説明

車両用フットレスト構造

【課題】衝撃吸収性及び通常使用時における剛性をともに確保した車両用フットレスト構造を提供する。
【解決手段】車両用フットレスト構造1を、踏面部32と、踏面部32に対して間隔を隔てて対向して配置された緩衝体保持面部21と、車両の床面部10から突き出して形成され、緩衝体保持面部21を床面部10との間に空間部Sを有する状態で支持する支持部22と、踏面部32及び緩衝体保持面部21の間に配置されかつ緩衝体保持面部21に保持され、緩衝体保持面部21及び前記支持部22よりも変形強度が小さい緩衝体30とを備える構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の車両用のフットレスト構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両に設けられるフットレストは、例えば運転者が運転操作に用いていない側の足を乗せる踏面部を備え、足を休ませたり、コーナリング時等に踏ん張るために用いられるものである。
また、このようなフットレストは、車両の衝突時に、フロアパネルから搭乗者の脚部に伝達される衝撃を吸収することが求められる。
【0003】
例えば、フットレストは、樹脂系材料を用いて箱状に形成し、その側面の一部に板厚を小さくした弱部を設けて、衝突時に弱部を変形させることによって衝撃吸収を図ったものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、フットレストは、フロアパネルに対してヒンジ構造によって固定された足乗せ面の裏面側に、ゴム等の弾性材料によって形成されたクッションを配置したものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開平9−86255号公報
【特許文献2】特開2004−345478号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両用フットレストは、衝撃吸収性を確保するため、ポリプロピレン等の樹脂系材料の発泡体を用いて形成することが提案されている。発泡樹脂は、衝撃吸収性に優れるとともに、通常使用時(非衝突時)に大入力があった場合であっても、その弾性力によって復元させることができる。
しかし、このような発泡体を用いたフットレストは、剛性の確保が難しく、特に、踏面からフロアパネルまでの距離が大きい場合には、通常使用時に運転者が大きい踏力を負荷した場合に十分な操作性(踏ん張り感)を得ることができない。
本発明の課題は、衝撃吸収性能及び通常使用時における剛性をともに確保した車両用フットレスト構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1の発明は、踏面部と、前記踏面部に対して間隔を隔てて対向して配置された緩衝体保持面部と、車両の床面部から突き出して形成され、前記緩衝体保持面部を前記床面部との間に空間部を有する状態で支持する支持部と、前記踏面部及び前記緩衝体保持面部の間に配置されかつ前記緩衝体保持面部に保持され、前記緩衝体保持面部及び前記支持部よりも変形強度が小さい緩衝体とを備える車両用フットレスト構造である。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用フットレスト構造において、前記緩衝体は、少なくとも一部が発泡樹脂によって形成されることを特徴とする車両用フットレスト構造である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両用フットレスト構造において、前記支持部は、前記緩衝体保持面部の端部と連続して一体に形成されることを特徴とする車両用フットレスト構造である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両用フットレスト構造において、前記床面部の前記空間部内に配置された領域に遮音材を設けたことを特徴とする車両用フットレスト構造である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)床面部に対して離間した状態で固定された緩衝体保持面部によって緩衝体を保持することによって、緩衝体を衝突安全性確保の観点から要求される最小限のサイズとすることができ、これ以外の部分は実質的に剛体として形成することができるから、衝突安全性を確保しつつ通常使用時における剛性を確保することができる。
また、緩衝体保持面部は、床面部との間に空間部を有する状態で固定されるから、衝突時における床面部の変形による突き上げが踏面側に伝達されにくく、例えば搭乗者の踵部等を保護することができる。
さらに、上述した空間部内にワイヤ、ハーネス類を配索したり、他の部品を配置することができる。
(2)発泡樹脂を緩衝体の少なくとも一部に用いることによって、良好な衝撃吸収性を得ることができ、衝突安全性を確保することができる。
(3)支持部を緩衝体保持面部の端部と連続して一体に形成することによって、部品点数を低減し、フットレストの製造工程を簡素化することができる。
(4)床面部の空間部内に配置された領域に遮音材を設けることによって、遮音材が配置されない部分を減少させることができ、車両の静粛性を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明は、衝撃吸収性及び通常使用時における剛性をともに確保した車両用フットレスト構造を提供するという課題を、床面部との間に空間部を有する状態で装着されるブラケットの踏面側の面部に、発泡ポリプロピレン樹脂製のクッションを固定することによって解決する。
【実施例】
【0009】
以下、本発明を適用した車両用フットレスト構造の実施例について説明する。
図1は、本実施例の車両用フットレスト構造の分解斜視図である。
図2は、図1のII−II部矢視断面図であって、車両用フットレスト構造を組立後の状態を示す図である。
本実施例の車両用フットレスト構造1は、例えば乗用車等の自動車の運転席における車両の床面部10に設けられるものであって、ブラケット20、クッション30を備え、その内部にパーキングブレーキケーブル40が配索されている。
【0010】
床面部10は、車両の車室の下面部であって、例えば鋼板をプレス加工した部材をスポット溶接、レーザ溶接等によって接合して形成されたホワイトボディの一部を構成するものである。
床面部10は、フロア部11、フロアトンネル部12、トーボード部13、インシュレータ14を備えている(インシュレータ14は図1では図示しない。図2を参照。)。
フロア部11は、略水平に配置され、その上面部に図示しないシートレール等が配置されるものである。
フロアトンネル部12は、フロア部11に対して車室内側に張り出しかつ車両の前後方向に延在して形成された部分であって、その下面側に図示しないトランスミッション、プロペラシャフト等が収容されるとともに、上面側に図示しない変速レバー等が固定されるものである。フロアトンネル部12は、後述するブラケット20のフロアトンネル固定部21aの固定に用いられるボルト12aを備えている。ボルト12aは、フロアトンネル部12から車室内側に突き出して形成されたブラケット12b(図2参照)の先端部に配置され、その先端部が踏面側を向いた状態で固定されている。
トーボード部13は、フロア部11の前端部からその上方へ延在して形成された部分であって、車室とその前方側に配置されるエンジンルームとの隔壁のうち下部の領域を構成するものである。トーボード部13は、後述するブラケット20の支柱部22a,22bの固定に用いられるボルト13a,13bを備えている。ボルト13a,13bは、トーボード部13から車室内側に突き出した状態で固定されている。
インシュレータ14は、フロア部11、フロアトンネル部12、トーボード部13の車室内側の面部に貼付される遮音材であって、後述するブラケット20との接合部を除く略全面に配置され、この接合部に相当する箇所には、開口14aが形成されている。
【0011】
ブラケット20は、床面部10に対してクッション30を支持し、このクッション30と協働してフットレストを構成するものであって、クッション保持面部21、側壁部22を備えている。
クッション保持面部(緩衝体保持面部)21は、図示しない運転者の足と当接する踏面に対して略平行でありかつ間隔を隔てて対向して配置された平板状の部分であって、床面部10との間に空間部S(図2参照。)を有する状態で固定されている。クッション保持面部21は、フロアトンネル固定部21a、切欠部21bが形成されている。
フロアトンネル固定部21aは、クッション保持面部21の車幅方向左側(フロアトンネル部12側)の端部から突き出して形成され、フロアトンネル部12のボルト12aが挿入される開口を備えている。フロアトンネル固定部21aは、開口にボルト12aを挿入し、ボルト12aにナットを締結することによってフロアトンネル部12に固定される。
切欠部21bは、クッション保持面部21の車幅方向左側でありかつフロア部11側(運転者の踵側)の端縁をクッション保持面部21の中央部側へ凹ませて形成されている。
【0012】
側壁部(支持部)22は、クッション保持面部21の車幅方向右側の端縁と、トーボード部13とを接続するとともに、トーボード部13から突き出した状態で配置された平板状の面部であって、クッション保持面部21と側壁部22とは、同じ金属板をこれらの境界部において曲げ加工することによって一体に形成されている。
側壁部22は、そのトーボード部13側の端部(下端部)側に突き出して形成されかつその下端縁部の長手方向に離間して配置された一対の支柱部22a,22bを備え、これらの支柱部22a,22bは、それぞれその先端部(下端部)に、トーボード部13のボルト13a,13bが挿入される開口を備えている。支柱部22a,22bは、それぞれの開口にボルト13a,13bを挿入し、これらにナットを締結することによってトーボード部13に固定される。
また、側壁部22は、支柱部22a,22bの間の領域の下端縁部を凹ませて形成した切欠部22cを備えている。
【0013】
クッション30は、ブラケット20よりも変形強度が小さい緩衝体であって、例えば発泡ポリプロピレン(PP)樹脂等の衝撃吸収性を有する弾性材料によってブロック状に形成され、その一面がブラケット20のクッション保持面部21に接着、嵌め込み等の公知の方法によって固定されるとともに、その反対側の面部に踏面が形成されるものである。ここで、ブラケット20及びクッション30は、樹脂材料等によって形成された図示しないカバーが装着され、運転者の足裏と直接接触するのはこのカバーの表面であるが、実際に踏力が負荷される構造部材はクッション30であることから、クッション30の表面を「踏面」と称して説明する。
【0014】
クッション30は、被固定面部31、踏面部32、切欠部33を備えている。
被固定面部31は、ブラケット20のクッション保持面部21に固定される面部であって、略平面状に形成されている。
踏面部32は、被固定面部31の反対側に形成された略平面状の面部であって、被固定面部31と略平行に配置されている。
切欠部33は、被固定面部31と踏面部32との間にわたして配置された側壁を凹ませて、被固定面部31及び踏面部32に対して略直交する方向に延在し、略円筒内面状の溝底面を有する溝状に形成されている。切欠部33は、ブラケット20のフロアトンネル固定部21aに相当する箇所に形成され、ボルト12aにネジ結合されるナットの締結操作を行うためのものである。
【0015】
パーキングブレーキケーブル40は、図示しない足踏み式のパーキングブレーキペダルと図示しない機械式パーキングブレーキ装置とにわたして設けられたボーデンワイヤを備え、その一部はブラケット20と床面部10との間の空間部S内を通過するように配置され、ここからブラケット20の切欠部21bを通って車両の後方側へ配索されている。
パーキングブレーキケーブル40は、これを床面部10に固定するケーブルブラケット41を備えている。ケーブルブラケット41は、トーボード部13のボルト13a,13bの間の領域において、トーボード部13に対してボルト及びナットによって固定されるとともに、その先端部は、ブラケット20の支柱部22a,22bの間隔に配置された切欠部22cから空間部S内に挿入され、空間部S内においてパーキングブレーキケーブル40を支持している。
【0016】
次に、本実施例の効果を、以下説明する本発明の比較例と対比して説明する。ここで、上述した実施例と同様の箇所については同じ符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図3は、比較例の車両用フットレスト構造の外観斜視図である。
比較例の車両用フットレスト構造2は、実施例のブラケット20、クッション30に代えて、以下説明するフットレスト50を備えたものである。
フットレスト50は、例えば発泡PPによってブロック状に一体成形され、床面部10のフロア部11及びトーボード部13に対して直接固定されている。
フットレスト50は、フロア固定面部51、トーボード固定面部52、踏面部53、貫通孔54,55、凹部56を備えている。
【0017】
フロア固定面部51は、フットレスト50の下面部であって、フロア面部11と当接し、このフロア面部11に対して固定される部分である。
トーボード固定面部52は、フットレスト50の前方側の面部であって、トーボード部13と当接し、このトーボード部13に対して固定される部分である。
ここで、フットレスト50のフロア部11及びトーボード部13に対する固定は、フロア部11及びトーボード部13から車室内側にそれぞれ突き出した状態で固定された図示しないボルトに対して、図示しないナットを締結することによってなされる。
【0018】
踏面部53は、運転者の踏力が入力される面部であって、その床面部10に対する位置は、上述した実施例の踏面部32と同じ位置に配置されている。
貫通孔54,55は、踏面部53から、それぞれフロア固定面部51及びトーボード固定面部52まで貫通して形成された開口であって、上述したナットを締結する際に、工具を挿入するためのものである。
凹部56は、フットレスト50における床面部10側の面部を凹ませて形成され、フットレスト50と床面部10との間に空間部を形成するものである。パーキングブレーキケーブル40及びケーブルブラケット41は、この空間部内に配置される。
【0019】
上述した比較例の車両用フットレスト構造2の場合、発泡PPによって形成される部分の容積が実施例に対して大きく、フットレスト全体の剛性が小さくなることから、通常使用時(非衝突時)において、運転者がフットレストに足を踏ん張った際に発生するたわみが大きく、良好な操作性(踏ん張り感)を得ることができない。
また、その内部にパーキングブレーキケーブル40を配索するため、発泡PPの部分を凹ませて空間部を形成しているから、フットレスト50の剛性はさらに低下してしまう。
さらに、フットレスト50は、床面部10に当接する部分の面積が大きく、この部分はインシュレータ14を配置することができないから、インシュレータ14の切欠部分が大きくなって、車両の静粛性が損なわれる。
【0020】
これに対し、本実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)床面部10に対して離間した状態で固定されたクッション保持面部21によってクッション30を支持することによって、クッション30を衝突安全性確保の観点から要求される最小限のサイズとすることができ、これ以外の部分は実質的に剛体として形成することができるから、衝突安全性を確保しつつ通常使用時における剛性を確保することができる。このため、通常使用時に運転者が大きな踏力を負荷しても、フットレストのたわみを小さくすることができ、良好な踏ん張り感を得ることができる。
(2)クッション保持面部21は、床面部10との間に空間部Sを有する状態で固定されるから、衝突時におけるエンジン移動等に起因して、床面部10の部分的な変形による突き上げあった場合でも、空間部Sがクラッシャブルスペースとして機能し、踏面32を有するクッション30側に衝撃が伝達されにくく、運転者の下肢を保護することができる。また、床面部10とブラケット20とが閉断面を構成することによって、床面部10の変形強度を増し、床面部10の変形自体を抑制することができる。
(3)クッション保持面部21と床面部10との間の空間部Sにパーキングブレーキケーブル40を配索することによって、車室内のスペースを有効に活用することができる。また、このような空間部Sを設けても、発泡材料内に空間部を形成するものと異なり、フットレストの剛性に殆ど影響を与えることがない。
(4)エネルギ吸収量の大きい発泡PP樹脂によってクッション30を形成することによって、良好な衝撃吸収性を得ることができ、衝突安全性を確保することができる。また、クッション30は、踏面部32の略全面にわたって配置されているから、足裏の略全面にわたって衝撃吸収性が得られ、例えば床面部10の突き上げによるダメージが発生しやすい踵部であっても有効に衝撃を吸収することができる。
(5)クッション保持面部21と側壁部22とを同じ金属板を曲げ加工して一体に形成することによって、部品点数を低減し、フットレストの製造工程を簡素化することができる。
(6)床面部10のうちブラケット20の内面側(空間部S内)に配置された領域にもインシュレータ14を設けることによって、インシュレータ14の切欠部分を減少し、車両の静粛性を向上することができる。
【0021】
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)各構成部分の形状や構造は、実施例のものに限定されることなく、適宜変更することができる。例えば、緩衝体保持面部とその支持部の形状等は、周辺部品とのレイアウト等を考慮して変更することができる。これによって、周辺に他の部品が配置される場合であっても、これを避けて支持部等を配置することによって、緩衝体を安定して固定することができる。例えば実施例は、フットレスト内の空間部にパーキングブレーキワイヤを配索しているが、これに限らず、例えばヒータパイプや電気配線等を配置してもよい。また、緩衝体保持面部又は支持部等にフロアマットをクリップ固定するための板金製、樹脂製等の受け座を設けてもよい。
(2)実施例は、緩衝体保持面部とその支持部とを、板金加工によって形成しているが、これに限らず他の手法によって形成してもよく、例えば、ダイキャスト成形等の鋳造によって形成したり、エンジニアリングプラスチック等の非金属材料によって形成してもよい。また、緩衝体保持面部とその支持部とを別体に形成してもよい。
(3)実施例は、フットレストをフロアトンネル側(車幅方向における車両中央側)に配置しているが、これに限らず、例えば運転席が左側に配置された車両の場合は、フットレストの一部をホイールハウスに固定してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明を適用した車両用フットレスト構造の実施例における分解斜視図である。
【図2】図1のII−II部矢視断面図である。
【図3】本発明の比較例である車両用フットレスト構造の外観斜視図である。
【符号の説明】
【0023】
10 床面部
11 フロア部
12 フロアトンネル部
13 トーボード部
14 インシュレータ
20 ブラケット
21 クッション保持面部
22 側壁部
22a,22b 支柱部
30 クッション
31 被固定面部
32 踏面部
33 切欠部
40 パーキングブレーキケーブル
41 ケーブルブラケット
S 空間部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
踏面部と、
前記踏面部に対して間隔を隔てて対向して配置された緩衝体保持面部と、
車両の床面部から突き出して形成され、前記緩衝体保持面部を前記床面部との間に空間部を有する状態で支持する支持部と、
前記踏面部及び前記緩衝体保持面部の間に配置されかつ前記緩衝体保持面部に保持され、前記緩衝体保持面部及び前記支持部よりも変形強度が小さい緩衝体と
を備える車両用フットレスト構造。
【請求項2】
請求項1に記載の車両用フットレスト構造において、
前記緩衝体は、少なくとも一部が発泡樹脂によって形成されること
を特徴とする車両用フットレスト構造。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の車両用フットレスト構造において、
前記支持部は、前記緩衝体保持面部の端部と連続して一体に形成されること
を特徴とする車両用フットレスト構造。
【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両用フットレスト構造において、
前記床面部の前記空間部内に配置された領域に遮音材を設けたこと
を特徴とする車両用フットレスト構造。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−223558(P2007−223558A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−49868(P2006−49868)
【出願日】平成18年2月27日(2006.2.27)
【出願人】(000005348)富士重工業株式会社 (3,010)
【Fターム(参考)】