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Fターム[5D019GG01]の内容

超音波変換器 (5,012) | 細部 (580) | 音響整合層 (212)

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【課題】所望高周波成分の送波時の出力音圧あるいは受波時の出力電圧が1次モードのそれらよりも大きくなるようにする。
【解決手段】圧電層24は、その層間及び両端の圧電体の表面に電極を有し、該電極によって電気信号の入出力を行う。圧電体は、それぞれ厚み方向に残留分極を有し、圧電正効果による電気変位又は電場の符号と残留分極の向きあるいは結晶軸との関係について、固定端側から4P+1段目となる圧電体における関係を基準関係としたとき、これに接する4P+2段目及びその上の4P+3段目の圧電体では基準関係とは反対の関係、さらにその上の4P+4段目の圧電体では基準関係と同一の関係となる周期性を持つように配列される。圧電層24から固定端側に伝播する振動を反射させるための、圧電層24よりも音響インピーダンスの大きいデマッチング層23を、圧電層24の固定端側に設ける。 (もっと読む)


【課題】前記超音波振動子で発生する熱を、超音波振動子に対して被検体とは反対側へ逃がすことができる超音波プローブを提供する。
【解決手段】超音波振動子7とバッキング層10との間に、前記超音波振動子7から送波される超音波を反射する反射層9を有し、前記バッキング層10は、バッキング材24の表面にバッキング材24よりも熱伝導率が高い材質からなる熱伝導層25が形成されていることを特徴とする。前記熱伝導層25は、少なくとも前記バッキング材24における前記反射層9側の面から反射層9とは反対側の面まで形成されている。 (もっと読む)


【課題】有機圧電体への熱伝導量を低減しながら複数の信号線用引き出し電極を容易に外部の接続用配線に接続することができる超音波探触子を提供する。
【解決手段】複数の有機圧電素子の複数の信号線電極層42は、それぞれ有機圧電体41の外側へ引き出されて信号線用引き出し電極42aを形成し、音響整合層3の表面から側面に沿うように折り曲げられ、この信号線用引き出し電極42aの折り曲げ部8に、溶融はんだ等の流動性を有する電気接続材に対する信号線用引き出し電極42aの濡れ性を向上させるための溝形状の接続部位9が形成されている。信号線用引き出し電極42aの接続部位9に、受信回路を形成する回路基板に接続された接続用配線が溶融はんだ等により接続される。 (もっと読む)


【課題】超音波の伝播損失が少なく、超音波の透過率が良好な超音波探触子及び超音波画像診断装置に関する技術を提供する。
【解決手段】圧電素子層5、音響整合層6、音響レンズ9を備えた超音波探触子1において、音響レンズ9は樹脂架橋組成物からなり、その音響レンズ9の中央側から、音響レンズ9の厚み方向と交差する方向に離間するにつれて、超音波の伝播速度が大きくなるように、樹脂架橋組成物の架橋密度を調整して形成する。 (もっと読む)


【課題】超音波の伝播損失が少なく、超音波の透過率が良好な超音波探触子及び超音波画像診断装置に関する技術を提供すること。
【解決手段】圧電素子層5、整合層6、音響レンズ9を備えた超音波探触子1において、音響レンズ9はイオン性ポリマーの金属イオン架橋物を含む複数の層からなる積層構造を有し、その音響レンズ9の中央側から、音響レンズ9の厚み方向と交差する方向に離間するにつれて、超音波の伝播速度が速くなるように、イオン性ポリマーの金属イオン架橋物の組成を調整して形成することとした。 (もっと読む)


【課題】プラント運転中においてプラントの構造部材の欠陥を精度良く検出できる耐熱超音波センサを提供する。
【解決手段】耐熱超音波センサ1は、可撓性を有する金属薄板2の上に厚みが0.5mm以下でキューリ点が200℃以上の圧電セラミックス膜3を形成している。電極である金属薄膜4が圧電セラミックス膜3の上面に取り付けられ、金属線メッシュ5が、金属薄膜4を覆って金属薄膜4の上面に取り付けられる。耐熱同軸ケーブル7の芯線9が接続点6で金属線メッシュ5に接続される。耐熱同軸ケーブル7は、グランド部である金属製の固定部材8で金属薄板2に固定される。電気絶縁カバー10が、金属薄板2に取り付けられて、圧電セラミックス膜3、金属薄膜4、金属線メッシュ5、接続点6、固定部材8、及び同軸ケーブル7の芯線9を覆っている。 (もっと読む)


【課題】アレイ分割時(ダイシング時)の切削負荷による層間剥離の発生を抑えることができるとともに、被着体側の変形を抑えることができるため、音響性能を向上させることができる超音波探触子を提供する。
【解決手段】圧電振動子1と、圧電振動子の一方の面側に形成された第1電極層1aと、第1電極層に第1接着層を介して積層された1又は2以上の導電性の音響整合層3と、音響整合層上に第2接着層を介して積層され、第2接着層側に電極パターンが形成された第1のフィルム4と、圧電振動子の他方の面側に形成された第2電極層1bと、第2電極層に第3接着層を介して積層され、第3接着層側の面に電極パターンが形成された第2のフィルム6と、第2のフィルムの他方の面側に第4接着層を介して積層された背面負荷材7とを備え、第1乃至第4接着層のうち、少なくとも1つの接着層に繊維状又はフレーク状の充填剤10、11を配合させた。 (もっと読む)


【課題】非導電性の音響整合層の製造工程の煩雑さを回避しつつ、導通路を確保することが可能な超音波トランスデューサや超音波プローブの提供を目的とする。
【解決手段】2次元配置された複数の圧電体を備えている。圧電体それぞれには電極が設けられている。さらに電極側の第1の面と、第1の面の反対側である第2の面とを有する非導電性音響整合層を備え、また、非導電性音響整合層の第2の面側に配置された導電性音響整合層を備えている。また、導電性音響整合層に対して非導電性音響整合層と反対側に配置された基板を備えている。非導電性音響整合層の第1の面と第2の面との間には、非導電性音響整合層を貫通し、第1の面側の圧電体の中途または該第2の面側の導電性音響整合層の中途まで至る複数の溝が形成されている。また、電極と基板とは、溝を介して導通されている。 (もっと読む)


【課題】超音波整合層および振動子を提供すること。
【解決手段】一態様において、複数のミクロンサイズおよびナノサイズ粒子が投入されたマトリクス材料を含む整合層を有する超音波振動子スタックのための整合層が提供される。他の態様において、マトリクス材料には、複数の重粒子および軽粒子が投入される。他の態様において、超音波振動子スタックは、圧電層と、少なくとも1つの整合層とを備える。一態様において、整合層は、複数のミクロンサイズおよびナノサイズ粒子が投入されたマトリクス材料を含む複合材料を含む。さらなる態様において、複合材料は、複数の重粒子および軽粒子が投入されたマトリクス材料も含む。さらなる態様において、整合層はまた、シアノアクリレートを含むことができる。 (もっと読む)


【課題】超音波探触子の送信帯域の広帯域化を図りつつ、反射層からの不要な反射の影響を減じて高精細な超音波画像を得ることが可能な超音波探触子、及びかかる超音波探触子の製造方法を提供する。
【解決手段】圧電素子の背面に反射層を設けている超音波探触子において、前記反射層は両面が平行で表面が平滑な板状であり、前記反射層の前記圧電素子と接する面は、音響インピーダンス値が前記圧電素子より大きい材料Aと音響インピーダンス値が前記圧電素子より小さい材料Bがライン縞模様状に平行に繰り返される構造であり、前記材料Aの前記反射層の圧電素子と接する面からの深さ方向の距離と、前記材料Bの前記反射層の圧電素子と接する面からの深さ方向の距離とは前記反射層内で各々一定である。 (もっと読む)


【課題】超音波接触画像処理のための方法および装置の提供。
【解決手段】薄膜トランジスタ(TFT)アレイが、基板に堆積されている。上記TFTアレイには、複数の受信器要素を備えた受信器が堆積されており、受信信号を受信する。上記受信器に隣接している送信器が、超音波周波数で送信信号を発生させる。上記送信信号は、表面から反射され、反射信号を作り出す。受信信号は、干渉の結果として送信信号と反射信号とを重ね合わせたものである。受信信号は、表面の全域での音響インピーダンスの差を表す。 (もっと読む)


【課題】リード線を用いることによる問題を解消し、且つ端子への振動漏れの問題を解消する。
【解決手段】超音波センサ101は、駆動電圧の印加により超音波振動する圧電素子30と、この圧電素子30を収納する樹脂ケース11と、を備えている。樹脂ケース11は底部を有し、天部が開口された成型体である。この樹脂ケース11に二つの端子12,13が一体成型されている。端子12,13は樹脂ケース11の底部から外部へ突出している。圧電素子30は樹脂ケース11の開口内で端子12,13の内部側の先端に取り付けられている。例えば端子12,13は金属平板の成型体であり、曲げまたはひねりが加わっていて、樹脂ケース11の外部へ突出する外部突出部と圧電素子30が取り付けられる内部の圧電素子取り付け部との間で、金属板の面の方向が一回以上変化している。 (もっと読む)


【課題】変換素子内のセラミック素子の厚さを異にしてセラミック層を形成することによって、フォーカスの特性および低周波数帯域幅(bandwidth)を拡大させることができる超音波プローブおよびそれを用いた超音波システムを提供すること。
【解決手段】本発明における超音プローブは、セラミック層を備える少なくとも1つの変換素子を備え、前記セラミック層は、複数の異なる厚さのセラミック素子を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、超音波内視鏡に装着されて超音波媒体を封入する超音波内視鏡用キャップにおいて、超音波媒体内の気泡の発生を防止する。
【解決手段】本発明は、超音波内視鏡に装着可能であって超音波媒体を封入する超音波内視鏡用キャップにおいて、超音波内視鏡用キャップが樹脂からなり、重量平均分子量400以上の油が含浸されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超音波診断装置用プローブに関する発明を開示する。
【解決手段】本発明に係る超音波診断装置用プローブは、吸音層と、吸音層の一方の側に配置される圧電層と、圧電層の一方の側に配置される整合層と、吸音層の内部に配置され、圧電層に信号を伝達する信号連結部と、吸音層の内部に配置され、信号連結部よりも外側に配置される接地連結部とを含み、吸音層、圧電層及び整合層はこの順番で順次配置され、信号連結部は前記圧電層の他方の側から前記圧電層と電気的に連結される。本発明は、吸音層、圧電層及び整合層を積層して配置し、曲率を有するように圧電層を製造することによって、信号連結部や接地連結部による干渉を最小化することができ、プローブの性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】高い透過波信号強度とSN比とを得るのに最適な形状・寸法を備えた整合層を備えた空気超音波センサー及びその形状決定方法を提供する。
【解決手段】空気超音波センサー1の整合層11形状の決定方法(ステップS1〜S9)は、集束点21に伝播する透過波成分が第1波成分22又は第2波成分23のいずれかであるとして、いずれの透過波成分もある同一の集束点21に集束するように決定し、いずれの波成分22,23も最も効果的に励起されるように集束点21から逆算的に整合層11の放射面13上の点を求めることを特徴とする。さらに、これらの点14の軌跡から第1波励起形状13aと第2波励起形状とを決定し、これらを組み合せた放射面形状13を決定するものである。この放射面形状13を備えた整合層11から出射して測定対象物2の集束点21に透過した超音波の信号強度とSN比とは格段に向上する。 (もっと読む)


【課題】アレイ形状の切削(ダイシング加工)の際、圧電体である単結晶等がチッピングを起こしても、電極の剥離による導通不良の恐れはなく、確実な導通が確保でき、かつ製造工程の歩留まりの高い超音波探触子とその製造方法を提供する。また、当該超音波探触子を具備した超音波医用画像診断装置を提供する。
【解決手段】音響レンズ、音響整合層、超音波振動子、及びバッキング層が、この順に、接着し積層されて成る超音波探触子であって、当該超音波振動子を構成する圧電体が単結晶又は一軸配向結晶であり、かつ当該圧電体に隣接する層又は部材のみに電極が設けられていることを特徴とする超音波探触子。 (もっと読む)


【課題】超音波トランスジューサの熱特性を向上させる。
【解決手段】金属の第1の整合層(206、305、401、501)は30W/mKを超える熱伝導率を有し、第2の整合層(205、304)は0.5〜300W/mKの熱伝導率を有する。第1の整合層(206、305、401、501)は10〜20MRaylの音響インピーダンスを有し、第2の整合層(205、304)はこれより低い音響インピーダンスを有する。第1の整合層(206、305、401、501)は第2の整合層(205、304)より薄く、超音波トランスジューサ(200、300、400、500)は、レンズ(102)と、圧電素子(108、308)とレンズ(102)の間に配置させ圧電素子(108、308)からバッキング(110、310)まで熱を伝導する整合層(206、305、401、501)を含む。 (もっと読む)


【課題】装置全体の小型化を図りつつ、音響整合部材および圧電素子の接合強度の低下を招くことなく超音波の検出性能を高めることができる超音波センサを提供する。
【解決手段】圧電素子2は、主発振部5および補助発振部6からなる音響整合部材3に覆われている。補助発振部6の壁部8〜11および底面板12の厚さは、所定のしきい値厚さ以下に設定される。音響整合部材3の発振面4で超音波を受信した際、その超音波に応じた振動は、接触面7を介して上面22に伝達されるとともに補助発振部6を介して圧電素子2の下面23および側面24a〜24dにも伝達される。 (もっと読む)


【課題】医療用超音波診断装置において、超音波トランスデューサに多層圧電体を用いて高調波を送受波するにあたって、高調波成分を増加させると同時に基本波成分を減衰させる。
【解決手段】3層圧電体を用いて3次高調波を送受波するにあたって、その3層を分極方向を揃えて積層するのではなく、一部の向きを逆方向にするとともに、電極引回しを工夫する。具体的には、互いに隣り合う圧電体の離反側の面の電極同士を連絡して2つの端子にそれぞれ並列接続する。そして、圧電体1の残留分極の向き(+P)を基準として、圧電体2を同方向(+P)、圧電体3を逆方向(−P)とすると、端子間の電気変位は、λ/4共振ではその感度が打ち消され、3λ/4共振においては強調される。こうして、フィルタやアンプを用いることなく、基本波を抑え、3次調波を抽出することができる。 (もっと読む)


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