されたパウチとからなるアセンブリ

アセンブリ10であって、加圧流体、発泡体、ゲル等を調合する調合弁(11)と、この調合弁と流体密閉的に接続され可撓性膜材で製作されており、容器カバー(13)で封止可能な開口部(14)を経由して外側容器内で取換可能なパウチ(12)とを備えている。前記調合弁(11)は、容器カバー(13)に形成されたカバー開口部(17)の縁部(16)に流体密閉性を持って搭載可能な弁体(18)を有し、パウチ開口部(19)を通過している吐出チューブ(20)は、弁体(18)と流体密閉的な接続が可能であり、吐出チューブ(20)は、パウチ(12)内のパウチ開口部(19)の周りに延びているディスク状、特に円筒キャップ状の幅広部(21)を有している。パウチ(12)は、パウチ開口部(19)に接している環状ディスク(22)の中間配置により、吐出チューブ(20)の幅広部(21)に抗して支持されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1記載の従来技術に基づき、加圧流体、発泡体、ゲル等を調合する調合弁と、該調合弁と流体密閉的に接続された可撓性膜材のパウチとからなるアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
前記アセンブリは、本出願人の欧州特許第0697348号明細書によって知られている。この特許明細書は、特に、調合チューブが軸方向での変位ができるように弁体に搭載されている調合弁の好ましい構造を開示しており、更に詳しくは、弾力性部材、特に螺旋状圧縮バネの作用に抗して閉の位置から流体調合位置へ調合チューブが変位できるように弁体に搭載されている構成を開示している。カバー開口部の縁部と弁体との間において調合チューブは、調合チューブ又は調合弁が閉じられる際にリング状封止材によって調合チューブ内の吐出チャネルへの通路が閉鎖されるように、ゴム製リング状封止材又は同様な弾性封止材に緊密に囲まれている。また、パウチ内に吐出チューブが配置され、これが、パウチ膜材を通過すると共に封止リングの中間配置により、パウチの内部と調合弁の弁体との間に流体接続が得られるように、調合弁の弁体に接続可能となっている。ここで、吐出チューブ及び/又は弁体は、耐破裂性材料、特に有機媒体が浸透しない材料によって構成されている。そして、吐出チューブは、ディスク状の幅広部を有し、特に、パウチ内で前記パウチ開口部の周りに延びている円筒キャップ形状を有する幅広部を有する。その結果、パウチ膜材は、吐出チューブの内部から離れた状態に維持される。これは、パウチへの充満及びパウチからの流体分配にとって共に重要である。
【0003】
充満状パウチによる滴下テストは、パウチが吐出チューブ或いはその幅広部に直接に固着されるとき、このパウチがパウチ開口部の周辺で破れる可能性がある。この問題を回避するため、パウチ膜材は、円筒キャップ状幅広部の外縁にも固着されている。しかし、このような対応は、比較的に複雑であり、おそらく100%の破損防止にならない。
【0004】
【特許文献1】欧州特許第0697348号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上述したパウチ膜材の弱点及び、吐出チューブと弁体との関連における弱点を解消するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題は、請求項1に記載された本発明の特徴部分によって解決されており、好ましい構造の詳細は、従属請求項に記載されている。
【0007】
本発明の特徴は、吐出チューブが弁体との流体密閉的なインターロック係合に入る前に通過するパウチ開口部の外縁を追加的に補強することにある。好ましくは、パウチは、パウチ開口部に接している環状ディスクの中間配置により、吐出チューブの幅広部に抗して支持されている。
【0008】
上述した構成によれば、前記パウチ開口部は、パウチの内側で好ましくはパウチ膜材に固着された環状ディスクによって安定される。従って、本発明の構成では、環状ディスクもパウチ膜材に固着しやすい材料、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド等で構成されている。このように、パウチの内部から本発明により安定された外部へ延びるように吐出チューブを通すパウチ開口部により、上述した破損は滴下テストで発生しなくなる。
【0009】
このましくは、パウチ膜材は、先に固着された環状ディスクと共に、パウチ膜材が縁部に固着されて流体密閉性のパウチを形成する前に、吐出チューブに位置される。更に、パウチの内部に配置された吐出チューブの幅広部に環状ディスクを固着或いは接着することも可能である。また、上述した組立方法とは別に、パウチ開口部に接している環状ディスクによって、パウチからの吐出チューブ用の通路が安定されるので、滴下テストでの破損が発生しなくなる。そして、ここで言及すべきなのは、パウチ膜材を幅広部に固着する従来技術は、パウチを充満した後のパウチ膜材に比較的に高い応力を生じさせ、これは、後に滴下テストで解除されて上記の破損を生じさせる。
【0010】
また、従来技術と同じく、弁体が外側容器の内部に対して流体密閉性を持ってパウチの内部に流体接続可能であるように、吐出チューブの、パウチ開口部を通過している部分を、好ましくは弁体の対応開口部の所定位置にロックし、特にそのベースにロックする。
【0011】
更に、従来技術と同じく、調合弁の弁体及び、幅広部を含む吐出チューブは、好ましくは、非常に強い耐破損性を有するポリアセタールから構成される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
次に、図面を参照しながら、本発明に係るアセンブリの好ましい実施形態を詳細に説明する。
【0013】
図1〜図4は、調合弁11と、該調合弁と流体密閉的に接続されたパウチ12とからなるアセンブリ10を示している。外側容器15は、例えば錫板又はプラスチック材で構成されていてパウチ12を囲むことで、両部材間に受けチャンバーが形成されている。この容器15は、その上端部において開口部14を有し、パウチ12がこの開口部14を経由して容器15に挿入され、更に調合弁11がこの開口部14を経由して挿入された状態で容器15の内壁から突出している。この開口部14は、通常カバー13によって閉じられ、そしてカバー開口部17は、カバー13に形成されている。調合弁11の弁体18は、その縁部16によってカバー開口部17に保持されており、これにより調合弁11と結合した調合チューブ25は、カバー開口部17を通過している。従って、調合チューブ25は、外部からも作動可能である。
【0014】
このように、パウチ12及び容器15によって2-チャンバー型パッケージが構成され、パウチ12(本実施例)がペースト状充填剤で充満され或いは充満可能となっており、容器15は、圧力媒体例えば空気又はブタンで充満され或いは充満可能となっている。
【0015】
第1例として、次にも詳細に述べるように、パウチ及び容器への内容物は、調合弁1を介してそれぞれパウチ及び容器に導入される。その際、パウチ12は、容器15内で膨張し容器容積のほぼ全体を占める。パウチを空にするとき、パウチの内容物は調合弁11を介して排出可能であり、更に詳しくは、調合チューブ25を経由して排出される。従って、容器15内の圧力媒体は膨張する。
【0016】
パウチ12は、複数の層で構成された可撓性膜材によって形成される。本実施例の場合、前記膜材は三層の膜を有して構成され、これら三層の膜は、つまり外側のポリアミド層又はポリエステル層、中間のアルミニウム層、内側のポリエチレン層又はポリプロピレン層である。
【0017】
パウチ12は、実質上、容器15の内部全長に沿って延びており、特に、縁部に対して折り畳まれて固着あるいは封止された前述の膜材によって形成されている。
【0018】
次に述べるように、パウチ12は、調合弁11の部分で流体密閉性を有するように維持されている。
【0019】
弁体18は調合チューブ25を収容しており、この調合チューブは、閉の位置と開の位置との間で軸方向に沿って変位可能に搭載されて螺旋状圧縮バネ26に抗して閉の位置から移動可能である。ここで、螺旋状圧縮バネ26は、その一端では弁体18の下部弁座に支持されており、他端では調合チューブ25自身に支持されている。
【0020】
カバー開口部17の縁部16と弁体18との間には、調合チューブ25を流体密閉的に囲むゴム製リング状封止材27が設けられている。このリング状封止材27は、トップが開放状態の円筒状弁体18のトップ部分を閉鎖することによって二つの作用を有する。その一、材料がパウチから弁体の内部を経てうっかり放出されるのを防ぐ。その二、容器内部からの媒体が外部環境へうっかり放出されるのを防ぐ。螺旋状圧縮バネ26の作用と反対の方向に調合チューブ25を作動させることによって、図4に示す通路28が開放されて、弁体18の上部外縁が内側のリング状封止材27から離脱される。この場合、流体用の接続状態は、調合チューブ25の吐出チャネル29と弁体内部との間に形成される。これはまた、次に述べるように、パウチの内部と流体接続されており、図4に示す対応の流体矢印によって理解可能である。
【0021】
弁体18は、その下端部(図示のように)において、弁体18の内部キャビティへの通路を形成するボア31を有する。また、このボア31を通過するように、完全挿入状態にロックされる吐出チューブ20又は該チューブの一部が導入されている。このロック作用は、前記チューブの調合弁側端部において形成された半径方向の外向き突起環状フランジによって得られる。このフランジは、搭載されている弁体14内のボア31の後ろでロック係合に入っている。
【0022】
前記チューブ20は、弁体18のボア31に導入される前、パウチ膜材の開口部を介して挿入されるので、パウチ12は、更なる封止リング24の中間配置により、吐出チューブ20と弁体18との間に把持される。また、中間的に配置されたこの封止リング24によって、容器内部に対する完全な封止が得られる。
【0023】
また、パウチ内に位置された吐出チューブ20は、パウチ12に隣接する円筒キャップ状幅広部21を有し、この幅広部21は、吐出チューブ20と弁体18との間に把持されたパウチ膜材用の環状ディスク状の支持表面を形成している。この際、パウチの破損危険性を軽減するために、パウチ開口部19を固定して内側に安定させ、つまり環状ディスク22によってパウチ12の内側に固定する。パウチ開口部19を固定する環状ディスク22は、パウチ膜材に固定しやすい材料で形成されており、パウチ開口部19の周りに固定される。好ましくは、環状ディスク22は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、又は類似の材料から構成される。
【0024】
従って、パウチ12に面する弁体18又は弁座は支持されており、環状ディスク22の中間配置によってパウチ開口部19が円筒キャップ状幅広部21に対して固定されて、パウチ内部と弁体18の内部との間における流体密閉性封止は、前記封止リング24によって確保される。ここで、吐出チューブ20とボア31内の弁体18との間のインターロック係合は、軸方向バイアスで行われるが、この軸方向バイアスは、ゴム等で製作された封止リング24によって持続的に得られる。
【0025】
円筒キャップ状幅広部21と、パウチの内部まで続く吐出チューブ20との間に、パウチの内部に向う(図4の底部に向う)環状スペース32が形成されている。
【0026】
上述したように、調合弁11、つまり弁体18と調合チューブ25と吐出チューブ20は、破損に強く有機媒体が透過しない材料で製作されている。このような材料は、例えばポリアセタールである。
【0027】
一方、封止リング24は、パウチの材料、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等に固定しやすい材料で形成されている。
【0028】
上述した構成によって、高い耐破損性が得られ、更に、容器とパウチとの間の媒体相互流動が防止される。そして、調合弁11内のパウチの持続封止及び、パウチと調合弁との間の持続的な接続が確保される。最後に、封止リング24によって、比較的に高い応力(滴下テスト)があっても、そしてこのパウチが円筒キャップ状幅広部21の外周に追加固着されていなくても、パウチ開口部19が破損されない。即ち、本発明はこの追加固着を必要としない。その結果、幅広部21とパウチ膜材との間に良好な固着接続を確保するために円筒キャップ状幅広部21の外周に適切な塗布層を形成する必要性もない。
【0029】
吐出チューブ20の下端部は、パウチ12のベース近傍まで延びている垂直パイプ33に隣接されている。この垂直パイプ33は、パウチ12を安定させるために用いられ、特に、パウチ12を容器15に導入されるときに用いられる。
【0030】
次に、パウチ12と容器15との間の中間チャンバー或いはパウチ12の内部を簡単に説明する。
【0031】
図3に示すように、容器15の充満に用いられる間詰めキャップ34は、調合弁11又は容器15の上端部に装着され、その封止作用は、間詰めキャップ34及びカバー13と間詰めキャップ34及び調合チューブ25との間に介在されたリング状封止材によって得られる。また、調合チューブ25がカバー開口部17から突出する区域に媒体が導入できるように流動経路が間詰めキャップ34に形成されている。このように媒体が加圧状態で、間詰めキャップ34に形成された流動経路を介して供給された場合、図3に示すように、リング状封止材27は下方へ押圧され、或いはカバーエッジ16から容器の内部へ押圧される。このように、流動経路がリング状封止材27とカバー13との間に形成され、実質上、弁体18とカバー13との間に形成される。このような流動経路によって、間詰めキャップ34と容器内部との間に流体接続が形成されるので、間詰めキャップ34を介して供給された媒体は容器15へ導入可能となる。この場合、推進剤又はガスが容器の内部に導入されるが、好ましくは、空気、ブタン或いは環境的に優しい他の推進剤が導入される。なお、前記流動経路は、図3の符号35によって示されている。
【0032】
パウチ12を充満するには、調合チューブ25と間詰めキャップ36との間に封止状態を形成させるリング状封止材を有する(図4に示す)間詰めキャップ36が用いられる。この間詰めキャップ36を装着すると、調合チューブ25は、圧縮バネ26と反対の方向に沿って閉の位置から開の位置へ移動される。この位置で吐出チャネル29は、弁体18の内部と流体接続されており、そして弁体18の内容物は、吐出チューブ20を介してパウチ12の内部へ放出される。この放出は、一方では垂直パイプ33の下端、つまりパウチ12の下部区域で行われ、他方ではパウチ12の上部における環状チャンバー32の区域にある吐出チューブ20の横方向開口部37で行われる。
【0033】
パウチ12と容器との間の中間チャンバーは、ブタンで充満される。なお、イソペンテンを含有するゲルがパウチへ導入される場合、有機媒体が上述したアセンブリで対流することが発生しない。従って、装置全体の操作できない事態を招く圧力均等化が発生しない。
【0034】
パウチを空にするとき、調合チューブ25は、螺旋状圧縮バネ26の作用に抗して下方へ押圧されるので、パウチの内容物が排出されて容器内の加圧ガスが膨張する。
【0035】
このアセンブリにより、調合弁及びパウチが共に耐破損性および耐破裂性を有する装置が得られるようになる。
【0036】
なお、シンプルな実施例としては、円筒キャップ状幅広部21は、吐出チューブ20へ横断して延びておりパウチ用又はパウチに固着された環状ディスク22用の環状ディスク状支持表面を形成するシンプルなディスクによって、取り替えられることも可能である。
【0037】
本願書類によって開示された全ての特徴は、従来技術の単独或いは組合せを見て新規である限り、本発明の重要部分としてクレームされている。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】図1は、容器内に位置されたアセンブリの側面図であり、この容器は長手方向の断面図に示されている。
【図2】図2は、図1に対応する図であり、容器内に配置されたパウチは、調合弁の区域において部分的に断面され、調合弁はこの断面に示されている。
【図3】図3は、断面図の一部詳細を示す拡大図であり、特に弁体は断面拡大されており、容器の内部を充満する間詰めキャップは、調合弁に位置されている。
【図4】図4は、図3と同じように断面図の一部詳細を示す拡大図であり、パウチの内部における吐出チューブも断面図にて示され、パウチを充満する充満機構が調合弁に配置されている。
【符号の説明】
【0039】
10 アセンブリ
11 調合弁
12 パウチ
13 カバー
14 開口部
15 外側容器
16 カバー開口部の外縁
17 カバー開口部
18 弁体
19 パウチ開口部
20 吐出チューブ
21 幅広部(ディスク状又は円筒キャップ状)
22 環状ディスク
24 封止リング
25 調合チューブ
26 螺旋状圧縮バネ
27 リング状封止材
28 通路
29 吐出チャネル
30 流体矢印
31 ボア
32 環状スペース
33 垂直パイプ
34 間詰めキャップ
35 流動経路
36 間詰めキャップ
37 横方向開口部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アセンブリ10であって、加圧流体、発泡体、ゲル等を調合する調合弁(11)と、この調合弁と流体密閉的に接続され可撓性膜材で製作されており、容器カバー(13)で封止可能な開口部(14)を経由して外側容器内で取換可能なパウチ(12)とを備え、前記調合弁(11)は、容器カバー(13)に形成されたカバー開口部(17)の縁部(16)に流体密閉性を持って搭載可能な弁体(18)を有し、パウチ開口部(19)を通過している吐出チューブ(20)は、弁体(18)と流体密閉的な接続が可能であり、吐出チューブ(20)は、パウチ(12)内のパウチ開口部(19)の周りに延びているディスク状、特に円筒キャップ状の幅広部(21)を有しており、
前記吐出チューブ(20)が通過しているパウチ開口部の外縁は、特にパウチ開口部(19)に接している環状ディスク(22)によって補強されていることを特徴とするアセンブリ。
【請求項2】
パウチ開口部(19)に接している環状ディスク(22)は、パウチ膜材に固定しやすい材料で構成され、パウチ開口部(19)を安定させるため該パウチ開口部(19)の周りに固定されていることを特徴とする請求項1記載のアセンブリ。
【請求項3】
パウチ開口部(19)に接している環状ディスク(22)の内径は、吐出チューブ(20)の、パウチ開口部(19)を経由して外側に延びている部分の外径より大きくなっていることを特徴とする請求項1又は2記載のアセンブリ。
【請求項4】
パウチ開口部(19)に接している環状ディスク(22)は、パウチの内側でパウチに固定されていることを特徴とする請求項2又は3記載のアセンブリ。
【請求項5】
パウチ開口部(19)の縁部補強は、パウチ膜材の縁部を折り畳み或いは巻き上げると共に、折り畳んだ部分を熱可塑的に安定させることによって得られることを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載のアセンブリ。
【請求項6】
パウチ開口部(19)に接している環状ディスク(22)は、吐出チューブ(20)のディスク状幅広部(21)に固着されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載のアセンブリ。
【請求項7】
吐出チューブ(20)の、パウチ開口部(19)を通過している部分は、弁体(18)が外側容器(15)の内部に対して流体密閉性を持ってパウチ(12)の内部に流体接続可能であるように、弁体(18)の対応ボア(31)の所定位置にロック可能であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか記載のアセンブリ。
【請求項8】
吐出チューブ(20)の周りに延びている封止リング(24)は、弁体(18)とパウチ(12)との間に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか記載のアセンブリ。
【請求項9】
調合弁(12)の弁体(18)及び、幅広部(21)を含む吐出チューブ(20)は、ポリアセタールで構成され、パウチ膜材に固着しやすい環状ディスク(22)は、ポリエチレン、ポリプロピレン、又は類似の材料から構成されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか記載のアセンブリ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2006−524613(P2006−524613A)
【公表日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−505221(P2006−505221)
【出願日】平成16年4月21日(2004.4.21)
【国際出願番号】PCT/EP2004/004231
【国際公開番号】WO2004/096665
【国際公開日】平成16年11月11日(2004.11.11)
【出願人】(505335913)コスター テクノロジー スペシヤリ ソチエタ ペル アチオーニ (1)
【氏名又は名称原語表記】COSTER TECNOLOGIE SPECIALI S.P.A.
【住所又は居所原語表記】VIALE TRENTO,2,I−38050 CALCERANICA AL LAGO ITALY
【Fターム(参考)】