説明

超音波探触子

【課題】電気機械変換による圧電素子の熱を十分に伝熱して放熱し、圧電素子の温度上昇を抑制した超音波探触子を提供する。
【解決手段】駆動電極3(ab)が両主面に形成された超音波発生用の圧電素子1と、前記圧電素子1の一主面側に形成された音響整合層6と、前記圧電素子1の他主面側に取着されたバッキング材2と、前記バッキング材2の下面に設けられた放熱用基台8と、前記圧電素子1の少なくともいずれかの主面と前記放熱用基台8とを熱的に結合する伝熱用の金属薄板とを備えた超音波探触子において、前記伝熱用の金属薄板は前記圧電素子1の一端側から中央を越えた他端側にまたがって面接合した構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は超音波の発生源である圧電素子の温度上昇を抑制した超音波探触子を技術分野とし、特に温度上昇の抑制効果を高めた超音波探触子に関する。
【背景技術】
【0002】
(発明の背景)
超音波探触子(圧電素子)は、電気エネルギーから機械的振動エネルギーへの変換時に熱を発生することから、例えば材料の熱劣化からくる強度不足による信頼性の低下、あるいは特性変動による品質の低下を生ずる。さらに、医用では、生体の皮膚への低温火傷など安全性の問題を生じる。このようなことから、例えばその一つに本出願人による後述の特許文献1や同2がある。
【0003】
(従来技術の一例)
第4図はこの種の従来例を説明する超音波探触子の図で、同図(a)は一部破断とした長軸方向の断面図、同図(b)は同短軸方向の断面図である。
【0004】
超音波探触子は、短冊状とした複数の圧電素子1が幅方向に並べられ、バッキング材2上に列設する。この場合、圧電素子1の幅方向が超音波探触子の長軸方向、同長さ方向が短軸方向となる。そして、長軸方向に例えばセクタ駆動やリニア駆動される。
【0005】
圧電素子1は両主面に駆動電極3(ab)を有し、超音波の送受波面となる一主面の駆動電極3aはアース電位として接地される。バッキング材2側となる他主面の駆動電極3bは連続したパルス電圧が印加される。なお、一主面の駆動電極3aを便宜的にアース電極3aとし、他主面の駆動電極3bを信号電極3bとする。これにより、アース電極3a側が生体に当接するので、安全性を高める。そして、信号電極3bに生体からの反射波に基く電気信号を得る。
【0006】
これらの場合、他主面の信号電極3bは、圧電素子1の両端側でのバッキング材2との間に設けたフレキシブル基板4の信号線路4bに接続して、交互(千鳥状)に導出される。また、一主面のアース電極3aは例えば圧電素子1の他端側で導線5によって共通接続され、フレキシブル基板4の図示しないアース線路に接続する。
【0007】
あるいは、信号電極3bはバッキング材2との間に設けた図示しないAg等からなる金属薄板を介在させて、フレキシブル基板4の各信号線に導線によって接続する。この場合、金属薄板はフレキシブル基板4よりも柔軟なので、圧電素子1に対する機械的変形を抑止して振動特性を良好にする(特許文献3)。
【0008】
通常では、圧電素子1の一主面上には音響整合層6を、さらに音響レンズ7を設けてなる。音響整合層6は圧電素子1と生体との音響インピーダンスの整合を計り、超音波の伝播損失を抑制する。音響整合層6の厚みは超音波周波数のλ/4分として尾引き(所謂リンギング)を防止する。一般には、順次に生体の音響インピーダンスに接近する二層とする。音響レンズ7は圧電素子1の長さ方向(超音波探触子の短軸方向)に曲率を有し、同方向での超音波を曲率に基く位置に収束させる。
【0009】
そして、特許文献1や2等では、バッキング材2の下面に例えば金属製(Al等)とした放熱用基台8を設けて、上記構成の探触子本体を放熱用基台8上に保持する。そして、圧電素子1の長さ方向における一端側の例えば一主面上に第1金属薄板9aとした熱伝導材(Ag)の一端側を導電性接着剤や半田等によって面接合する。
【0010】
さらに、放熱用基台8の下面及び外周面に接合した例えばCuとする第2金属薄板9bに、第1金属薄板9aの他端側を同様に接合して熱的に結合する。さらに、特許文献2では放熱用基台8に図示しないケーブルを接続して、放熱用基台8の熱を外部に導出する。
【0011】
これらにより、電気信号から機械的振動への変換時等に生ずる圧電素子1からの熱を放熱用基台8に放熱する。そして、ケーブルの伝熱線によって外部に放出する。材料の熱劣化からくる強度不足による信頼性の低下、あるいは特性変動による品質の低下や生体の皮膚への低温火傷などを防止する。
【特許文献1】特開平5−244690号公報
【特許文献2】特開平3−203290号公報
【特許文献3】特開平11−309143号公報(段落0004〜0005)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
(従来技術の問題点)
しかしながら、上記構成の超音波探触子では、圧電素子1における送受波面となる一主面の一端側のみから伝熱するので、即ち、一主面の一端側のみに第1金属薄板9aを当接して伝熱するので、圧電素子1の中央から他端側にかけての熱が十分に伝熱されない。
【0013】
この場合、例えばスパッタによるAuとしたアース電極3aよって、圧電素子1の一端側に伝熱されるが、電極厚みは数十nmÅのオーダーとして極めて小さい。また、アース電極3aをAgとした場合は、付着力強度の点からガラスを混入して焼付けによって形成されるので熱伝導率が低下する。したがって、いずれの場合でも十分に伝熱しきれない。
【0014】
さらに、特許文献1や2では、圧電素子1のいずれか一方の主面のみから伝熱するので、この点においても、圧電素子1の熱を十分に伝熱し切れない。これらのことから、電気機械変換による圧電素子1の熱がこもって、音響整合層6や接着剤等の周辺に対する悪影響を十分に解消できない問題があった。
【0015】
(発明の目的)
本発明は電気機械変換による圧電素子の熱を十分に伝熱して放熱し、圧電素子の温度上昇を抑制した超音波探触子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明は、特許請求の範囲(請求項1)に示したように、駆動電極が両主面に形成された超音波発生用の圧電素子と、前記圧電素子の一主面側に形成された音響整合層と、前記圧電素子の他主面側に取着されたバッキング材と、前記バッキング材の下面に設けられた放熱用基台と、前記圧電素子の少なくともいずれかの主面と前記放熱用基台とを熱的に結合する伝熱用の金属薄板とを備えた超音波探触子において、前記伝熱用の金属薄板は前記圧電素子の一端側から中央を越えた他端側にまたがって面接合した構成とする。
【発明の効果】
【0017】
このような構成であれば、電極導出用の金属薄板を熱伝導性として圧電素子の一端側から中心よりも他端側にまたがって当接するので、いわば全面的に当接するので、電気機械変換による圧電素子の熱を伝熱し易くする。
【0018】
(実施態様項)
本発明の請求項2では、請求項1において、前記伝熱用の金属薄板は前記圧電素子の一主面側に面接合する。これにより、本発明の構成をさらに具体的にするとともに、この場合は金属薄板は生体に当接する圧電素子の一主面側の熱を伝熱するので、特に低温火傷に対して安全性を高める。
【0019】
同請求項3では、請求項1において、前記伝熱用の金属薄板は前記圧電素子の他主面側に面接合して前記駆動電極の電極導出を兼用し、前記金属薄板は前記放熱用基台に絶縁性熱伝導材を介在して熱的に結合する。この場合は、電極導出用の金属薄板は絶縁性熱伝導材を介在して放熱用基台に熱的に結合するので、金属薄板を伝熱用に兼用できる。
【0020】
同請求項4では、請求項1において、前記伝熱用の金属薄板は前記圧電素子の一主面側に面接合して前記放熱用基台に熱的に結合するとともに、前記伝熱用の金属薄板は前記圧電素子の他主面側にも面接合して前記駆動電極の電極導出を兼用しかつ前記放熱用基台に絶縁性熱伝導材を介在して熱的に結合する。この場合は、圧電素子の両主面側に伝熱用の金属薄板が接合するので、圧電振動子の熱が両主面側から伝熱されるので、伝熱効果が最も高まる。
【0021】
同請求項5では、請求項1、2又は3において、前記伝熱用の金属薄板は前記圧電素子から放射される超音波周波数のλ/20以下の厚みとする。この場合は、圧電素子の例えば送受波面側となる一主面側に金属薄板を全面的に設けても、超音波の波長に対して無視できる程度の厚みなので超音波の伝播損失を生じることがない。なお、音響整合層の厚みはこれらを考慮して全体としてλ/4に設定される。
【0022】
また、他主面側に設けた場合でも、超音波の波長に対して無視できる程度の厚みなので、反射波を生ずることなく透過する。これにより、散乱・吸収等によって超音波の反射を抑止するバッキング材の効果を妨げることはない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
(第1実施形態)
第1図は本発明の一実施形態を説明する超音波探触子の短軸方向の一部破断の断面図である。なお、前従来例と同一部分には同番号を付与してその説明は簡略又は省略する。
【0024】
超音波探触子は、前述したようにアース電極3a及び信号電極3bを有する圧電素子1をバッキング材2上に固着し、音響整合層6及び音響レンズ7を一主面側となる送受波面側に設ける。そして、圧電素子1の信号電極3bを両端側からフレキシブル基板4によって交互に導出した探触子本体を、放熱用基台8上に設けてなる。ここでは、超音波周波数を2.0MHzとする。
【0025】
そして、この実施形態では、圧電素子1の一主面側の一端側から中央を越えて他端側にまたがって、熱伝導材としての第1金属薄板9aを設けて、音響整合層6との間に介在させる。そして、前述のように、放熱用基台を周回する第2金属薄板9bに接合する。第1金属薄板9aの厚みは約30μmとし、超音波周波数の波長λに対して約1/100とする。
【0026】
この場合、第1金属薄板9aは例えばバッキング材2上に固着された図示しない圧電板上に導電性接着剤等によって接合した後、圧電板とともに一体的に切断・分割される。これにより、個々の圧電素子1上にそれぞれ第1金属薄板9aが設けられる。その後、分割溝に充填材を埋設した後、コーティングや貼着によって二層とした音響整合層6が形成される。
【0027】
このような構成であれば、発明の効果の欄でも記載するように、伝熱用の第1金属薄板9aは圧電素子1の一端側から中心よりも他端側にまたがって当接し、いわば全面的に当接する(熱的に結合する)。したがって、電気機械変換による圧電素子1での発生熱を伝熱し易くし、第2金属薄板9bを経て放熱用基台8に放熱できる。そして、第1金属薄板9aは生体に当接する圧電素子1の一主面側の熱を伝熱する。したがって、特に低温火傷に対して安全性を高める。
【0028】
また、ここでは、第1金属薄板9aの厚みは約30μmとするので、導電性接着剤の厚みを加味しても極めて薄い。したがって、送受波時の超音波は難なく透過するので、伝播損失を無視できる。この例では、超音波周波数を2.0MHzの低周波とするので、第1金属薄板9aの厚みを相対的に小さくできる。
【0029】
なお、現実的には超音波周波数の波長λに対して1/20以下であれば、伝播損失を無視できる。したがって、第1金属薄板9aの厚みをこの範囲内で大きくすれば、さらに伝熱効果を高められる。この点は、以降の実施形態でも同様である。
【0030】
(第2実施形態)
第2図は本発明の第2実施形態を説明する超音波探触子の図で、同図(a)は短軸方向の断面図、同図(b)は一部断面とした長軸方向の側面図、同図(c)は製造時の平面図である。なお、前実施形態と同一部分の説明は省略又は簡略する。
【0031】
第2実施形態では、圧電素子1の他主面側(バッキング材側)に熱伝導用の金属薄板9を設ける。すなわち、第2実施形態では、圧電素子1の他主面側(信号電極3b)の一端側から中央を越えて他端側にまたがる第3金属薄板9cを奇数番目に、他端側から中央を越えて一端側にまたがる第4金属薄板9dを偶数番目に設ける。そして、圧電素子1の両端側から交互に第3及び第4金属薄板9(cd)を導出する。
【0032】
バッキング材2及び放熱用基台8の両側面には絶縁性熱伝導材例えば熱伝導板10が接着剤によって接合する。圧電素子1の両端側から交互に導出された第3及び第4金属薄板9(cd)は熱伝導板10の上端側に固着される。また、熱伝導板10の下端側にはフレキシブル基板4の先端側が固着される。そして、第3及び第4金属薄板9(cd)とフレキシブル基板4の信号線4bとが導線(Ag等)11によって接続される。
【0033】
ここでは、例えばバッキング材2上に電極指9(mn)が交互に延出した一体化金属薄板9Xを圧電板1Aの下面に導電性接着剤等によって接合する。そして、バッキング材2上に圧電板1Aに接合した一体化金属薄板9Xを固着する。そして、圧電板1Aとともに一体化金属薄板9Xを切断分割し、個々の圧電素子2及び各金属薄板9(cd)を得る。
【0034】
このような構成であれば、第1実施形態と同様に、電極導出用の第3及び第4金属薄板9(cd)は圧電素子1の一端側(他端側)から中心よりも他端側(一端側)にまたがって当接し、いわば全面的に当接する(熱的に結合する)。したがって、電気機械変換による圧電素子1での発生熱を伝熱し易くし、熱伝導板10経て放熱用基台8に伝熱できる。
【0035】
そして、ここでは、例えばAlとした金属性の放熱用基台8と第3及び第4金属薄板9(cd)とを絶縁性熱伝導材(熱伝導板10)を介在させて熱的にのみ結合して電気的には遮断される。したがって、第3及び第4金属薄板9(cd)は各圧電素子1の信号電極3bの導出用として伝熱用に兼用できる。
【0036】
(第3実施形態)
第3図は本発明の第3実施形態を説明する超音波探触子の短軸方向の断面図である。なお、前実施形態と同一部分の説明は省略又は簡略する。
【0037】
第3実施形態で圧電素子1の両主面(音響整合層及びバッキング材側)に熱伝導用の金属薄板9を設ける。すなわち、第3実施形態では、前第2実施形態と同様に、圧電素子1の他主面側(信号電極3b)の一端側(他端)から中央を越えて他端側(一端側)にまたがる第3及び第4金属薄板9(cd)を交互に設ける。
【0038】
第3及び第4金属薄板9(cd)は、圧電素子1の両端側から交互に導出し、両側面の絶縁性熱伝導材(第1熱伝導板)10(ab)に接合する。そして、第1実施形態と同様に、圧電素子1の一主面上に一端側から中央を越えて他端側にまたがる第1金属薄板9aを設ける。第1金属薄板9aは圧電素子1の一端側に導出した第3金属薄板9c上に設けられた第2熱伝導板10cに接合する。
【0039】
このような構成であれば、第2実施形態と同様に、第3及び第4金属薄板9(cd)は圧電素子1の他主面側に全面的に当接して熱的に結合し、第1熱伝導板10(ab)を経て放熱用基台8に伝熱される。さらに、圧電素子1の一主面側においても第1金属薄板9aが全面的に結合し、第1及び第2熱伝導板10(abc)を経て放熱用基台8に伝熱される。
【0040】
したがって、電気機械変換による圧電素子1での発生熱を圧電素子1の両主面側に全面的に結合した第1及び第3、第4金属薄板9(acd)によって伝熱するので、放熱用基台8に対する伝熱(放熱)効果をさらに高められる。
【0041】
(他の事項)
上記実施形態では圧電素子1の信号電極3bは両端側から交互に導出したが、一端側からのみ導出した場合でも同様に適用できる。この場合、一主面側の金属薄板9aは圧電素子1のアース電位面なので、放熱用基台8に対して直接に接合できる。また、絶縁性熱伝導材は熱伝導板10としたが、絶縁性の熱伝導接着剤であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の第1実施形態を説明する超音波探触子の短軸方向の断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態を説明する超音波探触子の図で、同図(a)は短軸方向の断面図、同図(b)は一部断面とした長軸方向の側面図、同図(c)は製造時の平面図である。
【図3】本発明の第3実施形態を説明する超音波探触子の短軸方向の断面図である。
【図4】従来例を説明する超音波探触子の図で、同図(a)は長軸方向の、同図(b)は短軸方向の一部破断の断面図である。
【符号の説明】
【0043】
1 圧電素子、2 バッキング材、3a アース電極、3b 信号電極、4 フレキシブル基板、4b 信号線、5、11 導線、6 音響整合層、7 音響レンズ、8 放熱用基台、9 金属薄板、10 熱伝熱板。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動電極が両主面に形成された超音波発生用の圧電素子と、前記圧電素子の一主面側に形成された音響整合層と、前記圧電素子の他主面側に取着されたバッキング材と、前記バッキング材の下面に設けられた放熱用基台と、前記圧電素子の少なくともいずれかの主面と前記放熱用基台とを熱的に結合する伝熱用の金属薄板とを備えた超音波探触子において、前記伝熱用の金属薄板は前記圧電素子の一端側から中央を越えた他端側にまたがって面接合したことを特徴とする超音波探触子。
【請求項2】
請求項1において、前記伝熱用の金属薄板は前記圧電素子の一主面側に面接合した請求項1の超音波探触子。
【請求項3】
請求項1において、前記伝熱用の金属薄板は前記圧電素子の他主面側に面接合して前記駆動電極の電極導出を兼用し、前記金属薄板は前記放熱用基台に絶縁性熱伝導材を介在して熱的に結合した超音波探触子。
【請求項4】
請求項1において、前記伝熱用の金属薄板は前記圧電素子の一主面側に面接合して前記放熱用基台に熱的に結合するとともに、前記伝熱用の金属薄板は前記圧電素子の他主面側にも面接合して前記駆動電極の電極導出を兼用しかつ前記放熱用基台に絶縁性熱伝導材を介在して熱的に結合した超音波探触子。
【請求項5】
請求項1、2又は3において、前記伝熱用の金属薄板は前記圧電素子から放射される超音波周波数のλ/20以下の厚みである請求項1の超音波探触子。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−22077(P2008−22077A)
【公開日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−189749(P2006−189749)
【出願日】平成18年7月10日(2006.7.10)
【出願人】(000232483)日本電波工業株式会社 (1,148)
【Fターム(参考)】