説明

車両用灯具

【課題】従来の車両用灯具では、部品点数が多く、基板を取付部材に簡単な取付構造で確実に取り付けることが難しい。
【解決手段】この発明は、スペーサ3には、砲弾型LED4を位置決めする位置決め部12と、ランプハウジング5に取り付けられる第1取付部13および第2取付部14と、が設けられている。この結果、この発明は、部品点数を少なくすることができる。また、基板2をランプハウジング5に簡単な取付構造で確実に取付けることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、砲弾型LEDを光源とする車両用灯具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種の車両用灯具は、従来からある(たとえば、特許文献1、特許文献2)。以下、従来の車両用灯具について説明する。前者の従来の車両用灯具は、LEDが第1スペーサを介してプリント基板に取り付けられていて、そのプリント基板が第2スペーサを介してランプボディに取り付けられているものである。また、後者の従来の車両用灯具は、LEDがスペーサを介してプリントサーキットボードに取り付けられていて、そのプリントサーキットボードがランプベースに取り付けられているものである。
【0003】
前者の従来の車両用灯具は、LEDをプリント基板に取り付けるための第1スペーサと、プリント基板をランプボディに取り付けるための第2スペーサと、2種類のスペーサを必要とするものであるから、部品点数が多いという課題がある。また、後者の従来の車両用灯具は、LEDがスペーサを介して取り付けられているプリントサーキットボードをランプベースに取り付けるものであるから、プリントサーキットボードのスペーサとの取付箇所以外に、プリントサーキットボードのランプベースとの取付箇所にテンション(応力)がかかる。このために、テンションがプリントサーキットボードに実装されているLEDや電子部品に影響しないように、ランプベースとの取付箇所とLEDや電子部品の実装箇所との間に緩衝箇所を設ける必要があるので、プリントサーキットボードが大型化する。プリントサーキットボードが大型化すると、プリントサーキットボードをランプベースに簡単な取付構造で確実に取り付けることが難しくなるという課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開昭61−129216号公報
【特許文献2】特開2004−98803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明が解決しようとする課題は、従来の車両用灯具では、部品点数が多いという課題と、プリントサーキットボードをランプベースに簡単な取付構造で確実に取り付けることが難しくなるという課題と、があるという点にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明(請求項1にかかる発明)は、基板と、基板に止められているスペーサと、スペーサに位置決めされていてかつ基板に電気的に接続されている砲弾型LEDと、スペーサが取り付けられている取付部材と、を備え、スペーサには、砲弾型LEDを位置決めする位置決め部と、取付部材に取り付けられる取付部と、が設けられている、ことを特徴とする。
【0007】
また、この発明(請求項2にかかる発明)は、スペーサの取付部が基板より取付部材側に突出している、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、スペーサには、砲弾型LEDを位置決めする位置決め部と、取付部材に取り付けられる取付部と、が設けられているので、スペーサが1部品で済み、LEDをプリント基板に取り付けるための第1スペーサと、プリント基板をランプボディに取り付けるための第2スペーサと、2種類のスペーサを必要とする従来の車両用灯具と比較して、部品点数を少なくすることができ、その分、構造が簡単となりかつ製造コストが安価となる。
【0009】
しかも、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、基板に止められていてかつ砲弾型LEDが位置決めされているスペーサを取付部材に取り付けるものであるから、スペーサと基板との取付箇所以外には基板にテンション(応力)のかかる箇所がない。このために、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、ランプベースとの取付箇所と電子部品の実装箇所との間に緩衝箇所を設ける必要がある従来の車両用灯具と比較して、基板を小型化することができ、その結果、スペーサを介して基板を取付部材に簡単な取付構造で確実に取付けることが可能である。
【0010】
その上、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、基板には取付部材に取り付けるための取付部を設ける必要がないので、基板の形状を単純簡略化することができ、その分、基板の製造コストを安価にすることができる。
【0011】
また、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、スペーサの取付部が基板より取付部材側に突出しているので、基板のカット面とランプハウジング5の間には隙間がある。この結果、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、スペーサを取付部材に取り付けて、そのスペーサを介して基板を取付部材に取り付ける際に、基板と取付部材とが接触することがない。これにより、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、基板と取付部材との接触、たとえば、取付部材が基板のカット面に擦ったり当たったりして、その基板のカット面からごみが発生したりするのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図1は、この発明にかかる車両用灯具の実施例を示し、図2におけるI−I線断面図(垂直断面図、縦断面図)である。
【図2】図2は、同じく、ルームランプ(室内灯)の一部を示す平面図である。
【図3】図3は、同じく、構成部品を示す分解断面図(垂直分解断面図、縦分解断面図)である。
【図4】図4は、同じく、構成部品の基板およびスペーサおよび砲弾型LEDおよびスクリューを示す分解斜視図である。
【図5】図5は、同じく、構成部品の基板およびスペーサおよび砲弾型LEDおよびスクリューを組み付けた状態を示す平面図である。
【図6】図6は、同じく、図5におけるVI−VI線断面図(構成部品のランプハウジングも含む断面図)である。
【図7】図7は、同じく、図5におけるVII−VII線断面図(構成部品のランプハウジングも含む断面図)である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、この発明にかかる車両用灯具の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
【実施例】
【0014】
以下、この実施例における車両用灯具の構成について説明する。図において、符号1は、この実施例における車両用灯具であって、この例ではルームランプ(室内灯)である。前記車両用灯具1は、基板2と、スペーサ3と、2個の砲弾型LED4と、取付部材としてのランプハウジング5と、ランプレンズ6と、リム(枠部材)7と、止め具としてのスクリュー8と、を備えるものである。
【0015】
前記基板2は、この例では、ガラスウール(ガラス繊維)を含有する樹脂部材から構成されていて、かつ、四角形(長方形)の平板形状をなす。前記基板2のほぼ中央には、前記スクリュー8が貫通する円形の貫通孔9が設けられている。また、前記基板2には、前記砲弾型LED4の2本のリード線10が貫通する小円形の貫通孔10が2個1組で2組設けられている。さらに、前記基板2の一面(下面)には、プリントサーキット(印刷回路)や電子部品など(図示せず)が実装されている。
【0016】
前記スペーサ3は、この例では、前記基板2よりも弾性を有する樹脂部材から構成されている。前記スペーサ3は、1個のボス部11と、2個の位置決め部12と、第1取付部13および第2取付部14と、平板部15との一体構造をなすものである。
【0017】
前記平板部15は、前記基板よりも一回り小さい四角形(長方形)の平板形状をなす。前記ボス部11は、ほぼ円柱形状をなし、かつ、前記平板部15のほぼ中央に前記基板2の前記貫通孔9に対応して一体に設けられている。
【0018】
前記2個の位置決め部12は、中空形状の円筒形状をなし、かつ、前記平板部15に前記基板2の前記2組の貫通孔10に対応して一体に設けられている。前記位置決め部12の内周面には、環状の凸部16が一体に設けられている。
【0019】
前記第1取付部13および前記第2取付部14は、前記平板部14の対向する2辺(2短辺)から前記基板3よりも外側すなわち前記ランプハウジング5側に一体に突出して設けられている。前記第1取付部13は、1枚の平板形状の爪形状からなる。前記第1取付部13の一面(上面)には、断面小三角形をなす3個の当接部17が一体に設けられている。一方、前記第2取付部14は、2枚の平板形状の爪形状からなる。
【0020】
前記スペーサ3は、前記基板2に前記スクリュー8により止められている。すなわち、前記スクリュー8を前記基板2の前記貫通孔9に前記基板2の一面(下面)から挿通し、かつ、前記スクリュー8を前記スペーサ3の前記ボス部11にねじ込む。これにより、基板2が前記スペーサ3と前記スクリュー8の頭部との間に挟み込まれて、前記スペーサ3が前記基板2に前記スクリュー8により止められることとなる。
【0021】
前記砲弾型LED4は、円板形状のLED基板18と、前記LED基板18の一面(上面)に実装されている半導体から発光素子(図示せず)と、前記LED基板18の一面に前記発光素子を覆うように設けられている砲弾型の光透過部材(レンズ部)19と、前記LED基板18の他面(下面)から引き出されている2本のリード線20と、から構成されている。前記2本のリード線20に給電すると、前記発光素子が発光し、その光が光透過部材19を透過して外部に放射される。
【0022】
前記砲弾型LED4は、前記基板2に止められている前記スペーサ3に位置決めされ、かつ、前記スペーサ3が止められている前記基板2に電気的に接続されている。すなわち、前記砲弾型LED4を前記スペーサ3の前記位置決め部12中に挿入して、前記砲弾型LED4の前記LED基板18の他面を前記スペーサ3の前記位置決め部12の前記凸部16に乗せることにより、前記砲弾型LED4の前記リード線20が前記基板2の前記貫通孔10に挿通して、前記砲弾型LED4が前記スペーサ3に位置決めされる。かつ、前記基板2の一面において、前記基板2と前記砲弾型LED4の前記リード線20とを半田21により電気的に接続することにより、前記砲弾型LED4が前記基板2に電気的に接続されることとなる。
【0023】
このとき、前記基板2と前記砲弾型LED4の前記リード線20とを半田21により電気的に接続することにより、前記基板2と前記砲弾型LED4とが一体構造となる。一方、前記砲弾型LED4の前記LED基板18が前記スペーサ3の前記位置決め部12の前記凸部16に乗っている。この結果、前記スペーサ3は、一体構造の前記基板2と前記砲弾型LED4との間に挟み込まれている。これにより、前記基板2および前記スペーサ3および前記砲弾型LED4は、一体構造をなす。
【0024】
前記ランプハウジング5は、この例では、前記スペーサ3と同様に弾性を有する樹脂部材からなり、一面(上面)が開口し、かつ、他面(下面)および4側面が閉塞した中空形状をなすものである。前記ランプハウジング5の対向する2側面には、第1嵌合孔22と第2嵌合孔23とが設けられている。前記第1嵌合孔22が設けられている1側面には、当接部24が前記スペーサ3の前記当接部17と対応して一体に設けられている。また、前記ランプハウジング5の対向する2側面のうち開口側(上面側)には、嵌合孔25が設けられている。
【0025】
前記ランプハウジング5には、前記基板2および前記砲弾型LED4が装備されている前記スペーサ3が取り付けられている。すなわち、前記スペーサ3の前記第1取付部13を前記ランプハウジング5の前記第1嵌合孔22に嵌合し、かつ、前記スペーサ3の前記当接部17を前記ランプハウジング5の前記当接部24に当接させる。一方、前記スペーサ3の前記第2取付部14を前記ランプハウジング5の前記第2嵌合孔23に嵌合することにより、前記スペーサ3が前記ランプハウジング5に取り付けられることとなる。
【0026】
前記ランプレンズ6は、この例では、光透過性の樹脂部材からなり、板形状をなす。前記ランプレンズ6のうち前記砲弾型LED4と対応する箇所には、レンズ部26が一体に設けられている。前記ランプレンズ6は、前記ランプハウジング5の開口部に配置されている。この結果、前記ランプハウジング5および前記ランプレンズ6は、灯室27を区画する。前記灯室27内には、前記砲弾型LED4が前記スペーサ3および前記基板2を介して配置されている。前記ランプレンズ6は、前記ランプハウジング5や前記リム7のうち少なくともいずれか一方に取り付けられている。
【0027】
前記リム7は、この例では、前記スペーサ3および前記ランプハウジング5と同様に弾性を有する樹脂部材からなり、中央が開口した枠形状すなわち枠部28と脚部29と嵌合部30との一体構造からなるものである。前記リム7は、前記ランプハウジング5に取り付けられている。すなわち、前記リム7の前記嵌合部30を前記ランプハウジング5の前記嵌合孔25に嵌合させる。これにより、前記リム7が前記ランプハウジング5に取り付けられることとなる。
【0028】
以上から、この実施例における車両用灯具1が構成されている。前記車両用灯具1は、車両の室内に配置される。
【0029】
この実施例における車両用灯具1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
【0030】
砲弾型LED4の発光素子を発光させると、その光(図示せず)が砲弾型LED4の光透過部材19から外部に放射され、その光がランプレンズ6のレンズ部26を透過して室内を照明する。
【0031】
この実施例における車両用灯具1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
【0032】
この実施例における車両用灯具1は、スペーサ3には、砲弾型LED4を位置決めする位置決め部12と、ランプハウジング5に取り付けられる第1取付部13および第2取付部14と、が設けられているので、スペーサ3が1部品で済み、LEDをプリント基板に取り付けるための第1スペーサと、プリント基板をランプボディに取り付けるための第2スペーサと、2種類のスペーサを必要とする従来の車両用灯具と比較して、部品点数を少なくすることができ、その分、構造が簡単となりかつ製造コストが安価となる。
【0033】
しかも、この実施例における車両用灯具1は、基板2に止められていてかつ砲弾型LED4が位置決めされているスペーサ3をランプハウジング5に取り付けるものであるから、スペーサ3と基板2との取付箇所(スクリュー8止めの箇所)以外には基板2にテンション(応力)のかかる箇所がない。このために、この実施例における車両用灯具1は、ランプベースとの取付箇所と電子部品の実装箇所との間に緩衝箇所を設ける必要がある従来の車両用灯具と比較して、基板2を小型化することができ、その結果、スペーサ3を介して基板2をランプハウジング5に簡単な取付構造で確実に取付けることが可能である。
【0034】
その上、この実施例における車両用灯具1は、基板2にはランプハウジング5に取り付けるための取付部を設ける必要がないので、基板2の形状を単純簡略化することができ、その分、基板2の製造コストを安価にすることができる。
【0035】
また、この実施例における車両用灯具1は、スペーサ3の第1取付部13および第2取付部14が基板2よりランプハウジング5側に突出しているので、図6および部7に示すように、基板2のカット面とランプハウジング5との間には隙間Sがある。この結果、この実施例における車両用灯具1は、スペーサ3をランプハウジング5に取り付けて、そのスペーサ3を介して基板2をランプハウジング5に取り付ける際に、基板2とランプハウジング5とが接触することがない。これにより、この実施例における車両用灯具1は、基板2とランプハウジング5との接触、たとえば、ランプハウジング5が基板2のカット面に擦ったり当たったりして、その基板2のカット面からごみが発生したりするのを防止することができる。
【0036】
さらに、この実施例における車両用灯具1は、砲弾型LED4を、スペーサ3の位置決め部12で位置決めされた状態で、基板2に半田21により電気的に接続するので、砲弾型LED4を基板2に高精度に実装することができる。
【0037】
さらにまた、この実施例における車両用灯具1は、基板2をスペーサ3を介してランプハウジング5に取り付けるものであるから、基板2にかかるテンションを、基板2にスペーサ3をスクリュー8で止めるだけの最低限にすることができる。これにより、基板2の半田21の部分および電子部品の実装部分への影響が少なく、その分、車両用灯具の性能の信頼性を高めることができる。
【0038】
さらにまた、この実施例における車両用灯具1は、基板2をスペーサ3を介してランプハウジング5に取り付けるものであるから、基板2のうちスペーサ3をスクリュー8で止める箇所以外にはテンションがかからないので、基板2のプリントサーキットのレイアウトの自由度が高い。これにより、基板2サイズを小さくすることができ、その分、省スペース化やコスト低減化を図ることができる。
【0039】
さらにまた、この実施例における車両用灯具1は、樹脂部品同士で取り付ける、すなわち、樹脂部材からなるスペーサ3の第1取付部13および第2取付部14と同じく樹脂部材からなるランプハウジング5の第1嵌合孔22および第2嵌合孔23との嵌合取付によりスペーサ3をランプハウジング5に取り付けるものであるから、ガラスウールを含有する樹脂部材からなる基板と樹脂部材からなる取付部材(ランプハウジング)戸を取り付けるものと比較して、取付部の構造を爪と嵌合孔との簡単な構造で、基板2をスペーサ3を介してランプハウジング5に取り付けることができる。
【0040】
さらにまた、この実施例における車両用灯具1は、樹脂部品同士で取り付ける、すなわち、樹脂部材からなるスペーサ3の第1取付部13および第2取付部14と同じく樹脂部材からなるランプハウジング5の第1嵌合孔22および第2嵌合孔23との嵌合取付によりスペーサ3をランプハウジング5に取り付けるものであるから、爪と嵌合孔とからなる取付構造のレイアウトや取付構造の自由度が上がり、金型構造や組付(ASSY)などを簡素化することができ、その分、製造コストを安価にすることができる。
【0041】
なお、前記の実施例においては、車両用灯具としてルームランプ(室内灯)について説明するものである。ところが、この発明においては、ルームランプ(室内灯)以外の車両用灯具にも適用することができる。
【0042】
また、前記の実施例においては、取付部材としてランプハウジング5について説明するものである。ところが、この発明においては、ランプハウジング5以外の取付部材、たとえば、リム7やカバーなどであっても良い。
【0043】
さらに、砲弾型LED4の取付個数や取付位置などは、特に限定しない。
【0044】
さらにまた、スペーサ3を基板2に止める止め具としてスクリュー8について説明するものである。ところが、この発明においては、スクリュー以外の止め具、たとえば、加締めや嵌合や係合などであっても良い。
【符号の説明】
【0045】
1 車両用灯具
2 基板
3 スペーサ
4 砲弾型LED
5 ランプハウジング(取付部材)
6 ランプレンズ
7 リム
8 スクリュー
9 貫通孔
10 貫通孔
11 ボス部
12 位置決め部
13 第1取付部
14 第2取付部
15 平板部
16 凸部
17 当接部
18 LED基板
19 光透過部材
20 リード線
21 半田
22 第1嵌合孔
23 第2嵌合孔
24 当接部
25 嵌合孔
26 レンズ部
27 灯室
28 枠部
29 脚部
30 嵌合部
S 隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
砲弾型LEDを光源とする車両用灯具において、
基板と、
前記基板に止められているスペーサと、
前記スペーサに位置決めされていてかつ前記基板に電気的に接続されている砲弾型LEDと、
前記スペーサが取り付けられている取付部材と、
を備え、
前記スペーサには、前記砲弾型LEDを位置決めする位置決め部と、前記取付部材に取り付けられる取付部と、が設けられている、
ことを特徴とする車両用灯具。
【請求項2】
前記スペーサの前記取付部は、前記基板より前記取付部材側に突出している、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−42331(P2011−42331A)
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−193447(P2009−193447)
【出願日】平成21年8月24日(2009.8.24)
【出願人】(000000136)市光工業株式会社 (774)
【Fターム(参考)】