説明

車両前部構造

【課題】バンパアブソーバのダクトが設けられた部位に局部荷重が入力されたときにバンパアブソーバに十分な潰れを生じさせることができる車両前部構造を得る。
【解決手段】車両幅方向に沿って樹脂製のバンパアブソーバ20が配設されており、バンパアブソーバ20の上面部20Aに上部ダクト22が、バンパアブソーバ20の下面部20Bに下部ダクト24がそれぞれ一体成形により形成されている。上部ダクト22は車両幅方向両側に車両前後方向に沿って縦壁部22A、22Bを備えている。下部ダクト24は車両幅方向両側に車両前後方向に沿って縦壁部24A、24Bを備えている。車両正面視にてバンパアブソーバ20に対し上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bとが車両幅方向にずれた位置に配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両前部構造に関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、発泡樹脂製のバンパアブソーバの上部にエンジンからの熱風の回り込みを抑制する仕切り板部を設け、この仕切り板部の前部に切欠きを設けて折れやすくし、フロントバンパの衝撃吸収性能の低下を抑制したフロントバンパ構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−42783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の構造では、バンパアブソーバの下部にも仕切り板部を設けることの開示がない。仮に、上下一対の仕切り板部をバンパアブソーバの車両上下方向の同じ位置に設定すると、バンパアブソーバの仕切り板部を設けた部位のみが硬くなりすぎ、該部位に局部荷重が入力されたときにバンパアブソーバが十分に潰れない可能性がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、バンパアブソーバのダクトが設けられた部位に局部荷重が入力されたときにバンパアブソーバに十分な潰れを生じさせることができる車両前部構造を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明に係る車両前部構造は、車両前部においてバンパリインフォースの前側に配置されると共に、車両幅方向に沿って延在されるバンパアブソーバと、前記バンパアブソーバの上面と下面に設けられ、ダクトの一部を構成し、車両正面視にて前記バンパアブソーバの上面と下面への取り付け位置が車両幅方向にずれるように配置されると共に、前記バンパアブソーバの車両前方側に配設されたフロントグリルからの走行風を熱交換器に導く一対の上下ダクト縦壁部と、を有するものである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1記載の車両前部構造において、前記上下ダクト縦壁部は、前記バンパアブソーバと樹脂で一体成形されているものである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両前部構造において、前記上下ダクト縦壁部は、前記バンパアブソーバの車両幅方向両端部にそれぞれ設けられているものである。
【0009】
請求項1記載の本発明によれば、車両前部のバンパリインフォースの前側に車両幅方向に沿ってバンパアブソーバが延在されており、バンパアブソーバの上面と下面に、ダクトの一部を構成し、バンパアブソーバの車両前方側に配設されたフロントグリルからの走行風を熱交換器に導く一対の上下ダクト縦壁部が設けられている。車両正面視にて一対の上下ダクト縦壁部は、バンパアブソーバの上面と下面への取り付け位置が車両幅方向にずれるように配置されており、一対の上下ダクト縦壁部のバンパアブソーバへの取り付け部位が局部的に硬くなることが抑制される。このため、バンパアブソーバの上下ダクト縦壁部が存在する部位に車両前方から局部荷重が入力されたときに、十分なバンパアブソーバの潰れを生じさせることができる。また、バンパアブソーバのダクトが存在する部位を弱体化しないため、面衝突時(車両等との前面衝突時)にバンパアブソーバのエネルギー吸収性能を下げることもない。
【0010】
請求項2記載の本発明によれば、上下ダクト縦壁部はバンパアブソーバと樹脂で一体成形されており、簡易な構成により、上下ダクト縦壁部が存在する部位に局部荷重が入力されたときに十分なバンパアブソーバの潰れを生じさせることができる。
【0011】
請求項3記載の本発明によれば、上下ダクト縦壁部は、バンパアブソーバの車両幅方向両端部にそれぞれ設けられており、車両前方側のフロントグリルからの走行風をより効率的に熱交換器に導くことができる。
【発明の効果】
【0012】
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両前部構造は、バンパアブソーバの上下ダクト縦壁部が存在する部位に局部荷重が入力されたときに、十分なバンパアブソーバの潰れを生じさせることができるという優れた効果を有する。
【0013】
請求項2記載の本発明に係る車両前部構造は、簡易な構成により、上下ダクト縦壁部が存在する部位に局部荷重が入力されたときに十分なバンパアブソーバの潰れを生じさせることができるという優れた効果を有する。
【0014】
請求項3記載の本発明に係る車両前部構造は、車両前方側のフロントグリルからの走行風をより効率的に熱交換器に導くことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】第1実施形態に係る車両前部構造が適用された車両の前部を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態に係る車両前部構造の全体構成を示す斜視図である。
【図3】図2に示す車両前部構造に用いられるバンパアブソーバと上部ダクト及び下部ダクトとが一体成形された部位を示す拡大斜視図である。
【図4】バンパアブソーバにおける上部ダクト及び下部ダクトが設けられた部位に局部荷重が入力される状態を示す斜視図である。
【図5】バンパアブソーバにおける上部ダクト及び下部ダクトが設けられた部位に面衝突時の荷重が入力される状態を示す斜視図である。
【図6】比較例に係る車両前部構造に用いられるバンパアブソーバと上部ダクト及び下部ダクトとが一体成形された部位を示す拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図1〜図5を用いて、本発明に係る車両前部構造の一実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
【0017】
図1には、本実施形態に係る車両前部構造が適用された車両の前部が示されている。図2には、本実施形態に係る車両前部構造の全体構成が示されている。図1に示されるように、自動車の車両10の前部11の両サイドには、車両前後方向に沿って延在する車両骨格部材としてのフロントサイドメンバ12が配設されている。フロントサイドメンバ12の車両前方には、補強板14を介して衝撃吸収部材としてのクラッシュボックス16が設けられている。クラッシュボックス16の車両前方側には、車両幅方向に沿って延在するフロントバンパリインフォースメント18が配設されている。
【0018】
フロントバンパリインフォースメント18は、金属製のバンパ骨格部材であり、フロントバンパリインフォースメント18の車両前方側には、車両幅方向に沿って延在するエネルギー吸収部材(緩衝部材)としての樹脂製のバンパアブソーバ20が設けられている。バンパアブソーバ20の上面部20Aには、車両正面視にて略コ字状の板材で形成されたダクトとしての上部ダクト22が設けられている。バンパアブソーバ20の下面部20Bには、車両正面視にて上部ダクト22とは逆向きの略コ字状の板材で形成されたダクトとしての下部ダクト24が設けられている。
【0019】
フロントバンパリインフォースメント18の車両後方側には、両サイドのフロントサイドメンバ12の間に車両上下方向及び車両幅方向に沿って延在する矩形状のラジエータサポート26が配設されている。ラジエータサポート26には熱交換器の一例としての冷却系部品28が固定されている。冷却系部品28は、例えば、ラジエータ、エアコンコンデンサー、またはこれらを一体化したものである。なお、バンパアブソーバ20の車両前方側には、バンパアブソーバ20と上部ダクト22と下部ダクト24を車両前方から覆うバンパーカバー(図示省略)が設けられている。
【0020】
図2に示されるように、バンパアブソーバ20は、車両側面視にて断面が車両後方側に開口された略ハット形状とされており、車両上下方向の上端部及び下端部に上端フランジ部20C及び下端フランジ部20Dを備えている。バンパアブソーバ20は、上端フランジ部20Cと下端フランジ部20Dがフロントバンパリインフォースメント18(図1参照)の前壁部に面接触された状態で、図示しないクリップ等によりフロントバンパリインフォースメント18に固定されている。
【0021】
図2に示されるように、上部ダクト22及び下部ダクト24は樹脂製であり、バンパアブソーバ20と一体成形されている。上部ダクト22は、バンパアブソーバ20の上面部20Aから車両上方側に延びた左右一対の縦壁部(上ダクト縦壁部)22A、22Bと、これらの縦壁部22A、22Bの上端同士を繋ぐように車両幅方向に沿って配置された横壁部22Cと、を備えている。左右一対の縦壁部22A、22Bは、車両前後方向及び車両上下方向に沿って配置されている。
【0022】
下部ダクト24は、バンパアブソーバ20の下面部20Bから車両下方側に延びた左右一対の縦壁部(下ダクト縦壁部)24A、24Bと、これらの縦壁部24A、24Bの下端同士を繋ぐように車両幅方向に沿って配置された横壁部24Cと、を備えている。左右一対の縦壁部24A、24Bは、車両前後方向及び車両上下方向に沿って配置されている。
【0023】
バンパアブソーバ20の上面部20Aに車両正面視にて略コ字状の上部ダクト22と、バンパアブソーバ20の下面部20Bに車両正面視にて略コ字状の下部ダクト24とをそれぞれ設けることにより、車両10の前端部に配置されたフロントグリル(図示省略)からの走行風を上部ダクト22及び下部ダクト24に沿って冷却系部品28へ効率的に導く(取り込む)ようになっている。また、フロントバンパリインフォースメント18より車両後方側の図示しないエンジンルームに配設されたエンジンからの熱風がバンパアブソーバ20の上方、下方及び両サイドから冷却系部品28の前方側に回り込むことが抑制されるようになっている。
【0024】
図2及び図3に示されるように、車両正面視にてバンパアブソーバ20に設けられる上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bとは、車両幅方向にずれた位置(車両幅方向の異なる位置)に配置されている。本実施形態では、車両正面視にてバンパアブソーバ20に対して上部ダクト22の縦壁部22A、22Bが、下部ダクト24の縦壁部24A、24Bよりも車両幅方向内側に配置されている。なお、上部ダクト22の縦壁部22A、22Bが、下部ダクト24の縦壁部24A、24Bよりも車両幅方向外側に配置される構成としてもよい。
【0025】
車両正面視にてバンパアブソーバ20に設けられる上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bとが車両幅方向にずれた位置に配置されていることにより、上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bのバンパアブソーバ20への取り付け部位が局部的に硬くなることが抑制される構成となっている。これによって、上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bのバンパアブソーバ20への取り付け部位に局部荷重が入力されたときに、十分なバンパアブソーバ20の潰れを生じさせることが可能となる。例えば、歩行者の脚部から上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bのバンパアブソーバ20への取り付け部位に衝撃が加わったときに、バンパアブソーバ20が潰れることで衝撃が吸収されるようになっている。
【0026】
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
【0027】
本実施形態の車両前部構造では、バンパアブソーバ20の上面部20Aに車両正面視にて略コ字状の上部ダクト22と、バンパアブソーバ20の下面部20Bに車両正面視にて略コ字状の下部ダクト24とを設けることにより、車両10の前端部(バンパアブソーバ20の車両前方側)に配置されたフロントグリル(図示省略)からの走行風を上部ダクト22及び下部ダクト24に沿って車両後方側の冷却系部品28へ効率的に導くことができる。また、バンパアブソーバ20の上面部20Aに車両正面視にて略コ字状の上部ダクト22と、バンパアブソーバ20の下面部20Bに車両正面視にて略コ字状の下部ダクト24とを設けることにより、フロントバンパリインフォースメント18より車両後方側に配設されたエンジン(図示省略)からの熱風が上部ダクト22と下部ダクト24で遮られ、熱風がバンパアブソーバ20の上方、下方及び両サイドから冷却系部品28の前方側に回り込むことを抑制することができる。
【0028】
この車両前部構造では、バンパアブソーバ20と一体成形されている上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bとは、車両幅方向にずれた位置に配置されている。これにより、上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bのバンパアブソーバ20への取り付け部位が局部的に硬くなることが抑制される。
【0029】
例えば、図4に示されるように、ポール状部材50が車両10の前部11に衝突し、上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bのバンパアブソーバ20への取り付け部位に局部荷重が入力されたときに、十分なバンパアブソーバ20の潰れを生じさせることができる。このため、例えば、歩行者の脚部から縦壁部22A、22Bと縦壁部24A、24Bのバンパアブソーバ20への取り付け部位に衝撃が加わったときに、歩行者の脚部(脚部インパクター)に発生する減速度を低減させることができる。
【0030】
また、上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bのバンパアブソーバ20への取り付け部位を弱体化しないため、車両10の面衝突時にバンパアブソーバ20のエネルギー吸収性能が下がることがない。例えば、図5に示されるように、車両等の構造体(バリア)60が車両10の前部11に衝突し、上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bのバンパアブソーバ20への取り付け部位を含む領域に衝突荷重が入力されたときに、バンパアブソーバ20のエネルギー吸収性能が低下することがない。
【0031】
図6には、比較例に係る車両前部構造が適用された車両の前部100が示されている。車両の前部100には、バンパアブソーバ20の上面部20Aに上部ダクト102の縦壁部102Aが樹脂で一体成形されていると共に、バンパアブソーバ20の下面部20Bに下部ダクト104の縦壁部104Aが樹脂で一体成形されている。車両正面視にて上部ダクト102の縦壁部102Aと下部ダクト104の縦壁部104Aのバンパアブソーバ20への取り付け部位は、車両幅方向のほぼ同じ位置に設定されている。この構造では、上部ダクト102の縦壁部102Aと下部ダクト104の縦壁部104Aのバンパアブソーバ20への取り付け部位が局部的に硬くなり、当該部位に局部荷重が入力されたときに、バンパアブソーバ20が十分に潰れない可能性がある。
【0032】
これに対して、本実施形態の車両前部構造では、図2及び図3等に示されるように、縦壁部22A、22Bと縦壁部24A、24Bのバンパアブソーバ20への取り付け部位が車両幅方向にずれた位置に配置されているため、バンパアブソーバ20への縦壁部22A、22Bと縦壁部24A、24Bの取り付け部位に局部荷重が入力されたときに、十分なバンパアブソーバ20の潰れを生じさせることができる。
【0033】
また、上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bがバンパアブソーバ20と樹脂で一体成形されており、縦壁部22A、22Bと縦壁部24A、24Bの位置を車両幅方向にずらすという簡易な構成により、縦壁部22A、22Bと縦壁部24A、24Bのバンパアブソーバ20への取り付け部位が局部的に硬くなることを抑制することができる。
【0034】
なお、上述した実施形態では、上部ダクト22と下部ダクト24がバンパアブソーバ20と一体成形されているが、これに限定されず、上部ダクト22と下部ダクト24を別部品で構成し、これらをバンパアブソーバ20の上面部20Aと下面部20Bにクリップ等の取付部材で取り付けるようにしてもよい。
【0035】
また、上述した実施形態では、上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bは、バンパアブソーバ20の長手方向と直交する方向(車両前後方向)に設けられているが、これに限定されず、上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bをバンパアブソーバ20の長手方向と交差する方向に設けてもよい。
【0036】
さらに、上述した実施形態では、上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bは、バンパアブソーバ20の長手方向両端部に設けられているが、これに限定されず、他の位置に設けてもよい。また、上部ダクト22の縦壁部22A、22Bと下部ダクト24の縦壁部24A、24Bの数も本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
【0037】
なお、上述した実施形態は、ガソリン車やHV車(ハイブリット車)などのエンジンが搭載された車両10について説明したが、これに限定されず、エンジンが搭載されないEV車(電気自動車)にも本発明を適用することができる。
【符号の説明】
【0038】
10 車両
11 前部
20 バンパアブソーバ
20A 上面部(上面)
20B 下面部(下面)
22 上部ダクト(ダクト)
22A、22B縦壁部(上ダクト縦壁部)
24 下部ダクト(ダクト)
24A、24B縦壁部(下ダクト縦壁部)
28 冷却系部品(熱交換器)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両前部においてバンパリインフォースの前側に配置されると共に、車両幅方向に沿って延在されるバンパアブソーバと、
前記バンパアブソーバの上面と下面に設けられ、ダクトの一部を構成し、車両正面視にて前記バンパアブソーバの上面と下面への取り付け位置が車両幅方向にずれるように配置されると共に、前記バンパアブソーバの車両前方側に配設されたフロントグリルからの走行風を熱交換器に導く一対の上下ダクト縦壁部と、
を有する車両前部構造。
【請求項2】
前記上下ダクト縦壁部は、前記バンパアブソーバと樹脂で一体成形されている請求項1に記載の車両前部構造。
【請求項3】
前記上下ダクト縦壁部は、前記バンパアブソーバの車両幅方向両端部にそれぞれ設けられている請求項1又は請求項2に記載の車両前部構造。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2012−171405(P2012−171405A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−33273(P2011−33273)
【出願日】平成23年2月18日(2011.2.18)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)